JP2787027B2 - 空気調和機の風向変更装置 - Google Patents

空気調和機の風向変更装置

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JP2787027B2
JP2787027B2 JP8256314A JP25631496A JP2787027B2 JP 2787027 B2 JP2787027 B2 JP 2787027B2 JP 8256314 A JP8256314 A JP 8256314A JP 25631496 A JP25631496 A JP 25631496A JP 2787027 B2 JP2787027 B2 JP 2787027B2
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一廣 志村
正和 仲島
治昭 鈴木
幸治 井上
順一 斉藤
好 石原
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は4方向吹出しの天井埋込
型空気調和機に組み込まれる風向変更装置に関する。 【0002】 【従来の技術】下面パネルの4辺に空気吹出口を設けた
天井埋込型空気調和機が特開昭60−44735号公報で提示
されている。そして、夫々の空気吹出口には風向変更板
を設けて、冷房時に斜め下方向へ、暖房時に直下方向へ
吹出空気を案内するようにした形態で既に実用化されて
いる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】風向変更板は手動で向
きを変えるようになっているために踏台等に乗って操作
しなければならず面倒であった。しかも冷気は降下し、
暖気は上昇するために、冷房時には斜め下方向へ、暖房
時には直下方向へ吹き出させているので、冷房時には温
度むらが余り生じないが、暖房時には空気吹出口の真下
にいる人に常時、温風が当たり、不快感を与えてしまう
問題があった。 【0004】本発明はかかる問題点を解決した空気調和
機の風向変更装置を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、略四角形の下
面パネルの中央に吸込グリルを設けると共に前記吸込グ
リルを囲むように前記下面パネルの各辺に沿って延びる
吹出口を設け、吹出口に風向変更板を長手方向を軸と
して揺動可能に配置した空気調和機の風向変更装置にお
いて、下面パネルの4つのコーナー部の内3つのコーナ
ー部には隣接する風向変更板どうしをつなぐ連動手段を
配置し、この内の1つの連動手段は前記風向変更板を揺
動させる駆動手段を兼ね備えると共に各風向変更板を同
時に前記下面パネルの真下方向もしくは斜め下方向へ向
くように揺動させることを特徴とする。四角形の下面パ
ネルにおいてデッドスペースとなるコーナー部に連動手
段を設けるので、空気調和機が大型化することがない。 【0006】また、風向変更板の揺動方向を同一とする
ことによって、吸込グリルまわりの吹出空気の流れが均
一になる。すなわち、これら4つの風向変更板がいずれ
も下面パネルの真下方向もしくは斜め下方向というよう
に同一となり、空気調和機のまわりでは略均一な空調が
行われる。 【0007】さらに、風向変更板の駆動手段を兼ねた連
動手段を、残りの2つの連動手段の間に配置することに
よって、駆動手段にて直接駆動されない2つの風向変更
板には1つの風向変更板と1つの連動手段を介して駆動
力が伝達される。 【0008】更にまた、隣接する2つの風向変更板は略
直角に配置し、これらをつなぐ2つの連動手段を同一部
材とすることによって、部品の共通化が図れる。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は天井埋込型空気調和機の底
面図、図2は図1のII−II′断面図、図3は風向変更装
置の要部を示す底面図であり、天井埋込型空気調和機は
内壁に断熱材1を貼着した板金製のユニット本体2と、
中央に吸込グリル3を、周辺部の4辺に風向変更板4a,
4b,4c,4d付きの空気吹出口5a,5b,5c,5dを設けた通
風用の下面パネル6とから構成されている。 【0010】7は吸込グリル3からエアーフィルター8
を介して室内空気をターボファン9に吸入案内するノズ
ル口、10はノズル板11に支持脚12で取りつけられたファ
ン用モーター、13はノズル口7の外周に沿って配設され
た環状のドレンバン、14はターボフアン9を囲むように
配設された環状の熱交換器、15はユニット本体2を天井
板16の天井穴17から天井空間18内に押し込んで天井梁19
へ吊り下げ固定するための吊りボルトである。 【0011】そして、下面パネル6の1つのコーナー部
20aにはこのコーナー部と隣接する第1,第2の風向変更
板4a,4bを連動させて揺動させるための駆動手段21が設
けられており、又、下面パネル6の対角線上に位置する
他の2つのコーナー部20b,20cには第1の風向変更板4a
と同期して第3の風向変更板4cを、且つ第2の風向変更
板4bと同期して第4の風向変更板4bを夫々揺動させるた
めの連動手段22,23が設けられている。 【0012】24a,24b,24c,24dは夫々のコーナー部20
a,20b,20c,20dをカバーする蓋で、下方向へ取り外す
と図3に示すように駆動手段21と連動手段22,23とが見
えるようになっている。駆動手段21はモーター(図示せ
ず)で矢印方向に回転される主歯車25と、この主歯車と
噛み合って矢印方向に回転する従歯車26a,26bと、これ
ら従歯車に180度ずらして設けられたピン27a,27bと、
これらビンに長孔28a,28bが嵌まり合って支点29a,29b
を中心に揺動するアーム30a,30bと、これらアームの先
端31a,31bに孔32a,32bが嵌まり合って矢印方向に揺動
され、第1,第2の風向変更板4a,4bに矢印方向の動力を
伝えるカム33a,33bとから構成されている。又、一方の
連動手段22は第1の風向変更板4aの他端側の太軸34a
と、第3の風向変更板4cの一端側の太軸34cと、この両
軸に両端がきつく嵌め合わされたコイルスプリング35と
から構成されており、他方の連動手段23も第2の風向変
更板4bの他端側の太軸34bと、第4の風向変更板4dの一
端側の太軸34dと、この両軸に両端がきつく嵌め合わさ
れたコイルスプリング36とから構成されている。なお、
コイルスプリング36にて、駆動手段21からの動力を第
1,第2の風向変更板4a,4b介して夫々第3,第4の風
向変更板4c,4dに伝達する際に、コイルスプリング36で
多少の機械的な遊びがの生じても問題はない。 【0013】かかる構成により、吸込グリル3からノズ
ル口7を経てターボファン9内に吸入された室内空気は
ターボファン9から全周方向へ吐出された後、熱交換器
14を通過する際に冷房時に冷却され、暖房時に加熱され
る。そして、冷却又は加熱された空気が吹出口5a,5b,
5c,5dから4方向へ吹き出される際、後述の如く上下方
向へ揺動する風向変更板4a,4b,4c,4dで斜め下向き方
向、真下方向へと吹出方向が連続的に変わる。 【0014】即ち、冷暖房運転が開始されると、モータ
ーが低速で駆動して駆動手段21の主歯車25が図3に示す
矢印方向へ回転されるため、従歯車26a,26bは矢印方向
へ回転される。図3に示した状態はアーム30a,30bの先
端31a,31bが内側方向へ最も向き第1,第2の風向変更板
4a,4bが図2に示すように斜め下向きになった時であ
り、この時、第3,第4の風向変更板4c,4dも連動手段2
2,23により、第1,第2の風向変更板4a,4bと同期して
斜め下向き状態となっている。 【0015】そして、この状態から主歯車25が90度回転
すると、ピン27a,27bが夫々鎖線の位置27a1,27b1に移
動し、更に主歯車25が90度回転するとピン27a,27bが夫
々鎖線の位置27a2,27b2に移動する。この時、アーム30
a,30bの先端31a,31bが図3に示す状態とは逆方向に向
いた状態となり、第1,第2の風向変更板4a,4bと、これ
と同期して揺動した第3,第4の風向変更板4c,4dとは図
2に鎖線で示すように真下方向へ向いた状態となる。 【0016】そして、この状態から主歯車25が90度回転
すると、ピン27a,27bが夫々鎖線の位置27a3,27b3に移
動し、更に主歯車25が90度回転するとピン27a,27bが夫
々実線の元の位置に戻って再び第1乃至第4の風向変更
板4a,4b,4c,4dは斜め下向き状態となる。これが1分
間に6回繰り返して行なわれることにより、上述したよ
うに冷風又は温風の吹出方向が斜め下向き方向から真下
方向へ連続的に変えられる。 【0017】尚、上記一実施例では連動手段22,23とし
てコイルスプリング35,36を用いたが、この代わりに一
対のかさ歯車を噛み合わせて用いるようにしても良い。 【0018】このように第1ないし第4の風向変更板4
a,4b,4c,4dを同時に同一方向すなわち下面パネル6
の真下方向もしくは斜め下方へ向くようにしたので、空
気調和機のまわりでは略均一な空調が行われる。 【0019】本発明によれば、空気調和機の下面パネル
の4辺から吹き出される冷温風の吹出方向を風向変更板
で自動的に変えるようにしたので、特に暖房時に温風が
常時、人体に当って不快感を与えるのを防止できると共
に、かかる不快感の解消により吹出風速を高めに設定で
きるために温風を足元まで到達させることができる。し
かも、4つの風向変更板はいずれも下面パネルに対して
同一方向を向くように設定することにより、この空気調
和機のまわりでは温度むらの少ない快適な暖房効果
均一な空調を得ることができる。 【0020】また、風向変更板の駆動手段を兼ねた連動
手段を、残りの2つの連動手段の間に配置することによ
って、駆動手段にて直接駆動されない2つの風向変更板
には1つの風向変更板と1つの連動手段を介して駆動力
が伝達されることとなり、連動手段にて多少の機械的な
遊びが生じても問題なく動作させることができる。 【0021】さらに4枚の風向変更板は1個のモーター
による駆動手段と簡易な2個の連動手段とで揺動される
のでモーターを風向変更板に個々に設ける構造と比較し
て安価に製造することができる。また、2つの連動手段
を同一部材とすることによって、部品の共通化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】天井埋込型空気調和機の底面図。 【図2】図1のII−II′断面図。 【図3】風向変更装置の要部を示す底面図。 【符号の説明】 4a,4b,4c,4d 風向変更板 5a,5b,5c,5d 空気吹出口 6 下面パネル 20a,20b,20c コーナー部 21 駆動手段 21,22,23 連動手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 幸治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 斉藤 順一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 石原 好 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−178742(JP,U) 実開 昭62−117463(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 13/15

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.略四角形の下面パネルの中央に吸込グリルを設ける
    と共に前記吸込グリルを囲むように前記下面パネルの各
    辺に沿って延びる吹出口を設け、吹出口にその長手方
    向に延びる風向変更板を長手方向を軸として揺動可能に
    配置した空気調和機の風向変更装置において、前記下面
    パネルの4つのコーナー部の内3つのコーナー部には隣
    接する風向変更板どうしをつなぐ連動手段を配置し、こ
    の内の1つの連動手段は前記風向変更板を揺動させる駆
    動手段を兼ね備えると共に各風向変更板を同時に前記下
    面パネルの真下方向もしくは斜め下方向へ向くように揺
    動させることを特徴とする空気調和機の風向変更装置。 2.前記風向変更板の駆動手段を兼ねた連動手段は残り
    の2つの連動手段の間に配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載の空気調和機の風向変更装置。 3.隣接する2つの風向変更板は略直角に配置されてお
    り、これらをつなぐ2つの連動手段は同一部材であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の空気調和機の風向変更装
    置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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