JPH0216170Y2 - - Google Patents

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JPH0216170Y2
JPH0216170Y2 JP10492086U JP10492086U JPH0216170Y2 JP H0216170 Y2 JPH0216170 Y2 JP H0216170Y2 JP 10492086 U JP10492086 U JP 10492086U JP 10492086 U JP10492086 U JP 10492086U JP H0216170 Y2 JPH0216170 Y2 JP H0216170Y2
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JP
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fan
opening
door
handle
bearing
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JP10492086U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は被調理物を出入するための扉の把手部
分をフアンにより強制冷却するようにした加熱調
理器に関する。
(従来の技術) 従来の加熱調理器として、調理器本体内に、前
面開口部に扉を有する加熱庫とその上方のフアン
とを備え、該フアンにより該扉の把手部分に空気
流を生じさせ、これにより把手を強制冷却するよ
うにしたものは知られる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものによれば、把手
を冷やした後の熱くなつた空気流がフアンのみな
らず該フアンの駆動用モータ及び軸受部にも流
れ、該モータのコイルの絶縁を劣化させたり、該
軸受部の性能を劣化させたりする不都合を生じ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案はフアンのモータ及び軸受部に冷気を送
ることにより上記不都合を解消せんとするもので
あつて、調理器本体内に、前面開口部に扉を有す
る加熱庫とその上方のフアンとを備え、該フアン
により該扉の把手部分に空気流を生じさせるよう
にしたものにおいて、該フアンの前方に外気に連
通する開口を設けると共に該開口と該フアンとの
間に該空気流を該フアンに導き且つ該フアンによ
り該開口から吸引される外気流を該フアンの駆動
用モータ及び軸受部に導く整流板を設けたことを
特徴とする。
(作用) 本考案は上記構成によるもので、これによれ
ば、把手を冷やした後の熱くなつた空気流は熱に
強いフアンのみに流れ、該フアンのモータ及び軸
受部には開口から吸引される冷たい外気流が流れ
るので、該モータ及び軸受部は十分に冷却され、
該モータのコイルが絶縁劣化したり、該軸受部の
性能が劣化したりすることがない。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図において、1は前面開口部に
開閉自在の前倒し型の扉2を有する加熱庫3と、
その下側の内部に熱源たるバーナ4を有する燃焼
室5とを内蔵する調理器本体を示し、該加熱庫3
にはその内部後方に循環フアン6が設けられ、そ
の内部後方天上部に排気筒7に連なる排気口8が
設けられ、その上方に遠心力フアンたるラインフ
ローフアン9が設けられる。
図中、10は扉2の前面上部に設けられた把手
を示し、該把手10はその一部を扉2に埋設し
て、邪魔にならないようにされる。
上記構成の加熱調理器はバーナ4を燃焼作動さ
せると共に循環フアン6を駆動させることによ
り、燃焼室5内に生じる高温の熱気を加熱庫3内
に導き循環させて、該加熱庫内を加熱すると共に
熱気の一部を燃焼排気として排気口8と排気筒7
とを介して外部へ放出するようにしたものであ
る。
この加熱調理器の使用中は加熱庫3が高温とな
り、これにより扉2も高温となるので、ラインフ
ローフアン9を駆動させて該扉2の把手部分に空
気流を生じさせ、把手10が高温にならないよう
にされる。
ここで本考案はフアン9の前方に外気に連通す
る開口11を設けると共に該開口11と該フアン
9との間に前記空気流をフアン9に導き且つ該フ
アン9により該開口11から吸引される外気流を
該フアン9の駆動用モータ12及び軸受部13に
導く整流板14を設けるもので、具体的には、扉
2の上方のコントロールパネル15に開口11を
設け、該開口11とラインフローフアン9との間
に前記空気流を該フアン9に導く略水平のガイド
部14aと外気流の該フアン9への流入を防止す
る略垂直の遮断部14bとを有する整流板14を
設けるもので、これによればフアン9を駆動させ
ると、扉2の前面に沿つて流れる上昇気流は加速
されつつ把手10の後面を沿つて流れることにな
り、この流れに誘引されて扉2の前方の冷気も該
把手10の後面に沿つて流れることになつて、こ
の空気流により該把手10は十分に冷却され、該
把手10を冷却した後の高温の空気流は整流板1
4のガイド部14aを通り、熱に強いフアン9を
通つて排気筒7から外部に放出される。これと並
行して開口11から外気が流入され、この低温の
外気は整流板14の遮断部14bに当たつた後そ
の両側に分かれて、フアン9の駆動用モータ12
の周囲やフアン9の軸受部13を通つてこれらを
冷却し、該モータ12及び軸受部13を冷却した
後の外気流は再び合流し、排気筒7から外部に放
出される。
尚、本考案者の実験によれば、整流板14を用
いない前記従来のものではフアン9の駆動用モー
タ12のコイルの温度が150℃で、軸受部13の
温度が150℃であつたが、整流板14を用いた本
考案ではフアン9の駆動用モータ12のコイルの
温度を90℃に、軸受部13の温度を80℃にするこ
とができ、該コイル及び軸受部13が十分に冷却
され、コイルの絶縁劣化がなく、軸受部13の性
能劣化がないことが確認された。
(考案の効果) このように本考案によるときは、フアンの前方
に外気に連通する開口を設けると共に該開口と該
フアンとの間に整流板を設けて、把手を冷却した
後の高温の空気流が比較的熱に弱い該フアンの駆
動用モータ及び軸受部を通らず、比較的熱に強い
該フアンを通るようにすると共に該モータ及び軸
受部を該開口から流入した外気流で冷却するよう
にしたので、整流板を用いない前記従来のものの
ように把手を冷却した後の高温の空気流により該
モータ及び軸受部が加熱され、該モータのコイル
が絶縁劣化されたり、該軸受部の性能が劣化した
りすることがなく、常に安全作動させることがで
きる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の1例を示す截断側面
図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第1
図の天板を外したときの截断平面図である。 1……調理器本体、2……扉、3……加熱庫、
9……フアン、10……把手、11……開口、1
2……駆動用モータ、13……軸受部、14……
整流板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調理器本体内に、前面開口部に扉を有する加熱
    庫とその上方のフアンとを備え、該フアンにより
    該扉の把手部分に空気流を生じさせるようにした
    ものにおいて、該フアンの前方に外気に連通する
    開口を設けると共に該開口と該フアンとの間に該
    空気流を該フアンに導き且つ該フアンにより該開
    口から吸引される外気流を該フアンの駆動用モー
    タ及び軸受部に導く整流板を設けたことを特徴と
    する加熱調理器。
JP10492086U 1986-07-10 1986-07-10 Expired JPH0216170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10492086U JPH0216170Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10492086U JPH0216170Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6314911U JPS6314911U (ja) 1988-01-30
JPH0216170Y2 true JPH0216170Y2 (ja) 1990-05-02

Family

ID=30978861

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JP10492086U Expired JPH0216170Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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JPS6314911U (ja) 1988-01-30

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