JP2018147568A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの削減、組立時間の短縮及び騒音レベルの低減を実現する加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器は、筐体2と、筐体の内部において、それぞれ対角線状に配置された第1の加熱コイル4及び第2の加熱コイル5と、筐体の内部に設けられ、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルを駆動するインバーター回路基板6と、筐体の内部において第2の加熱コイルの下方に設けられ、インバーター回路基板に向かって空気が吹き出される吐出口が形成されたファン10と、を備え、ファンは、インバーター回路基板、第1の加熱コイル、第2の加熱コイルの順に空気が流れる風路を筐体の内部に形成する。【選択図】図5

Description

本発明は、ファンが送る空気によって筐体の内部が冷却される加熱調理器に関する。
従来、ファンが送る空気によって筐体の内部が冷却される加熱調理器が知られている。ワンルームマンション等の小さいキッチンでは、コンパクトタイプの2口の加熱コイルを有する加熱調理器が設置される場合がある。このようなコンパクトタイプの加熱調理器は、筐体の大きさと比べて、内部部品の発熱量が比較的多い。特に、加熱コイルと、加熱コイルを駆動するインバーター回路基板とは、かなり高温となる。特許文献1には、筐体の内部において、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルが対角線状に配置された加熱調理器が開示されている。特許文献1では、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルが配置されていない部分に、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルを駆動するインバーター回路基板が設置されている。特許文献1は、第1の加熱コイル、第2の加熱コイル及びインバーター回路基板のそれぞれに一つずつファンが設けられることによって、筐体の内部の発熱量を抑えようとするものである。
特開2013−26169号公報
しかしながら、特許文献1に開示された加熱調理器は、筐体の内部の冷却のために、4台のファンが使用されている。このように、多数のファンを設けることによって、コストの増加、組立時間の増加及び騒音レベルの上昇という問題が生じる。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、コストの削減、組立時間の短縮及び騒音レベルの低減を実現する加熱調理器を提供するものである。
本発明に係る加熱調理器は、筐体と、筐体の内部において、それぞれ対角線状に配置された第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルと、筐体の内部に設けられ、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルを駆動するインバーター回路基板と、筐体の内部において第2の加熱コイルの下方に設けられ、インバーター回路基板に向かって空気が吹き出される吐出口が形成されたファンと、を備え、ファンは、インバーター回路基板、第1の加熱コイル、第2の加熱コイルの順に空気が流れる風路を筐体の内部に形成する。
本発明によれば、ファンは、インバーター回路基板、第1の加熱コイル、第2の加熱コイルの順に空気が流れる風路を筐体の内部に形成するため、1台のファンで、インバーター回路基板、第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルを冷却することができる。従って、ファンの台数を減らすことができる。このため、コストの削減、組立時間の短縮及び騒音レベルの低減を実現することができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1から天板3が外された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1から天板3が外された状態を示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1の空気の流れを示す上面断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1の空気の流れを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器200から天板3が外された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器300から天板3が外された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器300を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400から天板3が外された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400から天板3が外された状態を示す上面図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400を示す正面図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400の空気の流れを示す正面断面図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400の空気の流れを示す断面斜視図である。
実施の形態1.
以下、本発明に係る加熱調理器の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1を示す斜視図である。この図1に基づいて、加熱調理器1について説明する。図1に示すように、加熱調理器1は、例えばキッチンのキャビネット内に収納されて使用されるビルトイン型の誘導加熱調理器である。加熱調理器1は、筐体2と、天板3とを備えている。
(筐体2,天板3)
筐体2は、上面が開口された箱状の部材である。天板3は、筐体2の上部に設置され、筐体2の上面の開口を覆う板状の部材である。筐体2は、奥行方向(矢印Y方向)が幅方向(矢印X方向)よりも若干長くなっている。天板3は、ガラス製のプレート3aと、プレート3aの外周を囲む金属製のプレート枠3bとを有している。天板3のプレート3aには、被加熱物を載置する位置の目安となる第1の位置表示3c及び第2の位置表示3dが設けられている。第1の位置表示3c及び第2の位置表示3dは、加熱調理器1の2つの加熱口に対応して設けられている。第1の位置表示3cは、天板3の前方且つ一側方に設けられ、第2の位置表示3dは、天板3の後方且つ他側方に設けられている。筐体2と天板3とによって、加熱調理器1の外郭が構成されている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1から天板3が外された状態を示す斜視図、図3は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1から天板3が外された状態を示す上面図、図4は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1を示す正面図、図5は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1を示す分解斜視図である。図2、図3、図4及び図5に示すように、加熱調理器1は、筐体2及び天板3のほかに、第1の加熱コイル4と、第2の加熱コイル5と、ファン10と、インバーター回路基板6と、電源回路基板13と、主基板ホルダー9と、ファンホルダー11と、電源基板ホルダー14と、ファンカバー12と、風向誘導部15とを備えている。なお、筐体2の底面において、第2の加熱コイル5の下方には、空気が吸い込まれる吸気口2aが形成されている。また、筐体2の背面において、電源回路基板13及び第2の加熱コイル5の後方には、空気が排出される排気口2bが形成されている。
(第1の加熱コイル4,第2の加熱コイル5)
第1の加熱コイル4は、筐体2の内部の前方且つ一側方に設けられており、高周波電流が流れることによって被加熱物を加熱する誘導加熱コイルである。第1の加熱コイル4は、天板3の第1の位置表示3cの下方に設けられている。第1の加熱コイル4には、自身を支持する3つのバネ16a,16b,16cが取り付けられている。第2の加熱コイル5は、筐体2の内部の後方且つ他側方に設けられており、高周波電流が流れることによって被加熱物を加熱する誘導加熱コイルである。即ち、第1の加熱コイル4と第2の加熱コイル5とは、筐体2の内部においてそれぞれ対角線状に配置されている。第2の加熱コイル5は、天板3の第2の位置表示3dの下方に設けられている。第2の加熱コイル5には、自身を支持する3つのバネ16d,16e,16fが取り付けられている。
(ファン10)
ファン10は、筐体2の内部において第2の加熱コイル5の下方に設けられており、筐体2の内部に空気を取り込む機器である。本実施の形態1では、ファン10は、例えばシロッコファンである。ファン10の側部には、空気が吹き出される吐出口10aが形成されている。吐出口10aは、筐体2の前方に向かって開口されており、吸気口2aから吸い込まれた空気は、筐体2の前方に吹き出される。
(インバーター回路基板6)
インバーター回路基板6は、筐体2の内部に設けられており、筐体2の内部の前方に配置されている。即ち、インバーター回路基板6の一部は、第1の加熱コイル4に覆われている。インバーター回路基板6は、筐体2の幅方向に長い長方形状をなしている。ここで、筐体2は、奥行方向に長い。即ち、インバーター回路基板6の長手方向と筐体2の長手方向とは、直交している。
インバーター回路基板6の上面には、第1の加熱コイル4及び第2の加熱コイル5を駆動する複数の電子部品7と、電子部品7を冷却するヒートシンク8とが設けられている。ここで、ヒートシンク8は、インバーター回路基板6の中心から筐体2の幅方向にずれた位置に配置されている。なお、第1の加熱コイル4は、インバーター回路基板6の上方に跨って配置されている。その際、ヒートシンク8が、インバーター回路基板6の中心から筐体2の幅方向にずれた位置に配置されているため、第1の加熱コイル4とヒートシンク8とが干渉せずに済む。
(電源回路基板13)
電源回路基板13は、筐体2の内部に設けられており、筐体2の内部の後方且つ一側方に配置されている。電源回路基板13は、インバーター回路基板6に電源を供給する。電源回路基板13には、ノイズを除去する除去部品が設けられており、筐体2の内部の部品に供給する電流が流れるケーブルと、外部電源の差込口に接続された電源ケーブルとが接続されている。なお、電源ケーブルは、筐体2に形成された穴を通って外部電源まで延びている。
(主基板ホルダー9)
主基板ホルダー9は、筐体2の内部に設けられ、インバーター回路基板6を筐体2に固定する部材であり、ネジ等で筐体2の内部の前方に固定されている。主基板ホルダー9は、主基板載置部9dと、主基板突起9aと、主基板壁9bと、主基板ロック機構9cとを有している。主基板載置部9dは、インバーター回路基板6が載置される部材である。主基板突起9aは、主基板載置部9dから上方に突出する突起であり、複数設けられている。主基板突起9aは、インバーター回路基板6を支えることによって、インバーター回路基板6に設けられた電子部品7の重さにより主基板載置部9dが撓むことを抑制する。主基板壁9bは、主基板載置部9dの縁部から立設する部材である。主基板壁9bは、筐体2と天板3との間に形成される隙間から液体が内部に入り込んだとき、液体がインバーター回路基板6上に侵入することを抑制する。主基板ロック機構9cは、インバーター回路基板6上の端子に接続されるケーブルの配線方向を固定する機構である。
(ファンホルダー11)
ファンホルダー11は、筐体2の内部に設けられ、ファン10を筐体2に固定する部材であり、ネジ等で筐体2の内部の後方且つ他側方に固定されている。ファンホルダー11は、ファン載置部11hと、吐出誘導壁11fと、ファン誘導壁11gと、ホルダーボス11b,11c,11d,11eとを有している。ファン載置部11hは、ファン10が載置され、空気が流れる通気穴11aが形成された部材である。吐出誘導壁11fは、ファン載置部11hから前方に延び、ファン10の吐出口10aから吹き出される空気を筐体2の前方に導く壁である。これにより、吐出誘導壁11fは、吐出口10aから吹き出される空気が、ファンホルダー11と主基板ホルダー9との間、インバーター回路基板6と主基板ホルダー9との間に入り込むことを抑制する。
ファン誘導壁11gは、ファン載置部11hの側方に設けられ、空気をファン10の上部に誘導する壁である。ホルダーボス11b,11c,11d,11eは、第1の加熱コイル4を支持する1つのバネ16c及び第2の加熱コイル5を支持する3つのバネ16d,16e,16fが載置される部材である。このように、第2の加熱コイル5は、ホルダーボス11b,11d,11eとの間にバネ16d,16e,16fを挟んで設けられている。
(電源基板ホルダー14)
電源基板ホルダー14は、筐体2の内部に設けられ、電源回路基板13を筐体2に固定する部材であり、ネジ等で筐体2の内部の後方且つ一側方に固定されている。電源基板ホルダー14は、電源基板載置部14dと、電源基板突起14aと、電源基板壁14bと、電源基板ロック機構14cとを有している。電源基板載置部14dは、インバーター回路基板6が載置される部材である。電源基板突起14aは、電源基板載置部14dから上方に突出する突起であり、複数設けられている。電源基板突起14aは、電源回路基板13を支えることによって、電源回路基板13に設けられた電子部品7の重さにより電源基板載置部14dが撓むことを抑制する。電源基板壁14bは、電源基板載置部14dの縁部から立設する部材である。電源基板壁14bは、筐体2と天板3との間に形成される隙間から液体が内部に入り込んだとき、液体が電源回路基板13上に侵入することを抑制する。電源基板ロック機構14cは、電源回路基板13上の端子に接続されるケーブルの配線方向を固定する機構である。
(ファンカバー12)
ファンカバー12は、ファン10及びヒートシンク8を覆い、筐体2の内部の風路の一部を形成する部材であり、ネジ等で主基板ホルダー9又はファンホルダー11に固定されている。即ち、ファンカバー12は、筐体2の内部において前方且つ他側方に設けられている。ファンカバー12は、カバー本体部12fと、湾曲部12aと、カバー部12bと、カバー突起12cと、カバー誘導壁12dとを有している。カバー本体部12fは、ファン10の上面を覆う部材である。なお、カバー本体部12fの上面と、ファンホルダー11のファン誘導壁11gの上端とは、同等の高さを有しており、ファン誘導壁11gによって上昇した空気は、カバー本体部12fの上面に流入する。
湾曲部12aは、カバー本体部12fに接続され、吐出口10aから吹き出された空気の流れが曲がるように湾曲した部材である。湾曲部12aの回転半径は、ヒートシンク8の幅の長さと同等である。湾曲部12aは、吐出口10aから吹き出された空気を曲げてカバー部12b側のヒートシンク8のフィンに空気を導入する。カバー部12bは、湾曲部12aに接続され、ヒートシンク8の上面を覆う部材である。カバー部12bは、ヒートシンク8のフィンの間から空気が漏れることを抑制する。カバー突起12cは、湾曲部12aの下部に設けられており、主基板ホルダー9上に載置されたインバーター回路基板6を、主基板ホルダー9側に押さえる部材である。カバー誘導壁12dは、カバー本体部12fの上面から略垂直に延びるように立設し、カバー本体部12fの上面に流れる空気を上方に誘導する部材である。カバー誘導壁12dには、空気が上方に吹き出される複数のカバー吹出口12eが形成されている。カバー吹出口12eは、流れる空気の量を絞り込む機能を有する。
(風向誘導部15)
風向誘導部15は、第1の加熱コイル4の下方に設けられ、筐体2の内部の風路の一部を形成する部材であり、ネジ等で主基板ホルダー9に固定されている。即ち、風向誘導部15は、インバーター回路基板6の上方のうち、ファンカバー12が設けられていない部分である筐体2の前方且つ一側方端部に配置されている。風向誘導部15は、風向誘導壁15aと、風向突起15eと、風向ボス15c,15dと、ブロック15bとを有している。風向誘導壁15aは、インバーター回路基板6から流出した空気の流れが第1の加熱コイル4の周囲に沿って曲がるように湾曲しつつ略垂直に立設した部材である。
風向誘導壁15aには、空気の一部が上方に吹き出される複数の風向吹出口15fが形成されている。風向吹出口15fは、流れる空気の量を絞り込む機能を有する。このように、風向誘導壁15aは、ファンカバー12内でヒートシンク8を通過した筐体2内の前方且つ他側方から流れる空気を、回転させて筐体2内の後方且つ他側方に誘導すると同時に上方にも誘導する。風向誘導壁15aは、前方に配置された第1の壁15a1と、第1の壁15a1よりも後方に配置された第2の壁15a2とを有する。第1の壁15a1の回転半径は、ヒートシンク8の幅の長さと同等である。第2の壁15a2の回転半径は、ヒートシンク8の幅の2倍程度の長さである。これにより、第1の壁15a1に流入する空気は、流れる向きを急峻に曲げられ、その後、第2の壁15a2において、緩やかに曲げられる。
風向突起15eは、風向誘導壁15aの下部に2個設けられており、主基板ホルダー9上に載置されたインバーター回路基板6を、主基板ホルダー9側に押さえる部材である。風向ボス15c,15dは、第1の加熱コイル4を支持する2つのバネ16a,16bが載置される部材である。以上のように、第1の加熱コイル4は、風向ボス15c,15d及びホルダーボス11cとの間にバネ16a,16b,16cを挟んで設けられている。ブロック15bは、風向誘導壁15aから側方に延び、空気が筐体2の底面に流れることを抑制する部材である。ブロック15bは、第2の壁15a2を通過した空気が、主基板ホルダー9と電源基板ホルダー14との間から筐体2の底面に流れ出ることを抑制する。
(空気の流れ)
図6は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1の空気の流れを示す上面断面図であり、図4のA−A断面図である。また、図7は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器1の空気の流れを示す斜視図である。次に、筐体2の内部における冷却された空気の流れについて説明する。図6及び図7では、ファン10が動作することによって生じる空気の流れを、矢印で概念的に示す。図6に示すように、ファン10が動作すると、筐体2の底面に形成された吸気口2aから外部の空気がファンホルダー11の通気穴11aを通って、ファン10の内部に取り込まれる。ファン10の内部に取り込まれた空気は、冷却風として吐出口10aから吹き出される。ファン10の吐出口10aから吹き出された空気は、筐体2の内部の前方に流れる。
その際、ファンホルダー11の吐出誘導壁11fによって下方が覆われ、ファンカバー12のカバー本体部12fによって上方が覆われているため、空気は外部に漏れない。筐体2の内部の前方に流れた空気は、ファンカバー12の湾曲部12aに沿って、インバーター回路基板6のヒートシンク8のフィンに流れ込む。その際、ファンカバー12のカバー部12bによって上方が覆われているため、空気は外部に漏れない。これにより、空気は、ヒートシンク8に取り付けられた高温状態の電子部品7を冷却する。
ヒートシンク8を通過した空気は、風向誘導部15に向かって流れ、風向誘導部15の風向誘導壁15aに当たり、筐体2の内部の上方の第1の加熱コイル4に流れる空気と、筐体2の内部の後方の第2の加熱コイル5に流れる空気とに分かれる。このうち、上方に流れる空気は、風向誘導壁15aの上部に形成された風向吹出口15fによって絞り込まれながら吹き出され、第1の加熱コイル4の高温箇所に当たる。これにより、第1の加熱コイル4の高温箇所を集中して冷却することができる。
一方、後方に流れる空気は、湾曲した風向誘導壁15aに沿ってファンホルダー11側に流れる。その際、風向誘導部15のブロック15bによって下方が覆われているため、空気は外部に漏れない。図7に示すように、ファンホルダー11に流れる空気は、ファンホルダー11の側部のファン誘導壁11gによって上昇し、ファンカバー12の上面に流入する。ファンカバー12の上面に流入する空気は、ファンカバー12の上面に設けられたカバー誘導壁12dによって上方に誘導される。上方に誘導された空気は、カバー誘導壁12dの上部に形成されたカバー吹出口12eによって絞り込まれながら吹き出され、第2の加熱コイル5の高温箇所に当たる。これにより、第2の加熱コイル5の高温箇所を集中して冷却することができる。その後、空気は、筐体2の排気口2bを通って、筐体2の外部に排出される。以上のとおり、ファン10は、インバーター回路基板6、第1の加熱コイル4及び第2の加熱コイル5の順に空気が流れる風路を筐体2の内部に形成している。
本実施の形態1によれば、ファン10は、インバーター回路基板6、第1の加熱コイル4、第2の加熱コイル5の順に空気が流れる風路を筐体2の内部に形成するため、1台のファン10で、インバーター回路基板6、第1の加熱コイル4及び第2の加熱コイル5を冷却することができる。従って、冷却に使用されるファン10の台数を減らすことができる。このため、コストを削減することができる。また、ファン10の固定作業及び煩雑なファンケーブルの配線作業が不要となるため、組立時間を短縮することができる。更に、ファン10の台数が減ることによって、騒音レベルの低減を実現することができる。
また、ファン10が筐体2の内部の後方に配置されており、これに伴って筐体2の内部の後方に吸気口2aが形成されている。このように、筐体2の前方のキッチンから、吸気口2aが遠いため、キッチンにいる利用者から騒音が聞こえ難い。また、ファンカバー12、風向誘導部15、主基板ホルダー9及びファンホルダー11が設けられていることによって、風路において空気が円滑に流れることを促進することができる。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器200から天板3が外された状態を示す斜視図である。本実施の形態2は、筐体21において排気口21bが形成されている位置が、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図8に示すように、排気口21bは、筐体21において第2の加熱コイル5の後方に形成されており、電源回路基板13の後方には形成されていない。これにより、湾曲した風向誘導壁15aに沿って流れる空気が、電源回路基板13側ではなくファンホルダー11の方向に流れ易い。このため、ファンホルダー11の上面のファンカバー12の上方に設けられた第2の加熱コイル5に流入する空気が増加する。従って、第2の加熱コイル5の温度上昇をより抑えることができる。更に、筐体21において電源回路基板13の後方が塞がっているため、外部から電源回路基板13の近傍に液体が侵入することを抑制することができる。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器300から天板3が外された状態を示す斜視図、図10は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器300を示す分解斜視図である。本実施の形態3は、主基板ホルダー9と、ファンホルダー11と、電源基板ホルダー14とが一体化された一体化ホルダー31を有している点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図9及び図10に示すように、一体化ホルダー31は、ネジ等で筐体2に固定されており、主基板ホルダー部32と、ファンホルダー部33と、電源基板ホルダー部34と、一体化ロック機構35とを有している。主基板ホルダー部32は、インバーター回路基板6を筐体2に固定する。主基板ホルダー部32は、主基板載置部9dと、主基板突起9aと、主基板壁9bと、主基板ロック機構9cとを有している。主基板載置部9dは、インバーター回路基板6が載置される部材である。主基板突起9aは、主基板載置部9dから上方に突出する突起であり、複数設けられている。主基板突起9aは、インバーター回路基板6を支えることによって、インバーター回路基板6に設けられた電子部品7の重さによって主基板載置部9dが撓むことを抑制する。主基板壁9bは、主基板載置部9dの縁部から立設する部材である。主基板壁9bは、筐体2と天板3との間に形成される隙間から液体が内部に入り込んだとき、液体がインバーター回路基板6上に侵入することを抑制する。
ファンホルダー部33は、ファン10を筐体2に固定する。ファンホルダー部33は、ファン載置部11hと、吐出誘導壁11fと、ファン誘導壁11gと、ホルダーボス11b,11c,11d,11eとを有している。ファン載置部11hは、ファン10が載置され、空気が流れる通気穴11aが形成された部材である。吐出誘導壁11fは、ファン載置部11hから前方に延び、ファン10の吐出口10aから吹き出される空気を筐体2の前方に導く壁である。これにより、吐出誘導壁11fは、吐出口10aから吹き出される空気が、インバーター回路基板6と主基板ホルダー部32との間に入り込むことを抑制する。
ファン誘導壁11gは、ファン載置部11hの側方に設けられ、空気をファン10の上部に誘導する壁である。ホルダーボス11b,11c,11d,11eは、第1の加熱コイル4を支持する1つのバネ16c及び第2の加熱コイル5を支持する3つのバネ16d,16e,16fが載置される部材である。このように、第2の加熱コイル5は、ホルダーボス11b,11d,11eとの間にバネ16d,16e,16fを挟んで設けられている。
電源基板ホルダー部34は、電源回路基板13を筐体2に固定する。電源基板ホルダー部34は、電源基板載置部14dと、電源基板突起14aと、電源基板壁14bと、電源基板ロック機構14cとを有している。電源基板載置部14dは、インバーター回路基板6が載置される部材である。電源基板突起14aは、電源基板載置部14dから上方に突出する突起であり、複数設けられている。電源基板突起14aは、電源回路基板13を支えることによって、電源回路基板13に設けられた電子部品7の重さによって電源基板載置部14dが撓むことを抑制する。電源基板壁14bは、電源基板載置部14dの縁部から立設する部材である。電源基板壁14bは、筐体2と天板3との間に形成される隙間から液体が内部に入り込んだとき、液体が電源回路基板13上に侵入することを抑制する。
一体化ロック機構35は、インバーター回路基板6上の端子に接続されるケーブルの配線方向を固定する機構である。
本実施の形態3によれば、一体化ホルダー31が使用されているため、主基板ホルダー9と、ファンホルダー11と、電源基板ホルダー14との間に隙間が生じている場合に、隙間に空気が漏れる可能性を払拭することができる。このため、高温部品に流れる空気の量が増加し、1台のファン10で高温部品の温度上昇を充分に抑えることができる。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400から天板3が外された状態を示す斜視図、図12は、本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400から天板3が外された状態を示す上面図、図13は、本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400を示す正面図である。本実施の形態4は、ファンカバー41がダクト41fとダクト誘導壁41gとを有している点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態4では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図11、図12及び図13に示すように、ファンカバー41は、ダクト41fと、ダクト誘導壁41gとを有している。ダクト41fは、カバー部12bの上部に設けられ、インバーター回路基板6に流れる空気の一部が流入する流路41hが内部に形成されている。ダクト誘導壁41gは、ダクト41fから流出した空気をカバー本体部12fに誘導する壁である。
図14は、本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400を示す分解斜視図である。図14に示すように、ファンカバー41は、ファン10及びインバーター回路基板6を覆い、筐体2の内部の風路の一部を形成する部材であり、ネジ等で主基板ホルダー9又はファンホルダー11に固定されている。即ち、ファンカバー41は、筐体2の内部において前方且つ他側方に設けられている。前述の如く、ファンカバー41は、カバー本体部12fと、湾曲部12aと、カバー部12bと、カバー突起12cと、カバー誘導壁12dとのほかに、ファンカバー41は、ダクト41fと、ダクト誘導壁41gとを有している。カバー本体部12fは、ファン10の上面を覆う部材である。なお、カバー本体部12fの上面と、ファンホルダー11のファン誘導壁11gの上端とは、同等の高さを有しており、ファン誘導壁11gによって上昇した空気は、カバー本体部12fの上面に流入する。
湾曲部12aは、カバー本体部12fに接続され、吐出口10aから吹き出された空気の流れが曲がるように湾曲した部材である。湾曲部12aの回転半径は、ヒートシンク8の幅の長さと同等である。湾曲部12aは、吐出口10aから吹き出された空気を曲げてカバー部12b側のヒートシンク8のフィンに空気を導入する。カバー部12bは、湾曲部12aに接続され、ヒートシンク8の上面を覆う部材である。カバー部12bは、ヒートシンク8のフィンの間から空気が漏れることを抑制する。カバー突起12cは、湾曲部12aの下部に設けられており、主基板ホルダー9上に載置されたインバーター回路基板6を、主基板ホルダー9側に押さえる部材である。カバー誘導壁12dは、カバー本体部12fの上面から略垂直に延びるように立設し、カバー本体部12fの上面に流れる空気を上方に誘導する部材である。カバー誘導壁12dには、空気が上方に吹き出される複数のカバー吹出口12eが形成されている。カバー吹出口12eは、流れる空気の量を絞り込む機能を有する。
ダクト41fは、湾曲部12aから吹き出された空気の流れが曲がるように湾曲した部材であり、内部に空気の流路41hが形成されている。ダクト41fの流路41hの回転半径は、ヒートシンク8の幅の長さと同等である。なお、ダクト41fの流路41hの口径は、適宜変更可能である。ダクト誘導壁41gは、ダクト41fから流出した空気をカバー本体部12fに誘導する湾曲した壁である。ダクト誘導壁41gの回転半径は、ヒートシンク8の幅の長さと同等である。
図15は、本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400の空気の流れを示す正面断面図であり、図12のB−B断面図である。図16は、本発明の実施の形態4に係る加熱調理器400の空気の流れを示す断面斜視図であり、図13のC−C断面図である。次に、ファンカバー41の内部における冷却された空気の流れについて説明する。図15及び図16では、ファン10が動作することによって生じる空気の流れを、矢印で概念的に示す。なお、ファン10の吐出口10aから吹き出されて湾曲部12aに至るまでの空気の流れは、実施の形態1と同様である。図15に示すように、湾曲部12aを通過する空気は、ヒートシンク8側とダクト41fの流路41h側とに分岐して流れる。ヒートシンク8の側面に当たって上方に流れた空気は、ダクト41fの流路41hに流入する。これにより、空気は、ファンカバー41の上部で渦を巻くことなく流路41hに流れていく。
図16に示すように、ダクト41fの流路41hに流入した空気は、ダクト41fの流路41hにおいて回転し、ダクト誘導壁41gに流れる。ダクト誘導壁41gに流入した空気は、ダクト41f流入壁によって更に回転し、カバー本体部12f側に流れる。ファンホルダー11に流れる空気は、ファンホルダー11の側方のファン誘導壁11gによって上昇し、ファンカバー41の上面に流入する。ファンカバー41の上面に流入する空気は、ファンカバー41の上面に設けられたカバー誘導壁12dによって上方に誘導される。上方に誘導された空気は、カバー誘導壁12dの上部に形成されたカバー吹出口12eによって絞り込まれながら吹出し、第2の加熱コイル5の高温箇所に当たる。これにより、第2の加熱コイル5の高温箇所を集中して冷却することができる。なお、ヒートシンク8に流れた後の空気の挙動は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態4によれば、ファン10から吹き出されたばかりの空気が、第2の加熱コイル5に直接流れる。このため、第2の加熱コイル5をより冷却することができる。また、ダクト41fの流路41hの口径を変更することによって、第1の加熱コイル4と第2の加熱コイル5とに流れる空気の量を調整することができる。これにより、第1の加熱コイル4の発熱量及び第2の加熱コイル5の発熱量のそれぞれに適した空気の分配を行うことができる。従って、1台のファン10で、インバーター回路基板6、第1の加熱コイル4及び第2の加熱コイル5を充分に冷却することができる。
1 加熱調理器、2 筐体、2a 吸気口、2b 排気口、3 天板、3a プレート、3b プレート枠、3c 第1の位置表示、3d 第2の位置表示、4 第1の加熱コイル、5 第2の加熱コイル、6 インバーター回路基板、7 電子部品、8 ヒートシンク、9 主基板ホルダー、9a 主基板突起、9b 主基板壁、9c 主基板ロック機構、9d 主基板載置部、10 ファン、10a 吐出口、11 ファンホルダー、11a 通気穴、11b,11c,11d,11e ホルダーボス、11f 吐出誘導壁、11g ファン誘導壁、11h ファン載置部、12 ファンカバー、12a 湾曲部、12b カバー部、12c カバー突起、12d カバー誘導壁、12e カバー吹出口、12f カバー本体部、13 電源回路基板、14 電源基板ホルダー、14a 電源基板突起、14b 電源基板壁、14c 電源基板ロック機構、14d 電源基板載置部、15 風向誘導部、15a 風向誘導壁、15a1 第1の壁、15a2 第2の壁、15b ブロック、15c,15d 風向ボス、15e 風向突起、15f 風向吹出口、16a,16b,16c,16d,16e,16f バネ、21 筐体、21b 排気口、31 一体化ホルダー、32 主基板ホルダー部、33 ファンホルダー部、34 電源基板ホルダー部、35 一体化ロック機構、41 ファンカバー、41f ダクト、41g ダクト誘導壁、41h 流路、200 加熱調理器、300 加熱調理器、400 加熱調理器。

Claims (16)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部において、それぞれ対角線状に配置された第1の加熱コイル及び第2の加熱コイルと、
    前記筐体の内部に設けられ、前記第1の加熱コイル及び前記第2の加熱コイルを駆動するインバーター回路基板と、
    前記筐体の内部において前記第2の加熱コイルの下方に設けられ、前記インバーター回路基板に向かって空気が吹き出される吐出口が形成されたファンと、を備え、
    前記ファンは、前記インバーター回路基板、前記第1の加熱コイル、前記第2の加熱コイルの順に空気が流れる風路を前記筐体の内部に形成する
    加熱調理器。
  2. 前記インバーター回路基板には、
    前記第1の加熱コイル及び前記第2の加熱コイルを駆動する電子部品と、
    前記電子部品を冷却するヒートシンクと、が設けられており、
    前記ファン及び前記ヒートシンクを覆い、前記風路の一部を形成するファンカバーを更に備え、
    前記ファンカバーは、
    前記ファンの上面を覆うカバー本体部と、
    前記カバー本体部に接続され、前記吐出口から吹き出された空気の流れが曲がるように湾曲した湾曲部と、
    前記湾曲部に接続され、前記ヒートシンクの上面を覆うカバー部と、を有する
    請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記ファンカバーは、
    前記カバー本体部の上面から立設し、前記カバー本体部の上面に流れる空気を上方に誘導するカバー誘導壁を更に有し、
    前記カバー誘導壁には、
    空気が上方に吹き出されるカバー吹出口が形成されている
    請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記湾曲部の回転半径は、
    前記ヒートシンクの幅の長さである
    請求項2又は3記載の加熱調理器。
  5. 前記ファンカバーは、
    前記カバー部の上部に設けられ、前記インバーター回路基板に流れる空気の一部が流入する流路が形成されたダクトを更に有し、
    前記ダクトの前記流路は、湾曲している
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記ダクトの前記流路の回転半径は、
    前記ヒートシンクの幅の長さである
    請求項5記載の加熱調理器。
  7. 前記第1の加熱コイルの下方に設けられ、前記風路の一部を形成する風向誘導部を更に備え、
    前記風向誘導部は、
    前記インバーター回路基板から流出した空気の流れが前記第1の加熱コイルの周囲に沿って曲がるように湾曲した風向誘導壁を有し、
    前記風向誘導壁には、
    空気の一部が上方に吹き出される風向吹出口が形成されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記筐体の内部に設けられ、前記インバーター回路基板が固定される主基板ホルダーを更に備え、
    前記主基板ホルダーは、
    前記インバーター回路基板が載置される主基板載置部と、
    前記主基板載置部から上方に突出する主基板突起と、
    前記主基板載置部の縁部から立設する主基板壁と、
    前記インバーター回路基板に接続されるケーブルの配線方向を固定する主基板ロック機構と、を有する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  9. 前記風向誘導部は、
    前記インバーター回路基板を前記主基板ホルダーに押圧する風向突起と、
    前記第1の加熱コイルを支持するバネが載置される風向ボスと、
    前記風向誘導壁から側方に延び、空気が前記筐体の底面に流れることを抑制するブロックと、を更に有する
    請求項7に従属する請求項8記載の加熱調理器。
  10. 前記ファンカバーは、
    前記インバーター回路基板を前記主基板ホルダーに押圧するカバー突起を更に有する
    請求項2〜6のいずれか1項に従属する請求項8記載の加熱調理器。
  11. 前記筐体の内部に設けられ、前記ファンが固定されるファンホルダーを更に備え、
    前記ファンホルダーは、
    前記ファンが載置され、空気が流れる通気穴が形成されたファン載置部と、
    前記ファン載置部から延び、前記ファンの前記吐出口から吹き出される空気を前記インバーター回路基板に導く吐出誘導壁と、
    前記ファン載置部の側方に設けられ、空気をファンの上部に誘導するファン誘導壁と、
    前記第2の加熱コイルを支持するバネが載置されるホルダーボスと、を有する
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  12. 前記筐体の内部に設けられ、前記インバーター回路基板に電源を供給する電源回路基板と、
    前記電源回路基板が固定される電源基板ホルダーと、を更に備え、
    前記電源基板ホルダーは、
    前記電源回路基板が載置される電源基板載置部と、
    前記電源基板載置部から上方に突出する電源基板突起と、
    前記電源基板載置部の縁部から立設する電源基板壁と、
    前記電源回路基板に接続されるケーブルの配線方向を固定する電源基板ロック機構と、を有する
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  13. 前記主基板ホルダーと、前記ファンホルダーと、前記電源基板ホルダーとが、一体化されている
    請求項8に従属する請求項11に従属する請求項12記載の加熱調理器。
  14. 前記筐体の背面には、空気が排出される排気口が形成されており、
    前記排気口は、
    前記筐体において前記第2の加熱コイルの後方に形成されている
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  15. 前記インバーター回路基板には、
    前記第1の加熱コイル及び前記第2の加熱コイルを駆動する電子部品と、
    前記電子部品を冷却するヒートシンクと、が設けられており、
    前記ヒートシンクは、
    前記インバーター回路基板の中心から前記筐体の幅方向にずれた位置に配置されている
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  16. 前記第1の加熱コイルは、
    前記第2の加熱コイルよりも前方に配置されている
    請求項1〜15のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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