JPH0711320Y2 - 燃焼器具のリモコンコード導入構造 - Google Patents

燃焼器具のリモコンコード導入構造

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JPH0711320Y2
JPH0711320Y2 JP1492190U JP1492190U JPH0711320Y2 JP H0711320 Y2 JPH0711320 Y2 JP H0711320Y2 JP 1492190 U JP1492190 U JP 1492190U JP 1492190 U JP1492190 U JP 1492190U JP H0711320 Y2 JPH0711320 Y2 JP H0711320Y2
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光男 池永
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【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、給湯器等のような燃焼器具であって、遠隔制
御可能にした所謂リモコン制御式の燃焼器具に関するも
のであり、燃焼器具が、燃焼用空気を強制的に押込むか
又は強制的に吸引する形式の、所謂、強制給排気式の場
合において、ケーシング内の電子制御基板等を含む制御
ユニットへのリモコンコードの接続を簡素化するととも
に、このリモコンコードの接続部の保護を確実にするも
のである。
[従来技術及びその課題] 最近の給湯器付き風呂釜等の器具では、リモコン装置付
きのものが多い。
この種の器具では、リモコン装置は器具の設置段階で配
線接続される。そこで、通常は、ケーシング内に配設さ
れる制御ユニット部をケーシング側壁近傍に内蔵配設
し、この近傍側壁からリモコンコードが導入されて、制
御ユニットとリモコン装置とが電気接続される。
一方、この種の器具においては、小型化・薄型化の要求
が強く、しかも、この種の器具の燃焼能力が大容量とな
っている。又、各種の制御には電子制御方式が採用され
ガス器具などの燃焼器具においても制御ユニットには多
数の電装部品が使用される。
このような条件下で小型化・薄型化を実現するもので
は、電装部品の配列を工夫してケーシング内の部品収容
密度を高める必要がある。一方、この種電装部品の耐熱
性が不十分であることから、これらが過度に加熱されな
い位置に配設する必要がある。この結果、リモコンコー
ド導入部のための十分な場所が取れないことが多い。
又、このリモコンコードの熱的損傷及び機械的損傷を確
実に防止する必要がある。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、『直
方体状のケーシング(2)内に燃焼装置及び排気筒を収
容すると共に前記ケーシング(2)の前板(23)を取外
し可能とし、前記燃焼装置を強制給排気式とし、前記ケ
ーシング(2)の一方の側壁近傍に制御ユニット(U)
を設け、この制御ユニット(U)にリモコン装置からの
リモコンコード(R)を接続する形式の燃焼器具のリモ
コンコード導入構造』において、リモコンコードの導入
作業を簡素化するとともに、このリモコンコード導入部
の保護を確実化させることをその課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術的手段は
『制御ユニット(U)の上方又は下方に続けてケーシン
グ(2)の側壁に、前方に開放する遮蔽箱(40)を設
け、この遮蔽箱(40)と前記ケーシングの側壁にリモコ
ンコード挿通用の透孔(41)を貫通させて前記遮蔽箱
(40)内とケーシング(2)の外部とを連通させ、リモ
コンコード(R)を前記透孔(41)から遮蔽箱(40)内
に導き、この制御箱を介して制御ユニット(U)に接続
し、前記遮蔽箱(40)の開放端を前板(23)に対向接近
させ、上記制御ユニット(U)及び遮蔽箱(40)を燃焼
装置の給気経路内に配設した』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
制御ユニット(U)の上方又は下方に続けてケーシング
(2)の側壁に、前方に開放する遮蔽箱(40)を設け、
これら制御ユニット(U)及び遮蔽箱(40)を燃焼装置
の給気経路内に配設したから、器具使用時には、前記両
者が空冷状態にある。従って、これらの部分の温度は低
く抑えられる。
遮蔽箱(40)と前記ケーシングの側壁にリモコンコード
挿通用の透孔(41)を貫通させて前記遮蔽箱(40)内と
ケーシング(2)の外部とを連通させたから、リモコン
コード(R)の接続の際には、前記透孔(41)から遮蔽
箱(40)内に導きこの制御箱を介して制御ユニット
(U)に接続すれば、リモコン装置と制御ユニット
(U)との電気接続が行える。尚、前板(23)が取外し
可能であるから、前記接続作業は、ケーシング(2)の
前面部を開放したままで行える。このとき、遮蔽箱(4
0)は前方開放であるから、リモコンコード(R)の接
続作業が前面側から行える。
配線接続完了後前板(23)を取付けることとなるが、前
記遮蔽箱(40)の開放端を前板(23)に対向接近させた
から、この状態では、リモコンコード(R)の導入部の
略全域が遮蔽箱(40)内に収容され、これから直接制御
ユニット(U)に接続されることとなる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
リモコンコード(R)の導入部の全域が空冷される箇所
に位置するとともに、この部分の接続作業が前板取外し
状態において前面側から行えるから、前記接続作業が簡
単であると共に、この接続部の過熱が防止できる。
又、リモコンコード(R)の導入部の略全域が遮蔽箱
(40)内に収容されるから、近傍に配設される回転部分
や排気通路の高温部等とも接触することがなく、機械
的、熱的損傷が確実に防止できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第4図に基いて説明
する。
この実施例の給湯器付き風呂釜では、ケーシング(2)
の構成は、上方の蓋板(22)及び前板(23)以外の構成
側壁は一体的に結合された構成となっており、前記蓋板
(22)及び前板(23)が取外し可能となっている。この
ケーシング(2)内には、給湯機能部及び風呂機能部が
並設されており、給湯用の熱交換器(A)と風呂用の熱
交換器(B)とが共に内蔵されており、第1図のよう
に、ケーシング(2)の上部中央に前記熱交換器(A)
が、これの下方で右側に偏った位置に熱交換器(B)が
夫々配設され、各熱交換器とこれに連設されるバーナ箱
とからなる燃焼装置はファン(F)によって強制的に給
排気される構成となっている。
前記熱交換器(A)では、バーナ箱(15)の底壁にファ
ン(F)の吐出口が連設されて押込み式の強制給排気構
造を採用し、他方の風呂用燃焼装置では、熱交換器
(B)とこれに連設される排気ダクト(16)との間にフ
ァン(F)が挿入された構成となっている。
この器具では熱交換器(A)及び熱交換器(B)からの
排気は共にケーシング(2)の上端部に配設した排気口
部(52)から排出される構成となっており、この排気口
部(52)の右側の小範囲には前記排気ダクト(16)の下
流側開口端が臨み、他方には熱交換器(A)に連設され
る排気筒部の下流側開放端が臨む。
前記排気ダクト(16)は熱交換器(B)の上方に配設し
たファン(F)の出口から熱交換器(A)の側壁近傍で
且ケーシング(2)の後部側壁に沿って上昇し、この排
気ダクト(16)と前板(23)との間の空間には、第2図
に示すように、制御ユニット(U)が設けられている。
この制御ユニット(U)は、保護ケース(H)内に収容
されており、制御ユニット(U)の基板(K)は、排気
ダクト(16)側に位置する。
前記排気ダクト(16)と対向するケーシング(2)の後
部壁面には、多数の給気孔(24)(24)が配設されてお
り、これら給気孔から熱交換器(A)のファン(F)及
び熱交換器(B)のバーナ部に燃焼用空気が吸引される
こととなる。
従って、熱交換器(A)又は熱交換器(B)と対応する
バーナが燃焼状態にあるときには、この吸引空気流によ
って上記排気ダクト(16)及び制御ユニット(U)が空
冷されることとなる。
上記制御ユニット(U)への電気接触コード(E)は、
ノーヒューズブレーカ(以下単にブレーカ(10)とい
う)から接続され、これらがケーシング(2)の後部壁
面下部で且一方の側壁近傍に取付けられている。従っ
て、上方の水回路の入口及びガス回路の入口と同方向と
なるように、ケーシング(2)の一方の側壁に配設され
ることとなる。
この実施例の給湯器付の風呂釜では、前面及び上方開放
のケーシング(2)内に各部分を組み付けた後、蓋板
(22)及び前板(23)によって閉塞すると、完成状態と
なるが、前記ケーシング(2)は一般に薄鋼板によって
製作されており、前記蓋板(22)及び前板(23)を装着
しない状態で、各部の組み付け作業及び生産ライン上で
の検査が行われる。
後部壁面から前方に屈曲しただけの左右の側壁の強度が
不十分であることから、この各工程においては前記左右
側壁が変形しやすい。そこで、この実施例では、ケーシ
ング(2)の左右側壁の中央部前縁を補強桟(4)によ
って連結してあり、この補強桟(4)が前板(23)の内
面に添って位置するようにしてある。又、この補強桟
(4)の端部は遮蔽箱(40)の前面開放部を閉塞する位
置にある。
この補強桟(4)は第2図に示すように、内方に空間部
を有する断面C字状で、給湯器の熱交換器(A)の下方
に装着されるファン(F)の前方部を挿通するようにし
ている。そして、この一方の端部は、排気ダクト(16)
の下部の前方部に位置する。又、この部分は、保護ケー
ス(H)の下方近傍に位置する。
この排気ダクト(16)の下部,前記補強桟(4)の端部
及び保護ケース(H)の下端部との間には、第3図及び
第4図に示すように、前方にのみ開放する遮蔽箱(40)
をケーシング(2)の側壁に取付けてあり、この取付け
面にはリモコンコード(R)を挿通させるための透孔
(41)を前記遮蔽箱(40)及びケーシング(2)の側壁
に開設し、この透孔にゴムブッシング(42)を装着して
いる。
上記構成の補強桟(4)及び遮蔽箱(40)を利用して保
護ケース(H)内の制御ユニット(U)への電気接続コ
ード(E)及びリモコンコード(R)が接続されてお
り、前者の電気接続コード(E)は、ブレーカ(10)か
ら補強桟(4)に添って遮蔽箱(40)に導かれ、その
後、先端の端子が保護ケース(H)の下端部を挿通して
内部の制御ユニット(U)に接続される。ここで、電気
接続コード(E)は補強桟(4)の要所においてバンド
(49)によって固定されており、このため、補強桟
(4)には複数のバンド挿通用の孔部が穿設されてい
る。
後者のリモコンコード(R)は、ゴムブッシング(42)
を挿通させて遮蔽箱(40)内に導かれ、第2図に示すよ
うに、この部分から保護ケース(H)の前面下部に設け
た接続端子台(T)に接続される。尚前記接続端子台
(T)は、保護ケース(H)の前板(23)側の蓋ケース
表面下部に配設されており、この蓋ケースの凹陥部に前
記接続端子台(T)が固定されている。又、この接続端
子台(T)の端子の一方は前記蓋ケースの内面に突出
し、この突出端と保護ケース(H)内の制御ユニット
(U)とが電気接続されている。
上記の配線構造では、補強桟(4)に添わせた電気接続
コード(E)及び遮蔽箱(40)はファン(F)(F)に
よる燃焼用空気の吸引経路中に配設されると共に、前板
(23)に近づけて配設されるから、これらの各コードの
過熱が防止される。又、この実施例では、熱交換器
(A)のファン(F)によって吸引孔(24)(24)から
吸引された給気、及び下方の熱交換器(B)の燃焼部
(器具底部に位置する)への給気の両方によってリモコ
ンコード(R)及び電気接続コード(E)が空冷される
から、空冷効果が著しい。
又、遮蔽箱(40)の前面開放部が補強桟(4)の端部に
よって閉塞されるから、この遮蔽箱に導入されるリモコ
ンコード(R)が部分的に遮蔽箱(40)から脱出するこ
ともなく、熱交換器(B)に対応させたファン(F)の
空冷羽根(FC)とも接触するおそれがないから、これに
よる機械的損傷も防止できる。さらには、熱的損傷も確
実に防止できる。このような補強桟(4)による閉塞以
外に、別体の蓋板によって遮蔽箱(40)の前面開放部を
閉塞する構成としても同様な効果がある。
尚、ブレーカ(10)から補強桟(4)までの電気接続コ
ード(E)は、熱交換器(A)の下方に位置し、且、熱
交換器(B)から離れてその側方に位置し、しかも、熱
交換器(B)の空気吸引側に位置するから、この区間に
おいて露出状態にある電気接続コードが加熱されること
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を採用した器具の前板(23)を
取外した状態の正面図,第2図は要部のX−X縦断面
図,第3図は本考案実施例の要部の詳細説明図,第4図
はその断面図であり、図中, (2)……ケーシング (23)……前板 (4)……補強桟 (U)……制御ユニット (E)……電気接続コード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直方体状のケーシング(2)内に燃焼装置
    及び排気筒を収容すると共に前記ケーシング(2)の前
    板(23)を取外し可能とし、前記燃焼装置を強制給排気
    式とし、前記ケーシング(2)の一方の側壁近傍に制御
    ユニット(U)を設け、この制御ユニット(U)にリモ
    コン装置からのリモコンコード(R)を接続する形式の
    燃焼器具のリモコンコード導入構造において、前記制御
    ユニット(U)の上方又は下方に続けてケーシング
    (2)の側壁に前方に開放する遮蔽箱(40)を設け、こ
    の遮蔽箱(40)と前記ケーシングの側壁にリモコンコー
    ド挿通用の透孔(41)を貫通させて前記遮蔽箱(40)内
    とケーシング(2)の外部とを連通させ、リモコンコー
    ド(R)を前記透孔(41)から遮蔽箱(40)内に導き、
    この制御箱を介して制御ユニット(U)に接続し、前記
    遮蔽箱(40)の開放端を前板(23)に対向接近させ、上
    記制御ユニット(U)及び遮蔽箱(40)を燃焼装置の給
    気経路内に配設した燃焼器具のリモコンコード導入構
    造。
JP1492190U 1990-02-16 1990-02-16 燃焼器具のリモコンコード導入構造 Expired - Lifetime JPH0711320Y2 (ja)

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