JPH0714743Y2 - 空気調和機のリアクター冷却装置 - Google Patents

空気調和機のリアクター冷却装置

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JPH0714743Y2
JPH0714743Y2 JP14892788U JP14892788U JPH0714743Y2 JP H0714743 Y2 JPH0714743 Y2 JP H0714743Y2 JP 14892788 U JP14892788 U JP 14892788U JP 14892788 U JP14892788 U JP 14892788U JP H0714743 Y2 JPH0714743 Y2 JP H0714743Y2
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JP
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reactor
room
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air conditioner
exhaust port
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JP14892788U
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和則 池谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は空気調和機に係り,特に室外ユニツトに装着
されるリアクター冷却装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図,第5図及び第6図は例えば,実開昭63−99132
号公報に示された従来のリアクター冷却装置であり,図
において,(1)は空気調和機の室外ユニツト外箱で,
外箱内の基板(2)には略L字形をなす熱交換器(3)
が設置され,その内側に位置する上記基板(2)には送
風機(4)が配設されている。又,上記基板(2)の一
側には円弧状仕切板(5)により仕切られた機械室
(6)に圧縮機(7)を設置している。この仕切板
(5)の一部には両側壁(8)(9)に高さを異にした
通気口(10)(11)を備えた保護カバー(12)が一体的
に外方へ膨出形成されて,かつ上記基板(2)の上位に
位置している。
(13)は上記保護カバー(12)内の基板(2)に設置さ
れたリアクターで,リアクターの磁励振動は上記仕切板
(5)及び保護カバー(12)に対し伝わらないようにな
つている。
次に動作について説明する。
リアクター(13)は,冷暖房による空気調和時,熱交換
器(3)の放熱用の送風機(4)による冷風によつて強
制的に冷却するようになつている。
即ち,上記送風機(4)による一部の冷風は,一方の通
気口(10)から保護カバー(12)内に流入し,この保護
カバー(12)内のリアクター(13)を強制的に冷却し,
しかる後,他方の通気口(11)を通して機外へ放出され
るようになつている。
このようにして,リアクター(13)は冷却されると共
に,基板(2)上に載置しているから,磁励振動による
共振現象を抑制し得るようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の空気調和機のリアクター冷却装置は以上のように
構成されているので,熱交換室にリアクターの保護カバ
ーを置くことにより風の流れがみだれ,異常音の発生原
因となつており,この異常音をなくすことが必要であ
り,さらに,雨水の侵入に対しては,送風機の回転によ
る雨水の飛散によりリアクターカバーの通気口を広くで
きず,十分なリアクターの冷却を行うことができない等
の問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので,熱交換器室に風のみだれ,異常音を発生させ
る障害物を置かずに,確実な雨水の侵入対策を行うと共
に,リアクターの冷却を十分行うことのできるリアクタ
ー冷却装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る空気調和機のリアクター冷却装置は,機
械室に設けた電気品室を電気品箱を前部に設け,後部を
リアクター室にするとともに,仕切板側及び背面板側に
それぞれ排気口及び吸気口を開口し,排気口はリアクタ
ー室側へ複数ルーバ状に切起し形成するとともに,吸気
口の一部を覆う形のリアクター取付具をリアクター室
側に取付け,外気取入口を下方に設け保護カバーを外側
に設け,形のリアクター取付具にリアクターを装着し
たものである。
〔作用〕
この考案における空気調和機のリアクター冷却装置は,
室外ユニツトの機械室を上下に電気品室と圧縮機室とに
分け,電気品室後部に仕切板側にルーバ状の排気口を設
けるとともに,背面板側に吸気口を設けたリアクター室
を形成し,通風路とし,かつ吸気口リアクター室側に設
けたリアクター取付具に,リアクターを装着してリアク
ターの冷却を行ない,雨水侵入防止用の保護カバーを吸
気口外側に設けたことにより,たとえ吸気口から雨水が
侵入しても,リアクターは濡れることはない。また,排
気口から雨水が侵入しても,ルーバ状に切起し形成して
あり,直接リアクターを濡らすことはない。
〔実施例〕
以下,この考案の一実施例を図について説明する。第1
図において,(14)は熱交換器(3)と送風機(4)と
を配設し,仕切板(5)により機械室(6)と区画され
た熱交換器室,(15)は機械室(6)の上部に形成した
電気品室で,前部には背面(16)及び底面(17)により
L形を成す電気品箱(18)を配設し,後部空間をリアク
ター室(19)に形成している。
(20)は仕切板(5)に開口形成した排気口で,上記リ
アクター室(19)側へ突出する複数箇ルーバ状の切起し
片(21)を形成してある。(22)はこの排気口の各切起
し片(21)の開口部(23)側に接着剤等で取付けた発泡
材よりなる雨水ストツパー,(24)は上記リアクター室
(19)の背面板(25)に上下に並設して横長に開口した
一対の吸気口で,下側開口部(24a)には上方へ切起し
形成した切起し片(26)を設けている。
(27)はこれら一対の吸気口を同時に覆うよう背面板
(25)外面に装着された保護カバーで,下方に外気取入
口(28)を開口している。
(29)は上記リアクター室(19)内の背面板(25)に取
付けられた逆L形に折曲形成したリアクター取付具で,
平面部(29a)と,この平面部にL形に連続して右側固
定片(29b),上部左側固定片(29c)及び下部左側固定
片(29d)を折曲形成するとともに,下端縁には上記下
側吸気口(24a)の一部を塞ぐように延在した舌片(3
0)を折曲形成している。(31)はリアクター取付孔
で,上記取付具の平面部(29a)の各隅部にそれぞれ穿
設されている。
(13)はリアクターで,上記リアクター取付具(29)に
ねじ(32)等により締付固定されている。
次に動作を説明する。
リアクター(13)を冷却する外気は,保護カバー(27)
の下方外気取入口(28)より一対の吸気口(24)を通つ
てリアクター室(19)へ流入する。流入した外気はリア
クター(13)の背面に沿つて上下に分かれながら,仕切
板(5)の排気口(20)より熱交換器室(14)へ排出さ
れ,送風機(4)によつて外箱(1)外へ放出される。
また,雨水の侵入については,保護カバー(27)下方外
気取入口(28)より侵入しても,リアクター取付具(2
9)の下端舌片(30)によつてさえぎられ,電気品箱(1
8)及びリアクター(13)をぬらすことなく落下する。
さらに,熱交換器室(14)側より侵入する雨水はルーバ
状排気口(20)の縁に設けた雨水ストツパー(22)によ
つて,リアクター室(19)内へ飛散することなく下方へ
落下する。
〔考案の効果〕
以上のように,この考案によれば室外ユニツトの機械室
に電気品室を設け,かつこの電気品室を前部に電気品
箱,後部にリアクター室を形成し,リアクター室仕切板
及び背面板に排気口及び吸気口を開口し,吸気口の一部
を覆う形取付具をリアクター室側に取付けるととも
に,吸気口を覆う保護カバーを外面に備え,形取付具
にリアクターを装着し構成したから,リアクターの冷却
効果の向上を計るとともに,雨水の侵入によつて電気品
をぬらすこともなく,かつ磁励振動による共振現象を押
えた小さなものとすることができる効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による空気調和機のリアク
ター冷却装置を示す要部斜視図,第2図は第1図の断面
図,第3図は第1図を拡大して示す分解斜視図,第4図
は従来の一実施例による空気調和機のリアクター冷却装
置を示す平面図,第5図は第4図の要部を示す斜視図,
第6図は第5図のVI−VI断面図である。 なお,(14)は熱交換器室,(15)は電気品室,(18)
は電気品箱,(19)はリアクター室,(20)は排気口,
(21)は切起し片,(24)吸気口,(25)は背面板,
(27)は保護カバー,(29)はリアクター取付具であ
る。 図中,同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外ユニット箱体を仕切板により熱交換器
    室(14)と機械室(6)とに区画形成し,この機械室を
    電気品室と圧縮機室とから構成したものにおいて,上記
    電気品室(15)を前後に区画する電気品箱(18)を前部
    に配設し,後部リアクター室仕切板(5)及び背面板
    (25)にそれぞれ排気口(20)及び吸気口(24)を開口
    し,かつ排気口をリアクター室側ヘルーバ状に切起し片
    (21)を形成するとともに,吸気口の一部を覆う形取
    付具(29)をリアクター室側に取付け,さらに,外気取
    入口を下方に設けた保護カバー(27)を外面に備え,上
    記形取付具にリアクター(13)を装着したことを特徴
    とする空気調和機のリアクター冷却装置。
JP14892788U 1988-11-15 1988-11-15 空気調和機のリアクター冷却装置 Expired - Lifetime JPH0714743Y2 (ja)

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JPH0270133U JPH0270133U (ja) 1990-05-28
JPH0714743Y2 true JPH0714743Y2 (ja) 1995-04-10

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JP3985834B2 (ja) * 2005-11-07 2007-10-03 ダイキン工業株式会社 電装品アセンブリ、それを備えた空気調和装置の室外ユニット、及び空気調和装置
JP2017015279A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機

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