JPS588573Y2 - 自動車のバックドアの構造 - Google Patents
自動車のバックドアの構造Info
- Publication number
- JPS588573Y2 JPS588573Y2 JP1977109036U JP10903677U JPS588573Y2 JP S588573 Y2 JPS588573 Y2 JP S588573Y2 JP 1977109036 U JP1977109036 U JP 1977109036U JP 10903677 U JP10903677 U JP 10903677U JP S588573 Y2 JPS588573 Y2 JP S588573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- back door
- decorative molding
- rainwater
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はガラス開閉体からなるバックドアにおける雨
水等の排水構造に関する。
水等の排水構造に関する。
自動車のバックドアにおいてガラスのみで開閉体を形成
しているものは、バックドアを開口して水平面以上に回
動したとき、バックドアに付着した雨水等が車体外面に
落下せず、ガラス端部をまわり込むように流下して車内
側に落下することが多かった。
しているものは、バックドアを開口して水平面以上に回
動したとき、バックドアに付着した雨水等が車体外面に
落下せず、ガラス端部をまわり込むように流下して車内
側に落下することが多かった。
これを図面について説明すると、第２図において車体部
材１の端部にウェザストリップ２を嵌着し、その右側は
バックドアの開口部３になっている。
材１の端部にウェザストリップ２を嵌着し、その右側は
バックドアの開口部３になっている。
車体部材１に設けた支軸４にヒンジ部材５を回動自由に
枢支し、ヒンジ部材５にバックドアのガラス６を取付け
る。
枢支し、ヒンジ部材５にバックドアのガラス６を取付け
る。
ヒンジ部材５を下方に回動してバックドアを閉じれば、
ガラス６はウェザストリップ２に当接して、雨水あるい
は洗車の際に付着する水分は車内側に侵入することはな
いが、第２図のように水平面以上に回動すると、ガラス
６の上面に付着した雨水等がガラス６の端部なまわり込
んで点線Ｐで示すように流下し、バックドア開口部３に
落下するようになる。
ガラス６はウェザストリップ２に当接して、雨水あるい
は洗車の際に付着する水分は車内側に侵入することはな
いが、第２図のように水平面以上に回動すると、ガラス
６の上面に付着した雨水等がガラス６の端部なまわり込
んで点線Ｐで示すように流下し、バックドア開口部３に
落下するようになる。
本考案はこのような不具合を防止するために案出したも
のであって、次に図面・に示す実施例によってその構造
を説明する。
のであって、次に図面・に示す実施例によってその構造
を説明する。
まず第３図において車体部材１の端部にウェザストリッ
プ２を嵌着し、その右側はバックドアの開口部３を形成
している。
プ２を嵌着し、その右側はバックドアの開口部３を形成
している。
車体部材１に設げた支軸４にヒンジ部材５を回動自由に
枢支し、ヒンジ部材５にバックドアのガラス６をボルト
７で取付けていることは、第２図の場合と同じである。
枢支し、ヒンジ部材５にバックドアのガラス６をボルト
７で取付けていることは、第２図の場合と同じである。
さてガラス６には全周にわたって、第４図に示すような
装飾モール８を接着などによって取付ける。
装飾モール８を接着などによって取付ける。
装飾モール８は合成樹脂または合皮ゴムからなり、凹溝
部８ａと凸条部８ｂとを有している。
部８ａと凸条部８ｂとを有している。
凹溝部８ａはガラス６に対する車外側当接面を袂って形
成してあり、また凸条部８ｂは外周側に突出して形成し
である。
成してあり、また凸条部８ｂは外周側に突出して形成し
である。
すなわち凹溝部８ａと凸条部８ｂとは、第４図の断面図
に示すような形状になっており、ガラス６の全周にわた
って形成されていることはいうまでもない。
に示すような形状になっており、ガラス６の全周にわた
って形成されていることはいうまでもない。
バックドアに雨水等が降りか＼す、次にバックドアを開
口して水平面以上に回動した場合、雨水等は第４図に示
すようにガラス６と装飾モール８の凹溝部８ａとの間に
溜まる。
口して水平面以上に回動した場合、雨水等は第４図に示
すようにガラス６と装飾モール８の凹溝部８ａとの間に
溜まる。
この雨水等を排水するために、第３図に示すようにヒン
ジ部材５の側面部に凹溝部８ａに連通する通孔５ａを設
げておき、通孔５ａを通ってヒンジ部材５の内部に入っ
た雨水等は点線Ｑに示すように導水路５ｂを通って流下
する。
ジ部材５の側面部に凹溝部８ａに連通する通孔５ａを設
げておき、通孔５ａを通ってヒンジ部材５の内部に入っ
た雨水等は点線Ｑに示すように導水路５ｂを通って流下
する。
そしてこの雨水は車体部材１のガイドレール１ａに落下
し、地面へ誘導されるようになっている。
し、地面へ誘導されるようになっている。
また装飾モール８の外面に付着した雨水等は、第４図に
示すように装飾モール８の外側面に沿って流下し、さら
に点線Ｒで示すように外周側に突出する凸条部８ｂから
、方向を定めるように車体部材１のガイドレール１ａに
落下し、地面へ誘導されるようになっている。
示すように装飾モール８の外側面に沿って流下し、さら
に点線Ｒで示すように外周側に突出する凸条部８ｂから
、方向を定めるように車体部材１のガイドレール１ａに
落下し、地面へ誘導されるようになっている。
上記のように本考案はガラス開閉体からなるバックドア
を開口して水平面以上に回動したとき、バックドアに付
着した雨水等を車内側に落下させず、車体外面に誘導す
るために、凹溝部と凸条部と馨備えた装飾モールをガラ
ス全周にわたって取付け、またヒンジ部材に導水路を設
けたものである。
を開口して水平面以上に回動したとき、バックドアに付
着した雨水等を車内側に落下させず、車体外面に誘導す
るために、凹溝部と凸条部と馨備えた装飾モールをガラ
ス全周にわたって取付け、またヒンジ部材に導水路を設
けたものである。
この装飾モールは合成樹脂または合成ゴムの成形品であ
るから、製造が容易であり且つガラスへの取付けも容易
である。
るから、製造が容易であり且つガラスへの取付けも容易
である。
そして本考案は装飾モールに設けた凹溝部、凸条部とヒ
ンジ部材に設けた導水路とを組合せるという簡単な構造
からなるものであるが、バックドアを水平面以上に回動
したとき、ヒンジ部材はバックドアに付着した雨水等を
最も集めやすいところに位置しているから、とのヒンジ
部材を利用しこれに導水路を設けることにより、雨水等
を確実に車外へ案内して車内への落下を防止することが
でき、実用上極めて大きい作用効果を奏するものである
。
ンジ部材に設けた導水路とを組合せるという簡単な構造
からなるものであるが、バックドアを水平面以上に回動
したとき、ヒンジ部材はバックドアに付着した雨水等を
最も集めやすいところに位置しているから、とのヒンジ
部材を利用しこれに導水路を設けることにより、雨水等
を確実に車外へ案内して車内への落下を防止することが
でき、実用上極めて大きい作用効果を奏するものである
。
第１図は車体のバンクドア部の斜視図、第２図は第１図
Ａ−Ａ線断面図でバンクドアを開口したときの従来の構
造を示すもの、第３図は第３図Ｃ−Ｃ線断面図でバック
ドアを開口したときの本考案の構造を示すもの、第４図
は第１図Ａ−Ａ線断面図でバックドアを開口したときの
本考案の構造を示すもの、第５図は第３図Ｃ−Ｃ線断面
図である。 １・・・・・・車体部材、１ａ・・・・・・ガイドレー
ル、２・・・・・・ウェザストリップ、３・・・・・・
開口部、４・・・・・・支軸、５・・・・・・ヒンジ部
材、５ａ・・・・・・通孔、５ｂ・・・・・・導水路、
６・・・・・・ガラス、Ｔ・・・・・・ボルト、８・・
・・・・装飾モール、８ａ・・・・・・凹溝部、８ｂ・
・・・・・凸条部、Ｐ、Ｑ。 Ｒ・・・・・・雨水等の流下線。
Ａ−Ａ線断面図でバンクドアを開口したときの従来の構
造を示すもの、第３図は第３図Ｃ−Ｃ線断面図でバック
ドアを開口したときの本考案の構造を示すもの、第４図
は第１図Ａ−Ａ線断面図でバックドアを開口したときの
本考案の構造を示すもの、第５図は第３図Ｃ−Ｃ線断面
図である。 １・・・・・・車体部材、１ａ・・・・・・ガイドレー
ル、２・・・・・・ウェザストリップ、３・・・・・・
開口部、４・・・・・・支軸、５・・・・・・ヒンジ部
材、５ａ・・・・・・通孔、５ｂ・・・・・・導水路、
６・・・・・・ガラス、Ｔ・・・・・・ボルト、８・・
・・・・装飾モール、８ａ・・・・・・凹溝部、８ｂ・
・・・・・凸条部、Ｐ、Ｑ。 Ｒ・・・・・・雨水等の流下線。
Claims (1)
- ガラス開閉体からなりその上辺部を車体に上下方向にか
け渡したヒンジ部材で連結してなるバックドアにおいて
、ガラスに対する車外側当接面を袂って形成した凹溝部
と外周側に突出する凸条部とを備えた装飾モールをガラ
ス全周にわたって取付け、バックドアを開口して水平面
以上に回動したとき、ガラスと装飾モールの前記凹溝部
との間に溜まった雨水等が前記ヒンジ部材に設けた導水
路を通って流下し車体外面に落下するように構成すると
ともに、装飾モール外面に付着した雨水等が前記凸条部
に沿って流下し車体外面に落下するように構成したこと
を特徴とする自動車のバックドアの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977109036U JPS588573Y2 (ja) | 1977-08-15 | 1977-08-15 | 自動車のバックドアの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977109036U JPS588573Y2 (ja) | 1977-08-15 | 1977-08-15 | 自動車のバックドアの構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5436224U JPS5436224U (ja) | 1979-03-09 |
| JPS588573Y2 true JPS588573Y2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=29054627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977109036U Expired JPS588573Y2 (ja) | 1977-08-15 | 1977-08-15 | 自動車のバックドアの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588573Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135055Y2 (ja) * | 1971-03-03 | 1976-08-30 | ||
| JPS5116892Y2 (ja) * | 1971-06-12 | 1976-05-08 | ||
| JPS49143922U (ja) * | 1973-04-10 | 1974-12-12 |
-
1977
- 1977-08-15 JP JP1977109036U patent/JPS588573Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5436224U (ja) | 1979-03-09 |
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