JP2002061877A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002061877A
JP2002061877A JP2000242510A JP2000242510A JP2002061877A JP 2002061877 A JP2002061877 A JP 2002061877A JP 2000242510 A JP2000242510 A JP 2000242510A JP 2000242510 A JP2000242510 A JP 2000242510A JP 2002061877 A JP2002061877 A JP 2002061877A
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main body
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cover main
panel
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Withdrawn
Application number
JP2000242510A
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English (en)
Inventor
Keiji Yokoyama
啓二 横山
Shunji Fujimori
俊司 藤森
Chiharu Kodaira
千春 小平
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0071Indoor units, e.g. fan coil units with means for purifying supplied air
    • F24F1/0073Indoor units, e.g. fan coil units with means for purifying supplied air characterised by the mounting or arrangement of filters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において、フロントパネルの内側
に配置したエアーフィルタの清掃作業性を良好にしつ
つ、フロントパネルの清掃作業性も良好でき、しかもヒ
ンジ装置の使い勝手が良好なものにすること。 【解決手段】 筐体2の前面部を形成するフロントパネ
ル41と、その内側に着脱可能に装着したエアーフィル
タ5とを備え、フロントパネル41をヒンジ装置90を
介して化粧カバー本体側に水平方向に回動可能でかつ着
脱可能に支持し、ヒンジ装置90のパネル側ヒンジ91
及び本体側ヒンジ92をフロントパネル41及び化粧カ
バー本体40と別体でかつ着脱可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、特に、高所に配置され、筐体の前面に開閉可能なフ
ロントパネルを有する空気調和機に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機としては、横長の筐体
内部にエアーフイルタと熱交換器と貫流フアンを備え、
筐体は後部を構成する樹脂成形された筐体本体及び前部
を構成する樹脂成形された化粧カバーを有し、この化粧
カバーは化粧カバー本体及びこの化粧カバー本体の前面
に取付けられたフロントパネルを有し、前記化粧カバー
本体は上面にグリル形状の吸込口を有すると共に下面に
吹出口を有する枠状に形成され、前記フロントパネルは
その上部を支点にして下方を開放するように開くと共に
この支点及び両側下端部の係合を外せるように着脱可能
に化粧カバー本体に取付けられているものがある(従来
技術1)。
【0003】なお、この従来技術1のものにおいては、
フィルタを清掃する場合には、フロントパネルの両側下
部を両手で持ち上げて上方へ回動して開放し、その開放
部からフィルタを直接清掃するか、或いはその開放部か
らフィルタを取外して清掃するものである。
【0004】かかる従来技術1に関連するものとして
は、例えば、特開平9−210401号公報に記載され
たものがある。
【0005】また、別の従来の空気調和機としては、横
長の筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロントパ
ネルと、このフロントパネルの内側に着脱可能に配置し
たエアーフィルタとを備え、フロントパネルを左右二つ
に分割すると共に、この分割されたフロントパネルのそ
れぞれの側端部を水平方向に回動可能に支持したものが
ある(従来技術2)。
【0006】なお、この従来技術2のものにおいては、
フィルタを清掃する場合には、フロントパネルを両側に
回動して開放し、フィルタを取外して清掃するものであ
る。
【0007】かかる従来技術2に関連するものとして
は、例えば、特開平8−285314号公報に記載され
たものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の空気
調和機は一般に高所の天井近くに設置されることが多
く、従来技術1の空気調和機のようにフロントパネルの
上部を支点にして下方を開放するものにおいては、フロ
ントパネルを大きく開放するためには、フロントパネル
の下部を手で天井近くまで高く持ち上げなければなら
ず、その大きく開放する作業が極めて困難なものであっ
た。また、フロントパネルを開放する場合には、フロン
トパネルの両側下端部の係合を外すために、フロントパ
ネルを両手を広げて持ち上げる必要があり、この点から
も清掃作業性に問題があった。さらに、フロントパネル
が全体として一つに形成されているため、フロントパネ
ルの樹脂成形型が大型で高価なものとなるという問題が
あった。
【0009】一方、従来技術2の空気調和機において
は、フロントパネルが着脱できるものではなく、フロン
トパネルを取外して水洗いすることに関しては配慮され
ていないと共に、フロントパネル回動可能に支持するヒ
ンジ装置、及び運転状態を表示する表示装置についても
何ら開示されていないものであった。
【0010】本発明の目的は、フロントパネルの内側に
配置したエアーフィルタの清掃作業性を良好にしつつ、
フロントパネルの清掃作業性も良好でき、しかもヒンジ
装置の使い勝手が良好な空気調和機を得ることにある。
【0011】本発明の別の目的は、フロントパネルの内
側に配置したエアーフィルタの清掃作業性を良好にしつ
つ、フロントパネルの清掃作業性も良好でき、しかも運
転状態を表示できる表示装置の使い勝手が良好な空気調
和機を得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、化粧カバー本体と共に化粧カ
バーを構成しかつ筐体の前面部を形成する樹脂成形され
たフロントパネルと、フロントパネルの内側でかつ化粧
カバー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタとを
備え、フロントパネルは、ヒンジ装置を介して化粧カバ
ー本体側に水平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持
し、ヒンジ装置は、パネル側ヒンジ及び本体側ヒンジを
フロントパネル及び化粧カバー本体とそれぞれ別体でか
つ着脱可能に形成したことにある。
【0013】本発明の第2の特徴は、さらに、パネル側
ヒンジと本体側ヒンジを異なる材料で形成したことにあ
る。
【0014】本発明の第3の特徴は、さらに、パネル側
ヒンジの上下部に下方に延びるパネル側ヒンジ軸を設け
ると共に、その上部のパネル側ヒンジ軸の方を長く形成
したことにある。
【0015】本発明の第4の特徴は、さらに、フロント
パネルを開く際に90度以下の部分で抵抗感を与えるス
トッパをヒンジ装置に形成したことにある。
【0016】本発明の第5の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ筐体の前面部を形成する樹
脂成形されたフロントパネルと、フロントパネルの内側
でかつ化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアーフ
ィルタとを備え、フロントパネルは、ヒンジ装置を介し
て化粧カバー本体側に水平方向に回動可能でかつ着脱可
能に支持し、化粧カバー本体は、フロントパネルが開い
た状態でその端部が入り込む段部を前面両側に形成した
ことにある。
【0017】本発明の第6の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部を形成
する樹脂成形されたフロントパネルと、フロントパネル
の内側でかつ化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエ
アーフィルタとを備え、化粧カバー本体は前面中央下部
に近接する位置に二つのパネル係着部を形成し、フロン
トパネルは、左右二つに分割すると共に、化粧カバー本
体の両側面側に位置する部分で水平方向に回動可能でか
つ着脱可能に支持し、さらにパネル係着部に係着可能な
係着用突起を形成したことにある。
【0018】本発明の第7の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ筐体の前面部を形成する樹
脂成形されたフロントパネルと、フロントパネルの内側
でかつ化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアーフ
ィルタと、運転状態を表示する表示装置とを備え、フロ
ントパネルは化粧カバー本体側に回動可能でかつ着脱可
能に支持し、表示装置は、運転状態に応じた光を発する
発光部と、発光部からの光を受けて外部に表示する表示
部とを有し、発光部は化粧カバー本体側に設け、表示部
は、発光部からの光を反射する反射板と、反射板から反
射される光を受けて外部に表示する細長の表示板とを有
し、表示板はフロントパネル側に設けたことにある。
【0019】本発明の第8の特徴は、さらに、フロント
パネルを左右二つに分割すると共に化粧カバー本体の両
側面側に位置する部分で水平方向に回動可能でかつ着脱
可能に支持し、表示板をフロントパネルの一方の前面中
央側端部に縦長に設けたことにある。
【0020】本発明の第9の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部を形成
する樹脂成形されたフロントパネルと、フロントパネル
の内側でかつ化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエ
アーフィルタと、運転状態を表示する表示装置とを備
え、フロントパネルは、左右二つに分割すると共に、化
粧カバー本体の両側面側に位置する部分で水平方向に回
動可能でかつ着脱可能に支持し、表示装置は、運転状態
に応じた光を発する発光部と、発光部からの光を受けて
外部に表示する表示部とを有し、発光部は化粧カバー本
体側の前面中央下部に上方に光を発するように設け、表
示部は、発光部からの光を反射する反射板と、反射板か
ら反射される光を受けて外部に表示する表示板とを有
し、反射板は発光部の上方でかつフロントパネルの一方
の前面中央側端部に縦長に設け、表示板は反射板の前方
に対向してフロントパネルの一方の前面中央側端部に縦
長に設けたことにある。
【0021】本発明の第10の特徴は、化粧カバー本体
と共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部を形
成する樹脂成形されたフロントパネルと、フロントパネ
ルの内側でかつ化粧カバー本体側に着脱可能に装着した
エアーフィルタと、運転状態を表示する表示装置とを備
え、フロントパネルは、多数の横桟で吸込口を形成し、
左右二つに分割すると共に、化粧カバー本体の両側面側
に位置する部分で水平方向に回動可能でかつ着脱可能に
支持し、表示装置は、フロントパネルの一方の前面中央
側端部に縦長に表示部を設けたことにある。
【0022】本発明の第11の特徴は、さらに、表示装
置の発光部を露受部より上方に配置したことにある。
【0023】本発明の第12の特徴は、化粧カバー本体
及びその前面から上面を形成するフロントパネルからな
る化粧カバーと、フロントパネルの内側でかつ化粧カバ
ー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタと、エア
ーフィルタの内側に配置したクロスフィン形熱交換器と
を備え、化粧カバー本体は、2本の横桟を設け、一方の
横桟がフィルタの外側に位置しかつ他方の横桟がフィル
タの内側に位置するように形成し、フロントパネルは化
粧カバー本体に着脱可能に支持したことにある。
【0024】本発明の第13の特徴は、さらに、エアー
フィルタはその装着状態で熱交換器前面との間に空間が
あり、露受部は、熱交換器の下端前面からこの空間の前
面に渡って設けたことにある。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例を図を用
いて説明する。なお、第2実施例においては第1実施例
と共通する構成の図示及び重複する説明を省略する。ま
た、各実施例の図における同一符号は同一物又は相当物
を示す。
【0026】まず、本発明の第1実施例を図1から図2
1を参照して説明する。
【0027】最初に、本実施例に係る空気調和機の全体
構成を主に図1から図7を参照して説明する。図1は本
発明の第1実施例に係る空気調和機のフロントパネル開
放時の斜視図、図2は図1の空気調和機のフロントパネ
ル閉鎖時の斜視図、図3は図1の空気調和機の縦断面
図、図4は図1の空気調和機の異なる開放状態の斜視
図、図5は図1の空気調和機のさらに異なる状態の斜視
図、図6は図1の空気調和機のフロントパネル閉鎖時の
平面図、図7は図1の空気調和機のフロントパネル開放
途中の平面図である。
【0028】室内ユニット1は、その外観を構成する横
長の筐体2、この筐体2に形成される吸込口41a、4
1bの内側に配置されるエアーフィルタ5、このエアー
フィルタ5のさらに内側に配置される熱交換器6、室内
空気を吸込口41a、41bよりエアーフィルタ5及び
熱交換器6を通して吸込んで吹出口40bより吹出す貫
流ファン7、ファンモータ8及び電気品箱9等により構
成されている。室内ユニット1の大きさは、横幅寸法L
が690mm≦L≦1000mm、高さ寸法Hが240
mm≦H≦320mm、奥行寸法Wが140mm≦W≦
220mmの範囲に設定された横長の外形寸法を備える
ものが一般的であり、この実施例に係る室内ユニット1
は、横幅を798mm、高さを270mm、奥行きを1
83mmとする横長の外形寸法を備え、横幅寸法が高さ
寸法の2倍以上となっている。
【0029】この室内ユニット1は、一般に室内の壁面
上部の天井近く等に設置されることが多く、室外に配置
された室外ユニットと冷媒配管、電源接続線、信号接続
線等を介して接続されて空気調和機を構成し、冷房、暖
房、除湿、空気清浄、送風、及びその他の運転を行うも
のである。
【0030】筐体2は、筐体後部を構成する筐体本体3
と、筐体前部を構成する化粧カバー4とを有する。化粧
カバー4は筐体本体3に着脱可能に装着されている。こ
の化粧カバー4の具体的装着構造は、上部が突起部と係
合部の係合構造、下部がねじによる締結構造となってい
る。この化粧カバー4を筐体本体3から外すには、下部
のねじを外した後に、化粧カバー4の下部を前方上方に
回動し、さらに化粧カバー4を上方に持ち上げて上部の
係合を解除することにより外すことができる。
【0031】また、筐体本体3は、後部ケーシング30
と、この後部ケーシング30の前方に取付けられた前部
ケーシング31と有している。後部ケーシング30は、
樹脂成形により、吸込風路部32、後部露受部33、後
部ファンケーシング部34、吹出風路部35が一体に形
成されている。後部露受部33は後部熱交換器部63に
結露した露を受けるものである。なお、後部露受部33
と後部ファンケーシング部34とは、共有する部分を有
する。さらには、前部ケーシング31は、樹脂成形によ
り、貫流ファン7に対する前部ノーズ部36と、前部の
熱交換器部61、62に結露した露を受ける前部露受部
37とを有する。露受部37の前端部37aと前面下部
熱交換器61の前端までの距離W1は、前面下部熱交換
器61の1列分の幅W2より大きく設定している。
【0032】このようにすることにより、フロントパネ
ル41を開いて洗浄剤を熱交換器6に噴射して洗浄する
際に、前面を流下する泡状洗浄剤や熱交換器61の前列
部分を流下しながら前面側に流出してくる泡状洗浄剤を
確実に受けることができ、かつ上面から熱交換器62に
噴射されて熱交換器61に流下してくる洗浄剤及び前面
から熱交換器61に噴射して流下する洗浄剤の両方を露
受部37で受けても洗浄剤が露受部37からオーバーフ
ローすることなく確実に排出することができると共に、
化粧カバー本体40の中央縦桟40cや中央部横桟40
eの奥行寸法を大きく確保することができて丈夫なもの
とすることができる。
【0033】前部ケーシング31の前部ノーズ部36と
後部ケーシング30の後部ファンケーシング部34との
間に貫流ファン7が配置されている。これにより、貫流
ファン7は、その前方及び上方に形成される吸込風路7
1を通して室内空気を吸込み、下方に形成される吹出風
路72へ吹出すようになっている。
【0034】この吸込風路71は、後部ケーシング30
の吸込風路部32及びフロントパネル41により囲まれ
た空間で形成されている。この吸込風路71中にエアー
フィルタ5及び熱交換器6が配置される。一方、吹出風
路72は、後部ケーシング30の吹出風路部35、及び
前部ケーシング31の露受部37の下面により形成さ
れ、化粧カバー本体40の吹出口40bに連通してい
る。
【0035】また、化粧カバー4は、化粧カバー本体4
0と、この化粧カバー本体40の前面両側に支持して取
付けられた複数のフロントパネル41と、吹出風路72
及び吹出口40bから吹出す風向を変更する2種類の風
向板42a、42bとを有する。この風向板42a、4
2bは、2枚の横風向板42aと、多数の縦風向板42
bで構成されている。横風向板42aは、吹出す空気の
上下方向を変更するものであり、横風向板モータにより
回動され、運転停止時に化粧カバー本体40の吹出口4
0bをほぼ塞いだ状態となり、運転時に所定開度まで回
動して停止した状態または回動を繰り返す状態が選択可
能になっている。また、縦風向板42bは、吹出す空気
の左右方向を変更するものであり、横風向板42aより
内側で、吹出風路72に左右に回動可能に配置されてい
る。
【0036】化粧カバー本体40は、樹脂成形により全
体を枠状に形成されており、筐体2の前面部及び上面部
全体に吸込開口40aを有すると共に、下面部に吹出風
路72に連通する吹出口40bを有している。また、化
粧カバー本体40は、吸込開口40aの中央部にこれを
区画するように上下前後に延びる中央縦桟40cと、中
央開口40aの前面上部に左右に中央縦桟40cと交差
するように延びる上部横桟40dと、この上部横桟40
dの下方に位置する左右に延びる中央部横桟40eと、
この上部横桟40dの中間部から前後に延びる縦細桟4
0fとを有している。中央部横桟40eは、前後に長く
形成され、具体的には断面横U字形に形成されている。
これにより、エアーフィルタ5と熱交換器6との間には
大きな空間を有する。そして、露受部37の前端部は、
中央部横桟40eの後端より前方に位置して設けている
ので、熱交換器6の下端前面との距離W1を大きくとる
ことができる。これにより、熱交換器6に洗浄剤を噴射
して洗浄する場合に熱交換器6の前面に発生して流下す
る泡状洗浄剤を露受部37で確実に受けることができ
る。
【0037】また、化粧カバー本体40の前面中央下部
には近接する位置に二つのパネル係着部40gが形成て
いる。このパネル係着部40gは、フロントパネル41
の背面に突出して形成された係着用突起41jを係着可
能にしており、中央側下端部の位置決め機能を有してい
る。このように構成することにより、左右のフロントパ
ネル41は、化粧カバー本体40に簡単に係着できると
共に、お互いの位置ずれを防止できて外観意匠を良好な
ものとすることができる。また、このパネル係着部40
gは、発光部81に近接して設けられているので、発光
部81と表示部82との位置精度を向上させる機能も有
する。さらには、このパネル係着部40gは、フロント
パネル41の下端部に形成された手掛け部41hに近接
しているので、手掛け部41hに手を掛けて引く際にそ
の操作力がパネル係着部40gに加わり易く容易にその
係着を外すことができる。
【0038】フロントパネル41は、樹脂成形により、
前面部及びこの前面部から延長された上面部からなる断
面が概略逆L字状に形成され、筐体2の前面部全体及び
上面部全体を形成している。また、フロントパネル41
は、前面全体に吸込口41aを有し、上面全体に吸込口
41bを有している。このように構成することにより、
吸込抵抗が小さい構成となり、低騒音で通風量増大が図
れる。なお、吸込口41a、41bは多数の横桟よりな
るグリル状に形成されている。
【0039】また、フロントパネル41は、横方向に複
数に分割されて構成され、この実施例では、左右に分割
された2枚のフロントパネルで構成されている。従っ
て、この2枚に分割されたフロントパネル41の大きさ
は、1枚のものに比較して半分の大きさとなっている。
具体的には、フロントパネル41は、高さ寸法が240
mmから320mmの間、横幅寸法が340mmから5
00mm、奥行寸法が140mmから220mmの間の
大きさに形成されている。この2枚のフロントパネル4
1は左右に略対称で、その中央側端部が化粧カバー本体
40の中央縦桟40cに一致するように配置されてい
る。また、フロントパネル41は、側面側端部をヒンジ
装置90を介して化粧カバー本体40の前面両側に水平
方向に回動可能でかつ着脱可能に支持されている。
【0040】フロントパネル41の内側にエアーフィル
タ5を着脱可能に配置し、フロントパネル41を左右二
つに分割すると共に、このフロントパネル41のそれぞ
れの側面側端部を水平方向に回動可能でかつ着脱可能に
支持しているので、空気調和機が高い位置に設置されて
も二つのフロントパネル41を容易に両側に開放操作す
ることができると共に、エアーフィルタ5の前面を大き
く開いてエアーフィルタ5の清掃を容易に行うことがで
き、また、フロントパネル41を小形で安価な樹脂成形
型で製作できる。
【0041】さらに、フロントパネル41は、上面後端
部41i全体が化粧カバー本体40の上面後端部全幅に
わたって形成された係合溝40jに着脱可能に係合され
て保持される。また、フロントパネル41は、中央側端
部に係着用突起41jが形成され、この係着用突起41
jがこれに対向する化粧カバー本体40のパネル係着部
40gに着脱可能に係着される。これにより、左右のフ
ロントパネル41が精度よく位置決めされると共に、フ
ロントパネル41がヒンジ装置90を中心としてたわむ
ことを確実に防止することができる。また、左右のフロ
ントパネル41の中央側端面部の間には、所定の隙間を
形成してあるので、製造上のフロントパネル41のばら
つきや温度変化によるフロントパネル41の変形等によ
り平行度が変化しても、左右のフロントパネル41が接
触することなく外観意匠が良好である。
【0042】そして、フロントパネル41は、下端部全
体に手掛け部41hが形成されている。この手掛け部4
1hは、下側から指を掛けられるように段部で形成され
ている。
【0043】かかる構成において、フロントパネル41
の手掛け部41hに手を掛けて前方に引くことにより、
その上下の係合、係着を解除してフロントパネル41を
両開きすることができる。
【0044】また、ヒンジ装置90からフロントパネル
41の上面中央側端面部41kまでの寸法Rは、ヒンジ
装置90からパネル前面中央部端部までの寸法Lより小
さくなるように形成されている。これにより、左右二つ
のフロントパネル41がその上面部において干渉し合う
ことなく両開きすることができる。なお、上面中央側端
面部41kは、具体的にはヒンジ装置90を中心とする
略円弧状に形成され、中央縦桟4cはその端面部41k
に合致する形状に形成されている。
【0045】また、この変形例として、図8及び図9に
示すように、フロントパネル41の端面部41kが一方
のヒンジ装置90を中心として噛み合うような略円弧状
に形成しても、左右二つのフロントパネル41が干渉し
合うことなく両開きすることができる。この場合には、
中央縦桟4cの上面部分をなくすことが可能であり、熱
交換器6の上面の露出部分を多くすることができる。こ
れにより、洗浄剤の上面からの噴射できる面積を増大す
ることができる。
【0046】エアーフィルタ5は、左右二つに分割され
て構成されると共に、前面吸込口41a及び上面吸込口
41bにまたがってフロントパネル41の内側に配置さ
れ、かつ熱交換器6の吸込側に配置されるように、化粧
カバー本体40の吸込開口40aの周縁部に当接して装
着されている。
【0047】表示装置80は、運転状態を表示するもの
であり、図1で明らかなように、運転状態に応じた光を
発する発光部81と、この発光部81からの光を受けて
外部に表示する表示部82とからなっている。そして、
発光部81は化粧カバー本体40側の前面中央下部に設
けられ、表示部82はフロントパネル41の一方の前面
中央側端部に縦長に設けられ、両者81、82は分離し
て構成されている。
【0048】発光部81は、上方に光を発する上方発光
部81a(図4参照)と、前方に光を発する前方発光部
81bとを有している。この発光部81は、中央縦桟4
0cの下部に前方へ突出して形成されたケース部内に基
板、制御部及び光源等が収納されている。このケース部
の上面には上方発光部81aが露出し、前面には前方発
光部81bが露出している。これらの発光部81a、8
1bは露受部37より上方に配置されているので、露付
を防止することができる。
【0049】表示部82は、上方発光部81aからの光
を反射する反射板83と、この反射板83から反射され
る光を受けて外部に表示する細長の表示板84と、前方
発光部81bからの光を受けて表示する二つの表示板8
5とから構成されている。そして、反射板83は上方発
光部81aの上方でかつフロントパネル41の一方の前
面中央側端部に縦長に設けられると共に、表示板84は
反射板83の前方に対向してその前面中央側端部に縦長
に設けられている。さらには、発光部81への配線81
cは、電気品室101から露受部37の下面側に沿って
延びているので、この配線へ洗浄剤がかかり難いものと
なっている。
【0050】このように、発光部81と表示部82を分
離することにより、フロントパネル41を化粧カバー本
体40から取外す際に発光部81を化粧カバー本体40
側に残すことができるので、フロントパネル41を容易
に着脱できると共に、化粧カバー本体40側の表示部8
2を容易に掃除することができる。そして、発光部81
からの光を反射板83で反射させ、これを細長の表示板
84で受けて外部に表示することにより、空気調和機の
使用者が大きな面積の表示板84で運転状態を確認する
ことができるので、使い勝手が良好である。また、発光
部81を化粧カバー本体40の中央部に設けると共に、
表示板84をフロントパネル41の前面中央側端部に縦
長に設けたので、表示板84の長さを長く確保できると
共に、左右のフロントパネル41の横桟による模様が表
示部82で遮断されることにより左右のフロントパネル
41の位置ずれが生じた場合でも外観意匠を良好に保つ
ことができる。
【0051】冷凍サイクルの一部を構成する熱交換器6
は、複数の熱交換器を組合わせて構成され、具体的に
は、前面吸込口41a及び上面吸込口41bに対向する
ように前面下部熱交換器61、前面上部熱交換器62、
後部熱交換63及びサブクールより構成されている。前
面下部熱交換器61は概略垂直に配置され、前面上部熱
交換器62は斜め上方に傾斜して配置され、後部熱交換
器63は斜め下方に傾斜して配置されている。なお、前
面上部熱交換器62と後部熱交換器63とは概略逆V字
形に形成されている。何れの熱交換器61、62、63
も多数のアルミニューム製放熱フィン6aを狭い間隔で
並置して熱交換パイプ6bを貫通させたクロスフィン形
熱交換器で構成され、各熱交換器61、62、63の熱
交換パイプ6bの間を接続パイプで接続し、連通するこ
とにより一つの熱交換器6として構成されている。この
ように、熱交換器6は、複数の熱交換器61、62、6
3が各吸込口41a、41bに対向して構成しているの
で、その熱交換器吸込面積を大きなものとすることがで
きる。
【0052】室内空気を送風するための貫流ファン7
は、前面下部熱交換器61の後方で、かつ前面上部熱交
換器62及び後部熱交換器63の下方に位置して設けら
れている。この貫流ファン7を回転することにより、室
内空気を吸込風路71側から吸込んで、吹出風路72側
から吹出すものである。
【0053】次に、かかる空気調和機の基本的な運転動
作を説明する。
【0054】ここでは、冷房運転を代表して説明する。
冷房運転は、冷凍サイクルを動作させると共に、室外機
のファン及び室内機1の貫流ファン7を回転させること
により行われる。この冷凍サイクルの動作により熱交換
器6は低温となる。また、貫流ファン7の回転により、
室内空気は、吸込口41a、41bから吸込まれ、エア
ーフィルタ5にて除塵された後、各熱交換器61、6
2、63を通る際に冷却、除湿されて貫流ファン7に至
り、吹出風路72を通って、吹出口40bから室内に吹
出される。これにより、所定の冷房運転が行われる。な
お、この冷房運転時には、横風向板42aが開いて所定
位置に停止、または回動するものである。
【0055】この冷房運転において、前面下部熱交換器
61及び前面上部熱交換器62に結露した露は、前部ケ
ーシング31の前部露受部37に流下し、この前部露受
部37から室内機1の背面下部に集められ、外部に排水
される。一方、後部熱交換器63に結露した露は、後部
露受部33に流下し、この後部露受部33の両側から室
内機1の背面下部に集められ、外部に排水される。
【0056】次に、化粧カバー本体40及びエアーフィ
ルタ5に関連する構成の詳細を図10から図13を参照
して説明する。図10は図1の空気調和機からフロント
パネルを取外した状態の正面図、図11は図10の空気
調和機からエアーフィルタを取外した状態の正面図、図
12は図10から取外したエアーフィルタ単体の正面斜
視図、図13は図12のエアーフィルタの背面斜視図で
ある。
【0057】化粧カバー本体40は前述したように中央
縦桟40c、上部横桟40d、中央部横桟40e及び縦
細桟40fを有しているが、その中の中央縦桟40cは
筐体2全体の略中央に位置している。これにより、左右
のフロントパネル41を略対称に形成し、その中央側端
部に中央縦桟40cを合致させて位置させることができ
るので、外観意匠を良好なものとすることができる。こ
れに伴って、化粧カバー本体40により形成される吸込
開口40aが左右非対称になるが、右側のエアーフィル
タ5を電気品室101の前面まで延長し、左右のエアー
フィルタ5を略対称となるように設けている。これによ
り、フロントパネル41を開いた状態における外観意匠
を良好なものとすることができる。そして、エアーフィ
ルタ5は、格子状の枠部5dの中に網部5eを有するよ
うに形成され、網部5eの色を内側の熱交換器6を目立
たなくする隠蔽色とすると共に、枠部5dの色をカラフ
ルな色としている。これにより、エアーフィルタ5が筐
体2の前面及び上面全体に露出するフロントパネル41
を開いた状態において、その外観意匠を一層良好なもの
とすることができる。
【0058】また、電気品室101の前面に通風口10
1aを設けて内部に室内空気を取り入れるようにしてい
る。これにより、内部の電気品箱9を確実に冷却してそ
の信頼性を確保することができる。また、従来は熱交換
器6の前面に配置されていた室内空気温度を検知するた
めのサーミスタを電気品室101内に収納し、通風口1
01aから取り入れた室内空気の温度を検知するように
なっている。これにより、熱交換器6の前面に洗浄剤を
噴射する際に、サーミスタが邪魔になることはなく、熱
交換器6の洗浄を極めて容易にすることができる。そし
て、この通風口101aの前面までエアーフィルタ5が
延長されて形成されているので、通風口101aからの
塵埃の進入等をエアーフィルタ5で防ぐことができる。
しかも、洗浄剤を用いて筐体2内部を洗浄する際に、通
風口101aからこの洗浄剤が電気品箱室101内に進
入することを考慮して、洗浄剤が電気品自身に付着しな
いように電気品カバーを設けている。
【0059】さらには、上部横桟40dをエアーフィル
タ5の前方に位置し、中央部横桟40eをエアーフィル
タ5の後方に位置するように形成しているので、化粧カ
バー本体40の強度をこの両横桟で増大することがで
き、前面に設ける縦桟を中央縦桟40cのみにすること
ができる。これにより、洗浄剤による熱交換器6の洗浄
を一層容易なものとすることができる。
【0060】また、中央縦桟40cは、前面上部から上
面にかけてエアーフィルタ5の挿入ガイドとフロントパ
ネル41の回動ガイドの両方を兼ねるように形成されて
いる。
【0061】エアーフィルタ5は、化粧カバー本体40
に装着された状態と同じ形状に樹脂成形され、具体的に
は前面垂直部5aと円弧中間部5bと上面水平部5cと
からなる断面逆L字形に形成されていると共に、容易に
変形するように柔軟に形成されている。これにより、こ
のエアーフィルタ5は、フロントパネル41を左右に開
いた状態で、容易に着脱することができると共に、安定
した装着状態とすることができる。
【0062】そして、エアーフィルタ5は、前面中央下
端部に中央摘み部5fを有すると共に、その両側に下端
係合突部5gを有している。一方、化粧カバー本体40
は、中央摘み部5fの内側に位置する部分に半円形のフ
ィルタ止め40hを有すると共に、その両側にフィルタ
係止穴40iを有している。これにより、中央摘み部5
fを持ってエアーフィルタ5を容易に着脱することがで
きると共に、その際に中央摘み部5fの裏側をフィルタ
止め40hに当接させながら下端係合突部5gをフィル
タ係止穴40iに容易に係合することができる。
【0063】また、エアーフィルタ5の円弧中間部5b
の内側には空清フィルタ51が着脱可能に装着されてい
る。この空清フィルタ51は、帯電した繊維をアコーデ
ィオン状に折り込んだ形状で構成され、この繊維を通過
する室内空気中のダニ、カビ、花粉等の粒子を捕集す
る。このように、エアーフィルタ5と空清フィルタ51
とを組み合せているので、空調運転をしながら、塵埃の
捕集と共に、ダニ、カビ、花粉等の粒子を捕集を行なう
ことができる。特に、室内空気を熱交換器6で冷却及び
加熱して除湿する除湿運転において、設定湿度40%か
ら60%の低い湿度で除湿運転しながら空清フィルター
を併用することにより、ダニ、カビの発生を抑制しつつ
空気中のダニ、カビを捕集することができるので、部屋
をダニ、カビの繁殖しにくい環境にすることができる。
また、空清フィルタ51は、帯電した繊維をアコーディ
オン状に折り込んだ形状としているので、通風抵抗の増
加を抑えて集塵面積を格段に増加することができ、その
取り替え期間を長くすることができる。
【0064】次に、フロントパネル41と化粧カバー本
体40とのヒンジ装置90を図14から図21を参照し
て説明する。図14は図1のフロントパネルと化粧カバ
ー本体とのヒンジ装置の係合直前の縦断面図、図15は
同ヒンジ装置が係合した状態の縦断面図、図16は同ヒ
ンジ装置の係合直前の状態の横断面図、図17は同ヒン
ジ装置の係合直後の状態の横断面図、図18は同ヒンジ
装置のフロントパネル閉鎖状態の横断面図、図19は同
ヒンジ装置のフロントパネル開放途中の横断面図、図2
0は同ヒンジ装置のフロントパネル90度開放状態の横
断面図、図21は同ヒンジ装置のフロントパネル最大開
放時の横断面図である。
【0065】ヒンジ装置90は、パネル側ヒンジ91と
本体側ヒンジ92とで構成され、フロントパネル41及
び化粧カバー本体40とそれぞれ別体でかつ着脱可能に
形成されている。これにより、ヒンジ装置90が損傷等
した場合には、ヒンジ装置90のみを容易に安価に取り
替えることができる。また、パネル側ヒンジ91は、P
Pよりなる合成樹脂で形成され、本体側ヒンジ92はP
OMよりなる合成樹脂で形成されている。このように異
なる材質でパネル側ヒンジ91と本体側ヒンジ92を形
成することにより、両者の係合及び回動を滑らかに行な
うことができる。
【0066】パネル側ヒンジ91は、全体が縦長に形成
され、パネル側ヒンジ本体91a、パネル側上ヒンジ軸
91b、パネル側下ヒンジ軸91c、及びパネル側ヒン
ジストッパ91eを有している。そして、パネル側ヒン
ジ91は、図示しないパネル側ヒンジ係止突起をフロン
トパネル41の係合穴に挿入することにより着脱可能に
装着されている。パネル側上ヒンジ軸91b及びパネル
側下ヒンジ軸91cは、パネル側ヒンジ本体91aの上
下部に下方に延びるように形成され、パネル側上ヒンジ
軸91bがパネル側下ヒンジ軸91cより長く形成され
ている。
【0067】また、本体側ヒンジ92は、全体が縦長に
形成され、本体側ヒンジ本体92a、本体側上ヒンジ軸
92b、本体側下ヒンジ軸92c、本体側ヒンジ係止穴
92d、及び本体側ヒンジストッパ92eを有してい
る。そして、本体側ヒンジ92は、本体側ヒンジ係止穴
92dを化粧カバー本体40の係合穴に挿入することに
より着脱可能に装着されている。本体側上ヒンジ軸92
b及び本体側下ヒンジ軸92cは、本体側ヒンジ本体9
2aの上下部に上方に開口するように形成されている。
【0068】ここで、かかるヒンジ装置90の着脱方
法、換言すればフロントパネル41の着脱方法を説明す
る。
【0069】パネル側ヒンジ91を本体側ヒンジ92に
装着するには、図14から図15に示すように、フロン
トパネル41を化粧カバー本体40の前面上方から降し
て装着する。パネル側上ヒンジ軸91bがパネル側下ヒ
ンジ軸91cより長く形成されているので、この装着に
おいて、まずパネル側上ヒンジ軸91bを本体側上ヒン
ジ軸92bに挿入し、さらにパネル側下ヒンジ軸91c
を本体側下ヒンジ軸92cに挿入することとなり、パネ
ル側ヒンジ91を本体側ヒンジ92に容易に装着するこ
とができる。パネル側ヒンジ91を本体側ヒンジ92か
ら外すにはこの逆の操作を行なえばよい。
【0070】パネル側ヒンジ91と本体側ヒンジ92と
の着脱を図16から図21を用いてさらに具体的に説明
する。化粧カバー本体40の前面両端部には段部40k
が形成されているので、図16に示すフロントパネル4
1を開いた状態で、段部40k内にフロントパネル41
の端部を位置させることにより、パネル側上ヒンジ軸9
1bと本体側上ヒンジ軸92bとの軸心を概略一致させ
ることができる。そして、この状態ではパネル側上ヒン
ジ軸91bを見ながら図17に示すようにパネル側上ヒ
ンジ軸91bを本体側上ヒンジ軸92bの軸心に一致さ
せて容易に挿入することができる。
【0071】そして、図18に示すフロントパネル41
を閉じた状態からフロントパネル41を開くと、パネル
側ヒンジストッパ91eが本体側ヒンジストッパ92e
に衝突して図19に示すように本体側ヒンジストッパ9
2eを変形する。この衝突位置は、フロントパネル41
の開度が90度以下で衝突するように設定してあるの
で、室内ユニット1を部屋の角部に据付けた場合のよう
に室内ユニット1の側方に障害物がある場合に、フロン
トパネル41の開く勢いを本体側ヒンジストッパ92e
で吸収して抵抗感を与え、フロントパネル41が勢いよ
くその障害物に衝突することを防止することができる。
さらにフロントパネル41を開くと、パネル側ヒンジス
トッパ91eが本体側ヒンジストッパ92eを乗り越え
て図20に示すフロントパネル41が略90度の開度状
態となる。この状態になってからフロントパネル41が
化粧カバー本体40から取外すことができるようになっ
ている。このようにすることにより、フロントパネル4
1の開放途中で不用意に外れることを防止できる。そし
て、フロントパネル41をさらに開こうとすると、図2
1に示すように、フロントパネル41の端部が化粧カバ
ー本体40の段部40kの面に衝突するので、これ以上
の開放を防止することができる。
【0072】次に、本発明の第2実施例を図22及び図
23を参照して説明する。図22は本発明の第2実施例
の空気調和機のフロントパネル開放状態の斜視図、図2
3は図22の空気調和機の平面図である。本実施例は、
次に述べる点が第1実施例と相違するものであり、その
他の点については第1実施例と基本的には同一である。
【0073】本実施例は、フロントパネル41を一つで
構成し、片側にヒンジ装置90を設けているので、フロ
ントパネル41を片手で簡単に開放することができる。
また、フロントパネル41を30度から45度程度開い
た状態でフロントパネル41を取外すことができるよう
にしているので、操作者が手前から容易にフロントパネ
ル41を取外すことができる。さらには、本体側ヒンジ
92を化粧カバー本体40の前面両側に設けておき、フ
ロントパネル41に装着したパネル側ヒンジ91を他方
に付け替えることにより、左右何れの方向からもフロン
トパネル41を開けられるようにできる。そして、表示
板84をフロントパネル41に一体成形しているので、
安価に製作できる。また、パネル係着部40gを化粧カ
バー本体40の前面下部の左右両側に設けており、係着
用突起41jがこれに対応して設けられている。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、フロントパネルの内側
に配置したエアーフィルタの清掃作業性を良好にしつ
つ、フロントパネルの清掃作業性も良好でき、しかもヒ
ンジ装置の使い勝手が良好な空気調和機を得ることがで
きる。
【0075】本発明によれば、フロントパネルの内側に
配置したエアーフィルタの清掃作業性を良好にしつつ、
フロントパネルの清掃作業性も良好でき、しかも運転状
態を表示できる表示装置の使い勝手が良好な空気調和機
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る空気調和機のフロン
トパネル開放時の斜視図である。
【図2】図1の空気調和機のフロントパネル閉鎖時の斜
視図である。
【図3】図1の空気調和機の縦断面図である。
【図4】図1の空気調和機の異なる開放状態の斜視図で
ある。
【図5】図1の空気調和機のさらに異なる状態の斜視図
である。
【図6】図1の空気調和機のフロントパネル閉鎖時の平
面図である。
【図7】図1の空気調和機のフロントパネル開放途中の
平面図である。
【図8】本発明の第1実施例の空気調和機のフロントパ
ネルの変形例の閉じた状態の平面図である。
【図9】図8の開いた状態の平面図である。
【図10】図1の空気調和機からフロントパネルを取外
した状態の正面図である。
【図11】図10の空気調和機からエアーフィルタを取
外した状態の正面図である。
【図12】図10から取外したエアーフィルタ単体の正
面斜視図である。
【図13】図12のエアーフィルタの背面斜視図であ
る。
【図14】図1のフロントパネルと化粧カバー本体との
ヒンジ装置の係合直前の縦断面図である。
【図15】同ヒンジ装置が係合した状態の縦断面図であ
る。
【図16】同ヒンジ装置の係合直前の状態の横断面図で
ある。
【図17】同ヒンジ装置の係合直後の状態の横断面図で
ある。
【図18】同ヒンジ装置のフロントパネル閉鎖状態の横
断面図である。
【図19】同ヒンジ装置のフロントパネル開放途中の横
断面図である。
【図20】同ヒンジ装置のフロントパネル90度開放状
態の横断面図である。
【図21】同ヒンジ装置のフロントパネル最大開放時の
横断面図である。
【図22】本発明の第2実施例の空気調和機のフロント
パネル開放状態の斜視図である。
【図23】図22の空気調和機の平面図である。
【符号の説明】
1…室内ユニット、2…筐体、3…筐体本体、4…化粧
カバー、5…エアーフィルタ、5a…前面垂直部、5b
…円弧中間部、5c…上面水平部、5d…枠部、5e…
網部、5f…中央摘み部、5g…下端係合突部、6…熱
交換器、7…貫流ファン、8…ファンモータ、9…電気
品箱、30…後部ケーシング、31…前部ケーシング、
32…吸込風路部、33…後部露受部、34…後部ファ
ンケーシング部、35…吹出風路部、37…露受部、4
0…化粧カバー本体、40a…吸込開口、40b…吹出
口、40c…中央縦桟、40d…上部横桟、40e…中
央部横桟、40f…縦細桟、40g…パネル係着部、4
0h…フィルタ止め、40i…フィルタ係止穴、40j
…係合溝、40k…段部、41…フロントパネル、41
a…前面吸込口、41b…上面吸込口、41h…手掛け
部、41i…上面後端部、41j…係着用突起、41k
…上面端面部、42a…横風向板、42b…縦風向板、
44…上部ヒンジ部、48…下部ヒンジ部、61…前面
下部熱交換器、62…前面上部熱交換器、63…後部熱
交換、71…吸込風路、72…吹出風路、80…表示装
置、81…発光部、81a…上方発光部、81b…前方
発光部、81c…配線、82…表示部、83…反射板、
84…表示板、90…ヒンジ装置、91…パネル側ヒン
ジ、91a…パネル側ヒンジ本体、91b…パネル側上
ヒンジ軸、91c…パネル側下ヒンジ軸、91e…パネ
ル側ヒンジストッパ、92…本体側ヒンジ、92a…本
体側ヒンジ本体、92b…本体側上ヒンジ軸、92c…
本体側下ヒンジ軸、92d…本体側ヒンジ係止穴、92
e…本体側ヒンジストッパ、101…電気品室、101
a…通風口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小平 千春 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 3L050 BD05 BF04 3L051 BA05 BG06 BH06 3L061 BC04 BD02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロントパ
    ネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバ
    ー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタとを備
    え、前記フロントパネルは、ヒンジ装置を介して前記化
    粧カバー本体側に水平方向に回動可能でかつ着脱可能に
    支持し、前記ヒンジ装置は、パネル側ヒンジ及び本体側
    ヒンジを前記フロントパネル及び前記化粧カバー本体と
    それぞれ別体でかつ着脱可能に形成したことを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロントパ
    ネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバ
    ー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタとを備
    え、前記フロントパネルは、ヒンジ装置を介して前記化
    粧カバー本体側に水平方向に回動可能でかつ着脱可能に
    支持し、前記ヒンジ装置は、パネル側ヒンジ及び本体側
    ヒンジを前記フロントパネル及び前記化粧カバー本体と
    それぞれ別体でかつ着脱可能に形成すると共に、前記パ
    ネル側ヒンジと前記本体側ヒンジを異なる材料で形成し
    たことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロントパ
    ネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバ
    ー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタとを備
    え、前記フロントパネルは、ヒンジ装置を介して前記化
    粧カバー本体側に水平方向に回動可能でかつ着脱可能に
    支持し、前記ヒンジ装置は、パネル側ヒンジ及び本体側
    ヒンジを前記フロントパネル及び前記化粧カバー本体と
    それぞれ別体でかつ着脱可能に形成し、前記パネル側ヒ
    ンジは、上下部に下方に延びるパネル側ヒンジ軸を有す
    ると共に、その上部のパネル側ヒンジ軸の方を長く形成
    したことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロントパ
    ネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバ
    ー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタとを備
    え、前記フロントパネルは、ヒンジ装置を介して前記化
    粧カバー本体側に水平方向に回動可能でかつ着脱可能に
    支持し、前記ヒンジ装置は、前記フロントパネルを開く
    際に90度以下の部分で抵抗感を与えるストッパを形成
    したことを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロントパ
    ネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバ
    ー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタとを備
    え、前記フロントパネルは、ヒンジ装置を介して前記化
    粧カバー本体側に水平方向に回動可能でかつ着脱可能に
    支持し、前記化粧カバー本体は、前記フロントパネルが
    開いた状態でその端部が入り込む段部を前面両側に形成
    したことを特徴とする空気調和機。
  6. 【請求項6】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロ
    ントパネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化
    粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタと
    を備え、化粧カバー本体は前面中央下部に近接する位置
    に二つのパネル係着部を形成し、前記フロントパネル
    は、左右二つに分割すると共に、前記化粧カバー本体の
    両側面側に位置する部分で水平方向に回動可能でかつ着
    脱可能に支持し、さらに前記パネル係着部に係着可能な
    係着用突起を形成したことを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロントパ
    ネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバ
    ー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタと、運転
    状態を表示する表示装置とを備え、前記フロントパネル
    は前記化粧カバー本体側に回動可能でかつ着脱可能に支
    持し、前記表示装置は、運転状態に応じた光を発する発
    光部と、前記発光部からの光を受けて外部に表示する表
    示部とを有し、前記発光部は前記化粧カバー本体側に設
    け、前記表示部は、前記発光部からの光を反射する反射
    板と、前記反射板から反射される光を受けて外部に表示
    する細長の表示板とを有し、前記表示板は前記フロント
    パネル側に設けたことを特徴とする空気調和機。
  8. 【請求項8】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロ
    ントパネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化
    粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタ
    と、運転状態を表示する表示装置とを備え、前記フロン
    トパネルは、左右二つに分割すると共に、前記化粧カバ
    ー本体の両側面側に位置する部分で水平方向に回動可能
    でかつ着脱可能に支持し、前記表示装置は、運転状態に
    応じた光を発する発光部と、前記発光部からの光を受け
    て外部に表示する表示部とを有し、前記発光部は前記化
    粧カバー本体側の中央部に設け、前記表示部は、前記発
    光部からの光を反射する反射板と、前記反射板から反射
    される光を受けて外部に表示する表示板とを有し、前記
    表示板は前記フロントパネルの一方の前面中央側端部に
    縦長に設けたことを特徴とする空気調和機。
  9. 【請求項9】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロ
    ントパネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化
    粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタ
    と、運転状態を表示する表示装置とを備え、前記フロン
    トパネルは、左右二つに分割すると共に、前記化粧カバ
    ー本体の両側面側に位置する部分で水平方向に回動可能
    でかつ着脱可能に支持し、前記表示装置は、運転状態に
    応じた光を発する発光部と、前記発光部からの光を受け
    て外部に表示する表示部とを有し、前記発光部は前記化
    粧カバー本体側の前面中央下部に上方に光を発するよう
    に設け、前記表示部は、前記発光部からの光を反射する
    反射板と、前記反射板から反射される光を受けて外部に
    表示する表示板とを有し、前記反射板は前記発光部の上
    方でかつ前記フロントパネルの一方の前面中央側端部に
    縦長に設け、前記表示板は前記反射板の前方に対向して
    前記フロントパネルの一方の前面中央側端部に縦長に設
    けたことを特徴とする空気調和機。
  10. 【請求項10】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成
    しかつ横長の筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフ
    ロントパネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記
    化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタ
    と、運転状態を表示する表示装置とを備え、前記フロン
    トパネルは、多数の横桟で吸込口を形成し、左右二つに
    分割すると共に、前記化粧カバー本体の両側面側に位置
    する部分で水平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持
    し、前記表示装置は、前記フロントパネルの一方の前面
    中央側端部に縦長に表示部を設けたことを特徴とする空
    気調和機。
  11. 【請求項11】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成
    しかつ横長の筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフ
    ロントパネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記
    化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタ
    と、前記エアーフィルタの内側に配置したクロスフィン
    形熱交換器と、前記熱交換器に結露した露を受ける露受
    部と、運転状態を表示する表示装置とを備え、前記フロ
    ントパネルは、左右二つに分割すると共に、前記化粧カ
    バー本体の両側面側に位置する部分で水平方向に回動可
    能でかつ着脱可能に支持し、前記表示装置は、その発光
    部を前記露受部より上方に配置したことを特徴とする空
    気調和機。
  12. 【請求項12】化粧カバー本体及びその前面から上面を
    形成するフロントパネルからなる化粧カバーと、前記フ
    ロントパネルの内側でかつ前記化粧カバー本体側に着脱
    可能に装着したエアーフィルタと、前記エアーフィルタ
    の内側に配置したクロスフィン形熱交換器とを備え、前
    記化粧カバー本体は、2本の横桟を設け、一方の横桟が
    前記フィルタの外側に位置しかつ他方の横桟が前記フィ
    ルタの内側に位置するように形成し、前記フロントパネ
    ルは前記化粧カバー本体に着脱可能に支持したことを特
    徴とする空気調和機。
  13. 【請求項13】化粧カバー本体及びその前面から上面を
    形成するフロントパネルからなる化粧カバーと、前記フ
    ロントパネルの内側でかつ前記化粧カバー本体側に着脱
    可能に装着したエアーフィルタと、前記エアーフィルタ
    の内側に配置したクロスフィン形熱交換器と、前記熱交
    換器に結露した露を受ける露受部とを備え、前記化粧カ
    バー本体は、2本の横桟を設け、一方の横桟が前記フィ
    ルタの外側に位置しかつ他方の横桟が前記フィルタの内
    側に位置するように形成し、前記フロントパネルは、前
    記化粧カバー本体に着脱可能に支持し、前記エアーフィ
    ルタはその装着状態で前記熱交換器前面との間に空間が
    あり、前記露受部は、前記熱交換器の下端前面からこの
    空間の前面に渡って設けたことを特徴とする空気調和
    機。
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