JP3131388B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP3131388B2
JP3131388B2 JP08191499A JP19149996A JP3131388B2 JP 3131388 B2 JP3131388 B2 JP 3131388B2 JP 08191499 A JP08191499 A JP 08191499A JP 19149996 A JP19149996 A JP 19149996A JP 3131388 B2 JP3131388 B2 JP 3131388B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯ジャー等の炊
飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炊飯器は、家庭用として使用されること
が多いため、小型化が要求されており、特に、高さをで
きる限り低減することが要求されている。例えば、図5
に示すように、この種の炊飯器1は、天蓋部2aを備え
るラック2内に配置された状態で使用される場合がある
が、この場合、炊飯器1の高さH1が大きいと、蓋体1
aを閉じた状態でラック2内に配置することが可能であ
っても、図5において一点鎖線で示すように、天蓋部2
aに蓋体1aが当たって完全に開くことができないこと
があり、使用上不便である。
【0003】これに対して、従来より、炊飯器の高さを
低減するための種々の試みがなされている。例えば、図
6に示すように、特開平8−10149号公報には、本
体5内の前方側に誘導コイル6を制御するための電気部
品を実装した回路基板7が縦置きに配置され、この回路
基板7の下端に取付けたヒートシンク8の側方であっ
て、かつ、内鍋9の下側位置に、上記回路基板7を冷却
するための冷却ファン10が配置された炊飯器が開示さ
れている。かかる構造とすれば、ヒートシンク8と冷却
ファン10が上下方向に積み重ねて配置される構造とし
た場合と比較して、炊飯器の高さH2が低減される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図6の炊
飯器は、内鍋9と冷却ファン10とが上下方向に積み重
ねて配置された構造であるため、高さH2は十分に低減
されていない。
【0005】また、本体5内にはガイド部材11が設け
られており、図6において二点鎖線A1で示すように、
冷却ファン10が作動すると、本体5の底部に設けられ
た吸気口12から吸入された外気は、冷却ファン10か
ら吐出された後、ガイド部材11により上記回路基板7
に取付けられたヒートシンク8まで導かれた後、内鍋9
の外周を通って本体5の後方に設けられた排気孔(図示
せず。)から外部に排出される。このように図6の炊飯
器では、外気を回路基板7へ導くために、特別にガイド
部材11を設ける必要があり、その分部品点数が増加す
ると共に、構造が構造複雑になるため、組み立て性が良
好でなく、コスト高となる。
【0006】本発明は、上記した従来の炊飯器における
問題を解決するためになされたものであって、炊飯器の
高さの低減を図ると共に部品点数の低減及び構造の簡易
化を図ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、外装体と、該外装体内に収容される内鍋
と、該内鍋を加熱する加熱手段と、該加熱手段への通電
量を制御する回路を設けた回路基板とを備える炊飯器に
おいて、上記外装体の前方側の周壁部と上記内鍋との間
の空間に、上記外装体の周壁部側から上記内鍋側に向け
て、上記回路基板を冷却するための冷却ファンと、上記
回路基板とを所要間隔をあけて順に配置した構成として
いる。
【0008】かかる構成とすれば、内鍋と冷却ファンが
上下に積み重ねて配置されないため、炊飯器の高さが低
減される。
【0009】さらに、上記内鍋の温度を検知する温度セ
ンサを、内鍋の周壁に当接するように配置することが好
ましい。
【0010】かかる構成とすれば、内鍋の下側には温度
センサが配置されないため、炊飯器の高さが一層低減さ
れる。
【0011】また、回路基板を保持する基板保持部材を
上記外装体に取り付けると共に、該基板保持部材に冷却
ファンを取付けることが好ましい。
【0012】かかる構成とした場合、基板保持部材に予
め回路基板及び冷却ファンを取付けた後、基板保持部材
を外装体に取付けることにより、回路基板と冷却ファン
の取付けが一度に行える。
【0013】また、上記外装体に吸気孔を設けると共
に、上記基板保持部材と外装体とにより、上記吸気孔か
ら吸入された外気を上記冷却ファンに導く外気導入路を
構成することが好ましい。
【0014】具体的には、上記外装体は、上記内鍋が収
容される上下開口の本体と、該本体の上部開口を閉塞す
る蓋体と、上記本体の底部開口に固定された底体とから
なり、該底体に本体の内部側へ膨出するように設けた吸
気凹部に上記吸気孔を設ける一方、上記基板保持部材
に、本体の前方側の周壁部側から内鍋側に向けて、冷却
ファンと回路基板とを所要間隔をあけて順に取付けると
共に、基板保持部材の冷却ファン取付部の左右両側に本
体の周壁部前方側に向けて突出する一対の案内側壁部を
設け、該一対の案内側板部と底体及び本体の内面とによ
り囲まれる空間により上記外気導入路を構成とすること
が好ましい。
【0015】このように基板保持部材と外装体の底体及
び本体により外気導入路を構成した場合、別途外気を回
路基板に導くための部材を設ける必要がないため部品点
数が低減される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1から図3に示す本発明の実
施形態に係る炊飯器は、本体15、底体16及び蓋体1
7からなる外装体18と内鍋19とを備えている。
【0017】上記本体15は上下開口で略矩形状の箱体
であって、下開口部に底体16が固定されている一方、
上開口部に内鍋19を収容するための内鍋収容部21が
装着されている。この内鍋収容部21は、肩部材22、
胴部材23及び保護部材24から構成されている。上記
肩部材22は、本体15の上方開口部に取付けられてお
り、その内周縁に金属製薄板を略筒状としてなる胴部材
23の上端部が固定されている。上記保護部材24は有
底筒状であって、その上端部が胴部材23の下端部に固
定されている。また、保護部材24の底面には、2個の
誘導加熱コイル26A,26Bと、フェライト28が装
着されている。さらに、上記保護部材24には、内鍋1
9の側方に位置するように温度センサ29が装着されて
おり、この温度センサ29の先端は内鍋19の周壁に当
接している。
【0018】上記蓋体17は、本体15の上縁部に回動
可能に設けられており、本体15及び上記内鍋収容部2
1に収容される内鍋19の上開口部を開閉可能に閉塞す
るようになっている。
【0019】上記内鍋収容部21と本体15の前方側
(図1において左側)の周壁部との間の空間には、基板
取付部材30が配置されており、この基板取付部材30
に回路基板31と回路基板冷却用の冷却ファン32が取
付けられている。
【0020】上記基板取付部材30は、底体16の底面
に対してほぼ垂直な矩形板状の基部34を備えている。
【0021】この基部34には、その上端部を後方側
(図1において右側)に向けて傾斜させてなる第1の支
持部35と、上端部近傍から前方側にほぼ水平に突出す
る第2の支持部36とが設けられており、この第1及び
第2の支持部35,36の周囲を周壁37で取り囲んで
載置部38が形成されている。この載置部38には、本
体15の前面側上方に設けられた表示操作パネル部39
を臨むように、液晶表示装置、各種スイッチ等からなる
表示操作基板(図示せず。)が取付けられている。
【0022】上記第2の支持部36の先端には図におい
て下方側に突出する一対の係止突起40,40が設けら
れている。一方、上記基部34の下端部には、上記支持
部36に設けられた係止突起40,40とそれぞれ対向
するように、一対の係止腕部41,41が設けられてい
る。この係止腕部41は、基部34から前方側にほぼ水
平に突出しており、その先端に係止突起41aが形成さ
れている。
【0023】基部34の上記係止突起40と係止腕部4
1とにより上下を挟まれた箇所には、図2に示すよう
に、それぞれ扇形状を呈する4個の通気孔43a,43
b,43c,43dが設けられている。
【0024】また、基部34には、上記通気孔43a〜
43dの左右両側に、前方側に突出する一対の案内側板
部45A,45Bが互いに対向するように突設されてい
る。各案内側板部45A,45Bは、その下端側が基部
34の下端縁より下方に突出すると共に、その上端側
は、上記載置部38の第2の支持部36の近傍まで延在
している。各案内側板部45A,45Bの下端部には、
内向きに突出する挟持リブ部46,46が設けられてい
る。基板取付部材30は、この挟持リブ46,46間に
後述する底体16に設けた吸気凹部65を外側から挟持
することにより、底体16に取付けられている。なお、
各案内側板部45A,45Bの外側には、それぞれ支持
リブ部48が設けられている。
【0025】さらに、図2において右側に位置する案内
側板部45Bには、上端近傍と中央部のやや下端側位置
にそれぞれ内向きに突出する位置決めリブ50,50が
設けられている。また、この位置決めリブ50,50と
通気孔43a〜43dを挟んで対向する位置にも基部3
4上に位置決めリブ51,51が突設されている。
【0026】基部34の前面側には上記通気孔43a〜
43dを設けた箇所に、図1に示すように、上記回路基
板31を冷却するための冷却ファン32が取付けられて
いる。この冷却ファン32は公知の構造であって、直方
体状の枠体53内にモータ54と、このモータ54によ
り回転駆動される羽根55…とを備えている。冷却ファ
ン32は、上記枠体53の前後が基部43の前面側と係
止突起40,41aの間に嵌め込まれると共に、枠体5
3の左右両側が上記位置決めリブ50と位置決めリブ5
1との間に配置されることにより、位置決め固定され
る。
【0027】一方、基部34の後面側の左右両端部に
は、後方側に突出する一対の側板部56A,56Bが互
いに対向するように設けられており、各側板部56A,
56Bには、内向きに突出する係止部57,57が設け
られている。側板部56A,56Bの後端部分には、上
記底体16に対してほぼ垂直に立設する基部34に対し
て平行に、かつ、基部34に対して間隔を隔てて回路基
板31が固定されている。回路基板31は、その左右両
端の後面が上記係止部57,57に係止されると共に、
図示しないねじ止め構造によって基部34に固定されて
いる。
【0028】この回路基板31の基部34側(前方側)
の面には種々の電気部品59(図2にのみ図示する。)
が実装されており、これらの電気部品59は上記誘導加
熱コイル26A,26Bへの通電量を制御する回路を形
成している。また、回路基板31の基部34側の面の上
端近傍には、上記冷却ファン32対してわずかに上方に
位置するように、金属製のヒートシンク63が取付けら
れている。このヒートシンク63は、公知の構造であっ
て、図4に示すように、所要間隔をあけて並設された複
数の矩形薄板からなる冷却フィン63a,63a…を備
えている。各冷却フィン63a,63a…の先端は、基
板取付部材30の基部34の後面近傍に位置している。
【0029】上記底体16は有底筒状であって、この底
体16の底壁部16aの前方側には、本体15の内部側
に向けて膨出する吸気凹部65が設けられている。この
吸気凹部65は、図2に示すように、断面形状が矩形状
である。
【0030】また、図1に示すように、この吸気凹部6
5の前方側の窪み量が後方側の窪み量よりも大きく設定
されており、吸気凹部65の底に段部66が形成されて
いる。この段部66の後方側近傍では、上記内鍋収容部
21の保護部材24の下端部24aが底体16の底部近
傍まで延在しており、下向きに凸状を呈するクランク状
の隙間68が形成されている。
【0031】さらに、吸気凹部65の前端壁部から底体
16の底壁部16aにわたって延在する細幅矩形状のス
リットからなる複数の吸気孔69,69…が、底体16
の幅方向に並設されている。
【0032】上記吸気凹部65の後端部側は、底壁部1
6aの上記内鍋収容部21と対向する部分を本体15の
内部側に膨出させた中央凹部70と連続している。ま
た、底体16の周壁部16bの後端部には、細幅矩形状
のスリットからなる複数の排気孔72,72,…が底体
16の幅方向に並設されている。なお、底体16の底壁
部16aには、脚部73a〜73dが設けられている。
【0033】以上の構成からる本実施形態の炊飯器で
は、上記のように内鍋19と本体15の周壁前方の間の
空間に、上記ヒートシンク63が取付けられた回路基板
31と、この回路基板31を冷却するための冷却ファン
32を配置しているため、炊飯器の高さH3を低減する
ことができる。すなわち、冷却ファン32は回路基板3
1及び内鍋19のいずれとも上下方向に積み重ね配置さ
れていないため、上記図6に示した従来の炊飯器のよう
に内鍋と冷却ファンを上下方向に積み重ねて配置した場
合と比較して、冷却ファンの厚さの分だけ炊飯器の高さ
H3が低減される。
【0034】また、本実施形態では、上記のように温度
センサ29を内鍋19の側部に設けているため、この温
度センサ29を内鍋19の下側に配置した場合と比較し
て、炊飯器の高さH3を低減することができる。
【0035】例えば、内鍋19の容量(かま容量)が
1.8リットルの炊飯器において、本実施形態における
内鍋19と本体15の間の空間に冷却ファン32を配置
し、かつ、温度センサ29を内鍋19の側部に配置する
構成を採用した場合、従来の図6に示した従来の構造の
炊飯器と比較して、高さH3を15mm〜20mm程度
低減することができる。
【0036】なお、上記表示操作部39は、本体15の
前方側上部に設けられるのが一般的であるため、この表
示操作部39の下側にあたる内鍋19と本体15の前方
側の周壁の間には必然的にある程度の容積の空間が存在
する。本実施形態では、この空間に冷却ファン32を配
置するため、冷却ファンを内鍋の下側に配置する場合と
比較して、炊飯器の前後方向の寸法は殆ど増加しない。
【0037】上記したように基板取付部材30は、上記
案内側板部45A,45Bの下端に設けた挟持リブ4
6,46が吸気凹部65の両側部を挟持することにより
取付られており、本体15の内部側では上記吸気孔6
9,69…の両側に案内側板部45A,45Bが配置さ
れている。また、この案内側板部45A,45Bの前端
部分が底体16及び本体15の内面に当接している。よ
って、吸気孔69,69…から上記冷却ファン32まで
の間には、案内側板部45A,45B、底体16及び本
体15により、外気導入路73が形成されている。
【0038】上記冷却ファン32のモータ54が始動し
て羽根55が回転すると、図1において二点鎖線A2に
示すように、吸気凹部65より吸気孔69を通って本体
15の内部に外気が吸入される。吸入された外気は、上
記外気導入路73に導かれて冷却ファン32まで到達す
る。そして、冷却ファン32から後方側に吐出された外
気は、上記基板取付部材30の基部34に穿設した通気
孔43a〜43dを通過し、基部34の後方側に配置さ
れた回路基板31に衝突して上昇する。回路基板31に
沿って上昇した外気は、ヒートシンク63の冷却フィン
63a,63a間の隙間を下端側から上端側に向けて通
過した後、内鍋19の外周に沿って本体15の後方側へ
流れ、上記排気口72より外部に排出される。このよう
に本実施形態の炊飯器では、冷却ファン32の作動時に
は、吸気孔69,69…から吸入された外気は、上記外
気導入路73に案内されて確実に冷却ファン32まで到
達して後方側に吐出され、かつ、この冷却ファン32の
直ぐ背後にヒートシンク63を設けた回路基板31が配
置されているため、回路基板31を効率良く冷却効率す
ることができる。
【0039】また、回路基板31の下端側には、上記の
ように吸気凹部65と保護部材24の下端部24aがク
ランク状の隙間68を形成しているため、冷却ファン3
2から回路基板31の下端側に排出される空気の流れは
抵抗が大きい。そのため、冷却ファン32が吐出した外
気の大部分は、回路基板31の上端側、すなわちヒート
シンク63の取付位置へ流れる。よって、回路基板31
を一層効率よく冷却することができる。
【0040】さらに、本実施形態では、上記のように基
板取付部材30の案内側板部56A,56Bと底体16
の周壁内面とにより冷却ファン32により吸引された外
気を案内する外気導入路73が形成されており、外気を
案内するために別途部品が必要がないため、その分部品
点数を低減することができる。
【0041】さらにまた、本実施形態では、冷却ファン
32及び回路基板31を共に1個の基板取付部材30に
取付ける構造としているため、まず、冷却ファン32及
び回路基板31を基板取付部材30に取付け、その後、
基板取付部材30を底体16に取付ければ、冷却ファン
32と回路基板31の底体16への取付を一度に行うこ
とができ、組み立て性に優れている。
【0042】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上
記実施形態では、ヒートシンク63は回路基板31の上
端近傍に取付けられているが、回路基板の下端側にヒー
トシンクを取付けて、冷却ファンが吐き出する外気がヒ
ートシンクに衝突後、そのまま水平に流れるようにして
もよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る炊飯器では、内鍋と外装体の前方側の周壁部との
間の空間に、回路基板と、この回路基板を冷却するため
の冷却ファンが配置されているため、炊飯器の高さを低
減することができる。この場合、内鍋の温度を検知する
温度センサを、内鍋の側周壁に当接するように配置する
構成とした場合には、内鍋の下側に配置される部品をさ
らに減らすことができるため、炊飯器の高さを一層低減
することができる。
【0044】さらに、上記回路基板を保持する基板保持
部材に冷却ファンを取付ける構成とし、上記基板保持部
材と外装体により、外装体に設けた吸気孔から冷却ファ
ンまで外気を導く外気導入路を形成する構成とした場合
には、外気導入用に別途部品を設ける必要がないため、
部品点数の低減と構造の簡易化を図ることができる。
【0045】さらにまた、冷却ファン及び回路基板を共
に1個の基板取付部材に取付ける構成とした場合には、
組み立て性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る炊飯器を示す縦断面
図である。
【図2】 図1の要部断面図である。
【図3】 図1に示す炊飯器を示す底面図である。
【図4】 ヒートシンクを示す斜視図である。
【図5】 炊飯器の高さにより生じる問題を説明するた
めの概略図である。
【図6】 従来の炊飯器の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
15 本体 16 底体 17 蓋体 18 外装体 19 内鍋 21 内鍋収容部 30 基板取付部材 31 回路基板 32 冷却ファン 34 基部 45A,45B 案内側板部 56A,56B 側板部 63 ヒートシンク 65 吸気凹部 69 吸気孔 72 排気口 73 外気導入路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−240411(JP,A) 特開 平9−428(JP,A) 特開 平7−265201(JP,A) 実願 平2−84648号(実開 平4− 44823号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装体と、該外装体内に収容される内鍋
    と、該内鍋を加熱する加熱手段と、該加熱手段への通電
    量を制御する回路を設けた回路基板とを備える炊飯器に
    おいて、 上記外装体の前方側の周壁部と上記内鍋との間の空間
    に、上記外装体の周壁部側から上記内鍋側に向けて、上
    記回路基板を冷却するための冷却ファンと、上記回路基
    板とを所要間隔をあけて順に配置したことを特徴する炊
    飯器。
  2. 【請求項2】 上記内鍋の温度を検知する温度センサ
    を、内鍋の周壁に当接するように配置したことを特徴と
    する請求項1に記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 上記回路基板を保持する基板保持部材を
    上記外装体に取り付けると共に、該基板保持部材に冷却
    ファンを取付けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 上記外装体に吸気孔を設けると共に、上
    記基板保持部材と外装体とにより、上記吸気孔から吸入
    された外気を上記冷却ファンに導く外気導入路を構成し
    たことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1
    項に記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 上記外装体は、上記内鍋が収容される上
    下開口の本体と、該本体の上部開口を閉塞する蓋体と、
    上記本体の下部開口に固定された底体とからなり、該底
    体に本体の内部側へ膨出するように設けた吸気凹部に上
    記吸気孔を設ける一方、上記基板保持部材に、本体の前
    方側の周壁部側から内鍋側に向けて、冷却ファンと回路
    基板とを所要間隔をあけて順に取付けると共に、基板保
    持部材の冷却ファン取付部の左右両側に本体の周壁部前
    方側に向けて突出する一対の案内側壁部を設け、該一対
    の案内側板部と底体及び本体の内面とにより囲まれる空
    間により上記外気導入路を構成したことを特徴とする請
    求項4に記載の炊飯器。
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