JPH0413042A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、熱交換された冷温風を偏向する左右偏向羽根
を備えた空気調和機に関するものである。

従来の技術 一般に従来の空気調和機は、第５図および第６図に示さ
れているような構造になっていた。

すなわち同図において、１は室内機本体で、吸い込み口
２が前面に、吹き出し口３が前面下部から底面にかけて
形成されている。４は、前記室内機本体１内に形成され
た通風路で、前記吸い込み口２と吹き出し口３に連通し
、その内部には熱交換器５および送風ファン６、スタビ
ライザー７が配設されている。８は上下偏向羽根で、軸
などを介して上下方向に回動可能なように吹き出し口３
に固定され、９は複数枚の羽根が連接棒で連結されて左
右方向に回動する、左右２群の左右偏向羽根である。

以上のように構成された空気調和機について、以下その
動作について説明する。送風ファン６により吸い込み口
２から吸い込まれた空気は熱交換器５を通って冷媒と熱
交換され、前記送風ファン６を通り、前記吹き出し口３
に設けられた左右偏向羽ＩＩ９および上下偏向羽根８に
よって室内を快適な環境にするために、流れを左右およ
び上下に曲げられ吹き出される。

例えば、この空気調和機が壁面の左右の略中央に設置さ
れた場合に、部屋を早く暖めたい場合は、第６図のよう
に左右偏向羽根９を正面に向け、上下偏向羽根８は略垂
直に向けて第７図のように集中気流で温風を下方に吹き
出す。また、気流を直接人体に吹き付けたくないときは
、第８図のように２群の左右偏向羽根９をそれぞれ外側
に回動させ、分散気流で温風を吹き出す。

あるいは、この空気調和機が第９図のように左端に設置
されたときは、室内の温度分布を均一にするために、第
１０図のように右側の左右偏向羽根９は外側に、左側の
左右偏向羽根９は内側にそれぞれ回動させ、２群とも右
側に向けて集中気流で吹き出す。

以上のような各場合において、左右偏向羽根９の回動角
度は、回転軸に設けられたストンパー（図示せず）など
によって外側方向への回転角度θ０の方が内側への角度
θｌよりも大きく　（θＯ〉θｌ）なるように規制され
、気流が広角度に分散するようになっていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、暖房時に左右偏向
羽根９を２群とも大きく外側に向けると、流れに対する
抵抗が象徴に増加し、吹き出し風量が減少するので温風
が床面まで届かなくなり、室内の温度分布が悪化し快適
性が損なわれる。さらに、上下偏向羽根８を下方に向け
、左右偏向羽根９を大きく外側に向けると、第１１図の
ように吹き出し温風は室内機本体１の側面近傍を通り、
ショートサーキットをおこすというＲ題を有していた。

本発明はこのようなｉｏを解決するもので、分散気流で
吹き出しても温度分布が均一で、ショートサーキットを
おこさない空気調和機を提供するものである。

課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するために本発明の空気調和機は、通風
路の出口側に形成された吹き出し口に、熱交換器により
熱交換された空気の風向を上下に偏向する上下偏向羽根
と、複数枚の羽根を連接棒で連結し、風向を左右に偏向
可能なように回動する。左右２群の左右偏向羽根を備え
、前記２群の左右偏向羽根をそれぞれ、内側への回転角
度よりも外側への回転角度が小さくなるようにストンパ
ーなどで規制したものである。

作用 本発明は上記した構成により、暖房時に左右偏向羽根を
必要以上に大きく外側に向けて風量を減少させたり、シ
ョートサーキットをおこすこともないので、分散気流で
吹き出しても温度分布が均一で、快適性を向上させるこ
とができるとともに、部屋の端に設置しても温風を集中
気流で吹き出すので、温度分布を均一にできる。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。

第１図、第２図において、１は室内機本体で、前面に吸
い込み口２が、前面下部から底面にかけて吹き出し口３
が形成されている。前記吸い込み口２と吹き出し口３に
連通ずる通風路４の内部には、熱交換器５および送風フ
ァン６、スタビライザー７が配設されている。８は上下
偏向羽根で、軸などを介して上下方向に回動可能なよう
に吹き出し口３に固定されている。９は複数枚の羽根が
連接棒で連結されて左右方向に回動する、左右２群の左
右偏向羽根であり、前記２群の左右偏向羽根９はそれぞ
れ、内側への回転角度θｌよりも外側への回転角度θ０
が小さく（θ０〈θｉ）なるように回転軸に設けたスト
ンパー（図示せず）により規制されている。

上記構成においで、送風ファン６により吸い込み口２か
ら吸い込まれた空気は熱交換器５を通って冷媒と熱交換
され、前記送風ファン６を通り、前記吹き出し口３に設
けられた左右偏向羽ｆｌｉ９および上下偏向羽根８によ
って室内を快適な環境にするために、流れを左右および
上下に曲げられ吹き出される。

例えば、この空気調和機が壁面の左右の略中夫に設置さ
れた場合に、部屋を早く暖めたいときは、第２図のよう
に左右偏向羽根９を正面に向ける。

このとき、左右偏向羽根９の流れに対する抵抗は最小と
なり、最も多くの風量を吹き出すことができる。上下偏
向羽根８は略垂直に向け、温風を床面に到達させて温度
分布が均一になるよう集中気流で温風を下方に吹き出す
。

また、気流を直接人体に吹き付けたくないときは、第３
図のように２群の左右偏向羽根９をそれぞれ最も外側に
回動させ、分散気流で人体を避け、温風を吹き出す。こ
のとき、左右偏向羽根９を２群とも外側に向けると、流
れに対する抵抗が急激に増加し、吹き出し風量が減少す
るので温風が床面まで届かなくなり、室内の温度分布が
悪化し快適性が損なわれるうえに、上下偏向羽根８を下
方に向けると、吹き出し温風は室内機本体１の側面近傍
を逼り、ショートサーキットをおこすため室温の上昇が
遅くなる恐れがあるが、左右偏向羽根９の外側回転角度
θＯを必要最小限にストッパーで規制しているため、風
量の減少は少なく、温風は床面まで到達し、ショートサ
ーキットもおこさない。

あるいは、この空気調和機が部屋の左端に設置されたと
きは、室内の温度分布を均一にするために、第４図のよ
うに右側の左右偏向羽１９は最も外側に、左側の左右偏
向羽根９は最も内側にそれぞれ回動さセ、２群とも右側
に向けるが、回転軸に設けられたストッパーによって外
側方向への回転角度θ０の方が内側への角度θ１よりも
小さくナル（θｏくθｉ）ように規制されているので、
気流が集中して吹き出されるので、広がりのある気流で
吹き出した場合よりも室内の温度分布が均一になる。

発明の効果 以上のように本発明の空気調和機は、前記２群の左右偏
向羽根をそれぞれ、内側への回転角度よりも外側への回
転角度が小さくなるようにストッパーなどで規制してい
るので、暖房時に左右偏向羽根を必要以上に大きく外側
に向けて風量を減少させたり、ショートサーキットをお
こすこともないので、人体を避は分散気流で吹き出して
も温度分布が均一で、快適性を向上させることができる
とともに、部屋の端に設置しても温風を集中気流で吹き
出すので、温度分布を均一にできる空気調和機となるの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における左右偏向羽根を具備
した空気調和機の断面図、第２図は同空気調和機の２群
の左右偏向羽根を正面に向けたときの拡大正面図、第３
図は同空気調和機の２群の左右偏向羽根をそれぞれ最も
外側に向けたときの拡大正面図、第４図は同空気調和機
の２群の左右偏向羽根をそれぞれ最も右側に向けたとき
の拡大正面図、第５図は従来例を示す空気調和機の断面
図、第６図は同空気調和機の２群の左右偏向羽根を正面
に向けたときの拡大正面図、第７図は同空気調和機の壁
面中央設置時の集中吹き出しの斜視図、第８図は同空気
調和機の２群の左右偏向羽根をそれぞれ最も外信に向け
たときの拡大正面図、第９図は同空気調和機の壁面左端
設置時の集中吹き出しの斜視図、第１０図は同空気調和
機の２群の左右偏向羽根をそれぞれ最も右側番こ向けた
ときの拡大正面図、第１１図は同空気調和機の壁面中央
設置時の分散吹き出しの斜視図である。 ２・・・・・・吸い込み口、３・旧・・吹き出し口、４
・・目・・通風路、５・・・・・・熱交換器、６・・・
・・・送風ファン、８・・・・・・上下偏向羽根、９・
・・・・・左右偏向羽根、θｉ・・・・・・内側回転角
度、θ０・・・・・・外側回転角度。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名第 図 国 麩　み 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 吸い込み口と、吹き出し口と、前記吸い込み口と前記吹
   き出し口とを結ぶ通風路と、前記通風路内の熱交換器と
   送風ファンとからなり、前記吹き出し口に前記熱交換器
   により熱交換された空気の風向を上下に偏向する上下偏
   向羽根と、複数枚の羽根を連接棒で連結し風向を左右に
   偏向可能に回動する左右２群の左右偏向羽根を備え、前
   記２群の左右偏向羽根をそれぞれ内側への回転角度より
   も外側への回転角度を小さくした空気調和機。