JPH057754Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH057754Y2 JPH057754Y2 JP1986038140U JP3814086U JPH057754Y2 JP H057754 Y2 JPH057754 Y2 JP H057754Y2 JP 1986038140 U JP1986038140 U JP 1986038140U JP 3814086 U JP3814086 U JP 3814086U JP H057754 Y2 JPH057754 Y2 JP H057754Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- cooling fan
- oven
- spring
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 23
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、オーブン庫への送風ダクトに開閉シ
ヤツターを設置した電子レンジに関し、マイクロ
加熱時には、シヤツターを開いて電装ユニツト内
に設置したマグネトロン冷却用のフアンからの風
をオーブン庫内に送る一方、オーブン庫内に設置
したヒータ加熱時にはシヤツターを閉じてオーブ
ン庫内への送風を停止すると共には電装ユニツト
内は冷却フアンによる冷却を行えるようにするも
のである。
ヤツターを設置した電子レンジに関し、マイクロ
加熱時には、シヤツターを開いて電装ユニツト内
に設置したマグネトロン冷却用のフアンからの風
をオーブン庫内に送る一方、オーブン庫内に設置
したヒータ加熱時にはシヤツターを閉じてオーブ
ン庫内への送風を停止すると共には電装ユニツト
内は冷却フアンによる冷却を行えるようにするも
のである。
従来の技術
従来、この種のシヤツターの開閉切替手段とし
て、手動で切替え操作する機械式と、タツチコン
トロールする電気式とがあるが、上記機械式の場
合は機械部品を多数必要とし、また、電気式の場
合はモータとカム、あるいはソレノイド等の電気
部品を必要とし、いずれの場合もコスト高になる
と共に構造が複雑になる欠点があつた。
て、手動で切替え操作する機械式と、タツチコン
トロールする電気式とがあるが、上記機械式の場
合は機械部品を多数必要とし、また、電気式の場
合はモータとカム、あるいはソレノイド等の電気
部品を必要とし、いずれの場合もコスト高になる
と共に構造が複雑になる欠点があつた。
考案の目的
本考案は上記した欠点を解消するため、機械式
および電気式に代えて、バネと冷却フアンからの
風圧でシヤツターを開閉し、よつて、大幅なコス
トダウンを図ると共に構造を簡単にするものであ
る。
および電気式に代えて、バネと冷却フアンからの
風圧でシヤツターを開閉し、よつて、大幅なコス
トダウンを図ると共に構造を簡単にするものであ
る。
考案の構成
本考案は上記した目的を達成するため、冷却フ
アンからの冷気をオーブン庫へ導入する送風口を
開閉するシヤツターを回転自在に軸支し、該シヤ
ツターを閉方向に付勢するバネを設けると共に、
上記冷却フアン運転時には冷却フアンからの風で
上記バネに抗してシヤツターが開き作動する構成
とすると共に、オーブン庫内に設置したヒータ加
熱時に移動して上記シヤツターを閉位置に保持す
るストツパーを設けたことを特徴とする電子レン
ジを提供するものである。
アンからの冷気をオーブン庫へ導入する送風口を
開閉するシヤツターを回転自在に軸支し、該シヤ
ツターを閉方向に付勢するバネを設けると共に、
上記冷却フアン運転時には冷却フアンからの風で
上記バネに抗してシヤツターが開き作動する構成
とすると共に、オーブン庫内に設置したヒータ加
熱時に移動して上記シヤツターを閉位置に保持す
るストツパーを設けたことを特徴とする電子レン
ジを提供するものである。
実施例
以下、本考案を図面に示す実施例により詳細に
説明する。
説明する。
図面の実施例はヒータ付きの電子レンジを示
し、オーブン庫1の側板2とキヤビネツト3の間
の電装室4内に、マグネトロン5を設置すると共
に、その後部に冷却フアン6を設置している。上
記側板2の前部をパンチングして送風口7とする
と共に、該送風口7へ冷却フアン6からの風がマ
グネトロン5の設置部位を経て導びくように送風
ダクト8を室4内に設けている。該送風ダクト8
は前側部8aを図示のように側板2の前端に連結
するように傾斜させている。該送風ダクト8の先
端部位には支軸9を立設し、該支軸9にシヤツタ
ー10を回転自在に嵌合している。該シヤツター
10は図示の如く軸支部を中心として屈折した二
ツ折れ形状で、シヤツター前部10aは送風ダク
ト8の前側部8aより前方に位置させると共にシ
ヤツター後部10bを前側部8aより後側に位置
させて、シヤツター前後部10a、10bで送風
ダクト前側部8aを挟むように取り付けている。
シヤツター前部10aと送風ダクト前側部8aと
の間には弱い力のバネ11を取り付け、シヤツタ
ー10を図中反時計回転方向に付勢し、シヤツタ
ー後部10bが送風口7を閉鎖するようにしてい
る。該シヤツター後部10bは送風口7を閉鎖し
た状態で室4側へ屈折した先端部10cを形成し
ている。該屈折先端部10cには、シヤツター1
0が閉鎖位置で冷却フアン6の運転時に冷却フア
ン6からの風が当たり、その風圧によりシヤツタ
ー10が上記バネ11に抗して時計回転方向に回
転し、送風口7を開くようにしている。
し、オーブン庫1の側板2とキヤビネツト3の間
の電装室4内に、マグネトロン5を設置すると共
に、その後部に冷却フアン6を設置している。上
記側板2の前部をパンチングして送風口7とする
と共に、該送風口7へ冷却フアン6からの風がマ
グネトロン5の設置部位を経て導びくように送風
ダクト8を室4内に設けている。該送風ダクト8
は前側部8aを図示のように側板2の前端に連結
するように傾斜させている。該送風ダクト8の先
端部位には支軸9を立設し、該支軸9にシヤツタ
ー10を回転自在に嵌合している。該シヤツター
10は図示の如く軸支部を中心として屈折した二
ツ折れ形状で、シヤツター前部10aは送風ダク
ト8の前側部8aより前方に位置させると共にシ
ヤツター後部10bを前側部8aより後側に位置
させて、シヤツター前後部10a、10bで送風
ダクト前側部8aを挟むように取り付けている。
シヤツター前部10aと送風ダクト前側部8aと
の間には弱い力のバネ11を取り付け、シヤツタ
ー10を図中反時計回転方向に付勢し、シヤツタ
ー後部10bが送風口7を閉鎖するようにしてい
る。該シヤツター後部10bは送風口7を閉鎖し
た状態で室4側へ屈折した先端部10cを形成し
ている。該屈折先端部10cには、シヤツター1
0が閉鎖位置で冷却フアン6の運転時に冷却フア
ン6からの風が当たり、その風圧によりシヤツタ
ー10が上記バネ11に抗して時計回転方向に回
転し、送風口7を開くようにしている。
さらに、シヤツター10の前部10aの下側位
置には、前部10aの位置決めをするストツパー
12を設置している。該ストツパー12はモータ
13により回転されるカム14上に突設してお
り、モータ13の回転で前後A、Bに位置変えを
するようにしている。ストツパー12はヒータ
(図示せず)の運転時には後側にB位置にあり、
シヤツター10の開作動を阻止し、シヤツター後
部10bを閉鎖位置に保持するようにしている。
ヒータの運転停止時には前側のB位置に移動し、
シヤツター10の開閉作動を規制しないようにし
ている。
置には、前部10aの位置決めをするストツパー
12を設置している。該ストツパー12はモータ
13により回転されるカム14上に突設してお
り、モータ13の回転で前後A、Bに位置変えを
するようにしている。ストツパー12はヒータ
(図示せず)の運転時には後側にB位置にあり、
シヤツター10の開作動を阻止し、シヤツター後
部10bを閉鎖位置に保持するようにしている。
ヒータの運転停止時には前側のB位置に移動し、
シヤツター10の開閉作動を規制しないようにし
ている。
尚、図中、15はマイクロ波をオーブン庫1の
上部に導入する導波管、16はオーブン庫1内の
ターンテーブルである。
上部に導入する導波管、16はオーブン庫1内の
ターンテーブルである。
上記した構造とすることにより、マイクロ波加
熱時には、作動している冷却フアン6からの風に
よりシヤツター10がバネ11に抗して押し開け
られ、オーブン庫1内に送風口7より冷気が流入
する。該冷気によりオーブン庫1内では食品から
出た蒸気によりドアガラス面が曇ることが防止出
来る。マイクロ加熱を停止して冷却フアン6が停
止すると、シヤツター10はバネ11により付勢
されて閉作動し送風口7を閉じる。よつて、オー
ブン庫1内の蒸気が電装室4内に逆流するのが防
止でき、該蒸気逆流によるマグネトロン5および
モータへの水滴の付着を防止できる。
熱時には、作動している冷却フアン6からの風に
よりシヤツター10がバネ11に抗して押し開け
られ、オーブン庫1内に送風口7より冷気が流入
する。該冷気によりオーブン庫1内では食品から
出た蒸気によりドアガラス面が曇ることが防止出
来る。マイクロ加熱を停止して冷却フアン6が停
止すると、シヤツター10はバネ11により付勢
されて閉作動し送風口7を閉じる。よつて、オー
ブン庫1内の蒸気が電装室4内に逆流するのが防
止でき、該蒸気逆流によるマグネトロン5および
モータへの水滴の付着を防止できる。
また、ヒータ加熱時には、ストツパー12がB
位置ち移動してシヤツター10の開作動を阻止す
る。よつて、シヤツター10はバネ11により閉
位置に保持され、冷却フアン6から冷気がオーブ
ン庫1内に流入するのを遮断し、オーブン庫1内
の温度上昇を鈍らせない。
位置ち移動してシヤツター10の開作動を阻止す
る。よつて、シヤツター10はバネ11により閉
位置に保持され、冷却フアン6から冷気がオーブ
ン庫1内に流入するのを遮断し、オーブン庫1内
の温度上昇を鈍らせない。
上記のように冷却フアン6を作動した状態でオ
ーブン庫1の内部への冷気の導入を遮断できるた
め、ヒータ加熱時においても、冷却フアン6を駆
動して電装室4の内部の電気部品を冷却すること
が出来る。
ーブン庫1の内部への冷気の導入を遮断できるた
め、ヒータ加熱時においても、冷却フアン6を駆
動して電装室4の内部の電気部品を冷却すること
が出来る。
効 果
以上の説明より明らかなように、本考案によれ
ば、オーブン庫へ冷却フアンから風を送る送風ダ
クトに設けた開閉シヤツターを冷却フアンからの
風力とバネ力により切替作動させているため、従
来必要とされた機械部品あるいは電気部品が不要
となる。よつて、大幅なコストダウンが図れると
ともに構造を極めて簡単にすることが出来る。ま
た、ヒータ加熱時には開閉シヤツターを強制的に
閉じて冷却フアンからの冷気がオーブン庫へ導入
しないようにしているため、該ヒータ加熱時にお
いても冷却フアンを駆動して電装室内を冷却する
ことが出来る。このヒータ加熱時にはヒータから
の熱によりレンジの外壁へ電装室内に設置してい
る電気部品が加熱されるため、冷却フアンにより
冷却出来ることによりレンジの耐久性を向上させ
ることが出来る等の種々の効果を有するものであ
る。
ば、オーブン庫へ冷却フアンから風を送る送風ダ
クトに設けた開閉シヤツターを冷却フアンからの
風力とバネ力により切替作動させているため、従
来必要とされた機械部品あるいは電気部品が不要
となる。よつて、大幅なコストダウンが図れると
ともに構造を極めて簡単にすることが出来る。ま
た、ヒータ加熱時には開閉シヤツターを強制的に
閉じて冷却フアンからの冷気がオーブン庫へ導入
しないようにしているため、該ヒータ加熱時にお
いても冷却フアンを駆動して電装室内を冷却する
ことが出来る。このヒータ加熱時にはヒータから
の熱によりレンジの外壁へ電装室内に設置してい
る電気部品が加熱されるため、冷却フアンにより
冷却出来ることによりレンジの耐久性を向上させ
ることが出来る等の種々の効果を有するものであ
る。
第1図は本考案の概略正面図、第2図は上面
図、第3図は要部斜視図である。 1……オーブン庫、2……側板、3……キヤビ
ネツト、4……電装室、5……マグネトロン、6
……冷却フアン、7……送風口、8……送風ダク
ト、10……シヤツター、11……バネ、12…
…ストツパー。
図、第3図は要部斜視図である。 1……オーブン庫、2……側板、3……キヤビ
ネツト、4……電装室、5……マグネトロン、6
……冷却フアン、7……送風口、8……送風ダク
ト、10……シヤツター、11……バネ、12…
…ストツパー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 冷却フアンからの冷気をオーブン庫へ導入する
送風口を開閉するシヤツターを回転自在に軸支
し、該シヤツターを閉方向へ付勢するバネを設
け、上記冷却フアン運転時には冷却フアンからの
風で上記バネに抗してシヤツターが開き作動する
構成とする一方、 ヒータ加熱時には移動して上記シヤツターを閉
位置に保持するストツパーを設けたことを特徴と
する電子レンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986038140U JPH057754Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986038140U JPH057754Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62150893U JPS62150893U (ja) | 1987-09-24 |
JPH057754Y2 true JPH057754Y2 (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=30850103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986038140U Expired - Lifetime JPH057754Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057754Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647407B2 (ja) * | 1975-01-08 | 1981-11-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647407U (ja) * | 1979-09-19 | 1981-04-27 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP1986038140U patent/JPH057754Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647407B2 (ja) * | 1975-01-08 | 1981-11-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62150893U (ja) | 1987-09-24 |
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