JPS5843833Y2 - 電子装置架構造 - Google Patents

電子装置架構造

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Publication number
JPS5843833Y2
JPS5843833Y2 JP1978122666U JP12266678U JPS5843833Y2 JP S5843833 Y2 JPS5843833 Y2 JP S5843833Y2 JP 1978122666 U JP1978122666 U JP 1978122666U JP 12266678 U JP12266678 U JP 12266678U JP S5843833 Y2 JPS5843833 Y2 JP S5843833Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
rack
exhaust port
air
outside
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978122666U
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English (en)
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JPS5540544U (ja
Inventor
幸春 吉岡
昭男 原田
忠 松本
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電信電話株式会社 filed Critical 日本電信電話株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子部品を取り付けた電子回路パッケージを複
数段搭載してなる電子装置架の改良に関する。
従来のかかる装置架は例えば第1図及び第2図に示す如
き構成よりなる。
すなわち、第1図は正面図、第2図は縦断側面図であり
、図中1は架本体で、電子回路パッケージ2を搭載する
スペース3が適当な間隙4をおいて複数段設けられてい
る。
搭載スペース3の上下に位置する間隙4内には対流誘導
板5が図示の如く設けられており、この対流誘導板5の
仕切りによって、各搭載スペース3の下方に位置する間
隙4の開口部は吸気口41と、また同じく上方の間隙4
の開口部は排気口42となる。
なお、6は強制排気用のファンである。上記構成におい
て、電子装置を構成する電子回路パッケージ2が動作す
ると電力が消費され熱を発生し、この熱により周囲の空
気が暖められて上昇すると共に外部の冷たい空気が上記
間隙4の吸気口41より供給され、暖かい空気は排気口
42を通り電子装置架外へ排気される符号Aで示す如き
自然空冷系が生ずる。
また、ファン6を作動させることにより符号Bで示す如
き強制空冷系が生ずる。
しかしながら、かかる装置では、自然空冷においては他
の装置架に実装されたファンの排気流および架本体1が
設置された室の空調機による対流により、排気口42か
らの排気が抑えられ冷却効果が減少し、また強制空冷に
おいてはファン6の排気流が他の装置架の自然空冷の冷
却効果に悪影響を与える等の欠点があった。
本考案は従来のものにみられた上記欠点に鑑みて、上記
の如き装置架の排気口をすべて架の一側面に設けるとと
もに一端を該排気口の下縁に連結し他端を少なくとも該
排気口の上縁の高さまで架の外側の斜め上方へ突出した
排気導出板を設け、更に上記−側面の外側に上記排気導
出板を含み且つその他端側との間を開放となした排気ダ
クトを設けることによって、冷却効果を高めしかも他の
装置架に及ぼす冷却上の悪影響を除去するようにしたも
ので、以下図面について詳細に説明する。
第3図及び第4図は本考案の一実施例を示すもので、第
2図は本考案装置の一部切欠き斜視図、第3図は縦断側
面図である。
なお図中、従来のものと同一構成部分は同一符号をもっ
て示す。
すなわち、1は架本体、3は上記電子部品パッケージ2
を搭載するスペース、4は搭載スペース3の上下に形成
された間隙、5は対流誘導板で、この対流誘導板5は間
隙4の正面側下縁部から背面側上縁部にかけて斜めに設
けられており、この対流誘導板5の仕切りによって間隙
4の正面側が吸気口41.または背面側が排気口42と
なる。
7は排気導出板で、その一端は上記排気口42の下縁に
連結され他端は排気口42の上縁よりわずかに高く架本
体1の外側の斜め上方へ突出しており、上記排気口42
より排出される空気を上方へ導出する如くなっている。
8は排気ダクトで、上記排気導出板7を含む架本体1の
背面を、該排気導出板7の他端側とその内壁との間を開
放とする如く覆っている。
なお、7aは上記排気導出板7の他端側の延長部であり
、この延長部7aは排気ダクト8の下部より上昇してく
る空気の上部の排気口42に対する逆流防止効果をより
高めるものである。
上記構成において、電子回路パッケージが動作すると、
電力が消費され熱を発生しこの熱により暖められた空気
はすみやかに上昇気流となってパッケージ搭載スペース
3から、間隙4の排気口42、排気導出板7の内側、排
気ダクト8を通って架本体1の背面外上方に排出され、
これとともに架本体1の正面側吸気口41より外部の冷
たい空気が搭載スペース3内に導入されて、電子部品パ
ッケージの自然空冷系が生ずる。
この際、排気ダクト8の下部より上昇してくる空気は、
排気導出板7の外側を通り上方に導かれるので、上部に
位置する排気口42に逆流せず、したがって他の電子回
路パッケージの搭載スペース3からの排気を抑制するよ
うなことがない。
また、排気導出板7を含む架本体1の背面が排気ダクト
8により覆われているため、他の装置架からの排気流に
よって上記排気が抑制されることもない。
さらに、上記排気ダクト8の煙突効果により排気速度が
速まり、冷却能力が増す。
第5図は、上記構成の本考案装置と従来装置とにおける
電子回路パッケージの消費電力と温度上昇値との関係を
示すグラフであり、これにより0点で示す本考案装置の
冷却能力が・点で示す従来装置のそれよりも優れている
ことが明確にわかる。
第6図に本考案の他の実施例を示す。
この実施例は自然空冷系と強制空冷系を混在させたもの
であり、ファン6.6′を吸気口41及び又は排気導出
板7と排気口42との間の開口に取付けて、強制空冷系
Bを生ずるようにする。
その他の構成は前記実施例と同様である。
ファン6の位置はファンの保守・点検に便利であり、フ
ァン6′の位置は架本体1の前面にファン用のスペース
を必要としない利点がある。
ファン6またはファン6′による風量は、自然空冷にお
ける風量よりはるかに多いので、排気ダクト8の内部に
おいて圧力差が生じる。
強制空冷系Bの下部にある排気口42からの空気は、こ
の圧力差による上方への加速により排気速度が速まり、
これにより自然空冷系Aの冷却能力が高まる。
強制空冷系Bの上部にある自然空冷系でも排気導出板7
の外側を通るより速い空気による上方への加速により排
気速度が速まる。
以上のように強制空冷用のファン6または6′を設ける
ことにより、自然空冷の冷却能力を高めることができる
更にファン6または6′の排気風は排気ダクト8により
上方に排気されるので、他の装置に影響を与えない利点
もある。
以上説明したように本考案によれば、電子部品を取り付
けた電子回路パッケージを複数段搭載して構成される電
子装置架において、上記架の一側面に1段または複数段
ごとに冷却用空気の排気口と一端を該排気口の下縁に連
結し他端を少なくとも該排気口の上縁の高さまで架の外
側の斜め上方へ突出した排気導出板とを設け、更に上記
−側面の外側に上記排気導出板を含み且つその他端側と
の間を開放となした排気ダクトを設けたので、他の装置
架からの排気流や空調器等による対流によって排気が抑
制されたり逆に他の装置架へ悪影響を及ぼす排気流を生
ずることなく、更に−の排気口の排気はその排気導出板
の内側を通り、またその下部の排気口からの排気は上記
排気導出板の外側を通って上方に導びかれ下部の排気が
上部の排気口に逆流したりその排気を抑制したりするこ
とがなく、更に排気ダクトの煙突効果によって排気速度
が向上し、従って各段の電子回路パッケージを高効率で
均等に冷却することができる。
また、自然空冷系と強制空冷系で装置を構成する場合に
は、強制空冷用ファンの排気風を利用して自然空冷の能
力を高めることができ、しかもファンの排気風を上部に
向けるので他の装置に影響を与えないという利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置を線図的に表わす正面図、第2図は
同側面図、第3図及び゛第4図は本考案の実施例を示す
もので、第3図は一部切欠き斜視図、第4図は縦断側面
図、第5図は電子回路パッケージの消費電力と温度上昇
値との関係を示すグラフ、第6図は本考案の他の実施例
を示す縦断側面図である。 1・・・・・・架本体、2・・・・・・電子回路パッケ
ージ、3・・・・・・電子回路パッケージ搭載スペース
、4・・・・・・間隙、41・・・・・・吸気口、42
・・・・・・排気口、5・・・・・・対流誘導板、7・
・・・・・排気導出板、8・・・・・・排気ダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子部品を取り付けた電子回路パッケージを複数段搭載
    して構成される電子装置架において、上記架の一側面に
    1段または複数段ごとに冷却用空気の排気口と一端を該
    排気口の下縁に連結し他端を少なくとも該排気口の上縁
    の高さまで架の外側の斜め上方へ突出した排気導出板と
    を設け、更に上記−側面の外側に上記排気導出板を含み
    且つその他端側との間を開放となした排気ダクトを設け
    たことを特徴とする電子装置架構造。
JP1978122666U 1978-09-08 1978-09-08 電子装置架構造 Expired JPS5843833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978122666U JPS5843833Y2 (ja) 1978-09-08 1978-09-08 電子装置架構造

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JP1978122666U JPS5843833Y2 (ja) 1978-09-08 1978-09-08 電子装置架構造

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Publication Number Publication Date
JPS5540544U JPS5540544U (ja) 1980-03-15
JPS5843833Y2 true JPS5843833Y2 (ja) 1983-10-04

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ID=29081006

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JP1978122666U Expired JPS5843833Y2 (ja) 1978-09-08 1978-09-08 電子装置架構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5435793B2 (ja) * 2009-12-11 2014-03-05 株式会社アイエイアイ コントローラ
JP6229326B2 (ja) * 2013-06-17 2017-11-15 富士通株式会社 情報処理装置及び排気モジュール

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JPS5540544U (ja) 1980-03-15

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