JP2003074902A - 空調機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】空調機器全体を大型化することなく、低コスト
で、且つ効率良く換気を行うことのできる空調機器を提
供する。 【解決手段】モータ３の両側の回転軸３ａ、３ｂにはク
ロスフローファン２とプロペラファン４が取り付けら
れ、プロペラファン４に対向する室内機本体側面にはス
リット５が設けられ、室内機本体背面に開閉板８によっ
て開閉される空気排出口７が設けられている。空調モー
ド時には、空調部が駆動し、開閉板８が空気排出口７を
閉じ、換気モード時には、空調部の動作が停止し、開閉
板８が空気排出口７を開ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、冷房又は暖房に
より室内温度を快適な温度に調節する空調機器に関し、
特に、本体に換気用ファンを一体的に設けた空調機器室
内機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、換気用ファンを一体的に備える空
調機器として、特公昭５９−３９６５４号の「空気調和
機」、実開昭６３−１２００１２号「空気調和機の室内
ユニット」、実公平４−２４３２６号「壁掛形室内機」
等が提案されている。

【０００３】実公昭５９−３９６５４号「空気調和機」
に示される装置では、貫流ファンの両端部に遠心ファン
を設け、１つのモータでこれらのファンを回転させるこ
とによって、空調と換気を同時に行えるようにしてい
る。

【０００４】また、実開昭６３−１２００１２号「空気
調和機の室内ユニット」は、空気調和機本体に貫流ファ
ンとは別に換気専用ファンを設け、それぞれのファンを
別々のモータで駆動するようにしている。

【０００５】また、実公平４−２４３２６号「壁掛形室
内機」は、空調用の貫流ファンの端部を換気用ファンと
し、１つの貫流ファンを回転することによって、空調と
換気を同時に行えるようにしている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の特公昭
５９−３９６５４号公報及び実開平４−２４３２６号公
報に示される空調機器は、いずれも、１つの貫流ファン
を回転させて空調と換気を同時に行うようにしたもので
あるため、空調時の空調機本体への空気の流入方向と換
気時の空調機本体への空気の流入方向とが同じ方向とな
り、室内においては、空調による空気の流通と換気によ
る空気の流通が同じ方向となってしまう。このため、室
内のタバコの煙等の汚れた空気を短時間に完全に換気用
の空気吸込口に吸い込むことが困難で、全体として効率
の良い換気を行うことができない不都合がある。

【０００７】また、実開昭６３−１２００１２号公報に
示される空調機器は、空調用の貫流ファンと換気専用フ
ァンとが別々に構成される結果、換気の効率が悪くなる
ことを避けることができるが、それぞれ専用のモータを
必要とするため、大型化とコストアップを避けることが
できない不都合がある。

【０００８】この発明の目的は、空調機器全体を大型化
することなく、低コストで、且つ効率良く換気を行うこ
とのできる空調機器を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この発明の空調機器は、
上記課題を解決するために次の構成を備えている。 （１）室内の空気を第１の空気吸込み口から本体内部に
吸込み、該空気を空気吹き出し口から室内に吹き出すク
ロスフローファンと、室内の空気を、前記モータを中心
に前記クロスフローファンと対向する本体側面に設けら
れた第２の空気吸込み口から本体内部に吸込み、該空気
を空気排出口から排出するプロペラファン又はシロッコ
ファンからなる換気用ファンと、回転軸をモータ本体の
反対側に延長してモータ本体の前後に回転軸が伸びるよ
うにし、この前後の回転軸に前記クロスフローファンと
前記換気用ファンをそれぞれ取り付けたモータと、空調
モードまたは換気モードを設定可能とし、空調モード時
には空調部を駆動し、換気モード時には空調部を動作停
止にする制御部と、前記本体の背面部に設けられている
ドレン排水排出口に隣接した位置に設けた、前記換気用
ファンにより排出される空気を排出する空気排出口と、
前記空気排出口に設けられ、前記空調モード時に該排出
口を閉じ、前記換気モード時には、該排出口を開くアク
チュエータと、を備えてなることを特徴とする。

【００１０】上記構成では、クロスフローファン（貫流
ファン）とは別に設けられる換気用ファンの空気吸込口
が、空調機器本体の側面に設けられているために、空調
時に本体内部に吸い込まれる空気の流入方向と換気時に
本体内部に吸い込まれる空気の流入方向とが全く異なる
ようになるため、室内においては、冷却されたまたは暖
められた空気の流通と換気を行う時の空気の流通とが異
なってくる。これにより、室内において汚れた空気が一
部に滞留してしまうなどの不都合がなくなり、換気を効
率的に行うことができる。

【００１１】また、１つのモータの回転軸をモータ本体
の前後に延ばして、それぞれの回転軸にクロスフローフ
ァンと換気用ファンとを取り付けて、モータを中心とし
た前後方向の一方を空調部分、他方を換気用部分とした
ために、空調機器全体が大型化するのを防ぐことができ
る。

【００１２】さらに、アクチュエータによって、空調モ
ード時には、換気モード時の空気が排出される空気排出
口を閉じるようにしているため、空調モード時に、同時
に換気が行われて室内の空調効果が低下するのを防ぐこ
とができる。

【００１３】（２）室内の空気を第１の空気吸込み口か
ら本体内部に吸込み、該空気を空気吹き出し口から室内
に吹き出すクロスフローファンと、室内の空気を第２の
空気吸込み口から本体内部に吸込み、前記クロスフロー
ファンによる空気流とは異なる空気流を形成して該空気
を空気排出口から排出する換気用ファンと、前記クロス
フローファンと前記換気用ファンを同じ回転軸に連結
し、これらのファンを駆動するモータと、を備えてなる
ことを特徴とする。

【００１４】上記構成では、換気用ファンによって形成
される室内の空気流がクロスフローファンによって形成
される室内の空気流と異なるために、室内の換気を効率
良く行うことができる。また、クロスフローファンと換
気用ファンを同じ回転軸に連結した１つのモータを使用
するため、空調機器全体が大型化するのを防ぐことがで
きる。

【００１５】（３）前記モータは、回転軸をモータ本体
の反対側に延長してモータ本体の前後に回転軸が伸びる
ようにし、この前後の回転軸に前記クロスフローファン
と前記換気用ファンをそれぞれ取り付けることを特徴と
する。

【００１６】上記構成では、モータの前後方向の一方に
クロスフローファンを取り付け、他方にそのファンとは
異なったタイプの換気用ファンをそれぞれ取り付けるこ
とができるから、モータを中心に前後方向に空調用の区
画と換気用の区画を容易に形成することができるととも
に、換気用ファンとして換気に適したものを選択するこ
とができる。

【００１７】（４）前記第２の空気吸込み口は、前記モ
ータを中心に前記クロスフローファンと対向する本体側
面に設けられたことを特徴とする。

【００１８】上記構成では、換気用の空気吸込口である
第２の空気吸込口を空調機器本体の側面に設けるため
に、この第２の空気吸込口を空調機器本体の前面に設け
る構成に比べて、空調機器全体を小型化することができ
る。

【００１９】（５）前記換気用ファンは、プロペラファ
ンまたはシロッコファンであることを特徴とする。

【００２０】上記構成では、換気用ファンをプロペラフ
ァンまたはシロッコファンで構成するから、空調機器本
体への換気用の空気流入方向とクロスフローファンの空
気流入方向が全く異なったものとなり、効率の良い換気
を行うことができる。

【００２１】（６）空調モードと換気モードのいずれか
を設定し、空調モード時には空調部を駆動し、換気モー
ド時には空調部を動作停止にする制御部を備えることを
特徴とする。

【００２２】上記構成では、換気モード時には、空調
部、すなわち熱交換器や室外機の動作を停止することに
なるため、換気モード時において、無駄な空調動作をな
くすことができる。

【００２３】（７）前記本体の背面部に設けられている
ドレン排水排出口に隣接した位置に、前記換気用ファン
により排出される空気を排出する空気排出口が設けられ
ていることを特徴とする。

【００２４】上記構成では、空調機器本体の内部に設け
られているドレンパンの水を排水するドレン排水排出口
に隣接して換気用の空気排出口を設けているために、空
調機器を設置する時の作業性が良くなる。

【００２５】（８）前記空気排出口には、前記空調モー
ド時に該排出口を閉じ、前記換気モード時には、該排出
口を開くアクチュエータを設けたことを特徴とする。

【００２６】上記構成では、アクチュエータによって空
調モード時に換気用の空気排出口を閉じるために、この
排出口の開閉をリモコン等の操作に応じて自動で行うこ
とが可能になる。このため、空調モードと換気モードの
設定が容易となる。

【００２７】

【発明の実施の形態】図１は、この発明の実施形態であ
る空調機器室内機の概略構成図、図２は、モータの構成
図、図３（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）は、同室内機の正面
図、右側面図、背面図である。

【００２８】空調機器室内機本体（以下、単に本体とい
う）１の正面向かってやや右側内部には、モータ３が配
置され、このモータ３の左右方向（モータを中心にして
前後方向）に、回転軸３ａ、３ｂが設けられている。図
２に示すように、このモータ３は、モータ本体の前方
（図の左側）に設けられている軸３ａを、後方（図の右
側）に延長することによって、モータ本体の前後に軸３
ａと３ｂが形成されるようにしたものである。このた
め、回転軸が前後にある新たなモータを形成する必要が
なく、従来の軸３ａを後方に延長するだけでこのモータ
を構成することが可能である。

【００２９】上記のようにして構成したモータ３の一方
の回転軸３ａ（前方の軸）には、クロスフローファン２
が取り付けられ、他方の回転軸３ｂ（後方の軸）には、
プロペラファン４が取り付けられている。クロスフロー
ファン２は、空調時に本体前面の空気吸込み口から室内
の空気を吸い込んで、図示しないフィルタと熱交換器を
通過させ、熱交換器によって冷却された又は暖められた
空気を再び本体前面下方に設けられている空気吹出口か
ら室内に吹き出す。また、プロペラファン４は、複数枚
の羽４ａを回転軸に対して傾斜して取り付けたものであ
って、これが回転することにより、室外の空気を本体内
部に吸い込み、後述する空気排出口から外部に排出す
る。本体１の側面には、上記プロペラファン４に対向し
て複数のスリット５が設けられている。このスリット５
が、プロペラファン４の回転時に室内の空気を本体１内
部に吸い込むための空気吸込口（第２の空気吸込口）と
なる。

【００３０】本体１の背面の正面から向かって左側下部
には、ドレン排水排出口６、および、上記プロペラファ
ン４によって吸い込まれた室内の空気を外部に排出する
ための空気排出口７が設けられている。ドレン排水排出
口６は、本体１内に設けてある図示しないドレンパンに
溜まった水を外部に排水するための排出口である。空気
排出口７には、その内部の空気排出開口部７ａを開閉す
る開閉板８が設けられている。この開閉板８は、ガイド
８ａに沿って図の矢印方向（上下方向）に移動可能であ
り、下方に移動した時には空気排出口７の空気排出開口
部７ａを閉じ、上方に移動した時には、同空気排出開口
部７ａを開ける。また、この開閉板８は、これを上下移
動させるための図示しないソレノイドに連結されてい
る。このソレノイドと開閉板８とによって、空気排出口
７を開閉するためのアクチュエータを構成している。

【００３１】上記空調機器は、設定可能なモードとし
て、空調モードと換気モードとがある。これらのモード
は、リモコンによって設定することが可能である。空調
モードでは、クロスフローファン２の前方に配置されて
いる熱交換器が機能するように室外機を含む空調部が駆
動し、換気モード時は、空調部の動作が停止される。ま
た、上記アクチュエータにより、空調モードでは、開閉
板８で空気排出口７が閉じられ、換気モードでは、開閉
板８で空気排出口７が開けられる。

【００３２】モータ３は、空調モード、換気モードに係
わらず、クロスフローファン２及びプロペラファン４を
回転駆動するが、換気モードでは、熱交換器が機能しな
いために室内の空気に対する熱交換は行われない。ま
た、空調モードでは、プロペラファン４が回転するが、
空気流出口７が開閉板８で閉じられるために、スリット
５より室内の空気が吸い込まれて空気排出口７から外部
に排出されることはない。

【００３３】なお、図示はしていないが、換気モードの
時に、スリット５から吸い込まれた空気が本体１内で拡
散することなく効率的に空気排出口７に導かれるよう、
クロスフローファン２の背面部に空気流通路が形成され
ることが望ましい。

【００３４】以上の構成において、空調モードが設定さ
れると、室内の空気は、本体１の前面に形成されている
空気吸込口（第１の空気吸込口）から矢印Ａに示すよう
に該本体１内に吸い込まれ、内部のフィルタ及び熱交換
器を通過して熱交換され（冷却され又は暖められ）、そ
の熱交換された空気はクロスフローファン２を通過して
本体１の前面下部に形成されている空気吹出口から、矢
印Ｂに示すように室内に吹き出される。

【００３５】この時、空調機器本体１の背面下方に形成
されている空気排出口７は、開閉板８によって閉じられ
ているため、モータ３によって回転駆動されるプロペラ
ファン４によっては、スリット５から室内の空気が吸い
込まれて該空気排出口７から外部に排出されることがな
い。

【００３６】一方、換気モードが設定されると、開閉板
８が上方に移動して、空気排出口７が開けられるため、
プロペラファン４の回転によって、スリット５から室内
の空気が矢印Ｃで示すように内部に吸い込まれ、この吸
い込まれた空気は、矢印Ｄで示すように本体内部を通過
して空気排出口７から外部に排出される。これによっ
て、室内の換気が行われる。なお、この時、熱交換器及
び室外機を含む空調部は動作停止状態とされるため、ク
ロスフローファン２が回転駆動されて、矢印Ａ及びＢに
示すような空気の吸い込みと吹き出しがあっても、室内
の空気が冷やされたり暖めたりすることはない。

【００３７】図１の矢印Ａ及び矢印Ｂで示す空調モード
時の空気の吸い込み及び吹き出しの方向は、排気モード
時の矢印Ｃ及びＤで示す空気の流通の方向と全く異なっ
ているため、室内においては、空調モード時の空気の流
れと換気モード時の空気の流れが全く異なったものとな
る。これにより、室内の汚れた空気をより効率的に外部
に排気することができる。

【００３８】また、１つのモータ３によって、クロスフ
ローファン２とプロペラファン４とを駆動しているため
全体を小型化することができる。また、換気モード時に
室内の空気を吸い込むスリット５は、空調機器本体１の
側面に設けられているために、空調機器１が大型化する
のを防ぐことができ、さらに、ドレン排水排出口６に隣
接して空気排出口７を設けているため、空調機器設置時
の作業性を悪くすることがない。

【００３９】図４は、空調機器制御用のリモコンを示し
ている。

【００４０】このリモコン１０は、設定温度やタイマ時
間等を表示するための液晶表示部１１と、各種設定用の
キーとで構成される。キーは、空調モード設定キー１
２、換気モード設定キー１３、空調モード時の暖房モー
ドまたは冷房モードを設定する暖房キー１４、冷房キー
１５、およびその他の数値キー等で構成される。ユーザ
は、室内の空調を行う空調モードを設定したい時には空
調キー１２と暖房キー１４または冷房キー１５とを操作
する。また、室内の換気を行う換気モードを設定したい
時には、換気キー１３を操作する。本体１内に設けられ
ている制御部は、上記空調キー１２と暖房キー１４また
は冷房キー１５が操作され、または換気キー１３が操作
されると、モータ３を駆動するとともに、図外のソレノ
イドによって開閉板８を下方に移動して空気排出口７を
閉じる。また、換気キー１３が操作されると、同ソレノ
イドによって開閉板８を上方に移動して空気排出口７を
開ける。

【００４１】図５は、この発明の他の実施形態の空調機
器室内機の概略構成を示している。

【００４２】構成において、図１に示す空調機器室内機
と相違する点は、プロペラファン４に代えてシロッコフ
ァン９を設けた点である。このシロッコファン９を用い
ると、その空気吸込口がスリット５に対向する位置関係
となるため、室内の空気をスリット５から吸い込んでシ
ロッコファン９の周囲に排出し、これを矢印Ｄ′に示す
本体内流通路を介して空気排出口７から外部に排出する
ことができる。

【００４３】

【発明の効果】この発明によれば、空調機器全体を大型
化することなく、低コストで、且つ効率良く室内の空調
と換気を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施形態である空調機器室内機の概
略構成図

【図２】モータの構成図

【図３】空調機器室内機の正面図、右側面図、背面図

【図４】リモコンの構成図

【図５】この発明の他の実施形態の空調機器室内機の概
略構成図

【符号の説明】

１−空調機器室内機本体 ２−クロスフローファン ３−モータ ４−プロペラファン ５−スリット ７−空気排出口 ８−開閉板

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】室内の空気を第１の空気吸込み口から本体
   内部に吸込み、該空気を空気吹き出し口から室内に吹き
   出すクロスフローファンと、 室内の空気を、前記モータを中心に前記クロスフローフ
   ァンと対向する本体側面に設けられた第２の空気吸込み
   口から本体内部に吸込み、該空気を空気排出口から排出
   するプロペラファン又はシロッコファンからなる換気用
   ファンと、 回転軸をモータ本体の反対側に延長してモータ本体の前
   後に回転軸が伸びるようにし、この前後の回転軸に前記
   クロスフローファンと前記換気用ファンをそれぞれ取り
   付けたモータと、 空調モードまたは換気モードを設定可能とし、空調モー
   ド時には空調部を駆動し、換気モード時には空調部を動
   作停止にする制御部と、 前記本体の背面部に設けられているドレン排水排出口に
   隣接した位置に設けた、前記換気用ファンにより排出さ
   れる空気を排出する空気排出口と、 前記空気排出口に設けられ、前記空調モード時に該排出
   口を閉じ、前記換気モード時には、該排出口を開くアク
   チュエータと、 を備えてなる、空調機器。
2. 【請求項２】室内の空気を第１の空気吸込み口から本体
   内部に吸込み、該空気を空気吹き出し口から室内に吹き
   出すクロスフローファンと、 室内の空気を第２の空気吸込み口から本体内部に吸込
   み、前記クロスフローファンによる空気流とは異なる空
   気流を形成して該空気を空気排出口から排出する換気用
   ファンと、 前記クロスフローファンと前記換気用ファンを同じ回転
   軸に連結し、これらのファンを駆動するモータと、 を備えてなる空調機器。
3. 【請求項３】前記モータは、回転軸をモータ本体の反対
   側に延長してモータ本体の前後に回転軸が伸びるように
   し、この前後の回転軸に前記クロスフローファンと前記
   換気用ファンをそれぞれ取り付けることを特徴とする、
   請求項２記載の空調機器。
4. 【請求項４】前記第２の空気吸込み口は、前記モータを
   中心に前記クロスフローファンと対向する本体側面に設
   けられたことを特徴とする、請求項２記載の空調機器。
5. 【請求項５】前記換気用ファンは、プロペラファンまた
   はシロッコファンである請求項２記載の空調機器。
6. 【請求項６】空調モードと換気モードのいずれかを設定
   し、空調モード時には空調部を駆動し、換気モード時に
   は空調部を動作停止にする制御部を備えることを特徴と
   する、請求項２〜５のいずれかに記載の空調機器。
7. 【請求項７】前記本体の背面部に設けられているドレン
   排水排出口に隣接した位置に、前記換気用ファンにより
   排出される空気を排出する空気排出口が設けられている
   ことを特徴とする、請求項６記載の空調機器。
8. 【請求項８】前記空気排出口には、前記空調モード時に
   該排出口を閉じ、前記換気モード時には、該排出口を開
   くアクチュエータを設けたことを特徴とする請求項７記
   載の空調機器。