JP2013053796A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】横方向に遠くまで気流を届けることができる空気調和機を提供すること。
【解決手段】吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根を制御して空調運転を行う空気調和機であって、風向変更羽根は、吹出口から吹き出される空気の向きを左右に変更する左右風向変更羽根を有し、左右風向変更羽根は、吹出口の正面方向から見て右側に位置し複数の羽根で構成される右羽根14bと、左側に位置し複数の羽根で構成される左羽根14aとを備え、吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、左羽根14aおよび右羽根14bのうち、吹出口から吹き出される空気の向きと逆側に位置する羽根は、吹出口から吹き出される空気の向きと同じ側に位置する羽根よりも吹出口の正面方向に対する角度が大きくなるように傾斜されるようにした。
【選択図】図12

Description

本発明は、室内機に、吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根を設け、風向変更羽根を制御して空調運転を行う空気調和機に関し、特に左右方向への空気の吹き出し機能に関する。
従来の空気調和機には、室内機の吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根が設けられており、風向変更羽根は、吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根と、吹出口から吹き出される空気の向きを左右に変更する左右風向変更羽根とで構成されている。
左右風向変更羽根は、通常複数枚の羽根で構成され、空気調和機の停止時には左右風向変更羽根は上下風向変更羽根等で覆われて室内機本体内に収容されており、空気調和機の運転時には、室内機を制御するリモコン(遠隔操作装置)により所望の角度に傾斜させて吹出口から吹き出される風を左右に変更している(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−148358号公報
一般的な家庭において空気調和機の設置場所はリビングが多いが、リビングを上から見たときの形状は細長い略長方形(ワイドリビング)である場合が多く、かつ空気調和機はリビングの隅部付近に設置されることがある。このような場合、風を部屋全体に行き渡らせるためには、横方向に遠くまで気流を届ける必要がある。しかしながら、上述のような構成の空気調和機では、吹出口の正面方向の風速に比して、左右方向の風速の低下が大きいため、横方向に十分に気流を届けることができない。
したがって、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、横方向に遠くまで気流を届けることができる空気調和機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根を制御して空調運転を行う空気調和機であって、前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左右に変更する左右風向変更羽根を有し、前記左右風向変更羽根は、前記吹出口の正面方向から見て右側に位置し複数の羽根で構成される右羽根と、左側に位置し複数の羽根で構成される左羽根とを備え、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、前記左羽根および前記右羽根のうち、前記吹出口から吹き出される空気の向きと逆側に位置する羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きと同じ側に位置する羽根よりも前記吹出口の正面方向に対する角度が大きくなるように傾斜されるものとしている。
本発明の空気調和機は、吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、左羽根および右羽根のうち吹出口から吹き出される空気の向きと逆側に位置する羽根を、吹出口から吹き出される空気の向きと同じ側に位置する羽根よりも吹出口の正面方向に対する角度が大きくなるように傾斜させることにより、吹出口から吹き出される空気の向きと同じ側に位置する羽根からの気流を吹出口から吹き出される空気の向きと逆側に位置する羽根からの気流により押さえ込むようにして横方向へ気流を案内して、左右方向に遠くまで届けることができる。
本発明に係る空気調和機を構成する室内機の奥行き方向の縦断面図 図1の室内機の概略図 図2の線III-IIIに沿った断面図 図2の線IV-IVに沿った断面図 吹出口の両側壁が下流側に向かって拡開している場合の図2の線III-IIIに沿った断面図 吹出口の両側壁が下流側に向かって拡開している場合の図2の線IV-IVに沿った断面図 空気調和機停止時の上下羽根の拡大図 空気調和機運転時に吹き出し風を左右に変更したときの上下羽根の拡大図 空気調和機運転時における上下羽根の端部付近の拡大斜視図 図1の線X-Xに沿った断面模式図 左右羽根の断面模式図 空気調和機運転時に吹き出し風を右に変更したときの室内機の断面図 複数の直線部と複数の円弧形状を組み合わせた左右の側壁の拡大図 図13の側壁を有する室内機の正面図 一つの円弧形状で側壁を形成した場合の室内機の正面図 一つの直線形状で側壁を形成した場合の室内機の正面図
第1の発明は、吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根を制御して空調運転を行う空気調和機であって、前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左右に変更する左右風向変更羽根を有し、前記左右風向変更羽根は、前記吹出口の正面方向から見て右側に位置し複数の羽根で構成される右羽根と、左側に位置し複数の羽根で構成される左羽根とを備え、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、前記左羽根および前記右羽根のうち、前記吹出口から吹き出される空気の向きと逆側に位置する羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きと同じ側に位置する羽根よりも前記吹出口の正面方向に対する角度が大きくなるように傾斜される。
この構成によれば、吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、左羽根および右羽根のうち吹出口から吹き出される空気の向きと逆側に位置する羽根を、吹出口から吹き出される空気の向きと同じ側に位置する羽根よりも吹出口の正面方向に対する角度が大きくなるように傾斜させるので、吹出口から吹き出される空気の向きと同じ側に位置する羽根からの気流を吹出口から吹き出される空気の向きと逆側に位置する羽根からの気流により押さえ込むようにして横方向へ気流を案内して、左右方向に遠くまで届けることができる。
第2の発明は、第1の発明の空気調和機において、前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根は、前記吹出口の正面方向から見て上側に位置する上羽根と下側に位置する下羽根とを備え、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、前記上羽根は前記吹出口の正面方向を遮る位置に駆動される。
この構成によれば、吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、上羽根を傾斜させて吹出口の正面方向を遮ることにより、吹出口の正面方向へ流れようとする気流を押さえ込んで左右方向へ向けることができ、左右方向への流れを形成し、左右方向に遠くまで気流を届けることができる。
第3の発明は、第2の発明の空気調和機において、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、前記上羽根および前記下羽根は、先端側の間隔が後端側よりも小さくなるように駆動される。
この構成によれば、吹出口の正面方向へ流れようとする気流を押さえ込んで左右方向へ向けることができ、左右方向への曲げ効果を向上させ、左右方向に遠くまで気流を届けることができる。
第4の発明は、第2又は第3の発明の空気調和機において、前記上羽根若しくは前記下羽根の左右端部付近に、気流を左右方向へ案内する案内板を備えるようにしたので、案内板によって気流を左右方向へ変更させることにより、左右方向に遠くまで気流を届けることができる。
第5の発明は、第2から第4のいずれか1つの発明の空気調和機において、前記上羽根若しくは前記下羽根の傾きにおいて、暖房運転時の傾きよりも冷房運転時の傾きの方が上側となるようにしたので、空気の特性を利用した空調を行うことができる。
第6の発明は、第1から第5のいずれか1つの発明の空気調和機において、前記左羽根若しくは前記右羽根が左側若しくは右側へ駆動したときに、前記左羽根若しくは前記右羽根を構成する複数の羽根のうち隣り合う羽根同士が吹出口の正面方向から見て重なるように配置されるので、吹出口の正面方向が左右風向変更羽根によって遮られることにより、吹出口の正面方向へ流れようとする気流を左右方向へ向けることができ、左右方向への曲げ効果を向上させ、左右方向に遠くまで気流を届けることができる。
第7の発明は、第1から第6のいずれか1つの発明の空気調和機において、前記吹出口の左右の側壁の形状を、吹き出される気流の上流から下流に向かって外側に広がる形状とした。
この構成によれば、吹出口から吹き出される空気と吹出口の左右の側壁との衝突を抑制して、エネルギーのロスが軽減されるため、左右方向への風力を増加させることができ、左右方向に遠くまで気流を届けることができる。
第8の発明は、第1から第7のいずれか1つの発明の空気調和機において、前記吹出口から室内へ風を送風するファンを備え、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左側若しくは右側に設定した場合の前記ファンの回転数は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを正面に設定した場合の前記ファンの回転数よりも大きくなるように制御される。
この構成によれば、吹出口から吹き出される空気の向きを正面に設定した場合よりも空気が抵抗を受けやすい左右方向の設定のときにファンの回転数を大きくするように制御することにより、抵抗による風力損失を相殺して運転モードによる風量の差を軽減し、利用者の快適性を向上させることができる。
第9の発明は、第1から第8のいずれか1つの発明の空気調和機において、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左側若しくは右側に設定した場合、前記吹出口から吹き出される空気の向きを正面に設定した場合に比して、冷房運転時には温度を低く、暖房運転時には温度が高くなるように温度補正を行うようにしたので、運転モードによる温度差を抑制して温度の均衡を図り、利用者の快適性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
一般家庭で使用される空気調和機は、通常冷媒配管で互いに接続された室外機と室内機とで構成されており、図1は本発明に係る空気調和機の室内機を示している。
室内機は、本体2と、本体2の前面開口部2aを開閉自在の可動前面パネル(以下、単に前面パネルという。)4を有しており、空気調和機停止時は、前面パネル4は本体2に密着して前面開口部2aを閉じているのに対し、空気調和機運転時は、前面パネル4は本体2から離反する方向に移動して前面開口部2aを開放する。なお、図1は前面パネル4が前面開口部2aを閉じた状態を示している。
また、本体2の内部には、熱交換器6と、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気を熱交換器6で熱交換して室内に吹き出すためのファン8と、熱交換した空気を室内に吹き出す吹出口10を開閉するとともに空気の吹き出し方向を上下に変更する上下風向変更羽根(以下、単に「上下羽根」という。)12と、空気の吹き出し方向を左右に変更する左右風向変更羽根(以下、単に「左右羽根」という。)14とを備えており、前面開口部2a及び上面開口部2bと熱交換器6との間には、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ16が設けられている。
上下羽根12は、吹出口10を開閉する下羽根18と、下羽根18の上方に設けられ下羽根18と協働して吹出口10から吹き出された空気の吹き出し方向を制御する上羽根20とで構成されている。また、下羽根18は駆動軸22に連結される一方、上羽根20は駆動軸24に連結され、各駆動軸22,24は駆動モータ等の駆動源(図示せず)に連結されている。
図10−図12に示されるように、左右羽根14は、室内機の正面から見て左側に位置する一組の左羽根14aと、右側に位置する一組の右羽根14bとで構成され、一組の羽根14aあるいは14bは複数枚(例えば、4枚)の羽根で構成されている。また、各組の羽根14a,14bはそれぞれ別々の駆動源(例えば、駆動モータ)26に連結され、駆動源26により独立して制御される。
空気調和機が運転を開始すると、上下羽根12は開制御されて吹出口10を開放し、ファン8が駆動されることで、室内空気は前面開口部2a及び上面開口部2bを介して室内機の内部に取り入れられる。取り入れられた室内空気は熱交換器6で熱交換を行い、ファン8を通過して、ファン8の下流側に形成された通風路28を通過し吹出口10より吹き出される。
また、吹出口10からの空気の吹き出し方向は、上下羽根12及び左右羽根14により制御され、上下羽根12の上下方向の角度及び左右羽根14の左右方向の角度は、室内機を制御するリモコン(遠隔操作装置)により制御される。
さらに、吹出口10の上流側に位置する通風路28は、ファン8の下流側に位置する通風路28の後部壁であるリアガイダ30と、ファンの下流側に位置しリアガイダ30に対向する通風路28の前部壁であるスタビライザ32と、本体2の両側壁34(図3参照)とで形成されている。
なお、上述した用語「スタビライザ」は、ファン8の下流近傍に位置し、ファン8の前部付近に発生する渦を安定化させるスタビライザと、このスタビライザの下流側に位置しファン8により搬送される空気の圧力回復を担うディフューザの前部壁部分に分けることもできるが、本願明細書では、これらを総称して「スタビライザ」という。
また、前面パネル4は可動式として説明したが、固定式のものであってもよい。
<上下羽根12の形状>
ここで、上下羽根12(下羽根18および上羽根20)の形状について簡単に説明する。
図2は図1に示される室内機の概略図を示しており、図3は図2の線III-IIIに沿った断面図で、図4は図2の線IV-IVに沿った断面図である。
図3は、下羽根18が吹出口10を開放したときに上羽根20を室内機の前方から見た図で、空気調和機停止時には上羽根20は、前方から見て略T字状の形状を呈している。
すなわち、上羽根20の横幅は一定ではなく、駆動軸24に連結され本体2の両側壁34の間(吹出口10)に位置する幅狭部20aと、空気調和機停止時に幅狭部20aの上方に位置し吹出口10の上方の本体2を覆う幅広部20bとを備えている。幅狭部20aの横幅(左右方向の長さ)は、吹出口10の横幅より僅かに短く設定され、幅広部20bの横幅は、吹出口10の横幅より長く設定されている。
同様に、下羽根18の横幅も一定ではなく、駆動軸22に連結され本体2の両側壁34の間(吹出口10)に位置する幅狭部18aと、空気調和機停止時に吹出口10を覆う幅広部18bとを備えている。幅狭部18aの横幅(左右方向の長さ)は、吹出口10の横幅より僅かに短く設定され、幅広部18bの横幅は、吹出口10の横幅より長く設定されている。
なお、図1及び図3においては、空気調和機停止時に下羽根18で吹出口10のすべてを覆うように形状設定しているが、必ずしも吹出口10のすべてを覆う必要はなく、吹出口10の一部を覆うように形状設定することもできる。
また、上羽根20および下羽根18の形状を略T字状としたが、これに限定されることはなく、左右方向にできるだけ大きく羽根形状を伸ばしたいために、本体2の両側壁34に回転軸を持ち、さらに本体2の外郭両端まで延伸する幅広部18bを有していればよい。
ここで、空気調和機停止時に、吹出口10を下羽根18で覆い、吹出口10の上方の本体2を上羽根20で覆った状態における下羽根18及び上羽根20の前面を「デザイン面」と定義すると、空気調和機の運転時に上下羽根12が開いた状態では、デザイン面より前方に突出する下羽根18及び上羽根20の部位(幅広部18b,20b)の幅がデザイン面より内側の部位(幅狭部18a,20a)の幅より拡大されていることになる。
このように設定することで、吹出口10の内側では、吹き出し風が、上下羽根12(下羽根18と上羽根20)と左右の側壁34に挟まれ、上下左右に漏れることなく変更されて、吹出口10より吹き出される一方、吹出口10の外側では、左右に変更された吹き出し風が吹出口10の左右の端部よりもさらに左右に吹き出されても、吹出口10の左右の側壁34よりも外側に延長された上下羽根12により拡散することなく、上下及び左右の変更方向を維持することができる。
吹き出し風の上下の変更方向を維持する効果は、上下羽根12の横幅が長いほど大きいが、室内機のデザイン等を考慮して、幅広部18b,20bの横幅は本体2の横幅に略等しく設定するのが好ましい。
特に暖房時においては、室内機の内部で暖められた空気は吹出口10から上方に浮き上がろうとするが、この動きは上羽根20により制御され、さらに上羽根20の横幅を拡大したことで、暖気の上方への漏れが防止される。
なお、図3及び図4は、上下羽根12の駆動軸22,24が取り付けられる吹出口10の左右の側壁34が互いに略平行な場合を示しているが、図5及び図6に示されるように、吹出口10の左右の側壁34が下流側に向かって直線的あるいは曲線的に拡開するようにディフューザが形成されている場合、側壁34のディフューザと上下羽根12の左右の端部との間の隙間が下流側に向かって広がらないように、下羽根18の幅狭部18a及び上羽根20の幅狭部20aの横幅が下流側に向かって徐々に長くなるように形状設定される。
このように形状設定することで、左右羽根14で左右に変更された吹き出し風が側壁34のディフューザに沿って左右に吹き出される際に、上下羽根12と側壁34との隙間からの上方あるいは下方への漏れが低減し、上下あるいは左右の変更性能を向上させることができる。
また、図1に示されるように、空気調和機の停止時には、下羽根18と上羽根20の奥行き方向の一部が重なり合うように、下羽根18と上羽根20の奥行き方向の長さを長くすることで上方及び下方の変更性能を向上させることができる。
図7は空気調和機停止時の上下羽根12の拡大図で、図7に示されるように、上羽根20の幅狭部20aの外面には、下羽根18の対向部(先端部)の形状と相補形状の凹部20cが形成されており、空気調和機停止時には、上羽根20の凹部20cに下羽根18の対向部が近接配置されることで、重なり部分に段差がなくなり(デザイン面が面一)、空気調和機停止時の室内機の外観が向上する。
図8は空気調和機運転時に吹き出し風を左右に変更したときの上下羽根12の拡大図である。図8に示されるように、上羽根20は吹出口10の正面方向を遮る位置に駆動される。したがって、吹出口10の正面方向へ流れようとする気流が上羽根20によって押さえ込まれ、結果的に左右方向への流れが形成される。
さらに、水平面に対する上羽根20の角度θが水平面に対する下羽根18の角度θよりも大きくなるように傾斜しているため、上羽根20と下羽根18との間隔は後端側よりも先端側の方が小さくなる。したがって、吹出口10の正面方向へ流れようとする気流はさらに押さえ込まれて左右方向に変更される。
このように、上羽根20および下羽根18を傾斜させることにより、吹き出す風に対する左右方向への曲げ効果を向上させ、左右方向に遠くまで気流を届けることができる。また、このように左右方向に曲げた気流は、部屋の壁面に沿う、所謂「コアンダ効果」の影響で、さらに左右方向への到達距離を伸ばすことができる。
図9は、空気調和機運転時における上下羽根12の端部付近の拡大斜視図である。図9に示されるように、下羽根18はその端部付近に吹き出し風を左右方向へ案内する案内板50を備える。さらに詳述すると、案内板50は通風路28を流れる空気の流れから見て、上流から下流に向かって概ね外側に広がる形状を有し、吹き出し風を左右へ変更することに寄与する。
なお、図9で案内板50の説明をしたが、無論、案内板50が無い場合であっても、上羽根20および下羽根18による押さえ込みによって左右方向への到達距離が、通常の到達距離よりも伸ばすことができるのは言うまでもない。
また、下羽根18が案内板50を備えるものとして説明したが、上羽根20が同様の案内板50を備えても良く、あるいは上下羽根12の両方がそれぞれ異なる案内板50を備えても良い。さらに、案内板50の形状として、外側に広がる形状以外に吹き出し風を左右に変更させる他の形状を採用することもできる。
<左右羽根14の形状>
図10は図1の線X-Xに沿った断面模式図であり、図11は左右羽根14を最大限に左方向および右方向へ駆動した時の模式図である。さらに、図12は、空気調和機運転時に吹き出し風を右に変更したときの、図10および図11と同様の室内機の断面図である。
本実施の形態において、左右羽根14を駆動することによって、リアガイダ30とスタビライザ32で挟まれた通風路28を通過する吹き出し風の風向は変更されるが、左右羽根14の長手方向の長さを出来るだけ長くすることによって、左右方向への気流の曲げ効果を向上させている。
図11には左羽根14aを最大限左方向に駆動させ、右羽根14bを最大限右方向に駆動させた図を示しているが、それぞれ隣り合う羽根がラップするように構成されている。より具体的には、図11の状態を正面方向から左右羽根14を見たときに、隣り合う羽根の一つの羽根の前縁が、他の羽根の後縁を覆っている。すなわち、最大限右方向もしくは左方向に駆動させたときには、ファン8から吹き出す風は、左羽根14aもしくは右羽根14bと衝突することになり、必ず左方向または右方向へ気流が曲げられることになる。
また、図11は最大限左側へ駆動した状態の左羽根14aおよび最大限右側へ駆動した状態の右羽根14bの状態を示しているが、左羽根14aまたは右羽根14bが正面方向(図10の状態)を向いている状態から徐々に左方向または右方向へ駆動させていき、左方向側へ最大限駆動させるまで、または右方向側へ最大限駆動させるまでに、左羽根14aまたは右羽根14bの隣り合う羽根同士がラップした状態となるように構成されている。
具体的には、図12に示されるように、左羽根14aの中の1つの羽根52とその隣にある羽根54を吹出口10の正面方向から見たときに、羽根54の左側部分において羽根52によって覆われる領域Rが発生している。すなわち、左羽根14aは、隣り合う羽根同士が吹出口10の正面方向から見て重なるように配置される。このように、左右羽根14を最も傾斜させたときに吹出口10の正面方向が左右羽根14によって遮られるように、左右羽根14の大きさを設定することにより、吹出口10の正面方向へ流れようとする気流を左右に変更して、左右方向に遠くまで気流を届けることができる。
以上のように、左羽根14aまたは右羽根14bの可動範囲内において、左羽根14aおよび右羽根14bの隣り合う羽根同士がラップする(すなわち、隣り合う羽根の一つの羽根の後縁を、他の羽根の前縁で覆う)構成とすることによって、左右方向への気流の曲げ効果を向上させている。
なお、図11では左羽根14aが左方向、右羽根14bが右方向へ駆動した状態を例にとって説明したが、左羽根14aを右方向、右羽根14bを左方向へ駆動した場合であっても、図11と同じように隣り合う羽根同士がラップする構成となるのは言うまでもない。
また、図1に示されるように、上羽根20の揺動支点(駆動軸24)側の端縁部はスタビライザ32の下流側端縁部Aに近接配置され、下羽根18の揺動支点(駆動軸22)側の端縁部はリアガイダ30の下流側端縁部Cに近接配置されており、2枚の上下羽根12(上羽根20と下羽根18)が開いたときに、その上流側の端縁部に左右羽根14の下流側の端部を近接させた状態で挟み込むことにより、リアガイダ30とスタビライザ32で挟まれた通風路28を通過する吹き出し風をもれなく2枚の上下羽根12の間を通過させることができ、吹き出し風の左右変更状態を維持したまま、下向きに変更させることができる。
また、図12に示されるように、吹き出し風を右に変更した場合には、左側の一組の羽根14aが、右側の一組の羽根14bよりも正面方向に対する角度が大きくなるように傾斜される。すなわち、吹出口10の正面方向に対する左羽根14aの角度θが吹出口10の正面方向に対する右羽根14bの角度θよりも大きくなるように傾斜される。このような配置によれば、左羽根14aを通過した気流が右羽根14bを通過した気流を押さえ込むことにより気流を右方向へ案内するため、右方向への気流の変更が促進される。
また、吹出口10から開放空間に吹き出し風が吹き出される際、吹出口10から吹き出された風は壁面に沿って流れるから、コアンダ効果が得られ、右方向に遠くまで気流を届けることができる。
なお、吹き出し風を左に変更する場合には、左右羽根14を、図12の配置関係と左右方向に逆になるようにそれぞれ傾斜させることにより、同様に、左方向への気流の押さえ込み効果およびコアンダ効果を得ることができる。
また、左右羽根14による左右方向への気流の押さえ込み効果と、前述した上下羽根12による上下方向の気流の遮りおよびそれに伴う左右方向への変更効果とを組合せることにより、相乗的に左右方向へ気流を変更し、左右方向に遠くまで気流を届けることができる。
以上のように、本実施の形態においては、左右羽根14の形状を決定するに際し、左右羽根14の奥行き方向の長さをできるだけ長くし、周囲の部材(リアガイダ30、スタビライザ32等)と干渉しないだけの最小クリアランスを確保している。
また、本実施の形態においては左右羽根14が図10のように正面方向に向いた状態であっても上下羽根12を閉じることができるが、より左右羽根14を長くするために左右羽根14が正面を向いたときに先端部がデザイン面より前方に突出するように構成してもよい。このように構成することによって、さらに左右羽根14の長手方向の長さを大きくすることができ、左右方向への気流の曲げ効果を向上させることができる。
しかしながらこのような左右羽根14の構成の場合、空気調和機の運転停止時に上下羽根12を閉じると、上下羽根12は左右羽根14と干渉する。
そこで、空気調和機の運転停止時には、図11の場合と同様に、羽根14aを左側に傾斜させると同時に、羽根14bを右側に傾斜させた後(二組の羽根14a,14bの先端部が開くように傾斜させた後)、吹出口10を上下羽根12で閉じるように制御することで、上下羽根12と左右羽根14の干渉を回避させることができる。
すなわち、空気調和機の運転時は、上下羽根12が開いた状態で、通風路28内の流れ方向に長い左右羽根14は、上下羽根12と干渉することなく吹き出し風の左右変更を自由に行うことができるばかりでなく、左右の風向変更性能を向上させることができ、空気調和機の停止時には、左右羽根14を傾斜させた後、吹出口10を上下羽根12で閉じるように制御することで、左右羽根14を本体2内に収納することができる。
なお、上記実施の形態においては、空気調和機の停止時に、左側の一組の羽根14aを左側に傾斜させ、右側の一組の羽根14bを右側に傾斜させるようにしたが、二組の羽根14a、14bを同じ方向に傾斜させるようにしてもよい。
<吹出口10の側壁形状>
ここでいう「吹出口10の側壁形状」とは、吹出口10の左右の側壁34を正面から見た場合の形状のことである。
左右の側壁34は、通風路28内において、吹出口10に向かって外側方向に広がる断面形状を有し、その断面形状は、図13に示されるように、吹出口10に向かって複数の直線部36,40と複数の円弧形状38,42を組み合わせたものとなっている。
図13を参照しながらさらに詳述すると、左右の側壁34の各々は、ファン8の直ぐ下流側に形成されファン8の回転中心軸に略直交する直線部36と、外側に広がるように直線部36の下流側に形成され直線部36とつながる円弧部38と、外側に広がるように円弧部38の下流側に形成され円弧部38とつながる直線部40と、外側に広がるように直線部40の下流側に形成され直線部40とつながる円弧部42とを有し、円弧部42は、本体2の前面下部の直線部46とつながっている。
図15に示されるように、略平面形状の左右羽根14と対向する側壁34を一つの円弧形状とした場合、側壁34と最外側の左右羽根14との間の通風路28aに局部的な狭窄部44が生じ、通風路28aの幅が、上流側から狭窄部44に向かって徐々に狭くなり、さらに狭窄部44から下流側に向かって徐々に広くなることから、通風抵抗および側壁との衝突によるエネルギーロスが大きくなる。
これに対し、図13及び図14の形状は、ファン8から吹き出された風が左右に傾斜した左右羽根14と側壁34の直線部40の間の閉鎖空間を通過する際、左右羽根14と側壁34との間の通風路28aが局部的に狭まることがないため、左右羽根14と側壁34との間で左右に変更された吹き出し風の通風抵抗および側壁との衝突によるエネルギーロスを低減することができる。
さらに、図16に示されるように、左右羽根14と対向する側壁34を一つの直線形状とした場合、吹出口10から開放空間に吹き出し風が吹き出される際、吹出口10から吹き出された風は壁面から剥離することになり、コアンダ効果は少し弱くなる。
これに対し、図13及び図14の形状の場合、直線部40の下流側の吹出口10から開放空間に吹き出し風が吹き出される際、側壁34から本体2の前面の左右端部に至るまで吹き出し風が壁面から剥離することなく左右真横に吹き出されるため、左右の壁際方向に沿った気流を生成することができ、コアンダ効果を高めることができる。
したがって、左右の側壁34を流れる吹き出し風は、通風路28a内でその流れが弱まることがなく、さらに、吹出口10から吹き出された後も、その流れの強さを維持したまま左右により大きく変更されて吹き出すことになる。
また、図13に示されるように、直線部40の上流側に外側に広がる円弧部38を設けることで、ファン8から前方に吹き出された風が外側に広がる側壁34の直線部40に沿う方向へ誘導され、左右羽根14と側壁34の直線部40との間への流れがよりスムーズになるばかりでなく、下流側の円弧部42の終端が本体2前面の直線部46と略接するように形状設定することで、吹き出し風の流れが本体2前面により沿って流れるようになる。
なお、ここでいう「略接する」とは、円弧部42の曲率中心から直線部46までの距離が、円弧部42の曲率半径に等しいか、あるいは、円弧部42の曲率半径より僅かに小さいことを意味している。
さらに、吹出口10から開放空間に吹き出される流れは、側壁34から剥離しやすいが、下流側の円弧部42の曲率半径(例えば、R45)を上流側の円弧部38の曲率半径(例えば、R10)よりも大きく設定すると、コアンダ効果が向上し、吹出口10から開放空間に吹き出される流れは、側壁34から剥離しにくくなる。
加えて、左右羽根14を最も傾斜させた場合、左右羽根14と直線部40の間の通風路28aは下流側に向かって多少狭まるように形状設定されており、下流側に向かって狭まることで増速した吹き出し風の流れがコアンダ効果により円弧部42と直線部46に付着し、さらに本体2前面に沿って流れることになる。
図14−図16では、左羽根14aおよび右羽根14bが左に傾斜される場合について説明したが、右に傾斜される場合についても同様のことが言える。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、冷房運転時と暖房運転時において、上羽根20および下羽根18の制御を変更しても良い。例えば、上羽根20若しくは下羽根18を、暖房運転時に比べて冷房運転時の方が上方向に傾斜するように制御することも可能である。通常、冷たい空気は比重が重いため下へ行きやすく、暖かい空気は比重が軽いため上へ行きやすいため、このような制御によって、空気の特性を利用した空調を行うことができる。
また、吹き出し風を左右に変更した場合のファン8の回転数が、正面方向に設定した場合の回転数より大きくなるように制御しても良い。すなわち、吹き出し風を左右に変更した場合には、羽根との衝突などにより吹き出し風のエネルギーが奪われて風力が落ちやすいことから、あらかじめファン8の回転数を大きく設定しておくことにより、風力の不均衡を防止するというものである。このように、抵抗による風力損失を相殺して運転モードによる風量の差を軽減し、利用者の快適性を向上させることができる。
また、吹き出し風を左右に変更した場合に、温度補正を行うようにしても良い。すなわち、吹き出し風を左右に変更した場合には、風力が落ちやすく、温度調整効果が弱まる可能性があるため、正面方向に設定した場合に比して、冷房運転時には温度を低く、暖房運転時には温度が高くなるようにあらかじめ温度補正を行うことにより、温度調整の不均衡を防止するというものである。このように、運転モードによる温度の差を抑制し、利用者の快適性を向上させることができる。
また、本実施の形態に記載の風向制御は、左右羽根14と上下羽根12とで気流を押さえ込んで右方向もしくは左方向への気流の到達距離を伸ばすものであるので、ユーザーがリモコンで最も左方向または最も右方向への風向を設定した時にのみ、上羽根20が吹出口10の正面方向を遮る位置に駆動され、上下羽根12で気流を押さえ込むような制御にしてもよいが、本実施の形態における右方向もしくは左方向とは、最も左方向、最も右方向に限定するものではなく、正面から右寄りもしくは左寄りを右方向、左方向としている。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明に係る空気調和機は、吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに気流を押さえ込んで左右方向に遠くまで届けることができるので、一般家庭の特にワイドリビングで使用される空気調和機を含む様々な空気調和機として有用である。
2 室内機本体、 2a 前面開口部、 2b 上面開口部、 4 前面パネル、
6 室内熱交換器、 8 室内ファン、 10 吹出口、 12 上下風向変更羽根、
14 左右風向変更羽根、 14a 左側の羽根、 14b 右側の羽根、
16 フィルタ、 18 下羽根、 18a 幅狭部、 18b 幅広部、
20 上羽根、 20a 幅狭部、 20b 幅広部、 20c 凹部、
22 駆動軸、 24 駆動軸、 26 駆動源、 28,28a 通風路、
30 リアガイダ、 32 スタビライザ、 34 側壁、 36 直線部、
38 円弧部、 40 直線部、 42 円弧部、 44 狭窄部、 46 直線部
50 案内板、 52 羽根 54 羽根。

Claims (9)

  1. 吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根を制御して空調運転を行う空気調和機であって、
    前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左右に変更する左右風向変更羽根を有し、前記左右風向変更羽根は、前記吹出口の正面方向から見て右側に位置し複数の羽根で構成される右羽根と、左側に位置し複数の羽根で構成される左羽根とを備え、
    前記吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、前記左羽根および前記右羽根のうち、前記吹出口から吹き出される空気の向きと逆側に位置する羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きと同じ側に位置する羽根よりも前記吹出口の正面方向に対する角度が大きくなるように傾斜される、空気調和機。
  2. 前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根は、前記吹出口の正面方向から見て上側に位置する上羽根と下側に位置する下羽根とを備え、
    前記吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、前記上羽根は前記吹出口の正面方向を遮る位置に駆動される、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記吹出口から吹き出される空気の向きを左若しくは右に設定したときに、前記上羽根および前記下羽根は、先端側の間隔が後端側よりも小さくなるように駆動される、請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記上羽根若しくは前記下羽根の左右端部付近に、気流を左右方向へ案内する案内板を備える、請求項2又は3に記載の空気調和機。
  5. 前記上羽根若しくは前記下羽根の傾きにおいて、暖房運転時の傾きよりも冷房運転時の傾きの方が上側となる、請求項2から4のいずれか1つに記載の空気調和機。
  6. 前記左羽根若しくは前記右羽根が左側若しくは右側へ駆動したときに、前記左羽根若しくは前記右羽根を構成する複数の羽根のうち隣り合う羽根同士が吹出口の正面方向から見て重なるように配置される、請求項1から5のいずれか1つに記載の空気調和機。
  7. 前記吹出口の左右の側壁の形状を、吹き出される気流の上流から下流に向かって外側に広がる形状とした、請求項1から6のいずれか1つに記載の空気調和機。
  8. 前記吹出口から室内へ風を送風するファンを備え、前記吹出口から吹き出される空気の向きを左側若しくは右側に設定した場合の前記ファンの回転数は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを正面に設定した場合の前記ファンの回転数よりも大きくなるように制御される、請求項1から7のいずれか1つに記載の空気調和機。
  9. 前記吹出口から吹き出される空気の向きを左側若しくは右側に設定した場合、前記吹出口から吹き出される空気の向きを正面に設定した場合に比して、冷房運転時には温度を低く、暖房運転時には温度が高くなるように温度補正を行う、請求項1から8のいずれか1つに記載の空気調和機。
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