JP2508385B2 - 電気暖房器 - Google Patents

電気暖房器

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JP2508385B2
JP2508385B2 JP2227144A JP22714490A JP2508385B2 JP 2508385 B2 JP2508385 B2 JP 2508385B2 JP 2227144 A JP2227144 A JP 2227144A JP 22714490 A JP22714490 A JP 22714490A JP 2508385 B2 JP2508385 B2 JP 2508385B2
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JP
Japan
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heating element
front plate
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body case
cooling
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JP2227144A
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JPH0473522A (ja
Inventor
信 杉田
尚哉 長田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、室内の壁際等に設置して使用する自然対
流式の電気暖房器に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来の自然対流式の電気暖房器を示す側断面
図であり、図において、1は横長でかつ断面が略コ字状
の本体ケース、2は本体ケース1内に長手方向を横方向
にして配設された棒状の発熱体、3は本体ケース1の前
面開口部に装着された前面板、4は前面板3の下部に設
けられた冷気吸込口、5は前面板3の上部に設けられた
暖気排出口、7aは本体ケース1と前面板3との間に形成
された熱交換用通風路で、それぞれ冷気吸込口4と暖気
排出口5に連通している。
次に、動作について説明する。
上記構成よりなる電気暖房器にあっては、発熱体2に
通電して熱交換用通風路7a内の空気を加熱することによ
り、加熱された熱交換用通風路7a内の空気が上昇して前
面板3下部の冷気吸込口4より冷たい空気を吸い込み、
上部の暖気排出口5より暖められた空気を吐き出して自
然対流を発生せしめ、室内の暖房を行うものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の自然対流式の電気暖房器は以上のように構成さ
れているので、発熱体2からの輻射や加熱された空気に
より前面板3が加熱され、長時間連続して使用している
と、前面板3の温度が比較的高い温度まで上昇し、火傷
等の危険性があるなどの問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解消するためになさ
れたもので、前面板の温度上昇を確実に抑えて長時間連
続使用しても火傷等の危険性のないより安全性の高い電
気暖房器を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電気暖房器は、前面を開口し、内部に
発熱体を配設した断面が略コ字状の本体ケースと、この
本体ケースの前面開口部を覆う前面板とを備え、前記前
面板と本体ケースとの間に前記発熱体に通じる熱交換用
通風路を形成するとともに、前記前面板の下部に冷気吸
込口、上部に暖気排出口を設けてなる自然対流式の電気
暖房器において、前記前面板と発熱体との間に位置して
仕切板を配設し、この仕切板と前面板との間に上記冷気
吸込口から発熱体へ通じる熱交換用通風路とは隔離され
た冷却用通風路を形成するとともに、この冷却用通風路
及び該冷却用通風路に通じる吸気孔と排気孔を本体ケー
スの前面よりも前方に突出させて設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、仕切板により設けられた冷却用
通風路は、発熱体の配置された熱交換用通風路とは隔離
されているので、発熱体に加熱されない常温の空気のみ
が流れ、前面板を冷却する。
また、冷却用通風路及びこの冷却用通風路に通じる吸
気孔と排気孔を本体ケースの前面よりも前方へ突出させ
て設けているので、暖気排出口から排出される暖気の流
れが冷却用通風路を通って排出される空気の流れを抑え
つけるようなことがなくなり、逆に誘引作用を行って冷
却用通風路を流通する空気の流れを促進させ、冷却効果
を一層高めることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、第2図と同一符号は同一構造なの
で、説明は省略し、相違する部分のみ説明する。
6は前面板3と発熱体2との間に位置して該前面板3
の内面に取り付けられた仕切板、7bは前面板3と仕切板
6で区切られた冷却用通風路、8はこの冷却用通風路7b
の下端と連通するように形成した吸気孔、9は冷却用通
風路7bの上端と連通するように形成した排気孔である。
ここで、実施例に示すものは、前面板3を本体ケース1
の前面よりも前方へ突出させ、この前面板3と仕切板6
との間に形成した冷却用通風路7b及びこの冷却用通風路
に通じる吸気孔8と排気孔9を本体ケース1の前面より
も前方へ突出させて設けてある。
次に、動作について説明する。
上記実施例の構成からなる電気暖房器にあっては、冷
気吸込口4から吸い込まれた空気は、熱交換用の通風路
7a内に配置された発熱体2によって暖められ、暖気排出
口5より排出し、室内を暖房する。
一方、吸気孔8から吸い込まれた空気は、冷気吸込口
4から発熱体2へ通じる熱交換用通風路7aとは隔離され
た冷却用通風路7bを通り、前面板3と仕切板6を冷却し
ながら排気孔9より排出される。
すなわち、冷却用通風路7bには発熱体2によって熱交
換されない空気が流れ、前面板3の冷却作用を促進し、
温度上昇を防ぐ。
ここで、上記実施例においては、冷却用通風路7b及び
この冷却用通風路7bに通じる吸気孔8と排気孔9を本体
ケース1の前面よりも前方へ突出させて設けているの
で、特に吸気孔8の下方と排気孔9の上方は開放されて
おり、空気の流れを妨げるものがない。よって、暖気排
出口5から排出される暖気の流れは本体ケース1の前面
上部に達した後は、上方へ向かってすみやかに上昇する
ようになり、暖気排出口5付近において、暖気の流れが
冷却用通風路7bを通って排気孔9から排出される空気を
抑えつけるようなことがなくなり、逆に誘引作用を行う
ので、冷却用通風路7bを流れる空気の流れを促進させて
冷却作用を一層高めることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、前面板と発熱体と
の間に位置して仕切板を設け、前面板と仕切板との間に
発熱体と熱交換されない冷却用通風路を形成したので、
前面板の温度上昇を抑えることができ、火傷等の危険性
のないより安全性の高いものが得られる効果がある。
また、冷却用通風路及びこの冷却用通風路に通じる吸
気孔と排気孔を本体ケースの前面よりも前方へ突出させ
て形成することによって、該通風路を流れる空気の流れ
を一層促進させることができ、更に冷却効果の高いもの
が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に示す電気暖房器を示す側
断面図、第2図は従来の電気暖房器の側断面図である。 図において、1は本体ケース、2は発熱体、3は前面
板、4は冷気吸込口、5は暖気排気口、6は仕切板、7a
は熱交換用通風路、7bは冷却用通風路、8は吸気口、9
は排気孔である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面を開口し、内部に発熱体を配設した断
    面が略コ字状の本体ケースと、この本体ケースの前面開
    口部を覆う前面板とを備え、前記前面板と本体ケースと
    の間に前記発熱体に通じる熱交換用通風路を形成し、前
    記前面板の下部に冷気吸込口、上部に暖気排出口を設け
    てなる自然対流式の電気暖房器において、前記前面板と
    発熱体との間に位置して仕切板を配設し、この仕切板と
    前面板との間に上記冷気吸込口から発熱体へ通じる熱交
    換用通風路とは隔離された冷却用通風路を形成するとと
    もに、この冷却用通風路及び該冷却用通風路に通じる吸
    気孔と排気孔を本体ケースの前面よりも前方に突出させ
    て設けたことを特徴とする電気暖房器。
JP2227144A 1990-05-25 1990-08-29 電気暖房器 Expired - Lifetime JP2508385B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-136424 1990-05-25
JP13642490 1990-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0473522A JPH0473522A (ja) 1992-03-09
JP2508385B2 true JP2508385B2 (ja) 1996-06-19

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ID=15174830

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JP2227144A Expired - Lifetime JP2508385B2 (ja) 1990-05-25 1990-08-29 電気暖房器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947808A (ja) * 1982-09-10 1984-03-17 Nec Corp 電子走査空中線

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JPH0473522A (ja) 1992-03-09

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