JP2002061875A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002061875A
JP2002061875A JP2000242495A JP2000242495A JP2002061875A JP 2002061875 A JP2002061875 A JP 2002061875A JP 2000242495 A JP2000242495 A JP 2000242495A JP 2000242495 A JP2000242495 A JP 2000242495A JP 2002061875 A JP2002061875 A JP 2002061875A
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俊司 藤森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において、多段に形成された熱交
換器に前面及び上面から洗浄液を噴射して熱交換器全体
を容易に洗浄できるようにすること。 【解決手段】 前面及び上面に吸込口41a、41bを
形成した化粧カバー4と、その内側に着脱可能に装着し
たエアーフィルタ5と、その内側に配置した熱交換器6
とを備え、上下に延びる前面下部熱交換器部61と斜め
上方に傾斜した前面上部熱交換器部62と斜め下方に傾
斜した後部熱交換器部63とから熱交換器6を構成し、
化粧カバー4の前面及び上面の吸込口41a、41bを
有する部分を開放可能でかつ着脱可能に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、特に、高所に配置され、筐体の前面に開閉可能なフ
ロントパネルを有する空気調和機に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術1の空気調和機としては、横長
の筐体内部にエアーフイルタと熱交換器と貫流フアンを
備え、筐体は後部を構成する樹脂成形された筐体本体及
び前部を構成する樹脂成形された化粧カバーを有し、こ
の化粧カバーは化粧カバー本体とこの化粧カバー本体の
前面のみを覆うように取付けられたフロントパネルとを
有し、化粧カバー本体は上面にグリル形状の吸込口を有
すると共に下面に吹出口を有する枠状に形成され、フロ
ントパネルはその上部を支点にして下方を開放するよう
に開くと共にこの支点及び両側下端部の係合を外せるよ
うに着脱可能に化粧カバー本体に取付けられ、熱交換器
は上下に延びる前面下部熱交換器と斜め上方に傾斜した
前面上部熱交換器部と斜め下方に傾斜した後部熱交換器
部とを有しているものがある。
【0003】かかる従来技術1に関連するものとして
は、例えば、特開平9−210401号公報に記載され
たものがある。
【0004】また、従来技術2の空気調和機としては、
横長の筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロント
パネルと、このフロントパネルの内側に着脱可能に配置
したエアーフィルタとを備え、フロントパネルを左右二
つに分割すると共に、この分割されたフロントパネルの
それぞれの側端部を水平方向に回動可能に支持したもの
がある。そして、フィルタを清掃する場合には、フロン
トパネルを両側に回動して開き、フィルタを取外して清
掃するものである。
【0005】かかる従来技術2に関連するものとして
は、例えば、特開平8−285314号公報に記載され
たものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の空気調和機で
は、最近、フィルタを取外して内部の熱交換器を露出
し、この熱交換器に洗浄液を噴射して洗浄することが行
われるようになってきている。しかし、従来技術1、2
は、共に熱交換器の上面方向から洗浄液を噴射するが困
難な構成になっており、熱交換器全体をきれいに洗浄す
ることが難しいものであった。しかも、洗浄液を熱交換
器に噴射して洗浄するのに適した露受部あるいは電気品
室の構成になっているとはいえないものであった。
【0007】また、従来技術1では、フロントパネルの
下部を両手で天井近くまで高く持ち上げなければなら
ず、その開放する作業が極めて困難なものであり、フィ
ルタの清掃作業性またはフィルタの取外し作業性が悪い
ものであった。さらに、フロントパネルが左右方向に一
つに形成されているため、フロントパネルの樹脂成形型
が大型で高価なものとなっていた。しかも、フロントパ
ネルとは別体の化粧カバー本体の上面に吸込口が形成さ
れているため、この化粧カバー本体の上面吸込口の清掃
をする場合に、フロントパネルと別個の清掃作業で、し
かも、空気調和機の最も高い位置の清掃作業となり、こ
の点からも清掃作業性に問題があった。
【0008】一方、従来技術2では、フロントパネルが
着脱できるものではなく、フロントパネルを取外して水
洗いすることに関しては配慮されていないものである。
【0009】本発明の目的は、多段に形成された熱交換
器に前面及び上面から洗浄液を噴射して熱交換器全体を
容易に洗浄することができる空気調和機を得ることにあ
る。
【0010】本発明の別の目的は、安価な構成で、多段
に形成された熱交換器に前面及び上面から洗浄液を噴射
して熱交換器全体を容易に洗浄することができると共
に、フロントパネル、エアーフィルタ及び熱交換器の清
掃作業性が良好な空気調和機を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、前面及び上面に吸込口を形成
した化粧カバーと、前記化粧カバーの吸込口の内側に着
脱可能に装着したエアーフィルタと、前記エアーフィル
タの内側に配置したクロスフィン形熱交換器と、前記熱
交換器に結露した露を受ける露受部とを備え、前記熱交
換器は、上下に延びる前面下部熱交換器部と、前記前面
下部熱交換器部より斜め上方に傾斜した前面上部熱交換
器部と、前記前面上部熱交換器部より斜め下方に傾斜し
た後部熱交換器部とを有し、前記露受部は、前記前面下
部熱交換器部及び前記前面上部熱交換器部から流下する
露を受ける前部露受部と、前記後部熱交換器部から流下
する露を受ける後部熱交換器部とを分離して有し、前記
化粧カバーは前面及び上面の吸込口を有する部分を開放
可能でかつ着脱可能に形成したことにある。
【0012】本発明の第2の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部及び上
面部全体を形成する樹脂成形されたフロントパネルと、
前記フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバー本体側
に着脱可能に装着したエアーフィルタと、前記エアーフ
ィルタの内側に配置したクロスフィン形熱交換器と、前
記熱交換器に結露した露を受ける露受部とを備え、前記
熱交換器は、上下に延びる前面下部熱交換器部と、前記
前面下部熱交換器部より後方に延びる上部熱交換器とを
有し、前記露受部は、前記前面下部熱交換器部及び前記
前面上部熱交換器部から流下する露を受ける前部露受部
と、前記後部熱交換器部から流下する露を受ける後部熱
交換器部とを分離して有し、前記フロントパネルは、左
右二つに分割すると共に、前記化粧カバー本体の両側面
側に位置する部分で水平方向に回動可能でかつ着脱可能
に支持したことにある。
【0013】本発明の第3の特徴は、前面及び上面に吸
込口を形成した化粧カバーと、前記化粧カバーの吸込口
の内側に着脱可能に装着したエアーフィルタと、前記エ
アーフィルタの内側に配置しかつ複数列の伝熱管を有す
るクロスフィン形熱交換器と、前記熱交換器に結露した
露を受ける露受部とを備え、前記熱交換器は、上下に延
びる前面下部熱交換器部と、前記前面下部熱交換器部よ
り後方に延びる上部熱交換器とを有し、前記化粧カバー
は前面及び上面の吸込口を有する部分を開放可能に形成
し、前記露受部は、前記前面下部熱交換器部の直下に位
置すると共に、その前端部から前記前面下部熱交換器部
の前端までの距離を熱交換器の前列部分の幅より大きく
設定したことにある。
【0014】本発明の第4の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部及び上
面部を形成する樹脂成形されたフロントパネルと、前記
フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバー本体側に着
脱可能に装着したエアーフィルタと、前記エアーフィル
タの内側に配置しかつ複数列の伝熱管を有するクロスフ
ィン形熱交換器と、前記熱交換器に結露した露を受ける
露受部とを備え、前記熱交換器は、上下に延びる前面下
部熱交換器部と、前記前面下部熱交換器部より後方に延
びる上部熱交換器とを有し、前記フロントパネルは、左
右二つに分割すると共に、前記化粧カバー本体の両側面
側に位置する部分で水平方向に回動可能でかつ着脱可能
に支持し、前記露受部は、前記前面下部熱交換器部の直
下に位置すると共に、その前端部から前記前面下部熱交
換器部の前端までの距離を熱交換器の前列部分の幅より
大きく設定したことにある。
【0015】本発明の第5の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部及び上
面部を形成する樹脂成形されたフロントパネルと、前記
フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバー本体側に着
脱可能に装着したエアーフィルタとを備え、前記フロン
トパネルは、左右二つに分割すると共に、前記化粧カバ
ー本体の両側面側に位置する部分で水平方向に回動可能
でかつ着脱可能に支持し、さらには上面後端部を前記化
粧カバー本体の上面後端部に形成した係合溝に着脱可能
に係合したことにある。
【0016】本発明の第6の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部及び上
面部を形成する樹脂成形されたフロントパネルと、前記
フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバー本体側に着
脱可能に装着したエアーフィルタとを備え、前記フロン
トパネルは、左右二つに分割すると共に、前記化粧カバ
ー本体の両側面側に位置する部分でヒンジ装置を介して
水平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持し、さらには
ヒンジ装置から上面中央側端面部までの寸法をヒンジ装
置からパネル前面中央側端面部までの寸法より小さくな
るように形成したことにある。
【0017】本発明の第7の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部を形成
する樹脂成形されたフロントパネルと、前記フロントパ
ネルの内側でかつ前記化粧カバー本体側に着脱可能に装
着したエアーフィルタと、前記エアーフィルタの内側に
配置したクロスフィン形熱交換器と、前記熱交換器に結
露した露を受ける露受部とを備え、化粧カバー本体は前
面中央下部に近接する位置に二つのパネル係着部を形成
し、前記フロントパネルは、左右二つに分割すると共
に、前記化粧カバー本体の両側面側に位置する部分で水
平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持し、さらに前記
パネル係着部に係着可能な係着用突起を形成したことに
ある。
【0018】本発明の第8の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部を略横
幅全体にわたって形成する樹脂成形されたフロントパネ
ルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバー
本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタと、前記エ
アーフィルタの内側に配置した熱交換器と、前記熱交換
器の側方に配置された電気品室とを備え、前記フロント
パネルは、前記筐体の略中央で左右二つに分割すると共
に、前記化粧カバー本体の両側面側に位置する部分で水
平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持し、前記エアー
フィルタは、左右に略対称に二つに分割し、その一方を
前記電気品室の前面まで延長したことにある。
【0019】本発明の第9の特徴は、化粧カバー本体と
共に化粧カバーを構成しかつ横長の筐体の前面部を略横
幅全体にわたって形成する樹脂成形されたフロントパネ
ルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化粧カバー
本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタと、前記エ
アーフィルタの内側に配置した熱交換器と、前記熱交換
器の側方に配置された電気品室とを備え、前記フロント
パネルは、前記筐体の略中央で左右二つに分割すると共
に、前記化粧カバー本体の両側面側に位置する部分で水
平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持し、前記電気品
室は、前面に通風口を形成すると共に、通風口から進入
する洗浄液に対する電気品カバーを内部に設け、前記エ
アーフィルタは、左右に略対称に二つに分割し、その一
方を前記電気品室の前面まで延長したことにある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例を図を用
いて説明する。なお、第2実施例においては第1実施例
と共通する構成の図示及び重複する説明を省略する。ま
た、各実施例の図における同一符号は同一物又は相当物
を示す。
【0021】まず、本発明の第1実施例を図1から図2
1を参照して説明する。
【0022】最初に、本実施例に係る空気調和機の全体
構成を主に図1から図7を参照して説明する。図1は本
発明の第1実施例に係る空気調和機のフロントパネル開
放時の斜視図、図2は図1の空気調和機のフロントパネ
ル閉鎖時の斜視図、図3は図1の空気調和機の縦断面
図、図4は図1の空気調和機の異なる開放状態の斜視
図、図5は図1の空気調和機のさらに異なる状態の斜視
図、図6は図1の空気調和機のフロントパネル閉鎖時の
平面図、図7は図1の空気調和機のフロントパネル開放
途中の平面図である。
【0023】室内ユニット1は、その外観を構成する横
長の筐体2、この筐体2に形成される吸込口41a、4
1bの内側に配置されるエアーフィルタ5、このエアー
フィルタ5のさらに内側に配置される熱交換器6、室内
空気を前記吸込口41a、41bよりエアーフィルタ5
及び熱交換器6を通して吸込んで吹出口40bより吹出
す貫流ファン7、ファンモータ8及び電気品箱9等によ
り構成されている。室内ユニット1の大きさは、横幅寸
法Lが690mm≦L≦1000mm、高さ寸法Hが2
40mm≦H≦320mm、奥行寸法Wが140mm≦
W≦220mmの範囲に設定された横長の外形寸法を備
えるものが一般的であり、この実施例に係る室内ユニッ
ト1は、横幅を798mm、高さを270mm、奥行き
を183mmとする横長の外形寸法を備え、横幅寸法が
高さ寸法の2倍以上となっている。
【0024】この室内ユニット1は、一般に室内の壁面
上部の天井近く等に設置されることが多く、室外に配置
された室外ユニットと冷媒配管、電源接続線、信号接続
線等を介して接続されて空気調和機を構成し、冷房、暖
房、除湿、空気清浄、送風、及びその他の運転を行うも
のである。
【0025】筐体2は、筐体後部を構成する筐体本体3
と、筐体前部を構成する化粧カバー4とを有する。化粧
カバー4は筐体本体3に着脱可能に装着されている。こ
の化粧カバー4の具体的装着構造は、上部が突起部と係
合部の係合構造、下部がねじによる締結構造となってい
る。この化粧カバー4を筐体本体3から外すには、下部
のねじを外した後に、化粧カバー4の下部を前方上方に
回動し、さらに化粧カバー4を上方に持ち上げて上部の
係合を解除することにより外すことができる。
【0026】また、筐体本体3は、後部ケーシング30
と、この後部ケーシング30の前方に取付けられた前部
ケーシング31と有している。後部ケーシング30は、
樹脂成形により、吸込風路部32、後部露受部33、後
部ファンケーシング部34、吹出風路部35が一体に形
成されている。後部露受部33は後部熱交換器部部63
に結露した露を受けるものである。なお、後部露受部3
3と後部ファンケーシング部34とは、共有する部分を
有する。さらには、前部ケーシング31は、樹脂成形に
より、貫流ファン7に対する前部ノーズ部36と、前部
の熱交換器部61、62に結露した露を受ける前部露受
部37とを有する。露受部37の前端部37aと前面下
部熱交換器部61の前端までの距離W1は、前面下部熱
交換器部61の1列分の幅W2より大きく設定してい
る。
【0027】このようにすることにより、フロントパネ
ル41を開いて洗浄剤を熱交換器6に噴射して洗浄する
際に、前面を流下する泡状洗浄剤や熱交換器61の前列
部分を流下しながら前面側に流出してくる泡状洗浄剤を
確実に受けることができ、かつ上面から熱交換器62に
噴射されて熱交換器61に流下してくる洗浄剤及び前面
から熱交換器61に噴射して流下する洗浄剤の両方を露
受部37で受けても洗浄剤が露受部37からオーバーフ
ローすることなく確実に排出することができると共に、
化粧カバー本体40の中央縦桟40cや中央部横桟40
eの奥行寸法を大きく確保することができて丈夫なもの
とすることができる。
【0028】前部ケーシング31の前部ノーズ部36と
後部ケーシング30の後部ファンケーシング部34との
間に貫流ファン7が配置されている。これにより、貫流
ファン7は、その前方及び上方に形成される吸込風路7
1を通して室内空気を吸込み、下方に形成される吹出風
路72へ吹出すようになっている。
【0029】この吸込風路71は、後部ケーシング30
の吸込風路部32及びフロントパネル41により囲まれ
た空間で形成されている。この吸込風路71中にエアー
フィルタ5及び熱交換器6が配置される。一方、吹出風
路72は、後部ケーシング30の吹出風路部35、及び
前部ケーシング31の露受部37の下面により形成さ
れ、化粧カバー本体40の吹出口40bに連通してい
る。
【0030】また、化粧カバー4は、化粧カバー本体4
0と、この化粧カバー本体40の前面両側に支持して取
付けられた複数のフロントパネル41と、吹出風路72
及び吹出口40bから吹出す風向を変更する2種類の風
向板42a、42bとを有する。この風向板42a、4
2bは、2枚の横風向板42aと、多数の縦風向板42
bで構成されている。横風向板42aは、吹出す空気の
上下方向を変更するものであり、横風向板モータにより
回動され、運転停止時に化粧カバー本体40の吹出口4
0bをほぼ塞いだ状態となり、運転時に所定開度まで回
動して停止した状態または回動を繰り返す状態が選択可
能になっている。また、縦風向板42bは、吹出す空気
の左右方向を変更するものであり、横風向板42aより
内側で、吹出風路72に左右に回動可能に配置されてい
る。
【0031】化粧カバー本体40は、樹脂成形により全
体を枠状に形成されており、筐体2の前面部及び上面部
全体に吸込開口40aを有すると共に、下面部に吹出風
路72に連通する吹出口40bを有している。また、化
粧カバー本体40は、吸込開口40aの中央部にこれを
区画するように上下前後に延びる中央縦桟40cと、中
央開口40aの前面上部に左右に中央縦桟40cと交差
するように延びる上部横桟40dと、この上部横桟40
dの下方に位置する左右に延びる中央部横桟40eと、
この上部横桟40dの中間部から前後に延びる縦細桟4
0fとを有している。中央部横桟40eは、前後に長く
形成され、具体的には断面横U字形に形成されている。
これにより、エアーフィルタ5と熱交換器6との間には
大きな空間を有する。そして、露受部37の前端部は、
中央部横桟40eの後端より前方に位置して設けている
ので、熱交換器6の下端前面との距離W1を大きくとる
ことができる。これにより、熱交換器6に洗浄剤を噴射
して洗浄する場合に熱交換器6の前面に発生して流下す
る泡状洗浄剤を露受部37で確実に受けることができ
る。
【0032】また、化粧カバー本体40の前面中央下部
には近接する位置に二つのパネル係着部40gが形成て
いる。このパネル係着部40gは、フロントパネル41
の背面に突出して形成された係着用突起41jを係着可
能にしており、中央側下端部の位置決め機能を有してい
る。このように構成することにより、左右のフロントパ
ネル41は、化粧カバー本体40に簡単に係着できると
共に、お互いの位置ずれを防止できて外観意匠を良好な
ものとすることができる。また、このパネル係着部40
gは、発光部81に近接して設けられているので、発光
部81と表示部82との位置精度を向上させる機能も有
する。さらには、このパネル係着部40gは、フロント
パネル41の下端部に形成された手掛け部41hに近接
しているので、手掛け部41hに手を掛けて引く際にそ
の操作力がパネル係着部40gに加わり易く容易にその
係着を外すことができる。
【0033】フロントパネル41は、樹脂成形により、
前面部及びこの前面部から延長された上面部からなる断
面が概略逆L字状に形成され、筐体2の前面部全体及び
上面部全体を形成している。また、フロントパネル41
は、前面全体に吸込口41aを有し、上面全体に吸込口
41bを有している。このように構成することにより、
吸込抵抗が小さい構成となり、低騒音で通風量増大が図
れる。なお、吸込口41a、41bは多数の横桟よりな
るグリル状に形成されている。
【0034】また、フロントパネル41は、横方向に複
数に分割されて構成され、この実施例では、左右に分割
された2枚のフロントパネルで構成されている。従っ
て、この2枚に分割されたフロントパネル41の大きさ
は、1枚のものに比較して半分の大きさとなっている。
具体的には、フロントパネル41は、高さ寸法が240
mmから320mmの間、横幅寸法が340mmから5
00mm、奥行寸法が140mmから220mmの間の
大きさに形成されている。この2枚のフロントパネル4
1は左右に略対称で、その中央側端部が化粧カバー本体
40の中央縦桟40cに一致するように配置されてい
る。また、フロントパネル41は、側面側端部をヒンジ
装置90を介して化粧カバー本体40の前面両側に水平
方向に回動可能でかつ着脱可能に支持されている。
【0035】フロントパネル41の内側にエアーフィル
タ5を着脱可能に配置し、フロントパネル41を左右二
つに分割すると共に、このフロントパネル41のそれぞ
れの側面側端部を水平方向に回動可能でかつ着脱可能に
支持しているので、空気調和機が高い位置に設置されて
も二つのフロントパネル41を容易に両側に開放操作す
ることができると共に、エアーフィルタ5の前面を大き
く開いてエアーフィルタ5の清掃を容易に行うことがで
き、また、フロントパネル41を小形で安価な樹脂成形
型で製作できる。
【0036】さらに、フロントパネル41は、上面後端
部41i全体が化粧カバー本体40の上面後端部全幅に
わたって形成された係合溝40jに着脱可能に係合され
て保持される。また、フロントパネル41は、中央側端
部に係着用突起41jが形成され、この係着用突起41
jがこれに対向する化粧カバー本体40のパネル係着部
40gに着脱可能に係着される。これにより、左右のフ
ロントパネル41が精度よく位置決めされると共に、フ
ロントパネル41がヒンジ装置90を中心としてたわむ
ことを確実に防止することができる。本実施例では、表
示部82をフロントパネル41を閉じたときの合わせ目
(実施例では本体中央)に位置させている。フロントパ
ネル41が両開き形態のため、フロントパネル41を閉
じたとき合わせ目に間隙がないと製造誤差や温度変化に
よる伸びが発生したときに左右のフロントパネル41同
士が接触し閉まらなくなることを防止するためである。
このように合わせ目に間隙があると、フロントパネル4
1を閉じたときの景観が悪くなる。このため、この間隙
を埋めるように表示部82を配置することで、間隙を目
立たなくさせている。
【0037】さらに、フロントパネル41は、パネル前
面に空気を吸い込むための多数の本体幅方向に長い吸込
口41aが開けられており、デザイン上平行な横ストラ
イプをなしている。フロントパネル41を両開き式とし
たため、製造時の誤差や経年変化等で左右フロントパネ
ル41の横ストライプの平行度が変化する恐れがある。
本実施例では、両者の合わせ目に縦長の表示部82を設
けたので、見た目左右の横ストライプを分断した格好と
なり、多少左右フロントパネル41の横ストライプの平
行度が変化しても、それを目立たせなくすることができ
る。
【0038】そして、フロントパネル41は、下端部全
体に手掛け部41hが形成されている。この手掛け部4
1hは、下側から指を掛けられるように段部で形成され
ている。
【0039】かかる構成において、フロントパネル41
の手掛け部41hに手を掛けて前方に引くことにより、
その上下の係合、係着を解除してフロントパネル41を
両開きすることができる。
【0040】また、ヒンジ装置90からフロントパネル
41の上面中央側端面部41kまでの寸法Rは、ヒンジ
装置90からパネル前面中央部端部までの寸法Lより小
さくなるように形成されている。これにより、左右二つ
のフロントパネル41がその上面部において干渉し合う
ことなく両開きすることができる。なお、上面中央側端
面部41kは、具体的にはヒンジ装置90を中心とする
略円弧状に形成され、中央縦桟4cはその端面部41k
に合致する形状に形成されている。
【0041】また、この変形例として、図8及び図9に
示すように、フロントパネル41の端面部41kが一方
のヒンジ装置90を中心として噛み合うような略円弧状
に形成しても、左右二つのフロントパネル41が干渉す
るので、開時は向かって左から、閉時は向かって右から
操作する必要がある。しかし、この場合には、中央縦桟
4cの上面部分をなくすことが可能であり、熱交換器6
の上面の露出部分を多くすることができる。これによ
り、洗浄剤の上面からの噴射できる面積を増大すること
ができる。
【0042】エアーフィルタ5は、左右二つに分割され
て構成されると共に、前面吸込口41a及び上面吸込口
41bにまたがってフロントパネル41の内側に配置さ
れ、かつ熱交換器6の吸込側に配置されるように、化粧
カバー本体40の吸込開口40aの周縁部に当接して装
着されている。
【0043】表示装置80は、運転状態を表示するもの
であり、図1で明らかなように、運転状態に応じた光を
発する発光部81と、この発光部81からの光を受けて
外部に表示する表示部82とからなっている。そして、
発光部81は化粧カバー本体40側の前面中央下部に設
けられ、表示部82はフロントパネル41の一方の前面
中央側端部に縦長に設けられ、両者81、82は分離し
て構成されている。
【0044】発光部81は、上方に光を発する上方発光
部81a(図4参照)と、前方に光を発する前方発光部
81bとを有している。この発光部81は、中央縦桟4
0cの下部に前方へ突出して形成されたケース部内に基
板、制御部及び光源等が収納されている。このケース部
の上面には上方発光部81aが露出し、前面には前方発
光部81bが露出している。但し、誤って洗浄剤がかか
っても故障の原因とならぬよう、発光部81内に収納さ
れる光源である発光ダイオード、基板等を透明なアクリ
ルケース内に収納している。これらの発光部81a、8
1bは露受部37より上方に配置されているので、露付
を防止することができる。
【0045】表示部82は、上方発光部81aからの光
を反射する反射板83と、この反射板83から反射され
る光を受けて外部に表示する細長の表示板84と、前方
発光部81bからの光を受けて表示する二つの表示板8
5とから構成されている。そして、反射板83は上方発
光部81aの上方でかつフロントパネル41の一方の前
面中央側端部に縦長に設けられると共に、表示板84は
反射板83の前方に対向してその前面中央側端部に縦長
に設けられている。さらには、発光部81への配線81
cは、電気品室101から露受部37の下面側に沿って
延びているので、この配線へ洗浄剤がかかり難いものと
なっている。
【0046】このように、発光部81と表示部82を分
離することにより、フロントパネル41を化粧カバー本
体40から取外す際に発光部81を化粧カバー本体40
側に残すことができるので、フロントパネル41を容易
に着脱できると共に、化粧カバー本体40側の表示部8
2を容易に掃除することができる。そして、発光部81
からの光を反射板83で反射させ、これを細長の表示板
84で受けて外部に表示することにより、空気調和機の
使用者が大きな面積の表示板84で運転状態を確認する
ことができるので、使い勝手が良好である。
【0047】冷凍サイクルの一部を構成する熱交換器6
は、複数の熱交換器を組合わせて構成され、具体的に
は、前面吸込口41a及び上面吸込口41bに対向する
ように前面下部熱交換器部61、前面上部熱交換器部6
2、後部熱交換63及びサブクールより構成されてい
る。前面下部熱交換器部61は概略垂直に配置され、前
面上部熱交換器部62は斜め上方に傾斜して配置され、
後部熱交換器部63は斜め下方に傾斜して配置されてい
る。なお、前面上部熱交換器部62と後部熱交換器部6
3とは概略逆V字形に形成されている。何れの熱交換器
61、62、63も多数のアルミニューム製放熱フィン
6aを狭い間隔で並置して熱交換パイプ6bを貫通させ
たクロスフィン形熱交換器で構成され、各熱交換器6
1、62、63の熱交換パイプ6bの間を接続パイプで
接続し、連通することにより一つの熱交換器6として構
成されている。このように、熱交換器6は、複数の熱交
換器61、62、63が各吸込口41a、41bに対向
して構成しているので、その熱交換器吸込面積を大きな
ものとすることができる。この吸込口41bが開くので
熱交換器63の洗浄も容易となる。
【0048】室内空気を送風するための貫流ファン7
は、前面下部熱交換器部61の後方で、かつ前面上部熱
交換器部62及び後部熱交換器部63の下方に位置して
設けられている。この貫流ファン7を回転することによ
り、室内空気を吸込風路71側から吸込んで、吹出風路
72側から吹出すものである。
【0049】次に、かかる空気調和機の基本的な運転動
作を説明する。
【0050】ここでは、冷房運転を代表して説明する。
冷房運転は、冷凍サイクルを動作させると共に、室外機
のファン及び室内機1の貫流ファン7を回転させること
により行われる。この冷凍サイクルの動作により熱交換
器6は低温となる。また、貫流ファン7の回転により、
室内空気は、吸込口41a、41bから吸込まれ、エア
ーフィルタ5にて除塵された後、各熱交換器61、6
2、63を通る際に冷却、除湿されて貫流ファン7に至
り、吹出風路72を通って、吹出口40bから室内に吹
出される。これにより、所定の冷房運転が行われる。な
お、この冷房運転時には、横風向板42aが開いて所定
位置に停止、または回動するものである。
【0051】この冷房運転において、前面下部熱交換器
部61及び前面上部熱交換器部62に結露した露は、前
部ケーシング31の前部露受部37に流下し、この前部
露受部37から室内機1の背面下部に集められ、外部に
排水される。一方、後部熱交換器部63に結露した露
は、後部露受部33に流下し、この後部露受部33の両
側から室内機1の背面下部に集められ、外部に排水され
る。
【0052】次に、化粧カバー本体40及びエアーフィ
ルタ5に関連する構成の詳細を図10から図13を参照
して説明する。図10は図1の空気調和機からフロント
パネルを取外した状態の正面図、図11は図10の空気
調和機からエアーフィルタを取外した状態の正面図、図
12は図10から取外したエアーフィルタ単体の正面斜
視図、図13は図12のエアーフィルタの背面斜視図で
ある。
【0053】化粧カバー本体40は前述したように中央
縦桟40c、上部横桟40d、中央部横桟40e及び縦
細桟40fを有しているが、その中の中央縦桟40cは
筐体2全体の略中央に位置している。これにより、左右
のフロントパネル41を略対称に形成し、その中央側端
部に中央縦桟40cを合致させて位置させることができ
るので、外観意匠を良好なものとすることができる。こ
れに伴って、化粧カバー本体40により形成される吸込
開口40aが左右非対称になるが、右側のエアーフィル
タ5を電気品室101の前面まで延長し、左右のエアー
フィルタ5を略対称となるように設けている。これによ
り、フロントパネル41を開いた状態における外観意匠
を良好なものとすることができる。そして、エアーフィ
ルタ5は、格子状の枠部5dの中に網部5eを有するよ
うに形成され、網部5eの色を内側の熱交換器6を目立
たなくする隠蔽色とすると共に、枠部5dの色をカラフ
ルな色としている。これにより、エアーフィルタ5が筐
体2の前面及び上面全体に露出するフロントパネル41
を開いた状態において、その外観意匠を一層良好なもの
とすることができる。
【0054】また、電気品室101の前面に通風口10
1aを設けて内部に室内空気を取り入れるようにしてい
る。これにより、内部の電気品箱9を確実に冷却してそ
の信頼性を確保することができる。また、従来は熱交換
器6の前面に配置されていた室内空気温度を検知するた
めのサーミスタを電気品室101内に収納し、通風口1
01aから取り入れた室内空気の温度を検知するように
なっている。これにより、熱交換器6の前面に洗浄剤を
噴射する際に、サーミスタが邪魔になることはなく、熱
交換器6の洗浄を極めて容易にすることができる。そし
て、この通風口101aの前面までエアーフィルタ5が
延長されて形成されているので、通風口101aからの
塵埃の進入等をエアーフィルタ5で防ぐことができる。
しかも、洗浄剤を用いて筐体2内部を洗浄する際に、通
風口101aからこの洗浄剤が電気品箱室101内に進
入することを考慮して、洗浄剤が電気品自身に付着しな
いように電気品カバーを設けている。
【0055】さらには、上部横桟40dをエアーフィル
タ5の前方に位置し、中央部横桟40eをエアーフィル
タ5の後方に位置するように形成しているので、化粧カ
バー本体40の強度をこの両横桟で増大することがで
き、前面に設ける縦桟を中央縦桟40cのみにすること
ができる。これにより、従来品に比べ縦横桟の本数を大
幅に低減することができ、エアーフィルタ5を外したと
きの熱交換器6の露出度が増すので、洗浄剤による熱交
換器6の洗浄を一層容易なものとすることができる。詳
細に説明する。従来は運転時にエアーフィルタ5が熱交
換器6に吸付かぬように縦横桟の本数を増やして防いで
いた。しかし、前述の如く、洗浄時に泡を受けるため、
熱交換器6の前方側に幅広の露受皿37とした。これに
より、熱交換器6の前面と、エアーフィルタ5の裏面と
の間隔が広くなり、エアーフィルタ5を横桟40e前面
と開口縁部とで押さえるだけでエアーフィルタ5の吸着
が防止された。
【0056】また、中央縦桟40cは、前面上部から上
面にかけてエアーフィルタ5の挿入ガイドとフロントパ
ネル41の回動ガイドの両方を兼ねるように形成されて
いる。
【0057】エアーフィルタ5は、化粧カバー本体40
に装着された状態と同じ形状に樹脂成形され、具体的に
は前面垂直部5aと円弧中間部5bと上面水平部5cと
からなる断面逆L字形に形成されていると共に、容易に
変形するように柔軟に形成されている。これにより、こ
のエアーフィルタ5は、フロントパネル41を左右に開
いた状態で、容易に着脱することができると共に、安定
した装着状態とすることができる。
【0058】そして、エアーフィルタ5は、前面中央下
端部に中央摘み部5fを有すると共に、その両側に下端
係合突部5gを有している。一方、化粧カバー本体40
は、中央摘み部5fの内側に位置する部分に半円形のフ
ィルタ止め40hを有すると共に、その両側にフィルタ
係止穴40iを有している。これにより、中央摘み部5
fを持ってエアーフィルタ5を容易に着脱することがで
きると共に、その際に中央摘み部5fの裏側をフィルタ
止め40hに当接させながら下端係合突部5gをフィル
タ係止穴40iに容易に係合することができる。
【0059】また、エアーフィルタ5の円弧中間部5b
の内側には空清フィルタ51が着脱可能に装着されてい
る。この空清フィルタ51は、帯電した繊維をアコーデ
ィオン状に折り込んだ形状で構成され、この繊維を通過
する室内空気中のダニ、カビ、花粉等の粒子を捕集す
る。このように、エアーフィルタ5と空清フィルタ51
とを組み合せているので、空調運転をしながら、塵埃の
捕集と共に、ダニ、カビ、花粉等の粒子を捕集を行なう
ことができる。特に、室内空気を熱交換器6で冷却及び
加熱して除湿する除湿運転において、設定湿度40%か
ら60%の低い湿度で除湿運転しながら空清フィルター
を併用することにより、ダニ、カビの発生を抑制しつつ
空気中のダニ、カビを捕集することができるので、部屋
をダニ、カビの繁殖しにくい環境にすることができる。
また、空清フィルタ51は、帯電した繊維をアコーディ
オン状に折り込んだ形状としているので、通風抵抗の増
加を抑えて集塵面積を格段に増加することができ、その
取り替え期間を長くすることができる。
【0060】なお、エアーフィルタ5のごみ取りフィル
タ5eを白、フィルタ枠5dを淡いむらさき(青)、空
気清浄フィルタを薄緑とした。家庭の台所用品に良く使
われる見た目がきれいな色とすることで、使用者に汚れ
たらすぐ清掃する気にさせる効果がある。
【0061】次に、フロントパネル41と化粧カバー本
体40とのヒンジ装置90を図14から図21を参照し
て説明する。図14は図1のフロントパネルと化粧カバ
ー本体とのヒンジ装置の係合直前の縦断面図、図15は
同ヒンジ装置が係合した状態の縦断面図、図16は同ヒ
ンジ装置の係合直前の状態の横断面図、図17は同ヒン
ジ装置の係合直後の状態の横断面図、図18は同ヒンジ
装置のフロントパネル閉鎖状態の横断面図、図19は同
ヒンジ装置のフロントパネル開放途中の横断面図、図2
0は同ヒンジ装置のフロントパネル90度開放状態の横
断面図、図21は同ヒンジ装置のフロントパネル最大開
放時の横断面図である。
【0062】ヒンジ装置90は、パネル側ヒンジ91と
本体側ヒンジ92とで構成され、フロントパネル41及
び化粧カバー本体40とそれぞれ別体でかつ着脱可能に
形成されている。これにより、ヒンジ装置90が損傷等
した場合には、ヒンジ装置90のみを容易に安価に取り
替えることができる。また、パネル側ヒンジ91は、P
Pよりなる合成樹脂で形成され、本体側ヒンジ92はP
OMよりなる合成樹脂で形成されている。このように異
なる材質でパネル側ヒンジ91と本体側ヒンジ92を形
成することにより、両者の係合及び回動を滑らかに行な
うことができる。
【0063】パネル側ヒンジ91は、全体が縦長に形成
され、パネル側ヒンジ本体91a、パネル側上ヒンジ軸
91b、パネル側下ヒンジ軸91c、及びパネル側ヒン
ジストッパ91eを有している。そして、パネル側ヒン
ジ91は、図示しないパネル側ヒンジ係止突起をフロン
トパネル41の係合穴に挿入することにより着脱可能に
装着されている。パネル側上ヒンジ軸91b及びパネル
側下ヒンジ軸91cは、パネル側ヒンジ本体91aの上
下部に下方に延びるように形成され、パネル側上ヒンジ
軸91bがパネル側下ヒンジ軸91cより長く形成され
ている。
【0064】また、本体側ヒンジ92は、全体が縦長に
形成され、本体側ヒンジ本体92a、本体側上ヒンジ軸
92b、本体側下ヒンジ軸92c、本体側ヒンジ係止穴
92d、及び本体側ヒンジストッパ92eを有してい
る。そして、本体側ヒンジ92は、本体側ヒンジ係止穴
92dを化粧カバー本体40の係合穴に挿入することに
より着脱可能に装着されている。本体側上ヒンジ軸92
b及び本体側下ヒンジ軸92cは、本体側ヒンジ本体9
2aの上下部に上方に開口するように形成されている。
【0065】ここで、かかるヒンジ装置90の着脱方
法、換言すればフロントパネル41の着脱方法を説明す
る。
【0066】パネル側ヒンジ91を本体側ヒンジ92に
装着するには、図14から図15に示すように、フロン
トパネル41を化粧カバー本体40の前面上方から降し
て装着する。パネル側上ヒンジ軸91bがパネル側下ヒ
ンジ軸91cより長く形成されているので、この装着に
おいて、まずパネル側上ヒンジ軸91bを本体側上ヒン
ジ軸92bに挿入し、さらにパネル側下ヒンジ軸91c
を本体側下ヒンジ軸92cに挿入することとなり、パネ
ル側ヒンジ91を本体側ヒンジ92に容易に装着するこ
とができる。パネル側ヒンジ91を本体側ヒンジ92か
ら外すにはこの逆の操作を行なえばよい。
【0067】パネル側ヒンジ91と本体側ヒンジ92と
の着脱を図16から図21を用いてさらに具体的に説明
する。化粧カバー本体40の前面両端部には段部40k
が形成されているので、図16に示すフロントパネル4
1を開いた状態で、段部40k内にフロントパネル41
の端部を位置させることにより、パネル側上ヒンジ軸9
1bと本体側上ヒンジ軸92bとの軸心を概略一致させ
ることができる。そして、この状態ではパネル側上ヒン
ジ軸91bを見ながら図17に示すようにパネル側上ヒ
ンジ軸91bを本体側上ヒンジ軸92bの軸心に一致さ
せて容易に挿入することができる。
【0068】そして、図18に示すフロントパネル41
を閉じた状態からフロントパネル41を開くと、パネル
側ヒンジストッパ91eが本体側ヒンジストッパ92e
に衝突して図19に示すように本体側ヒンジストッパ9
2eを変形する。この衝突位置は、フロントパネル41
の開度が90度以下で衝突するように設定してあるの
で、室内ユニット1を部屋の角部に据付けた場合のよう
に室内ユニット1の側方に障害物がある場合に、フロン
トパネル41の開く勢いを本体側ヒンジストッパ92e
で吸収して抵抗感を与え、フロントパネル41が勢いよ
くその障害物に衝突することを防止することができる。
さらにフロントパネル41を開くと、パネル側ヒンジス
トッパ91eが本体側ヒンジストッパ92eを乗り越え
て図20に示すフロントパネル41が略90度の開度状
態となる。この状態になってからフロントパネル41が
化粧カバー本体40から取外すことができるようになっ
ている。このようにすることにより、フロントパネル4
1の開放途中で不用意に外れることを防止できる。そし
て、フロントパネル41をさらに開こうとすると、図2
1に示すように、約110度でフロントパネル41の端
部が化粧カバー本体40の段部40kの面に衝突するの
で、これ以上の開放を防止することができる。
【0069】次に、本発明の第2実施例を図22及び図
23を参照して説明する。図22は本発明の第2実施例
の空気調和機のフロントパネル開放状態の斜視図、図2
3は図22の空気調和機の平面図である。本実施例は、
次に述べる点が第1実施例と相違するものであり、その
他の点については第1実施例と基本的には同一である。
【0070】本実施例は、フロントパネル41を一つで
構成し、片側にヒンジ装置90を設けているので、フロ
ントパネル41を片手で簡単に開放することができる。
また、フロントパネル41を30度から45度程度開い
た状態でフロントパネル41を取外すことができるよう
にしているので、操作者が手前から容易にフロントパネ
ル41を取外すことができる。さらには、本体側ヒンジ
92を化粧カバー本体40の前面両側に設けておき、フ
ロントパネル41に装着したパネル側ヒンジ91を他方
に付け替えることにより、左右何れの方向からもフロン
トパネル41を開けられるようにできる。そして、表示
板84をフロントパネル41に一体成形しているので、
安価に製作できる。また、パネル係着部40gを化粧カ
バー本体40の前面下部の左右両側に設けており、係着
用突起41jがこれに対応して設けられている。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、多段に形成された熱交
換器に前面及び上面から洗浄液を噴射して熱交換器全体
を容易に洗浄することができる空気調和機を得ることが
できる。
【0072】本発明によれば、安価な構成で、多段に形
成された熱交換器に前面及び上面から洗浄液を噴射して
熱交換器全体を容易に洗浄することができると共に、フ
ロントパネル、エアーフィルタ及び熱交換器の清掃作業
性が良好な空気調和機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る空気調和機のフロン
トパネル開放時の斜視図である。
【図2】図1の空気調和機のフロントパネル閉鎖時の斜
視図である。
【図3】図1の空気調和機の縦断面図である。
【図4】図1の空気調和機の異なる開放状態の斜視図で
ある。
【図5】図1の空気調和機のさらに異なる状態の斜視図
である。
【図6】図1の空気調和機のフロントパネル閉鎖時の平
面図である。
【図7】図1の空気調和機のフロントパネル開放途中の
平面図である。
【図8】本発明の第1実施例の空気調和機のフロントパ
ネルの変形例の閉じた状態の平面図である。
【図9】図8の開いた状態の平面図である。
【図10】図1の空気調和機からフロントパネルを取外
した状態の正面図である。
【図11】図10の空気調和機からエアーフィルタを取
外した状態の正面図である。
【図12】図10から取外したエアーフィルタ単体の正
面斜視図である。
【図13】図12のエアーフィルタの背面斜視図であ
る。
【図14】図1のフロントパネルと化粧カバー本体との
ヒンジ装置の係合直前の縦断面図である。
【図15】同ヒンジ装置が係合した状態の縦断面図であ
る。
【図16】同ヒンジ装置の係合直前の状態の横断面図で
ある。
【図17】同ヒンジ装置の係合直後の状態の横断面図で
ある。
【図18】同ヒンジ装置のフロントパネル閉鎖状態の横
断面図である。
【図19】同ヒンジ装置のフロントパネル開放途中の横
断面図である。
【図20】同ヒンジ装置のフロントパネル90度開放状
態の横断面図である。
【図21】同ヒンジ装置のフロントパネル最大開放時の
横断面図である。
【図22】本発明の第2実施例の空気調和機のフロント
パネル開放状態の斜視図である。
【図23】図22の空気調和機の平面図である。
【符号の説明】
1…室内ユニット、2…筐体、3…筐体本体、4…化粧
カバー、5…エアーフィルタ、5a…前面垂直部、5b
…円弧中間部、5c…上面水平部、5d…枠部、5e…
網部、5f…中央摘み部、5g…下端係合突部、6…熱
交換器、7…貫流ファン、8…ファンモータ、9…電気
品箱、30…後部ケーシング、31…前部ケーシング、
32…吸込風路部、33…後部露受部、34…後部ファ
ンケーシング部、35…吹出風路部、37…露受部、4
0…化粧カバー本体、40a…吸込開口、40b…吹出
口、40c…中央縦桟、40d…上部横桟、40e…中
央部横桟、40f…縦細桟、40g…パネル係着部、4
0h…フィルタ止め、40i…フィルタ係止穴、40j
…係合溝、40k…段部、41…フロントパネル、41
a…前面吸込口、41b…上面吸込口、41h…手掛け
部、41i…上面後端部、41j…係着用突起、41k
…上面端面部、42a…横風向板、42b…縦風向板、
44…上部ヒンジ部、48…下部ヒンジ部、61…前面
下部熱交換器部、62…前面上部熱交換器部、63…後
部熱交換、71…吸込風路、72…吹出風路、80…表
示装置、81…発光部、81a…上方発光部、81b…
前方発光部、81c…配線、82…表示部、83…反射
板、84…表示板、90…ヒンジ装置、91…パネル側
ヒンジ、91a…パネル側ヒンジ本体、91b…パネル
側上ヒンジ軸、91c…パネル側下ヒンジ軸、91e…
パネル側ヒンジストッパ、92…本体側ヒンジ、92a
…本体側ヒンジ本体、92b…本体側上ヒンジ軸、92
c…本体側下ヒンジ軸、92d…本体側ヒンジ係止穴、
92e…本体側ヒンジストッパ、101…電気品室、1
01a…通風口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小平 千春 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 3L051 BG06 BH04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面及び上面に吸込口を形成した化粧カバ
    ーと、前記化粧カバーの吸込口の内側に着脱可能に装着
    したエアーフィルタと、前記エアーフィルタの内側に配
    置したクロスフィン形熱交換器と、前記熱交換器に結露
    した露を受ける露受部とを備え、前記熱交換器は、上下
    に延びる前面下部熱交換器部と、前記前面下部熱交換器
    部より斜め上方に傾斜した前面上部熱交換器部と、前記
    前面上部熱交換器部より斜め下方に傾斜した後部熱交換
    器部とを有し、前記露受部は、前記前面下部熱交換器部
    及び前記前面上部熱交換器部から流下する露を受ける前
    部露受部と、前記後部熱交換器部から流下する露を受け
    る後部熱交換器部とを分離して有し、前記化粧カバーは
    前面及び上面の吸込口を有する部分を開放可能でかつ着
    脱可能に形成したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部及び上面部全体を形成する樹脂
    成形されたフロントパネルと、前記フロントパネルの内
    側でかつ前記化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエ
    アーフィルタと、前記エアーフィルタの内側に配置した
    クロスフィン形熱交換器と、前記熱交換器に結露した露
    を受ける露受部とを備え、前記熱交換器は、上下に延び
    る前面下部熱交換器部と、前記前面下部熱交換器部より
    後方に延びる上部熱交換器部とを有し、前記露受部は、
    前記前面下部熱交換器部及び前記前面上部熱交換器部か
    ら流下する露を受ける前部露受部と、前記後部熱交換器
    部から流下する露を受ける後部熱交換器部とを分離して
    有し、前記フロントパネルは、左右二つに分割すると共
    に、前記化粧カバー本体の両側面側に位置する部分で水
    平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持したことを特徴
    とする空気調和機。
  3. 【請求項3】前面及び上面に吸込口を形成した化粧カバ
    ーと、前記化粧カバーの吸込口の内側に着脱可能に装着
    したエアーフィルタと、前記エアーフィルタの内側に配
    置しかつ複数列の伝熱管を有するクロスフィン形熱交換
    器と、前記熱交換器に結露した露を受ける露受部とを備
    え、前記熱交換器は、上下に延びる前面下部熱交換器部
    と、前記前面下部熱交換器部より後方に延びる上部熱交
    換器部とを有し、前記化粧カバーは前面及び上面の吸込
    口を有する部分を開放可能に形成し、前記露受部は、前
    記前面下部熱交換器部の直下に位置すると共に、その前
    端部から前記前面下部熱交換器部の前端までの距離を熱
    交換器部の前列部分の幅より大きく設定したことを特徴
    とする空気調和機。
  4. 【請求項4】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部及び上面部を形成する樹脂成形
    されたフロントパネルと、前記フロントパネルの内側で
    かつ前記化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアー
    フィルタと、前記エアーフィルタの内側に配置しかつ複
    数列の伝熱管を有するクロスフィン形熱交換器と、前記
    熱交換器に結露した露を受ける露受部とを備え、前記熱
    交換器は、上下に延びる前面下部熱交換器部と、前記前
    面下部熱交換器部より後方に延びる上部熱交換器部とを
    有し、前記フロントパネルは、左右二つに分割すると共
    に、前記化粧カバー本体の両側面側に位置する部分で水
    平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持し、前記露受部
    は、前記前面下部熱交換器部の直下に位置すると共に、
    その前端部から前記前面下部熱交換器部の前端までの距
    離を熱交換器の前列部分の幅より大きく設定したことを
    特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部及び上面部を形成する樹脂成形
    されたフロントパネルと、前記フロントパネルの内側で
    かつ前記化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアー
    フィルタとを備え、前記フロントパネルは、左右二つに
    分割すると共に、前記化粧カバー本体の両側面側に位置
    する部分で水平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持
    し、さらには上面後端部を前記化粧カバー本体の上面後
    端部に形成した係合溝に着脱可能に係合したことを特徴
    とする空気調和機。
  6. 【請求項6】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部及び上面部を形成する樹脂成形
    されたフロントパネルと、前記フロントパネルの内側で
    かつ前記化粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアー
    フィルタとを備え、前記フロントパネルは、左右二つに
    分割すると共に、前記化粧カバー本体の両側面側に位置
    する部分でヒンジ装置を介して水平方向に回動可能でか
    つ着脱可能に支持し、さらにはヒンジ装置から上面中央
    側端面部までの寸法をヒンジ装置からパネル前面中央側
    端面部までの寸法より小さくなるように形成したことを
    特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部を形成する樹脂成形されたフロ
    ントパネルと、前記フロントパネルの内側でかつ前記化
    粧カバー本体側に着脱可能に装着したエアーフィルタ
    と、前記エアーフィルタの内側に配置したクロスフィン
    形熱交換器と、前記熱交換器に結露した露を受ける露受
    部とを備え、化粧カバー本体は前面中央下部に近接する
    位置に二つのパネル係着部を形成し、前記フロントパネ
    ルは、左右二つに分割すると共に、前記化粧カバー本体
    の両側面側に位置する部分で水平方向に回動可能でかつ
    着脱可能に支持し、さらに前記パネル係着部に係着可能
    な係着用突起を形成したことを特徴とする空気調和機。
  8. 【請求項8】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部を略横幅全体にわたって形成す
    る樹脂成形されたフロントパネルと、前記フロントパネ
    ルの内側でかつ前記化粧カバー本体側に着脱可能に装着
    したエアーフィルタと、前記エアーフィルタの内側に配
    置した熱交換器と、前記熱交換器の側方に配置された電
    気品室とを備え、前記フロントパネルは、前記筐体の略
    中央で左右二つに分割すると共に、前記化粧カバー本体
    の両側面側に位置する部分で水平方向に回動可能でかつ
    着脱可能に支持し、前記エアーフィルタは、左右に略対
    称に二つに分割し、その一方を前記電気品室の前面まで
    延長したことを特徴とする空気調和機。
  9. 【請求項9】化粧カバー本体と共に化粧カバーを構成し
    かつ横長の筐体の前面部を略横幅全体にわたって形成す
    る樹脂成形されたフロントパネルと、前記フロントパネ
    ルの内側でかつ前記化粧カバー本体側に着脱可能に装着
    したエアーフィルタと、前記エアーフィルタの内側に配
    置した熱交換器と、前記熱交換器の側方に配置された電
    気品室とを備え、前記フロントパネルは、前記筐体の略
    中央で左右二つに分割すると共に、前記化粧カバー本体
    の両側面側に位置する部分で水平方向に回動可能でかつ
    着脱可能に支持し、前記電気品室は、前面に通風口を形
    成すると共に、通風口から進入する洗浄液に対する電気
    品カバーを内部に設け、前記エアーフィルタは、左右に
    略対称に二つに分割し、その一方を前記電気品室の前面
    まで延長したことを特徴とする空気調和機。
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