JP2004156880A - 空気調和機 - Google Patents

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JP2004156880A JP2002324983A JP2002324983A JP2004156880A JP 2004156880 A JP2004156880 A JP 2004156880A JP 2002324983 A JP2002324983 A JP 2002324983A JP 2002324983 A JP2002324983 A JP 2002324983A JP 2004156880 A JP2004156880 A JP 2004156880A
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義浩 郡司
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Abstract

【課題】導入した換気用の外気を熱交換器の風上側に導出できるようにして、冷暖房運転時の性能を低下させることなく換気運転を行なえるようにした空気調和機を提供する。
【解決手段】遠心ファン8を、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路の他側壁7bに設けられた支軸部sにより回転自在に軸支されると共に、クロスフローファン6の他側から延伸して前記空気通路の他側壁7bを貫通した回転軸6bに連結し、前記他側壁7bに、前記遠心ファン8を収容すると共に、外気を導入する外気導入孔9aと、熱交換器5の風上側を臨ませた外気導出孔9bとを備えたファンケーシング9を取り付けた。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、導入した換気用の外気を熱交換器の風上側に導出できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機には、被空調室の空気を換気できるようにしたものとして、ファン(クロスフローファン)により形成される送風路の上流に位置する部分に換気用孔を設けるとともに、この換気用孔を開閉する開閉扉を設けたことを特徴とした事例があった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、上記の事例においては、前記開閉扉が開いた状態では、空調時の室内からの送風路を遮りつつ、前記ファン(クロスフローファン)の静圧動作も加わって、前記換気用孔から外気を取り込むように作動することから、この外気が前記室内からの送風路を遮るように取り込まれるので、特許文献1の第1図で示す吸込口孔からの空気量は減少することになり、熱交換器によって熱交換されたのち吹出口に送出される空気流量が減少するため、例えば冷暖房運転時に空気調和機としての性能が低下してしまうという問題点を有していた。
【0004】
【特許文献1】
特開平3ー87533号公報(第1頁および第3頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、導入した換気用の外気を熱交換器の風上側に導出できるようにして、冷暖房運転時の性能を低下させることなく換気運転を行なえるようにした空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、前部を開放したベースと、同ベースに装着され、吸込口および吹出口を上下部に備えた前面パネルと、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前記吸込口からの吸込空気を熱交換する熱交換器と、同熱交換器により熱交換された空気を前記吹出口へ送風するクロスフローファンと、同クロスフローファンの一側に対応して、前記空気通路の一側壁を隔てるように前記ベースに形成されたモータ収容部と、同モータ収容部に収容され、前記空気通路の一側壁に設けられた挿通孔を挿通する前記クロスフローファンの駆動軸に連結されたファンモータと、前記空気通路の他側壁に設けられた支軸部により回転自在に軸支されると共に、前記クロスフローファンの他側から延伸して前記空気通路の他側壁を貫通した回転軸に連結された遠心ファンと、同遠心ファンを収容して前記空気通路の他側壁に取り付けられ、外気を導入する外気導入孔と、前記熱交換器の風上側を臨ませた外気導出孔とを備えたファンケーシングとで構成されてなる構成となっている。
【0007】
また、前記ファンケーシングに、前記外気導入孔を開閉する開閉装置を設け、換気をしない運転時には、前記開閉装置により前記外気導入孔を閉塞するようにし、換気をする運転時には、前記開閉装置により前記外気導入孔を開放するようにしてなる構成となっている。
【0008】
また、前記開閉装置が、枢支部を備えて回動自在に枢支される開閉扉と、同開閉扉を駆動する駆動モータとからなる構成となっている。
【0009】
また、前記駆動モータがステッピングモータからなり、前記開閉扉を任意の回動位置まで駆動できるようにしてなる構成となっている。
【0010】
更に、前記ファンケーシングの外気導出孔に、エアフィルタが着脱可能に装着されてなる構成となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の断面図であり、図2は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は外観斜視図、(B)は前面パネルを取り外した状態の斜視図、(C)はファンケーシングの外気導出孔に装着されるエアフィルタの斜視図、(D)は(C)で示すa−a断面図であり、図3は本発明による空気調和機の換気用のファンケーシングの取付状態を示す説明図で、(A)は前面側からの斜視図、(B)は背面側からの斜視図であり、図4はファンケーシングの一部を取り外した状態を示す説明図で、(A)は背面側からの斜視図、(B)は前面側からの斜視図であり、図5は本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)はファンケーシングを取り外した状態を示す斜視図、(B)はファンケーシングを取り外した状態を示す正面図、(C)はファンケーシングを取り付けた状態を示す正面図であり、図6はファンケーシングの説明図で、(A)は外気導入孔を開放した状態を示す斜視図、(B)は外気導入孔を閉塞した状態を示す斜視図である。
【0012】
本発明による空気調和機は、図で示すように、前部を開放したベース1に、吸込口2を備えた上面パネル4aと、吹出口3を備えた下面パネル4cとで構成された前面パネル4が装着されている。
【0013】
前記吸込口2には吸込グリル4bが設けられており、また、同吸込口2と前記吹出口3とを結ぶ空気通路には、前記吸込口2から吸い込まれた吸込空気を熱交換する熱交換器5と、熱交換された空気を前記吹出口3に送出するためのクロスフローファン6とが設けられている。
【0014】
前記クロスフローファン6の一側には、図2(B)と、図5(B)および図5(C)とで示すように、前記空気通路の一側壁7aを介してモータ収容部1aが形成され、前記一側壁7aに設けられた挿通孔を挿通した前記クロスフローファン6の駆動軸6aにファンモータMが連結されている。
【0015】
そして、外気を導入して前記熱交換器5の風上側に導出することにより、被空気調和室の換気をするための遠心ファン8が、前記空気通路の他側壁7bに設けられた支軸部sにより回転自在に軸支されると共に、前記クロスフローファン6の他側から延伸して前記他側壁7bを貫通した回転軸6bに連結されている。
【0016】
前記遠心ファン8は、前記空気通路の他側壁7bに取り付けられ、外気を導入する外気導入孔9aと、前記熱交換器5の風上側を臨ませた外気導出孔9bとを備えたファンケーシング9に収容されている。
【0017 】
前記ファンケーシング9の外気導入孔9aには、図示はしないが、被空調室の外部から外気を導入するためのダクトが接続されている。
【0018】
前記ファンケーシング9の外気導出孔9bには、図2(B)と、図5(B)および図5(C)とで示すようにエアフィルタ11が着脱可能に装着されており、前記外気導入孔9aから導入した外気を前記熱交換器5の風上側に向けて導出し、前記エアフィルタ11を通過させることにより塵埃を除去した清浄空気を前記吹出口3に送出できるようになっている。
【0019】
前記エアフィルタ11は、図2(C)および図2(D)で示すように、枠部11a および同枠部11a に連続形成された網部11b からなる構成となっており、前記枠部11a の内周面を前記外気導出孔9bの周縁部に係合させることによって装着できる構成になっている。
【0020】
ここで、前記遠心ファン8および前記ファンケーシング9を組み付ける手順について説明する。
図5(A)乃至図5(C)で示すように、前記遠心ファン8を、前記クロスフローファン6の他側から延伸して、前記空気通路の他側壁7bを貫通させた前記回転軸6bに連結する。
【0021】
次に、前記ファンケーシング9を構成し、前記外気導出孔9bと、前記外気導入孔9aに連通する連通孔9eとを備えた第一ケーシング9dが、図4(A)および図4(B)で示すように、前記遠心ファン8をカバーするように前記空気通路の他側壁7bに組み付けられ、前記連通孔9eをカバーすると共に前記外気導入孔9aを備えた第二ケーシング9cが、図3(A)および図3(B)で示すように順次組み付けられる。
【0022】
前記第二ケーシング9cには、図6(A)および図6(B)で示すように、枢支部10a を備えて回動自在に枢支される開閉扉10b と、同開閉扉10b を駆動する駆動モータ10c とで構成された前記外気導入孔9aを開閉する開閉装置が設けられている。
【0023】
これにより、換気をする運転時には、図6(A)で示す矢印bのように、前記開閉扉10b を回動させて前記外気導入孔9aを開放することにより、矢印aで示すように、前記外気導入孔9aから導入された外気を前記熱交換器5の風上側に向けて導出できるようになる。
【0024】
また、換気をしない運転時には、図6(B)で示すように、前記開閉装置により前記外気導入孔9aを閉塞することによって前記外気導入孔9aから外気を導入することがなくなる。
【0025】
この場合、前記遠心ファン8により、例えば前記第一ケーシング9dと前記第二ケーシング9cとの隙間から矢印a’のように被空調室内の空気を吸い込み、且つ前記外気導出孔9bから導出することによって、室内気を循環させることができるようになる。
【0026】
なお、前記開閉扉10b を駆動する駆動モータ10c はステッピングモータからなる構成にして、換気をする運転時には、前記開閉扉10b を任意の回動位置まで駆動することにより、前記外気導入孔9aから導入される外気の流量を調節できるようになっている。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、導入した換気用の外気を熱交換器の風上側に導出できるようにして、冷暖房運転時の性能を低下させることなく換気運転を行なえるようにした空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は外観斜視図であり、(B)は前面パネルを取り外した状態の斜視図であり、(C)はファンケーシングの外気導出孔に装着されるエアフィルタの斜視図であり、(D)は(C)で示すa−a断面図である。
【図3】本発明による空気調和機の換気用のファンケーシングの取付状態を示す説明図で、(A)は前面側からの斜視図であり、(B)は背面側からの斜視図である。
【図4】本発明による空気調和機のファンケーシングの一部を取り外した状態を示す説明図で、(A)は背面側からの斜視図であり、(B)は前面側からの斜視図である。
【図5】本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)はファンケーシングを取り外した状態を示す斜視図であり、(B)はファンケーシングを取り外した状態を示す正面図であり、(C)はファンケーシングを取り付けた状態を示す正面図である。
【図6】本発明による空気調和機のファンケーシングの説明図で、(A)は外気導入孔を開放した状態を示す斜視図であり、(B)は外気導入孔を閉塞した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース
1a モータ収容部
M ファンモータ
2 吸込口
3 吹出口
4 前面パネル
4a 上面パネル
4b 吸込グリル
4c 下面パネル
5 熱交換器
6 クロスフローファン
6a 駆動軸
6b 回転軸
7a 一側壁
7b 他側壁
8 遠心ファン
9 ファンケーシング
9a 外気導入孔
9b 外気導出孔
9c 第二ケーシング
9d 第一ケーシング
9e 連通孔
10a 枢支部
10b 開閉扉
10c 駆動モータ
11 エアフィルタ
11a 枠部
11b 網部

Claims (5)

  1. 前部を開放したベースと、同ベースに装着され、吸込口および吹出口を上下部に備えた前面パネルと、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前記吸込口からの吸込空気を熱交換する熱交換器と、同熱交換器により熱交換された空気を前記吹出口へ送風するクロスフローファンと、同クロスフローファンの一側に対応して、前記空気通路の一側壁を隔てるように前記ベースに形成されたモータ収容部と、同モータ収容部に収容され、前記空気通路の一側壁に設けられた挿通孔を挿通する前記クロスフローファンの駆動軸に連結されたファンモータと、前記空気通路の他側壁に設けられた支軸部により回転自在に軸支されると共に、前記クロスフローファンの他側から延伸して前記空気通路の他側壁を貫通した回転軸に連結された遠心ファンと、同遠心ファンを収容して前記空気通路の他側壁に取り付けられ、外気を導入する外気導入孔と、前記熱交換器の風上側を臨ませた外気導出孔とを備えたファンケーシングとで構成されてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記ファンケーシングに、前記外気導入孔を開閉する開閉装置を設け、換気をしない運転時には、前記開閉装置により前記外気導入孔を閉塞するようにし、換気をする運転時には、前記開閉装置により前記外気導入孔を開放するようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記開閉装置が、枢支部を備えて回動自在に枢支される開閉扉と、同開閉扉を駆動する駆動モータとからなることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記駆動モータがステッピングモータからなり、前記開閉扉を任意の回動位置まで駆動できるようにしてなることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記ファンケーシングの外気導出孔に、エアフィルタが着脱可能に装着されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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