JP2005098533A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 空気清浄運転時の集塵効率の高い空気調和機を提供する。
【解決手段】室内機1は、前面部に配された吸い込み口9と、前記吸込み口9の下方に配された吹き出し口8と、前記吸込み口9を覆う前面パネル7と、熱交換器4と、前記熱交換器4の下流側に配されたファン5と、上記吸い込み口9と前記熱交換器4との間に配置され集塵機能を有する集塵機3とを備え、前記前面パネル7と前記吸い込み口9との間に吸い込み風の流れを可変する可動板2a、2bを具備したもので、空気清浄運転時に、同可動板2a、2bを集塵機3に空気が優先的に流れる位置に保持するようにすることにより、空気の集塵効率を高めることができる。
【選択図】図1
【解決手段】室内機1は、前面部に配された吸い込み口9と、前記吸込み口9の下方に配された吹き出し口8と、前記吸込み口9を覆う前面パネル7と、熱交換器4と、前記熱交換器4の下流側に配されたファン5と、上記吸い込み口9と前記熱交換器4との間に配置され集塵機能を有する集塵機3とを備え、前記前面パネル7と前記吸い込み口9との間に吸い込み風の流れを可変する可動板2a、2bを具備したもので、空気清浄運転時に、同可動板2a、2bを集塵機3に空気が優先的に流れる位置に保持するようにすることにより、空気の集塵効率を高めることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、室内機と室外機とから構成される空気調和機に関するもので、特に、室内機の吸い込み口を備えた前面部の構造に関するものである。
一般に、室内機と室外機とから構成される空気調和機の室内機は、吸い込み口および吹き出し口を備え、内部には熱交換器、クロスフローファン等の送風機などが収容されている。
上記吹き出し口にはルーバーが設けられていて、冷房運転と暖房運転との切り換えに応じて吹き出し風を最適な方向へ吹き出せるよう切換えができるようになっている。たとえば、冷房運転時にはほとんど水平方向に吹き出すようにして人体に冷風が直接当たらないようにし、また暖房運転時には、いわゆる頭寒足熱をなすよう足元に温風を吹き出すようにしている。また運転停止時には、吹き出し口からの塵埃の侵入を防ぐためにルーバーで吹き出し口を覆うようにしている。
そして、近年、空質向上の観点から、空気調和機の室内機に空気清浄機能を持つ集塵機が搭載されたものがある。具体的には、室内機の前面部に吸込み口と、この下部後方に吹出し口を設け、前記吸込み口を覆う前面パネルを取付け、吸込み口と対向して熱交換器を配置し、熱交換器と吹き出し口の間に送風機を配置し、吸込み口と熱交換器との間に電気集塵機を配置したものである。さらに、通常の空気調和運転時に突出して前記吸込み口を開放し、運転停止時に前記吸込み口を閉成する可動パネルを具備した空気調和機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−74897号公報
このような従来の空気調和機では、運転停止時の空気調和機本体内への塵埃の侵入は阻止できるが、運転時、集塵機を通過しない吸い込み空気が存在するので、空気清浄機能を優先する運転時において、集塵機の集塵効果が十分発揮されないという問題があった。また、従来の空気調和機では、クロスフローファンと熱交換器とが最も近接する部分を吸い込み空気が通過する際に発生する送風騒音が大きく、居住者に不快感を与えていた。
本発明は、上記課題を解決するもので、集塵機を用いた空気清浄運転時の集塵効率が良く、また低騒音の空気調和機を提供する事を目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、室外機と室内機からなり、前記室内機は、前面部に配された吸い込み口と、前記吸込み口の下方に配された吹き出し口と、前記吸込み口を覆う前面パネルと、熱交換器と、前記熱交換器の下流側に配されたファンと、上記吸い込み口と前記熱交換器との間に配置され集塵機能を有する集塵機とを備え、前記前面パネルと前記吸い込み口との間に吸い込み風の流れを可変する可動板を具備したもので、通常の空気調和機としての運転時に、可動板を吸い込み風の流れを阻害しない位置に保持するようにすれば、同運転が正常に行われ、また、集塵機を用いた空気清浄運転時に、同可動板を集塵機に空気が優先的に流れる位置に保持するようにすれば、空気の集塵効率が非常に高まるものである。
また、本発明の空気調和機は、室外機と室内機からなり、前記室内機は、前面部に配された吸い込み口と、前記吸込み口の下方に配された吹き出し口と、前記吸込み口を覆う前面パネルと、熱交換器と、前記熱交換器の下流側に配されたファンと、上記吸い込み口と前記熱交換器との間に配置され集塵機能を有する集塵機とを備え、空気調和運転時に前記前面パネルを吸い込み空気の流れを妨げない位置に保持し、前記集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記前面パネルを下側からの吸い込み空気流入量を低減させる位置に保持するもので、通常の空気調和運転時には熱交換空気の風量を十分確保でき、空気清浄機能を優先する運転時には前記前面パネルの下側からの吸い込み空気流入量を低減するので、その分集塵機への吸い込み空気流入量を増大させるので集塵効率を増大させることができる。
本発明の空気調和機は、集塵機を使用した空気清浄運転時の集塵効率が高く、かつ送風騒音が低く、居住者が快適に利用する事ができるものである。
第1の発明は、室外機と室内機からなり、前記室内機は、前面部に配された吸い込み口と、前記吸込み口の下方に配された吹き出し口と、前記吸込み口を覆う前面パネルと、熱交換器と、前記熱交換器の下流側に配されたファンと、上記吸い込み口と前記熱交換器との間に配置され集塵機能を有する集塵機とを備え、前記前面パネルと前記吸い込み口との間に吸い込み風の流れを可変する可動板を具備したもので、通常の空気調和機としての運転時に、可動板を吸い込み風の流れを阻害しない位置に保持するようにすれば、同運転が正常に行われ、また、集塵機を用いた空気清浄運転時に、同可動板を集塵機に空気が優先的に流れる位置に保持するようにすれば、空気の集塵効率が非常に高まるものである。
第2の発明は、特に第1の発明の前面パネルは、少なくとも空気調和運転時に前方に移動して前記吸込み口を開放し、運転停止時には後方に移動して吸込み口を閉成するとともに、前記前面パネルの移動動作に連動して可動板を動作させるもので、前面パネルが閉成する場合に、最適な位置に可動板を保持することができ、吸い込み口を確実に閉成することができる。また、運転停止時には、前面パネルで吸い込み口が閉じられているので、吸い込み口から内部に埃が入る事がないものである。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の可動板を、空気調和運転時に吸い込み口への空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記可動板を吸い込み空気を前記集塵機に案内する位置に保持するようにしたもので、空気調和運転時には熱交換空気の風量を十分確保でき、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には吸い込み空気が集塵機に効率良く流入するので集塵効率を増大させることができる。
第4の発明は、特に、第1又は第2の発明の可動板を、空気調和運転時に吸い込み空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記可動板を前記前面パネルの下側からの吸い込み空気流入量を低減させるような位置に保持するもので、通常の空気調和運転時に熱交換空気の風量を十分確保でき、空気清浄機能を優先する運転時には、下側からの空気流入分が減るので、その分集塵機が配された上方からの空気流入量が増大するので集塵効率を増大させることができる。
第5の発明は、特に、第1又は第2の発明の可動板をファンと熱交換器が最も近接する部分の通風抵抗を増大させるように配置したもので、その部分を通過する吸い込み空気流量が低下し、送風騒音を低減させることができる。
第6の発明は、特に、第1又は第2の発明の前面パネルの上部、下部のそれぞれと熱交換器との間に可動板を配し、空気調和運転時には、両可動板を吸い込み口への空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記下部側の可動板を前記前面パネルの下側からの吸い込み空気流入量を低減させる位置に、また前記上部側の可動板を集塵機に空気を案内する位置にそれぞれ保持するもので、通常の空気調和運転時には可動板は吸い込み空気の流れを妨げない位置で保持されるので熱交換空気の風量を十分確保でき、また空気清浄機能を優先する運転時には、下側の可動板で前記前面パネルの下側からの吸い込み空気流入量が低減され、上部側の可動板で吸い込み空気が上記集塵機に案内されるので、集塵効率を一層増大させることが出来る。
第7の発明は、特に、第1または第2の発明の可動板を、前面パネルの上部と吸い込み口との間、およびファンと熱交換器が最も近接する部分の通風抵抗を増大させる位置にそれぞれ配し、空気調和運転時に、前記上部の可動板を吸い込み口への空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記上部の可動板を吸い込み空気を前記集塵機に案内する位置に保持するようにしたもので、空気調和運転時には空気が抵抗無く吸い込み口に流入し、十分な熱交換空気が得られ、また、空気清浄運転時には、上部の可動板により、空気が集塵機に効率良く流れ集塵効率が高まると共に、いずれの運転時にもファンと上記熱交換器が最も近接する部分での通風量が減り、その部分で発生する送風騒音を低減させることが出来る。
第8の発明は、室外機と室内機からなり、前記室内機は、前面部に配された吸い込み口と、前記吸込み口の下方に配された吹き出し口と、前記吸込み口を覆う前面パネルと、熱交換器と、前記熱交換器の下流側に配されたファンと、上記吸い込み口と前記熱交換器との間に配置され集塵機能を有する集塵機とを備え、空気調和運転時に前記前面パネルを吸い込み空気の流れを妨げない位置に保持し、前記集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記前面パネルを下側からの吸い込み空気流入量を低減させる位置に保持するもので、通常の空気調和運転時には熱交換空気の風量を十分確保でき、空気清浄機能を優先する運転時には前記前面パネルの下側からの吸い込み空気流入量が低減するので、その分上方に配した集塵機への吸い込み空気流入量が増大するので集塵効率を増大させることが出来る。
第9の発明は、特に第8の発明の前面パネルと吸い込み口との間に可動板を設け、空気調和運転時に、前記可動板を吸い込み口への空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記可動板を吸い込み空気を前記集塵機に案内する位置に保持するようにしたもので、通常の空気調和運転時には、熱交換空気の風量を十分確保でき、空気清浄機能を優先する運転時には、上記可動板により吸い込み空気が上記集塵機に案内され、しかも前面パネルの下側からの吸い込み空気流入量が低減されるので、前記集塵機への吸い込み空気流入量が増大し集塵効率を増大させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態における空気調和機を図1、2を用いて説明する。
以下、本発明の第1の実施の形態における空気調和機を図1、2を用いて説明する。
図1は、空気調和機の室内機1の断面を模式的に示したものである。
図において、室内機1は、台枠1aと、図示しない駆動装置により前後に移動して吸い込み口9を開閉する前面パネル7から構成されている。
台枠1aには、室外機(図示せず)と冷媒用配管(図示せず)と接続される熱交換器4と、前記熱交換器4の上流側に配され塵埃を捕集する集塵機3と、前記吸い込み口9から外気を取り入れ、集塵機3と、熱交換器4を通過させ、吹き出し口8から空気を吹き出すクロスフロータイプのファン5が取り付けられている。8は、前記吹き出し口8に回動自在に設けられ吹き出し風の向きを可変する風向板である。2a、2bは、前面パネル7の上部と下部に設けられかつ前面パネル7の開閉動作に連動して動作する可動板である。
上記構成による動作、作用は以下の通りである。
図1は、駆動装置により前面パネル7が前方に移動して吸い込み口9を開いて、集塵機3を用いた空気清浄運転が行われている状態を示す図で、上部に設けた可動板2aは、図に示されるように集塵機3に空気を案内する位置に保持され、下方の可動板2bは、下側から吸い込み口9に流入する空気を抑制する位置に保持されているので、集塵機3に上方から空気が優先的に流入し、集塵効率の高い運転ができるものである。図2は、室内機1の運転が停止し、前面パネル7が後方に移動して吸い込み口9を閉じた状態を示すもので、可動板2a、2bは、前面パネル7の閉成方向への移動動作に連動して、最適な位置に回動若しくは移動して保持されるようになっている。これにより、運転停止中には吸い込み口9から塵埃が入る事が無い。
(実施の形態2)
次に本発明の第2の実施の形態における空気調和機を図3、4を用いて説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
次に本発明の第2の実施の形態における空気調和機を図3、4を用いて説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、可動板2aを前面パネル7の上部に設けると共に、室内機1を通常の空気調和用に運転する場合は、図3に示すように、可動板2aを前面パネル7側に沿わせるようにして、吸い込み空気の流れを妨げない位置で保持するようにするもので、吸い込み空気が吸い込み口9より流入して熱交換器4による熱交換空気の風量を十分確保することができる。
又、空気清浄機能を優先させて室内機1を運転する時には、図4に示すように、可動板2aを回動して、吸い込み空気を集塵機3に案内する位置で保持するもので、集塵機3に流入する空気が増加して、集塵効率を増大させることができるものである。
なお、上記実施例では、前後に移動する前面パネル7を用いたが、吸い込み口9から所定の間隔を置いて前方に固着された前面パネル7であっても良い。
(実施の形態3)
次に本発明の第3の実施の形態における空気調和機を図5、6を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
次に本発明の第3の実施の形態における空気調和機を図5、6を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、可動板2bを前面パネル7の下方に設けたもので、通常の空気調和運転時には、図5に示すように可動板2bを吸い込み空気の流れを妨げない位置で保持することで、熱交換器4による熱交換空気の風量を確保できるとともに、空気清浄機能を優先する運転時には、図6に示すように、前面パネル7の下側から流入する吸い込み空気の量を低減させるように、可動板2bを閉じる方向に回動させると、空気のほとんどが上部から流入すると共に集塵機3が空気の流入側に位置しているので、集塵機3への吸い込み空気流入量が増大し、集塵効率を増大させることができる。
(実施の形態4)
次に本発明の第4の実施の形態における空気調和機を図7を用いて説明する。なお、上
記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
次に本発明の第4の実施の形態における空気調和機を図7を用いて説明する。なお、上
記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、ファン5と熱交換器4が最も近接するA部の通風抵抗を、図7に示すように可動板2cにより増大させるもので、その部分を通過する吸い込み空気流量は低下し、風が狭い部分を通過する際に発生する送風騒音を低減させることが出来る。
(実施の形態5)
次に本発明の第5の実施の形態における空気調和機を図8、9を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
次に本発明の第5の実施の形態における空気調和機を図8、9を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
上記実施の形態では、吸い込み口9への空気の流れを可動板で制御したが、本実施の形態では、それを前面パネル7で行うもので、具体的には、通常の空気調和運転時には、図8に示すように、前面パネル7を略水平に前方に移動させ、空気が上下左右方向より流れが妨げられないように流入するようにする。そうすることで、熱交換空気の風量を十分確保することができる。
そして、空気清浄機能を優先する運転時には、前面パネル7の下端を吸い込み口9側に寄せて、下側から流入する空気量を低減するもので、それにより集塵機3が配置されている上方から流入する空気量が増大し、集塵機3による塵埃の集塵効率を増大させることができるものである。
(実施の形態6)
次に本発明の第6の実施の形態における空気調和機を図10、11を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
次に本発明の第6の実施の形態における空気調和機を図10、11を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
可動板2a、2bを前面パネル7の上下に設け、通常の空気調和運転時には、図10に示すように、可動板2a、2bを吸い込み空気の流れを妨げない位置で保持するもので、これにより熱交換器3による熱交換空気の風量を確保することができる。
そして、空気清浄機能を優先する運転時には、図11に示すように、可動板2aを吸い込み空気を集塵機3に案内する位置で保持すると共に、下側の可動板2bで下方からの空気流入を抑えるもので、集塵機3による集塵効率を増大させることが出来る。
(実施の形態7)
次に本発明の第7の実施の形態における空気調和機を図12、13を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
次に本発明の第7の実施の形態における空気調和機を図12、13を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、上記第2の実施の形態と第4の実施の形態を合体させたようなものである。すなわち、前面パネル8の上部に可動板2aを設け、さらにファン5と熱交換器4が最も近接するA部に対向する位置に可動板2cを設けたもので、A部の通風抵抗が可動板2cにより増大するので、ここを通過する吸い込み空気流量が低下し、送風騒音を低減させることができる。さらに通常の空気調和運転時には、図12に示すように可動板2aが吸い込み空気の流れを妨げない位置で保持されるので熱交換空気の風量を十分確保できる。また、空気清浄機能を優先する運転時には可動板2aは吸い込み空気を集塵機3に案内する位置で保持されるので集塵効率を増大させることが出来る。
(実施の形態8)
次に本発明の第8の実施の形態における空気調和機を図14、15を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
次に本発明の第8の実施の形態における空気調和機を図14、15を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、前面パネル7の上方に可動板2aを配し、通常の空気調和運転時には、前面パネル7を前方に移動させると共に、可動板2aは吸い込み空気の流れを妨げない位置で保持するもので、それにより熱交換空気の風量を十分確保することができる。
次に空気清浄機能を優先する運転時には、図15に示すように可動板2aを吸い込み空気を集塵機3に案内する位置で保持するとともに、前面パネル7の下端を吸い込み口9側に寄せて下側からの吸い込み空気流入量を低減させるもので、集塵機3への吸い込み空気流入量を増大させるので集塵効率を増大させることが出来る。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、通常の空気調和運転並びに集塵機を使用した空気清浄運転時の集塵効率が高く、また送風騒音が低いので、空気清浄機など吸い込み口とその吸い込み口から空気を取り入れファンを備えた各種機器に広く適用する事ができるものである。
1 室内機
2a、2b、2c 可動板
3 集塵機
4 熱交換器
5 ファン
7 前面パネル
8 吹き出し口
9 吸い込み口
2a、2b、2c 可動板
3 集塵機
4 熱交換器
5 ファン
7 前面パネル
8 吹き出し口
9 吸い込み口
Claims (9)
- 室外機と室内機からなり、前記室内機は、前面部に配された吸い込み口と、前記吸込み口の下方に配された吹き出し口と、前記吸込み口を覆う前面パネルと、熱交換器と、前記熱交換器の下流側に配されたファンと、上記吸い込み口と前記熱交換器との間に配置され集塵機能を有する集塵機とを備え、前記前面パネルと前記吸い込み口との間に吸い込み風の流れを可変する可動板を具備したことを特徴とする空気調和機。
- 前面パネルは、少なくとも空気調和運転時に前方に移動して前記吸込み口を開放し、運転停止時には後方に移動して吸込み口を閉成するとともに、前記前面パネルの移動動作に連動して可動板を動作させることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
- 空気調和運転時に、可動板を吸い込み口への空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記可動板を吸い込み空気を前記集塵機に案内する位置に保持するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機。
- 空気調和運転時に可動板を吸い込み空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記可動板を前記前面パネルの下側からの吸い込み空気流入量を低減させるような位置に保持することを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機。
- 可動板をファンと熱交換器が最も近接する部分の通風抵抗を増大させるように配置した請求項1又は2記載の空気調和機。
- 前面パネルの上部、下部のそれぞれと熱交換器との間に可動板を配し、空気調和運転には、両可動板を吸い込み口への空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時に、前記下部側の可動板を前記前面パネルの下側からの吸い込み空気流入量を低減させる位置に、また前記上部側の可動板を集塵機に空気を案内する位置にそれぞれ保持することを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機。
- 可動板を、前面パネルの上部と吸い込み口との間、およびファンと熱交換器が最も近接する部分の通風抵抗を増大させる位置にそれぞれ配し、空気調和運転時に、前記上部の可動板を吸い込み口への空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記上部の可動板を吸い込み空気を前記集塵機に案内する位置に保持するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機。
- 室外機と室内機からなり、前記室内機は、前面部に配された吸い込み口と、前記吸込み口の下方に配された吹き出し口と、前記吸込み口を覆う前面パネルと、熱交換器と、前記熱交換器の下流側に配されたファンと、上記吸い込み口と前記熱交換器との間に配置され集塵機能を有する集塵機とを備え、空気調和運転時に前記前面パネルを吸い込み空気の流れを妨げない位置に保持し、前記集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記前面パネルを下側からの吸い込み空気流入量を低減させる位置に保持することを特徴とする空気調和機。
- 前面パネルと吸い込み口との間に可動板を設け、空気調和運転時に、前記可動板を吸い込み口への空気の流れを妨げない位置に保持し、集塵機による空気清浄機能を優先する運転時には、前記可動板を吸い込み空気を前記集塵機に案内する位置に保持するようにしたことを特徴とする請求項8記載の空気調和機。
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