JPH04114704U - ボツクス - Google Patents

ボツクス

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Publication number
JPH04114704U
JPH04114704U JP1746091U JP1746091U JPH04114704U JP H04114704 U JPH04114704 U JP H04114704U JP 1746091 U JP1746091 U JP 1746091U JP 1746091 U JP1746091 U JP 1746091U JP H04114704 U JPH04114704 U JP H04114704U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing screw
box
hole
door
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1746091U
Other languages
English (en)
Inventor
雄二 平井
雅昭 安川
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1746091U priority Critical patent/JPH04114704U/ja
Publication of JPH04114704U publication Critical patent/JPH04114704U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】前面枠を函体に容易に取付けることができ、か
つ別に孔を設けなくても扉から函体内への渡り配線を行
えるようにする。 【構成】ねじ孔7を有する取付金具6が上部の内周面の
前側に突設された函体1と、扉4が開閉自在に枢着され
るとともに前記ねじ孔7に対応する位置に固定ねじ挿通
孔8が設けられた前面枠2と、前記固定ねじ挿通孔8に
挿通されて前記ねじ孔7に螺着される固定ねじ3とを備
えたボックスであって、前記固定ねじ挿通孔8を、前記
固定ねじ3の頭部3aを挿通可能な大径部8aと前記固
定ねじ3のねじ部に嵌合する小径部8bとからなるだる
ま形状とし、かつ前記扉4から前記函体1内への渡り配
線10を前記大径部8aに挿通できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、分電盤および端子盤等のボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気工事の最終作業において分電盤および端子盤等の函体に前面枠を取 付ける場合、函体に形成したねじ孔および前面枠に形成した固定ねじ挿通孔の位 置を合わせ、これに固定ねじを挿通してドライバ等で締結していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この場合、前面枠が手前側に倒れないようにするため、前面枠を手で押さえて ドライバを操作する必要があり、一人で作業するのは困難であった。 また、扉に表示灯を設けたボックスにおいて、扉から函体内へ渡り配線する場 合、前面枠または中蓋等に別に孔を設ける必要があった。
【0004】 したがって、この考案の目的は、前面枠を函体に容易に取付けることができ、 別に孔を設けなくても渡り配線ができるボックスを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案のボックスは、ねじ孔を有する取付金具が上部の内周面の前側に突設 された函体と、扉が開閉自在に枢着されるとともにねじ孔に対応する位置に固定 ねじ挿通孔が設けられた前面枠と、固定ねじ挿通孔に挿通されてねじ孔に螺着さ れる固定ねじとを備えたボックスであって、固定ねじ挿通孔を、固定ねじの頭部 を挿通可能な大径部と固定ねじのねじ部に嵌合する小径部とからなるだるま形状 とし、かつ扉から函体内への渡り配線を大径部に挿通できるようにしたことを特 徴とするものである。
【0006】
【作用】 この考案の構成によれば、前面枠に設けた固定ねじ挿通孔をだるま形状とした ことにより、函体に設けた取付金具のねじ孔に予め固定ねじを取付け、これに前 面枠の固定ねじ挿通孔を引っ掛けて仮固定できる。また、前面枠の取付状態にお いて、固定ねじのねじ部と小径部が嵌合するため、大径部に扉から函体内への渡 り配線を挿通することができる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例のボックスを図1ないし図6に基づいて説明する。このボ ックスは分電盤等に用いられるもので、函体1と、函体1の前面に取付けられ扉 4を枢着した前面枠2と、前面枠2を函体1に固着する固定ねじ3とを備えてい る。具体的には、函体1は、開口周縁部1aを内側に屈曲させて突部5を前方へ 突設してあり、この突部5の上下部分の内周面に複数のL形取付金具6…の一側 6aを固着している。この取付金具6の内側に突出した他側6bにはねじ孔7が 設けてある。前面枠2は、函体1の突部5に遊嵌される形状に形成され、上下部 のねじ孔7に対応する位置に固定ねじ挿通孔8,14が設けてある。上部の固定 ねじ挿通孔8は、図2に示すように、固定ねじ3の頭部3aを挿通可能な大径部 8aと、この大径部8aの上に形成され固定ねじ3のねじ部に嵌合する小径部8 bとからなるだるま形状にしてある。下部の固定ねじ14は固定ねじ3のねじ部 が挿通可能な円形に形成してある。また、扉4には表示灯9が設けてあり、10 はその渡り配線である。また、この前面枠2は、図4に示すように、内部に主幹 ブレーカ11および複数の分岐ブレーカ12…が配設された中蓋13が設置され る。これら前面枠2および中蓋13は、現場において分解され電気工事の最終作 業におてい函体1に組み込まれる。
【0008】 つぎに、このボックスの組立て手順について説明する。すなわち、予め固定ね じ3の先端部を取付金具6のねじ孔7に螺着しておき、前面枠2の固定ねじ挿通 孔8の大径部8aを固定ねじ3の頭部3aに通して仮固定する(図5)。仮固定 状態においては、固定ねじ挿通孔8の小径部8bと固定ねじ3のねじ部が嵌合し 、この状態で固定ねじ3をドライバで締めつけて前面枠2を函体1に固着する( 図6)。また、同図に示すように、扉4から函体1内への渡り配線10を固定ね じ挿通孔8の大径部8bより通すことができる。
【0009】 なお、固定ねじ挿通孔8は、図7に示すように、大径部8aの横に小径部8b を有する形状であってもよい。この場合、固定ねじ3の頭部3aを大径部8aに 挿通した後、前面枠2を横に移動させて固定ねじ3のねじ部と小径部8bを嵌合 させるものであり、図1の実施例と同様の効果を得ることができる。 また、図8および図9に示すように、固定ねじ挿通孔8の大径部8aを略矩形 状にするとともに、前面枠2の内端に設けた折り曲げ片15に渡って形成しても よい。この場合、扉4の中央部あるいは下部から導出した渡り配線を極度に屈曲 させることなく大径部8bに通すことができる。
【0010】
【考案の効果】
この考案のボックスによれば、前面枠に設けた固定ねじ挿通孔をだるま形状と したことにより、函体に設けた取付金具のねじ孔に予め固定ねじを取付け、これ に前面枠の固定ねじ挿通孔を引っ掛けて仮固定できる。このため、一人でも容易 に組立て作業ができる。
【0011】 また、前面枠の取付状態において、固定ねじのねじ部と小径部が嵌合するため 、大径部に扉から函体内への渡り配線を挿通することができ、渡り配線用に別に 孔を設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のボックスの分解斜視図で
ある。
【図2】固定ねじ挿通孔の拡大正面図である。
【図3】分電盤の外観を示す斜視図である。
【図4】その扉を開けた状態を示す斜視図である。
【図5】前面枠を仮固定する前の状態を示す断面側面図
である。
【図6】前面枠の固定完了状態を示す断面側面図であ
る。
【図7】固定ねじ挿通孔の別の例を示す正面図である。
【図8】固定ねじ挿通孔のさらに別の例を示す正面図で
ある。
【図9】その底面図である。
【符号の説明】
1 函体 2 前面枠 3 固定ねじ 3a 頭部 4 扉 6 取付金具 7 ねじ孔 8 固定ねじ挿通孔 8a 大径部 8b 小径部 10 渡り配線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ孔を有する取付金具が上部の内周面
    の前側に突設された函体と、扉が開閉自在に枢着される
    とともに前記ねじ孔に対応する位置に固定ねじ挿通孔が
    設けられた前面枠と、前記固定ねじ挿通孔に挿通されて
    前記ねじ孔に螺着される固定ねじとを備えたボックスで
    あって、前記固定ねじ挿通孔を、前記固定ねじの頭部を
    挿通可能な大径部と前記固定ねじのねじ部に嵌合する小
    径部とからなるだるま形状とし、かつ前記扉から前記函
    体内への渡り配線を前記大径部に挿通できるようにした
    ことを特徴とするボックス。
JP1746091U 1991-03-22 1991-03-22 ボツクス Pending JPH04114704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1746091U JPH04114704U (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1746091U JPH04114704U (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ボツクス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04114704U true JPH04114704U (ja) 1992-10-09

Family

ID=31904226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1746091U Pending JPH04114704U (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ボツクス

Country Status (1)

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JP (1) JPH04114704U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014057445A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Panasonic Corp 接続箱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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