JPS6126105Y2 - - Google Patents

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JPS6126105Y2
JPS6126105Y2 JP4230281U JP4230281U JPS6126105Y2 JP S6126105 Y2 JPS6126105 Y2 JP S6126105Y2 JP 4230281 U JP4230281 U JP 4230281U JP 4230281 U JP4230281 U JP 4230281U JP S6126105 Y2 JPS6126105 Y2 JP S6126105Y2
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JP
Japan
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door
flange
pocket
inner panel
outer panel
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JP4230281U
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JPS57176313U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ドアのポケツト構造の改良
に関するものである。
従来、自動車用ドアに設けられるロードマツプ
等の小物を入れるためのポケツト構造において
は、第1図に示すようにドアトリム1の表面にド
アポケツト2を取付けていたために、車室内側に
出張るため邪魔になるだけではなく、該ドアポケ
ツト2を別部材で成形して取付けるため、ドアト
リム1及びインナーパネル3等のドアポケツト2
取付部を補強したりしなければならないため、該
作業が煩わしく、かつ、部品点数が多くなる等の
問題があつた。4はアウターパネル、5はドアガ
ラスである。
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたも
のであつて、部品点数が少なく、構造簡単にし
て、かつ、車室内に突出することのないポケツト
構造を提供することを目的とするものであつて、
自動車用ドアのアウターパネルの張り剛性を向上
させるため、インナーパネルの一部をアウターパ
ネル側に膨出させてフランジを起して形成し、該
フランジの先端とアウターパネルの内側面とを接
着剤により接合させ、該フランジの先端を直接ア
ウターパネルに当接させるか、あるいは、上記フ
ランジの先端にゴム部材を接着させて、該フラン
ジの先端を間接的アウターパネルに当接させ、さ
らに、ドアトリムの該フランジにより形成された
凹部に対応する部分の一部にポケツト開口部とな
る切欠穴を穿設して、該凹部をドアポケツトとす
ることにより上記目的を達成するようにしたもの
である。
以下、本考案を図示せる実施例に随つて説明す
る。
aは自動車用ドア、11はアウターパネル、1
2はインナーパネルであつて、該インナーパネル
12の一部は切欠れており、該切欠きの周囲はア
ウターパネル11側に膨出するフランジ13が起
されて形成され、その先端はアウターパネル11
の内側面に接着剤31により接合さて該部に凹部
が形成されると共に、アウターパネル11の張り
剛性を向上させている。13aは上記フランジ1
3に形成された段部であつて、該段部13aには
仕切板14がクリツプ17により取付けられ、ア
ウターパネル11との間を閉塞している。尚、イ
ンナーパネル12に切欠きを設けたのはドアaが
厚いためフランジ13形成のための肉が足りなく
なるためであつて、ドアaが薄い場合は、必ずし
も必要なものではなく、又、フランジ13に段部
13aを設け、該段部13aに仕切板14を取付
けたのは、ドアaが厚く該フランジ13部、すな
わちドアポケツト15が深くなりすぎるために設
けたものであつて、上記と同様に必ずしも必要な
ものではない。16はドアトリムであつて、上記
フランジ13部(すなわち凹部)と対応する一部
にポケツト開口部となる切欠穴16aが穿設さ
れ、クリツプ17によりインナーパネル12に取
付けられ、該ドアトリム16と仕切板14との間
をドアポケツト15としている。18はドアポケ
ツト15の底部に設けられたベースであつて、該
ドアポケツト15の底部を平らにするものである
が、フランジ13の形状によつては取付けなくて
もよい。12aはインナーパネル12に形成され
たドアトリム取付用段部、19は引違い窓のイン
ナーサツシユ、20は引違い窓のガラス、21は
引違い窓のアウターサツシユ、22はドアハンド
ル、23はインサイドハンドル、24はドアロツ
クノブ、25はドアヒンジ、26はドアトリム取
付用孔、27は仕切板取付用孔、28はフランジ
成形によつて形成された切欠穴である。
尚、上記実施例では引違い窓20を設けたドア
aで説明したが、これを第5図に示すように、固
定式又は回転式の三角窓29を有するドアa′にも
同様に実施することができる。12′はインナー
パネル、16′はドアトリム、16a′は切欠穴、
22′はドアハンドル、23′はインサイドハンド
ル、24′はドアロツクノブ、30は上下スライ
ド式ドアガラスである。
以上述べたように本考案によれば、アウターパ
ネルの張り剛性を向上させるために形成されたイ
ンナーパネルのフランジの凹部を利用し、インナ
ーパネルとアウターパネルとの間にドアポケツト
を設けたので、ドアトリム面より車室内側に出張
ることがなく、したがつて、車室内のスペースを
広くすることができるため居住性を良好にするこ
とができ、又、本考案によれば、ドアポケツトに
上述のようにインナーパネルのフランジの凹部を
利用し、かつ、ドアトリムの一部を切欠いてポケ
ツト開口部としたので部品点数を増やすことな
く、構造簡単にして、容易に該ドアポケツトを形
成することができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドアポケツトの取付状態を示す
自動車用ドアの要部斜視図、第2図は本考案によ
るドアポケツト構造を示す自動車用ドアの要部斜
視図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図
はドアポケツトの構成部品を示す分解斜視図、第
5図は三角窓を有する自動車用ドアへの取付け例
を示す内側正面図である。 a,a′は自動車用ドア、12,12′はインナ
ーパネル、13はフランジ、14は仕切板、15
はドアポケツト、16はドアトリム、16は切欠
穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インナーパネルの一部をアウターパネル側に膨
    出させてフランジを起し、該フランジをアウター
    パネルに当接させ、インナーパネルに凹部を形成
    すると共に、ドアトリムの上記凹部と対応する位
    置にポケツト開口部となる切欠穴を形成し、該ド
    アトリムを上記インナーパネルに取付け、インナ
    ーパネルのフランジと上記ドアトリムとでドアポ
    ケツトを形成したことを特徴とする自動車用ドア
    のポケツト構造。
JP4230281U 1981-03-27 1981-03-27 Expired JPS6126105Y2 (ja)

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JP4230281U JPS6126105Y2 (ja) 1981-03-27 1981-03-27

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JP4230281U JPS6126105Y2 (ja) 1981-03-27 1981-03-27

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JPS57176313U JPS57176313U (ja) 1982-11-08
JPS6126105Y2 true JPS6126105Y2 (ja) 1986-08-06

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JP4230281U Expired JPS6126105Y2 (ja) 1981-03-27 1981-03-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4682486B2 (ja) * 2001-09-07 2011-05-11 三菱自動車エンジニアリング株式会社 車室内ポケット
JP6435353B2 (ja) * 2017-01-20 2018-12-05 本田技研工業株式会社 ドア内装構造

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JPS57176313U (ja) 1982-11-08

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