JP4266157B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送風装置を構成するファンモータの支持構造を改良した、たとえば天吊り形の室内ユニットである空気調和装置に関する。
室内ユニットと室外ユニットから構成される空気調和装置において、いわゆる壁掛け形の室内ユニットのように壁面から突出するものではなく、ほとんど天井板と密着状態にして取付けられ圧迫感を感じさせることのない天井吊り形の室内ユニットを備えた空気調和装置が多用されている。
この種の室内ユニットは、筐体であるユニット本体の厚さ方向(高さ方向)の寸法を可能な限り短縮して、より圧迫感の少ない形状とする要求がある反面、幅方向(水平方向)には寸法的な制約が比較的少ない。そのため、天井面に沿った広い範囲から熱交換空気を吹出すことで、熱交換作用の効率向上化を図っている。
ここで用いられる送風装置は、両側面から回転軸が突出する、いわゆる二軸モータであるファンモータと、このファンモータの両方の回転軸に取付けられる複数の多翼ファンからなるタイプのものが主となっている。そして、送風装置として組立て作業のし易い構成であることは勿論のこと、多翼ファンは構造上、塵埃が付着し易いところから、ファンモータごと取外して付着した塵埃を除去するメンテナンス作業を容易に行える構造とすることが望ましい。
[特許文献1]には、送風機用モータの取付け台が開示されていて、平面部を有する略U形状で、一端に爪部を、他端には外方に向かうフランジ部を形成してなる一対の脚部を備え、上記爪部に係止可能な係止穴と、フランジ部の締付穴に締付可能な取付け穴を有する取付け金具でファンモータをモータ台に固定するようになっている。
[特許文献2]には、駆動モータのボス部に防振ゴムを嵌合し、この防振ゴムをモータ支持部材で挟むことによりモータを固定するもので、モータ支持部材は本体に固定される固定板と、この固定板に一端部がヒンジ結合され他端部が防振ゴムを挟むように開閉自在な可動板とで構成されるファンモータの支持構造が開示されている。
上述した[特許文献1]では、取付け台を構成する脚部に、脚部の面方向に沿って爪部が突設され、脚部のフランジ部は外側に折曲され締付穴が設けられる。爪部に掛合する掛止穴を備えた取付け金具は、フランジ部に載るとともに締付穴と対向する位置である外側部位に取付け穴が設けられ、これら穴部に締付具が挿入される。
このように、取付け台自体は一種類のものを製造すればよいが、取付け金具は取付け穴の位置が左右に異なる二種類のものを用意しなければならず、左右の脚部に対応する専用の取付け金具が必要となる。そのため、部品点数が増加してコストの増加、組立て作業時における困難さなどが生じてしまう。
また、上述した[特許文献2]では、固定板にヒンジを介して可動板を回動自在に支持し、さらに可動板に対して固定板を取付け固定する固定具が必要であるなど、構成が複雑であり、コストに与える影響が無視できないものとなる。
本発明は、上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、送風装置を構成するファンモータに対して、組立ておよびメンテナンスの作業性の向上化を図り、構成が簡素でコスト性に優れるモータ固定装置を備えた空気調和装置を提供しようとするものである。
本発明は上述の目的を満足するためになされたものであり、ユニット本体は内部を仕切り板によって二室に区画され、このユニット本体の区画された一室側に熱交換器を収容する熱交換室が形成され、他室側にファンモータとファンとから構成される送風装置を収容する送風室が形成され、この送風室に送風装置を構成するファンモータを固定支持するモータ固定装置を備えた空気調和装置において、
上記モータ固定装置は、送風室に取付け固定されファンモータを支持するモータ支持台と、このモータ支持台に対してファンモータを押付け固定するモータ固定具とから構成されており、上記モータ支持台は、互いに所定の間隔をもって並設されそれぞれの端縁に一体に爪部が突設される2枚のモータ支持板部を備え、上記モータ固定具はモータ支持板部の各々に対して取付けられ、かつそれぞれのモータ固定具に左右一対のスリット部が設けられ、これらスリット部のいずれか一方にモータ支持板部の爪部が掛止する
本発明によれば、送風装置を構成するファンモータに対して、組立ておよびメンテナンスの作業性の向上化が得られ、構成が簡素でコスト性に優れるモータ固定装置を備えられるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明に係る空気調和装置の実施の形態について説明する。
図1は空気調和装置を構成する室内ユニットの全体斜視図、図2は室内ユニットの断面図、図3は室内ユニットの内部構造を示す底面図、図4はファンモータ16と、このファンモータ16を取付け固定するモータ固定装置20の斜視図、図5はモータ固定装置20の分解した斜視図、図6はモータ支持台23の平面図、図7はモータ固定装置20を取付けた状態の側面図である。
図中1はユニット本体であり、図示しない天井から吊り下げられた吊りボルトに引掛けられ天井面に極く近接した状態で取付けられる。このユニット本体1は、厚さ方向(高さ方向)寸法と比較して幅方向(水平方向)寸法が極めて大であることが特徴の一つとなっている。
ユニット本体1は、下面を構成する底板部1aと、吊り下げられた状態で天井と近接する上面を構成する天板部1bと、これら底板部1aと天板部1bとを連結する左右一対の側板部1cおよび背面部1dとから構成される。なお、側板部1cのみサイドカバー1eで覆われる。底板部1aには、底板部1aの幅方向とは直交する前後方向の略半分程度の位置で、幅方向に沿いグリル10とフィルタ11が着脱自在に嵌め込まれた吸込み口2が設けられる。
また、ユニット本体1の背面部1dと相対向する前面部は、水平ルーバ13が開閉自在に取付けられた吹出し口3となっていて、この吹出し口3における水平ルーバ13のさらに奥部には縦ルーバ12が回動自在に取付けられている。
ユニット本体1内部には仕切り板6が設けられる。この仕切り板6は、先に説明したグリル10が嵌め込まれる吸込み口2の一側縁に沿って立設され、ユニット本体1の天板部1bに当接するように延出される。また、仕切り板6はユニット本体1を構成する左右の側板部1cに当接するように延出されるところから、ユニット本体1内は仕切り板6によって前後方向に二室A,Bに区画されることになる。
ユニット本体1内部は仕切り板6を挟んで吸込み口2側に後述する送風装置Sおよび送風装置Sを駆動制御する電気部品箱9等が配置収容される送風室Aと、吹出口3側に室内熱交換器5が収容配置される熱交換室Bが形成されている。
上記熱交換室Bから先に説明すると、ここには上記室内熱交換器5と、この室内熱交換器5の下部にドレン受け7が収容される。上記室内熱交換器5は、ユニット本体1が縦方向寸法を極力短縮して形成されるため、極く傾いた状態で斜めにして配置される。
上記ドレン受け7は、たとえば厚肉の合成樹脂材から形成されていて、斜めに傾けた室内熱交換器5から冷凍サイクル運転にともなって生成され滴下するドレン水滴の全てを受けられるように、熱交換室Bの底面のほとんど全部を占める面積に形成される。
そして、ドレン受け7にはドレンポンプが取付けられ、ドレン受け7に集溜するドレン水を、ドレン受け7に接続するドレンホース(いずれも図示しない)を介して排出するようになっている。
上記熱交換室B上部には室内熱交換器5の上端部を支持する上部断熱材7aが設けられていて、室内熱交換器5の冷凍サイクル作用にともなう発熱(温熱・冷熱)がユニット本体1を形成する板材に伝達しないように、上記ドレン受け7と同様、厚肉に形成される。
つぎに、上記送風室Aに配置される送風装置Sについて説明する。
この送風装置Sは、後述するモータ固定装置20に固定支持され、両側面から回転軸17a,17bが突出する、いわゆる二軸モータであるファンモータ16を備えている。なお、一方の回転軸17bには図示しないカップリングを介して連結軸17cが連結されていて、一体化した長尺状の回転軸をなす。以下、これを単に回転軸17bと呼ぶ。
送風装置Sは、ファンモータ16のそれぞれの回転軸17a,17bに嵌着される送風ファン4および、この送風ファン4に対して軸方向を除いて囲撓するファンケース14とからなる。ファンモータ16は1台であるのに対して、送風ファン4とファンケース14は複数備えられる。上記送風ファン4はいわゆる多翼ファンが用いられていて、回転にともなって軸方向から吸込んだ空気を周方向へ吹出すタイプのものである。
特に図3に示すように、ファンモータ16はユニット本体1の長手方向中央部から一方向にずれた位置に配置され、この一側面から突出する回転軸17aに1個の送風ファン4が取付けられる。ファンモータ16の他側面から突出する一体長尺状の回転軸17bには、所定間隔を存して複数(ここでは3個)の送風ファン4が取付けられる。
上記回転軸17bは、その一部が軸受け具18によって軸支される。上記軸受け具18は、軸受け固定装置21を介して天板部1bに取付けられる。したがって、ユニット本体1が所定部位に取付けられると、軸受け具18および軸受け固定装置21は天板部1bから吊り下げ状態となる。
特に図2に示すように、上記ファンケース14は上下に二分割されて組合わされる。ファンケース14の両側面は回転軸17a,17bが貫通するとともに送風ファン4の両側面が露出する開口部が設けられていて、送風ファン4の吸込み口体nをなす。
ファンケース14の周面には断面矩形状の開口部である吹出し口体mが一体に突設されていて、この吹出し口体mの先端部は上記仕切り板6に設けられる同形状の開口部に嵌め込まれて、熱交換室B側へ突出する。したがって、送風ファン4の回転にともなって吸込み口体nから空気が吸込まれ、吹出し口体mから吹出されるようになっている。
つぎに、上記ファンモータ16を支持固定するモータ固定装置20について、図4から図7にもとづいて詳述する。
上記モータ固定装置20は、ファンモータ16を支持固定した状態で天板部1bに取付けられる。すなわち、ユニット本体1が所定部位に取付けられると、ファンモータ16およびモータ固定装置20は天板部1bから吊り下げ状態となる。
モータ固定装置20は、送風室Aに取付けられファンモータ16を支持するモータ支持台23と、このモータ支持台23に支持されるファンモータ16をモータ支持台23に押付け固定するモータ固定具22とから構成される。
上記モータ支持台23についてなお説明すると、左右一対の支持板部23aと、これら支持板部23a相互間に架設され、支持板部23a相互を一体に連結する連結板部23bとを備えていて、上面視で略コ字状に折曲げ形成されるものである。
上記モータ支持板部23aの相互間隔寸法は、上記ファンモータ16を構成するモータ本体16Aの軸方向長さよりもある程度大に形成され、かつモータ本体16Aの両側面に一体に突設されるボス部16B相互の端面間寸法よりも小に形成される。
それぞれのモータ支持板部23aにおける図の上端縁一部には、略半円状のモータ受け部30が切欠加工されている。このモータ受け部30の曲率半径は、上記ファンモータ16の両側部にあるボス部16Bの曲率半径と略同一である。なお、実際にファンモータ16をモータ固定装置20に固定支持する際は、ボス部16Bの周面に沿って防振用ゴム部材を巻装するので、モータ受け部30の曲率半径はボス部16Bの曲率半径に防振用ゴム部材の肉厚をプラスした値と略同一となる。
それぞれのモータ支持板部23aの端縁で、モータ受け部30の一方側である上記連結板部23bと隣接する部位に、外方でかつ水平方向に取付け片24が一体に折曲形成され、それぞれの取付け片24にはねじ孔からなる取付け用孔24aが設けられる。
モータ支持板部23aの端縁で、上記モータ受け部30を介して取付け片24とは反対側の部位は斜めに傾斜形成されていて、この傾斜端縁の一部には支持板部23aの面方向に突出する固定具用爪部25が一体に突設される。傾斜端縁の先端は図の上方へ延出されており、これらの端部には互いに内方に対向するよう突出片部27が一体に折曲形成され、それぞれの突出片部27には固定用孔部27aが設けられる。
各モータ支持板部23aのモータ受け部30とは反対側である図の下端縁に沿って、特に図6に示すように互いに内方に対向して一体に折曲形成される天板部用固定片26が設けられている。この天板部用固定片26の一端部には取付け用孔26aが設けられ、他端部には天板部用爪部26bが突設される。さらに、モータ支持板部23aに対する連結板部23b、天板部用固定片26および突出片部27との折曲部分には、複数の補強用凹陥部31が一体に設けられている。
上記モータ固定具22は、特に図5に示すように長手方向寸法よりも幅方向寸法が極く小さい帯板状をなしている。モータ固定具22の一端部は上記モータ支持板部23aに設けられる取付け片24と略同一幅寸法の取付け部28が略水平方向に折曲形成されている。この取付け部28には、取付け用孔28aが設けられ、かつ取付け部28の両側縁は位置決め用片部28bが下方に一体に折曲される。
モータ固定具22における取付け部28から先の構成は、半円状に曲成される部分22aと、この曲成部22aの先端側の斜め直状に形成される部分22bとからなる。モータ固定具22の曲成部22aには内面側に突出する一対の補強用凸部22cが並設される。曲成部22aの曲率半径は、上記ファンモータ16を構成するボス部16Bの曲率半径と略同一であり、実際の曲率半径はボス部16Bの曲率半径に防振用ゴム部材の肉厚をプラスした値と略同一となる。
モータ固定具22における斜め直状部22bの傾斜角度は、モータ支持板部23aの固定具用爪部25が設けられる端縁の傾斜角度と略同一に形成される。直状部22b先端には左右一対のスリット部29a,29bが並設される。このスリット部29a,29bは上記モータ支持板部23aの固定具用爪部25が挿脱自在に掛合できる幅寸法と長さ寸法に形成される。
このようにして構成されるモータ固定装置20を介してファンモータ16を送風室Aに取付けるのに、ユニット本体1を実際の天吊り取付け状態とは天地を逆にして作業が行われる。すなわち、天板部1bが底面側になり、この所定部位にモータ固定装置20を構成するモータ支持台23を取付ける。
具体的には、特に図7に示すようにモータ支持板部23aの端部に形成される天板部用固定片26をユニット本体天板部1b上に載せる。そして、天板部用固定片26先端の天板用爪部26bを、天板部1bに設けられる掛止用孔8に挿入する。同時に、突出片部27を仕切り板6の板面に当接させてモータ支持台23の位置を設定する。
この状態で天板用固定片26の取付け用孔26aが天板部1bに設けられるねじ孔である取付け用孔(図示しない)に対向するので、これら孔部26aに取付け具を挿入して締付固定する。また、突出片部27の固定用孔部27aが仕切り板6に設けられるねじ孔である取付け用孔(図示しない)に対向するので、これら孔部27aに取付け具を挿入して締付固定する。したがって、モータ支持台23はユニット本体天板部1bと仕切り板6に強固に取付け固定されることになる。
ファンモータ16を用意してモータ本体16Aをモータ支持板部23a相互間の上方部に対向させ、かつ降下してモータ支持板部23a相互間に挿入し介在させる。必然的に、モータ本体16Aの両側面に突設されるボス部16Bがそれぞれのモータ支持板部23aにおけるモータ受け部30上に載る。
モータ固定具22を用意して直状部22b先端に設けられる一対のスリット部29a,29bのいずれか一方を、モータ支持板部23aの固定具用爪部25に掛合する。特に図4を基準にして見ると、図中右側のモータ固定具22は左側のスリット部29bを固定具用爪部25に掛合し、図中左側のモータ固定具22は右側のスリット部29aを固定具用爪部25に掛合することになる。
上記取付け片24がモータ支持板部23aに対して外方に折曲される一方で、固定具用爪部25がモータ支持板部23aの板面方向に沿って設けられているので、固定具用爪部25に掛合するスリット部29a,29bは互いに内側のものが用いられる。
そして、それぞれのモータ固定具22に一対のスリット部29a,29bを設けているので、どのモータ固定具22を用いてもファンモータ16に対して左右に取り違えが生じることがなく、組立て作業に神経を使わずにすむ。
この状態を保持し、ファンモータボス部16Bにモータ固定具22の曲成部22aを沿わせる。すると、モータ固定具22の傾斜直状部22bがモータ支持板部23aの固定具用爪部25が設けられる前後の傾斜端縁上に載り、モータ固定具22端部の取付け部28がモータ支持板部23aの取付け片24上に載る。
取付け部28の両側縁に沿って設けられる位置決め用片部28bが取付け片24の両側縁に掛合して、モータ固定具22の位置ずれ規制をなす。取付け部28の取付け用孔28aは取付け片24の取付け用孔24aに正確に対向し、これら孔部に取付け具35を挿入して締結固定する。したがって、特に図4に示すようにモータ固定具22はファンモータ16をモータ支持台23に強固に押付け固定することになる。
全ての構成部品の組立てが終了し、製品として据付けられ、冷凍サイクル運転を行うとともに送風装置Sが駆動されると、室内空気が吸込み口2から吸込まれ送風室Aを介して熱交換室Bの室内熱交換器5に吹付けられる。室内空気は室内熱交換器5を通過する際に熱交換し、吹出し口3に備えられる縦ルーバ12と水平ルーバ13に案内されて吹出される。
上記送風装置Sを構成するファンモータ16は、上記モータ固定装置20によって確実に固定支持されており、駆動にともなう振動の発生する余地がない。
モータ固定装置20は、送風室Aに取付け固定され、ファンモータ16を支持するモータ支持台23と、このモータ支持台23に対してファンモータ16を押付け固定するモータ固定具22とからなる簡素な構成であり、コストに与える影響が少ない。
上記モータ支持台23は、互いに所定の間隔をもって並設される2枚のモータ支持板部23aを備えるとともに、それぞれのモータ支持板部23aに固定具用爪部25が突設され、この爪部25にモータ固定具22を掛合するので、モータ支持板部23aに対するモータ固定具22の取付け作業が簡単にすむ。
そして、上記モータ固定具22は、左右対称に一対設けられ、そのいずれか一方にモータ支持板部23aの固定具用爪部25が掛止するスリット部29a,29bを有するので、固定具22の左右を取り違えることがなく、作業性の向上を得られる。
それぞれのモータ支持板部23aを連結板部23bによって連結し、略コ字状板体のモータ支持台23が一体構成される。モータ支持台23を送風室Aに取付けた状態で、略コ字状板体のうちの開放側板体であるモータ支持板部23aが天板部1bと仕切り板6とに取付け固定され、連結側板体である連結板部23bが非取付け側となる。
このように連結板部23bを備えて、その位置を定めたから、モータ支持台23を所定の部位に取付けた状態で、モータ支持板部23aの相互間隔が正確に一定に保たれる。したがって、モータ支持板部23a相互間に介在されるモータ本体16Aの脱落を確実に防止できる。
それぞれのモータ支持板部23aの端縁に、仕切り板6に掛止固定する突出片部27が設けられるので、一対のモータ支持板部23aの相互間隔が正確に一定に保たれる。これにより、モータ支持板部23a相互に取付けられるファンモータ16の脱落を確実に防止する。
さらに、モータ固定具22の取付け部28の両側縁に位置決め用片部28bを設けたから、モータ支持板部23aの取付け片24に対する位置決めが容易となり、モータ固定具22の位置ずれを確実に規制する。そして、取付け部28の取付け用孔28aを取付け片24の取付け用孔24aに対して位置決めが容易にできる。
なお、本発明のモータ固定装置20は上述の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を越えない範囲内で種々変形実施が可能であり、本発明はこれらの全てを包含するものである。
本発明の一実施の形態に係る、空気調和装置を構成する室内ユニットの斜視図。 同実施の形態に係る、室内ユニットの断面図。 同実施の形態に係る、室内ユニットの内部構造の底面図。 同実施の形態に係る、モータ固定装置にファンモータを取付けた状態を示す斜視図。 同実施の形態に係る、モータ固定装置の分解した斜視図。 同実施の形態に係る、モータ支持台の平面図。 同実施の形態に係る、モータ固定装置を所定の部位に取付けた状態を示す側面図。
符号の説明
6…仕切り板、1…ユニット本体、5…室内熱交換器、B…熱交換室、16…ファンモータ、4…多翼ファン、S…送風装置、A…送風室、20…モータ固定装置、23…モータ支持台、22…モータ固定具、25…固定具用爪部、23a…モータ支持板部、29a,29b…スリット部、23b…連結板部、27…突出片部。

Claims (2)

  1. 内部を仕切り板によって二室に区画されたユニット本体と、
    このユニット本体の区画された一室側に形成され熱交換器を収容する熱交換室および他室側に形成されファンモータとファンとから構成される送風装置を収容する送風室と、
    この送風室に備えられ上記送風装置を構成するファンモータを固定支持するモータ固定装置とを備えた空気調和装置において、
    上記モータ固定装置は、
    上記送風室に取付け固定され、ファンモータを支持するモータ支持台および、このモータ支持台に対してファンモータを押付け固定するモータ固定具とから構成され、
    上記モータ支持台は、互いに所定の間隔をもって並設され、それぞれの端縁に一体に爪部が突設される2枚のモータ支持板部を備え、
    上記モータ固定具は、上記モータ支持板部の各々に対して取付けられ、かつそれぞれのモータ固定具に左右一対のスリット部が設けられ、
    上記モータ固定具に設けられる上記スリット部のいずれか一方に上記モータ支持板部の爪部が掛止することを特徴とする空気調和装置。
  2. それぞれの上記モータ支持板部は、互いに連結板部によって連結されて一体構成となし、
    それぞれのモータ支持板部の端縁に、上記仕切り板に掛止固定する突出片部が一体に突設されることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
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