JP3826520B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和機の室外機に係わり、より詳細には電装品箱内の電装部品の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機の室外機は、例えば図5R>5に示すように、室外機本体はベース1と、外胴となる合成樹脂製の前面パネル2と、リヤパネル3および上面カバー4により構成され、前記ベース1の前面側略中央に載置された圧縮機5と、同圧縮機5の背面側と両側面とにわたり設けられ、略凹状に折曲形成された熱交換器6と、同熱交換器6の背面側部に対向して設けられた送風機7と、前記熱交換器の両側に設けられた側板6aの上端に取付板11'を設け、同取付板11'上に制御用の電装部品を収容した金属製の電装品箱8'と、同電装品箱8'の一側に図示してないがケーブルを接続する端子盤と、接続配管を接続する二方弁および三方弁等かからなる接続バルブ9とから構成されている。
【0003】
上記構成において、空気調和機を運転することにより発生する電装部品の発熱を放熱し、部品を冷却するため、前記電装品箱8'の側壁に放熱用の複数の孔8a'を開け冷却する構造であった。しかしながら、上記構造では電装品箱8'内と外周辺との自然対流による冷却のため部品を充分に冷却できず、特に気温の高い真夏に室外機上面に直射日光が照ると、電装部品の保護のため制御装置により空気調和機の運転を停止してしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の課題に鑑みなされたもので、熱交換器の上部に取付けられた電装品箱の前面側に空気吸入口を設けると共に、背面側に空気排出口を設け、空気排出口から熱交換器の上部に連通し、送風機に空気を流入させるダクトを設け、送風機の吸引力により空気吸入口から空気排出口に至る流路を流れる空気により、送風ファンの送風効率を悪くせずに電装部品を充分に冷却することのできる構造の空気調和機の室外機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するため、ベースと、前面パネルと、リアパネルと、上面カバーとからなる本体内に、前記ベース上の略中央に載置される圧縮機と、同圧縮機の背面側と両側面を囲むように前記ベース上に載置される熱交換器と、同熱交換器の背面側に対向して設けられる送風機と、前記熱交換器上に設けられた取付板上に載置される電装品箱とを備えてなる空気調和機の室外機において、前記電装品箱の前面側に空気吸込口を、背面側に空気排出口を設ける一方、前記取付板の背面側に通気口を設け、取付板の背面側と電装品箱の背面側とが同一面となるように形成し、前記空気排出口と前記通気口とをダクトにより連通した構成となっている。
【0007】
また、前記ダクトを前記リアカバーに一体形成した構成となっている。
【0009】
また、前記ダクトの開口縁を、前記電装品箱の背面側と、前記取付板の背面側および前記熱交換器の上面に夫々当接した構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。図1と、図2と、図3および図4とにおいて、室外機本体はベース1と、外胴となる合成樹脂製の前面パネル2と、リヤパネル3および上面カバー4により構成され、前記ベース1の前面側略中央に載置された圧縮機5と、同圧縮機5の背面側と両側面とにわたり設けられ、略凹状に折曲形成された熱交換器6と、同熱交換器6の背面側部に対向して設けられた送風機7と、前記熱交換器の両側に設けられた側板6aの上端に取付板11を設け、同取付板11上に制御用の電装部品を収容した金属製の電装品箱8と、同電装品箱8の一側に図示してないがケーブルを接続する端子盤と、接続配管を接続する二方弁および三方弁等からなる接続バルブ9から構成されている。
【0011】
前記電装品箱8の前面側に複数の小判状の孔で形成された空気吸入口8aを設けると共に、前記電装品箱8の背面側に空気排出口8bが設けられている。前記取付板11は背面側において略L字状に屈曲形成され、その水平面11aが前記熱交換器6の上端に載置されている。この場合、垂直面11bは前記電装品箱8の背面側壁と同一面となるよう形成され、同垂直面11bの前記空気排出口8bの下部に通気口11cが形成され、前記空気排出口8bと前記通気口11cとはダクト10により連通される構成となっている。
【0012】
前記ダクト10は前記リヤパネルの上部に一体に形成され、前面および下方を開口する箱状に形成されており、開口縁は前記電装品箱8の背面側壁と前記取付板11の垂直面11bおよび前記熱交換器6の上端面に当接するように構成されている。
【0013】
上記の構成において、前記熱交換器6の上部に取付けられた前記電装品箱8の前面側に空気吸入口8aを設けると共に、背面側に空気排出口8bを設け、空気排出口8bから熱交換器6上部の前記取付板11の通気口11cに連通するダクト10を設け、送風機7の吸引力により空気吸入口8aから空気排出口8bに至る流路を流れる空気により、空気調和機の運転により発生する電装部品の発熱を充分に放熱し、部品を充分に冷却することのできる構造の空気調和機の室外機となる。
【0014】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、熱交換器の上部に取付けられた電装品箱の前面側に複数の空気吸入口を設けると共に、背面側に空気排出口を設け、空気排出口から熱交換器の上部に連通し、送風機に空気を流入させるダクトを設け、送風機の吸引力により空気吸入口から空気排出口に至る流路を流れる空気により、空気調和機の運転により発生する電装部品の発熱を充分に放熱し、部品を冷却することのできる構造の空気調和機の室外機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の室外機の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す空気調和機の室外機の背面斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す要部側断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す図3のA部の拡大斜視図である。
【図5】従来例による空気調和機の室外機の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 前面パネル
3 リヤパネル
4 上面カバー
5 圧縮機
6 熱交換器
7 送風機
8 電装品箱
8a 空気吸入口
8b 空気排出口
8c 電装部品
9 接続バルブ
10 ダクト
11 取付板
11a 水平面
11b 垂直面
11c 通気口
Claims (3)
- ベースと、前面パネルと、リアパネルと、上面カバーとからなる本体内に、前記ベース上の略中央に載置される圧縮機と、同圧縮機の背面側と両側面を囲むように前記ベース上に載置される熱交換器と、同熱交換器の背面側に対向して設けられる送風機と、前記熱交換器上に設けられた取付板上に載置される電装品箱とを備えてなる空気調和機の室外機において、前記電装品箱の前面側に空気吸込口を、背面側に空気排出口を設ける一方、前記取付板の背面側に通気口を設け、取付板の背面側と電装品箱の背面側とが同一面となるように形成し、前記空気排出口と前記通気口とをダクトにより連通してなることを特徴とする空気調和機の室外機。
- 前記ダクトを前記リアカバーに一体形成したことを特徴とする請求項 1記載の空気調和機の室外機。
- 前記ダクトの開口縁を、前記電装品箱の背面側と、前記取付板の背面側および前記熱交換器の上面に夫々当接してなることを特徴とする請求項 1 および2記載の空気調和機の室外機。
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JP30466297A JP3826520B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30466297A JP3826520B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 空気調和機の室外機 |
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JPH11141922A JPH11141922A (ja) | 1999-05-28 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP30466297A Expired - Fee Related JP3826520B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 空気調和機の室外機 |
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-
1997
- 1997-11-06 JP JP30466297A patent/JP3826520B2/ja not_active Expired - Fee Related
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