JPH09210401A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH09210401A
JPH09210401A JP8018622A JP1862296A JPH09210401A JP H09210401 A JPH09210401 A JP H09210401A JP 8018622 A JP8018622 A JP 8018622A JP 1862296 A JP1862296 A JP 1862296A JP H09210401 A JPH09210401 A JP H09210401A
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suction
front panel
louver
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air conditioner
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Yoji Nakagawa
洋二 中川
Shunji Fujimori
俊司 藤森
Hiromi Wada
尋巳 和田
Ikuaki Okabe
生明 岡部
Keiji Yokoyama
啓二 横山
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】意匠性を高めつつ、吸込ルーバーの清掃性とフ
イルタの着脱を容易にする。 【解決手段】前部に吸込部13を設けフロントパネル7
を化粧カバー5の前面にヒンジ部250を介して開閉可
能または着脱可能に設け、前記吸込部13に、第1の状
態で前記吸込部13を隠蔽し、第2の状態で前記吸込部
13を開放する回転可能に取付けられる複数の吸込ルー
バー17と、前記複数の吸込ルーバー17を連動させる
連動部301とを備え、前記化粧カバー5に前記吸込ル
ーバー17を動作させるルーバ駆動機構部200を残し
て、フロントパネル7を開閉または着脱可能にする。 【効果】外観意匠の意匠性を高めつつ、フロントパネル
や筐体前部の清掃性およびフイルタの着脱を容易にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】内部にフイルタと熱交換器と
送風フアンを備えた筐体の前面に複数の開閉可能な吸込
ルーバーを設けて、運転停止状態では前記吸込ルーバー
を閉めて意匠性を高め、運転状態では前記吸込ルーバー
を開いて運転効率を向上した空気調和機に係り、特に、
清掃性とフイルタ交換を容易にした空気調和機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機では、壁面に取付けら
れる筐体の前面に設けた吸込部に複数の回転可能な吸込
ルーバーを設け、吹出部に設けた風向板の吹出し角度
と、上記吸込ルーバーの吸込み角度を連動するようにす
ることで、運転停止時は吸込ルーバーを閉鎖して塵埃等
の侵入を防ぐとともに、吸込部を平板状としてデザイン
性を高め、運転時は性能を向上させるようにしたものが
ある。また、これらの空気調和機では、フイルタの着脱
を吹出部から行うものが一般的である。
【0003】前記従来例は、例えば、特開平1ー952
49号及び特開昭64−41729号等の公開公報に記
載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例で
は、吸込ル−バ−が筐体の前面に直接取付けられている
ために、吸込ル−バ−に付着した塵埃を取り除く場合
は、壁面に取付けられる筐体の前面を雑巾で拭く等の、
高所での作業が強いられるため清掃作業性に問題がある
ばかりか安全性にも課題がある。
【0005】また、従来例では、頻繁に清掃が必要なフ
イルタの着脱を狭い吹出部の隙間から行わなければなら
ないためにフイルタの着脱がしずらかった。特に、近年
の主流になっている、断面形状が貫流フアンを包むよう
に多段階に折り曲げる熱交換器を採用した空気調和機で
は、前記熱交換器を覆うために、フイルタを熱交換器を
包みように大きく湾曲させなければならず、この湾曲し
たフイルタを吹出部の狭い隙間から着脱させるのは使い
勝手的にも、構造的にも、あるいは、着脱時のフイルタ
からの塵埃の飛散等の面からも課題がある。
【0006】本発明の第1の目的は、意匠性を高めつ
つ、吸込ルーバーの清掃性を向上した空気調和機を提供
することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、意匠性を高めつ
つ、フイルタの着脱を容易にする空気調和機を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本第1の発明に係る空気調和機では、内部に
フイルタと熱交換器と送風フアンを備えた筐体を、筐体
後部をカバーするバックカバ−と、筐体前部をカバーす
るフロントパネルとから構成し、前記フロントパネルの
前部に吸込部を設けるとともに、該フロントパネルを前
記バックカバ−に着脱可能に設け、前記吸込部に、第1
の状態で前記吸込部を隠蔽し、第2の状態で前記吸込部
を開放する回転可能に取付けられる複数の吸込ルーバー
と、前記複数の吸込ルーバーを連動させる連動部とを備
え、前記バックカバーに前記吸込ルーバーを動作させる
ルーバ駆動機構部を備えるようにする。
【0009】また、本発明に係る空気調和機では、前記
第2の目的を達成するために、内部にフイルタと熱交換
器と送風フアンを備えた筐体を、筐体後部をカバーする
バックカバーと、筐体前部をカバーするフロントパネル
とから構成し、前記フロントパネルの前部に吸込部を設
けるとともに、該フロントパネルを前記バックカバーに
着脱可能または開閉可能に設け、前記吸込部に、第1の
状態で前記吸込部を隠蔽し、第2の状態で前記吸込部を
開放する回転可能に取付けられる複数の吸込ルーバー
と、前記複数の吸込ルーバーを連動させる連動部とを備
え、前記バックカバーに、前記熱交換器の前部に配置さ
れる着脱可能なフイルタと、前記吸込ルーバーを動作さ
せるルーバ−駆動機構部を備えるようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図1
〜図10を参照して詳細に説明する。なお、同一または
同様な部位、矢印等は同一符号をもって示し、重複した
説明を省略する。
【0011】〔第1の実施例〕図1〜図8は本発明に係
る空気調和機の一実施例を示すものであり、図1は外観
斜視図、図2は側面図、図3は平面図、図4は底面図、
図5〜図8は要部断面図である。
【0012】先ず、図1〜図4を参照して、本実施例に
係る空気調和機の外観の概略構造を説明する。図1にお
いて、符号1で総括的に示すのは空気調和機の室内ユニ
ットであり、図示しない冷媒配管、電源接続線、信号接
続線等を介して図示しない室外ユニットと接続され、室
内の壁面に設置されて、室内の冷暖房を主体に行うもの
である。室内ユニット1の外観は、樹脂成型のバックキ
ャビネット3と、該バックキャビネット3の前面に設け
られる樹脂成型の化粧カバー5と、該化粧カバ−5の前
面に設けられた樹脂成型のフロントパネル7とから構成
されている。
【0013】9は化粧カバー5の底面前方に傾斜して配
置される吹出部であり、2枚の樹脂成型の風向板11
a、11bを備えている。13はフロントパネル7の正
面下方に配置される第1の吸込部であり、該第1の吸込
部13は、フロントパネル7の前面に形成される開口部
15と、該開口部15を塞ぐように取付けられる複数の
吸込ルーバー17とから構成される。吸込ルーバー17
は、横長の板状に形成され、長手方向を左右にして前記
開口部15を上下に分割するように配置される。この吸
込ルーバー17は、長手方向の両端部下方に一対の凸状
の回転軸19を備え、該回転軸19はフロントパネル7
に形成される前記開口部15の両側に設けられる軸受2
1に回転可能に支持される。そして、この室内ユニット
1では、内部のルーバー駆動機構部200を介して吸込
ルーバー17を回転させることにより、図1に示すよう
に開口部15を塞いでフロントパネル7の平面部と面一
な第1の状態、例えば運転停止状態と、下方を支点にし
て上部を前方(矢印P2方向)に開いた第2の状態、例
えば運転状態とを取れるようにしている。更に、フロン
トパネル7は、フロントパネル7の上部を支点にして下
方を前方(矢印P1方向)に開き、かつ、前記支点を取
り外せるように着脱可能に化粧カバー5に取付けられて
いる。
【0014】なお、この実施例では、吸込ルーバー17
を、上方に位置する上部吸込ルーバー17aと、中央に
位置する中央吸込ルーバー17bと、下部に位置する下
部吸込ルーバー17cとからなる3枚構成の吸込ルーバ
ー17としている。
【0015】また、化粧カバー5とバックキャビネット
3の上面には第2の吸込部23と第3の吸込部25が形
成されている。また、フロントパネル4の下部中央には
運転状況を表示する表示部27と、別体のリモコンから
の赤外線の操作信号を受ける受光部29が配置されてい
る。
【0016】そして、この実施例に係る室内ユニット1
は、横幅を798mm、高さを270mm、奥行を18
3mmとする横長の外形寸法を備えたアールを主体とし
た外観形状としている。本実施例では、近年の住宅環境
が大きな窓を確保するために窓の上部の小壁が小さくな
っていることに対応して高さを設定し、また横幅を半間
幅910mm(柱の間が最小800mm)に設置できる
ように設定し、該横幅と高さの制約と内部構造とを考慮
して奥行を設定している。この寸法体系をとる室内ユニ
ット1によれば、近年需要が高まっている前記設置環境
にも設置できるので、設置の多様性を向上できる。
【0017】図2で示す側面図において、室内ユニット
1は、バックキャビネット3を箱型に形成するととも
に、化粧カバー5とフロントパネル7の上下面を、側面
から見て、ほぼ上下対称で前方に向けて絞り込まれる大
きな曲面31、33で形成し、更に、該曲面31、33
の間に形成されるフロントパネル7の前面を後方にやや
傾いた大きな曲面35で形成することにより、壁面に設
置した状態において、室内ユニット1を壁面になじんだ
コンパクトな形態に見せることができる。なお、本実施
例では、フロントパネルのトップ面を構成する前記大き
な曲面35を、図1に示す第1の状態において、開口部
15の周囲に形成されるロ字状曲面部41と、断面形状
が前記大きな曲面35と一致する複数の吸込ルーバー1
7とで構成している。
【0018】図2に戻り、更に、上面を曲面31で形成
したことにより、第2の吸込部23を設置状態で目立ち
にくくするととに前方上方から室内空気を効率良く吸い
込ませることができる。一方、下面を曲面33で形成し
たことにより、設置環境に馴染みやすい「面」を生かし
て吹出部9に傾斜を与えることができる。また、室内ユ
ニット1は、フロントパネル7を一様な厚みのある扁平
な形状とし、化粧カバー5との分割部に溝部37を形成
することにより、フロントパネル7と化粧カバー5との
勘合を良好にするとともに、連続した丸みのある大きな
曲面31、33にアクセントラインを形成し、奥行感を
軽減して、コンパクト感を一層向上させている。図面
中、39は溝部37に隣接した化粧カバー5の両側下方
に形成されるフロントパネル7の取外し用の手掛け凹部
である。
【0019】図3で示す平面図において、化粧カバー5
の上面に形成される第2の吸込部23と、バックキャビ
ネット3の上面に形成される第3の吸込部25は主体と
なる複数の横桟43と補強用の縦桟45を疎らに備えた
グリル形状とし、周囲に幅の広い筐体面を残すことで、
大きな開口率を得ながら目立ちにくい形態としている。
また、第2の吸込部23の前方両端部には、フロントパ
ネル7を着脱可能とする着脱レバー43を設けている。
【0020】図4で示す底面図において、化粧カバー5
の下面に形成される吹出部9は、フロントパネル7との
分割部に隣接して配置される。2枚の風向板11a、1
1bは大きな曲面33とほぼ同一の曲面を備えた帯状の
形態を備え、閉鎖状態で吹出部9の開口部をほぼ隠蔽し
て、室内ユニット1の底面に連続した大きな曲面33を
形成する。そして、風向板11a、11bは両端部に設
けた図示しない回転軸を支点にして、図示しない駆動モ
ータを介して、運転時に吹出部9を冷暖房に対応して開
閉し、運転停止時には、吹出部9の開口部を閉鎖するよ
うに制御される。
【0021】このように、本実施例に係る室内ユニット
1の外観は、上面と底面が大きな曲面を介して前方に向
けて絞り込まれ、正面4隅が大きな丸み形状で形成され
るラウンドを基調とした上下左右ほぼ対称なコンパクト
な形態とし、更に、正面に配置される吹出部9、第1、
第2、第3の吸込部13、23、25、表示部27、受
光部29を、中央を基準に左右対称に配置している。
【0022】そして、本実施例に係る室内ユニット1に
よれば、停止時では設置状態で見える吹出部9と第1の
吸込部13を風向板11a、11bと吸込ルーバー17
で隠蔽して室内インテリアに調和させ、運転時には風向
板11a、11bを冷暖房に対応して開放するととも
に、吸込ルーバー17を開いて第1の吸込部13及び第
2、第3の吸込部23、25から室内空気を吸い込み内
部の熱交換器47で冷風または温風にして前記吹出部9
から吹き出すことができる。更に、この室内ユニット1
によれば、フイルタ交換や内部メンテナンスの際に、フ
ロントパネル7を上部を支点にして下部を開放して前記
作業をやりやすくするとともに、吸込ルーバー17を備
えたフロントパネル7をルーバー駆動機構部200を化
粧カバー5側に残したまま単独で取り外して洗浄、清掃
することができる。
【0023】次に、図5〜図8を参照して、室内ユニッ
ト1の内部機構とルーバー駆動機構部200を説明す
る。
【0024】図5において、バックキャビネット3の内
側には貫流フアン45と熱交換器47とドレン皿49
a、49b、風向板11a、11b等の基本的な内部構
造体が取付けられる。そして、バックキャビネット3の
内側に取付けられた貫流フアン45等の基本的な内部構
造体は、化粧カバー5を取付けることにより室内ユニッ
ト1内に包含される。化粧カバー5は、上部両側に取付
リブを形成し、該取付リブを第3の吸込部25の前部に
引っ掻けて、下部をネジ等を介してバックキャビネット
3に取付ける。
【0025】化粧カバー5には、吸込ルーバー17を駆
動させる駆動機構部200と、化粧カバー5の両側内壁
に形成した図示しない案内レールを介して着脱可能に取
付けられるフイルタ51と、前記表示部27及び受光部
29とが取付けられる。前記ルーバー駆動機構部200
は、駆動モータ201と、該駆動モータ201に取付け
られる歯車203と、該歯車203と噛み合う板歯車2
05を備え、吸込ルーバー17の両側に上下に移動可能
に設けられるラック207と、連結棒209等から構成
される。前記歯車203とラック207は吸込ルーバー
17の両側に設けられ、駆動モータ201は一方の歯車
203と噛み合うように設けられる。そして、駆動モー
タ201の回転トルクは、一対の歯車203と噛み合う
歯車211を両端部に設けた連結棒209で両側に設け
た前記ラック207に伝達される。
【0026】また、フロントパネル7は、内側上部に設
けたヒンジ部250を介して、フロントパネル7の下部
を開閉可能でかつ着脱可能に取付けられる。ここで、フ
ロントパネル7の下部内側には図示しない突起部を設
け、該突起部と対応する化粧カバー5の所定の位置に前
記突起部と係合する凹部を設けることで、フロントパネ
ル7の取付時に該フロントパネル7が簡単に開いたり運
転時に振動しないようにしている。更に、フロントパネ
ル7には、複数の吸込ルーバー17が、該吸込ルーバー
17の長手方向の両側に設けられる連動板301を介し
て連動動作するように取付けられている。連動板301
には、突起部302が設けられ、該突起部302が、前
記ラック207に形成される凹状の勘合部213に勘合
することで、着脱自在な連結部300を構成し、ラック
207のトルクを連動板301に伝達して吸込ルーバー
17を開閉動作させる。
【0027】次に、図6を参照して、ヒンジ部250の
構造を詳細に説明する。図6において、ヒンジ部250
はフロントパネル7の上部両側に各1個設けている。そ
して、該ヒンジ部250は、フロントパネル7の両側上
部に設けられる側面形状が円弧状(図5参照)で後方に
張り出して形成される支持リブ251と、該支持リブ2
51の先端外側に設けられる凸状の回転軸253と、該
回転軸253を支持して回転軸253方向(矢印P3、
P4方向)に摺動可能に化粧カバー5に取付けられる軸
受部255と、該軸受部255を化粧カバー5に摺動可
能に保持する軸受保持部257と、軸受部255内に設
けられ、軸受部255を矢印P3方向に常に押し出して
回転軸253を保持するように取付けられるコイルバネ
259と、前記軸受部255に設けられ、軸受部255
とともに摺動可能に化粧カバー5の上面のレバー穴26
1に露出して設けられる着脱レバー43とから構成され
る。
【0028】この実施例に係るヒンジ部250によれ
ば、回転軸253は、コイルバネ259の応力により矢
印P3方向に押し出される軸受部255を介して化粧カ
バー5の前面に保持される。また、支持リブ251の先
端に設けられる回転軸253は軸受部255に回転可能
に支持されので、フイルタ51の交換時等にはフロント
パネル7を開閉することができる。更に、回転軸253
と軸受部255の勘合は、指等で着脱レバー43を矢印
P4方向に押し出すことで外すことができるので、フロ
ントパネル7を簡単に化粧カバー5から取り外すことが
できる。
【0029】次に、図7、図8を参照して、ルーバー駆
動機構について詳細に説明する。先ず、ルーバー駆動機
構部200の横断面を示す図7において、歯車203が
取付けられる駆動モータ201は化粧カバー5の内側の
補強リブ214の片側にネジ等を介して取付けられる。
また、他の片側に取付けられる歯車203は、駆動モー
タ201の代わりに同歯車203を回転自在に保持する
図示しない軸受により前記補強リブ214に取付けられ
ている。また、連結棒209は、前記歯車203に隣接
して、補強リブ214に形成される取付リブ215に取
付けられる。そして、連結棒209の両端に設けられる
歯車211と前記歯車203が噛み合うようにする。こ
のような構造により、駆動モータ201の回転トルク
は、直接あるいは連結棒209を介して間接的に両側に
設けた歯車203に均等に伝達される。
【0030】なお、この実施例では、歯車203の間に
熱交換器47が配置されているために、連結棒209を
介して他方の歯車203に回転トルクを伝達したが、例
えば、ルーバー駆動機構部200を熱交換器47の上方
に位置させる等して、駆動モータ201の回転軸を延長
して2個の歯車203を取付けてもよい。また、駆動モ
ータの回転トルクが不足する場合は複数の歯車を組み合
わせてもよい。
【0031】前記歯車203と噛み合う板歯車205を
備えたラック207は、両側に形成される摺動溝217
を、前記補強リブ214に形成されるラック支持部21
9で支持することで、上下方向(図面上前後方向)移動
可能に支持される。この構造により、駆動モータ201
の回転トルクはラック207により上下摺動動作に変換
される。
【0032】一方、前記ラック207の凹状の勘合部2
13に勘合する突起部302を備えた連動板301は、
両側に形成される摺動溝303を、フロントパネル7の
内側に設けられる連結板支持部305で支持すること
で、上下方向(図面上前後方向)移動可能に支持され
る。また、前記開口部15の軸受21に回転軸19を介
して回転可能に支持される吸込ルーバー17は、吸込ル
ーバー17の両端部下端に内側に張り出して形成される
連動軸307を介して前記連動板301に連結されてい
る。この構造を図8を参照してより詳細に説明する。
【0033】図8において、連動軸307は、連動板3
01に形成される摺動孔309に前後方向(矢印)に摺
動可能に取付けられる。この摺動孔309は、連結板摺
動方向Y(吸込ルーバーの垂直位置と略一致)と直角な
水平線Xより摺動孔309の摺動軸線Q1の後方を下方
に角度Θ1傾斜させて形成している。また、連動軸30
7は、回転軸19より後方(図面上右側)にX1張り出
して設けられることにより、連結板摺動方向Yとほぼ平
行なルーバー閉鎖位置面Y2と、連動軸307と回転軸
19を結ぶ軸線Q2が連結板摺動方向Yと角度Θ2とな
るようにしている。そして、前記軸線Q2と摺動軸線Q
1との角度Θが90°以上となるように設定している。
【0034】この構造により、連動板301を連結板摺
動方向Y(上下方向)に移動させることにより、連動軸
307が摺動孔309を円滑に移動して、結果として、
連動軸307を回転軸19を支点とする点線で示す軌道
Q3上を移動させることができるので、吸込ルーバー1
7を小さなトルクで開閉することができる。なお、この
実施例では、角度Θ1、Θ2を設定して角度Θを90°
以上に設定しているが、結果として角度Θを90°以上
にすればよく、角度Θ1、Θ2の何れか一方を0°に設
定してもよい。更に、この実施例では摺動孔309の摺
動面311を傾斜する直線としているが、この摺動面3
11を、側面からみて下方に凸の円弧面を備えた摺動孔
309としても同様な効果を得ることができる。また、
この実施例では、吸込ルーバー17を45°程度回転回
転させるように、連動板301の移動距離と摺動孔30
9の大きさを決定している。
【0035】次に、図5および図8を参照して、本実施
例に係る室内ユニット1の動作を説明する。
【0036】先ず、室内ユニット1は、内部に図示しな
い電装品ボックスに制御基板を備え、該制御基板に設け
られるマイコンがフアンモータ、ルーバー駆動機構部2
00、風向板11a、11b、各種のセンサー等の動作
をリモコンからの操作信号を受光部29で受けて、室内
ユニット1を統括して制御する。
【0037】室内ユニット1は、運転停止状態で、図1
に示すように、吸込ルバー17及び風向板11a、11
bが閉鎖された第1の状態となっている。この状態で、
リモコンから運転操作の信号がなされると、図示しない
マイコンは、リモコンからの操作信号または自動運転が
設定されていれば各種センサのからの情報に基づいて冷
暖、または暖房等の運転モードを決定し、該決定に基づ
いて吸込ルバー17及び風向板11a、11bを動作さ
せて、吸込ルバー17及び風向板11a、11bが開放
した第2の状態を取るように動作させる。
【0038】つまり、マイコンは、図示しない駆動モー
タを動作させ風向板11a、11bを運転モードに対応
した吹き出し角度まで開放する。また、マイコンは、前
記風向板11a、11bの動作に連動して吸込ルーバー
17を開放する駆動モータ201を動作させる。駆動モ
ータ201の回転トルクは、歯車211を備えた連結棒
209を介して両側に配置した歯車203に伝達され、
一対の歯車203を同一回転させ、板歯車205を介し
てラック207をラック支持部219に沿って上下方向
の動作させる。そして、このラック207の動きは、勘
合部213と突起部302との勘合により、連動板30
1を上下方向に動作させ、複数の吸込ルーバー17の連
動軸307を摺動孔309に沿って移動させて、吸込ル
ーバー17を回転軸19を支点にして開放して第2の状
態にする。
【0039】次に、マイコンは貫流フアン45を回転さ
せ、第1、第2、第3の吸込部13、23、25から室
内空気を吸い込んで熱交換器47で温風または冷風ある
いは熱交換しないで風向板11a、11bに沿って吹出
部9から吹き出させるように制御する。一方、運転を停
止する際は、貫流フアンを停止した後に、駆動モータ2
03及び風向板11a、11bの駆動モータを逆回転さ
せることで第2の状態から第1の状態に戻すように制御
する。
【0040】このように、本実施例に係る室内ユニット
1によれば、運転停止状態である第1の状態において
は、設置状態で内部が露出する第1の吸込部13及び吹
出部9を吸込ルーバー17及び風向板11a、11bを
介して室内ユニット1の筐体面とほぼ同一面をなす平面
で隠蔽することができるから、室内ユニット1を平面主
体の壁面に馴染ませて室内のインテリアに調和させ、更
に同第1の吸込部13及び吹出部9からの塵埃等の進入
を軽減することができる。
【0041】一方、運転状態の第2の状態では、常に開
口している第2、第3の吸込部23、25に加えて、第
1の吸込部13の吸込ルーバー17を開放して開口率を
大きくして広い面積から室内空気を吸込むことができる
ので、送風抵抗を小さくして、冷暖房能力や騒音を軽減
することができる。特に、吸込ルーバー17は、上下に
複数に分割しているので、吸込ルーバー17を開放した
際の前方への吸込ルーバー17の突出量を小さくするこ
とができる。更に、吸込ルーバー17は、吸込ルーバー
17の上部を開放して斜めに開放されるので、設置状態
で、下方より見上げられても、第1の吸込部13の内部
を見えにくくすることができるとともに、吹出された空
気がすぐに第1の吸込部13に吸い込まれるショウトサ
ーキットを軽減することができる。加えて、この実施例
では、回転軸19を吸込ルーバー17の側端部の中央よ
りに設けて、開放した際に吸込ルーバー17の下部が内
側に入り込む構造としているので、開放した際の前方へ
の吸込ルーバー17の突出量を更に小さくして、壁面設
置時の吸込ルーバー17等が前方に大きく張り出すこと
による圧迫感を軽減することができる。
【0042】なお、この実施例では、風向板11a、1
1bと吸込ルーバー17を同時に開放するようにしてい
るが、風向板11a、11bを動作させた後に吸込ルー
バー17を動作させて2つの駆動モータの同時動作をな
くして最大電力を軽減してもよい。特に、暖房時に熱交
換器47が暖まるまで吸込ルーバー17を閉鎖すること
で、前記暖まる時間を短縮するようにしてもよい。ま
た、回効率が少なくてもよい低能力運転時や送風運転を
第1の状態で行うようにしてもよい。
【0043】次に、図5、図8を参照して、フイルタ5
1とフロントパネル7の着脱について説明する。
【0044】この実施例のフロントパネル7は、上部を
ヒンジ部250を介して取付けられ、下部は内側に図示
しない突起部を設け、該突起部と対応する化粧カバー5
の所定の位置に前記突起部と係合する凹部を設けること
で、フロントパネル7の取付時に該フロントパネル7が
簡単に開いたり運転時に振動しないようにしている。
【0045】したがって、フイルタ51を着脱する際
は、第1の状態で、手掛け凹部39を介して、前記突起
部と凹部の係合を外すことで、フロントパネル7を前記
ヒンジ部250の回転軸253を支点にしてフロントパ
ネル7の下部を大きく開放することができるので、この
大きく開放した部分からフイルタ51を簡単に引き出
し、また、フイルタ51の清掃した後に再度フイルタ5
1を案内レールに沿って簡単に装着することができる。
しかも、この着脱動作では、上面の第3、第2の吸込部
25、23及び正面に配置した第1の吸込部13の後方
に位置するフイルター51を底面に設けた吹出部9から
大きく屈曲させて引き出させる必要がないから、フイル
タ51への無用な応力を強いることがなく、更に屈曲時
の塵埃の飛散等を軽減して、広い空間から楽に着脱する
ことができる。また、フロントパネル7の開放により、
化粧カバー5の前面を露出することができるから、この
露出した部分、例えば、フイルター51の図示しない案
内レールや、フイルター51で取り除けなかった熱交換
器47等に付着した塵埃を掃除機等で清掃することがで
きる。
【0046】更に、この実施例では、吸込ルーバー17
の動作機構を、化粧カバー5に取付けられるルーバー駆
動機構部200と、フロントパネル7に取付けられる連
動部301とに分離して設け、該ルーバー駆動機構部2
00と連動部301とを、連動板301に形成される突
起部302と、ラック207の凹状の勘合部213との
勘合で動作を伝達する分離可能な連結部300で連結し
ているので、簡単な構造で、しかもフロントパネル7の
開閉動作に基づいて連結部300を着脱することができ
る。加えて、複数の吸込ルーバー17は連動しているの
で、フロントパネル7の装着にあたっては、少なくとも
1枚の吸込ルーバー17を閉めることにより、他の吸込
ルーバー17を閉めることができ、しかも、連結部30
0の位置合わせを容易に行うことができる。
【0047】なお、ヒンジ部250に開放角度ロック機
構を設けて、フロントパネル7を開放状態を維持するよ
うにしてもよい。この開放角度ロック機構としては、例
えば、図6に示す回転軸253の近榜の支持リブ251
と軸受部255の摺動面260a、260bに図示しな
い突起部と凹部を設けて、所定の角度で勘合してロック
するようにすればよい。
【0048】次に、この実施例では、第2の吸込部23
の両側前部に設けた着脱レバー43を両側に押し出すこ
とで、フロントパネル7を、図5の点線で示したよう
に、化粧カバー5から取り外して、流し台等で丸洗いす
ることができる。この際、ルーバー駆動機構部200は
化粧カバー5に残されてフロントパネル7には電送品が
設けられていないために、配線の取外しや洗浄時の電送
品への水の浸入を気にせず清掃することができる。しか
も、着脱に際しては、複数の吸込ルーバー17が連動部
301により連結されているので、個々の吸込ルーバー
17がばらついて塵埃を飛散することを軽減できるとと
もに、前記したように装着時の連結部300の位置合わ
せを容易に行うことができる。
【0049】〔他の実施例〕次に、図9、図10を参照
して、本発明に係る空気調和機の他の実施例を説明す
る。図9は他の実施例に係る吸込ルーバー17の部分断
面図、図10は他の実施例に係る空気調和機の縦断面図
である。
【0050】先ず、図9で示す吸込ルーバー400は、
吸込ルーバー400の下端部を支点にして開閉可能に設
けることで、設置状態で、第1の吸込部13の内部をよ
り見えにくくしたものである。図において、吸込ルーバ
ー400は、両端部に設けた回転軸19を下端部に設
け、連動軸307を回転軸19の後方にX2だけ張り出
して設けている。連動軸307は、連動板301aに形
成される摺動孔309aに前後方向(矢印)に摺動可能
に取付けられる。この摺動孔309は、連結板摺動方向
Y(吸込ルーバーの垂直位置と略一致)と直角な水平線
Xより摺動孔309の摺動軸線Q1aの後方を上方に角
度Θ1a傾斜させて形成している。そして、連結板摺動
方向Yと摺動軸線Q1aとの角度Θaが90°以下とな
るように設定している。
【0051】この構造により、連動板301を連結板摺
動方向Y(上下方向)に移動させることにより、連動軸
307が摺動孔309を円滑に移動して、結果として、
連動軸307を回転軸19を支点とする点線で示す軌道
Q3a上を移動させることができるので、吸込ルーバー
17を小さなトルクで開閉することができる。
【0052】このように、この実施例では、連動板30
1と連動軸307との相対的な関係を、連動軸307が
連結板摺動方向Yと反対方向に移動可能なように摺動軸
線Q1aを設定することにより、連動軸307が摺動面
311を動きやすくやすくすることができるので、始動
時のルーバー駆動機構部200のトルクを小さくするこ
とができる。
【0053】図10で示す室内ユニット1は、ルーバー
駆動機構部の他の実施例を示したものである。この実施
例に係るルーバー駆動機構部500は、化粧カバ−5に
取付けられる駆動モータ501と、駆動モータ501の
回転軸に直結する歯車502と、化粧カバー5に前後方
向に図示しない案内レールで移動可能に取付けられ、前
記歯車502と噛み合う板歯車503を備えたラック5
04とから構成される。また、複数の吸込ルーバー17
を連動させる連動板301の下端部には、連動板301
を引っ張って吸込ルーバー17を閉じようとするバネ5
04を設けている。
【0054】さて、この実施例によれば、第1の状態で
は、ラック504の先端が本体内に収納され、バネ50
4により吸込ルーバー17は閉じられている。次に、駆
動モータ501が動作すると、ラック504の先端が前
方に押し出され、一枚の吸込ルーバー17の内側に当接
して吸込ルーバー17を回転軸19を支点にして開放す
ることにより、他の吸込ルーバー17も連動板301を
介して開放される。また、吸込ルーバー17を閉鎖する
場合は、ラック504を引き込むことにより、バネ50
4により吸込ルーバー17を閉鎖することができる。な
お、ラック504は吸込ルーバー17の中央に設けても
よく、また、前記連結棒209や駆動モータ501の回
転軸に直結した一対の歯車502等を設けて、ラック5
04を吸込ルーバー17の両側に設けてもよい。
【0055】なお、前記の実施例では、化粧カバー5と
バックキャビネット3を分離した構造としているが、同
部材を一体構造としたバックカバーで構成してもよい。
【0056】また、前記実施例では、筐体の上面に第
2、第3の吸込部23、25を設けた実施例で説明した
が、同第2、第3の吸込部23、25を設けなくても同
様な効果がある。また、前記第2、第3の吸込部23、
25を設ける場合、同吸込部23、25を備えた天板を
同様な構造で化粧カバー5と着脱可能に設け、同吸込部
23、25に前記実施例と同様な構造を備えた開閉可能
な吸込ルーバーを設けることで、塵埃の内部への浸入を
軽減して、更に取外して清掃することができる。また、
前記天板をフロントパネル7と一体構造とするようにし
て、同一体化したフロントパネル7を開閉可能でかつ着
脱可能とすることで前記した効果を一層高めることがで
きる。
【0057】
【発明の効果】第1の発明によれば、フロントパネル装
着した場合は外観意匠の意匠性を高めつつ、開閉可能な
吸込ルーバーを簡単な構造で吸込ルーバーの駆動機構部
と分離し、かつ該駆動機構部を筐体側に残してフロント
パネルを着脱することができるので、フロントパネルや
筐体前部の清掃を容易にすることができる。
【0058】また、第2の発明によれば、フロントパネ
ルを装着した場合は外観意匠の意匠性を高めつつ、開閉
可能な吸込ルーバーを簡単な構造で吸込ルーバーの駆動
機構部と分離し、かつ該駆動機構部を筐体側に残してフ
ロントパネルを着脱または開閉可能にすることができる
ので、フイルタの着脱を容易にして清掃性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す外観
斜視図。
【図2】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す側面
図。
【図3】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す平面
図。
【図4】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す底面
図。
【図5】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す縦断
面図。
【図6】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す要部
部分断面図。
【図7】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す要部
部分横断面図。
【図8】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す要部
部分縦断面図。
【図9】本発明に係る空気調和機の他の実施例を示す縦
断面図。
【図10】本発明に係る空気調和機の他の実施例を示す
要部部分縦断面図。
【符号の説明】
1…室内ユニット、3バックキャビネット、5…化粧カ
バ…、7…フロントパネル、9…吹出部、13…第1の
吸込部、15…開口部、17…吸込ルーバー、19…回
転軸、21…軸受、200…ルーバー駆動機構部、25
0…ヒンジ部、300…連結部、301…連動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 生明 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 横山 啓二 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にフイルタと熱交換器と送風フアンを
    備えた筐体を、筐体後部をカバーするバックカバ−と、
    筐体前部をカバーするフロントパネルとから構成し、 前記フロントパネルの前部に吸込部を設けるとともに、
    該フロントパネルを前記バックカバ−に着脱可能に設
    け、 前記吸込部に、第1の状態で前記吸込部を隠蔽し、第2
    の状態で前記吸込部を開放する回転可能に取付けられる
    複数の吸込ルーバーと、前記複数の吸込ルーバーを連動
    させる連動部とを備え、 前記バックカバーに前記吸込ルーバーを動作させるルー
    バー駆動機構部を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】内部にフイルタと熱交換器と送風フアンを
    備えた筐体を、筐体後部をカバーするバックカバーと、
    筐体前部をカバーするフロントパネルとから構成し、 前記フロントパネルの前部に吸込部を設けるとともに、
    該フロントパネルを前記バックカバーに着脱可能に設
    け、 前記吸込部に、第1の状態で前記吸込部を隠蔽し、第2
    の状態で前記吸込部を開放する回転可能に取付けられる
    複数の吸込ルーバーと、前記複数の吸込ルーバーを連動
    させる連動部とを備え、 前記バックカバーに、 前記熱交換器の前部に配置される着脱可能なフイルタ
    と、 前記吸込ルーバーを動作させるルーバ−駆動機構部を備
    えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】内部にフイルタと熱交換器と送風フアンを
    備えた筐体を、筐体後部をカバーするバックカバーと、
    筐体前部をカバーするフロントパネルとから構成し、 前記フロントパネルの前部に吸込部を設けるとともに、
    該フロントパネルを前記バックカバーに開閉可能に設
    け、 前記吸込部に、第1の状態で前記吸込部を隠蔽し、第2
    の状態で前記吸込部を開放する回転可能に取付けられる
    複数の吸込ルーバーと、前記複数の吸込ルーバーを連動
    させる連動部とを備え、 前記バックカバーに、 前記熱交換器の前部に配置される着脱可能なフイルタ
    と、 前記吸込ルーバーを動作させるルーバ−駆動機構部を備
    えたことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】前記フロントパネルを開閉可能にするヒン
    ジ部は、フロントパネルの上部を支点にして下部を開放
    するように設けられ、フロントパネルをバックカバーか
    ら分離する分離機構を備えていることを特徴とする請求
    項3の空気調和機。
  5. 【請求項5】バックカバーは、熱交換器と送風フアンが
    取付けられるバックキャビネットと、該バックキャビネ
    ットの前部に配置され、前記ル−バ−駆動機構部とフイ
    ルタが取付けられる化粧カバ−とから構成されることを
    特徴とする請求項1〜4の空気調和機。
  6. 【請求項6】ル−バ−駆動機構部は、駆動モータと、該
    駆動モータの回転トルクを上下方向のトルクに変換する
    トルク方向変換部とから構成され、該トルク方向変換部
    と前記連動部に、両部を着脱可能に連結する連結部を設
    けたことを特徴とする請求項1〜5の空気調和機。
  7. 【請求項7】ル−バ−駆動機構部は、駆動モータと、該
    駆動モータの回転トルクを前後方向のトルクに変換する
    トルク方向変換部とから構成され、該トルク方向変換部
    の動作部と少なくとも1枚の吸込ル−バ−とを着脱可能
    に連結して吸込ル−バ−を回転可能に設けたことを特徴
    とする請求項1〜5の空気調和機。
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