JP3235948B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JP3235948B2
JP3235948B2 JP16996495A JP16996495A JP3235948B2 JP 3235948 B2 JP3235948 B2 JP 3235948B2 JP 16996495 A JP16996495 A JP 16996495A JP 16996495 A JP16996495 A JP 16996495A JP 3235948 B2 JP3235948 B2 JP 3235948B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、逆V字状に
形成される熱交換器を備えた空気調和機の室内ユニット
に係り、特に、上記熱交換器から滴下するドレン水の処
理構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に用いられる空気調和機は、被空
調室に配置される室内ユニットと、屋外に配置される室
外ユニットからなり、これらユニット相互を冷媒管およ
び電気配線で接続してなる。
【0003】ユーザ側からは、これらユニットに対する
小形化と、据付スペース低減の要望が大であり、各メー
カにおいては、このような条件を満足しつつ、熱交換能
力の増大を図らなければならない。
【0004】その解決策の一つとして、たとえば実開平
4−106425号公報に開示されるように、本体と前
面パネルにそれぞれ対向するように逆V字状に形成し
て、前側熱交換器と後側熱交換器とからなる熱交換器を
配置し、この熱交換器の下部に送風機を配置した空気調
和機の室内ユニットがある。
【0005】このような形態の熱交換器であれば、熱交
換面積を充分確保するとともに、熱交換器自体の高さ寸
法を抑制し、それによってユニット本体の高さ寸法の低
減化を得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
逆V字状に形成される熱交換器を備えると、熱交換作用
にともなって前側熱交換器および後側熱交換器にドレン
水が同時に生成される。これらドレン水は、各熱交換器
の下部に配置されるドレンパンに滴下し、集水される。
【0007】ドレン水の処理については何らの問題もな
いが、前パネルと後板に対して、前側熱交換器のドレン
水を受ける前ドレンパンと、後側熱交換器のドレン水を
受ける後ドレンパンは、それぞれ別個に製作され、かつ
組み立てられている。
【0008】そのため、部品点数が多くなって、それぞ
れを製作するのに必要な金型代がコストに悪影響を与え
ており、かつ組み立てた状態で互いの連結部分から熱膨
張などによる騒音(ピシ音)の発生がある。
【0009】後側熱交換器下部の後ドレンパンで集水し
たドレン水を、ここに設けられる複数の排水口から排水
するようになっているが、後ドレンパンの内側は送風機
回転時に負圧になっているので、排水口から熱交換前の
生空気を吸ってしまう。
【0010】その結果、後ドレンパンの外周面に露付き
が生じ易く、これらの露は送風路に滴下して、熱交換空
気とともに被空調室へ吹出されることもあり、快適空調
が損なわれる。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、逆V字状に形成される
熱交換器を備えることを前提として、この熱交換器で生
成されるドレン水を受けて、結露の生成を阻止し快適空
調を確保するとともに、製作および組立ての簡単化を図
り、コストの低減を得られる空気調和機の室内ユニット
を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するた
め、本発明の空気調和機の室内ユニットは、第1の手段
として、吸込み口および吹出し口を備え、前面パネルお
よび後板とから構成されるユニット本体と、このユニッ
ト本体内に配置され、側面視で逆V字状となし、上記ユ
ニット本体の前面側に位置する前側熱交換器および後面
側に位置する後側熱交換器とから構成される熱交換器
と、これら熱交換器に覆われるように配置され、上記吸
込み口から被空調室空気を吸込んで上記熱交換器に流通
させ、ここで熱交換したあと送風路を介して吹出し口か
ら送風するように横流ファンとファンモータが軸方向に
連結してなる送風機とを具備した空気調和機の室内ユニ
ットにおいて、上記ユニット本体を構成する後板は、上
記送風機の横流ファンに対して形成され手前側端部に吹
出し口を開口する送風路と、この送風路の長手方向両側
部に形成され上記送風機の両端部を支持するための送風
機支持部と、両端部がこの送風機支持部と連結され上記
吹出し口を介して上記送風路の手前側に設けられた上記
前側熱交換器の下部に配置される前ドレンパンと、上記
送風路の上部側に沿って設けられた上記後側熱交換器の
下部に配置される後ドレンパンと、上記送風機支持部の
内側に位置し上端部が後ドレンパンと連通し下端部が前
ドレンパンと連通するように前後のドレンパン相互に亘
って架設され、後ドレンパンに集水されたドレン水を前
ドレンパンへ流通案内する連通路を構成する樋部とを全
て一体に形成したことを特徴とする。
【0013】
【0014】第2の手段として、上記前ドレンパンおよ
び後ドレンパンを構成するリブは、互いに同一方向の同
一角度に突出形成されることを特徴とする。第3の手段
として、上記樋部は、上記送風路の側端部に沿って設け
られることを特徴とする。
【0015】第4の手段として、上記後ドレンパンの端
部は下方向に開口する排水口体部となっており、上記樋
部は、その上端部に後ドレンパンの排水口体部から排水
されるドレン水を受ける受け部およびこの受け部に連通
され上記送風機の裏側に位置する垂直部と、この垂直部
下端から送風機の下部側に沿って延出され、上記前ドレ
ンパンに連通する水平部とから構成されることを特徴と
する。
【0016】第5の手段として、上記樋部は、その上部
開口に沿って、上部開口を閉成する蓋具が嵌着されるこ
とを特徴とする。第6の手段として、上記蓋具は、上記
樋部の垂直部を閉成する部分の端部がパイプ部となって
いて、上記後ドレンパンの排水口体部に嵌挿されること
を特徴とする。
【0017】第7の手段として、上記蓋具は、前ドレン
パン側の端部に設けられるヒンジ部を介して、上記送風
機のファンモータを後板に押圧固定するモータ押さえ具
が連結されることを特徴とする。
【0018】第8の手段として、上記蓋具は、前ドレン
パン側の端部に設けられるヒモ部を介して、上記送風機
の軸受け具を有する軸受けベースが連結されることを特
徴とする。
【0019】第9の手段として、上記蓋具は、その上面
が上記送風機を構成する横流ファンの端板にラップする
ラップ部となることを特徴とする。
【0020】以上のような課題を解決するための手段を
備えることにより、送風路内側にドレン水を通すように
したので、後側熱交換器から滴下したドレン水を一旦外
部へ出す孔が不要となり、したがって外部の生空気を吸
込まずにすみ、露付き現象がない。
【0021】さらに、前後ドレンパンなどを一体化する
ことによって、送風機やノーズなどの送風系に対する組
立て精度の向上を得られるとともに、熱膨張などによる
騒音(ピシ音)の発生を阻止する。
【0022】さらに、前後ドレンパンとも、突出方向を
同一方向としたので、これら製作にあたって、金型から
の型抜き方向が一致し、単純な構成の金型ですむ。
【0023】さらに、樋部を送風路の側端部に位置させ
たので、送風性能に及ぼす影響が少ないとともに、送風
機の風によるドレン水への影響が少なくてすむ。
【0024】さらに、後ドレンパンは、その位置の設定
から負圧になっており、排水口体部より後ドレンパンか
らの空気が吸込まれるが、この空気は既に熱交換器で熱
交換されて送風路を導かれる空気であり、露付きの発生
がない。
【0025】さらに、樋部の上部開口を蓋具で閉成する
ので、樋部内への塵埃の侵入を阻止し、塵埃による樋部
内の詰まりが防止される。さらに、樋部の垂直部に対応
する蓋具がパイプ状に形成されるので、蓋具と樋部との
隙間からドレン水が外部へ染み出ることがない。
【0026】さらに、モータ押さえ具は後板から前側に
動くことができ、ファンモータの掃除および交換作業が
容易に行える。そして、蓋具とモータ押さえ具との2部
品が一体で形成され、部品点数の削減とコスト低減を得
る。
【0027】さらに、軸受けベースが自由に動くことが
でき、送風機の交換などのメンテナンスが容易に行え
る。そして、蓋具と軸受けベースとの2部品が一体で形
成され、部品点数の削減とコスト低減を得る。さらに、
蓋具上面が送風機を構成する横流ファンの端板にラップ
するラップ部となることによって、送風性能の低下を確
実に防止できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1に示すように、空気調和機
の室内ユニットが構成される。空気調和機本体であるユ
ニット本体1は、前面パネル2と後述する後板3とから
構成される。上記前面パネル2の前面側にはグリル4が
嵌め込まれた前部吸込み口2aが開口され、上面にはグ
リル5が嵌め込まれた上部吸込口2bが開口される。
【0029】ユニット本体1内には、各吸込口2a,2
bに亘って対向するよう緩やかな円弧状に曲成されるエ
アーフイルタ6と、逆V字状に形成される熱交換器7と
が配置される。
【0030】熱交換器7は、前部吸込み口2aに対向す
る前側熱交換器7Aと、上部吸込み口2bに対向する後
側熱交換器7Bとから構成される。特に、後側熱交換器
7Bの上面に沿って補助熱交換器8が配置されていて、
上部吸込み口2bとの間に介在される。
【0031】この熱交換器7を構成する前側熱交換器7
A下端部は低い位置にあり、この下部には前ドレンパン
9Aが配置される一方、後側熱交換器7B下端部は高い
位置にあり、この下部には後ドレンパン9Bが配置され
る。これら前,後ドレンパン9A,9Bは、上記後板3
に一体に設けられるとともに、図10に示すように、前
ドレンパン9Aを構成するリブ91Aと、後ドレンパン
9Bを構成するリブ91Bとが同一方向に突設されてい
る。なお、同図において90A〜90Eは後板3を射出
成形するための金型である。
【0032】逆V字状に形成される上記熱交換器7の内
部位置、すなわちこの前側熱交換器7Aと後側熱交換器
7Bとの間に配置され、これら熱交換器に覆われるよう
にして室内送風機11が配置される。
【0033】図2にも示すように、上記室内送風機11
は、上記熱交換器7の幅寸法と同一の軸方向寸法の横流
ファン12と、この横流ファン12の一側部側の端板1
2bに回転軸13aを介して連結されるファンモータ1
3および横流ファン12の他側部の端板12cに突設さ
れる支軸12aを枢支する軸受け具14とから構成され
る。
【0034】一方、上記後板3の長手方向の一側部(右
側部)には、第1の送風機支持部15が一体に形成さ
れ、他側部(左側部)には、第2の送風機支持部16が
一体に形成される。
【0035】これら送風機支持部15,16のそれぞれ
内側部は狭い幅寸法で凹陥形成されており、この凹陥部
を右樋部17A,左樋部17Bと呼ぶ。そして、両樋部
17A,17B相互間には、送風路18が形成されてお
り、ここには長手方向に所定の間隔を存して補強用のリ
ブ19…が突設される。
【0036】上記送風路18の手前側端部に沿って、吹
出し口20が開口される。上記前ドレンパン9Aは、こ
の吹出し口20の手前側端部に沿って設けられ、上記後
ドレンパン9Bは、上記送風路18の上部側に沿って設
けられることになる。
【0037】上記左右樋部17A,17Bは、その上端
部が後ドレンパン9Bの両側端部と連通し、その下端部
が前ドレンパン9Aの両側端部と連通している。すなわ
ち、両樋部17A,17Bは、後ドレンパン9Bと前ド
レンパン9Aとを連通する連通路を構成する。
【0038】上記第1の送風機支持部15には、室内送
風機11を構成するファンモータ13が支持され、さら
にこのファンモータ13をモータ押さえ具21が押さえ
て、第1の送風機支持部15に取付け固定するようにな
っている。
【0039】第2の送風機支持部16には、室内送風機
11を構成する軸受け具14が支持固定された軸受けベ
ース22が取付けられる。上記モータ押さえ具21と軸
受けベース22には、それぞれ右蓋具23A,左蓋具2
3Bが一体に連結されている。これら左右蓋具23A,
23Bは各送風機支持部15,16の内側に形成される
上記左右樋部17A,17Bにそれぞれ嵌め込まれ、こ
の上部開口を閉成するようになっている。
【0040】つぎに、上記第1の送風機支持部15にお
けるファンモータ13の支持構造について詳述する。図
3に示すように、送風路18の側端部には、内縁が円弧
状の送風路端板25が立設され、この送風路端板25と
所定の間隔を存して、第1の送風機支持部15を構成す
る当て板26Aが立設されている。
【0041】これら送風路端板25と当て板26Aとの
間の空間部が上記右樋部17Aとなっている。換言すれ
ば、右樋部17Aは送風路端板25と当て板26Aとの
間に凹陥形成され、送風路18の内側端部に沿って、後
板3に一体に形成される。
【0042】図9に示すように、後ドレンパン9Bの側
端部には、下方に開口する排水口体部27が設けられ、
右樋部17Aの上端である受け部28aに連通する。こ
の受け部28aの下方部位は垂直部28bであり、垂直
部28b下端からほぼ水平方向に延出して、その前端部
が上記前ドレンパンに連通する水平部28cとなってい
る。
【0043】組み立てられた状態で、上記室内送風機1
1を構成する横流ファン12に対して、右樋部17Aの
垂直部28bは横流ファン12の裏側に位置し、水平部
28cは横流ファン12の下部側に位置することにな
る。
【0044】再び図3に示すように、上記当て板26A
の端縁は半円状に形成される。この当て板26Aと平行
に受け板26Bが立設されていて、この端縁は当て板端
縁よりもある程度大きな半円状に形成される。
【0045】上記受け板26Bの側部は、大きな曲率半
径の円弧状に形成されていて、ここを支持部28と呼
ぶ。上記右樋部17Aには、右蓋具23Aが嵌着され
る。すなわち、右樋部17Aを構成する受け部28aと
垂直部28bおよび水平部28cはともに、断面がU字
状に形成されて上部が開放されており、この開口を断面
が逆U字状に形成される右蓋具23Aによって閉成され
る。
【0046】右蓋具23Aの、特に、受け部28aと垂
直部28bに対応する端部は、断面矩形状のパイプ部2
9を備えている。そしてこのパイプ部29は、上記後ド
レンパン9Bの排水口体部27に挿嵌される。
【0047】右蓋具23Aの上記パイプ部29と反対側
の端部は、いわゆるP−Pヒンジ部30を介して上記モ
ータ押さえ具21が一体に連結される。上記モータ押さ
え具21は、半円状に形成される押さえ部31と、この
押さえ部31のほぼ中央部に互いに狭小の間隙を存して
一体に突設される押さえ板32a,32bと、右蓋具2
3Aと対向する部位の押さえ部31側縁に沿って外方へ
一体に突設される閉塞板部33とから構成される。
【0048】上記押さえ板32aの内縁は、当て板26
A内縁と同一曲率の半円状に形成され、上記押さえ板3
2b内縁は受け板26B内縁と同一曲率の半円状に形成
される。また、上記押さえ部31は、右蓋具23A内縁
と同一の曲率半径である。
【0049】図4に示すように、右蓋具23Aが右樋部
17Aに嵌め込まれ、この右樋部の上部開口が閉成され
た状態で、右蓋具23A上面は横流ファン12の端板1
2bとラップする。そして、ヒンジ部30を支点として
モータ押さえ具21を後部側に回動変位すると、右蓋具
23A内縁および押さえ部31とで円形部が形成され
る。
【0050】同時に、当て板26Aと一方の押さえ板3
2a、受け板26Bと他方の押さえ板32bのそれぞれ
内縁相互が対向し、所定の直径の円形部が形成され、他
方の押さえ部31と支持部28とで一つの円形部が形成
される。
【0051】図5に示すように、後板3に室内送風機1
1および熱交換器7を配置する。すなわち、先に説明し
たように右樋部17Aに右蓋具23Aを嵌合し、かつヒ
ンジ部30を支点としてモータ押さえ具21を手前側に
回動して第1の送風機支持部15を空ける。
【0052】そして、室内送風機11を構成するファン
モータ13を第1の送風機支持部15に置き、モータ押
さえ具21を回動してファンモータ13の周面に沿わ
せ、固定ねじ35で後板3に取付け固定する。(固定部
分は図9に示す) この状態で、ファンモータ13の周面は、第1の送風機
支持部15の支持部28と、モータ押さえ具21の押さ
え部31とがなす円形部に嵌合される。また、ファンモ
ータ13の一側部に突設される、ここでは図示しないボ
ス部周面は受け板26Bと押さえ板32bのそれぞれ内
縁相互がなす円形部に嵌合される。
【0053】ファンモータ13の軸方向位置は、上記ボ
ス部端面が当て板26Aと押さえ板32aの内縁相互が
なす円形部に当接することにより位置決めされる。ファ
ンモータ13の手前側に突設されるボス部13bは、2
つ割りにされた別の押さえ具36によって支持され、こ
のようにしてファンモータ13は確実に後板3に取付け
固定される。
【0054】後述するようにして、軸受け具14側の取
付けをなしてから、上記熱交換器7を所定位置に配置す
ることにより、同図に示すような組立てが完了する。つ
ぎに、上記第2の送風機支持部16における軸受け具1
4の支持構造について詳述する。
【0055】図6に示すように、送風路18の側端部に
は、内縁が円弧状の送風路端板37が立設され、この送
風路端板37と所定の間隔を存して、第2の送風機支持
部16を構成する受け板38が立設されている。
【0056】これら送風路端板37と受け板38との間
の空間部が上記左樋部17Bとなっている。換言すれ
ば、左樋部17Bは送風路端板37と受け板38との間
に凹陥形成され、送風路18の内側端部に沿って、後板
3に一体に形成される。
【0057】この第2の送風機支持部16側の後ドレン
パン9B側端部は、先に説明した第1の送風機部15と
同様な排水口体部27となっており、左樋部17Bの上
端である受け部28aに連通する。そして、受け部28
aは垂直部28bを介して水平部28cに連通する。し
たがって、組み立てられた状態で、垂直部28bが横流
ファン12の裏側に位置し、水平部28cが横流ファン
12の下部側に位置する。
【0058】上記左樋部17Bの上面開口を閉成する左
蓋具23Bが嵌着される。この左蓋具23Bも先に説明
した第1の送風機部15と同様な形状であるので、同番
号を付して新たな説明は省略する。
【0059】パイプ部29とは反対側の端部は、ヒモ部
39を介して上記軸受けベース22が一体に連結され
る。また軸受けベース22は、リング状の嵌着部40
と、この嵌着部40の周囲に外方へ一体に突設される閉
塞板部41および取付け用孔を備えた複数の取付け片部
42…および複数のねじ孔部43…とから構成される。
【0060】図7に示すように、左蓋具23Bが左樋部
17Bに嵌め込まれ、左樋部の上部開口が閉成された状
態で、左蓋具23B上面は横流ファン12の端板12c
とラップする。そして、ヒモ部39を支点として軸受け
ベース22を受け板38に当接し、閉塞板部41端部を
受け板38上端縁に載置する。この状態で閉塞板部41
に設けられる取付け片部42の取付け用孔が第1の送風
機支持部15側と同様に後板3に形成されたねじ孔部
(図示せず)に対向する。
【0061】図8に示すように、後板3に室内送風機1
1および熱交換器7を配置する。すなわち、先に説明し
たように、左樋部17Bに左蓋具23Bを嵌合した上、
ヒモ部39を支点として軸受けベース22を一旦左蓋具
23Bから外側へ逃がして第2の送風機支持部16を空
ける。
【0062】室内送風機11を構成する軸受け具14を
軸受けベース22の嵌着部40に嵌着させ、この軸受け
ベース22を外側から左蓋具23B側へ移動させて、横
流ファン12の支軸12aを軸受け具14に挿入する。
【0063】そのあと、軸受けベース22を第2の送風
機支持部16に載置することによって、必然的に、取付
け片部42の取付け用孔が第2の送風機支持部16に一
体に設けられるねじ孔部に連通するので、固定ねじで軸
受けベース22を後板3に取付け固定する。
【0064】そして、上記熱交換器7を所定位置に配置
し、この熱交換器端板7cに設けられる取付用孔を軸受
けベース22のねじ孔部43に対向させ、固定ねじ35
で取付固定する。したがって、軸受けベース22は軸受
け具14を支持した状態で後板3に取付け固定されるこ
とになる。
【0065】このようにして構成される室内ユニットで
あり、熱交換器7に対する冷凍サイクル運転をなすとと
もに室内送風機11を駆動して横流ファン12を回転す
ることにより、被空調室内空気が前部吸込口2aと上部
吸込口2bからユニット本体1内に吸込まれ、熱交換器
7を通過して熱交換をなす。熱交換した後の熱交換空気
は、送風路18に案内され吹出口20から被空調室内へ
吹出される。
【0066】なお、モータ押さえ具21と、軸受けベー
ス22にそれぞれ一体に突設される閉塞板部33,41
は、逆V字状に形成される熱交換器7の内側端部に挿入
される。したがって、逆V字状熱交換器7の側端部に形
成される空間を閉塞して、ここから生空気が吸込まれる
ことを阻止する。
【0067】冷房運転時の場合は、熱交換器7にドレン
水が生成して滴下する。前側熱交換器7Aから滴下する
ドレン水は前ドレンパン9Aが受け、後側熱交換器7B
および補助熱交換器8から滴下するドレン水は後ドレン
パン9Bが受ける。
【0068】後ドレンパン9Bが前ドレンパン9Aより
も高位にあるところから、後ドレンパン9Bに集水され
たドレン水は、両側端部に形成される左右樋部17A,
17Bに流通し、前ドレンパン9Aに集水される。そし
て、前ドレンパン9Aから一括して室外へ排水処理され
る。
【0069】このように、ドレン水を導く左右樋部17
A,17Bが熱交換された空気の通る送風路18の内側
に位置するので、冷えたドレン水によって左右樋部17
A,17Bに露が付くことがない。さらに、従来例の構
成のような後ドレンパン9Bに外部排水孔が不要とな
り、したがって外部の生空気を吸込まずにすみ、露付き
現象がない。
【0070】後板3に、前後ドレンパン9A,9Bを一
体に形成することによって、送風機11やノーズなどの
送風系に対する組立て精度の向上を得られるとともに、
連結部がないので、熱膨張などによる騒音(ピシ音)が
発生しない。
【0071】さらに、前ドレンパン9Aを構成するリブ
91Aと後ドレンパン9Bを構成するリブ91Bとが同
一方向に突設されている。このことから図10に示すよ
うに、前ドレンパン9Aと後ドレンパン9Bの型抜き方
向が一致しているので、後板3を射出成形するための金
型90A〜90Eのうち、特に金型90Aは前ドレンパ
ン9A用と後ドレンパン9B用とを別々に構成すること
なく、単一の金型で構成することができる。
【0072】上記左右樋部17A,17Bを送風路18
の側端部に位置させたので、送風性能に及ぼす影響が少
ないとともに、送風機11の風によるドレン水への影響
が少なくてすむ。
【0073】後ドレンパン9Bの空気が排水口体部27
から左右樋部17A,17Bに吸込まれることを阻止で
きないが、この空気は既に熱交換器11で熱交換された
空気であり、したがって露付きの発生がない。
【0074】左右樋部17A,17Bの上面開口は、そ
れぞれ左右蓋具23A,23Bで閉成されることから、
樋部内への塵埃の侵入を確実に阻止でき、塵埃による内
部の詰まりが防止される。
【0075】すなわち、垂直部28bに対してU字状の
蓋とした場合、左右蓋具23A,23Bと左右樋部17
A,17Bとの隙間からドレン水が外部へ染み出る恐れ
があるがパイプ部29としたので、左右樋部17A,1
7Bの垂直部28bと左右蓋具23A,23Bとの隙間
にドレン水が侵入することがなく、この隙間から染み出
ることがない。
【0076】左右蓋具23A,23B上面を横流ファン
12の左右端板12b,12cとラップするようにした
ので、送風路18からの左右の端板12b,12c付近
への空気の逃げを極力防止することができ、送風性能の
低下を確実に防止できる。
【0077】上記モータ押さえ具21は、ヒンジ部30
を支点として後板3側から手前側に動くことができ、こ
れによって横流ファン12の掃除および交換などのメン
テナンス作業が容易に行える。
【0078】なお、モータ押さえ具21は上記作業のた
めに動き得る必要があるが、このとき右蓋具23Aが追
従して動いてしまうと、嵌め込まれた右樋部17Aから
抜け出る恐れがあるので、動いてはならない。
【0079】したがって、モータ押さえ具21と右蓋具
23Aをヒンジ部を30介して連結し、モータ押さえ具
21の動きが右蓋具23Aに影響を与えないようにし
た。さらに、右蓋具23Aとモータ押さえ具21との2
部品を一体に形成して、部品点数の削減とコスト低減を
得る。
【0080】上記軸受けベース22は後板3に対してか
ら前後左右に動くことができ、これによって横流ファン
12の掃除および交換などのメンテナンス作業が容易に
行える。
【0081】軸受けベース22は上記作業のために動き
得る必要があるが、このとき左蓋具23Bが追従して動
くと左樋部17Bから抜け出る恐れがあるので、動いて
はならない。
【0082】したがって、軸受けベース22と左蓋具1
7Bをヒモ部39を介して連結し、軸受けベース22の
動きが左蓋具17Bに影響を与えないようにした。さら
に、左蓋具17Bと軸受けベース22との2部品を一体
に形成して、部品点数の削減とコスト低減を得る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
風路の内側にドレン水を通すようにしたので、後側熱交
換器から滴下したドレン水を一旦外部へ出す孔が不要と
なり、したがって外部の生空気を吸込まずにすみ、露付
き現象がない。
【0084】しかも、ドレン水は熱交換された空気の通
る送風路の内側を通すので、冷えたドレン水によって送
風路内に露が付くこともなく、送風路と、送風機支持部
と、前、後ドレンパンと樋部などを一体化することによ
って、送風機やノーズなどの送風系に対する組立て精度
の向上を得られるとともに、熱膨張などによる騒音(ピ
シ音)の発生を阻止する。
【0085】また、前後ドレンパンとも、ドレンパンを
構成するリブの突出方向を互いに同一方向の同一角度と
したので、これら製作にあたって、金型からの型抜き方
向が一致し、単純な構成の金型ですむ。
【0086】また、樋部を送風路の側端部に位置させた
ので、送風性能に及ぼす影響が少ないとともに、送風機
の風によるドレン水への影響が少なくてすむ。
【0087】また、後ドレンパンは、その位置の設定か
ら負圧になっており、排水口体部より後ドレンパンから
の空気が送風路内に吸込まれるが、この空気は既に熱交
換器で熱交換されて送風路を導かれる空気であり、露付
きの発生がない。
【0088】また、樋部の上面開口を蓋具で閉成するの
で、樋部内への塵埃の侵入を阻止し、塵埃による樋部内
の詰まりが防止される。また、樋部の垂直部に対応する
蓋具がパイプ部に形成されるので、蓋具と樋部との隙間
からドレン水が外部へ染み出ることがない。
【0089】また、モータ押さえ具は後板から前側に動
くことができ、ファンモータの掃除および交換作業が容
易に行える。そして、蓋具とモータ押さえ具との2部品
が一体で形成され、部品点数の削減とコスト低減を得
る。
【0090】また、軸受けベースが自由に動くことがで
き、送風機の交換などのメンテナンスが容易に行える。
そして、蓋具と軸受けベースとの2部品が一体で形成さ
れ、部品点数の削減とコスト低減を得る。また、蓋具
面が送風機を構成する横流ファンにラップするラップ部
となることによって、送風性能の低下を確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、空気調和機室内ユ
ニットの縦断面図。
【図2】同実施の形態を示す、後板に対する室内送風機
の支持構造を説明する分解した斜視図。
【図3】同実施の形態を示す、後板と右蓋具とモータ押
さえ具との分解した斜視図。
【図4】同実施の形態を示す、後板の右樋部に右蓋具を
嵌合し、かつモータ押さえ具を閉じた状態での斜視図。
【図5】同実施の形態を示す、後板に対して室内送風機
および熱交換器を取付けた状態のモータ押さえ具側の斜
視図。
【図6】同実施の形態を示す、後板と左蓋具と軸受けベ
ースとの分解した斜視図。
【図7】同実施の形態を示す、後板の左樋部に蓋具を嵌
合し、かつ軸受けベースを閉じた状態での斜視図。
【図8】同実施の形態を示す、後板に対して室内送風機
および熱交換器を取付けた状態の軸受けベース側の斜視
図。
【図9】同実施の形態を示す、後板に対する蓋具の取付
け図。
【図10】同実施の形態を示す、後板の製作を説明する
図。
【符号の説明】
2a,2b…(前部,上部)吸込み口、20…吹出し
口、4…前面パネル、3…後板、1…ユニット本体、7
A…前側熱交換器、7B…後側熱交換器、7…熱交換
器、18…送風路、11…室内送風機、9A…前ドレン
パン、9B…後ドレンパン、91A,91B…リブ、1
7A…右樋部、27…排水口体部、28a…受け部、2
8b…垂直部、28c…水平部、23A…右蓋具、30
…ヒンジ部、21…モータ押さえ具、23B…左蓋具、
39…ヒモ部、22…軸受けベース。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込み口および吹出し口を備え、前面パネ
    ルおよび後板とから構成されるユニット本体と、 このユニット本体内に配置され、側面視で逆V字状とな
    し、上記ユニット本体の前面側に位置する前側熱交換器
    および後面側に位置する後側熱交換器とから構成される
    熱交換器と、これら熱交換器に覆われるように配置され、 上記吸込み
    口から被空調室空気を吸込んで上記熱交換器に流通さ
    せ、ここで熱交換したあと送風路を介して吹出し口から
    送風するように横流ファンとファンモータが軸方向に連
    結してなる送風機とを具備した空気調和機の室内ユニッ
    トにおいて、上記ユニット本体を構成する後板は、 上記送風機の横流ファンに対して形成され手前側端部に
    吹出し口を開口する送風路と、 この送風路の長手方向両側部に形成され上記送風機の両
    端部を支持するための送風機支持部と、 両端部がこの送風機支持部と連結され、上記吹出し口を
    介して上記送風路の手前側に設けられた、上記前側熱交
    換器の下部に配置される前ドレンパンと、 上記送風路の上部側に沿って設けられた、上記後側熱交
    換器の下部に配置される後ドレンパンと、 上記送風機支持部の内側に位置し上端部が後ドレンパン
    と連通し下端部が前ドレンパンと連通するように前後の
    ドレンパン相互に亘って架設され、後ドレンパンに集水
    されたドレン水を前ドレンパンへ流通案内する連通路を
    構成する樋部と、を全て一体に形成した ことを特徴とす
    る空気調和機の室内ユニット。
  2. 【請求項2】上記前ドレンパンおよび後ドレンパンを構
    成するリブは、互いに同一方向の同一角度に突出形成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内
    ユニット
  3. 【請求項3】上記樋部は、上記送風路の側端部に沿って
    設けられることを特徴とする請求項1記載空気調和機の
    室内ユニット。
  4. 【請求項4】上記後ドレンパンの端部は下方向に開口す
    る排水口体部となっており、 上記樋部は、その上端部に後ドレンパンの排水口体部か
    ら排水されるドレン水を受ける受け部およびこの受け部
    に連通され上記送風機の裏側に位置する垂直部と、この
    垂直部下端から送風機の下部側に沿って延出され、上記
    前ドレンパンに連通する水平部とから構成されることを
    特徴とする請求項3記載の空気調和機の室内ユニット。
  5. 【請求項5】上記樋部は、その上部開口に沿って、上部
    開口を閉成する蓋具が嵌着されることを特徴とする請求
    項3および請求項4のいずれかに記載の空気調和機の室
    内ユニット。
  6. 【請求項6】上記蓋具は、上記樋部の垂直部を閉成する
    部分の端部がパイプ部となっていて、上記後ドレンパン
    の排水口体部に嵌挿されることを特徴とする請求項5
    載の空気調和機の室内ユニット。
  7. 【請求項7】上記蓋具は、前ドレンパン側の端部に設け
    られるヒンジ部を介して、上記送風機のファンモータを
    後板に押圧固定するモータ押さえ具が連結されることを
    特徴とする請求項5および請求項6のいずれかに記載の
    空気調和機の室内ユニット。
  8. 【請求項8】上記蓋具は、前ドレンパン側の端部に設け
    られるヒモ部を介して、上記送風機の軸受け具を有する
    軸受けベースが連結されることを特徴とする請求項5お
    よび請求項6のいずれかに記載の空気調和機の室内ユニ
    ット。
  9. 【請求項9】上記蓋具は、その上面が上記送風機を構成
    する横流ファンの端板にラップするラップ部となること
    を特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれかに記載
    の空気調和機の室内ユニット。
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