JP3039410B2 - 空気調和装置の風向調整装置 - Google Patents
空気調和装置の風向調整装置Info
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Description
調空気の吹き出し方向を変化させる風向調整装置に関
し、特に、風向変更羽根の着脱対策に係るものである。
置が知られている。この種の空気調和装置としては、例
えば特開平8−75240号公報に開示されているよう
な天井面に形成した開口に埋め込まれる天井埋込型のも
のや、天井面に直接設置される天井吊り下げ型のものが
ある。
内部にターボファンを備え、このファンの駆動に伴って
ケーシング下面から吸い込んだ室内空気を熱交換器で温
度調整した後、例えばケーシングの4方向から室内に向
かって吹き出すようにしている。
グ内部にシロッコファンを備え、このファンの駆動に伴
ってケーシング内部に吸い込んだ室内空気を上記と同様
に熱交換器で温度調整した後、ケーシングの前面から室
内に吹き出すようにしている。つまり、天井吊り下げ型
では、ケーシング前面の1方向のみから空調空気を吹き
出す形態が一般的であった。
り、調和空気の吹出方向を調整するための水平羽根が吹
出口に設けられている。この水平羽根は、羽根角度を遠
隔操作できるように構成され、例えば、水平羽根の両側
部がモータからの回転軸に連結されていた。
和装置においても、室内空気をケーシング内部に吸い込
む際には、フィルターを通過させることにより、その清
浄を図っている。ところが、微細な塵はフィルターに補
足されずにそのまま通過し、水平羽根に徐々に堆積して
いく。
れやすい。従って、水平羽根は、定期的に清掃するか、
又は交換する必要がある。
根にモータの回転力を伝達する必要から回転軸に水平羽
根を直接接続していた。従って、ケーシングを分解する
等の面倒な作業を行わなければ水平羽根を取り外すこと
ができなかった。そのため、水平羽根の着脱作業には、
工具が必要となる上、大掛かりな組立作業が必要であっ
た。その結果、多くの手間と時間を必要としていた。
であり、その目的とするところは、清掃時に着脱が容易
な風向調整装置を提供することにある。
に、本発明は、モータの回転力を伝達する支持部材(54)
に対して、風向変更羽根(6a)を吹出口(2)の前後方向に
移動して挿入離脱させる接続部材を風向変更羽根(6a)に
設けることとした。
た手段は、本体ケーシング(3)に形成された吹出口(2)に
風向変更羽根(6a)が設けられ、該風向変更羽根(6a)を回
動して調和空気の吹出方向を調整する空気調和装置の風
向調整装置において、上記本体ケーシング(3)における
吹出口(2)の両側部には、回動軸(49)が回動自在に設け
られ、該回動軸(49)には、風向変更羽根(6a)を支持する
支持部材(54)が吹出口(2)側に突出して設けられる一
方、上記風向変更羽根(6a)の両側部には、支持部材(54)
に対して風向変更羽根(6a)を吹出口(2)の前後方向に移
動して支持部材(54)を離脱自在に挿入固定する接続部材
(30)が設けられている構成としたものである。
a)を取り付ける際には、支持部材(54)に接続部材(30)を
押し込むことによって支持部材(54)と接続部材(30)とが
接続される。一方、風向変更羽根(6a)を吹出口(2)の手
前側に引っ張り、接続部材(30)を支持部材(54)から引き
抜くことによって、風向変更羽根(6a)を取り外し、例え
ば、洗浄を行うことになる。
求項1に記載の空気調和装置の風向調整装置において、
支持部材(54)及び接続部材(30)の一方には、凹部(56)が
形成され、他方には該凹部(56)に挿入及び離脱する凸部
(34)が形成されている構成としたものである。
接続部材(30)を押し込むと、凹部(56)に凸部(34)が入り
込んで風向変更羽根(6a)が取り付け保持される一方、風
向変更羽根(6a)を取り外す際には、凸部(34)が凹部(56)
から外れた状態で接続部材(30)を引き抜くことになる。
求項2に記載の空気調和装置の風向調整装置において、
支持部材(54)は、矩形状の平板(57)に形成されると共
に、一側辺に回動軸(49)が連結され、凹部(56)は、支持
部材(54)の片面において後半部に形成される一方、接続
部材(30)は、風向変更羽根(6a)の流入端に向かって開口
して支持部材(54)が挿入離脱されるスライド溝(39)を形
成する上下一対の把持片(31,32)を備えたコ字状の連結
部(39A)が設けられ、該両把持片(31,32)の少なくとも一
方がスライド溝(39)の上下幅を狭める方向の付勢力を備
え、凸部(34)は、一方の把持片(32)に形成されている構
成としたものである。
a)を取り外す際は、平板(57)の支持部材(54)をスライド
溝(39)に挿入すると凸部(34)が凹部(56)に入り込むと共
に、一対の把持片(31,32)が支持部材(54)を挟持して、
風向変更羽根(6a)が保持される。一方、風向変更羽根(6
a)を取り外す際は、片方の把持片を外側に曲げて凸部(3
4)を凹部(56)から外し、接続部材(30)を引き抜くことに
なる。
に基づいて説明する。本実施形態では、本発明を天井吊
り下げ型の空気調和装置(1)に適用した場合について説
明する。
斜視図、図2は本空気調和装置(1)の内部構造を示す平
面図、図3はその縦断面図である。
(1)は、天井面(A)に設置され、水平方向に開口する吹出
口(2)、具体的には(2A)〜(2D)を4辺に有する箱形のケ
ーシング(3)を備えている。このケーシング(3)の内部に
は、各吹出口(2)に対向するように環状に構成された熱
交換器(4)と、ケーシング(3)の中央部に位置するターボ
ファン(5)とが収容されている。また、各吹出口(2)に
は、室内への空調空気の風向を調整する風向調整羽根で
あるフラップ(6)が水平軸回りに回動自在に設けられて
いる。
吸込口(7)には、吸込グリル(8)が開閉自在に取り付けら
れている。吸込グリル(8)には、吸込空気中の塵埃等を
除去するエアフィルタ(9)が設けられている。
部に設置されている。このターボファン(5)は、円形の
エンドプレート(21)と、中央部に空気導入開口(20a)を
有する円形のシュラウド(20)と、これらシュラウド(20)
及びエンドプレート(21)の間に保持されたブレード(22)
とを備えている。これにより、エンドプレート(21)とシ
ュラウド(20)との間に、空気吸込口(7)から吸い込んだ
空気を熱交換器(4)に向って案内する空気通路(C)が形成
されている。エンドプレート(21)の中心部分は下側に膨
出してハブ部(23)を構成している。この膨出によりハブ
部(23)の上側にモータ(25)の収容空間が形成されてい
る。ハブ部(23)の中心部には円柱状のボス部(24)が一体
形成されている。このボス部(24)がケーシング(3)中央
部に配置されたモータ(25)の駆動軸(25a)下端部に直結
されている。これにより、モータ(25)の駆動に伴ってタ
ーボファン(5)全体が回転し、ターボファン(5)の下側か
ら吸い込んだ空気を径方向外側に吹き出すようになって
いる。
ターボファン(5)へ室内空気を案内するためのベルマウ
ス(26)が配設されている。このベルマウス(26)は、中央
部にシュラウド(20)の開口(20a)よりも僅かに小さい開
口(26a)を有している。この開口(26a)の縁部は、断面円
弧状に形成されており、ターボファン(5)に対し空気を
円滑に流すようになっている。
複数本の伝熱管に対して多数の板状フィンを直交状態で
取り付けて成るクロスフィンタイプであって、冷房運転
時には蒸発器として、暖房運転時には凝縮器として機能
する。これにより、ターボファン(5)から導出した空気
を温度調整する。
で発生したドレンを回収するドレンパン(10)が配設され
ている。
おける右下の隅角部)にはケーシング内部空間に対して
仕切板(11)によって区画された配管スペース(12A)が形
成されている。この配管スペース(12A)には、冷媒配管
(13)、ドレンポンプ(14)、及びケーシング(3)を天井裏
空間のコンクリート部材に対して吊り下げボルトにより
吊り下げるための吊り金具(図示せず)等が配置されて
いる。この配管スペース(12A)は、ケーシング(3)に対し
て着脱自在なコーナカバー(16A)によって覆われてい
る。他の3箇所の隅角部には、ケーシング内部空間に対
して断熱材(17)によって区画されたスペース(12B),(12
C),(12D)が形成されている。配管スペース(12A)と対角
するスペースはモータスペース(12C)になり、このモー
タスペース(12C)には、フラップ(6)の角度を調整、制御
する制御手段であるモータ(50)が収納されている。モー
タ(50)の軸(51)は固定部材(40)のジョイント部(48)に接
続されている。スペース(12A),(12B),(12D)には、後述
する固定部材(40)が収納され、スペース(12B),(12D)に
は更に、これら固定部材(40)同士を連結する自在継手(5
2)が収納されている。また、各スペース(12B),(12C),(1
2D)には吊り金具(図示せず)が配置されており、各々
はコーナカバー(16B),(16C),(16D)によって覆われてい
る。これらコーナカバー(16A)〜(16D)により、空気調和
装置(1)の外観が良好に確保されている。
0)を説明する。まず、それぞれの単体の構造を説明す
る。
側面図である。図4及び図5に示すように、固定部材(4
0)は、箱体(41)に可動部材(42)が回動自在に挿入されて
構成されている。
れ、箱体(41)の前端左右には、ネジ穴(44)が形成された
ネジ止め部(43)が設けられ、このネジ止め部(43)にてケ
ーシング(3)に取り付けられている。箱体(41)の前方側
の胴部(45)は、矩形の筒状に形成されている。一方、後
方側の胴部(46)には、軸孔(47)が形成されている。
ップ(6)に挿入される支持部材たる支持板(54)、及びジ
ョイント部(48)と支持板(54)とをつなぐ回動軸(49)から
構成されている。
部(53)になっており、この嵌入部(53)が軸孔(47)内に若
干の隙間を存して回動自在に嵌入されている。この嵌入
部(53)が軸孔(47)に支持されることによって、可動部材
(42)は箱体(41)に対して回動自在に支持されている。ま
た、図示しないが、嵌入部(53)の外面及び軸孔(47)の内
面にはそれぞれ凸部が形成されており、それらが係合す
ることにより、可動部材(42)が所定量以上回転すること
が防止されている。
に従い半径方向外側に放射状に延びる板状の弾き片(55)
が設けられている。可動部材(42)を軸孔(47)から挿入す
る際には、この弾き片(55)が撓み、可動部材(42)が箱体
(41)に取り付けられる。一方、可動部材(42)を挿入した
後は、弾き片(55)は展開し、可動部材(42)の箱体(41)か
らの離脱を阻止している。
出口(2)の両側に突出して配置され、その下面の後半
部、つまり端部から中心部にかけて延びる凹部(56)が設
けられている。下面の凹部(56)以外の部分である平坦部
(57)と凹部(56)との境界は、平坦部(57)に直交する段差
面(56a)で仕切られている。平坦部(57)の厚さは、後述
するフラップ(6)のスライド溝(39)の幅より若干厚く形
成されている。
6はフラップ(6)の斜視図であり、図7はフラップ(6)の
端部の正面図である。フラップ(6)は、断面の外縁が円
弧状に湾曲された流線形状の羽根本体(6a)と、この羽根
本体(6a)の両端部に設けられた接続部材(30)とから構成
されている。接続部材(30)は、フラップ(6)を固定部材
(40)に接続するための部分であり、羽根本体(6a)の両端
の下方に、それぞれ羽根本体(6a)と一体的に形成されて
いる。
と直交し羽根本体(6a)の下方(図6に示すY方向)に延
びる側板(35)と、羽根本体(6a)の下方に延び、側板(35)
と直交する正面板(36)と、正面板(36)から後方(図6に
示すX方向)に延びる平板状の把持片である上板(31)
と、正面板(36)から後方に延び、上板(31)に対して略平
行に並ぶ中板(32)及び下板(33)とから構成されている。
上板(31)は側板(35)に固定されているが、中板(32)及び
下板(33)は側板(35)に固定されていない。このように、
上板(31)、中板(32)及び下板(33)は、正面板(36)を根本
として羽根本体(6a)の流入端である後方に向かって延
び、互いに所定間隔を存してほぼ平行に並んでいる。
後方に開口するスライド溝(39)、言い換えると羽根本体
(6a)の流入端側に開口するスライド溝(39)を形成する把
持片となっている。また、上板(31)と中板(32)と正面板
(36)とで形成されるコ字状の連結部(39A)が形成されて
いる。中板(32)は、先端部が下方へ向かって傾斜してお
り、固定部材(40)の支持板(54)の挿入を案内するように
形成されている。中板(32)の上面には、後方面が傾斜面
(34a)で、かつ前面が鉛直面(34b)で成る係止爪(34)が設
けられている。つまり、係止爪(34)は、スライド溝(39)
に挿入される方向の支持板(54)のスライド移動に対して
は、支持板(54)が傾斜面(34a)を乗り上げるようにして
そのスライド挿入を許容する一方、スライド溝(39)から
離脱する方向のスライド移動に対しては、鉛直面(34b)
で引っかけることにより、その離脱を阻止する凸部を構
成している。スライド溝(39)の上下方向の幅は、固定部
材(40)の支持板(54)の平坦部(57)の厚さより若干小さく
構成されている。係止爪(34)の高さは凹部(56)の深さと
等しい。
定されておらず、正面板(36)のみによって支持されてい
る。従って、この中板(32)は、正面板(36)と連続してい
る根本を支点として、微小な弾性変位が自在である。ま
た、中板(32)が有する弾性力は、スライド溝(39)に挿入
された支持板(54)を上板(31)と中板(32)との間に挟む付
勢力を発生させることになる。
合成樹脂により形成されている。
ーシング(3)への設置状態を説明する。図8は、スペー
ス(12B)の内部構造を示す図である。図8に示すよう
に、固定部材(40)は、ネジ(58)によってケーシング(3)
内部に固定されている。
持されている。具体的には、フラップ(6)の接続部材(3
0)の上板(31)と中板(32)とが、固定部材(40)の支持板(5
4)を挟持することによって、接続部材(30)が支持板(54)
に支持されている。
支持部材(40a)のジョイント部(48a)と自在継手(52)を介
して連結されている。そのため、固定部材(40)の可動部
材(42)の回動に従って、隣の支持部材(40a)の可動部材
は同調して回動する。このように、スペース(12B)及び
(12D)において、固定部材(40)は隣り合う固定部材(40)
と自在継手(52)を介して連結されている。図2に示すよ
うに、モータスペース(12C)に位置する固定部材(40)
は、モータ(50)のモータ軸(51)に連結されている。その
結果、各吹出口(2)のフラップ(6)は、モータ軸(51)の回
動に従い、互いに同調しながら回動するように構成され
ている。
よりフラップ(6)の羽根本体(6a)の角度が制御される。
この場合、まず、モータ軸(51)の回転力はモータスペー
ス(12C)内の固定部材(40)のジョイント部(48)に伝達さ
れ、ジョイント部(48)が水平軸回りに回動する。これに
従い、固定部材(40)の可動部材(42)全体が回動し、その
一部である支持板(54)も回動する。その結果、接続部材
(30)において支持板(54)と接続された吹出口(2B)及び(2
C)に設けられたフラップ(6)がそれぞれ回動する。それ
に従い、スペース(12B)及び(12D)において連結された固
定部材(40)の可動部材(42)同士も同調して回動し、その
結果、吹出口(2A)及び(2D)に設けられたフラップ(6)も
回動する。
設けられたフラップ(6)は、一つのモータ(50)によっ
て、互いに連動して制御されている。
説明する。
続部材(30)の中板(32)の先端部を下方に変位させる。そ
の結果、スライド溝(39)の幅が若干増加し、係止爪(34)
の係止が解かれる。その状態で、フラップ(6)を吹出口
の前方(図9に示すX’方向)にスライド移動させ、フ
ラップ(6)を取り外す。
接続部材(30)を固定部材(40)の支持板(54)の位置に合わ
せ、この支持板(54)がスライド溝(39)に挿入されるよう
にフラップ(6)を吹出口の後方(図9に示すX方向)に
スライド移動させる。このスライド移動の際に、支持板
(54)の平坦部(57)は、中板(32)の先端部の斜面を滑りな
がらスライド溝(39)に導入され、その後、係止爪(34)の
傾斜面(34a)を乗り越えた後、スライド溝(39)の奥部に
収納される。その結果、係止爪(34)は、その鉛直面(34
b)が支持板(54)の凹部(56)の段差面(56a)と当接するこ
とにより係止される。以上のようにして、フラップ(6)
は固定部材(40)に接続される。
ば、上板(31)及び弾性を有する中板(32)によりスライド
溝(39)を形成しているので、中板(32)の上下方向の弾性
変位により、スライド溝(39)の溝幅が変化する。また、
中板(32)の先端部は傾斜面に形成されている。そのた
め、固定部材(40)の支持板(54)はこの傾斜面に沿ってス
ライド溝(39)に挿入されるので、接続部材(30)を支持板
(54)に押しつけるだけで容易にフラップ(6)を取り付け
ることができる。
は、中板(32)の弾性力が付勢力となって、支持板(54)を
上板(31)と中板(32)との間に挟持する。また、係止爪(3
4)が支持板(54)を係止する。そのため、フラップ(6)は
固定部材(40)に確実に支持される。
位させた状態でスライド移動させるだけで取り外すこと
ができる。従って、フラップ(6)の取り外しを迅速かつ
容易に行うことができる。
(6)の着脱が容易なので、フラップ(6)の清掃作業または
交換作業を迅速かつ容易に行うことが可能となる。
(3)の四隅部(12A)〜(12D)に設けられ、可動部材(42)の
ジョイント部(48)が自在継手(52)を介して連動自在に連
結されているので、ケーシング(3)の4辺に設けられた
4つのフラップ(6)を一つのモータ(50)によって制御す
ることができる。従って、空気調和装置(1)のコストの
低減を図ることができる。
揮される。
グに風向変更羽根の支持部材を設ける一方、風向変更羽
根に支持部材に対し着脱自在な接続部材を設けたため
に、風向変更羽根のケーシングに対する取り付け及び取
り外しを容易に行うことができるので、風向変更羽根の
洗浄を簡易に行うことができる。また、風向変更羽根を
取り付けた状態では、支持部材と接続部材とが連結され
ているので、風向変更羽根は支持部材に確実に固定され
る。そのため、支持部材の回動に従って、風向変更羽根
は確実に回動する。
弾性力によって、支持部材の挟持が簡易に行われる。ま
た、凸部が支持部材を係止するので、風向変更羽根が確
実に支持される。
弾性変位によりスライド溝の幅が変化するので、支持部
の挿入が容易に行われると共に、把持片を撓ませること
によって凹部と凸部との係合が解除されるので、風向変
更羽根の取り外しを容易に行うことができる。
縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 本体ケーシング(3)に形成された吹出口
(2)に風向変更羽根(6a)が設けられ、 該風向変更羽根(6a)を回動して調和空気の吹出方向を調
整する空気調和装置の風向調整装置において、 上記本体ケーシング(3)における吹出口(2)の両側部に
は、回動軸(49)が回動自在に設けられ、 該回動軸(49)には、風向変更羽根(6a)を支持する支持部
材(54)が吹出口(2)側に突出して設けられる一方、 上記風向変更羽根(6a)の両側部には、支持部材(54)に対
して風向変更羽根(6a)を吹出口(2)の前後方向に移動し
て支持部材(54)を離脱自在に挿入固定する接続部材(30)
が設けられていることを特徴とする空気調和装置の風向
調整装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和装置の風向調
整装置において、 支持部材(54)及び接続部材(30)の一方には、凹部(56)が
形成され、他方には該凹部(56)に挿入及び離脱する凸部
(34)が形成されていることを特徴とする空気調和装置の
風向調整装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の空気調和装置の風向調
整装置において、 支持部材(54)は、矩形状の平板(57)に形成されると共
に、一側辺に回動軸(49)が連結され、 凹部(56)は、上記平板(57)の片面において後半部に形成
される一方、 接続部材(30)には、風向変更羽根(6a)の流入端に向かっ
て開口して支持部材(54)を挿入離脱するスライド溝(39)
を形成する上下一対の把持片(31,32)を備えたコ字状の
連結部(39A)が設けられ、該両把持片(31,32)の少なくと
も一方がスライド溝(39)の上下幅を狭める方向の付勢力
を備え、 凸部(34)は、一方の把持片(32)に形成されていることを
特徴とする空気調和装置の風向調整装置。
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JP9002820A JP3039410B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 空気調和装置の風向調整装置 |
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JP9002820A JP3039410B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 空気調和装置の風向調整装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10197043A JPH10197043A (ja) | 1998-07-31 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3039410B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9162428B2 (en) | 2008-11-12 | 2015-10-20 | Graphic Packaging International, Inc. | Susceptor structure |
Families Citing this family (2)
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KR101264777B1 (ko) * | 2005-10-04 | 2013-05-15 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
JP4926011B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2012-05-09 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
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1997
- 1997-01-10 JP JP9002820A patent/JP3039410B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10197043A (ja) | 1998-07-31 |
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