JPH0794917B2 - ダンパー装置 - Google Patents

ダンパー装置

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JPH0794917B2
JPH0794917B2 JP63283285A JP28328588A JPH0794917B2 JP H0794917 B2 JPH0794917 B2 JP H0794917B2 JP 63283285 A JP63283285 A JP 63283285A JP 28328588 A JP28328588 A JP 28328588A JP H0794917 B2 JPH0794917 B2 JP H0794917B2
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JP
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blade
support shaft
opening
air passage
damper device
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鉄則 岡田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、空気の通路に取付けられ必要に応じて空気
通路を開閉するダンパー装置に関するものである。
[従来の技術] 例えば換気扇に連動して動くようにしたダクト装置は、
空気通路を開閉する羽根を実開昭63−46750号公報に見
られるようにロータリソレノイドで動かすようになって
いるものが多い。上記公報に開示されたものは、空気通
路を形成する筒状の本体内に羽根を設け、この羽根に一
体の軸をロータリソレノイドによって回し、羽根を空気
の流れ方向に平行な向きにすることで空気通路を開放
し、羽根を空気の流れ方向と直角の向きにすることで空
気通路を閉止する構成である。この種のダンパー装置で
は、ロータリソレノイドの出力軸と羽根の軸とは歯車で
連結され、ロータリソレノイドとともに本体の空気通路
に配設されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来のダンパー装置においては、ロータリソレ
ノイド及び動力伝達系が空気通路にあり、動力伝達系が
歯車等、かさの大きい部材で構成されているので圧損が
高く、羽根が空気通路内で回転するため、本体の内周面
と羽根の外周部とに閉止状態でも羽根の円滑な回転を図
るための隙間ができるうえ、消費電力も大きいといった
解決すべき課題を含んでいる。
この発明はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、駆動系が空気通路の空気流に晒されることがな
く、圧損が低く、しかも閉止が確実で消費電力も比較的
少ないダンパー装置を得ることを目的としたものであ
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係るダンパー装置は、空気通路を形成する筒
体の一端側に、この筒体よりも大径で外方に広がるフラ
ンジを有し、このフランジの開口部を開閉する羽根を有
するダンパー装置において、上記羽根を上記空気通路の
方向に進退可能に支持し、上記空気通路を横切る支持脚
に保持される支持軸と、この支持軸に取り付けられる取
付板と、この取付板よりも上記羽根側かつ上記筒体より
も上記羽根側に突出するプーリーと、上記フランジの外
方に設けられ、上記取付板に固定され上記プーリーを介
して掛け渡された連結索により上記支持軸を慴動させる
駆動モータとを有することを特徴とするものである。
またフランジが羽根の外周よりも大径であり、この羽根
の外周を収納する円筒状の収納空間を形成していること
を特徴とするものである。
更に空気通路を形成する筒体内には中心線方向の慴動を
可能に支持脚に支持させた軸受によって支持軸を支承
し、上記支持脚には端縁の折り曲げで補強整流翼を一体
に形成し、上記支持軸には上記筒体の一端側の開口部を
閉止する羽根を設け、上記筒体が形成する空気通路の外
には駆動モータを設けるとともに、上記駆動モータと上
記支持軸とをプーリに掛装した連結索で連結し、駆動モ
ータの回転によって連結索を介して支持軸を慴動させ、
羽根を筒体の開口部から離反させて該開口部を開放する
ように構成したことを特徴とするものである。
更に支持軸がスプリングで常に羽根を閉止する方向に付
勢されていることを特徴とするものである。
[作用] この発明のダンパー装置においては、空気通路外に設け
られた駆動モータにより羽根を慴動させるから、空気通
路内に駆動モータ位置せず、通風抵抗を低下させること
ができる。
また、フランジの収納空間内に羽根が収納されるから、
羽根の閉塞時には密閉度が高まる。
また、支持軸を支承する軸受を支持する支持脚に、補強
整流翼が一体に形成されているので、支持脚の強度の向
上と空気通路の空気流の整流とを容易に図ることができ
るようになる。
さらにこの発明の他のダンパー装置においては、支持軸
がスプリングで常に羽根を閉止する方向に付勢されてい
るから、スプリングのばね力で支持軸が摺動され、羽根
が閉止動され弾性的に閉止保持されることになる。
[実施例] 図面はいずれもこの発明に係るダンパー装置の一実施例
を示したものである。即ち、本例のダンパー装置は、直
線状の空気通路を形成する円筒形の筒体1に、その空気
通路を開閉する開閉部材を組付け、この開閉部材を動か
す駆動用のギヤードモータ2を空気通路の外に設けたも
のである。筒体1の一端側には、一部(図示例では上
部)の張り出しを大きく形成したフランジ3が設けられ
ている。フランジ3には筒体1の開口部の直径線上を横
切る部分と中心部分から下に縦に延びる部分とからなる
T字状の支持脚4が形成されている。この支持脚4には
その端縁の前方への折り曲げにより補強整流翼5が一体
に形成されている。補強整流翼5は支持脚4を強度の高
いチャンネル型又はアングル型にし、同時に当該部を通
過する空気流を整流する機能を果たす。支持脚4の筒体
1の中心線上には軸受6が装着され、この軸受6を内包
する一端の閉止した筒状のケース7が筒体1の中心線上
に閉止端を筒体1の後方端(断面図における左方向端)
に向けて支持脚4に固定されている。筒体1のフランジ
3の前面側には筒体1の開口部より広い開口部を形成し
た開口フランジ8が取付けられている。前記ケース7に
は軸受6に支承され、ケース7の中心線上を摺動しうる
支持軸9が挿通されている。この支持軸9の先端側は支
持脚4の中心に装着された軸受6から開口フランジ8の
中心に延び出し、その先端に開口フランジ8の開口部に
周縁が当たり該開口を蓋状に密閉する円皿形状の開閉部
材としての羽根10がその中心において固定されている。
支持軸9のケース7内の端部側には第4図に示すように
上側と左右とに前方に突き出す突出部11を持つ取付板12
がナット13により抜け止めされて装着されている。この
取付板12と上記軸受6のケース7内側の端面との間には
スプリング14が介装され、支持軸9はこのスブリング14
のばね力で羽根10が開口フランジ8の口縁に当たりその
開口部を密閉する位置に押し戻されている。また支持脚
4には、ケース7内において支持軸9に装着された取付
板12の左右の突出部11に近接して中心線に平行に延びる
一対の対向するガイドプレート15が片持ち状に取付けら
れている。このガイドプレート15は取付板12が回転変位
しその支持軸9とともに羽根10が回転することを規制す
る。ギヤードモータ2は前記フランジ3の張り出しを大
きくした上部側に充電部を覆うカバー2Aとともに取付け
られている。このギヤードモータ2の出力軸にはモータ
プーリー16が装着され、このモータプーリー16と支持軸
9に取付けられた取付板12の上部の突出部11とが連結ワ
イヤ17で連結されている。連結ワイヤ17は支持脚4の上
部に取付けられたプーリー18によってギヤードモータ2
側に対して取付板12がほぼ直角になるようにされてい
る。
空気通路を開閉するダンパー機能の主体となる羽根10に
ついては、第1図に示すように開口フランジ8の口縁に
パッキン材19を張り、これに羽根10の端縁が当接するよ
うにしても閉止時における気密が保持できるが、第5図
に示すように閉止時に開口フランジ8の開口部に全体が
入り込む構成にすれば閉止の当該部の気密はそれだけで
充分に保持されうる。なお図中、符号20はプーリー18に
付設されたワイヤガード、21は端子台、22はマイクロス
イッチである。
上記構成のダンパー装置は、例えば換気扇と連動するよ
うに給気ダクト等に対して取付けられる。即ち、換気扇
をONすると、ダンパー装置にも通電され、ギヤードモー
タ2が回転し、モータプーリー16がA点からB点にまで
回転して連結ワイヤ17を巻き上げる。連結ワイヤ17の巻
き上げとともに支持軸9がスプリング14の付勢に抗して
前方へ引き出され、支持軸9端に固定されている羽根10
が開口フランジ8の開口部から中心線方向に離反され、
開口部が開放される。B点にまでギヤードモータ2が回
転すると、マイクロスイッチ22のNCから100Vの電気信号
が出て、開状態を表示するランプが点灯する。ギヤード
モータ2はB点より少し回転したところでギヤードモー
タ2内のスイッチにより回転が中止されるが、ギヤード
モータ2内のコイルには通電が継続され、ギヤードモー
タ2のクラッチは入り状態のまま保持される。従って、
羽根10も開放状態に維持される。換気扇がOFFされると
ダンパー装置もOFFになり、クラッチが外れスプリング1
4のばね力で支持軸9が引き戻され、羽根10が開口部に
当接し開口部を密閉する。モータプーリー16も元の状態
に戻り、初期状態となる。このダンパー装置では羽根10
が回転するものではなく、直線的に動いて開閉するの
で、閉止状態で隙間ができるような不都合はない。また
空気通路に羽根10を駆動させるギヤードモータ2がな
く、駆動力を連結ワイヤ17で支持軸9に伝えているため
空気通路の圧損は少なく、消費電力もロータリソレノイ
ドによるものよりは少なくて済む。
[発明の効果] 以上のようにこの発明のダンパー装置によれば、空気通
路を形成する筒体の外に設けた駆動モータで、空気通路
の方向にある支持軸を連結索を介して慴動させるから、
支持軸に固定した羽根により筒体の一端側の開口部を開
閉でき、空気通路の圧損が少なく、消費電力もより少な
くできる。
更に、フランジの収納空間内に羽根が収納されるダンパ
ー装置では、羽根の閉塞時には密閉度を高めることがで
きる効果がある。
更に、他のダンパー装置よれば、特に支持軸を支承する
軸受を支持する支持脚に、補強整流翼が一体に形成され
ているので、支持脚の強度が向上するうえ、空気通路の
空気流の整流も可能になり、空気通路の圧損も消費電力
もよりより少なくなる効果がある。
さらにこの発明の他のダンパー装置によれば、支持軸が
スプリングで常に羽根を閉止する方向に付勢されている
から、スプリングのばね力で支持軸を摺動させ、羽根を
閉止動することができるとともに、羽根を弾性力の作用
した安定状態に閉止保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るダンパー装置の一実施例を示す
断面図、第2図は同じくその正面図、第3図は同じくそ
のフランジの開口部分の構成を示す正面図、第4図は同
じく第1図のC−C線における断面図、第5図は他の発
明のダンパー装置の断面図、第6図同じくダンパー装置
の電気回路図である。図において、1は筒体、2はギヤ
ードモータ、4は支持脚、5は補強整流翼、6は軸受、
7はケース、8は開口フランジ、9は支持軸、10は羽
根、12は取付板、14はスプリング、15はガイドプレー
ト、17は連結ワイヤ、18はプーリーである。なお、図中
同一符号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気通路を形成する筒体の一端側に、この
    筒体よりも大径で外方に広がるフランジを有し、このフ
    ランジの開口部を開閉する羽根を有するダンパー装置に
    おいて、上記羽根を上記空気通路の方向に進退可能に支
    持し、上記空気通路を横切る支持脚に保持される支持軸
    と、この支持軸に取り付けられる取付板と、この取付板
    よりも上記羽根側かつ上記筒体よりも上記羽根側に突出
    するプーリーと、上記フランジの外方に設けられ、上記
    取付板に固定された上記プーリーを介して掛け渡された
    連結索により上記支持軸を慴動させる駆動モータとを有
    することを特徴とするダンパー装置。
  2. 【請求項2】フランジが羽根の外周よりも大径であり、
    この羽根の外周を収納する円筒状の収納空間を形成して
    いることを特徴とする請求項(1)記載のダンパー装
    置。
  3. 【請求項3】空気通路を形成する筒体内には中心線方向
    の慴動を可能に支持脚に支持させた軸受によって支持軸
    を支承し、上記支持脚には端縁の折り曲げで補強整流翼
    を一体に形成し、上記支持軸には上記筒体の一端側の開
    口部を閉止する羽根を設け、上記筒体が形成する空気通
    路の外には駆動モータを設けるとともに、上記駆動モー
    タと上記支持軸とをプーリに掛装した連結索で連結し、
    駆動モータの回転によって連結索を介して支持軸を慴動
    させ、羽根を筒体の開口部から離反させて該開口部を開
    放するように構成したことを特徴とするダンパー装置。
  4. 【請求項4】支持軸がスプリングで常に羽根を閉止する
    方向に付勢されていることを特徴とする請求項(1)ま
    たは(2)記載のダンパー装置。
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JPH02130341A JPH02130341A (ja) 1990-05-18
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