JPH0710187Y2 - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JPH0710187Y2
JPH0710187Y2 JP14052289U JP14052289U JPH0710187Y2 JP H0710187 Y2 JPH0710187 Y2 JP H0710187Y2 JP 14052289 U JP14052289 U JP 14052289U JP 14052289 U JP14052289 U JP 14052289U JP H0710187 Y2 JPH0710187 Y2 JP H0710187Y2
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JP
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support shaft
bearing
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blade
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鉄則 岡田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、空気の通路に取付けられ必要に応じて空気
通路を開閉するダンパ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のダンパ装置としては、第6図に示す、空
気の通路を形成する筒状の本体(1)内に空気の流れる
方向と直交する中心線上に回動自在に支持された羽根軸
(2)と、この羽根軸を回動させるロータリソレノイド
(3)とを備えたものにおいて、上記ロータリソレノイ
ド(3)の駆動軸(4)と羽根軸(2)との間の駆動軸
(4)の先端部および羽根軸(2)の本体(1)内側の
端部に軸装された傘歯車(5)を介して連結しているも
のが知られている(例えば、実開昭63−46750号公報参
照)。
〔考案が解決しようとする課題〕 上記した従来のダンパ装置においては、ロータリソレノ
イド及び動力伝達系が空気通路中にあり、動力伝達系が
歯車等、かさの大きい部材で構成されているので圧損が
高く汚れ易い。
また、支持軸の摺動作用にて弾性部材と支持軸との接触
音が発生し騒音が発生する。そして、羽根が空気通路内
で回転するため、本体の内周面と羽根の外周部とに閉止
状態でも羽根の円滑な回転を図るための隙間ができるう
え、消費電力も大きいといった課題があった。
この考案は係る課題を解決するためになされたもので、
圧損が低いとともに低騒音で、しかも閉止が確実で消費
電力も比較的少ない動作の安定したダンパ装置を得るこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るダンパ装置は、空気通路を形成する筒体
の一端側の開口部中心に支持脚によって保持された軸受
と、この軸受に支承され、上記筒体内において軸受方向
への摺動を可能に収められた支持軸と、この支持軸の一
端に固定され、上記筒体の一端側の開口部を閉止する羽
根と、上記支持軸に周設され支持軸を羽根が閉止する方
向に付勢する弾性部材と、上記筒体が形成する空気通路
の外に設けられた駆動モータと、この駆動モータと上記
支持軸とを連結する連結索と、この連結索を掛装し、連
結索の方向を変えるプーリとを備え、上記軸受に弾性部
材と支持軸との間に所定間隔を設け弾性部材を周設する
凸部を支持軸と平行に延設するとともに、この凸部の先
端に傾斜部を設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、空気通路を形成する筒体の一端側
の開口部中心に支持脚によって保持された軸受と、この
軸受に支承され、上記筒体内において軸受方向への摺動
を可能に収められた支持軸と、この支持軸の一端に固定
され、上記筒体の一端側の開口部を閉止する羽根と、上
記支持軸に周設され支持軸を羽根が閉止する方向に付勢
する弾性部材と、上記筒体が形成する空気通路の外に設
けられた駆動モータと、この駆動モータと上記支持軸と
を連結する連結索と、この連結索を掛装し、連結索の方
向を変えるプーリとを備え、上記軸受に弾性部材と支持
軸との間に所定間隔を設け弾性部材を周設する凸部を支
持軸と平行に延設するとともに、この凸部の先端に傾斜
部を設けたことより、空気通路を形成する筒体の外に設
けた駆動モータで、空気通路を形成する筒体内の中心方
向に支持させた支持軸を連結索を介して摺動させること
によって、該支持軸を付勢している弾性部材の付勢力で
筒体の開口部を閉止している羽根を開口部から中心線方
向へ弾性部材と支持軸が接触することなく離反させ、該
開口部を開放することができるようになる。また、筒体
内の空気通路には羽根を支持する支持軸と、羽根を閉止
させる弾性部材が介在するだけの構成であるから、圧損
が低くなる。
〔実施例〕
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示し図であり、
図において直線状の空気通路を形成する円筒形の筒体
(6)に、その空気通路を開閉する開閉部材を組付け、
この開閉部材を動かす駆動モータ(7a)のギヤードモー
タ(7)を空気通路の外に設けたものである。筒体
(6)の一端側には、一部(図示例では上部)の張り出
しを大きく形成したフランジ(8)が設けられている。
フランジ(8)には筒体(6)の開口部の直径線上を横
切る部分と中心部から下に延びる部分とからなるT字形
をなす支持脚(9)が形成されている。この支持脚
(9)にはその端緑の前方への折り曲げにより補強整流
翼(10)が一体に形成されている。補強整流翼(10)は
支持脚(9)を強度の高いチャンネル型又はアングル型
にし、同時に当該部を通過する空気流を整流する機能を
果たす。支持脚(9)の筒体(6)の中心上には軸受
(11)が装着される。この軸受(11)は後述される支持
軸が挿通されるもので、上記支持軸外周には弾性部材が
周設されるがこの弾性部材と支持軸との間に所定間隔を
設けるように支持軸と平行に凸部(11a)が一体に延設
され、この凸部(11a)の先端は支持軸側を低部とする
傾斜部(11b)からなるメントリがなされている。そし
て軸受(11)を内包する一端の閉止した筒状のケース
(12)が筒体(6)の中心線上に閉止端を筒体(6)の
後方端(断面図における左方向端)に向けて支持脚
(9)に固定されている。筒体(6)のフランジ(8)
の前面側には筒体(6)の開口部より広い開口部を形成
した開口フランジ(13)が取付けられている。上記ケー
ス(12)内には軸受(11)に支承され、軸受(11)方向
であるケース(12)の中心線上を摺動しうる支持軸(1
4)が挿通されている。この支持軸(14)の先端側は支
持脚(9)の中心に装着された軸受(11)から開口フラ
ンジ(13)の中心に延び出し、その先端に開口フランジ
(13)の開口部に周縁が当たり該開口を蓋状に密閉する
丸皿形状の開閉部材としての羽根(15)がその中心にお
いて固定されている。支持軸(14)のケース(12)内の
端部側には取付板(16)がナット(17)により抜け止め
されて装着されている。この取付板(16)と上記軸受
(11)のケース(12)内側の端面との間には弾性部材
(18a)としてのスプリング(18)が介装され、支持軸
(14)はこのスプリング(18)のばね力で羽根(15)が
開口フランジ(13)の口縁に当たりその開口部を密閉す
る位置に押し戻されている。また支持脚(9)には、ケ
ース(12)内において支持軸(14)に装着された取付板
(16)に近接して中心線に平行に延びる一対の対向する
ガイドプレート(19)が片持ち状に取付けられている。
このガイドプレート(19)は取付板(16)が回転変位し
その支持軸(14)とともに羽根(15)が回転することを
規制する。ギヤードモータ(7)は前記フランジ(8)
の張り出しを大きくした上部側に充電部を覆うカバー
(20)とともに取付けられている。このギヤードモータ
(7)の出力軸にはモータプーリ(21)が装着され、こ
のモータプーリ(21)と支持軸(14)に取付けられた取
付板(16)の上部とが連結ワイヤ(22)で連結されてい
る。連結ワイヤ(22)は支持脚(9)に固定されたプー
リ支え金具(23)に軸支されたプーリ(24)に掛けられ
方向がほぼ90°変えられている。プーリ支え金具(23)
は支持脚(9)の直径線上を横切る部分と中心部分から
下に縦に延びる部分とに固定されている。プーリ支え金
具(23)にはプーリ(24)と同軸にプーリ(24)に掛け
られた連結ワイヤ(22)の弛緩(羽根を外側に手などで
引き離した時に起きる)によるプーリ(24)からの外れ
防止するワイヤガード(25)が装着されている。このワ
イヤガード(25)の後端は軸受(11)の端面に当たり回
り止めされている。空気通路を開閉するダンパ機能の主
体となる羽根(15)については、第1図に示すように開
口フランジ(13)の口縁にパッキン材(26)を張り、こ
れに羽根(15)の端縁が当接するようにしても閉止時に
おける気密が保持できるが、閉止時に開口フランジ(1
3)の開口部に全体が入り込む構成にすれば閉止時にお
ける当該部の気密はそれだけで充分に保持されうる。ギ
ヤードモータ(7)のモータプーリ(21)は、ギヤード
モータ(7)に組込まれたクラッチコイル(27)への通
電で継がり、断電で切れるクラッチを介して取付けら
れ、所定位置にまで回転するとマイクロスイッチ(28)
を動作させる。ギヤードモータ(7)には上記クラッチ
コイル(27)とは並列にギヤードモータ(7)への通断
電をするスイッチ(29)が組込まれている。このスイッ
チ(29)は第2図のB点にまでギヤードモータ(7)が
回転し、マイクロスイッチ(28)のNCから100Vの電気信
号が出てから少しして開成される。
上記のように構成されたダンパ装置においては、例えば
換気扇と連動するように給気ダクト等に対して取付けら
れる。即ち、換気扇をONすると、ダンパ装置にも通電さ
れ、ギヤードモータ(7)が回転し、モータプーリ(2
1)がA点からB点にまで回転して連結ワイヤ(22)を
巻き上げる。連結ワイヤ(22)の巻き上げとともに支持
軸(14)がスプリング(18)の付勢に抗して前方へ引き
出され、支持軸(14)端に固定されている羽根(15)が
開口フランジ(13)の開口部か支持軸(14)方向に離反
され、開口部が開放される。B点にまでギヤードモータ
(7)が回転すると、マイクロスイッチ(28)のNCから
100Vの電気信号が出て、開状態を表示するランプが点灯
する。ギヤードモータ(7)はB点より少し回転したと
ころでギヤードモータ(7)内のスイッチ(29)により
回転が中止されるが、ギヤードモータ(7)内のクラッ
チコイル(27)には通電が継続され、ギヤードモータ
(7)のクラッチは入り状態のまま保持される。従っ
て、羽根(15)も開放状態に維持される。換気扇がOFF
されるとダンパ装置OFFになり、クラッチが外れスプリ
ング(18)の付勢力の支持軸(14)が引き戻され、羽根
(15)が開口部に当接し開口部を密閉する。モータプー
リ(21)も元の状態に戻り、初期状態となる。このダン
パ装置では羽根(15)が回転するものでなく、直線的に
動いて開閉するので、閉止状態で隙間ができるような不
都合はない。また空気通路に羽根(15)を駆動させるギ
ヤードモータ(7)がなく、駆動力を連結ワイヤ(22)
で支持軸(14)に伝えているため空気通路の圧損は少な
く、消費電力もロータリソレノイドによるものよりは少
なくて済む。また、空気通路内に設けられる主要な機能
部材である支持軸(14)とスプリング(18)はケース
(12)で被覆されているのでゴミ等の付着による動作不
良が起きる恐れもない。特にギヤードモータ(7)内の
スイッチ(29)でギヤードモータ(7)の回転を制御し
ているので、マイクロスイッチ(28)により直接にギヤ
ードモータ(7)を制御させた場合に起こるギヤードモ
ータ(7)とマイクロスイッチ(28)間のチャタリング
もなく、動作が安定している。さらに、支持軸(14)と
弾性部材(18a)との間に軸受(11)に延設された凸部
(11a)およびの凸部(11a)の先端に傾斜部(11b)を
設けたことより、弾性部材(18a)が凸部(11a)にて直
接支持軸(14)に当接しないので弾性部材(18a)およ
び支持軸(14)の摩耗が少なくなるとともに、凸部(11
a)の先端の傾斜部(11b)により弾性部材(18a)が収
縮時にスムーズに軸受(11)上を移動ができ、きしみ音
の発生がなくなる。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、空気通路を形成する筒
体の一端側の開口部中心に支持脚によって保持された軸
受と、この軸受に支承され、上記筒体内において軸受方
向への摺動を可能に収められた支持軸と、この支持軸の
一端に固定され、上記筒体の一端側の開口部を閉止する
羽根と、上記支持軸に周設され支持軸を羽根が閉止する
方向に付勢する弾性部材と、上記筒体が形成する空気通
路の外に設けられた駆動モータと、この駆動モータと上
記支持軸とを連結する連結索と、この連結索を掛装し、
連結索の方向を変えるプーリとを備え、上記軸受に弾性
部材と支持軸との間に所定間隔を設け弾性部材を周設す
る凸部を支持軸と平行に延設するとともに、この凸部の
先端に傾斜部を設けたこと弾性部材が直接支持軸と当接
しないので、弾性部材および支持軸の摩耗が少なくなる
とともに、凸部の先端の傾斜部により弾性部材が収縮時
にスムーズに軸受上を移動ができ、きしみ音の発生がな
くなり、より静かで長く使用ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るダンパ装置の一実施例を示す断
面図、第2図は同じくその正面図、第3図は同じくその
フランジの開口部分の構成を示す正面図、第4図は同じ
くダンパー装置の電気回路図、第5図は同じく軸受の断
面図、第6図は従来のタンパ装置を示す正面図である。 なお、(6)は筒体、(7a)は駆動モータ、(7)はギ
ヤードモータ、(9)は支持脚、(11)は軸受、(11
a)は凸部、(11b)は傾斜部、(14)は支持軸、(15)
は羽根、(18a)は弾性部材、(22)は連結ワイヤ、(2
4)はプーリである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気通路を形成する筒体の一端側の開口部
    中心に支持脚によって保持された軸受と、この軸受に支
    承され、上記筒体内において軸受方向への摺動を可能に
    収められた支持軸と、この支持軸の一端に固定され、上
    記筒体の一端側の開口部を閉止する羽根と、上記支持軸
    に周設され支持軸を羽根が閉止する方向に付勢する弾性
    部材と、上記筒体が形成する空気通路の外に設けられた
    駆動モータと、この駆動モータと上記支持軸とを連結す
    る連結索と、この連結索を掛装し、連結索の方向を変え
    るプーリとを備え、上記軸受に弾性部材と支持軸との間
    に所定間隔を設け弾性部材を周設する凸部を支持軸と平
    行に延設するとともに、この凸部の先端に傾斜部を設け
    たことを特徴とするダンパ装置。
JP14052289U 1989-12-04 1989-12-04 ダンパ装置 Expired - Lifetime JPH0710187Y2 (ja)

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JP14052289U JPH0710187Y2 (ja) 1989-12-04 1989-12-04 ダンパ装置

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JPH03118458U JPH03118458U (ja) 1991-12-06
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JPH03118458U (ja) 1991-12-06

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