JP2010190533A - 空気調和機の室内機及びそのための熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】外形円筒形状の送風機の周囲を取り囲むように配置される熱交換器の熱交換効率を改善し、消費電力の少ない空気調和機のための室内機を提供する。
【解決手段】熱交換器の熱交換板は、前面側熱交換板と後面側交換板とを上部で組み合わせて略「Λ」状に構成されており、そして、筐体の上面部の開口部に取り付けられたフィルターは、当該略「Λ」状に構成された前面側及び後面側熱交換板の上部を覆うように配置されており、かつ、前面側及び後面側熱交換板と熱交換パイプとから構成された熱交換器は、その空気通風抵抗が、少なくとも前面側熱交換板から略「Λ」状に構成された熱交換板上部の組み合わせ領域に渡って略均一になるように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、室外の空気との間で熱交換することにより室内の空気を調和する空気調和機に関し、特に、熱交換効率の高い空気調和機の室内機、及び、そのための熱交換器の構造に関するものである。
空気調和機は、室内空気を、熱交換器を介して加熱、冷却、除湿などを行って室内に吹き出すことにより、室内の空気を調和する。そのため、一般的に、熱交換器の吸い込み側には、空気中の塵埃を除去するためのフィルターが取り付けられ、もって、熱交換器に塵埃が付着してその熱交換性能が低下することから防止すると共に、室内の空気を清浄に保ち、もって、居住者が快適に過ごせるようにしている。
ところで、近年においては、特に、エコロジー運動の高まりにより、発電に伴って排出される二酸化炭素(CO)の削減を図るため、消費電力の少ない空気調和機が求められており、そのため、空気調和機の室内機における熱交換器の熱交換効率(同体積の熱交換器における熱交換能力の比)を更に高めることが求められている。そこで、例えば、以下の特許文献1によれば、熱交換器において十分な熱交換面積を確保するため、予め一体に構成された熱交換器を、任意に折り曲げて略「Λ」形状となるように形成し、もって、熱交換効率を向上するものが既に知られている。
また、以下の特許文献2によれば、予め一体に構成された熱交換器に「V」字状の切欠を設けて折り曲げ、もって、その上部断面が略「Λ」形状となるように形成して空気調和機の筐体内に収納するものが既に知られている。
加えて、近年においては、空気調和機のメンテナンスを考慮してその快適性を維持するため、室内機の熱交換器の周囲に取り付けられたフィルターに付着した塵埃を自動的に除去する、所謂、お掃除ロボットを内蔵した空気調和機の室内機も、既に、以下の特許文献3により知られている。
特開平6−307665号公報 特許第3261932号公報 特開2008−57865号公報
しかしながら、上述した従来技術では、以下のような課題があった。即ち、上記特許文献1に記載された空気調和機用室内機の熱交換器では、特に、その「Λ」形状の先端の接合部においては、他の部分と比較して空気通流抵抗が小さくなって空気流れが集中してしまい、熱交換器全体の熱交換効率を低下してしまう。なお、これに対応し、当該接合部にテープ等を付着して閉塞し、もって、空気流の集中を解消することも考えられるが、しかしながら、それでは熱交換器全体の熱交換能力が低下してしまう。
また、上記特許文献2に記載された空気調和機用室内機の熱交換器においては、その「Λ」形状の先端の接合部においても空気通流抵抗が小さくならないように「V」字状の切欠を設けて折り曲げてはいるが、しかしながら、実際の製造工程において、かかる「V」字状の切欠を折り曲げる際、やはり、その間に隙間が生じてしまい、そのため、なお熱交換器全体の熱交換効率を低下してしまう恐れがあった。なお、この特許文献2に記載の熱交換器では、かかる問題点を解消するため、熱交換器を内部に収納する空気調和機用室内機の筐体の一部、例えば、そのグリル体を空気流の障害物として利用することにより、当該熱交換器の「Λ」部における空気通流抵抗の均一化を図っている。
加えて、上記特許文献3に記載された空気調和機用室内機の熱交換器においても、上記特許文献2に記載されたものと同様の熱交換器が採用されており、やはり、「V」字状の切欠を折り曲げる際にその間に生じる隙間により、熱交換器全体の熱交換効率を低下してしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、上述した従来技術における問題点に鑑み、外形円筒形状の送風機の周囲を取り囲むように配置される熱交換器の熱交換効率を改善し、もって、熱交換器の熱交換効率を向上することにより、消費電力の少ない空気調和機のための室内機を提供すると共に、そのために改良された熱交換器の構造を提供することを目的とする。加えて、特に、お掃除ロボットを内蔵した空気調和機の室内機にも好適な空気調和機の室内機とその熱交換器を提供することを目的とするものである。
上述した目的を達成するため、本発明によれば、まず、室外機からの冷媒を室内空気と熱交換することにより当該室内の空気を調和する空気調和機の室内機であって、横長の略箱状の外形形状を有すると共に、上面部と正面部の少なくとも何れか一方には、室内空気を吸入するための開口部と、その下面部には、熱交換した室内空気を吹き出すための吹出し口を形成した筐体と、前記筐体の前記上面部と前記正面部の少なくとも何れか一方に取り付けられたフィルターと、前記筐体の内部に回転可能に取り付けられ、外形略筒状の送風機と、前記送風機と前記フィルターとの間に配置され、かつ、複数の熱交換板と、当該複数の熱交換板を貫通して設けられてその内部に前記室外機からの冷媒を通流する熱交換パイプとから構成された熱交換器とを備えており、前記熱交換器の熱交換板は、前面側熱交換板と後面側交換板とを上部で組み合わせて略「Λ」状に構成されており、そして、前記筐体の前記上面部の前記開口部に取り付けられた前記フィルターは、当該略「Λ」状に構成された前面側及び後面側熱交換板の上部を覆うように配置されており、かつ、前記前面側及び前記後面側熱交換板と前記熱交換パイプとから構成された熱交換器は、その空気通風抵抗が、少なくとも前記前面側熱交換板から前記略「Λ」状に構成された熱交換板上部の組み合わせ領域に渡って略均一になるように構成されている空気調和機の室内機が提供される。
また、本発明では、前記に記載した空気調和機の室内機において、前記熱交換板は、前記略「Λ」状に構成された熱交換板の上部において、その送風機方向への幅が、少なくとも前記前面側熱交換板の幅とほぼ同様となるように形成され、かつ、当該熱交換板の上部における前記熱交換パイプの配置数も、前記前面側熱交換板と同じとなっていることが好ましく、又は、前記筐体の前記上面部と前記正面部の少なくとも何れか一方に取り付けられたフィルターは、その外表面がほぼ平坦に形成されており、更に、当該フィルターの外側には、その表面上を移動しながら付着物を除去するための手段を設けたことが好ましい。
更に、本発明によれば、やはり上記の目的を達成するため、室外機からの冷媒を室内空気と熱交換することにより当該室内の空気を調和する空気調和機の室内機のための熱交換器であって、室内機の前面側に配置される前面側熱交換板と、
前記前面側熱交換板と上部で組み合わせられ、もって、略「Λ」状の熱交換器を構成する後面側交換板と、前記前面側熱交換板と前記後面側交換板とを貫通して設けられ、その内部に前記室外機からの冷媒を通流する熱交換パイプとから構成され、前記熱交換板は、前記略「Λ」状に構成された熱交換板上部の組み合わせ領域において、空気の通流方向における幅が少なくとも前記前面側熱交換板の幅とほぼ同様となるように形成され、かつ、当該略「Λ」状の熱交換板の上部における前記熱交換パイプの配列数も、前記前面側熱交換板と同じとなっている熱交換器が提供される。
そして、前記に記載した熱交換器において、前記前面側熱交換板と前記後面側交換板との組み合わせ面には、一方には突出部を形成し、他方には当該突出部に対応した切り欠き部を形成することが好ましい。
上述した本発明になる空気調和機の室内機、及び、そのための熱交換器によれば、送風機の周囲を取り囲むように配置される熱交換器の熱交換効率を改善し、もって、熱交換器の熱交換効率を向上することにより、消費電力の少ない空気調和機のための室内機を提供すると共に、そのために改良された熱交換器の構造を提供することが可能となり、加えて、特に、お掃除ロボットを内蔵した空気調和機の室内機にも好適な空気調和機の室内機とその熱交換器を提供することが可能となる。
本発明の一実施例の空気調和機の全体構成を示す全体斜視図である。 本発明の一実施例の空気調和機の室内機の内部構造を示す縦断面図である。 本発明の一実施例の空気調和機の室内機における熱交換器の上部接合構造を詳細に示す図である。 本発明の他の一実施例の空気調和機の熱交換器の構造を示す図である。 本発明の一実施例の清掃装置の構成を示す図である。 本発明の一実施例の掃除ロボットを内蔵した空気調和機における熱交換器の上部接合構造を詳細に示す展開斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、空気調和機の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。この図からも明らかなように、空気調和機1は、空調を行う室内に配置される室内機2と、屋外に配置される室外機6とから構成されており、これら両者の間を、その内部に冷媒が通流する接続配管8(電気配線も含む)で繋ぎ、もって、冷媒により室内と室外の熱とを熱交換することにより空気調和する。
室内機2は、一般に、樹脂を横長の略箱状の外形形状に成型加工した筐体21を備え、そして、図2にも示すように、その内部中央には熱交換器33を置き、この熱交換器33の下には、当該熱交換器33と幅が略等しい長さの貫流ファンからなる送風機311を配置している。また、筐体21の内部の背面(後面)側には、露受皿35等を取り付け、これら筐体21を構成する化粧枠23(図1を参照)で覆い、更に、この化粧枠23の前面には前面パネル25を取り付けている。なお、この化粧枠23の上方には、室内空気を吸い込む吸込み口27が、そして、その下方には、熱交換により温湿度が調和された空気を吹き出す吹き出し口29がそれぞれ設けられている。そして、送風機311から吹き出された空気流を、やはり送風機311の長さに略等しい幅を持つ吹き出し口29に流し、当該吹き出し口29途中に配した図示しない左右風向板で気流の左右方向を偏向し、更に、吹き出し口29に配した回動可能な上下風向板291で気流の上下方向を偏向し、室内に吹き出す。
上述した熱交換器33は、例えば、薄いアルミニウム製の板を複数枚重ねて取り付けたフィン(熱交換板)と、これらフィンにあけられた穴に挿入された銅製の冷媒管(熱交換パイプ)とにより形成されている。なお、フィンとフィンとの間には微小な隙間が形成され、その間を室内の空気流が通風することで、上記室外機6から冷媒管(熱交換パイプ)の内部を流れる冷媒と空気との間で、熱交換が行われる。そして、この熱交換器33を通過する空気流の下流に、上記の送風用の送風(貫流)機311が設けられている。即ち、この送風機311が回転することにより、室内の空気が室内機2に設けられた吸込み口27から、熱交換器33、送風機311を通って、吹き出し口29から吹き出される。
また、筐体21には、上記送風機311に加え、上面フィルター231、正面フィルター231’が取り付けられる。そして、これらの基本的な内部構造体は、化粧枠23を取り付けることにより室内機2内に内包される。また、前面パネル25の下部には、空気調和機1の運転状況を表示する表示部397と、当該空気調和機1とは個別に設けられ、その運転を制御するためのリモコン5からの赤外線の操作信号を受ける受光部396とが配置されている。また、上記化粧枠23には、可動パネル251が、下部に設けた回動軸を支点として駆動モータにより回動可能に取り付けられ、空気調和機1の運転時には、前面側空気吸込部230’を開くように構成されている。これにより、室内空気は、運転時には、上述した上方の吸込み口27だけではなく、前面側空気吸込部230’からも吸引される。なお、空気調和機1の停止時には、前面側空気吸込部230’は閉じられる。
続いて、以上にその全体構成を説明した空気調和機1において、その室内機2を構成する熱交換器33の詳細について、以下、図3を参照しながら説明する。なお、この図3は、上記図2に示した熱交換器33を取り出し、特に、その上部の詳細を示す側面断面図である。
この熱交換器33は、上述したように、複数枚の薄いアルミニウム板からなるフィン(熱交換板)と、これらフィンにあけられた穴に挿入された銅製の冷媒管(熱交換パイプ)334とにより構成されている。そして、特に、本発明では、上記送風(貫流)機311の外周に沿うように(即ち、できるだけ送風機311に向かって流れる空気流に直交するように)湾曲して形成された前面側熱交換板331と、略直線状に形成された後面側熱交換板332とを、それぞれ、個別に製造し、そして、これら前面側熱交換板331と後面側熱交換板332とを、その上部における接合面「C」で当接して組み立て、もって、略「Λ」の外形形状に製造されている。なお、この図において、符号333は、それぞれ、前面側熱交換板331を構成するフィンと、後面側熱交換板332を構成するフィンとに、その熱交換効率を更に高めるため、例えば、プレス加工により、所謂、ブリッジ状に形成した切り起こし部を示している。
そして、図3からも明らかなように、上述した外形略「Λ」状に形成された熱交換板、即ち、「Λ」状に接合された前面側熱交換板331と後面側熱交換板332によれば、図に矢印で示す空気流に対し、「Λ」状の熱交換器33の上部の幅(即ち、空気がフィン間を流れる距離)を、前面側熱交換板331の幅に近づけ、更には、後面側熱交換板332(特に、その上部)に近づける(ほぼ均一にする)ことが可能となり、更には、空気流の流路における冷媒管(熱交換パイプ)334の配置状態(配列数)をも、前面側熱交換板331、更には、後面側熱交換板332(特に、その上部)に近づける(ほぼ均一にする)ことが可能になる(本例では、図の上方から見た場合、前面側熱交換板331や後面側熱交換板332と同様、熱交換パイプ334の配置数は3となっている)。
このように、上述した前面側熱交換板331と後面側熱交換板332とを「Λ」状に接合した熱交換器33の構成によれば、その全体に亘って、その位置に依存することなく、当該熱交換器33を流れる空気の通風抵抗を略均一にすることができ(但し、図2にも明らかなように、後面側熱交換板332では、露受皿35等の存在を理由に、熱交換パイプ334の配置数は2となっている)、もって、熱交換器33の熱交換効率を更に向上し、もって、消費電力の少ない空気調和機1を実現することが可能となる。
なお、上記の実施例では、前面側熱交換板331と後面側熱交換板332とは、平面状(即ち、図3の断面では直線)である接合面「C」において互いに当接して接合されているものとして説明した。しかしながら、かかる構成では、実際の製造工程において接合する場合、その間に僅かな隙間が生じてしまい、局所的に通風抵抗の小さな部分が生じてしまう。そこで、かかる空気流路が形成しないようにする必要があり、製造設備に高い精度が要求され、その製造価格を上昇してしまう恐れも考えられる。そこで、かかる課題を解消するための変形例について、以下に、図4を参照しながら説明する。
この図4も、上記図3と同様、上記図2に示した熱交換器33を取り出し、特に、その上部の詳細を示す側面断面図であり、この図からも明らかなように、この変形例では、前面側熱交換板331と後面側交換板332との組み合わせ面「C」には、一方には突出部を形成し、他方には当該突出部に対応した切り欠き部を形成したものである。なお、この例では、前面側熱交換板331側には突出部335を、後面側交換板332側には切り欠き部336を設けている。
かかる変形例の構成によれば、前面側熱交換板331と後面側熱交換板332との組み合わせ面「C」に僅かな隙間が生じても、組み合わせ面「C」とは高さの異なる当該突出部335と切り欠き部336とにより、空気流路が遮断されることとなる。そのため、上述した局所的に通風抵抗の小さな部分が生じてしまうことはなく、即ち、前面側熱交換板331と後面側熱交換板332とを、簡単な工程で、外形略「Λ」状に組み立てることによっても、確実に、その位置に依存することなく、その全体に亘って、空気の通風抵抗を略均一にした熱交換器33を得ることが可能となる。
即ち、上述した本発明の実施例、更には、その変形例になる熱交換器33を備えた空気調和機1の室内機2によれば、熱交換器33の熱交換効率を向上することにより、消費電力の少ない空気調和機のための室内機を提供すると共に、そのために改良された熱交換器の構造を提供することが可能となる。
加えて、以上に詳述した熱交換器33を備えた空気調和機1の室内機2は、特に、所謂、お掃除ロボットを内蔵した空気調和機1の室内機2としても好適であり、以下に、図5及び図6を参照しながら、その説明を行う。
まず、図5(a)は室内機2の清掃装置(所謂、お掃除ロボット)400を示す斜視図であり、図5(b)は、かかる清掃装置400の清掃機能を実現するための主な構成要素である、集塵容器と掃除用刷毛を示す斜視図である。また、図6は、熱交換器33の上部の、特に、上面側空気吸込み部230の近傍の状態を示す展開斜視図を示しており、但し、この図では、上面側空気吸込み部230のみを示している。
図5(a)にも示すように、室内機2の熱交換器33の上流側には、上面側空気吸込み部230及び前面側空気吸込み部230’が形成されている。より具体的には、熱交換器33の上流には、上面側空気吸込み部230が略水平に、そして、前面側空気吸込み部230’が略垂直に形成されており、かつ、これらの吸込み部には、それぞれ、平面状の上面フィルター231、正面フィルター231’が取り付けられ、互いに直交する二面を構成している。
そこで、上記の清掃装置400は、これら直交する二面に沿って、やはり直交するように設けた掃除用刷毛267、267’を、断面略「L」字状の案内枠234に沿って水平方向に、移動用モータ242により推進軸243上に移動することによって、上面フィルター231、正面フィルター231’の表面に付着した塵埃を掃き取り、その後、これらの掃除用刷毛267、267’を案内枠234の側方(図の左端)に配置された集塵容器281まで移動する。なお、図中の符号262、262’は、上記した掃除用刷毛267、267’の支持枠であり、また、符号235、235’は、上記案内枠234が、その上面側後部と前面側下部に、それぞれ備えた、案内用レールである。
一方、上記集塵容器281には、除去ブラシ271、271’を備えたブラシホルダーが、その開口面281a、281a’に連通して、固定されている。即ち、上面フィルター231、正面フィルター231’の表面に付着した塵埃は、掃除用刷毛267、267’により掃き取られ、その後、集塵容器281内に集められる(図5(b)を参照)。なお、その他の詳細については、上記の特許文献3(特開2008−57865号公報)に記載されており、当該公報を参照されたい。
ところで、上述した清掃装置400を備えた室内機2の内部において、熱交換器33の上部、特に、略「Λ」状に形成された部分の上流側では、上面側空気吸込み部230及び前面側空気吸込み部230’が形成されており、図6にも示すように、これらの吸込み部230、230’には、それぞれ、格子状の枠232、案内枠234が係着されると共に、更にその上面には、それぞれ、上面フィルター231、正面フィルター231’が取り付けられている。そして、これらの上面フィルター231、正面フィルター231’のうち、特に、筐体21の上面部の開口部(上面側空気吸込み部230)に取り付けられた上面フィルター231は、上記「Λ」状に構成された熱交換器33の上部を、より具体的には、その前面側熱交換板331及び後面側熱交換板332の上部を広く覆うように配置されている。
このように、上述したお掃除ロボット(清掃装置400)を備えた室内機2では、筐体21の上面部の開口部に設けられた上面フィルター231は、「Λ」状の熱交換器33の上部を広く覆うように配置されている。そのため、上述したように、この「Λ」形状の先端の接合部において空気通流抵抗が小さくなってしまうと、熱交換器33全体の熱交換効率を低下してしまう。なお、これに対応し、上記特許文献1のように、当該接合部にテープ等を付着して閉塞し、もって空気流の集中を解消することも考えられるが、しかしながら、それでは熱交換器全体の熱交換能力が低下してしまう。更に、上述した特許文献2に記載のように、筐体の一部、例えば、そのグリル体を空気流の障害物として利用する(具体的には、当該グリル体を、「Λ」状の熱交換器33の上部を覆うように、上面フィルター231の上面に形成する)ことによれば、当該グリル体が上記清掃装置400の除去ブラシ271、271’の移動を妨害してしまうなどの問題点がある。
これに対し、以上に説明した本発明の熱交換器33を備えた空気調和機1の室内機2では、上述したように、当該熱交換器33は、その空気通風抵抗が、前面側熱交換板331から後面側熱交換板332の一部、即ち、上記略「Λ」状に構成された熱交換板上部の組み合わせ領域に亘って、略均一になるように構成されていることから、上述した従来技術のように、空気流の一部に障害物などを形成することなく、送風機311の周囲を取り囲むように配置されるだけでよく、もって、熱交換器33の熱交換効率を改善し、熱交換器33の熱交換能力を向上することが可能になる。即ち、このことによれば、消費電力の少ない空気調和機1のための室内機2を提供することとなると共に、その熱交換器33は、特に、お掃除ロボットを内蔵した空気調和機1の室内機2に好適な構造であることが分かる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された空気調和機の室内機及びそのための熱交換器の実施例に限定されるものではなく、他の空気調和機の室内機及びそのための熱交換器にも適用できることはいうまでもない。
1:空気調和機、 2:室内機、 6:室外機、 21:筐体、 27:吸込み口、 29:吹き出し口、 33:熱交換器、 230:上面側空気吸込み部、 230’:前面側空気吸込み部、 231:上面フィルター、 231’:正面フィルター、 267、267’:掃除用刷毛、 271、271’:除去ブラシ、 281:集塵容器、 311:送風機、 331:前面側熱交換板、 332:後面側熱交換板、 333:切り起こし部、 334:熱交換パイプ、 335:突出部、 336:切り欠き部、 400:清掃装置。

Claims (5)

  1. 室外機からの冷媒を室内空気と熱交換することにより当該室内の空気を調和する空気調和機の室内機であって、
    横長の略箱状の外形形状を有すると共に、上面部と正面部の少なくとも何れか一方には、室内空気を吸入するための開口部と、その下面部には、熱交換した室内空気を吹き出すための吹き出し口を形成した筐体と、
    前記筐体の前記上面部と前記正面部の少なくとも何れか一方に取り付けられたフィルターと、
    前記筐体の内部に回転可能に取り付けられ、外形略筒状の送風機と、
    前記送風機と前記フィルターとの間に配置され、かつ、複数の熱交換板と、当該複数の熱交換板を貫通して設けられてその内部に前記室外機からの冷媒を通流する熱交換パイプとから構成された熱交換器とを備えており、
    前記熱交換器の熱交換板は、前面側熱交換板と後面側交換板とを上部で組み合わせて略「Λ」状に構成されており、そして、
    前記筐体の前記上面部の前記開口部に取り付けられた前記フィルターは、当該略「Λ」状に構成された前記前面側及び後面側熱交換板の上部を覆うように配置されており、かつ、
    前記前面側及び前記後面側熱交換板と前記熱交換パイプとから構成された前記熱交換器は、その空気通風抵抗が、少なくとも前記前面側熱交換板から前記略「Λ」状に構成された熱交換板上部の組み合わせ領域に渡って略均一になるように構成されていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 請求項1に記載した空気調和機の室内機において、
    前記熱交換板は、前記略「Λ」状に構成された熱交換板の上部において、その前記送風機方向への幅が、少なくとも前記前面側熱交換板の幅とほぼ同様となるように形成され、かつ、当該熱交換板の上部における前記熱交換パイプの配置数も、前記前面側熱交換板と同じとなっていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  3. 請求項1に記載した空気調和機の室内機において、前記筐体の前記上面部と前記正面部の少なくとも何れか一方に取り付けられたフィルターは、その外表面がほぼ平坦に形成されており、更に、当該フィルターの外側には、その表面上を移動しながら付着物を除去するための手段を設けたことを特徴とする空気調和機の室内機。
  4. 室外機からの冷媒を室内空気と熱交換することにより当該室内の空気を調和する空気調和機の室内機のための熱交換器であって、
    室内機の前面側に配置される前面側熱交換板と、
    前記前面側熱交換板と上部で組み合わせられ、もって、略「Λ」状の熱交換器を構成する後面側交換板と、
    前記前面側熱交換板と前記後面側交換板とを貫通して設けられ、その内部に前記室外機からの冷媒を通流する熱交換パイプとから構成され、
    前記熱交換板は、前記略「Λ」状に構成された熱交換板上部の組み合わせ領域において、空気の通流方向における幅が少なくとも前記前面側熱交換板の幅とほぼ同様となるように形成され、かつ、
    当該略「Λ」状の熱交換板の上部における前記熱交換パイプの配列数も、前記前面側熱交換板と同じとなっていることを特徴とする熱交換器。
  5. 請求項4に記載した熱交換器において、前記前面側熱交換板と前記後面側交換板との組み合わせ面には、一方には突出部を形成し、他方には当該突出部に対応した切り欠き部を形成したことを特徴とする熱交換器。
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