JPH03134421A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は空気調和機の室外ユニットに関するものであ
る。

〔従来の技術〕

第３図は、例えば実開昭６３−１５３０３４号公報に示
された従来の空気調和機の室外ユニットを示す一部切断
正面の説明図である。

第３図において、１は空気調和機の室外ユニット、２は
室外ユニット１内を送風機室３と圧縮機室４とに区画す
る垂直な仕切板、５および６は送風機室３に設けられた
送風機および熱交換器、７は圧縮機室４に設けられた圧
縮機、８はトランジスタなどの高発熱電気部品を収納す
る電気部品室、９は室外ユニットｌの外箱１０の側面に
設けられた吸気口、１１は冷却空気を電気部品室８内に
吸込む吸気口、１２は冷却空気を電気部品室８から排出
する排出口、１３は電気部品室８から排出した冷却空気
を送風機室３へ導く排気口である。

次に動作について説明する。室外ユニットｌは送風機の
運転によって送風機室３が負圧となるので、外箱１０の
吸気口９から外気が冷却空気として吸込まれ上昇して吸
気口１１から電気部品室８に流入し、電気部品（第３図
には図示せず）を冷却した後、電気部品室８の排出口１
２から排出され、仕切板２の排気口１３から送風機室３
に吸い込まれ、送風機５によって外部に排出される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来の空気調和機の室外ユニットは
、電気部品箱８の排出［１１２と仕切板２の排気口１３
とが近くにあり、送風機室３に吸込まれた水気が電気部
品室８に侵入することを防ぐために、排出口１２および
排気口１３の開口部は大きくすることができず、また、
仕切板２の排気口１３は下方に向ける必要があり、通風
抵抗が大きくなり電気部品の冷却効率が下がる問題点が
あった。しかも、電気部品箱８の排出口１２の位置は仕
切板２の排気口１３の近くにする必要があるなどの問題
点があった。

この発明は、上述のような問題点を解消して成さねたも
ので、発熱する電気部品を効率よく冷却できると共に、
送風機室からの水気が電気部品室に侵入することを防止
できる空気調和機の室外ユニットを提供することを目的
としている。

〔課題を解決するための手段〕

このため、この発明に係る空気調和機の室外ユニットは
、送風機と熱交換機とを収納した送風機室と圧縮機を収
納した圧縮機室とに仕切板によって区分された室外ユニ
ット下部本体と、該室外ユニット下部本体の上に着脱可
能に載置した、インバータ等の発熱する電気部品を収納
した電気部品函と、より成る空気調和機の室外ユニット
であって、前記送風機室には前記熱交換機冷却用空気の
吸込口と吹出口を、前記圧縮機室には冷却用空気の吸気
口を、そして、前記電気部品函の底部には、前記圧縮機
室に通じる空気取入口と、前記送風機室に通じる空気排
出口と、前記送風機室に露出する冷却フィンを備え、更
に、前記電気部品函には開閉可能な蓋を有する、ことを
特徴とする構成によって、前記目的を達成しようとする
ものである。

（作用〕 以上の構成により、電気部品への冷却用空気は電気部品
函の下部にある圧縮機室の吸気［Ｉから吸込まれ、電気
部品函の底部の空気取入口を通って電気部品函に流入し
、電気部品を冷却する。そして、空気排出口から下方の
送風機室に通じ、送風機によって室外ユニットの外部に
排出される。また、冷却フィンは送風機室の風で直接冷
却される。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例について図を参照して説明す
る。第１図は一実施例の一部切断正面図、第２図は同横
断面図である。

両図において、１は空気調和機の室外ユニットであり、
室外ユニット下部本体Ａと、この上に着脱可能に載置さ
れたインバータ等の発熱する電気部品を収納した電気部
品函Ｂとにより構成されている。２は室外ユニット下部
本体Ａの内部を送風機室３と圧縮機室４とに区画する垂
直な仕切板、５および６は送風機室３に設けられた送風
機および熱交換器、７は圧縮機であり圧縮機室４に設け
られている。また、１４は電気部品取付板９で電気部品
函Ｂの底板であると同時に室外ユニット下部本体Ａとの
区画板となっている。９は圧縮機室４の下方側面に設け
られた吸気口、１５は冷却空気を電気部品函Ｂに取込む
空気取入口で圧縮機室４に通じ、電気部品取付板１４の
端部に設けられ、その反対側の端部には空気排出口１６
が設けられ、この空気排出口１６は送風機室３に通じて
いる。冷却フィン１７は電気部品取付板１４に取付けら
れフィン部１８を送風機室３に露出して設けられている
。電気部品函すは室外ユニット１の上部本体を構成する
ものであり、その４側面は室外ユニット下部本体Ａの側
面と連続した様な外観を呈している。そして、開閉可能
な蓋１９を有している。なお、室外ユニット下部本体Ａ
と電気部品函Ｂとは容易に着脱できるように構成されて
いる。

送風機室３には、熱交換器６の近くに熱交換器冷却用空
気の吸込口２０が反対側には吹田口２１が設けられてい
る。

次に、以上のように構成されたこの実施例の動作につい
て説明する。送風機室３内の送風機５の運転により、熱
交換器冷却用の空気は、吸込口２０から送風機室３内に
吸込まれ熱交換器６を通り、これを冷却して吹田口２１
より外部に排出される。また、圧縮機室４の下部に設け
られた吸気口９よりも外気を吸入して電気部品取付板１
４の空気取入口１５を通り、電気部品函Ｂ内に流入し、
収納されているインバータ等の発熱する電気部品（図示
せず）を冷却する。そして、空気排出口１６より送風機
室３内に流入し送風機５により吹田口２１から室外ユニ
ット１の外へ排出される。

また、冷却フィン１７は送風機５により直接冷却されて
電気部品を冷却する。そして、雨水などが室外ユニット
ｌに掛る場合には、吸込口２０より熱交換器６を通り送
風機室３内に水気が入るが、冷却用の空気排出口１６は
送風機室３の上部に位置しているので、送風機５により
雨水の飛末が電気部品函Ｂに侵入することを防止できる
。また、電気部品取付板１４が送風機室３および圧縮機
室４の上部に位置しているので、電気部品取付板１４の
面積が大きく、電気部品が平面的に配置でき電気部品函
Ｂの高さを低くでき、電気部品函Ｂがダクト状になり冷
却空気を均一に電気部品に当てることができる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、電気部品函を送風機
室、圧縮機室の上部に広く設けられるので、電気部品山
内の各電気部品に冷却空気が均に当り、また、冷却フィ
ンは送風機室内に露出しているので、効率よく冷却でき
る。そして、電気部品函は上部に位置するので雨水の浸
入を防止することができる。また、電気部品を平面的に
配置できるので、ノイズ耐力も配線を明確に分ける等で
容易に向上させることができ、上部の蓋を開けて電気関
係のサービスができ、また、電気部品函が容易に取り外
せるので、熱交換器、送風機、圧縮機等のサービスにも
便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る一実施例を示す一部を切断した
正面図、第２図はこの実施例の横断面図、第３図は従来
例を示す一部切断正面の説明図である。 １・・・・・・室外ユニット ２・・・・・・仕切板 ３・・・・・・送風機室 ４−−−−−・圧縮機室 ５・・・・・・送風機 ６−−−−−−熱交換器 ７・・・−圧縮機 ８−−−−一電気部品室 ９・・・・・・吸込口 １０・−・−外箱 １１−・・・・・吸気口 １２・・・・・・排出口 １３−−−　・−排気口 １４−−−−−−電気部品取付板 １５・・・・・・電気取入口 ｉｓ−・・・・・空気排出口 １７・・・・・・冷却フィン １８・・・・・・フィン部 １９・・・・・・蓋 ２０・・・・・・吸込口 ２１−−−−−−吹出口 なお、図中、同一符号は同 ボす。 または相当部分を

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送風機と熱交換機とを収納した送風機室と圧縮機を収納
   した圧縮機室とに仕切板によって区分された室外ユニッ
   ト下部本体と、該室外ユニット下部本体の上に着脱可能
   に載置した、インバータ等の発熱する電気部品を収納し
   た電気部品函と、より成る空気調和機の室外ユニットで
   あって、前記送風機室には前記熱交換機冷却用空気の吸
   込口と吹出口を、前記圧縮機室には冷却用空気の吸気口
   を、そして、前記電気部品函の底部には、前記圧縮機室
   に通じる空気取入口と、前記送風機室に通じる空気排出
   口と、前記送風機室に露出する冷却フィンを備え、更に
   、前記電気部品函には開閉可能な蓋を有する、ことを特
   徴とする空気調和機の室外ユニット。