JP2002188851A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002188851A JP2000386693A JP2000386693A JP2002188851A JP 2002188851 A JP2002188851 A JP 2002188851A JP 2000386693 A JP2000386693 A JP 2000386693A JP 2000386693 A JP2000386693 A JP 2000386693A JP 2002188851 A JP2002188851 A JP 2002188851A
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気清浄運転時には高い空気清浄能力を発揮
する一方、冷暖房運転時には空気清浄フィルタによる通
風抵抗を低減して高能力、省エネルギ性能を発揮できる
ようにした空気調和機を提供する。 【解決手段】 前面中央の吸込口4と吹出口5との間の
本体に、前記吹出口5から吹き出される吹出空気の一部
を導く開閉板14を備えた導風孔13を設け、フィルタユニ
ット9を、支軸部10を中心に回動することで前部熱交換
器6aに接離できるように支持し、冷暖房運転時に、前記
開閉板14により前記導風孔13を閉じるとともに、前記フ
ィルタユニット9を回動して前記前部熱交換器6aから離
間させるようにし、空気清浄運転時に、前記開閉板14に
より前記導風孔13を開くとともに、前記フィルタユニッ
ト9を前記前部熱交換器6aに近接させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、空気清浄運転時には高い空気清浄能
力を発揮する一方、冷暖房運転時にはフィルタユニット
による通風抵抗を低減して高能力、省エネルギ性能を発
揮できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図4(A)
および図4(B)で示すように、ベース1と、同ベース
1の前面に装着され、吸込グリル2を備えた前面パネル
3とからなる本体の前面中央および上面後部に吸込口4
を設け、前面下部に吹出口5を設け、これら吸込口4と
吹出口5とを結ぶ空気通路に側面視で逆略V字状に形成
された前部熱交換器6aおよび後部熱交換器6bからなる熱
交換器6と、送風ファン7とを設け、前記吸込口4の裏
面にプレフィルタ8を設け、前記前部熱交換器6aの上位
部の風上側に、前記前面中央および上面後部の吸込口4
同士の間に設けた補助吸込口を臨ませた空気清浄ユニッ
ト9'を、下位部の風上側にフィルタとフレームからなる
フィルタユニット9を夫々配置し、前記プレフィルタ8
を通過してしまった微細な塵埃を、前記フィルタユニッ
ト9により除去してなる構成であった。
【0003】しかしながら、少なくとも前記フィルタユ
ニット9と、前記熱交換器6の一部とが前記空気通路に
重設された構成であり、該箇所における空気抵抗が大き
くなってしまうことから、通常の冷暖房運転時にも、前
記吸込口4から吸い込まれた吸込空気が前記フィルタユ
ニット9を通過するため性能が低下してしまうという問
題を有していた。
【0004】そのため、通常の冷暖房運転時には、前記
吸込空気が前記フィルタユニット9を通過しないように
し、空気清浄運転時には、前記吸込空気が前記フィルタ
ユニット9(および前記熱交換器6)を通過するように
した空気調和機の出現が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、空気清浄運転時には高い空気清浄能
力を発揮する一方、冷暖房運転時にはフィルタユニット
による通風抵抗を低減して高能力、省エネルギ性能を発
揮できるようにした空気調和機を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ベースと、同ベースの前面に装着され、吸
込グリルを備えた前面パネルとからなる本体の前面中央
および上面後部に吸込口を設け、前面下部に吹出口を設
け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に側面視で
逆略V字状に形成された前部熱交換器および後部熱交換
器からなる熱交換器と、送風ファンとを設け、前記吸込
口の裏面にプレフィルタを設け、前記前面中央の吸込口
と前記上面後部の吸込口同士の間に補助吸込口を設け、
同補助吸込口の裏面であって前記前部熱交換器の上位部
の風上側に空気清浄ユニットを、下位部の風上側にフィ
ルタとフレームからなるフィルタユニットを夫々配置し
てなる空気調和機において、前記前面中央の吸込口と、
前記吹出口との間の前記本体に、前記吹出口から吹き出
される吹出空気の一部を導く開閉板を備えた導風孔を設
け、前記フィルタユニットを、その両側下部に設けた支
軸部を中心に回動することで前記前部熱交換器に接離で
きるように支持し、冷暖房運転時に、前記開閉板により
前記導風孔を閉じるとともに、前記フィルタユニットを
回動して前記前部熱交換器から離間させるようにし、空
気清浄運転時に、前記開閉板により前記導風孔を開くと
ともに、前記フィルタユニットを前記前部熱交換器に近
接させるようにした構成となっている。
【0007】また、前記フィルタユニットに第一駆動モ
ータを、前記開閉板に第二駆動モータを夫々連係した構
成となっている。
【0008】また、ベースと、同ベースの前面に装着さ
れ、吸込グリルを備えた前面パネルとからなる本体の前
面中央および上面後部に吸込口を設け、前面下部に吹出
口を設け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に側
面視で逆略V字状に形成された前部熱交換器および後部
熱交換器からなる熱交換器と、送風ファンとを設け、前
記吸込口の裏面にプレフィルタを設けるとともに、同吸
込口に、同吸込口を開閉する複数の開閉ルーバを設け、
前記前面中央の吸込口と前記上面後部の吸込口同士の間
に補助吸込口を設け、同補助吸込口の裏面であって前記
前部熱交換器の上位部の風上側に空気清浄ユニットを、
下位部の風上側にフィルタとフレームからなるフィルタ
ユニットを夫々配置してなる空気調和機において、前記
前面上部の吸込口と、前記吹出口との間の前記本体に、
前記吹出口から吹き出される吹出空気の一部を導く開閉
板を備えた導風孔を設け、前記フィルタユニットを、そ
の両側下部に設けた支軸部を中心に回動することで前記
前部熱交換器に接離できるように支持し、冷暖房運転時
に、前記開閉板により前記導風孔を閉じ、前記複数の開
閉ルーバにより前記吸込口を開くとともに、前記フィル
タユニットを回動して前記前部熱交換器から離間させる
ようにし、空気清浄運転時に、前記開閉板により前記導
風孔を開き、前記複数の開閉ルーバにより前記吸込口を
閉じるとともに、前記フィルタユニットを前記前部熱交
換器に近接させるようにした構成となっている。
【0009】また、前記導風孔が、前記吹出口の左右幅
とほぼ同じ左右幅寸法で形成された構成となっている。
【0010】また、前記開閉板に、前記第二駆動モータ
を連係する一方、前記複数の開閉ルーバに、駆動モータ
およびこれに従動するスライダからなる駆動装置を連係
するとともに、前記フィルタユニットに、前記スライダ
に連係する連係アームを設け、同連係アームにより、前
記フィルタユニットが前記スライダに連動するようにし
た構成となっている。
【0011】また、前記連係アームが、前記プレフィル
タの外側に設けられた構成となっている。
【0012】また、ベースと、同ベースの前面に装着さ
れ、吸込グリルを備えた前面パネルとからなる本体の前
面中央および上面後部に吸込口を設け、前面下部に吹出
口を設け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に側
面視で逆略V字状に形成された前部熱交換器および後部
熱交換器からなる熱交換器と、送風ファンとを設け、前
記吸込口の裏面にプレフィルタを設けるとともに、同吸
込口に、同吸込口を開閉する複数の開閉ルーバを設け、
前記前面中央の吸込口と前記上面後部の吸込口同士の間
に補助吸込口を設け、同補助吸込口の裏面であって前記
前部熱交換器の上位部の風上側に空気清浄ユニットを、
下位部の風上側にフィルタとフレームからなるフィルタ
ユニットを夫々配置してなる空気調和機において、前記
フィルタユニットを、その両側下部に設けた支軸部を中
心に回動することで前記前部熱交換器に接離できるよう
に支持し、冷暖房運転時に、前記複数の開閉ルーバによ
り前記吸込口を開くとともに、前記フィルタユニットを
回動して前記前部熱交換器から離間させるようにし、空
気清浄運転時に、前記フィルタユニット近傍の開閉ルー
バにより前記吸込口の一部を開いて、同フィルタユニッ
ト近傍以外の開閉ルーバにより前記吸込口の一部以外を
閉じるとともに、前記フィルタユニットを前記前部熱交
換器に近接させるようにした構成となっている。
【0013】また、前記フィルタユニット近傍の開閉ル
ーバに、第三駆動モータを連係する一方、前記フィルタ
ユニット近傍以外の開閉ルーバに、駆動モータおよびこ
れに従動するスライダからなる駆動装置を連係した構成
となっている。
【0014】更に、前記フィルタユニットが、前記複数
の開閉ルーバの開度に比例する角度に回動するようにし
た構成となっている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機の第一の実施例を示す説明図で、
(A)は断面図、(B)は斜視図であり、図2は第二の
実施例を示す断面図であり、図3は第三の実施例を示す
断面図である。
【0016】図で示すように、1は本発明による空気調
和機を構成するベース、3は同ベース1に前面側に装着
され、吸込グリル2を備えた前面パネル、4は前記ベー
ス1と前記吸込グリル2を備えた前面パネル3とからな
る本体の前面中央および上面に設けられた吸込口、5は
前面下部に設けられた吹出口、6は前記吸込口4と前記
吹出口5とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器6a
と後部熱交換器6bとで側面視で逆略V字状に形成された
熱交換器、7は前記空気通路に設けられた送風ファン、
8は前記吸込口4の裏面に設けられたプレフィルタ、9'
は前記前部熱交換器6aの上位部の風上側に設けられた空
気清浄ユニット、9は下位部の風上側に支軸部10により
回動可能に支持されたフィルタとフレームからなるフィ
ルタユニット、12は前記空気清浄ユニット9'を臨ませて
前記前面中央の吸込口4と上面の吸込口4との間に設け
られた補助吸込口である。
【0017】上記に説明した基本構成により、本発明の
第一の実施例を図1(A)および図1(B)に基づいて
説明する。すなわち、前記前面中央の吸込口4と、前記
吹出口5との間の前記本体に、前記吹出口5から吹き出
される吹出空気の一部を導けるように、第二駆動モータ
bを連係して支軸部14a により回動可能に軸支した開閉
板14を備えた導風孔13を設け、前記フィルタユニット9
を、第一駆動モータaを連係して、その両側下部に設け
た支軸部10を中心に回動することで前記前部熱交換器6a
に接離できるように支持し、冷暖房運転時に、前記開閉
板14により前記導風孔13を閉じるとともに、前記フィル
タユニット9を回動して前記前部熱交換器6aから離間さ
せるようにし、空気清浄運転時に、前記開閉板14により
前記導風孔13を開くとともに、前記フィルタユニット9
を前記前部熱交換器6aに近接させるようにした構成とな
っている。
【0018】上記構成により、通常の冷暖房運転時に
は、前記吸込口4から吸い込まれた吸込空気が前記フィ
ルタユニット9を通過しないため、前記吸込口4から吸
い込まれた吸込空気の空気抵抗を減少させて高能力、省
エネルギ性能を発揮できるようになり、空気清浄運転時
には、前記補助吸込口12から吸い込まれた吸込空気が前
記空気清浄ユニット9'を通過するとともに、前記導風孔
13から導かれた空気が前記フィルタユニット9を通過す
るため、同フィルタユニット9により、前記プレフィル
タ8を通過してしまった微細な塵埃を除去することで更
に高い空気清浄能力を発揮できるようになる。
【0019】次に、第二の実施例を図2に基づいて説明
する。すなわち、ベース1と、同ベース1の前面に装着
され、吸込グリル2を備えた前面パネル3とからなる本
体の前面中央および上面後部に吸込口4を設け、前面下
部に吹出口5を設けている。前記吸込口4と前記吹出口
5とを結ぶ空気通路には、側面視で逆略V字状に形成さ
れた前部熱交換器6aおよび後部熱交換器6bからなる熱交
換器6と、送風ファン7とが設けられている。そして、
前記吸込口4の裏面にプレフィルタ8を設けるととも
に、同吸込口4に、同吸込口4を開閉するように、駆動
モータ15とこれに従動するスライダ15'からなる駆動装
置Aを連係した複数の開閉ルーバ11を設け、前記前面中
央の吸込口4および前記上面後部の吸込口4同士の間に
補助吸込口12を設け、同補助吸込口12の裏面であって前
記前部熱交換器6aの上位部の風上側には空気清浄ユニッ
ト9'が設けられ、前記前部熱交換器6aの下位部の風上側
にフィルタとフレームからなるフィルタユニット9が、
第一駆動モータaを連係して、その両側下部に設けられ
た支軸部10により上部を前記熱交換器6に接離できるよ
うに、且つ前記開閉ルーバ11が前記吸込口4を開閉する
のに連動して回動するように、連係アーム16を前記プレ
フィルタ8の側部の外側から連係させた状態で回動自在
に支持されている。また、前記前面中央の吸込口4と、
前記吹出口5との間の前記本体に、前記吹出口5から吹
き出される吹出空気の一部を導けるように、第二駆動モ
ータbを連係して支軸部14a により回動可能に軸支した
開閉板14を備えた導風孔13を設けている。
【0020】上記構成により、通常の冷暖房運転時に
は、前記複数の開閉ルーバ11が前記吸込口4を解放する
のに連動させて、前記フィルタユニット9をその上部が
前記熱交換器9から離間するように回動し、空気清浄運
転時には、前記複数の開閉ルーバ11で前記吸込口4を閉
じるとともに、前記開閉板14で前記導風孔13を開いて前
記フィルタユニット9を前記熱交換器6に近接させた位
置で支持するようにしたことにより、上記に説明した第
一の実施例の場合と同様に、通常の冷暖房運転時には、
前記吸込口4から吸い込まれた吸込空気が前記フィルタ
ユニット9を通過しないため、この吸込空気の空気抵抗
を減少させて高能力、省エネルギ性能を発揮できるよう
になり、空気清浄運転時には、前記導風孔13から導かれ
た空気が前記フィルタユニット9を通過するため、同フ
ィルタユニット9により前記プレフィルタ8を通過して
しまった微細な塵埃を除去することで更に高い空気清浄
能力を発揮できるようになる。
【0021】次に、第三の実施例を図3に基づいて説明
する。すなわち、ベース1と、同ベース1の前面に装着
され、吸込グリル2を備えた前面パネル3とからなる本
体の前面中央および上面後部に吸込口4を設け、前面下
部に吹出口5を設けている。前記吸込口4と前記吹出口
5とを結ぶ空気通路には、側面視で逆略V字状に形成さ
れた前部熱交換器6aおよび後部熱交換器6bからなる熱交
換器6と、送風ファン7とが設けられるとともに、前記
吸込口4の裏面にはプレフィルタ8が設けられている。
そして、前記フィルタユニット9を、第一駆動モータa
を連係して、その両側下部に設けた支軸部10を中心に回
動することで前記前部熱交換器6aに接離できるように支
持し、前記前面中央の吸込口4および前記上面後部の吸
込口4同士の間に補助吸込口12を設け、同補助吸込口12
の裏面であって前記前部熱交換器6aの上位部の風上側に
は空気清浄ユニット9'が設けられ、前記前部熱交換器6a
の下位部の風上側にフィルタとフレームからなるフィル
タユニット9が、第一駆動モータaを連係して、その両
側下部に設けられた支軸部10により上部を前記熱交換器
6に接離できるように回動自在に支持され、また、前記
吸込口4に設けられ、同吸込口4の一部を開閉する前記
フィルタユニット9近傍の開閉ルーバ11は、第三駆動モ
ータcが連係されて単独に回動できるように構成される
一方、それ以外の前記吸込口4の他の部分を開閉する複
数の開閉ルーバ11は、駆動モータ15とこれに従動するス
ライダ15' からなる駆動装置Aが連係されている。
【0022】上記構成により、冷暖房運転時に、前記複
数の開閉ルーバ11が前記吸込口4を解放するのと同時
に、前記フィルタユニット9をその上部が前記熱交換器
6から離間するように回動し、空気清浄運転時に、前記
複数の開閉ルーバ11のうち前記フィルタユニット9近傍
の開閉ルーバ11を回動して前記吸込口4の一部を解放す
るとともに、前記フィルタユニット9を前記熱交換器6
に近接させた位置で支持するようにしている。
【0023】これによって、上記に説明した第三の実施
例の場合と同様に、通常の冷暖房運転時には、前記吸込
空気が前記フィルタユニット9を通過しないため、前記
吸込口4から吸い込まれた吸込空気の空気抵抗を減少さ
せて高能力、省エネルギ性能を発揮できるようになり、
空気清浄運転時には、前記吸込口4の一部から吸い込ま
れた吸込空気が前記フィルタユニット9を通過するた
め、同フィルタユニット9により前記プレフィルタ8を
通過してしまった微細な塵埃を除去することで更に高い
空気清浄能力を発揮できるようになる。
【0024】なお、前記フィルタユニット9は、前記開
閉ルーバ11の開度に比例する角度に回動するようにし
て、前記吸込口4から吸い込まれる吸込空気の流量に応
じて、この吸込空気流に対する抵抗の大きさを可変でき
るようにしている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空気清浄運転時には高い空気清浄能力を発揮する一方、
冷暖房運転時にはフィルタユニットによる通風抵抗を低
減して高能力、省エネルギ性能を発揮できるようにした
空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の第一の実施例を示す
説明図で、(A)は断面図であり、(B)は斜視図であ
る。
【図2】本発明による空気調和機の第二の実施例を示す
断面図である。
【図3】本発明による空気調和機の第三の実施例を示す
断面図である。
【図4】従来例による空気調和機の説明図で、(A)は
断面図であり、(B)は斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 吸込グリル 3 前面パネル 4 吸込口 5 吹出口 6 熱交換器 6a 前部熱交換器 6b 後部熱交換器 7 送風ファン 8 プレフィルタ 9 フィルタユニット 9' 空気清浄ユニット 10 支軸部 11 開閉ルーバ 12 補助吸込口 13 導風孔 14 開閉板 15 駆動モータ 15' スライダ 16 アーム A 駆動装置 a 第一駆動モータ b 第二駆動モータ c 第三駆動モータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、同ベースの前面に装着され、
    吸込グリルを備えた前面パネルとからなる本体の前面中
    央および上面後部に吸込口を設け、前面下部に吹出口を
    設け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に側面視
    で逆略V字状に形成された前部熱交換器および後部熱交
    換器からなる熱交換器と、送風ファンとを設け、前記吸
    込口の裏面にプレフィルタを設け、前記前面中央の吸込
    口と前記上面後部の吸込口同士の間に補助吸込口を設
    け、同補助吸込口の裏面であって前記前部熱交換器の上
    位部の風上側に空気清浄ユニットを、下位部の風上側に
    フィルタとフレームからなるフィルタユニットを夫々配
    置してなる空気調和機において、 前記前面中央の吸込口と、前記吹出口との間の前記本体
    に、前記吹出口から吹き出される吹出空気の一部を導く
    開閉板を備えた導風孔を設け、前記フィルタユニット
    を、その両側下部に設けた支軸部を中心に回動すること
    で前記前部熱交換器に接離できるように支持し、冷暖房
    運転時に、前記開閉板により前記導風孔を閉じるととも
    に、前記フィルタユニットを回動して前記前部熱交換器
    から離間させるようにし、空気清浄運転時に、前記開閉
    板により前記導風孔を開くとともに、前記フィルタユニ
    ットを前記前部熱交換器に近接させるようにしてなるこ
    とを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記フィルタユニットに第一駆動モータ
    を、前記開閉板に第二駆動モータを夫々連係してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 ベースと、同ベースの前面に装着され、
    吸込グリルを備えた前面パネルとからなる本体の前面中
    央および上面後部に吸込口を設け、前面下部に吹出口を
    設け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に側面視
    で逆略V字状に形成された前部熱交換器および後部熱交
    換器からなる熱交換器と、送風ファンとを設け、前記吸
    込口の裏面にプレフィルタを設けるとともに、同吸込口
    に、同吸込口を開閉する複数の開閉ルーバを設け、前記
    前面中央の吸込口と前記上面後部の吸込口同士の間に補
    助吸込口を設け、同補助吸込口の裏面であって前記前部
    熱交換器の上位部の風上側に空気清浄ユニットを、下位
    部の風上側にフィルタとフレームからなるフィルタユニ
    ットを夫々配置してなる空気調和機において、 前記前面上部の吸込口と、前記吹出口との間の前記本体
    に、前記吹出口から吹き出される吹出空気の一部を導く
    開閉板を備えた導風孔を設け、前記フィルタユニット
    を、その両側下部に設けた支軸部を中心に回動すること
    で前記前部熱交換器に接離できるように支持し、冷暖房
    運転時に、前記開閉板により前記導風孔を閉じ、前記複
    数の開閉ルーバにより前記吸込口を開くとともに、前記
    フィルタユニットを回動して前記前部熱交換器から離間
    させるようにし、空気清浄運転時に、前記開閉板により
    前記導風孔を開き、前記複数の開閉ルーバにより前記吸
    込口を閉じるとともに、前記フィルタユニットを前記前
    部熱交換器に近接させるようにしてなることを特徴とす
    る空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記導風孔が、前記吹出口の左右幅とほ
    ぼ同じ左右幅寸法で形成されてなることを特徴とする請
    求項1または請求項3に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記開閉板に、前記第二駆動モータを連
    係する一方、前記複数の開閉ルーバに、駆動モータおよ
    びこれに従動するスライダからなる駆動装置を連係する
    とともに、前記フィルタユニットに、前記スライダに連
    係する連係アームを設け、同連係アームにより、前記フ
    ィルタユニットが前記スライダに連動してなることを特
    徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記連係アームが、前記プレフィルタの
    外側に設けられてなることを特徴とする請求項3または
    請求項5に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 ベースと、同ベースの前面に装着され、
    吸込グリルを備えた前面パネルとからなる本体の前面中
    央および上面後部に吸込口を設け、前面下部に吹出口を
    設け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に側面視
    で逆略V字状に形成された前部熱交換器および後部熱交
    換器からなる熱交換器と、送風ファンとを設け、前記吸
    込口の裏面にプレフィルタを設けるとともに、同吸込口
    に、同吸込口を開閉する複数の開閉ルーバを設け、前記
    前面中央の吸込口と前記上面後部の吸込口同士の間に補
    助吸込口を設け、同補助吸込口の裏面であって前記前部
    熱交換器の上位部の風上側に空気清浄ユニットを、下位
    部の風上側にフィルタとフレームからなるフィルタユニ
    ットを夫々配置してなる空気調和機において、 前記フィルタユニットを、その両側下部に設けた支軸部
    を中心に回動することで前記前部熱交換器に接離できる
    ように支持し、冷暖房運転時に、前記複数の開閉ルーバ
    により前記吸込口を開くとともに、前記フィルタユニッ
    トを回動して前記前部熱交換器から離間させるように
    し、空気清浄運転時に、前記フィルタユニット近傍の開
    閉ルーバにより前記吸込口の一部を開いて、同フィルタ
    ユニット近傍以外の開閉ルーバにより前記吸込口の一部
    以外を閉じるとともに、前記フィルタユニットを前記前
    部熱交換器に近接させた位置に支持してなることを特徴
    とする空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記フィルタユニット近傍の開閉ルーバ
    に、第三駆動モータを連係する一方、前記フィルタユニ
    ット近傍以外の開閉ルーバに、駆動モータおよびこれに
    従動するスライダからなる駆動装置を連係してなること
    を特徴とする請求項7に記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】 前記フィルタユニットが、前記複数の開
    閉ルーバの開度に比例する角度に回動してなることを特
    徴とする請求項3、請求項5、請求項7または請求項8
    に記載の空気調和機。
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