JPH0558345A - 移動車両の安価型フエンダー - Google Patents
移動車両の安価型フエンダーInfo
- Publication number
- JPH0558345A JPH0558345A JP22023091A JP22023091A JPH0558345A JP H0558345 A JPH0558345 A JP H0558345A JP 22023091 A JP22023091 A JP 22023091A JP 22023091 A JP22023091 A JP 22023091A JP H0558345 A JPH0558345 A JP H0558345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- fender
- mounting
- mobile vehicle
- peripheral covering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】左右対称形の移動車両のフェンダーを、立壁板
部と外周覆い部に分割し、この外周覆い部を一台に付き
同一部品を２個製作し、部品共用によりコストダウンを
図った。 【構成】立壁状の取付板１と、この取付板１に対し直交
方向の外方に突設する周覆い体２を一体として成る左右
のフェンダー３，４において、周覆い体２を前後方向に
長く設けると共に、周覆い体２の内側と外側に同形状の
左右取付舌部５，６を設け、この左右取付舌部５，６の
いずれか一方を、立壁状の取付板１に一体取り付けした
ことを特徴とする移動車両の安価型フェンダー。
部と外周覆い部に分割し、この外周覆い部を一台に付き
同一部品を２個製作し、部品共用によりコストダウンを
図った。 【構成】立壁状の取付板１と、この取付板１に対し直交
方向の外方に突設する周覆い体２を一体として成る左右
のフェンダー３，４において、周覆い体２を前後方向に
長く設けると共に、周覆い体２の内側と外側に同形状の
左右取付舌部５，６を設け、この左右取付舌部５，６の
いずれか一方を、立壁状の取付板１に一体取り付けした
ことを特徴とする移動車両の安価型フェンダー。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、移動車両の安価型フ
ェンダーに関する。
ェンダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のフェンダーは、左右の車輪の内方
と上方および前方を、夫れ夫れ覆う略左右対称のもので
あった。
と上方および前方を、夫れ夫れ覆う略左右対称のもので
あった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のもの
は、左右のフェンダーを、夫れ夫れ別体の対称形のプレ
ス型を用いて夫れ夫れ製作しているため、製造台数の少
ない製品においては、型の代金により製品単価が押し上
げられていた。
は、左右のフェンダーを、夫れ夫れ別体の対称形のプレ
ス型を用いて夫れ夫れ製作しているため、製造台数の少
ない製品においては、型の代金により製品単価が押し上
げられていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来装置の
このような不具合を解消しようとするものであって、次
のような技術的手段を講じた。即ち、立壁状の取付板１
と、この取付板１に対し直交方向の外方に突設する周覆
い体２を一体として成る左右のフェンダー３，４におい
て、周覆い体２を前後方向に長く設けると共に、周覆い
体２の内側と外側に同形状の左右取付舌部５，６を設
け、この左右取付舌部５，６のいずれか一方を、立壁状
の取付板１に一体取り付けしたことを特徴とする移動車
両の安価型フェンダーの構成とした。
このような不具合を解消しようとするものであって、次
のような技術的手段を講じた。即ち、立壁状の取付板１
と、この取付板１に対し直交方向の外方に突設する周覆
い体２を一体として成る左右のフェンダー３，４におい
て、周覆い体２を前後方向に長く設けると共に、周覆い
体２の内側と外側に同形状の左右取付舌部５，６を設
け、この左右取付舌部５，６のいずれか一方を、立壁状
の取付板１に一体取り付けしたことを特徴とする移動車
両の安価型フェンダーの構成とした。
【０００５】
【発明の作用効果】この発明は、前記の構成により、次
のような技術的効果を奏する。即ち、左右対称式の別フ
ェンダーにおいて、フェンダーの上面と前面を覆う比較
的大型の部材である周覆い体２部分を左右共用として同
一のプレス型を用いて製作し、製作後に小部分追加工を
行なって立壁状の取付板１と一体とすることにより左右
別の部品とするから、プレス型が減ってフェンダー自体
のコストが安くできる。
のような技術的効果を奏する。即ち、左右対称式の別フ
ェンダーにおいて、フェンダーの上面と前面を覆う比較
的大型の部材である周覆い体２部分を左右共用として同
一のプレス型を用いて製作し、製作後に小部分追加工を
行なって立壁状の取付板１と一体とすることにより左右
別の部品とするから、プレス型が減ってフェンダー自体
のコストが安くできる。
【０００６】
【実施例】以下に、図面を参照して、この発明の実施例
をくわしく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、
特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
にすぎない。
をくわしく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、
特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
にすぎない。
【０００７】図例は、四輪式の農用トラクター７の、左
右後車輪８，８を覆う左右のフェンダー３，４に、この
発明を折り込んだものである。農用トラクター７は、機
体の四隅に前後車輪９，９，８，８を配設し、これらを
機枠Ａで連結している。左右の前車輪はフロントアクス
ル（図示せず）で連結され、機枠Ａにセンターピボット
を介して揺動自在に取付けられる。
右後車輪８，８を覆う左右のフェンダー３，４に、この
発明を折り込んだものである。農用トラクター７は、機
体の四隅に前後車輪９，９，８，８を配設し、これらを
機枠Ａで連結している。左右の前車輪はフロントアクス
ル（図示せず）で連結され、機枠Ａにセンターピボット
を介して揺動自在に取付けられる。
【０００８】前車輪９，９間上方にエンジン１０が設け
られ、後方の前後ミッションケース１１，１２との間を
クラッチハウジングケース１３で連結される。これら、
エンジン１０とクラッチハウジングケース１３と前後ミ
ッションケース１１，１２は機枠Ａのなかの主要強度メ
ンバーである。１４はボンネットであって機体前方のエ
ンジン１０や廻りの補器類を覆っている。１５は計器盤
覆い、１６はハンドル、１７はフロアであって運転者が
足を載せる場所である。
られ、後方の前後ミッションケース１１，１２との間を
クラッチハウジングケース１３で連結される。これら、
エンジン１０とクラッチハウジングケース１３と前後ミ
ッションケース１１，１２は機枠Ａのなかの主要強度メ
ンバーである。１４はボンネットであって機体前方のエ
ンジン１０や廻りの補器類を覆っている。１５は計器盤
覆い、１６はハンドル、１７はフロアであって運転者が
足を載せる場所である。
【０００９】１８は座席、１９はハンドキャッチャーで
あって左右のフェンダー３，４上に取付けている。フェ
ンダー３，４は立壁状の取付板１と、この取付板１に対
し直交方向の外方に突設する周覆い体２を一体として成
っている。そして、左右のフェンダー３，４は略対称形
としているので、左フェンダー３を主体に述べる。
あって左右のフェンダー３，４上に取付けている。フェ
ンダー３，４は立壁状の取付板１と、この取付板１に対
し直交方向の外方に突設する周覆い体２を一体として成
っている。そして、左右のフェンダー３，４は略対称形
としているので、左フェンダー３を主体に述べる。
【００１０】取付板１は後車輪８と前後ミッションケー
ス１１，１２間に略直立状に位置し、その一端部を機枠
Ａ側に取付けている。取付板１の他端部には、幅狭で前
後方向に長い周覆い体２の内外側から垂下した、左右取
付舌部５，６の内側側である右取付舌部６がスポット溶
接やボルト等により一体的に取付けられる。
ス１１，１２間に略直立状に位置し、その一端部を機枠
Ａ側に取付けている。取付板１の他端部には、幅狭で前
後方向に長い周覆い体２の内外側から垂下した、左右取
付舌部５，６の内側側である右取付舌部６がスポット溶
接やボルト等により一体的に取付けられる。
【００１１】図例では、この幅狭で前後方向に長い周覆
い体２を、先ずプレス型を使用して一台につき二個製作
する。次に、夫れ夫れの内側側の前後方向中間部を切り
抜き（Ｂ）し、取付板１の他端部に一体取付するから、
一体取り付けの直前には同一部品とはしていない。左フ
ェンダー３では、この内側側の前後方向中間部を切り抜
き（Ｂ）した部分の下方に袋状の裏板２０を一体的に取
付けて、泥土の吹き出し防止と部材の強度アップを図っ
ている。
い体２を、先ずプレス型を使用して一台につき二個製作
する。次に、夫れ夫れの内側側の前後方向中間部を切り
抜き（Ｂ）し、取付板１の他端部に一体取付するから、
一体取り付けの直前には同一部品とはしていない。左フ
ェンダー３では、この内側側の前後方向中間部を切り抜
き（Ｂ）した部分の下方に袋状の裏板２０を一体的に取
付けて、泥土の吹き出し防止と部材の強度アップを図っ
ている。
【００１２】裏板２０の前部には、略水平方向の取付座
３０が設けられ、前述の切り抜き（Ｂ）部前方に位置し
ている。図示しないが、この切り抜き（Ｂ）部と裏板２
０部の前後方向空間（Ｃ）には、各種の前後移動レバー
の一部が位置している。即ち、図３で示すように、座席
１８の側方縁部とフェンダー３の内方との間隔が狭いた
め空間（Ｃ）を必要としている。
３０が設けられ、前述の切り抜き（Ｂ）部前方に位置し
ている。図示しないが、この切り抜き（Ｂ）部と裏板２
０部の前後方向空間（Ｃ）には、各種の前後移動レバー
の一部が位置している。即ち、図３で示すように、座席
１８の側方縁部とフェンダー３の内方との間隔が狭いた
め空間（Ｃ）を必要としている。
【００１３】座席１８とフェンダー３の間隔が充分な大
型の農用トラクター７においては、幅狭で前後方向に長
い周覆い体２の内方の切り抜き（Ｂ）を止めて、同一で
二個の周覆い体２とすることも可能である。２１，２２
は前後取付座であって、前後方向に長い薄板板金性周覆
い体２の左右方向中心線上に突設させており、ハンドキ
ャッチャー１９取り付けのボルト挿入孔を開口してい
る。
型の農用トラクター７においては、幅狭で前後方向に長
い周覆い体２の内方の切り抜き（Ｂ）を止めて、同一で
二個の周覆い体２とすることも可能である。２１，２２
は前後取付座であって、前後方向に長い薄板板金性周覆
い体２の左右方向中心線上に突設させており、ハンドキ
ャッチャー１９取り付けのボルト挿入孔を開口してい
る。
【００１４】取付板１の他端部側である、周覆い体２の
右取付舌部６取付部分は、取付板１の一端側に対し外方
に向かって略平行状に膨出しており、前述の空間（Ｃ）
上部からこの膨出部分上部に亘って、ガイドカバー２３
を取付けている。ガイドカバー２３の外方には平面図で
示すように、ハンドキャッチャー１９が取付けられてお
り、また、ガイドカバー２３から上方に各種の操作レバ
ー２４，２４．．．が突設される。
右取付舌部６取付部分は、取付板１の一端側に対し外方
に向かって略平行状に膨出しており、前述の空間（Ｃ）
上部からこの膨出部分上部に亘って、ガイドカバー２３
を取付けている。ガイドカバー２３の外方には平面図で
示すように、ハンドキャッチャー１９が取付けられてお
り、また、ガイドカバー２３から上方に各種の操作レバ
ー２４，２４．．．が突設される。
【００１５】左右のフェンダー３，４は、下部開口断面
コ字状の連結枠２５によりその上部で連結補強され、そ
の取付金具２６，２６．．．外部を前述のガイドカバー
２３の後部で覆っている。ガイドカバー２３の後壁面２
７は、フェンダー３の取付板１の膨出部間隙を覆うよう
に下方に突出すると共に、その内端側は連結枠２５にな
だらかに一体化する、つなぎ部２８としている。
コ字状の連結枠２５によりその上部で連結補強され、そ
の取付金具２６，２６．．．外部を前述のガイドカバー
２３の後部で覆っている。ガイドカバー２３の後壁面２
７は、フェンダー３の取付板１の膨出部間隙を覆うよう
に下方に突出すると共に、その内端側は連結枠２５にな
だらかに一体化する、つなぎ部２８としている。
図は、この発明の実施例を示す。
【図１】要部の背断面図。
【図２】一部断面した全体背面図。
【図３】要部背面図。
【図４】要部側面図。
【図５】全体側面図。
【図６】要部平面図。
【図７】別要部の平面図。
【図８】要部斜視図。
１ 取付板 ２ 周覆い体 ３ 左フェンダー ４ 右フェンダー ５ 左取付舌部 ６ 右取付舌部
Claims (1)
- 【請求項１】 立壁状の取付板１と、この取付板１に対
し直交方向の外方に突設する周覆い体２を一体として成
る左右のフェンダー３，４において、周覆い体２を前後
方向に長く設けると共に、周覆い体２の内側と外側に同
形状の左右取付舌部５，６を設け、この左右取付舌部
５，６のいずれか一方を、立壁状の取付板１に一体取り
付けしたことを特徴とする移動車両の安価型フェンダ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22023091A JPH0558345A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 移動車両の安価型フエンダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22023091A JPH0558345A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 移動車両の安価型フエンダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558345A true JPH0558345A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16747930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22023091A Pending JPH0558345A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 移動車両の安価型フエンダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0558345A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010264819A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Yanmar Co Ltd | 農用トラクタ |
| US10370038B2 (en) | 2014-03-28 | 2019-08-06 | Kubota Corporation | Work vehicle |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP22023091A patent/JPH0558345A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010264819A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Yanmar Co Ltd | 農用トラクタ |
| US10370038B2 (en) | 2014-03-28 | 2019-08-06 | Kubota Corporation | Work vehicle |
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