JPH02298754A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は空気調和機の室内ユニット、特に清掃性の優
れた空気調和機の室内ユニットに関するものである。

（従来の技術） 家庭用空気調和機Ｑ主流を占める分離形空気調和機は、
その普及率の向上と共に、種々の欲求が顕在化している
。その一つに室内ユニットの清掃性の向−トがあり、そ
の具体化が強く求められている。

第６図ないし第７図は、例えば実公昭５８−４８９７９
号公報に開示された２種類の従来の空気調和機の室内ユ
ニットの断面図である。第６図において、１は室内ユニ
ットの本体ケースで熱交換器２．送風機３゜ファンケー
シング４等を内蔵し、その外殻を前パネル５とキャビネ
ット６で構成している。前パネル５の前面には前記熱交
換器に対向して、格子状の室内空気の吸込ロアが設けら
れ、また前パネル５の下部には前記ファケーシング４に
連なる吹出口８が形成されている。、９は風向調整板で
吹出口８に設置されている。１０は除塵フィルターで吸
込ロアと熱交換器２の間に配置されている。また、第７
図において、熱交換器２は後傾した状態で配置されてい
る。そして、前パネル５の前面は閉塞され、吸込ロアは
面パネル５の天井面に開口されている。

以上のような構成において、第６図および第７図の送風
機３を運転すると、室内空気は吸込［１７から本体ケー
ス１内に導入され、除塵フィルター１０．熱交換器２を
経て吹田口８から再び室内へ吹き出される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来例の空気調和機の室内ユニットは以上のように構成
されているので、第６図の従来例では、空気吹出しの格
子部が航パネルの略全面を占めるため空気調和機の休止
時に格子部への塵埃の堆積量が多く格子部の清掃は非常
に年間のかかるものである。また、第７図の従来例は第
６図の従来例の改良形であり、前パネル航面を閉塞面と
し、清掃性を向上させたものであるが、空気調和機の休
止時に天井面に開口した室内空気吸込口からの塵埃の侵
入を防止できないという問題があった。

この発明は以上のような従来例の問題点を解消するため
になされたもので、清掃性が非常に優れた空気調和機の
室内ユニットを提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る空気調和機の室内ユニットは、熱交換器
を送風機のＦ部に後傾した状態で設置し、本体ケースの
航面を閉塞して、この本体ケースの天井面に吸込口を開
口し底面に吹出口を設け、この吹出口を、前記本体ケー
スと段差なく閉塞できる風向調整板を回動自在に軸支し
た空気調和機の室内ユニットにおいて、前記吸込口を、
前記本体ケースと段差なく閉塞できる閉塞板を開閉自在
に回動輪に軸支し、この閉塞板と前記風向調整板をそれ
ぞわ駆動機構で駆動し、前記閉塞板と前記風向調整板と
を閉塞した時に、前記本体ケースが密閉されることによ
って前記目的を達成しようとするものである。

〔作用〕

以上のような構成としたこの発明に係る空気調和機の室
内ユニットは、空気調和機の運転時に本体ケースの天井
面の吸込口は駆動機構によって閉塞板が回動し、開口状
態となる。また風向調整板は、駆動機構によって所望の
風向を得る位置に設定される。そして、空気調和機を停
止すると、前記閉塞板と前記風向調整板は、駆動機構に
より連動して吸込口と吹出口とを閉塞し、前記室内ユニ
ットは密閉状態となる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。

ｌ成） 第１図は、この発明の一実施例による空気調和機の室内
ユニットの外観斜視図、第２図はこの実施例の運転状態
での縦断面図、第３図は同じく停止時の縦断面図、・第
４図は吸込口部分拡大図、第５図は吹出口部分拡大図を
示し、図中、同一または相当部分は同一符号で表わす。

第１図ないし第５図において、１は室内ユニットの本体
ケースで、熱交換器、２．送風器３．ファンケーシング
４等を内蔵し、その外殻を前パネル５、キャビネット６
で構成している。熱交換器２は送風機３の」二部に後傾
した状態で風路１１を横切って設置されている。餌パネ
ル５は前面が閉塞され、天井面に室内空気の吸込ロアが
開口され、また下部には前記ファンケーシング４に連っ
た吹出口８が開口されている。吸込ロアには、開口部を
完全に閉塞できる大きさと、航パネル５の天井面と段差
なく閉塞できる形状とを備えた閉塞板１２が開閉自在に
回動軸に軸支され、駆動そ−タ１３に伝導部１４を介し
て連結されており、駆動モータ１３と伝導部１４が駆動
機構１５を構成してい。また吹出口８には、開口部を完
全に閉塞できる大きさと、前パネル５の底面を段差なく
閉塞できる形状とを備えた風向調整板９が、前記閉塞板
１２と同様に駆動モータ１３′に伝導部１４′を介して
連結されており、駆動モータ１３′と伝導部１４′が駆
動機構１５′を構成している。１０は除塵フィルターで
、熱交換器２の前面に着脱自在に設置されている。

（動作） 以上の構成に基づいて動作を説明する。空気調和機が運
転を開始すると、駆動モータ１３の駆動によりＩＡｉ板
１２が回動し、吸込ロアを開口させる。また駆動モータ
１３′の駆動により風向調整板９が冷房、暖房等の運転
条件に応じて所定の位置、例えば冷房時は水平に、暖房
時は垂直に設定され、吹田口８を開口する。そして、室
内空気は吸込ロアから本体ケース１内に導入され、除塵
フィルター１０．熱交換器２．送風機３を経て吹出口８
から風向調整９の方向に吹き出される。また空気調和機
の停止時は、閉塞板１２と風向；Ｉ１１！Ｉ板９はそれ
ぞれ駆動モータ１３，１３’　により伝導部１４．１４
’を介して回動し、吸込ロアと吹出１コ８とを閉塞し、
本体ケース１は完全に密閉された状態になる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、本体ケースの
前面を閉塞して、この本体ケースの天井面に吸込口を開
口し、底面に吹出口を設け、この吹出口を、本体ケース
と段差なく閉塞できる風向調整板を回動自在に軸支し、
＋ｔｉｉ’記吸込［１を、本体ケースと段差なく１岩奏
できる閉塞板を開ＪＭＪ自在に回動輪に軸支して、空気
調和機の運転を停止した時に、前記閉塞板と風向調整板
とをそれぞれ駆動機構で駆動して吸込口と吹出口を閉塞
し、本体ケースを密閉するので、室内ユニット内部への
塵埃の侵入を防止できると共に、室内ユニットの本体ケ
ース外面の清掃性を著しく向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の−・実施例による空気調和機の室内
ユニットの外観斜視図、第２図はこの実施例の運転状態
での断面側面図、第３図は同じく停止時の断面側面図、
第４図は吸込口部分拡大図、第５図は吹出口部分拡大図
、第６図は空気調和機の室内ユニットの従来例の断面側
面図、第７図は空気調和機の室内ユニットの他の従来例
の断面側面図である。 ５は前パネル、７は吸込口、８は吹出口、９は風向調整
板、１２は閉塞板、１３．１３’は駆動モータ、１４．
１４’は伝導部、１５．１５’は駆動機構である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱交換器を送風機の上部に後傾した状態で設置し、本体
   ケースの前面を閉塞して、この本体ケースの天井面に吸
   込口を開口し底面に吹出口を設け、この吹出口を、前記
   本体ケースと段差なく閉塞できる風向調整板を回動自在
   に軸支した空気調和機の室内ユニットにおいて、前記吸
   込口を、前記本体ケースと段差なく閉塞できる閉塞板を
   開閉自在に回動軸に軸支し、この閉塞板と前記風向調整
   板をそれぞれ駆動機構で駆動し、前記閉塞板と前記風向
   調整板とを閉塞した時に、前記本体ケースが密閉される
   ことを特徴とする空気調和機の室内ユニット。