JP2005164075A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユニット本体1は吸込み口2と吹出し口3を備え、吹出し口に水平ルーバ13を回動自在に支持し、この水平ルーバの両側端部に支軸52を設け、吹出し口の一側部に水平ルーバ支軸の一方を脱着自在に支持する軸受け部70を設け、吹出し口の他側部に他方の水平ルーバ支軸に連結されて支軸とともに水平ルーバを回動駆動する駆動装置60を設け、この駆動装置に対して水平ルーバ支軸は脱着自在に連結される。
【選択図】 図9
Description
この種の室内ユニットは、筐体であるユニット本体の厚さ方向(高さ方向)の寸法を可能な限り短縮して、より圧迫感の少ない形状とする要求がある反面、幅方向(水平方向)には寸法的な制約が比較的少ない。そのため、天井面に沿った広い範囲から熱交換空気を吹出すことで、熱交換作用の効率向上化を図っている。
たとえば[特許文献2]には、吹出し口に2枚の水平ルーバ(第一風向変更板と第二風向変更板)を備えて、これら水平ルーバの軸に同一の駆動装置を連結し、2枚の水平ルーバを同時に回動駆動する構成が開示されている。
通常、水平ルーバは非使用時において吹出し口を閉成するようになっているので、水平ルーバがユニットの表面側であり、メンテナンス作業者にとって手前側に設けられ、縦ルーバは水平ルーバの奥側に設けられている。したがって、少なくとも水平ルーバは脱着自在とし、できれば縦ルーバも脱着自在な構成にして、それそれのルーバを取外ししてから低所で塵埃の除去作業をできれば都合がよい。
[特許文献2]においては、水平ルーバに係る記載のみで縦ルーバに係る記載が全くなく、縦ルーバが存在しているか否か不明である。そして、水平ルーバを脱着可能とする記載がないので、そのままの状態で水平ルーバの表面側での塵埃除去作業ができても、水平ルーバの裏面側の塵埃除去作業ができない。
図1は空気調和装置を構成する室内ユニットの全体斜視図、図2は室内ユニットの断面図、図3は室内ユニットの内部構造を示す底面図、図4は室内ユニットの分解した斜視図である。
ユニット本体1は、下面を構成する底板部1aと、吊り下げられた状態で天井と近接する上面を構成する天板部1bと、これら底板部1aと天板部1bとを連結する左右一対の側板部1cおよび背面部1dとから構成される。上記側板部1cのみサイドカバー1eで覆われる。
特に図4に示すように、上記水平ルーバ13は吹出し口3の幅方向寸法と略同一の長手方向寸法に形成される1枚のものであるのに対して、上記縦ルーバ12は所定間隔を存して複数枚備えられるが、ここでは吹出し口3の幅方向寸法に亘って複数(3つ)の縦ルーバユニットYに分割構成されている。なお、水平ルーバ13と縦ルーバ12のユニット本体1に対する取付け支持構造については後述する。
ユニット本体1内部は仕切り板6を挟んで吸込み口2側に、送風装置Sおよび送風装置Sを駆動制御する電気部品箱D等が配置収容される送風室Aと、吹出し口3側に室内熱交換器5が収容配置される熱交換室Bが形成されている。
送風装置Sは、ファンモータ15のそれぞれの回転軸17に嵌着される送風ファン4および、この送風ファン4に対して軸方向を除いて囲撓するファンケース14とから構成される。
上記送風ファン4はいわゆる多翼ファンが用いられていて、回転にともなって軸方向から吸込んだ空気を周方向へ吹出すタイプのものである。長尺状の回転軸17は、軸受け具18によって軸支される。上記軸受け具18は、軸受け固定装置19を介して天板部1bに取付けられる。したがって、ユニット本体1が所定部位に取付けられると、ファンモータ15およびモータ固定装置16と、軸受け具18および軸受け固定装置19は天板部1bから吊り下げ状態となる。
上記熱交換室Bには、上記室内熱交換器5と、この室内熱交換器5の下部にドレン受け7が配置される。特に図2に示すように、上記室内熱交換器5は、ユニット本体1が上下方向寸法を極力短縮して形成されるため、上記吹出し口3に向かって極く傾いた状態で斜めにして配置される。
上部断熱材8はドレン受け7とともに吹出し口3の上面と下面を形成していて、吹出し口3の左右両側面は、特に図4に一部のみ示す側面断熱材9によって形成されている。したがって、吹出し口3の周囲はすべて断熱材によって囲まれることとなる。
図5は吹出し口3と縦ルーバ12を分解した一部斜視図、図6は縦ルーバ12を分解した側面図と正面図、図7は水平ルーバ支持具20を異なる方向から見た斜視図、図8は室内ユニットの吹出し口3とその周辺部分を拡大した断面図、図9は水平ルーバ13の支持構造と駆動構造の断面図、図10は水平ルーバ13を駆動する駆動装置60を拡大した断面図である。
縦ルーバユニットY相互間には、上記水平ルーバ13を支持する水平ルーバ支持具20が配置されていて、ドレン受け7前側壁部上端面部位に設けられる設置部44に取付けられている。設置部44自体はドレン受け7と一体成形されるが、所定部位に金属片からなる固定部45が上面を露出して埋設される。ここには、水平ルーバ支持具20を取付けるための固定用孔46が設けられる。この水平ルーバ支持具20についても後述する。
上記縦ルーバ支持板30には、その上面に軸部31が一体に突設されていて、縦ルーバ12の嵌込み部12aが回動自在に嵌込まれる。軸部31の基端部にはストッパ用突起31aが設けられていて、軸部31に縦ルーバ12の嵌込み部12aが嵌め込まれ縦ルーバ12を回動した状態で、所定量以上の回動を規制する。縦ルーバ支持板30の一側端は長手方向に沿って斜めに折曲される設置ガイド33をなす。縦ルーバ支持板30の裏面側で上記軸部31の両側部位には一対の固定リブ32が一体に突設される。
たとえば図5とは逆に、設置ガイド33を手前側にして縦ルーバ受け台40上に縦ルーバ支持板30を載置すると、設置ガイド33が受け台40の側縁に沿わなくなり、かつ固定リブ32が固定リブ受け部43に掛合しなくなる。すなわち、これらで縦ルーバ支持板30に対する位置決め手段を構成する。
特に図5および図8に示すように、上部断熱材8の一部には平面視で矩形状の孔部8aが設けられる。水平ルーバ支持具20の挿入部23bは孔部8aに挿入され、挿入部23bの上端一部は上部断熱材8上面から突出する。天板部1bには挿入部23bに嵌め込まれる凹部80が一体に成形されていて、この凹部80に取付け用孔が設けられる。ねじである取付け具Nが凹部80の取付け用孔を介して挿入部23bに設けられるねじ孔23cにねじ込まれ、天板部1bに対して上部断熱材8と水平ルーバ支持具20の支持用台座23とが一体に取付け固定されている。この状態で、特に図8に示すように上部断熱材8内面の傾斜と固定用台座23の傾斜が一致し、かつ同一面となるよう設計製作される。
上記駆動モータ61の回転軸61aは第1のケース60aと第2のケース60bが組合わされる内部に挿入され、第2のケース60bに一端を軸支された第1の歯車62が嵌着固定される。第1のケース60aと第2のケース60bに両端部を軸支された固定軸64が嵌着固定されていて、この固定軸64には第2の歯車63が回転自在に支持され、第2の歯車63と第1の歯車62とは互いに噛合している。なお、第2の歯車63には第1の歯車62と噛合する歯部と、後述する第3の歯車65と噛合する歯部を備えている。
なお、縦ルーバユニットYを構成する縦ルーバ支持板30に、縦ルーバ12の嵌め込み部12aが嵌め込まれる軸部31を設けるとともに、この軸部31基端にストッパ用突起31aを設けたから、縦ルーバ12の所定量以上の回動をストッパ用突起31aが規制して風向案内方向を所定の範囲内に設定することができる。
すなわち、水平ルーバ13は薄い合成樹脂材の板体からなるので、比較的容易に撓み変形する。特に図9に示す水平ルーバ13の右側端部に形成される支軸52を水平ルーバ駆動装置60と側板部1cおよび側面断熱材9の孔部67から抜き出すよう水平ルーバ13を撓み変形させる。
このようにして吹出し口3から水平ルーバ12と縦ルーバ12を備えた縦ルーバ支持板30を取外ししたので、吹出し口3には水平ルーバ支持具20が残るだけであり、吹出し口3周部に付着する塵埃の除去作業を比較的容易に行うことができる。
なお、本発明の水平ルーバ13と縦ルーバ12の取付け支持構造は上述の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を越えない範囲内で種々変形実施が可能であり、本発明はこれらの全てを包含するものである。
Claims (4)
- 吸込み口と吹出し口を備えたユニット本体と、
このユニット本体の上記吹出し口に回動自在に支持される水平ルーバと、
この水平ルーバの両側端部に設けられる支軸と、
上記吹出し口の一側部に設けられ、上記水平ルーバ支軸の一方を脱着自在に支持する軸受け部と、
上記吹出し口の他側部に設けられ、水平ルーバ支軸に連結されて支軸とともに水平ルーバを回動駆動する駆動装置とを有し、
上記駆動装置に対して水平ルーバの他方の支軸は脱着自在に連結されることを特徴とする空気調和装置。 - 上記駆動装置は、ユニット本体に対して脱着自在に取付けられるケース部と、このケース部内に収容される複数のギヤからなる駆動機構と、上記ケース部に取付けられ上記駆動機構を駆動するモータとからなることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
- 少なくとも一面が断熱材で囲まれる吹出し口を備えるとともに、内部に熱交換器と、この熱交換器の下部にドレン受けが配置されるユニット本体と、
このユニット本体の上記吹出し口に設けられる水平ルーバおよび縦ルーバとを具備した空気調和装置において、
上記ドレン受けに取付けられる水平ルーバ支持具と、
この水平ルーバ支持具に回動自在に支持される水平ルーバとを備え、
上記水平ルーバ支持具は、吹出し口の一面である断熱材を支持する支持用台座と、
この支持用台座に連設され上記断熱材に挿入される挿入部を有することを特徴とする空気調和装置。 - 上記縦ルーバは、上記ドレン受けに取付けられる縦ルーバ支持板に支持され、
この縦ルーバ支持板は、縦ルーバの取付け向きを指定する位置決め手段を備えるとともに、上記ドレン受けに対して脱着自在に取付けられることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の空気調和装置。
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