JPS5820058Y2 - 自動車のドアチェッカ装置 - Google Patents
自動車のドアチェッカ装置Info
- Publication number
- JPS5820058Y2 JPS5820058Y2 JP1978136103U JP13610378U JPS5820058Y2 JP S5820058 Y2 JPS5820058 Y2 JP S5820058Y2 JP 1978136103 U JP1978136103 U JP 1978136103U JP 13610378 U JP13610378 U JP 13610378U JP S5820058 Y2 JPS5820058 Y2 JP S5820058Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- connecting rod
- housing
- inner panel
- elastic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はドアを半開状態でそのま・保持し得る自動車の
ドアチェッカ装置に関する。
ドアチェッカ装置に関する。
先ず、図面に示されている従来装置について説明するに
、第1図においてドア1はアウタパネル2およびインナ
パネル3より成り枢軸4を中心として回動し車室を開閉
する。
、第1図においてドア1はアウタパネル2およびインナ
パネル3より成り枢軸4を中心として回動し車室を開閉
する。
インナパネル3のピラー5に接しドア端面を形成する部
分6には補強板7が添着されている。
分6には補強板7が添着されている。
筐体8はドア端面を形成する部分6の内側に補強板7を
介しねじ9によって取付けられている。
介しねじ9によって取付けられている。
該筐体内には第2図に示されているように硬質ゴムなど
の充填材10およびゴムなどの弾性材11が収納されて
いる。
の充填材10およびゴムなどの弾性材11が収納されて
いる。
また、同図に示されているように筐体8、充填材10、
補強板7およびドア端面を形成する部分6を貫通してい
る連結ロッド12の左端部はドア1の外部に突出しピラ
ー5にブラケット13およびピン14を介し枢着されて
いる。
補強板7およびドア端面を形成する部分6を貫通してい
る連結ロッド12の左端部はドア1の外部に突出しピラ
ー5にブラケット13およびピン14を介し枢着されて
いる。
該連結ロッドの右端部はドア1の内部にピン15を介し
連結されている。
連結されている。
ドア1の回動中心となる枢軸4と連結ロッド12の回動
中心となるピン14は互に片寄り(または、心違い)に
設けられている。
中心となるピン14は互に片寄り(または、心違い)に
設けられている。
また、連結ロッド12は第2図に示されているように2
枚の板状材を重合して形成され中間に該各板状材を折曲
げ形成した突部16を具えている。
枚の板状材を重合して形成され中間に該各板状材を折曲
げ形成した突部16を具えている。
17は連結ロッド12の右端部に嵌装された弾性体であ
る。
る。
上記構成において、ドア1を枢軸4を中心として矢印方
向に回動させることによって少しく開くと、該枢軸と連
結ロッド12の回動中心となるピン14は互に片寄りに
設けられているので、該連結ロッドは筐体8内の充填材
10の内部を摺動し乍らドア1と相対的に左方に移動し
該ドアの外部に引出され、該ドアの開度が大きくなるに
従い該連結ロッドは漸次筐体8内を左方に移動し、ドア
1の半開時に連結ロッド12の突部16は筐体8内で充
填材10および弾性材11によって強く押圧されこのた
めに該連結ロッドはその位置に停止しドア1を半開状態
にそのま・保持することができる。
向に回動させることによって少しく開くと、該枢軸と連
結ロッド12の回動中心となるピン14は互に片寄りに
設けられているので、該連結ロッドは筐体8内の充填材
10の内部を摺動し乍らドア1と相対的に左方に移動し
該ドアの外部に引出され、該ドアの開度が大きくなるに
従い該連結ロッドは漸次筐体8内を左方に移動し、ドア
1の半開時に連結ロッド12の突部16は筐体8内で充
填材10および弾性材11によって強く押圧されこのた
めに該連結ロッドはその位置に停止しドア1を半開状態
にそのま・保持することができる。
なお、弾性体17は、ドア全開時に連結ロッド12の突
部16を越え右方に移動する筐体8に当接し該筐体が直
接ピン15に衝突しないように設けられている。
部16を越え右方に移動する筐体8に当接し該筐体が直
接ピン15に衝突しないように設けられている。
上記のように連結ロッド12の突部16を筐体8内の弾
性材11により押圧することによりドア1を半開状態に
保持するようになっているドアチェッカ装置は周知であ
る。
性材11により押圧することによりドア1を半開状態に
保持するようになっているドアチェッカ装置は周知であ
る。
ところが上記構成を有する従来装置においては該ドアチ
ェッカ装置の主たる構成部材である筐体8の取付部はイ
ンナパネル3に補強板7を添着することにより必要な剛
性を保持せんとしたものであるがその剛性は不充分であ
り、該取付部のインナパネル3が深絞り構造となるため
加工が困難となるなどの不具合いがある。
ェッカ装置の主たる構成部材である筐体8の取付部はイ
ンナパネル3に補強板7を添着することにより必要な剛
性を保持せんとしたものであるがその剛性は不充分であ
り、該取付部のインナパネル3が深絞り構造となるため
加工が困難となるなどの不具合いがある。
上記に鑑み本考案は、ドアチェッカ装置の主たる構成部
材である筐体の取付部であるインナパネルのドア端面を
形成する部分と該部分に両端部が固着された補強板の間
に空間空間を形成すると共に、インナパネルの該筐体取
付部分を貫通してドア外部に突出している連結ロッドが
その外周面を圧接しながら貫通するスリットを一端底部
に有し他端に開口を有する軟質材から戒るブーツを設け
、該ブーツは、該一端底部が前記補強板における該連結
ロッドの貫通部の周縁部分に密接固定され該他端間口の
周縁部が前記インナパネルにおける該連結ロッドの貫通
部の周縁部分に密接されていることを特徴とするもので
あって、本考案によれば筐体取付部の剛性を格段に向上
させることができ、インナパネルの深絞り構造を避ける
ことができ、更にブーツにより、ドア内へ浸入した雨水
等がインナパネルにおける連結ロッドの貫通部から車室
内へ入り込むことを防止し得るものである。
材である筐体の取付部であるインナパネルのドア端面を
形成する部分と該部分に両端部が固着された補強板の間
に空間空間を形成すると共に、インナパネルの該筐体取
付部分を貫通してドア外部に突出している連結ロッドが
その外周面を圧接しながら貫通するスリットを一端底部
に有し他端に開口を有する軟質材から戒るブーツを設け
、該ブーツは、該一端底部が前記補強板における該連結
ロッドの貫通部の周縁部分に密接固定され該他端間口の
周縁部が前記インナパネルにおける該連結ロッドの貫通
部の周縁部分に密接されていることを特徴とするもので
あって、本考案によれば筐体取付部の剛性を格段に向上
させることができ、インナパネルの深絞り構造を避ける
ことができ、更にブーツにより、ドア内へ浸入した雨水
等がインナパネルにおける連結ロッドの貫通部から車室
内へ入り込むことを防止し得るものである。
次に第1図および第2図と同一部材に同一符号を付けて
第3図以下に示されている1実施例について本考案を詳
細に説明する。
第3図以下に示されている1実施例について本考案を詳
細に説明する。
第3図において連結ロッド12の突部16を筐体8内の
弾性材11などにより押圧しこれによってドア1を半開
状態に保持するようになっているドアチェッカ装置自体
は、第1図および第2図に示されている従来装置と同一
の構成を有し同様に作動するものであるから、これらに
ついての説明は省略し以下では先づ、筐体8の取付部の
構成について説明する。
弾性材11などにより押圧しこれによってドア1を半開
状態に保持するようになっているドアチェッカ装置自体
は、第1図および第2図に示されている従来装置と同一
の構成を有し同様に作動するものであるから、これらに
ついての説明は省略し以下では先づ、筐体8の取付部の
構成について説明する。
第3図においてドア端面を形成する部分6と該部分に内
外両端部が固着されている補強板21の間には密閉空間
22が形成されている。
外両端部が固着されている補強板21の間には密閉空間
22が形成されている。
また、該部分6の開口23にはゴム、軟質プラスチック
などで形成され開口23からのゴミあるいは雨水の通過
を防ぐに役立つブーツ24が嵌着されている。
などで形成され開口23からのゴミあるいは雨水の通過
を防ぐに役立つブーツ24が嵌着されている。
該ブーツは第4図および第5図に示されているように略
長楕円形の周壁25と、厚肉部26および薄肉部27よ
り威る底部を具えている。
長楕円形の周壁25と、厚肉部26および薄肉部27よ
り威る底部を具えている。
厚肉部26には窓孔28がまた、厚肉部27にはスリッ
ト29がそれぞれ設けられている。
ト29がそれぞれ設けられている。
ブーツ24内の底部には第6図に示されているワッシャ
30が重ねられており、該ワッシャには上記窓孔28と
同じ大きさの開口31が設けられている。
30が重ねられており、該ワッシャには上記窓孔28と
同じ大きさの開口31が設けられている。
筐体8は該筐体、補強板21.ブーツ24の底部および
ワッシャ30をねじ9により互に締付けることによって
ドア1のピラー5に接する端面内側に取付けられている
。
ワッシャ30をねじ9により互に締付けることによって
ドア1のピラー5に接する端面内側に取付けられている
。
連結ロッド12は先ず、第2図に示されていると同様に
筐体8および該筐体内の充填材10を貫通し、次に補強
板21の通孔(図示せず)、ブーツ24の底部に設けた
スリット29と窓孔28、およびワッシャ30の開口3
1を通って左端部がドア1の外部に突出していることと
なる。
筐体8および該筐体内の充填材10を貫通し、次に補強
板21の通孔(図示せず)、ブーツ24の底部に設けた
スリット29と窓孔28、およびワッシャ30の開口3
1を通って左端部がドア1の外部に突出していることと
なる。
なお、第7図に筐体8の取付部付近の概略を示す展開図
が示されている。
が示されている。
また、第8図には連結ロッド12の左端部をピラー5に
枢着する枢軸であるピン14が示されている。
枢着する枢軸であるピン14が示されている。
該ピンはスプリングピンであって抜は止め32を具えて
いるので連結ロッド12を確実に保持し得るものである
。
いるので連結ロッド12を確実に保持し得るものである
。
上記構成を有する本考案装置においてドアチェッカ装置
の主たる構成部材である筐体8の取付部であるインナパ
ネル3のドア端面を形成する部分6と該部分に内外両端
部が固着された補強板21の間には密閉空間22が形成
されており、このために該取付部の剛性は格段に向上さ
せることができ、更にブーツ24により、ドア内へ浸入
した雨水等がインナパネルにおける連結ロッド12の貫
通開口23から車室内へ入り込むことを防止し得る効果
があり、実用上極めて有利である。
の主たる構成部材である筐体8の取付部であるインナパ
ネル3のドア端面を形成する部分6と該部分に内外両端
部が固着された補強板21の間には密閉空間22が形成
されており、このために該取付部の剛性は格段に向上さ
せることができ、更にブーツ24により、ドア内へ浸入
した雨水等がインナパネルにおける連結ロッド12の貫
通開口23から車室内へ入り込むことを防止し得る効果
があり、実用上極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す横断面図、第2図は第1図のI
I −II矢視の縦断面図、第3図ないし第8図は本考
案装置の1実施例を示すものであって、第3図は第1図
と同様な横断面図、第4図はブーツの平面図、第5図は
第4図の■−■矢視の斜視図(ワッシャは示されていな
い)、第6図はワッシャの平面図、第7図は筐体取付部
付近の概略を示す展開図、第8図はピンを示す正面図で
ある。 1・・・・・・ドア、2・・・・・・アウタパネル、3
・・・・・・インナパネル、4・・・・・・枢軸、5・
・・・・・ピラー、6・・・・・・ドア端面を形成する
部分、8・・・・・・筐体、11・・・・・・弾性体、
12・・・・・・連結ロッド、14・・・・・・ピン、
21・・・・・・補強板、22・・・・・・密閉空間。
I −II矢視の縦断面図、第3図ないし第8図は本考
案装置の1実施例を示すものであって、第3図は第1図
と同様な横断面図、第4図はブーツの平面図、第5図は
第4図の■−■矢視の斜視図(ワッシャは示されていな
い)、第6図はワッシャの平面図、第7図は筐体取付部
付近の概略を示す展開図、第8図はピンを示す正面図で
ある。 1・・・・・・ドア、2・・・・・・アウタパネル、3
・・・・・・インナパネル、4・・・・・・枢軸、5・
・・・・・ピラー、6・・・・・・ドア端面を形成する
部分、8・・・・・・筐体、11・・・・・・弾性体、
12・・・・・・連結ロッド、14・・・・・・ピン、
21・・・・・・補強板、22・・・・・・密閉空間。
Claims (1)
- アウタパネルとインナパネルより戒り枢軸を中心として
回動し開閉するドア、内部にゴムまたはスプリングなど
の弾性体を収納し該インナパネルのピラーに接しドア端
面を形成する部分の内側に取付けられた筐体、および該
筐体内に収納された前記弾性体および該インナパネルの
該筐体取付台「分を貫通しドア外部に突出する一端は該
ピラーに枢軸を介し枢着され他端はドア内部に連結され
た連結ロッドを具備し、該ドアの前記枢軸と該連結ロッ
ドの該ドア外部に突出する一端を枢着する枢軸を互に片
寄りに設けることによって該ドア開時に該連結ロッドが
該筐体内の弾性体に接し摺動し乍ら外部に突出するとと
もにドア半開時に該連結ロッドに突設された突部を該筐
体内の前記弾性体により押圧することにより該ドアを半
開状態に保持するようになっている装置において、前記
筐体の取付部であるドア端面を形成する前記部分と該部
分に両端部が固着された補強板の間に密閉空間を形成す
ると共に、一端底部に前記連結ロッドがその外周面を圧
接しながら貫通するスリットを有し他端に開口を有する
軟質材から成るブーツを設け、該ブーツは、該一端底部
が前記補強板における該連結ロッドの貫通部の周縁部分
に密接固定され該他端開口の周縁部が前記インナパネル
における該連結ロッドの貫通部の周縁部分に密接されて
いることを特徴とする自動車のドアチェッカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978136103U JPS5820058Y2 (ja) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | 自動車のドアチェッカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978136103U JPS5820058Y2 (ja) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | 自動車のドアチェッカ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5553172U JPS5553172U (ja) | 1980-04-09 |
JPS5820058Y2 true JPS5820058Y2 (ja) | 1983-04-25 |
Family
ID=29107025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978136103U Expired JPS5820058Y2 (ja) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | 自動車のドアチェッカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820058Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5926168U (ja) * | 1982-08-11 | 1984-02-18 | デルタ工業株式会社 | 自動車用ドアチエツカのガイド装置 |
JP4765714B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2011-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | 車体側面構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505151U (ja) * | 1973-05-14 | 1975-01-20 |
-
1978
- 1978-10-05 JP JP1978136103U patent/JPS5820058Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505151U (ja) * | 1973-05-14 | 1975-01-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5553172U (ja) | 1980-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6221107B2 (ja) | ||
JPH0534014U (ja) | ドアの取付構造 | |
JPS5820058Y2 (ja) | 自動車のドアチェッカ装置 | |
JP3521215B2 (ja) | 自動車のドアチェッカ兼用ドアヒンジ | |
JPS6181417U (ja) | ||
JPH0326973Y2 (ja) | ||
JPH0139616Y2 (ja) | ||
JP2599914Y2 (ja) | 自動車のドア | |
JPH0225689Y2 (ja) | ||
JP3581902B2 (ja) | ヒンジ支持構造 | |
JPS5838109Y2 (ja) | 自動車用ドア装置におけるインサイドハンドル部の隙間遮閉装置 | |
JPS6221458Y2 (ja) | ||
JPS6126105Y2 (ja) | ||
JPH0123342B2 (ja) | ||
JPS6243099Y2 (ja) | ||
JPS6012254B2 (ja) | 自動車のサンル−フ | |
JPH078316Y2 (ja) | リヤゲートのシール構造 | |
JPH0977108A (ja) | リッドの開閉構造 | |
JPS5943138Y2 (ja) | コンソ−ルボツクス | |
JPS6310972Y2 (ja) | ||
JPH038489Y2 (ja) | ||
JPH072270Y2 (ja) | スイング窓のロックヒンジ取付構造 | |
JPS6143610Y2 (ja) | ||
JPH0679617U (ja) | ドアトリム | |
JPH0118776Y2 (ja) |