JPH0792268B2 - 空気調和機の風向変更装置 - Google Patents

空気調和機の風向変更装置

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JPH0792268B2
JPH0792268B2 JP61065294A JP6529486A JPH0792268B2 JP H0792268 B2 JPH0792268 B2 JP H0792268B2 JP 61065294 A JP61065294 A JP 61065294A JP 6529486 A JP6529486 A JP 6529486A JP H0792268 B2 JPH0792268 B2 JP H0792268B2
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JP
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wind direction
direction changing
air conditioner
air
lower panel
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JP61065294A
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一廣 志村
正和 仲島
治昭 鈴木
幸治 井上
順一 斉藤
好 石原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は4方向吹出しの天井埋込型空気調和機に組み込
まれる風向変更装置に関する。
(ロ)従来の技術 下面パネルの4辺に空気吹出口を設けた天井埋込型空気
調和機が特開昭60−44735号公報で提示されている。そ
して、夫々の空気吹出口には風向変更板を設けて、冷房
時に斜め下方向へ、暖房時に直下方向へ吹出空気を案内
するようにした形態で既に実用化されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 風向変更板は手動で向きを変えるようになっているため
に踏台等に乗って操作しなければならず、面倒であっ
た。
しかも冷気は降下し、暖気は上昇するために、冷房時に
は斜め下方向へ、暖房時には直下方向へ吹き出させてい
るので、冷房時には温度むらが余り生じないが、暖房時
には空気吹出口の真下にいる人に常時、温風が当たり、
不快感を与えてしまう問題があった。
本発明はかかる問題点を解決した空気調和機の風向変更
装置を提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は下面パネルの4辺に風向変更板が備えられた空
気吹出口を設ける一方、下面パネルの1つのコーナー部
にはこのコーナー部と隣接する第1,第2の風向変更板を
揺動させるための駆動手段を設けると共に、下面パネル
の対角線上に位置する他の2つのコーナー部には第1の
風向変更板と同期して第3の風向変更板を、且つ第2の
風向変更板と同期して第4の風向変更板を夫々揺動させ
るための連動手段を設け、これらの風向変更羽根の揺動
方向をいずれも同一に設定したものである。
(ホ)作用 1つの駆動手段で第1、第2の風向変更羽根の揺動させ
ると、2つの連動手段で第3の風向変更羽根が第1の風
向変更羽根と同期して、且つ第4の風向変更羽根が第2
の風向変更羽根と同期して夫々揺動する。すなわち、こ
れら4つの風向変更羽根がいずれも下面パネルの真下方
向もしくは斜め下方向というように同一となり、空気調
和機のまわりでは略均一な空調が行われる。
(ヘ)実施例 第1図は天井埋込型空気調和機の底面図、第2図は第1
図のII−II′断面図、第3図は風向変更装置の要部を示
す底面図であり、天井埋込型空気調和機は内壁に断熱材
(1)を貼着した板金製のユニット本体(2)と、中央
に吸込グリル(3)を、周辺部の4辺に風向変更板(4
a)(4b)(4c)(4d)付きの空気吹出口(5a)(5b)
(5c)(5d)を設けた通風用の下面パネル(6)とから
構成されている。
(7)は吸込グリル(3)からエアーフィルター(8)
を介して室内空気をターボファン(9)に吸入案内する
ノズル口、(10)はノズル板(11)に支持脚(12)で取
りつけられたファン用モーター、(13)はノズル口
(7)の外周に沿って配設された環状のドレンバン、
(14)はターボフアン(9)を囲むように配設された環
状の熱交換器、(15)はユニット本体(2)を天井板
(16)の天井穴(17)から天井空間(18)内に押し込ん
で天井梁(19)へ吊り下げ固定するための吊りボルトで
ある。
そして、下面パネル(6)の1つのコーナー部(20a)
にはこのコーナー部と隣接する第1,第2の風向変更板
(4a)(4b)を揺動させるための駆動手段(21)が設け
られており、又、下面パネル(6)の対角線上に位置す
る他の2つのコーナー部(20b)(20c)には第1の風向
変更板(4a)と同期して第3の風向変更板(4c)を、且
つ第2の風向変更板(4b)と同期して第4の風向変更板
(4b)を夫々揺動させるための連動手段(22)(23)が
設けられている。
(24a)(24b)(24c)(24d)は夫々のコーナー部(20
a)(20b)(20c)(20d)をカバーする蓋で、下方向へ
取り外すと第3図に示すように駆動手段(21)と連動手
段(22)(23)とが見えるようになっている。駆動手段
(21)はモーター(図示せず)で矢印方向に回転される
主歯車(25)と、この主歯車と噛み合って矢印方向に回
転する従歯車(26a)(26b)と、これら従歯車に180゜
ずらして設けられたピン(27a)(27b)と、これらビン
に長孔(28a)(28b)が嵌まり合って支点(29a)(29
b)を中心に揺動するアーム(30a)(30b)と、これら
アームの先端(31a)(31b)に孔(32a)(32b)が嵌ま
り合って矢印方向に揺動され、第1,第2の風向変更板
(4a)(4b)に矢印方向の動力を伝えるカム(33a)(3
3b)とから構成されている。又、一方の連動手段(22)
は第1の風向変更板(4a)の他端側の太軸(34a)と、
第3の風向変更板(4c)の一端側の太軸(34c)と、こ
の両軸に両端がきつく嵌め合わされたコイルスプリング
(35)とから構成されており、他方の連動手段(23)も
第2の風向変更板(4b)の他端側の太軸(34b)と、第
4の風向変更板(4d)の一端側の太軸(34d)と、この
両軸に両端がきつく嵌め合わされたコイルスプリング
(36)とから構成されている。
かかる構成により、吸込グリル(3)からノズル口
(7)を経てターボファン(9)内に吸入された室内空
気はターボファン(9)から全周方向へ吐出された後、
熱交換器(14)を通過する際に冷房時に冷却され、暖房
時に加熱される。そして、冷却又は加熱された空気が吹
出口(5a)(5b)(5c)(5d)から4方向へ吹き出され
る際、後述の如く上下方向へ揺動する風向変更板(4a)
(4b)(4c)(4d)で斜め下向き方向、真下方向へと吹
出方向が連続的に変わる。
即ち、冷暖房運転が開始されると、モーターが低速で駆
動して駆動手段(21)の主歯車(25)が第3図に示す矢
印方向へ回転されるため、従歯車(26a)(26b)は矢印
方向へ回転される。第3図に示した状態はアーム(30
a)(30b)の先端(31a)(31b)が内側方向へ最も向き
第1,第2の風向変更板(4a)(4b)が第2図に示すよう
に斜め下向きになった時であり、この時、第3,第4の風
向変更板(4c)(4d)も連動手段(22)(23)により、
第1,第2の風向変更板(4a)(4b)と同期して斜め下向
き状態となっている。
そして、この状態から主歯車(25)が90゜回転すると、
ピン(27a)(27b)が夫々鎖線の位置(27a1)(27b1
に移動し、更に主歯車(25)が90゜回転するとピン(27
a)(27b)が夫々鎖線の位置(27a2)(27b2)に移動す
る。この時、アーム(30a)(30b)の先端(31a)(31
b)が第3図に示す状態とは逆方向に向いた状態とな
り、第1,第2の風向変更板(4a)(4b)と、これと同期
して揺動した第3,第4の風向変更板(4c)(4d)とは第
2図に鎖線で示すように真下方向へ向いた状態となる。
そして、この状態から主歯車(25)が90゜回転すると、
ピン(27a)(27b)が夫々鎖線の位置(27a3)(27b3
に移動し、更に主歯車(25)が90゜回転するとピン(27
a)(27b)が夫々実線の元の位置に戻って再び第1乃至
第4の風向変更板(4a)(4b)(4c)(4d)は斜め下向
き状態となる。これが1分間に6回繰り返して行なわれ
ることにより、上述したように冷風又は温風の吹出方向
が斜め下向き方向から真下方向へ連続的に変えられる。
尚、上記一実施例では連動手段(22)(23)としてコイ
ルスプリング(35)(36)を用いたが、この代わりに一
対のかさ歯車を噛み合わせて用いるようにしても良い。
このように第1ないし第4の風向変更羽根(4a)(4b)
(4c)(4d)を同時に同一方向すなわち下面パネル
(6)の真下方向もしくは斜め下方へ向く(揺動)よう
にしたので、空気調和機のまわりでは略均一な空調が行
われる。
(ト)発明の効果 本発明によれば、空気調和機の下面パネルの4辺から吹
き出される冷温風の吹出方向を風向変更板で自動的に変
えるようにしたので、特に暖房時に温風が常時、人体に
当って不快感を与えるのを防止できると共に、かかる不
快感の解消により吹出風速を高めに設定できるために温
風を足元まで到達させることができる。しかも、4つの
風向変更羽根はいずれも下面パネルに対して同一方向を
向くように設定したので、この空気調和機のまわりでは
温度むらの少ない快適な暖房効果(略均一な空調)を得
ることができる。更に、冷房時はいずれの風向変更羽根
も下面パネルの斜め下方向とすることによって、空気調
和機のまわりでは冷風によるドラフト感を防止できる。
一方暖房時はいずれの風向変更羽根も下面パネルの真下
方向とすることによって、空気調和機のまわりへ速やか
に温風を導くことができる。
しかも、4枚の風向変更板は1個のモーターによる駆動
手段と簡易な2個の連動手段とで揺動されるのでモータ
ーを風向変更板に個々に設ける構造と比較して安価に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は天井埋込
型空気調和機の底面図、第2図は第1図のII−II′断面
図、第3図は風向変更装置の要部を示す底面図である。 (4a)(4b)(4c)(4d)……風向変更板、(5a)(5
b)(5c)(5d)……空気吹出口、(6)……下面パネ
ル、(20a)(20b)(20c)……コーナー部、(21)…
…駆動手段、(22)(23)……連動手段。
フロントページの続き (72)発明者 井上 幸治 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (72)発明者 斉藤 順一 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (72)発明者 石原 好 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−82127(JP,U) 実開 昭62−117463(JP,U) 実開 昭62−76858(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面パネルの4辺に空気吹出口を設け、こ
    れら吹出口に風向変更羽根を夫々設けた空気調和機にお
    いて、下面パネルの1つのコーナー部にはこのコーナー
    部と隣接する第1、第2の風向変更羽根の揺動させるた
    めの揺動手段を設けると共に、下面パネルの対角線上に
    位置する他の2つのコーナー部には第1の風向変更羽根
    と同期して第3の風向変更羽根を、且つ第2の風向変更
    羽根と同期して第4の風向変更羽根を夫々揺動させるた
    めの連動手段を設け、これらの風向変更羽根の揺動方向
    をいずれも同一に設定したことを特徴とした空気調和機
    の風向変更装置。
JP61065294A 1986-03-24 1986-03-24 空気調和機の風向変更装置 Expired - Lifetime JPH0792268B2 (ja)

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