JPH0878861A - 電子機器筐体構造 - Google Patents

電子機器筐体構造

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Publication number
JPH0878861A
JPH0878861A JP20948094A JP20948094A JPH0878861A JP H0878861 A JPH0878861 A JP H0878861A JP 20948094 A JP20948094 A JP 20948094A JP 20948094 A JP20948094 A JP 20948094A JP H0878861 A JPH0878861 A JP H0878861A
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JP
Japan
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base
cover
sub
screw
subcover
Prior art date
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Pending
Application number
JP20948094A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Kasahara
悟 笠原
Naoyuki Ogiwara
荻原尚之
Tetsuya Yamada
山田哲也
Toshiya Arai
新井敏也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meisei Electric Co Ltd
Azbil Corp
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
Azbil Corp
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Publication date
Application filed by Meisei Electric Co Ltd, Azbil Corp filed Critical Meisei Electric Co Ltd
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Publication of JPH0878861A publication Critical patent/JPH0878861A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カバーを、原則として取り外されることのな
いメインカバー2と、取り外されることのあるサブカバ
ー3とで構成し、サブカバー3のベース1への装着は、
サブカバー3の両側面303,304に設けた突起片3
05,306と、ベース1の両側面103,104に設
けたスリット107,108との係合及びサブカバー3
の前面302に設けた孔307と、ベース1の前面10
2に設けた孔109を通してのねじ5の締付けにより行
なう。 【効果】 電子機器のカバーの着脱が容易となり(特に
電子機器が垂直設置型のときに著しい。)、電子機器の
設置工事及び保守点検作業が安全かつ迅速に行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の筐体に関し、
特にそのカバーの構造に関する。
【0002】
【従来技術】電子機器の筐体は、通常、当該電子機器の
構成機材を載置収納するベースと該ベースを覆うカバー
で構成されており、当該カバーは、一般に上記ベースの
全体を覆うように構成されている。
【0003】また、筐体に組み込む電子機器の構成機材
には、例えば端子板のように、当該電子機器の設置時に
工事を加える必要のある機材、又は保安器(ヒュー
ズ)、半固定スイッチ等のように電子機器の保守点検時
に調整等を必要とする機材等、電子機器を設置したのち
に触れる必要のある機材と例えば各種回路基板のよう
に、生産工場での最終調整時以降は原則として工事、調
整等を必要としない機材とがあるが、従来の電子機器で
は工事、調整等を必要とする機材の搭載部分と必要とし
ない機材の搭載部分とが1個のカバーで覆われるか、又
は、工事、調整を必要としない機材の搭載部分のみがカ
バーで覆われ、必要とする機材の搭載部分は外部に露出
するような構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の筐体の構造
によると、電子機器の構成機材全体をカバーで覆う構造
のものでは、設置工事時又は保守点検時にカバーを取り
外した際、電子機器内部全体が外部に露出するため、防
塵上好ましくない。特に設置工事に際しては、例えばケ
ーブルの結線工事で生ずる線屑が回路基板中に紛れ込ん
で短絡事故の原因となることがあり、非常に不都合であ
る。
【0005】また、当該カバーは通常ねじ止めによって
ベースに固定されるが、ねじ止め個所が通常は複数個所
であること、及び特に容積の大きな筐体にあってはカバ
ーも大型かつ重量物となるので、その着脱がしづらく、
設置工事や保守点検が非常に面倒であり、この面倒さ
は、特に電子機器が垂直面設置形(例えば壁掛け形)で
ある場合において著しい。
【0006】また、端子板、保守器、半固定スイッチ等
が外部に露出する構造のものでは、電子機器の運用時に
おいて、これらの不用意な操作や埃の付着等で思わぬ事
故が発生する恐れがあり、また、特に露出部分が多い電
子機器(例えば容量の大きな通信機器で、配線ケーブル
が多い機器等では端子数の多い大形の端子板が外部に露
出する。)では、外見上、美観を損ねる場合が多い。
【0007】本発明は、以上のような従来の問題点を解
決することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、筐体カバーのうち、筐体ベースの特定部
分(前記端子、保安器等の搭載部分)を覆う部分を他の
部分から分離してサブカバーとし、該サブカバーのベー
スへの取付け構造として、該ベースの当該サブカバーで
覆われる上記特定部分の両側面上端に切込状のスリット
を設け、かつ、上記特定部分の両側面を相互に連結して
いる面に例えばねじ等の締結手段の挿通孔を設け、ま
た、上記サブカバーの上記ベース両側面に対接する2つ
の面に互に内側に指向した一対の突起片を設け、かつ、
上記ベース両側面の連結面に対接する面に上記締付手段
の挿通孔を設けたものである。
【0009】
【作用】サブカバーをベースに取付ける際には、サブカ
バーの突起片をベースのスリットに嵌合し、サブカバー
の挿通孔とベースの挿通孔とを通して例えばねじ(締結
手段)を嵌入することにより、当該サブカバーはベース
に固定される。
【0010】
【実施例】図面はいずれも本発明の実施例を説明するも
ので、図1はサブカバーを分離して示した電子機器筐体
(以下、筐体という。)の斜視図、図2はサブカバーを
図1とは異った方向からみた斜視図、図3は筐体を壁面
等の垂直面に設置した場合の姿勢を示した斜視図であ
る。
【0011】図1に示すように、実施例に係る筐体は、
上面が開口した略箱形のベース1と、該ベース1の上面
開口部を覆うカバーでなり、該カバーはメインカバー2
とサブカバー3とに分割構成され、通常はサブカバー3
はメインカバー2に比べて小型かつ軽量である。
【0012】ベース1のメインカバー2で覆われる部分
(以下、この部分を第1機材搭載部という。)には、生
産時における最終調整時以降は原則的に触れることのな
い回路基板等の機材が搭載され、従ってメインカバー2
は電子機器設置後の着脱を考慮することなく、例えば複
数本のねじ4により当該ベース1に固定されている。
【0013】また、ベース1のサブカバー3で覆われる
部分(以下、この部分を第2機材搭載部という。)に
は、電子機器の設置工事の際又は設置後の保守点検時等
において触れる必要のある機材、例えば端子板、保守器
(例えばヒューズ等)、半固定スイッチ(例えば条件設
定用ディップスイッチ等)が搭載され、従ってサブカバ
ー3と、ベース1の前記第2機材搭載部周辺には、電子
機器設置時又はその後の当該サブカバー3の着脱が容易
であるように、以下に説明する構造が採用されている。
【0014】ベース1は、図1に示すように、図面でみ
て底面と前面と両側面に相当する面101〜104を少
なくとも有する上面が解放された略箱形に形成されてお
り、また、サブカバー3は、図1及び図2に示すよう
に、図面でみて底面と背面(図1でみて背面)に相当す
る面がなく、上面と前面と両側面に相当する面301〜
304が存在する形状に形成されており、サブカバー3
をベース1に取り付けたときには、サブカバー3の前面
302と両側面303,304はそれぞれベース1の前
面102と両側面103,104に対接する位置関係に
ある。
【0015】ベース1の各面で囲まれた空間は機材搭載
空間を形成し、図1でみて奥行部分は前記第1機材搭載
部105となっており、また、手前部分は前記第2機材
搭載部106となっている。また当該ベース1の両側面
103,104には、上記第1及び第2機材搭載部10
5,106の境界部分に相当する部位の上端に、切込状
のスリット107,108が対にして形成されており、
また、両側面103,104を相互に連結する位置関係
にある前面102には、その中央部に、締結手段(ねじ
5)でサブカバー3を当該ベース1に固定するための孔
109が形成されている。
【0016】なお、第2機材搭載部106の周辺では、
両側面103,104及び前面102が切り欠かれて高
さが低くなっており、これによって当該第2機材搭載部
106に搭載される機材の工事、調整等がし易くなって
いる。
【0017】また、サブカバー3の前記メインカバー2
からの分割面(前記背面側)には、両側面303,30
4の上端部分から互に内側に指向した一対の突起片30
5,306が設けられており、また、前面302の下端
中央には前記締結手段(ねじ5)で当該サブカバー3を
ベース1に固定するための孔307(端部開放状の孔)
が設けられている。
【0018】なお、サブカバー3の上記一対の突起片3
05,306は必ずしも両側面303,304の端部分
に設ける必要はなく、例えば当該両側面303,304
の中央に設けてもよい。この場合には、ベース1の両側
面103,104に設けるスリット107,108の位
置は、上記突起片305,306の位置に対応して、図
1に示す位置よりも手前側となる。
【0019】以上に説明したベース1にサブカバー3を
取り付ける作業を説明すると、まず、サブカバー3の突
起片305,306をベース1のスリット107,10
8に嵌め込み、次にサブカバー3の孔307とベース1
の孔109を通してねじ5により締め付ける。なお、サ
ブカバー3の孔307は端部開放形状に形成されている
ので、ねじ5をベース1の孔109に予め軽くねじ込ん
でおき、サブカバー3を上記方法でベース1に被せたの
ち当該ねじ5を締め付ければ作業が完了する。このよう
に、一本のねじ5の締付作業のみでサブカバー3をベー
ス1に容易に固定することができる。
【0020】また、突起片305,306とスリット1
07,108との係合時のクリアランスは可能な限り狭
くなるように当該突起片305,306とスリット10
7,108との間の関係寸法を設定してあるので、1本
のねじ5による取り付けであってもサブカバー3がベー
ス1から外れることはない。
【0021】特に、図3に示すように、例えば、壁掛け
型の電子機器7のように垂直面6に設置される電子機器
であって、筐体の前記第2機材搭載部106が下側に設
定されているような構造の電子機器では、ベース1にサ
ブカバー3を装着する際、サブカバー3の突起片30
5,306とベース1のスリット107,108との係
合により当該サブカバー3をベース1の所定個所に仮置
きした状態とすることができるので、ねじ5によりサブ
カバー3を締付け固定する際、当該サブカバー3を例え
ば両手で保持する必要はなく(図3に示す正面側から軽
く押えているだけでよい。)、従ってサブカバー3の装
着作業が非常にし易くなる。また、当該サブカバー3を
ベース1から外す作業も、同様に非常にし易くなる。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、電子
機器筐体のカバーをメインカバーとサブカバーに分割
し、サブカバーのベースへの取付け構造として、サブカ
バーに設けた突起片とベースに設けたスリットとの係合
構造を採用したものであり、電子機器の設置工事又は保
守時等において、電子機器のカバーを取り外す作業及び
当該カバーを再度取り付ける作業は、比較的軽量小型の
サブカバーを着脱すればよく、しかも当該サブカバーは
ベースの所定位置に仮に置いた状態とし、その後、例え
ば1本のねじの締付作業により前記作業が完了するの
で、電子機器の設置工事及び保守を安全かつ迅速に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構造を示す斜視図。
【図2】本発明実施例に係るサブカバーの詳細を示す斜
視図。
【図3】本発明実施例に係る電子機器を垂直面に設置し
た状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…ベース 2…メインカバー 3…サブカバー 4,5…ねじ 101…底面 102…前面 103,104…側面 105…第1機材搭
載部 106…第2機材搭載部 107,108…ス
リット 109…孔 301…上面 302…前面 303,304…側面 305,306…突
起片 307…孔
フロントページの続き (72)発明者 山田哲也 神奈川県藤沢市川名1丁目12番2号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内 (72)発明者 新井敏也 神奈川県藤沢市川名1丁目12番2号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した略箱形のベースと、該ベ
    ースの開口上面を塞ぐ形状のカバーとで構成され、該ベ
    ースとカバーによって形成される内部空間に電子機器の
    構成機材が収納される電子機器筐体において、上記カバ
    ーは、当該電子機器を設置する時又は設置後に触れる必
    要のある構成機材を搭載するベースの特定部分を覆う部
    位をサブカバーとし、その他の部分を覆う部位をメイン
    カバーとする2分割構成となっており、上記ベースは、
    上記特定部分の両側面の上端に形成された切込状の一対
    のスリットと、上記両側面を相互に連結している両側連
    結面に形成された第1の孔を有し、上記サブカバーは、
    上記ベースの両側面に対接する2つの面から互に内側に
    向けて形成された一対の突起片と、上記ベースの両側連
    結面に対接する面に形成された第2の孔を有し、上記ス
    リットと上記突起片との係合、及び上記第1及び第2の
    孔を通しての締結手段による締結により上記ベースに上
    記サブカバーを固定するようにした電子機器筐体構造。
JP20948094A 1994-09-02 1994-09-02 電子機器筐体構造 Pending JPH0878861A (ja)

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JP20948094A JPH0878861A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 電子機器筐体構造

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JP20948094A Pending JPH0878861A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 電子機器筐体構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001327729A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Aruze Corp 遊技機の基板保護装置
JP2012067763A (ja) * 2012-01-10 2012-04-05 Mitsubishi Electric Corp 送風装置
US8896172B2 (en) 2008-12-12 2014-11-25 Calsonic Kansei Corporation Substrate support structure

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