JPH0794922B2 - 風向変更装置 - Google Patents

風向変更装置

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JPH0794922B2
JPH0794922B2 JP62140218A JP14021887A JPH0794922B2 JP H0794922 B2 JPH0794922 B2 JP H0794922B2 JP 62140218 A JP62140218 A JP 62140218A JP 14021887 A JP14021887 A JP 14021887A JP H0794922 B2 JPH0794922 B2 JP H0794922B2
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JP
Japan
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blade
outlet
wind
fixed
air
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JP62140218A
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JPS63306350A (ja
Inventor
卓郎 西原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は空気調和機の細長い吹出口に吐出空気の案内羽
根を設けた風向変更装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、空気調和機の吹出口に設けられた風向変更装置の
構造例としては、実公昭55−13635号公報に示されたよ
うなものが開示されている。
この内容によれば、横長の吹出口の枠内に左右方向への
回動を自在とした縦羽根を複数枚並べ、これら複数枚の
縦羽根を2つの連動板でつないで、左側並びに右側の羽
根群に2分している。
そして、使用者がこの夫々の羽根群を所望の方向へ向け
て吹出口から吹出される風の流れを制御できるようにし
ていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 このような構造の風向変更装置において、左側並びに右
側の羽根群は夫々独立して回動するため、例えば左側羽
根群を右方向へ、右側羽根群を左方向へ夫々向けると、
夫々の群によって案内された風同志が寄り合って衝突す
るおそれがあり、室内の温度むらが大きくなるおそれが
あった。
本発明は、細長い吹出口から吐出される風の衝突を少な
くして、室内の温度むらを小さく抑えることを目的とし
たものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は細長い吹出口に吐
出空気の吹出方向を変える複数の案内羽根を設けた風向
変更装置において、この案内羽根を前記吹出口の長手方
向に沿った回転軸を中心に回動する第1の風案内羽根
と、前記長手方向に直交するように配置される第2の風
案内羽根とで構成すると共に、この第2の風案内羽根を
前記吹出口の中央に配置した固定羽根と、この固定羽根
の両側に配置した可動羽根と、この可動羽根の前記固定
羽根側への回動を規制するストッパ片を備えた連動板と
で構成したものである。
(ホ) 作用 この風向変更装置が設置される場所が部屋のどのような
位置であっても、第1の風案内羽根と第2の風案内羽根
とで、吐出空気の吐出方向が変えられる。
更に、第2の風案内羽根を、固定羽根と可動羽根とこの
可動羽根の固定羽根側への回動を規制するストッパ片を
備えた連動板とで構成したので、可動羽根の中央側への
回動は規制される。
(ヘ) 実施例 第4図において、1は天井内に埋め込まれた空気調和機
で、下向きに開口が位置するよう略コ字状に曲げられた
外板2と、この外板の折り曲げ部3に沿って配設された
2つのクロスフローファン4,5と、両ファン間に配設さ
れ略ハの字形に組み合せられた2つのプレートフィン型
熱交換器6,7とが内蔵されている。この両熱交換器6,7は
冷却器と温水コイルとを一体にしたもので、冷房時には
熱交換器の左右両側に設けた冷媒パイプ8に実線矢印の
ように冷媒を流し、又暖房時には中央の温水パイプ9に
破線矢印のように温水を流すようにしている。10はこの
両熱交換器の下方に配設されたドレンパン、11は外板2
の開口を閉塞される化粧パネルで、中央に吸込グリル12
が、又この吸込グリルの両側には細長い吹出口13,14が
夫々形成されている。そして吸込グリルは2つの熱交換
器6,7の間の空間15に対向し、吹出口13,14は外板2内の
送風路16につながる。17は一方の吹出口13の長手方向に
沿って配設された第1の風案内羽根で手で任意の方向に
動かせるよう支持されている。18は吹出枠26で支持され
てこの一方の吹出口13の短手方向に沿って配設された第
2の風案内羽根で、この風案内羽根は長手方向に多数設
けられている。この第2の風案内羽根18については後で
述べる。
19は他方の吹出口14の長手方向に配設されたルーバー
で、このルーバーの上片20の中央には切り込み21が設け
られており、この切り込みには電動モータ22の偏心軸23
が挿入されている。そして電動モータ22の回転によって
偏心軸23が回動すると、ルーバー19が支点24を軸にして
一点鎖線のように揺動される。
前記第2の風案内羽根18は第1図に示すような構造の風
向変更装置25に組み込まれている。この第1図は風向変
更装置25を上下反転させて分解した状態を示すもので、
前記吹出枠26は外板2内の送風路16の風下側に配設さ
れ、化粧パネル11の吹出口13とつながる。27はこの吹出
枠26と細長い吹出口28の中央に固定された固定羽根で、
5枚備えられている。29はこの固定羽根27の両側に装着
される可動羽根で、夫々4枚づつ用意されている。この
ように第2の風案内羽根18は固定羽根27と可動羽根29と
から構成されている。
30は可動羽根29の前縁並びに後縁に設けた突出ピンで、
吹出枠26の内側の係合穴31に係止される。32はこれら可
動羽根をつなぐ連動板で、孔33に可動羽根29の中央の係
止ピン34が嵌合される。この連動板32によって可動羽根
29は左側根群35と右端羽根群36とに区分される。又この
連動板32は第2図に示すように吹出口28の短手方向に延
びるストッパ片37があり、左側羽根群35においてはこの
ストッパ片37が羽根29の右側面38に、右側羽根群36にお
いてはこのストッパ片37が羽根29の左側面39に当たるよ
うになっている。すなわち、左側羽根群35の羽根29は右
側(固定羽根27側)へ回動しないように、又右側羽根群
36の羽根29は左側(固定羽根27側)へ回動しないように
規制している(実線矢印参照)。
40は空気調和機1を天井44へ位置決めするためのガイド
片で、一端41が吹出枠26の窪み部42に固定され、その他
端43が吹出枠26の外側へ突出して第3図に示すように天
井44に当てられる。
そして、一般家庭の家の室内の天井44の中央には照明器
具が取り付けられている場合が多く、このため上述した
空気調和機は第5図,第6図に示すように天井44の中央
より外れた位置すなわち壁面45に近ずけて設置されるこ
とが多い。この場合、一方の吹出口13が壁側に、他方の
吹出口14が室の中央側となるよう天井44にこの空気調和
機1を据付ける。このように据付けられた空気調和機1
において、クロスフローファン4,5並びに電動モータ22
を運転させると、室内空気は化粧パネル11の吸込グリル
12から吸込まれ、熱交換器6,7で調温され2つの吹出口1
3,14から吐出される(第1図実線矢印参照)。この時一
方の吹出口13から吐出される風は第2の案内羽根18によ
ってこの吹出口13の下方の長手方向へ導びかれる。
ここで固定羽根27は吹出枠26の吹出口28の長手方向と直
交する方向に固定されているため、化粧パネル11の吹出
口13の中央付近から吐出される風はほぼ真下方向へ案内
される。又、可動羽根29を使用者が所望する方向へ傾け
ておくことにより、吹出口13の両端付近から吐出される
風はその方向へ案内されるが、連動板32のストッパ片37
によって可動羽根29が固定羽根27側へ傾くことはない。
このため第5図、第6図に示すように固定羽根27によっ
て真下方向へ案内された風と、可動羽根29によって案内
された風とが寄り合うおそれはない。
又、他方の吹出口14から吐出される風の流れはルーバー
19の揺動によって室の中央側へ上下方向に変更されなが
ら導びかれる。上述した風の流れは第5図、第6図の実
線矢印で示すとおりである。
上記実施例では、固定羽根27を吹出口28の長手方向と直
交する方向に固定し、夫々の可動羽根29を固定羽根27側
へ動かないように規制したが、本発明は、このような羽
根の動きや固定に限定されるものではない。例えば、こ
の空気調和機1が室の左上隅に固定されるものであれ
ば、固定羽根はあらかじめ右側(室の中央側)へ傾斜さ
せて固定させると共に、左側の可動羽根29を固定羽根27
側へ傾斜させても良い。
(ト) 発明の効果 以上述べたように、本発明は細長い吹出口に吐出空気の
吹出方向を変える複数の案内羽根を吹出口の長手方向に
沿った回転軸を中心に回動する第1の風案内羽根と、前
記長手方向に直交するように配置される第2の風案内羽
根とで構成すると共に、この第2の風案内羽根を前記吹
出口の中央に配置した固定羽根と、この固定羽根の両側
に配置した可動羽根と、この可動羽根の前記固定羽根側
への回動を規制するストッパ片を備えた連動板とで構成
したので、この風向変更装置が設置される場所が部屋の
どのような位置であっても、第1の風案内羽根と第2の
風案内羽根とを用いて、吐出空気の吐出方向を所望の方
向に変えることができる。
更に、第2の風案内羽根を、固定羽根と可動羽根とこの
可動羽根の固定羽根側への回動を規制するストッパ片を
備えた連動板とで構成したので、可動羽根は中央側に向
かないため、吹出口から吐出される吐出空気は寄り合う
ことなく吐出空気は室内に均一に拡散されて室内の温度
むらを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は風向変
更装置の分解斜視図、第2図は同装置の要部を示す断面
図、第3図はこの装置が取り付けられた空気調和機の吹
出口の付近を示す断面図、第4図は同機の要部縦断面
図、第5図は同機から室内へ吐出される風の流れを示す
説明図、第6図は同じく風の流れを天井から見た状態を
示す説明図である。 18……第2の案内羽根、25……風向変更装置、27……固
定羽根、28……吹出口、29……可動羽根。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長い吹出口に吐出空気の吹出方向を代え
    る複数の案内羽根を設けた風向変更装置において、この
    案内羽根を前記吹出口の長手方向に沿った回転軸を中心
    に回動する第1の風案内羽根と、前記長手方向に直交す
    るように配置される第2の風案内羽根とで構成すると共
    に、この第2の風案内羽根を前記吹出口の中央に配置し
    た固定羽根と、この固定羽根の両側に配置した可動羽根
    と、この可動羽根の前記固定羽根側への回動を規制する
    ストッパ片を備えた連動板とで構成したことを特徴とす
    る風向変更装置。
JP62140218A 1987-06-04 1987-06-04 風向変更装置 Expired - Lifetime JPH0794922B2 (ja)

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JP62140218A JPH0794922B2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04 風向変更装置

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JP62140218A JPH0794922B2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04 風向変更装置

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Publication Number Publication Date
JPS63306350A JPS63306350A (ja) 1988-12-14
JPH0794922B2 true JPH0794922B2 (ja) 1995-10-11

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JP6756988B2 (ja) * 2018-05-31 2020-09-16 株式会社富士通ゼネラル 天井埋込型空気調和機
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JPS5920590Y2 (ja) * 1980-08-13 1984-06-15 トヨタ自動車株式会社 ク−ラ吹出し口構造

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