JP2004101056A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】化粧パネル100と、化粧パネル100に形成された第1〜第4の吹出口121〜124にそれぞれ軸心線周りに回動自在に配設される第1〜第4ルーバ151〜154と、化粧パネル100に設けられ、第1、第3ルーバ151、153間及び第2、第4ルーバ152、154間をそれぞれ連結する連結機構158と、化粧パネル100に設けられ、第1、第2ルーバ151、152をその軸心線回りに回動駆動することで、これらルーバ151、152に連結された第3ルーバ153及び第4ルーバ154を連係して回動させるステッピングモータ170と、第1、第3ルーバ151、153の間及び第2、第4ルーバ152、154の間にそれぞれ設けられ、ルーバ151〜154の矢印B方向における回動角度範囲を規制する第2の回動規制部302とを具備した。
【選択図】 図8
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被空調室の天井に取り付けられる空気調和機の室内機に係り、特にルーバの回動角度範囲を規制する規制機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機の室内機として、店舗等の広い空間を空調する場合には、壁面に取り付けられる、いわゆる壁掛け型ではなく、複数の方向に空調風を吹き出すことができ、かつ居住者が受ける圧迫感の少ない天井埋込み型とした室内機が多用される傾向にある。
【0003】
この種の空気調和機では、矩形状の化粧パネルのほぼ中央部に室内空気を吸い込む吸込口が形成され、この吸込口の周辺部には、化粧パネルの各辺に沿ってそれぞれ空調風を吹き出す吹出口が形成されている。各吹出口には、それぞれ空調風の風向を変更する長板状のルーバがその軸心線回りに回動可能に配設されている。
【0004】
これらルーバは、ユニバーサルジョイントやスリーブ等の連結部材により連結されており、1枚若しくは2枚のルーバをモータにより駆動することで、連結された残りのルーバを連動させる構成が主流となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
ルーバの回動角度範囲は機械的に制限されている。すなわち、初期位置として用いられるルーバの最小回動角は、化粧パネルのモータ近傍に設けられた位置決め用突起に各ルーバが当接することにより与えられる。一方、ルーバの最大回動角は、化粧パネルの吹出口縁部に各ルーバが当接することにより与えられる。すなわち、各ルーバは上述した最小回動角と最大回動角との間で回動するようになっている。
【0006】
【特許文献1】
実公平3−34594号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような方法では、ルーバが吹出口内に完全に収容されて、吹出口縁部に当接しない構成とした場合に、ルーバの回動運動を規制できず、最大回動角を設定できないという問題がある。
【0008】
そこで、このような構成を用いる場合、化粧パネルのモータ近傍に2つの位置決め用突起をルーバの回動方向に所定の角度だけずらして設け、これら位置決め用突起にルーバを当接させることで、回動角度範囲を2つの位置決め用突起内に制限するということが行われている。
【0009】
しかしながら、ユニバーサルジョイントやスリーブ等の連結部材は、設計寸法誤差や余裕寸法を有し、さらに、ルーバ自体が捩れ方向の弾性を有しているため、モータ近傍で回動角度範囲を制限した場合、従動するルーバの回動角度範囲がモータに直接接続された駆動側のルーバの回動角度範囲より狭くなり、ルーバ間に回動角度範囲の差が生じるという問題がある。
【0010】
本発明は、連結手段によって連結された複数のルーバを、1つのモータによって連係して回動させる際、ルーバ間に生じる回動角度範囲の差を解消することで、均一化できる空気調和機の室内機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の空気調和機の室内機は次のように構成されている。
【0012】
(1)下面に開口部を有し、被空調室の天井裏に取り付け固定される室内機本体と、この室内機本体の下面開口部を閉成し、被空調室に露出するよう取り付けられる化粧パネルと、この化粧パネルのほぼ中央部に形成された吸込口と、上記吸込口周辺部に形成された複数の吹出口と、上記吹出口にそれぞれ軸心線周りに回動自在に配設される複数のルーバと、上記化粧パネルに設けられ、隣接するルーバ間を連結する連結手段と、上記化粧パネルに設けられ、1枚のルーバをその軸心線回りに回動駆動することで、連結された全てのルーバを連係して回動させるモータと、連結された上記ルーバの間に設けられ、上記ルーバの少なくとも一方の回動方向における回動角度範囲を規制する回動規制部とを具備したことを特徴とする。
【0013】
(2)下面に開口部を有し、被空調室の天井裏に取り付け固定される室内機本体と、この室内機本体の下面開口部を閉成し、被空調室に露出するよう取り付けられる矩形状の化粧パネルと、この化粧パネルのほぼ中央部に形成された吸込口と、上記吸込口周辺部に上記化粧パネルの各辺に沿って形成された4つの吹出口と、上記各吹出口に軸心線回りに回動自在に配置される第1〜第4ルーバと、上記化粧パネルの対向する2つの隅部に設けられ、隣接する第1ルーバと第3ルーバ、及び第2ルーバと第4ルーバの間をそれぞれ連結する2つの連結手段と、上記第1ルーバ及び第2ルーバをその軸心線回りに回動させることで、第1、第2ルーバ、及び第3、第4ルーバをそれぞれ連係して回動させる2つのモータと、上記化粧パネルの上記モータ近傍に設けられ、上記第1、第2ルーバが当接することで、第1〜第4ルーバの第1回動方向における回動角度範囲を規制する第1の回動規制部と、上記第1ルーバと第3ルーバ、及び第2ルーバと第4ルーバとの間に設けられ、上記ルーバの第2回動方向における回動角度範囲を規制する第2の回動規制部とを具備することを特徴とする。
【0014】
(3)下面に開口部を有し、被空調室の天井裏に取り付け固定される室内機本体と、この室内機本体の下面開口部を閉成し、被空調室に露出するよう取り付けられる矩形状の化粧パネルと、この化粧パネルのほぼ中央部に形成された吸込口と、上記吸込口周辺部に上記化粧パネルの各辺に沿って形成された4つの吹出口と、上記各吹出口に軸心線周りに回動自在に配置される第1〜第4ルーバと、
上記化粧パネルの隅部に設けられ、隣接する第1ルーバと第2ルーバ、第2ルーバと第3ルーバ、及び第3ルーバと第4ルーバの間をそれぞれ連結する3つの連結手段と、上記第1ルーバをその軸心線回りに回動駆動することで、第1〜第4ルーバを連係して回動させるモータと、上記化粧パネルの上記モータ近傍に設けられ、上記第1ルーバが当接することで、第1〜第4ルーバの第1回動方向における回動角度範囲を規制する第1の回動規制部と、上記第2ルーバと第3ルーバ、或いは第3ルーバと第4ルーバとの間に設けられ、上記第1〜第4ルーバの第2回動方向における回動角度範囲を規制する第2の回動規制部とを具備することを特徴とする。
【0015】
(4)上記(2)又は(3)に記載された空気調和機の室内機であって、上記第1の回動規制部は、上記化粧パネルに設けられ、上記ルーバが当接する第1の突出部であることを特徴とする。
【0016】
(5)上記(2)又は(3)に記載された空気調和機の室内機であって、上記第2の回動規制部は、上記連結手段に突設された回動規制突起と、上記化粧パネルに設けられ、上記回動規制突起が当接する第2の突出部とを有することを特徴とする。
【0017】
(6)上記(1)〜(3)に記載された空気調和機の室内機であって、上記モータはステッピングモータであることを特徴とする。
【0018】
(7)上記(2)又は(3)に記載された空気調和機の室内機であって、上記第1の回動規制部は、上記室内機の運転開始時に上記ルーバの回動角度を初期位置に位置決するために用いられることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る空気調和機の室内機10を下面側から示す斜視図、図2は同室内機10を室内機本体20と化粧パネル100とに分離して示す斜視図、図3は同室内機本体20を分解して示す斜視図、図4は同室内機本体20を示す縦断面図、図5は同化粧パネル100を分解して示す斜視図、図6は同化粧パネルを示す縦断面図である。
【0020】
図1に示すように、空気調和機の室内機10は、被空調室の天井板に形成された取り付け用開口部に室内側から挿入されて吊りボルト等を介して、いわゆる天井裏に吊持固定される室内機本体20と、この室内機本体20の室内側に露出して取り付けられる化粧パネル100とを備えている。
【0021】
図2に示すように、室内機本体20は、下面開口部21a全てが開口し、上面部と側面部が板面からなるハウジング21を備えている。このハウジング21の内周面には断熱材22が貼着され、断熱構造をなしている。
【0022】
図3に示すように、ハウジング21内部には、その中央部に送風機23が配置され、送風機23を囲むようにして平面視でL字状に形成された一対の熱交換器部24a,24bからなる室内熱交換器24が収容されている。なお、平面視で四角枠状に形成された室内熱交換器を用いる場合もある。
【0023】
ハウジング21の下面開口部21aは、化粧パネル100によって閉成されている。この化粧パネル100は室内に露出し、ハウジング21周面と天井板の取り付け用開口部との隙間を遮蔽する。
【0024】
図4に示すように、送風機23は、ハウジング21の上面部に適宜な手段で取り付け固定されるファンモータ23aと、このファンモータ23aの回転軸に取り付けられるファン23bとからなる。この送風機23は、ファン23bの回転に伴い回転軸方向から空気を吸い込んで周方向に吹出す送風作用をなす。
【0025】
室内熱交換器24を構成する熱交換器部24a,24bは、送風機23の吹き出し方向に位置している。各熱交換器部24a,24bの下端部はハウジング21下部に設けられる平面視で四角枠状のドレンパン25内に挿入され、各熱交換器部24a,24bで生成されるドレン水を受けるようになっている。
【0026】
図2と図4に示すように、化粧パネル100の後述する吸込口110と送風機ファン23bとの間にはベルマウス26が設けられ、その周囲はドレンパン25に囲まれている。ベルマウス26は、送風機ファン23b側が小径で、かつ、吸込口110側が大径のテーパ状に形成されている。
【0027】
図2に示すように、化粧パネル100は、その中央大部分の面積を占める矩形状の吸込口110が開口されていて、この吸込口110はドレンパン25の内側面とほぼ対向して設けられる。
【0028】
化粧パネル100の吸込口110には、吸込グリル111が着脱自在に取り付けられている。吸込グリル111は、吸込口110における室内空気の流通を可能としながら、吸込口110からハウジング21内部に対する遮蔽をなしている。
【0029】
さらに、吸込口110の周辺部には化粧パネル100の各辺に沿って第1〜第4の吹出口121〜124が設けられている。すなわち、第1〜第4の吹出口121〜124は幅方向に対して長手方向が極端に細長い矩形状をなし、4ヶ所設けられることになる。
【0030】
各吹出口121〜124は、ドレンパン25の外側面とハウジング21の側面部に取り付けられる断熱材22との間の間隙に対向位置していて、それ自体が外方へ曲成される。
【0031】
これら吹出口121〜124には、それぞれ同じ構成からなる第1〜第4ルーバ151〜154(図5に示す)が回動自在に配設され、室内熱交換器24により熱交換された空気を化粧パネル100周辺の広い範囲に吹き出し案内するようになっている。
【0032】
図5に示すように、化粧パネル100の第1隅部101には、同じ構成からなる2つのステッピングモータ170が配置されている。これらステッピングモータ170の駆動軸は、それぞれ第1、第2ルーバ151、152の軸心線方向の一端部に接続され、第1、第2ルーバ151、152を軸心線周りに回動駆動できるようになっている。
【0033】
また、第1ルーバ151と第3ルーバ153、及び第2ルーバ152と第4ルーバ154は、化粧パネル100の第2隅部102、及び第3隅部103にそれぞれ配置された連結機構158(連結手段)によって連結されている。
【0034】
それによって、ステッピングモータ170を駆動すると、第1ルーバ151と第3ルーバ153、及び第2ルーバ152と第4ルーバ154は、それぞれ連係して駆動されるようになっている。
【0035】
図9は同化粧パネル100に組み込まれた連結機構158とルーバ151〜154の要部を拡大して示す斜視図である。同図に示すように、各連結機構158は、各ルーバ151〜154が接続される一対の接続部材160と、これら接続部材160の間を連結する連結部材161とを備えている。
【0036】
接続部材160は、それぞれ化粧パネル100の裏面100a側に設けられたU字状支持部159a、159b(図5参照)に回動可能に支持されており、連結部材161は軸心線方向ほぼ中央部に回動規制突起162を備えている。
【0037】
連結部材161と接続部材160はそれぞれユニバーサルジョイント165によって接続されており、連結部材161は、第1、第2ルーバ151、152が図6中に矢印A、及び矢印Bで示す方向に回動すると、これらルーバ151、152と連動して、それぞれ図8中に矢印C、及び矢印Dで示す方向に回動するようになっている。
【0038】
図7は同化粧パネル100のステッピングモータ170付近を拡大して示す断面図である。同図に示すように、化粧パネル100の第1の吹出口121、及び第2の吹出口122内には、ステッピングモータ170の近傍に、それぞれ第1の突出部163(第1の回動規制部)が設けられている(第1の吹出口121側のみ図示)。
【0039】
第1の突出部163は、それぞれ第1、第2ルーバ151、152側に突出しており、各ルーバ151、152が図6中矢印A方向に回動すると、その幅方向の一端部側が上記第1の突出部163に当接し、ルーバ151、152の矢印A方向(第1回動方向)への回動を第1規制位置で係止するようになっている。
【0040】
図8は同化粧パネル100の連結機構158付近を拡大して示す断面図である。同図に示すように、化粧パネル100の第2、第3隅部102、103には、第2の突出部164が設けられ、上述した回動規制突起162とともにそれぞれ第2の回動規制部302を構成している(第2隅部102側のみ図示)。
【0041】
第2の突出部164は、連結部材161側に突出しており、第1、第2ルーバ151、152の動作に連動して、連結部材161が図8中矢印D方向に回動すると、回動規制突起162がこの第2の突出部164に当接し、ルーバ151、152の図6中矢印B方向(第2回動方向)への回動を第2規制位置で係止するようになっている。
【0042】
すなわち、第1ルーバ151及び第2ルーバ152の矢印A方向及び矢印B方向における回動角度範囲は、それぞれ第1突出部163と第2の突出部164及び回動規制突起162とによって制限されている。
【0043】
このように構成された空気調和機の室内機10においては、送風機23が駆動されることにより、室内側から被空調空気が吸引され、熱交換器24において熱交換がなされた後、吹出口121〜124から室内側に吹き出される。
【0044】
このとき、化粧パネル100に設けられた2つのステッピングモータ170を駆動することで、全てのルーバ151〜154が同一方向に動作する。具体的には、第1ルーバ151が内側から外側へ向きを変える際に、他の第2〜第4ルーバ152〜154も内側から外側へ向きを変える。逆も同様である。
【0045】
また、第1ルーバ151と第3ルーバ153、及び第2ルーバ152と第4ルーバ154は、連結機構158を介して連係動作が行われる。
【0046】
次に、上記構成の空気調和機の室内機10を使用する際のルーバの動作について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、第1、第2ルーバ151、152の動作についてのみ説明し、これらルーバ151、152に連動する第3、第4ルーバ153、154の動作については説明を省略する。
【0047】
ステップ0において、第1ルーバ151、及び第2ルーバ152の回動角度の制御処理が開始されたならば、ステップ1において、空気調和機の電源が投入されるか否かを判断する。
【0048】
このステップ1において、空気調和機の電源が投入されたと判断された場合、ステップ2において、各ステッピングモータ170に最大パルス(後述する)を入力し、運転停止位置に設定されている第1、第2ルーバ151、152を図6中矢印A方向に回動させる。
【0049】
なお、上記最大パルスは、第1、第2ルーバ151、152の回動角度範囲に対応した駆動パルス数以上に設定されている。そのため、この最大パルスを各ステッピングモータ170に入力すると、第1、第2ルーバ151、152は、その直前の回動角度によらず、第1の突出部163に当接するまで回動することになる。
【0050】
そして、図7に示すように、第1、第2ルーバ151、152が第1の突出部163に当接したならば、その位置をルーバ151、152の初期位置として位置決めする。なお、第1、第2ルーバ151、152が第1の突出部163に当接した後に入力されるパルスは、ステッピングモータ170のすべりとなる。
【0051】
ステップ2において、第1、第2ルーバ151、152が初期位置に設定されたならば、ステップ3において、空気調和機の運転状況に応じた数のパルスを随時ステッピングモータ170に入力し、第1、第2ルーバ151、152をその回動角度範囲内で回動させる。
【0052】
そして、第1、第2ルーバ151、152が所定の角度に設定されたならば、ステップ4において、ルーバ151、152の回動角度の制御処理を終了する。
【0053】
一方、ステップ1において、空気調和機の電源が投入されたと判断されない場合、ステップ5において、空気調和機が運転中か否かを判断する。
【0054】
このステップ5において、空気調和機が既に運転中であると判断された場合、ステップ3において、運転状況に応じた数のパルスを随時ステッピングモータ170に入力し、第1、第2ルーバ151、152をその回動角度範囲内で回動させる。そして、第1、第2ルーバ151、152が所定の角度に設定されたならば、ステップ4において、ルーバ151、152の回動角度の制御処理を終了する。
【0055】
一方、ステップ5において、空気調和機の運転が停止していると判断された場合、ステップ6において、ステッピングモータ170へのパルス入力が停止される。そして、パルス入力停止時における第1、第2ルーバ151、152の回動角度を維持したまま、ステップ4において、回動角度の制御処理を終了する。
【0056】
ところで、ルーバ151〜154が、運転中に手動により矢印B方向に回動されていると、第1、第2ルーバ151、152が矢印B方向に回動する際に、回動規制突起162が第2の突出部164に当接し、ルーバ151〜154の矢印B方向への回動が第2規制位置で規制されることがある。
【0057】
ルーバ151〜154の矢印B方向への回動が規制されると、その後に継続的に入力される矢印B方向のパルスは、ステッピングモータ170のすべりとなる。そのため、第2規制位置での回動規制の後は、ルーバ151〜154は、この第2規制位置よりも矢印A方向における角度範囲内で回動される。
【0058】
また、第1ルーバ151と第3ルーバ、及び第2ルーバ152と第4ルーバ154は、それぞれ第2の規制位置における回動規制によって、ほぼ同じ回動角度にそろえられる。それによって、ルーバ151〜154は、その後の運転中もほぼ同じ回動角度でそろって動くことになる。
【0059】
上記構成の空気調和機の室内機10によれば、連結機構158の連結部材161にそれぞれ回動規制突起162を設けるとともに、化粧パネル100の第2、第3隅部102、103にそれぞれ第2の突出部164を設け、回動規制突起162を第2の突出部164に当接させることで、各ルーバ151〜154の矢印B方向への回動を係止するようにした。
【0060】
すなわち、第1、第3ルーバ151、153、及び第2、第4ルーバ152、154のほぼ中間部分で各ルーバ151〜154の矢印B方向における回動角度範囲を規制するようにした。
【0061】
そのため、各ルーバ151〜154が捩れたり、連結機構158が余裕寸法を有していても、第1、第3ルーバ151、153、及び第2、第4ルーバ152、154間に生じる回動角度範囲の差を抑制、均一化することができる。
【0062】
また、化粧パネル100のステッピングモータ170近傍に、それぞれ第1の突出部163を設け、第1、第2ルーバ151、152の幅方向一端部側を上記第1の突出部163に当接させることで、各ルーバ151〜154の矢印A方向への回動を係止するようにした。
【0063】
すなわち、各ルーバ151〜154の矢印A方向における回動角度範囲を第1ルーバ151のステッピングモータ170近傍で規制するようにした。
【0064】
そのため、各ルーバ151〜154の初期位置を正確に位置決めすることができ、さらに、運転開始のたびに加わるモータ駆動トルクによって第1、第2ルーバ151、152が破損するのを防止できる。
【0065】
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る化粧パネル100を分解して示す斜視図である。なお、ここでは、上記第1の実施の形態と異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0066】
図11に示すように、本実施の形態では、第1〜第4のルーバ151〜154は、化粧パネル100の第2〜第4隅部102〜104にそれぞれ配置された連結機構158(158A〜158C)(連結手段)によって連結され、第1ルーバ151には化粧パネル100の第1隅部101に配置されたステッピングモータ170(モータ)の駆動軸が接続されている。
【0067】
それによって、ステッピングモータ170を駆動することで、第1〜第4ルーバ151〜154を連係して回動できるようになっている。
【0068】
化粧パネル100の第1の吹出口121内には、ステッピングモータ170近傍位置して第1の突出部163(図7にのみ図示)(第1の回動規制部)が設けられている。この第1の突出部163は第1ルーバ151側に突出しており、第1ルーバ151がステッピングモータ170によって回動されると、その幅方向一端部側が第1の突出部163に当接し、第1ルーバ151の矢印A方向への回動を係止するようになっている。
【0069】
また、化粧パネル100の第4隅部104には第2の突出部164が設けられ、第2ルーバ152と第3ルーバ153を連結する連結機構158Bの連結部材161に設けられた回動規制突起162とともに第2の回動規制部302を構成している(図8にのみ図示)。
【0070】
それによって、第2ルーバ152の動作に連動して、連結機構158Bを構成する連結部材161が回動すると、この連結部材161に設けられた回動規制突起162が第2の突出部164に当接し、第1ルーバ151の矢印B方向への回動を係止するようになっている。
【0071】
このような構成の空気調和機の室内機10によれば、連結機構158Bの連結部材161に回動規制突起162を設けるとともに、化粧パネル100の第4隅部104に第2の突出部164を設け、回動規制突起162を第2の突出部164に当接させることで、各ルーバ151〜154の矢印B方向への回動を係止するようにした。
【0072】
すなわち、第1〜第4ルーバ151〜154のほぼ中間部分で各ルーバ151〜154の矢印B方向における回動角度範囲を規制するようにした。
【0073】
そのため、各ルーバ151〜154が捩れたり、これらルーバ151〜154間を連結する連結機構158A〜158Cが余裕寸法を有していても、第1、第2ルーバ151、152と第3、第4ルーバ153、154間に生じる回動角度範囲の差を抑制、均一化することができる。
【0074】
また、化粧パネル100のステッピングモータ170近傍に第1の突出部163を設け、第1ルーバ151の幅方向一端部側を第1の突出部163に当接させることで、各ルーバ151〜154の矢印A方向への回動を係止するようにした。
【0075】
すなわち、各ルーバ151〜154の矢印A方向における回動角度範囲を第1ルーバ151のステッピングモータ170近傍で規制するようにした。
【0076】
そのため、各ルーバ151〜154の初期位置を正確に位置決めすることができ、さらに、運転開始のたびに加わるモータ駆動トルクによって第1ルーバ151が破損するのを防止できる。
【0077】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上述した第2の実施の形態では、第2の回動規制部302を第2ルーバ152と第3ルーバ153の連結部に設けたが、第3ルーバ153と第4ルーバ154の連結部に設けてもよい。この場合も上記実施の形態とほぼ同じ効果が得られることはいうまでもない。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形可能であるのは勿論である。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、連結手段で連結された複数のルーバを1つのモータによって連係して回動させる際、ルーバ間に生じる回動角度範囲の差を解消、均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る空気調和機の室内機を下面側から示す斜視図。
【図2】同室内機を室内機本体と化粧パネルとに分離して示す斜視図。
【図3】同室内機本体を分解して示す斜視図。
【図4】同室内機本体を示す縦断面図。
【図5】同化粧パネルを分解して示す斜視図。
【図6】同化粧パネルを示す縦断面図。
【図7】同化粧パネルのステッピングモータ付近を拡大して示す断面図。
【図8】同化粧パネルの連結機構付近を拡大して示す断面図。
【図9】同化粧パネルに組み込まれた連結機構とルーバの要部を拡大して示す斜視図。
【図10】同ステッピングモータにより駆動されるルーバの回動角度を制御するためのサブルーチンを示すフローチャート。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る化粧パネルを分解して示す斜視図。
【符号の説明】
10…室内機
20…室内機本体
21a…下面開口部(開口部)
100…化粧パネル
101〜104…第1〜第4隅部
110…吸込口
121〜124…吹出口
151〜154…第1〜第4ルーバ
158、158A〜158C…連結機構(連結手段)
162…回動規制突起
163…第1の突出部(第1の回動規制部)
164…第2の突出部
170…ステッピングモータ(モータ)
302…第2の回動規制部
Claims (7)
- 下面に開口部を有し、被空調室の天井裏に取り付け固定される室内機本体と、
この室内機本体の下面開口部を閉成し、被空調室に露出するよう取り付けられる化粧パネルと、
この化粧パネルのほぼ中央部に形成された吸込口と、
上記吸込口周辺部に形成された複数の吹出口と、
上記吹出口にそれぞれ軸心線周りに回動自在に配設される複数のルーバと、
上記化粧パネルに設けられ、隣接するルーバ間を連結する連結手段と、
上記化粧パネルに設けられ、1枚のルーバをその軸心線回りに回動駆動することで、連結された全てのルーバを連係して回動させるモータと、
連結された上記ルーバの間に設けられ、上記ルーバの少なくとも一方の回動方向における回動角度範囲を規制する回動規制部とを具備したことを特徴とする空気調和機の室内機。 - 下面に開口部を有し、被空調室の天井裏に取り付け固定される室内機本体と、
この室内機本体の下面開口部を閉成し、被空調室に露出するよう取り付けられる矩形状の化粧パネルと、
この化粧パネルのほぼ中央部に形成された吸込口と、
上記吸込口周辺部に上記化粧パネルの各辺に沿って形成された4つの吹出口と、
上記各吹出口に軸心線回りに回動自在に配置される第1〜第4ルーバと、
上記化粧パネルの対向する2つの隅部に設けられ、隣接する第1ルーバと第3ルーバ、及び第2ルーバと第4ルーバの間をそれぞれ連結する2つの連結手段と、
上記第1ルーバ及び第2ルーバをその軸心線回りに回動させることで、第1、第2ルーバ、及び第3、第4ルーバをそれぞれ連係して回動させる2つのモータと、
上記化粧パネルの上記モータ近傍に設けられ、上記第1、第2ルーバが当接することで、第1〜第4ルーバの第1回動方向における回動角度範囲を規制する第1の回動規制部と、
上記第1ルーバと第3ルーバ、及び第2ルーバと第4ルーバとの間に設けられ、上記ルーバの第2回動方向における回動角度範囲を規制する第2の回動規制部とを具備することを特徴とする空気調和機の室内機。 - 下面に開口部を有し、被空調室の天井裏に取り付け固定される室内機本体と、
この室内機本体の下面開口部を閉成し、被空調室に露出するよう取り付けられる矩形状の化粧パネルと、
この化粧パネルのほぼ中央部に形成された吸込口と、
上記吸込口周辺部に上記化粧パネルの各辺に沿って形成された4つの吹出口と、
上記各吹出口に軸心線周りに回動自在に配置される第1〜第4ルーバと、
上記化粧パネルの隅部に設けられ、隣接する第1ルーバと第2ルーバ、第2ルーバと第3ルーバ、及び第3ルーバと第4ルーバの間をそれぞれ連結する3つの連結手段と、
上記第1ルーバをその軸心線回りに回動駆動することで、第1〜第4ルーバを連係して回動させるモータと、
上記化粧パネルの上記モータ近傍に設けられ、上記第1ルーバが当接することで、第1〜第4ルーバの第1回動方向における回動角度範囲を規制する第1の回動規制部と、
上記第2ルーバと第3ルーバ、或いは第3ルーバと第4ルーバとの間に設けられ、上記第1〜第4ルーバの第2回動方向における回動角度範囲を規制する第2の回動規制部とを具備することを特徴とする空気調和機の室内機。 - 上記第1の回動規制部は、上記化粧パネルに設けられ、上記ルーバが当接する第1の突出部であることを特徴とする請求項2又は3記載の空気調和気の室内機。
- 上記第2の回動規制部は、
上記連結手段に突設された回動規制突起と、
上記化粧パネルに設けられ、上記回動規制突起が当接する第2の突出部とを有することを特徴とする請求項2又は3記載の空気調和機の室内機。 - 上記モータはステッピングモータであることを特徴とする請求項1〜3記載の空気調和気の室内機。
- 上記第1の回動規制部は、上記室内機の運転開始時に上記ルーバの回動角度を初期位置に位置決するために用いられることを特徴とする請求項2又は3記載の空気調和機の室内機。
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