JPS5832981Y2 - 自動車の排水車体構造 - Google Patents

自動車の排水車体構造

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Publication number
JPS5832981Y2
JPS5832981Y2 JP1978071853U JP7185378U JPS5832981Y2 JP S5832981 Y2 JPS5832981 Y2 JP S5832981Y2 JP 1978071853 U JP1978071853 U JP 1978071853U JP 7185378 U JP7185378 U JP 7185378U JP S5832981 Y2 JPS5832981 Y2 JP S5832981Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back door
drainage
body structure
door
outside
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978071853U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54173421U (ja
Inventor
浩之 渡辺
和雄 北村
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS54173421U publication Critical patent/JPS54173421U/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の排水車体構造、特にはね上げ式バック
ドアを備える自動車の排出車体構造に関するものである
第1図は従来のはね上げ式バックドア(開錠位置)およ
びその下縁部の下方に形成した排水車体構造を示すもの
で、上縁をボディ枠部に回動自在に取付けたウィンドガ
ラスより戊るバックドア1の下方には固着具11により
ドア開閉用の把手12が固着されている。
13はバックドア1の周縁に嵌着されたモールである。
バックドア10周縁の下方には、ボディフランジ部にウ
ェザストリップ3が装着されており、閉鎖時にバックド
ア1を支持するとともに該支持部をシールする。
ウェザストリップ3と所定間隔をおいてバンクドア1の
下縁に沿うボディ4面には山部41が形成され、該山部
41と前記ウェザストリップ3の間の凹部により排水樋
溝5を構成する。
前記排出樋溝5には排水孔51を設けてホース52の一
端と連結し、該ホース52は車室内を通り他端がボディ
4外に開口してかり、これによう排水樋溝5の水を外部
へ放出する通路を形成している。
このように従来の車体構造では、排水樋溝5からの水抜
きのために上記の如きホース52や、その他水抜き用の
孔を設けてかり、車体構造を複雑にするとともにそのた
めの部品が必要であってコスト高となり、また室内空間
を制限する。
またバンクドアの外面には上記把手12の如き突出物が
存在しない方が望オしい。
本考案は上記の実情に鑑み、水抜き用の孔や水抜き用の
特別の部材を付設することなくバックドアからの水の排
除が可能であり、排水部を把手として利用して突出した
把手を設ける必要のない排水車体構造を提供することを
目的とするもので、上記の山部41に窪み部を設けると
ともに該窪み部の底面を排水樋溝5の底面からボディ外
方に下降傾斜する排水斜面とし、かつ窪み部をバックド
ア1の開錠時にドア下部に手を挿入し得る大きさとする
ことにより、従来の如くホース52等を特に設けること
なく排水樋溝5の水を外部に排除し得るとともに、上記
把手12を設けることなくバンクドア1の開閉を可能と
したものである。
以下、第2図ないし第4図により本考案の実施例を説明
する。
バックドア1の周縁のうち特にその下縁部の下方内側に
はボディフランジ部にウエザストリップ3が装着され、
閉鎖時のバックドア1を支持する。
13はモールである。
バックドア1の下縁部の下方からやや外側にかけて、上
記ウェザストリップ3およびバックドア1の下縁部に沿
いボディ4に山部41が形成されている。
該山部41の内側のウェザストリップ3との間に形成さ
れた凹部は車体ルーフおよびバックドア1から落下する
雨水、抗水等の通路たる排水樋溝5を構成する。
上記山部410車体幅方向の中央には窪み部6が形成さ
れている。
該窪み部6の底面61は上記排水樋溝5の底面53と連
続面を形成するとともに、ボディ後方へ下降傾斜する斜
面を形成する。
また上記窪み部6の深さおよび幅は開錠時のバンクドア
1の下縁部下側へ手が挿入し得る大きさとされている。
しかして本考案によるときは、窪み部6により排水樋溝
5の水が円渭に外部へ排除されるものであり、従来の如
く排水通路を室内に通す必要はなく、これにより車室内
空間が制限されるという障害が除去される。
また本考案の上記窪み部6は排水部とバンクドアをはね
上げるための手操作部としての作用を兼備するものであ
り、第4図に示す如く窪み部6より手をバックドア1の
下縁部の下に挿入することによりバックドアを持ち上げ
ることができる。
従って従来の如くドアに把手(第1図)を設ける必要は
ない。
オた開錠時のドアロックによるドアのリフト量を増す必
要もない。
上記の如く本考案によるときは、はね上げ式バックドア
を備える自動車にかいて、バンクドアからの水の排水手
段のために室内空間を制限することがなく、従来形式に
おける部品を省略してコストダウンに貢献するものであ
り、オた把手の廃止は意匠効果を向上させるものである
なお、上記実施例においては窪み部6を車体幅方向中央
に設けたが、両手にてバックドアを操作するために両側
2個所に設ける等、適宜の個所が選び得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のはね上げ式バックドア卦よび排水車体構
造の要部断面図である。 第2図ないし第4図は本考案の実施例を示すもので、第
2図ははね上げ式バックドアを備えた自動車の後部斜視
図、第3図は第2図の■−■線に沿う断面図、第4図は
バックドアの開閉操作を示す断面図である。 1・・・・・・バックドア、4・・・・・・ボディ、4
1・・・・・・山部、5・・・・・・排水樋溝、6・・
・・・・窪み部、61・・・・・・窪み部の傾斜底面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. はね上げ式バックドアを備える自動車において、バック
    ドアの下縁に沿うボディ面に山部を延設してその内側に
    排水樋溝を形威し、該山部の一部に窪み部を設けるとと
    もに該窪み部の底面をボディ外方へ下降傾斜せしめ、該
    窪み部にて排水樋溝の水を外部へ排出するための排水部
    とバックドアをはね上げるための手操作部とを構成せし
    めたことを特徴とする自動車の排水車体構造。
JP1978071853U 1978-05-27 1978-05-27 自動車の排水車体構造 Expired JPS5832981Y2 (ja)

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JPS54173421U JPS54173421U (ja) 1979-12-07
JPS5832981Y2 true JPS5832981Y2 (ja) 1983-07-22

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ID=28983000

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4824109B1 (ja) * 1967-12-19 1973-07-18
JPS5313145U (ja) * 1976-07-16 1978-02-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126410Y2 (ja) * 1971-07-27 1976-07-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4824109B1 (ja) * 1967-12-19 1973-07-18
JPS5313145U (ja) * 1976-07-16 1978-02-03

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JPS54173421U (ja) 1979-12-07

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