JPH05203179A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH05203179A
JPH05203179A JP4011885A JP1188592A JPH05203179A JP H05203179 A JPH05203179 A JP H05203179A JP 4011885 A JP4011885 A JP 4011885A JP 1188592 A JP1188592 A JP 1188592A JP H05203179 A JPH05203179 A JP H05203179A
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air
air conditioner
electrostatic precipitator
blind
heat exchanger
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Masashi Fukatsu
雅司 深津
Toshihiro Yamazaki
敏廣 山崎
Tetsuhiro Yamanaka
哲博 山中
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和装置において、電気集塵器の集塵効
率を向上させる。 【構成】 熱交換器12の上流側の電気集塵器14が配
置されていない面12aに対向して、開閉自在なブライ
ンド15を配置する。このブラインド15の開閉および
ファン13の風量を、制御回路17により運転モードに
応じて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内蔵する電気集塵器の
集塵効率の向上を図った空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気集塵器を内蔵する空気調和装
置については、種々提案されているが(実開昭62−1
67018号公報等)、そのうちの1つとして例えば図
5に示すようなものが知られている。この空気調和装置
は、ケーシング1内に、電気集塵器2と熱交換器3とフ
ァン4を配置し、ファン4の回転により、空気吸込口1
aから吸い込んだ空気を、電気集塵器2と熱交換器3を
通して空気吹出口1bから吹き出すものである。なお、
上記公開公報の空気調和装置は、図5に示したものと異
なり、電気集塵器2を熱交換器3の上流側全面に配置し
ている。
【0003】そして、図5に示す空気調和装置では、循
環する冷媒を熱交換器3において蒸発または凝縮させつ
つファン4を回転させる運転(以下、エアコン運転とい
う。)と電気集塵器2の運転とを同時に行なう場合は、
図6に示すように、電気集塵器2をオンするとともに、
サーモ追従温度にかかわりなく、ファン4の風量を、リ
モコン等により、H(ハイ),M(ミドル),L(ロー)のいず
れか1つに設定していた。また、電気集塵器2のみを運
転をする場合は、図7に示すように、電気集塵器2をオ
ンするとともに、熱交換器3をオフにし、ファン4の風
量をMに設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気調和装置は、電気集塵器2が、熱交換器3の上
流側の面の一部にしか配置されていないため、、電気集
塵器2の運転時には、電気集塵器2を通った空気aのみ
が集塵されるにすぎず、電気集塵器2を通らないバイパ
ス空気bは集塵されないまま、集塵された空気aと混合さ
れて吹き出されることになる。そのため、電気集塵器2
の集塵効率が、電気集塵器2の単体での集塵効率よりも
低下するという問題があった。また、バイパス空気が必
ずあるため、電気集塵器2の所定の集塵効率を得るには
M程度の風量が必要となり、集塵とエアコンの同時運転
である図6の例では、室温が設定温度に近づいても風量
が低下せず、利用者に冷,暖房過剰感を与えるという問
題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、空気調和性能を
低下させることなく、電気集塵器の集塵効率を向上させ
ることができる空気調和装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和装置は、図1に例示するように、
ケーシング11と、このケーシング11内に配置され、
空気吸込口11aに対向する熱交換器12と、上記ケー
シング11内に配置され、空気吹出口11bに対向する
ファン13と、上記熱交換器12の上流側の面12aの
一部に対向して配置された電気集塵器14とを備えたも
のにおいて、上記熱交換器12の上流側の面12aの残
部に対向する開閉自在なブラインド15が配置され、こ
のブラインド15を運転モードに応じて開閉制御する制
御回路17が設けられていることを特徴とする。また、
上記制御回路17により、上記ファン13の風量を運転
モードに応じて増減制御することもできる。
【0007】
【作用】本発明の空気調和装置によれば、熱交換器12
の上流側の電気集塵器14が配置されていない面12a
に対向して、開閉自在なブラインド15を配置し、この
ブラインド15を、制御回路17により運転モードに応
じて開閉制御する。そして、エアコンのみを運転する時
には、ブラインド15を全開してエアコン運転を優先さ
せる。また、エアコン運転と電気集塵器14の運転とを
同時に行う時には、ブラインド15の開度を調節して、
エアコン運転と電気集塵器15の運転との効率をバラン
スさせる。さらに、電気集塵器15のみを運転する時に
は、ブラインド15を全閉して電気集塵器14の運転を
優先させる。これにより、電気集塵器14の運転時にお
ける集塵効率が向上するとともに、エアコン同時運転の
際も冷,暖房が過剰になるのを防止できる。さらに、上
記制御回路17により、運転モードに応じてファン13
の風量をも調節すれば、上述の作用,効果を一層容易に
奏することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1に示すように、空気調和装置(ファンコイ
ルユニット)10は、箱状のケーシング11を備え、こ
のケーシング11内の上部には熱交換器12が配置さ
れ、その下部にはファン13が配置されている。
【0009】上記ケーシング11の前面上部には、上記
熱交換器12の上流側の前面12aに対向する空気吸込
口11aが設けられ、このケーシング11の前面下部に
は、上記ファン13に対向する空気吹出口11bが設け
られている。そして、ファン13の回転により、空気吸
込口11aから吸い込んだ空気を、熱交換器12を通し
て空気吹出口11bから吹き出すようになっている。
【0010】上記熱交換器12の前面12aの上側(一
部)に対向して電気集塵器14が配置されている。この
電気集塵器14の存在により、上記空気吸込口11aか
ら吸い込まれた空気は、電気集塵器14を通って集塵さ
れる空気aと、電気集塵器14を通らないで集塵されな
いバイパス空気bとに分けられる(図2参照)。
【0011】上記熱交換器12の前面12aの下側(上記
電気集塵器14が配置されていない前面12aの残部)に
対向して、複数枚の羽根を上下揺動自在に枢着して、こ
の前面12aの下側に自在に開閉するブラインド15を
構成している。このブラインド15は、上記熱交換器1
2の側部に取付けたモータ16により、図1の全閉位置
と図2の全開位置との間で、適当な開度で開閉作動され
る。
【0012】上記モータ16およびファン13は、上記
ケーシング11に内蔵された制御回路17に接続され
る。この制御回路17は、運転モードに応じて、上記フ
ァン13の風量を増減制御するとともに、上記ブライン
ド15を開閉制御するようになっている。
【0013】上記構成の空気調和装置は、次のように動
作する。まず、エアコン運転のみを行なう場合は、ブラ
インド15を図2のように全開させる。これにより、空
気吸込口11aから吸い込まれた空気は、その殆んどが
前面12aの下側から熱交換器12を通って空気吹出口
11bから吹き出される。つまり、ブラインド15の全
開によりエアコン運転が優先される。
【0014】次に、エアコン運転と電気集塵器14の運
転とを同時に行う時には、図3に示すように、電気集塵
器14をオンするとともに、サーモ追従温度に応じてフ
ァン13の風量を、H→M→Lの順に低減すると同時
に、ブラインド15の開度を、全開→開度1→開度2→
全閉の順に漸減する。これにより、エアコン運転と電気
集塵器14の運転とが、最も効率が良くなるようにバラ
ンスされ、エアコン効率および集塵効率の双方が向上す
る。つまり、室内温度が設定値から隔っていると、大風
量のエアコン運転が優先されて短時間で設定値に近づ
き、室内温度が設定値に近づくと、小風量の集塵運転が
優先されて、利用者に過剰冷,暖房感を与えることな
く、効率的な集塵ができるのである。
【0015】さらに、電気集塵器14のみを運転する時
には、図4に示すように、電気集塵器14をオンすると
ともに、ファン13の風量をMに設定すると同時に、ブ
ラインド15の開度を全閉にする。これにより、空気吸
込口11aから吸い込まれた空気は、全て電気集塵器1
4を通って空気吹出口11bから吹き出される。つま
り、ブラインド15の全閉により電気集塵器14の運転
が優先されるから、電気集塵器14における集塵効率が
向上する。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
空気調和装置は、熱交換器の上流側の電気集塵器が配置
されていない面にブラインドを配置して、このブライン
ドを、運転モードに応じて開閉制御するようにしたもの
である。従って、エアコン運転と電気集塵器の運転とを
同時に行う時には、ブラインドの開度やファンの風量を
調節して、エアコン運転と電気集塵器の運転との効率を
バランスさせることができ、また、電気集塵器のみを運
転する時には、ブラインドを全閉して電気集塵器の運転
を優先させることにより、電気集塵器の運転時における
集塵効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の空気調和装置の一実施例のブライン
ド全閉時の断面図である。
【図2】 上記実施例のブラインド全開時の断面図であ
る。
【図3】 上記実施例のエアコン運転と電気集塵器の運
転とを同時に行なうときのタイミングチャートである。
【図4】 上記実施例の電気集塵器の運転のみを行なう
ときのタイミングチャートである。
【図5】 従来の空気調和装置の断面図である。
【図6】 従来のエアコン運転と電気集塵器の運転とを
同時に行なうときのタイミングチャートである。
【図7】 従来の電気集塵器の運転のみを行なうときの
タイミングチャートである。
【符号の説明】
10…空気調和装置、11…ケーシング、11a…空気
吸込口、11b…空気吹出口、12…熱交換器、12a…
前面、13…ファン、14…電気集塵器、15…ブライ
ンド、16…モータ、17…制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(11)と、このケーシング
    (11)内に配置され、空気吸込口(11a)に対向する熱
    交換器(12)と、上記ケーシング(11)内に配置され、
    空気吹出口(11b)に対向するファン(13)と、上記熱
    交換器(12)の上流側の面(12a)の一部に対向して配
    置された電気集塵器(14)とを備えた空気調和装置にお
    いて、 上記熱交換器(12)の上流側の面(12a)の残部に対向
    する開閉自在なブラインド(15)が配置され、このブラ
    インド(15)を運転モードに応じて開閉制御する制御回
    路(17)が設けられていることを特徴とする空気調和装
    置。
  2. 【請求項2】 上記制御回路(17)により、上記ファン
    (13)の風量を運転モードに応じて増減制御することを
    特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
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