JPH062315Y2 - インバ−タ装置 - Google Patents

インバ−タ装置

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JPH062315Y2
JPH062315Y2 JP804886U JP804886U JPH062315Y2 JP H062315 Y2 JPH062315 Y2 JP H062315Y2 JP 804886 U JP804886 U JP 804886U JP 804886 U JP804886 U JP 804886U JP H062315 Y2 JPH062315 Y2 JP H062315Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
case
inverter device
cooling body
atmosphere
outside air
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP804886U
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English (en)
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JPS62120398U (ja
Inventor
昭夫 武本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はケースの内部に収納されたその構成電子部品が
外側に強制通風される冷却フィンを備えた冷却体の内側
に配置されてなるインバータ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のインバータ装置においては、内側に構成
電子部品が配置された冷却体の外側の多数の放熱フィン
を通風する手段として通常前記冷却フィンの下端に通風
ファンを設け、前記冷却フィンの間に外気を強制的に通
風させる如くにしている。その結果として前記放熱フィ
ンの効率的な放熱により前記冷却体を介してその内側に
配置された電子部品の一部の冷却が行われる。
その一方において前記電子部品を収納するケースの内部
では前記電子部品などの発熱は前記ケース内部の雰囲気
によっても奪われて同様にその冷却が行われている。そ
の場合電子部品の継続的な冷却に必要なケース内部の換
気は前記ケースの下面部に設けられた吸気用の開口と前
記ケース自体に広く設けられた排気用スリットとの間に
生ずる雰囲気の自然対流を利用して、前記電子部品など
を冷却して昇温した雰囲気を前記スリットを介して外部
に排出する一方で、それに代わって前記吸気用開口から
新鮮な外気を取り入れる如くにして行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記のケース内部の雰囲気の自然対流を利用す
る換気が十分でない場合には前記雰囲気の温度が次第に
上昇する結果その冷却能力が低下し、折角前記冷却体を
介して行われる電子部品などの冷却にもかかわらず内部
からする雰囲気による冷却が不足して前記電子部品など
の所定以上の温度上昇を招き易くなる。
このような事態を防止するために従来のインバータ装置
においては、一方で前記ケースそのものを大形にして前
記雰囲気の量を増大しその温度上昇を抑制するととも
に、他方で前記排気用スリットの寸法及び個数を増大し
て自然対流による前記ケース内部の換気の活発化を計る
如くにするのが一般であった。
しかしながら、前記の如き対処の仕方ではインバータ装
置そのものの体格が不本意に増大してコスト高を招くだ
けでなく、前記排気用スリットを通して内部の電子部品
や配線が見えるからインバータ装置としてはなはだ不体
裁になるという欠点が伴う。
そこで、本考案の目的は、簡単な手段によりケース内部
の雰囲気を強制的に誘引排出させて換気を行うことによ
り、効率的な内部冷却が実現される小形にして経済的な
インバータ装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために本考案は、ケースの内部に収
納されたその構成電子部品が外側に強制通風される放熱
フィンを備えた冷却体の内側に配置されてなるインバー
タ装置において、前記ケースの下面部に外気がその内部
に流入する吸気用開口を備え、前記冷却体の放熱フィン
を強制的に通風する外気が流出するケース上部に前記吸
気用開口からケース内部に流入した雰囲気の排気窓を設
け、前記排気窓の近傍が最上部となるよう前記ケースの
上面部を傾斜させるものとする。
〔作用〕
この考案によれば、前記排気窓近傍に集中する昇温した
ケース内部の雰囲気を前記冷却体の放熱フィンを強制的
に通風する外気によりベルヌーイの定理にもとづいて誘
引排出することにより、前記ケースの内部の換気が活発
になるため、その温度上昇を低減することができる。
〔実施例〕
次に図面に表された実施例に基づいて本考案の詳細を説
明する。
第1図ないし第3図に例示する本考案のインバータ装置
においては、その内側にインバータの構成電子部品10
が配置された冷却体1の外側の面には適宜の個数の放熱
フィン2が垂直方向に互いに平行して固定されており、
かつ放熱フィン2の方向に流通する外気の流入側即ち冷
却体1の下部にはファン6が固定されたファン取付板7
が、また前記外気の流出側即ち冷却体1の上部には適宜
の個数の排気窓8が形成された閉鎖板4がそれぞれ結合
されている。更にファン取付板7及び閉鎖板4それぞれ
の冷却体1に結合されていない側の端部に結合されて電
子部品10を覆う如くにされたケース3の下面部には外
気が内部に流入するための吸気用開口9が設けられ、ま
たケース3の上部には内部の雰囲気が流出するための排
気スリット5が形成されている。また、排気窓8の近傍
が最上部となるようケース3の上面部を傾斜させてあ
り、ケース3全体としては該ケースの内部で電子部品1
0などの熱を奪うことにより昇温した雰囲気が、自然に
冷却体1の上部に結合された排気窓8を有する閉鎖板4
の近傍に集中し易い形状をなしている。
前記の如き構成を有する本考案のインバータ装置におい
ては、その運転に伴って生ずる電子部品10などの損失
熱を奪って昇温したケース3の内部雰囲気はその一部は
ケース3の上部に形成された排気スリット5を介して外
部に流出するが、その大部分は排気窓8を有する閉鎖板
4の近傍に集中する。一方閉鎖板4の排気窓8の直ぐ外
側には、冷却体1の下部に設けられたファン6により冷
却体1の放熱フィン2の間を強制通風し、放熱フィン2
の表面から熱を奪って流出する外気が上方に向かって勢
良く流通しているから、閉鎖板4の近傍に集中したケー
ス3内部の雰囲気がベルヌーイの定理にもとづいて前記
外気に吸引されて閉鎖板4の排気窓8から外部に流出す
る。したがってケース3の内部の雰囲気の外部への排出
が著しく促進され、変わってケース3の下面部の吸気用
開口9から新鮮な外気が内部に流入してケース3の内部
の雰囲気の新陳代謝が盛んになるから、従来のインバー
タ装置における自然対流による換気にもとづく場合に比
較してケース3の内部の冷却がはるかに効率的になる。
その結果ケース3の容積を増大することも、また排気ス
リット5の寸法・個数を増加することも必要なくなり、
むしろインバータ装置そのものを小形にすることが可能
になる。
〔考案の効果〕
本考案は以上に説明した如く、ケースの内部に収納され
たその構成電子部品が外側に強制通風される放熱フィン
を備えた冷却体の内側に配置されてなるインバータ装置
において、前記ケースの下面部に外気がその内部に流入
する吸気用開口を備え、前記冷却体の放熱フィンを強制
的に通風する外気が流出するケース上部に前記吸気用開
口からケース内部に流入した雰囲気の排気窓を設け、前
記排気窓の近傍が最上部となるよう前記ケースの上面部
を傾斜させることにより、前記排気窓の近傍に集中する
昇温した前記ケースの内部雰囲気を前記冷却体の放熱フ
ィンを強制的に通風する外気の流速を利用しベルヌーイ
の定理にもとづいて誘引排出することができるから、前
記ケースの内部の換気が活発になりしたがってまたその
温度上昇を低減することが可能になり、その結果として
インバータ装置そのものを小形かつ廉価にし得るととも
にケースに形成するスリットの寸法個数を減じてその外
観を良好にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のインバータ装置の概略縦断面図を、第
2図は前記装置の概略正面図を、第3図は前記装置の概
略平面図を表わす。 1…冷却体、2…放熱フィン、3…ケース、4…閉鎖
板、6…ファン、8…排気窓、9…吸気用開口、10…
電子部品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの内部に収納されたその構成電子部
    品が外側に強制通風される放熱フィンを備えた冷却体の
    内側に配置されてなるインバータ装置において、前記ケ
    ースの下面部に外気がその内部に流入する吸気用開口を
    備え、前記冷却体の放熱フィンを強制的に通風する外気
    が流出するケース上部に前記吸気用開口からケース内部
    に流入した雰囲気の排気窓を設け、前記排気窓の近傍が
    最上部となるよう前記ケースの上面部を傾斜させてなる
    ことを特徴とするインバータ装置。
JP804886U 1986-01-23 1986-01-23 インバ−タ装置 Expired - Lifetime JPH062315Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP804886U JPH062315Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23 インバ−タ装置

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JP804886U JPH062315Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23 インバ−タ装置

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Publication Number Publication Date
JPS62120398U JPS62120398U (ja) 1987-07-30
JPH062315Y2 true JPH062315Y2 (ja) 1994-01-19

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JP4697148B2 (ja) * 2006-04-28 2011-06-08 パナソニック株式会社 電動圧縮機
DE112018006234T5 (de) * 2017-12-07 2020-09-17 Mitsubishi Electric Corporation Halbleitereinheit
JP7211107B2 (ja) * 2019-01-25 2023-01-24 株式会社Jvcケンウッド 排熱構造および電子機器

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