JP2720522B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/02Doors specially adapted for stoves or ranges
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    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
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  • Combustion & Propulsion (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、加熱装置のドアー冷却構造に関するもので
ある。
従来の技術 近年、高周波加熱装置はヒーター付のオーブンレンジ
が定着してきており、庫内の温度は250℃前後で調理さ
れるのが一般的であったが、調理後の油脂分や食品ガス
を除去するために庫内温度を500℃付近まで上げる焼切
り型のセルフ・クリーニング機構の要望が高まりつつあ
り、高温化するドアーの冷却構造を確立する必要が生じ
てきた。
以下、図面を参照しながら上述したような従来の高周
波加熱装置のドアーについて説明を行なう。
第3図は、加熱装置の概略断面図であり、図に示すよ
うに30は本体、31は被加熱物を収納する加熱室、32は加
熱室の前面開口部を開閉自在とするドアーである。33は
加熱室31と本体30の間に設けた断熱層、34は加熱室上部
に配した上ヒーター、35は加熱室31と断熱層33の間に配
した下ヒーターが支持されている。本体30の下方には吸
気通路36を取り付けてあり、本体30と断熱層34の間に冷
却空気通路37を構成し上部に冷却ファン38を設け、機械
室39を介して本体前部に排気ダクト40を配している。前
記ドアー32は下部に吸気口41と上部に排気口42を設け、
前面にドアーガラス43とハンドル44を設けている。第4
図はドアー下部の拡大図を示したもので、上ヒーター34
と下ヒーター35の通電と共に冷却ファン38が駆動され
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この構成においては、吸気通路36はド
アー32の吸気口41より引っ込んだ位置にあるため第4図
の矢印に示すように吸気通路36に導かれる空気流が強い
ためドアーの吸気口41側からも空気の流れが生じ、吸気
通路36側に流入される。このために、ドアー上方部の高
温化による吸気口41から排気口42への自然ドラフト効果
による冷却空気流れがドアー内に入らずドアーガラス43
を加熱すると共に、下部に流れる空気があるために排気
ダクト40より出た高温空気が排気口42より逆流して吸気
口41側に流れ、よりドアーが43を高温にし火傷などの危
険性があった。
そこで、本発明はヒーター通電時においてもドアーガ
ラスの温度が低く、かつドアー内への自然ドラフト効果
の向上を図った加熱装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の加熱装置は、ドア
ー下部の吸気口と本体の吸気通路の間に吸気整流板を設
け、ドアー上部の排気口と排気ダクトの間に排気整流板
を設けるものである。
作用 上記構成により、吸気整流板により機械室側に送られ
る冷却空気とドアー内部に上下の温度差により生まれる
自然ドラフト空気とを分割し整流し、ドアー内に冷空気
を十分に送り込み、加熱室内からの熱を遮断しドアーガ
ラスの温度上昇を防止する。そして、上部の排気整流板
により排気ダクトより強力に排出される空気流れに影響
されてドアー排気口から空気が吸い出されて自然ドラフ
ト流れが助長される。
実施例 以下、本発明の一実施例における加熱装置について図
面とともに説明する。
第1図に示すように、本体1内に加熱室2を設け、そ
の外側に断熱層3を配し、加熱室2の上方に上ヒータ4
と加熱室の裏面に下ヒータ5を装着している。本体1と
断熱層3の間で、下部に吸気通路6と冷却空気通路7を
構成し、上部に冷却ファン8を設け、機械室9を介して
本体前部に排気ダクト10を配している。11は加熱室2の
前面開口部を開閉自在とするドアーで内部に断熱材を介
し、中央付近に複数の窓ガラス12を配し、下部に複数の
吸気口13を配し、空気通路14を介して上部に複数の排気
口15を設けている。16はドアー前面に設けたドアーガラ
スである。吸気通路6の先端でドアー下部の吸気口13の
間に吸気整流板17を設け、第2図の拡大図に示すよう
に、吸気口13位置よりlmm張り出して構成している。ま
た、排気口15に排気整流板18を取り付け排気口15を分割
し、一部は排気ダクト10と連通させ、他方は空気通路14
と連通させた構成となっている。
本実施例では、加熱室2内に付着した食品カスや油分
を除去するために、上ヒータ4と下ヒータ5に通電し、
加熱室2内を500℃付近まで温度上昇させることにより
食品カスや油分を焼き切るセルフ・クリーニングを行な
う。この際、機械室9内の電気部品(図示せず)を高温
から守るために、断熱層3を介すると共に、冷却ファン
8を駆動させて、冷却空気を吸気通路6より冷却空気通
路7を介して導入し、機械室9を冷却しながら排気ダク
ト10に至る。ここで、加熱室の前に装着されたドアー11
は一部断熱材により温度は遮断されているが、中央部の
複数の窓ガラス12からの熱輻射及び一部熱伝導により高
温に温度上昇し前部のドアーガラス16の表面温度も上昇
するが、ドアー下部に設けた吸気整流板17により前記冷
却空気は機械室9側へ導入され、それと同時にドアー11
の窓ガラス12や上部の排気口15は温度が高く、吸気口13
は温度が常温域にあるため、自然ドラフト力により空気
が上昇気流をつくり空気通路14内を流れることで、ドア
ーガラス16の表面は冷却される。また、吸気整流板17の
下面の吸気通路6への冷却空気流れに沿って上面側にも
空気の流れ(破線矢印)が強制的に発生することがで
き、自然ドラフトにプラス強制冷却空気が導入されて、
ドアーガラス16の表面温度は手で触れても火傷しない約
10℃以下に低下させることができる。また、吸気整流板
17は吸気口13より張り出して設け、lmmが0より小さく
なると従来例に示したように吸気通路6側に逆流するた
め、約5mm以上張り出すと上下に分割流れができ、自然
ドラフトを助長できるものである。そして、上部の排気
整流板18も吸気整流板17と同様の役目を行ない、排気ダ
クト10より出た温風はドアー内で仕切られた上部の排気
口15より吐き出され、その温風流れに沿うように部の排
気口15より空気通路6内で熱交換された温風を吸い出す
空気流れを形成できる。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明の加
熱装置においては、以下の効果が得られる。
(1) 吸気整流体からなる仕切り壁により、冷却ファ
ンによる冷却空気通路に別の分割された空気流を形成さ
せ、ドアー内の空気通路上に自然ドラフト力と強制流を
送入し、ドアーガラスの温度上昇を防止できる。
(2) 排気整流体からなる仕切り壁により、排気流れ
に沿った別の空気流を形成さえ、ドアー内の空気を強制
的に吸い出すため、下部からの冷却流が循環しドアーガ
ラスの温度低減が達成できる。
また吸気整流板の位置をドアー吸気口より張り出して
設けることにより、下部の冷却流と完全に分割された新
しい空気流を上部に形成させ、下部の冷却空気流側への
逆流を防止できる。したがって、上部の流れは自然ドラ
フトによる流れに強制流を与え、下部から上部への空気
流れを助長し、常にドアーガラスに新鮮な冷却流を供給
し、ドアー全体の温度低減化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における加熱装置の側面断面
図、第2図は同加熱装置の詳細断面図、第3図は従来例
の加熱装置の側面断面図、第4図は同加熱装置の詳細断
面図である。 10……排気ダクト、11……ドアー、13……吸気口、14…
…空気通路、15……排気口、17……吸気整流板、18……
排気整流板。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オープンの前面開口部に設けたドアーの下
    部に吸気口と上部に排気口を配し、前記ドアー下部の吸
    気口と吸気口より下方に設けたオープン機械室を冷却す
    るための吸気通路との間に空気を分割するための吸気整
    流板を設けると共に、前記ドアー上部の排気口にドアー
    内部の空気通路と、吸気通路から導かれた冷却空気を排
    気する排気ダクトとの空気流を分割するための排気整流
    板を設けてなる加熱装置。
  2. 【請求項2】吸気整流板はドアー下部の吸気口位置より
    張り出して設けられ、吸気通路に連接してなる請求項
    (1)記載の加熱装置。
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JP2010078308A (ja) * 2008-08-29 2010-04-08 Panasonic Corp 加熱調理器

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