JP7033392B2 - 空気調和機の室内機、及び空気調和機 - Google Patents

空気調和機の室内機、及び空気調和機 Download PDF

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本発明は、空気調和機の室内機、及び空気調和機に関する。
本技術分野の背景技術として、特開平2015-175549号公報(特許文献1)がある。この公報には、「空気吹出口34の一方の長辺34a側に回転支軸41,41を有する第1風向板40と、他方の長辺34b側に回転支軸53,53を有する第2風向板50とを備え、空気調和機の空調運転の停止時に所定の駆動手段により、第2風向板50が先に空気吹出口34内の閉位置に回動され、その後に第1風向板40が閉位置に回動され、第2風向板50を第1風向板40で隠す。」と記載されている(要約参照)。
特開2015-175549号公報
特許文献1の技術は、1つの吹出口に2枚の風向板を使用している。しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、2枚の風向板を平行にし、あるいは、両者の先端を狭めることであり、送風範囲が狭くなってしまうという不具合があった。
そこで、本発明は、各吹出口について2枚(複数)の風向板を用いて吹出口から吹き出す気流を拡散することができる室内機、及び空気調和機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の一形態は、筺体と、前記筺体内に空気を吸い込む吸込口と、前記筺体下面の外周部に設けられ、空気を吹き出す吹出口と、前記吸込口から吸い込んだ空気と冷媒とを熱交換する熱交換器と、前記熱交換後の空気を前記吹出口へ送り出す送風ファンと、前記吹出口に配置され、前記吹出口から吹き出す空気の流れを制御する風向板とを備え、前記風向板は、前記吹出口ごとに一対設けられ、この一対の風向板を開くときは両風向板は、先端に向かうに従って漸次間隔が拡大するように開き、前記一対の風向板は、前記吹出口の内側から外側に向かって並んで配置され、内側の前記風向板は、基端部は下側に凸形状であり、尾端部は直線状であり、外側の前記風向板は、幅方向に直線状であり、暖房運転時に、外側の前記風向板の後端前記吹出口の内壁と近接又は接触して、前記吹出口の外側の風路を閉鎖し、外側の前記風向板及び内側の前記風向板を閉じた状態では、外側の前記風向板は、内側の前記風向板に対して前記筺体側に重なっていることを特徴とする室内機である。
本発明によれば、各吹出口について2枚(複数)の風向板を用いて吹出口から吹き出す気流を拡散することができる室内機、及び空気調和機を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1である空気調和機のシステム構成を示す説明図である。 本発明の実施例1である室内機の縦断面図である。 本発明の実施例1である室内機の平面断面図である。 本発明の実施例1である室内機の化粧パネルを下側から視た斜視図である。 本発明の実施例1である室内機の制御系を説明するブロック図である。 本発明の実施例1である室内機における1つの吹出口(並びに外側風向板、及び内側風向板)の縦断面図である。 本発明の実施例1である室内機における1つの吹出口(並びに外側風向板、及び内側風向板)の縦断面図である。 本発明の実施例1である室内機における1つの吹出口(並びに外側風向板、及び内側風向板)の縦断面図である。 本発明の実施例1である室内機における1つの吹出口(並びに外側風向板、及び内側風向板)の縦断面図である。 本発明の実施例2である室内機の化粧パネルを下側から視た斜視図である。 本発明の実施例2である室内機における1つの吹出口(並びに外側風向板、及び内側風向板)の縦断面図である。 本発明の実施例2である室内機における1つの吹出口(並びに外側風向板、及び内側風向板)の縦断面図である。 本発明の実施例2である室内機における1つの吹出口(並びに外側風向板、及び内側風向板)の縦断面図である。 本発明の実施例2である室内機における1つの吹出口(並びに外側風向板、及び内側風向板)の縦断面図である。 本発明の実施例2である室内機における1つの吹出口(並びに外側風向板、及び内側風向板)の縦断面図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態にかかる空気調和機1000のシステム構成を示す説明図である。この空気調和機1000は、室外機200と、室外機200と冷媒配管300や電気配線で接続され、各部屋の天井に設置される複数台の天井埋込型の室内機100とから構成される。この空気調和機1000は、周知の冷凍サイクルにより冷房、暖房等の運転を行う。室内機100には、空調の操作を行うリモコン400が接続されている。
図2は、室内機100の縦断面図、図3は、同平面断面図である。図2において、室内機100は、天井内に埋め込まれる筐体1と、この筐体下面を覆うように該筐体1に取り付けられ且つ天井面位置に配設された化粧パネル2(筐体1の一部である)とを備えている。化粧パネル2には、その中心に吸込口2aが設けられており、この吸込口2aには吸込みグリル7が設けられている。更に、化粧パネル2の吸込みグリル7の周囲には風向板3(31,32)を備える吹出口5が配設されている。
筐体1内には、遠心ファン6aと、この遠心ファン6aを回転させるためのモータ6bを備える遠心送風機(送風ファン)6が設置され、前記モータ6bを運転することにより前記遠心ファン6aが回転して、図2の矢印15に示すように、室内空気は、吸込みグリル(吸込口)3と、この吸込みグリル7に設置されたフィルタ16を通り、前記筐体1内に設置されたベルマウス10に案内されて、遠心ファン6aの吸込口に吸い込まれ、白抜き矢印18で示すように遠心ファン6aの吐出口から吐出される。
また、遠心送風機6の周囲を取り囲むように、筐体1内には室内熱交換器(熱交換器)8が配置されており、遠心ファン6aから吐出された空気は、室内熱交換器8で熱交換された後、矢印17に示すように、室内熱交換器8の外周面側と筐体1の内面(筐体1の上部内面及び側部内面)で形成される吹出流路20を通って、前記吹出口5から室内に吹出される。前記室内熱交換器8の下部には、冷房時に室内熱交換器8に生じる結露水を受けるためのドレンパン9が設置されている。
吸込みグリル7はフィルタ16と共に化粧パネル2から着脱可能に構成されており、前記フィルタ16の清掃が容易な構造となっている。ベルマウス10の下面には、室内機100の運転を制御するための制御基板を収納した電気品箱11が設置されており、前記吸込みグリル7を開けることにより、前記電気品箱11のメンテナンスが容易に可能な構造となっている。ベルマウス10はドレンパン9の内周部に取付けられており、吸込みグリル7を開き、ベルマウス10を取り外すことにより、遠心ファン6aやモータ6bの交換などのメンテナンスも容易に行えるように構成されている。なお、符号28は前記筐体1の内側面に設けられている断熱材である。
図3は、図2に示す室内機100を、筐体1の天板1a側から見た平面断面図で、遠心ファン6aの吐出口を通る部分の断面を示している。この図3に示すように、室内熱交換器8は、遠心ファン6aを取り囲むように構成されている。また、符号22は、室内熱交換器8に接続される配管や補器を収納するための機械室である。
図4は、化粧パネル2を下側から視た斜視図である。図4において、吸込みグリル7の図示は省略している。化粧パネル2は、下から視て四角形状をなしていて、その外縁近傍(四角形状の4辺の各近傍)に、吹出口5が設けられている。吹出口5は細長い開口であり、その長手方向は、化粧パネル2の四角形状の各辺と平行である。
各吹出口5には、各2枚の風向板31,32が設けられている。この各吹出口5に対して、一対の風向板31,32は、化粧パネル2の下面(筺体の下面)の内側から外側に向かって並んで配置され、風向板31が風向板32より外側に位置するので、風向板31を適宜、外側風向板31と呼ぶことにする。また、風向板32が風向板31より内側に位置するので、風向板32を適宜、内側風向板32と呼ぶことにする。外側風向板31、内側風向板32は閉じているときは、吹出口5を覆う。この例では、外側風向板31の方が内側風向板32よりも横幅が長く、吹出口5もこの外側風向板31、内側風向板32に合った形状をしている。外側風向板31、内側風向板32が開くときは、外側風向板31、内側風向板32は先端が化粧パネル2の外側から内側に向いて回動する。後記する図6A等に示すように、外側風向板31も内側風向板32も回転軸31b、32bは、化粧パネル2の内側(中心側)に偏倚した位置にある。
ところで、各吹出口5に2枚の風向板3(31,32)が設けられる構成は前記の特許文献1にも開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、2枚の風向板を平行にし、あるいは、両者の先端を狭めるものであるため、送風範囲が狭くなってしまうという不具合がある。送風範囲が狭くなってしまうと、送風速度が上がることや局所的な送風になることで、ユーザへ直接風が当たるときに不快感(ドラフト感)を与える要因になる。また、冷房時にはスマッジングを抑制することができない。
そこで、以下に、冷暖房時等において送風方向を拡大することができる外側風向板31、内側風向板32等について説明する。
図5は、外側風向板31、及び内側風向板32の制御系のブロック図である。制御部41は、外側風向板31、及び内側風向板32の回転を制御するマイクロコンピュータ等である。制御部41には、少なくとも2台のモータ42,43が接続されている。各モータ42,43には、それぞれ外側風向板31、内側風向板32を駆動する連結機構44,45が接続され、各連結機構44,45には、それぞれ外側風向板31、内側風向板32が連結されている。これにより、外側風向板31と内側風向板32とは別個に回転駆動することができる。ここでは、モータや連結機構を2台だけ図示しているが、1台のモータ42及び連結機構44で全ての吹出口5の外側風向板31を回転駆動してもよいし、吹出口5ごとの各外側風向板31に個別にモータ42及び連結機構44を用意して、吹出口5ごとの各外側風向板31を個別に駆動できるようにしてもよい。内側風向板32についても同様である。
図6A~図6Dは、それぞれ1つの吹出口5(並びに外側風向板31、及び内側風向板32)の縦断面図である。
図6Aにおいて、外側風向板31、及び内側風向板32は、それぞれの基端部分をアーム31a,32aで支持され、アーム31a,32aの両側に設けられた回転軸31b,32bで化粧パネル2等に軸支されて、回転軸31b,32bを中心に回動する。
図6Bは、冷房運転の場合を示している。また、図6Cは、暖房運転の場合を示している。制御部41は、閉じた状態の外側風向板31、及び内側風向板32の回転角を0°とした場合、冷房運転時よりも暖房運転時の方が外側風向板31および内側風向板32の回転角が大きくなるように制御する。これらの場合において、外側風向板31と内側風向板32とは、ほぼ平行に開く。また、外側風向板31と内側風向板32とが開くときは、吹出口5からの風路として、外側風向板31と内側風向板32とで仕切られた風路5a,5b,5cが形成される。
図6Dは、室内機100において、送風方向を拡大した広範送風を行うディフューザーモードにしたときの外側風向板31および内側風向板32の状態を示している。このディフューザーモードにおいては、一対の風向板である外側風向板31と内側風向板32とを開くときは、両風向板同士は、その先端31c,32eに向かうに従って基端側よりも漸次間隔が拡大するように開く。これは、制御部41の制御によってモータ42と43との回転角を変えることで実行する。なお、図6Dは、冷房運転時の例を示しているが、暖房運転時にもディフューザーモードが可能である。
ディフューザーモードにするか、通常の冷暖房運転にするかは、リモコン400の操作により切り替えることができる。
次に、本実施例の室内機100、空気調和機1000の作用効果について説明する。
以上説明した本実施例の室内機100、空気調和機1000によれば、ディフューザーモードでは、外側風向板31および内側風向板32の両風向板同士は、先端31c、32eに向かうに従って漸次間隔が拡大するように開く。そのため、風路5a,5b,5cをそれぞれ流れる風が異なる方向となることで広範に送風することができる。これにより、ユーザへ直接風が当たる場合にも送風が広い範囲に拡散されているため不快さが低減される。また、冷房時は、風が天井に張り付く度合いが低減され、スマッジングを抑制することができる。
また、通常の冷暖房運転とディフューザーモードとは、例えば、リモコン400の操作により切り替えることができ、広範に送風したい場合、そうではない場合、それぞれに対応することができる。この場合の制御は制御部41が行うが、温度センサ、人感センサ等のセンサによるセンシングに基づいて、通常の冷暖房運転とディフューザーモードとの切替え運転を行うようにしても良い。
実施例2においては実施例1と異なる点を中心に説明する。実施例2において、実施例1と共通の部材等については同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。図7は、化粧パネル2を下側から視た斜視図である。図7においても、吸込みグリル7の図示は省略している。本実施例2では、各吹出口5において、外側風向板31と内側風向板32との長さはほぼ同じである。そのため、各吹出口5も並んだ外側風向板31と内側風向板32との形状に合った長方形をなしている。
図8A~図8Eは、それぞれ1つの吹出口5(並びに外側風向板31、及び内側風向板32)の縦断面図である。
図8Aは、外側風向板31、及び内側風向板32を閉じた状態を示している。実施例1とは異なり、外側風向板31と内側風向板32の長手方向の幅はほぼ同じ長さであり、かつ、短手方向の幅は外側風向板31よりも内側風向板32の方が長くなっており、外側風向板31、及び内側風向板32を閉じた状態では、外側風向板31は内側風向板32の陰に隠れて外側からは視えない構成としている。
また、外側風向板31は、長手方向(幅方向)にほぼ直線状である。これは実施例1と同様である。一方、内側風向板32は、基端部32dは下側に凸形状をしていて、幅方向の尾端部(先端側)32cは幅方向にほぼ直線状である。
図8Bは、冷房運転の場合であり、外側風向板31と内側風向板32とが略平行に回転するのは実施例1と同様である。
図8Cは、暖房運転の場合であり、ここでも外側風向板31と内側風向板32とが略平行に回転するのは実施例1と同様である。ここで、実施例1と異なるのは、外側風向板31が開くことにより、外側風向板31の後端は吹出口5の内壁5dと近接または接触することで吹出口5の最も外側の風路5aは閉鎖されることである。
図8Dは、冷房運転のディフューザーモードであり、図8Eは、暖房運転のディフューザーモードである。これらの場合においては、一対の風向板である外側風向板31と内側風向板32とを開くときは、両風向板同士は、その先端31c,32eに向かうに従って漸次間隔が拡大するように開き、これは、制御部41がモータ42と43との回転角度を変えることによって実行する。この点は実施例1の場合と同様である。
この場合に実施例1と異なるのは、先端31c,32e同士の開きが、冷房運転の場合と暖房運転の場合とで異ならせている点であり、図8Dの例では、先端31c,32e同士の開きが、冷房運転の場合より暖房運転の場合の方が大きくなるようにしている。
前記で8B及び図8C(あるいは図6B及び図6C)を参照して説明しているように、冷房運転よりも暖房運転の場合の方が外側風向板31及び内側風向板32の回転角を大きくし送風方向を下向きに設定するため、吹き出した空気の床面(ユーザの居る位置)までの距離が短い。そのため、冷房運転の場合よりも先端31c,32e同士の開きを大きくすることで、送風速度を低下させ、ユーザの不快感を低減することができる。ただし、送風速度を低下させ過ぎると、吹き出した空気が直ちにまた筐体1内に取り込まれるショートサーキットが発生する虞があるため、ショートサーキットが生じない程度の送風速度を確保するようにする。
一方で、暖房運転の場合に暖められた暖気は、冷房運転の場合の冷気よりも空気の密度が小さくなるため、冷気よりも遠方へ届かせることが難しい。そのため、遠方まで送り出したい場合には暖房運転の場合の方が先端31c,32e同士の開きが小さくなるようにしても良い。
次に、本実施例の室内機100、空気調和機1000の作用効果について説明する。
本実施例においても、実施例1で説明したのと同様の作用効果を奏することができる。その他に、本実施例では、次のような作用効果を奏する。
まず、図8Cの暖房運転の場合、外側風向板31が開くことにより、制御部41の制御により外側風向板31の後端は吹出口5の内壁5dと近接または接触することで吹出口5の最も外側の風路5aを閉鎖する。これにより、室内天井側に暖房空気が逃げてしまうことを抑制することができる。
また、内側風向板32は、幅方向の基端部32dは下側に凸形状をしていて、尾端部32cは幅方向にほぼ直線状である。そのため、内側風向板32は、暖房運転で吹き出す風の抵抗になりにくい。
また、ディフューザーモードでは先端31c,32e同士の開きが、冷房運転のときよりも暖房運転のときの方が大きくなるように制御部41が制御することで、暖房運転のときに下側に向かって風を広範に拡散することができる。反対に、先端31c,32e同士の開きが、冷房運転の場合よりも暖房運転の場合の方が小さくなるように制御部41が制御することで、空気を拡散しつつ送風距離を確保することができる。
さらに、外側風向板31、及び内側風向板32を閉じた状態では、外側風向板31は内側風向板32の陰に隠れて外側からは視えない構成としている。そのため、外側風向板31、内側風向板32を閉じた状態における意匠性を向上させることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
例えば、1対の風向板を2枚の風向板として説明したが、3枚で一対をなすようにしてもよい。
また、幅方向(長手方向)には、風向板が分割されていてもよい。
1 筺体
2a 吸込口
3 風向板
5 吹出口
5a,5b,5c 風路
6 遠心送風機(送風ファン)
7 吸込みグリル
8 室内熱交換器(熱交換器)
31 外側風向板(風向板)
31c 先端
32 内側風向板(風向板)
32c 尾端部
32d 基端部
32e 先端
41 制御部
100 室内機
300 冷媒配管
1000 空気調和機

Claims (6)

  1. 筺体と、
    前記筺体内に空気を吸い込む吸込口と、
    前記筺体下面の外周部に設けられ、空気を吹き出す吹出口と、
    前記吸込口から吸い込んだ空気と冷媒とを熱交換する熱交換器と、
    前記熱交換後の空気を前記吹出口へ送り出す送風ファンと、
    前記吹出口に配置され、前記吹出口から吹き出す空気の流れを制御する風向板とを備え、
    前記風向板は、前記吹出口ごとに一対設けられ、この一対の風向板を開くときは両風向板は、先端に向かうに従って漸次間隔が拡大するように開き、
    前記一対の風向板は、前記吹出口の内側から外側に向かって並んで配置され、
    内側の前記風向板は、基端部は下側に凸形状であり、尾端部は直線状であり、
    外側の前記風向板は、幅方向に直線状であり、暖房運転時に、外側の前記風向板の後端前記吹出口の内壁と近接又は接触して、前記吹出口の外側の風路を閉鎖し、
    外側の前記風向板及び内側の前記風向板を閉じた状態では、外側の前記風向板は、内側の前記風向板に対して前記筺体側に重なっていることを特徴とする室内機。
  2. 前記一対の風向板が前記拡大をするように開くことと、前記風向板が先端に向かってほぼ平行に開くこととのいずれかを選択して、当該一対の風向板の開きを制御する制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の室内機。
  3. 前記制御部は、前記開きの大きさを冷房運転の場合よりも暖房運転のときの方が大きくなるように制御することを特徴とする請求項2に記載の室内機。
  4. 前記制御部は、前記開きの大きさを冷房運転の場合よりも暖房運転のときの方が小さくなるように制御することを特徴とする請求項2に記載の室内機。
  5. 前記一対の風向板は、前記吹出口の内側から外側に向かって並んで配置され、
    前記一対の風向板が開くことで前記吹出口を仕切って出来る3つの風路のうち前記吹出口の最も外側の風路は、暖房運転の際には外側の前記風向板が開くことで閉鎖されることを特徴とする請求項1に記載の室内機。
  6. 室外機と、
    前記室外機と冷媒配管で接続される複数台の請求項1~の何れかの一項に記載の室内機とを備えることを特徴とする空気調和機。
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