JP3031834U - 電子機器筐体の固定構造 - Google Patents

電子機器筐体の固定構造

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JP3031834U
JP3031834U JP1996004818U JP481896U JP3031834U JP 3031834 U JP3031834 U JP 3031834U JP 1996004818 U JP1996004818 U JP 1996004818U JP 481896 U JP481896 U JP 481896U JP 3031834 U JP3031834 U JP 3031834U
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JP
Japan
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housing
screw hole
electronic device
lower housing
fixed
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Application number
JP1996004818U
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English (en)
Inventor
聡 大池
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器筐体の隙間発生を防ぎ、上下筐体の
ねじ止めにあたり位置決めが容易な電子機器筐体の固定
構造を提供する。 【解決手段】 壁面1の埋め込みボックス2に配線され
たケーブルMに結線される端子台3が配設された下筐体
4と、端子台に接続され電子部品Pを搭載した基板5が
配設された上筐体6とをねじ7a、7bで螺着固定する
電子機器筐体において、下筐体に爪部41を設け、爪部
に嵌着される爪部61を上筐体に設け、下筐体および上
筐体それぞれに、ねじが螺着されるねじ穴突起49、6
8を設け、上筐体のねじ穴突起の下筐体のねじ穴突起に
対向する側に、下筐体のねじ穴突起が位置決めされる凹
部67を設ける。この凹部67に下筐体のねじ穴突起が
位置決めされ、上下両筐体の爪部を互いに嵌着させるこ
とにより、上下両筐体は確実に固定され、ねじの配置が
アンバランスでも上下筐体間に隙間が発生しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は電子機器筐体の固定構造に係わり、特に、ねじ止め位置が不均衡な電 子機器筐体の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図2(a)、(b)に示すように壁面1に設置されるインターホン90 等は、上筐体60が、壁面1に固定された下筐体40に2箇所A、Bで螺着固定 されている。側面から見ると、壁面1に設置された埋め込みボックス2にケーブ ルMが配線され、このケーブルMに結線される端子台3が配設された下筐体40 と、端子台3に接続され電子部品Pを搭載した基板5が配設された上筐体60と が、2ヵ所のねじ7a、7bで螺着固定される。
【0003】 ねじ7a、7bが螺着される位置は、上筐体60の外観上制限を受け、上部中 央の設定スイッチ(図示せず)の蓋91に隠れる位置Aに一方のねじ7aが、ま た、送受話器(図示せず)に覆われる左下の位置Bに他のねじ7bがそれぞれ螺 着される。 電子機器筐体の固定構造であるこれらのねじ7a、7bの螺着部は、図2(d )に示すように、下筐体40にねじ穴突起49が細長く突設され、この下筐体の ねじ穴突起49に対応する上筐体60に、ねじ穴突起69が細長く突設されてい る。
【0004】 インターホン90等を壁面1に設置するには、下筐体40を埋め込みボックス 2にねじ7d等で固定し(図2(b))、埋め込みボックス2に配線されたケー ブルMを、下筐体40に配設された端子台3に接続し、上筐体60に配設された 基板5と端子台3を接続したのち、ケーブルMをまとめて下筐体40側に押込み 、上筐体60を被せ、ねじ7a、7bにより上筐体60と下筐体40とを螺着固 定する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の電子機器筐体の固定構造であるねじ7a、7bの螺着部 の位置A、Bは、上筐体60の外観上制限され、図2(c)に示すように、ねじ 7bが螺着される位置Bは左寄りで、ねじ7aが螺着される位置Aは左右バラン スの上では右寄りが望ましいが中央寄りとなるため、押込まれたケーブルMによ る上筐体60への反発力の影響を受け、筐体の右下位置8(図2(a))の近辺 で上筐体60と下筐体40間に隙間が生じるという難点があった。
【0006】 更に、細長く突設された上筐体60のねじ穴突起69を、細長く突設された下 筐体40ねじ穴突起49に位置決めするのが困難であるという難点があった。 本考案は、上記従来の難点を解決するためになされたもので、電子機器筐体の 隙間発生を防ぎ、上下筐体螺着時の位置決めが容易な電子機器筐体の固定構造を 提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案による電子機器筐体の固定構造は、壁面の埋め込みボックスに配線され たケーブルに結線される端子台が配設された下筐体と、端子台に接続され、電子 部品を搭載した基板が配設された上筐体とをねじで螺着固定する電子機器筐体に おいて、下筐体に爪部を設け、爪部に嵌着される爪部を上筐体に設け、下筐体お よび上筐体それぞれに、ねじが螺着されるねじ穴突起を設け、上筐体のねじ穴突 起の下筐体のねじ穴突起に対向する側に、下筐体のねじ穴突起が位置決めされる 凹部を設けたものである。
【0008】 下筐体のねじ穴突起の先端を上筐体のねじ穴突起の凹部に当接して上下両筐体 のねじ穴突起が容易に位置決めされ、上下両筐体の爪部を互に嵌着させることに より、ねじの配置がアンバランスでも電子機器筐体の隙間発生を防ぐことができ る。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案による電子機器筐体の固定構造の実施例を図面を参照して詳述す る。 図1(a)に示すように壁面に設置されるインターホン9等は、上筐体6が壁 面に固定された下筐体4に2箇所A、Bで螺着固定される。
【0010】 本考案による電子機器筐体の固定構造は、図1(d)に示すように、壁面1の 埋め込みボックス2に配線されたケーブルMに結線される端子台3が配設された 下筐体4と、端子台3に接続され電子部品Pを搭載した基板5が配設された上筐 体6とが、ねじ7a、7bで螺着固定される。 本考案による電子機器筐体の固定構造は、図1(b)、(c)、(e)に示す ように、互いに嵌着する下筐体4の爪部41と、この爪部41に対応する上筐体 6の爪部61を備えている。爪部41、61が設けられる位置としては、同図( a)に示す2箇所A、Bで螺着固定する場合、筐体の右下位置8の近辺が好適で ある。図1(c)、(e)に示すように、爪部41、61は先端が膨らみその下 が狭まった形状が、弾性もあり望ましいが、実施例に限定されず、爪部41、6 1が互いにかみ合って上下筐体を固定すれば好適である。
【0011】 上下筐体の固定部であるねじ7a、7bの螺着部は、図1(f)に示すように 、下筐体4にねじ穴突起49が細長く突設され、このねじ穴突起49に対応する 上筐体6のねじ穴突起68が下筐体のねじ穴突起49より太く突設され、上筐体 6のねじ穴突起68の下筐体側先端部には、下筐体のねじ穴突起49が位置決め される凹部67が穿設されている。凹部67の形状はねじ穴突起49よりやや大 きく、ねじ穴突起49の先端を包囲できることが望ましい。
【0012】 本考案による電子機器筐体の固定構造を用いてインターホン9等を設置するに は、下筐体4を埋め込みボックス2にねじ7d等で固定し(図1(d))、埋め 込みボックス2に配線されたケーブルMを、下筐体4に配設された端子台3に接 続する。この端子台3を上筐体6に配設された基板5と接続したのち、ケーブル Mをまとめて下筐体4側に押込み、上筐体6を被せ、下筐体4の爪部41と上筐 体6の爪部61をかみ合わせながら、ねじ7a、7bを上筐体6のねじ穴突起6 8に挿通し、ねじ穴突起68の凹部67にねじ穴突起49を当接して位置決めし 、ねじ7a、7bを螺着固定する。
【0013】 図1(a)、(c)に示すように、ねじ7a、7bが螺着される位置A、Bは 、上筐体6の外観上制限され、上部中央の設定スイッチ(図示せず)の蓋91に 隠れる位置Aにねじ7aが、また、送受話器(図示せず)に覆われる左下の位置 Bにねじ7bがそれぞれ螺着されるが、筐体の右下位置8の近辺に爪部41、6 1が設けられ、ここでも上下筐体が固定されるので、電子機器の上下筐体間の隙 間発生は回避される。
【0014】 また、ねじ穴突起68の凹部67によって下筐体ねじの穴突起49は位置決め されるので、インターホン9等の設置時の上下筐体の固定作業は容易になる。
【0015】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案による電子機器筐体の固定構造は 、壁面の埋め込みボックスに配線されたケーブルに結線される端子台が配設され た下筐体と、端子台に接続され電子部品を搭載した基板が配設された上筐体とを ねじで螺着固定する電子機器筐体において、下筐体に爪部を設け、爪部に嵌着さ れる爪部を上筐体に設け、下筐体および上筐体それぞれに、ねじが螺着されるね じ穴突起を設け、上筐体のねじ穴突起の下筐体のねじ穴突起に対向する側に、下 筐体のねじ穴突起が位置決めされる凹部を設けたものである。
【0016】 上下両筐体の爪部を互に嵌着させることにより、上下両筐体は確実に固定され 、ねじの配置がアンバランスでも電子機器筐体に隙間が発生することはなくなる 。 更に、上筐体のねじ穴突起の凹部に下筐体のねじ穴突起の先端を当接して上下 両ねじ穴突起が位置決めされるので作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電子機器筐体の固定構造を説明す
る図で、(a)はインターホンの正面図、(b)、
(c)は上下筐体の固定部を説明する図、(d)は断面
図、(e)、(f)は部分拡大図である。
【図2】従来の電子機器筐体の固定構造を説明する図
で、(a)はインターホンの正面図、(b)は断面図、
(c)は上下筐体の固定部を説明する図、(d)は部分
拡大図である。
【符号の説明】
1…壁面 2…埋め込みボックス 3…端子台 4…下筐体 41…(下筐体の)爪部 49…(下筐体の)ねじ穴突起 5…基板 6…上筐体 61…(上筐体の)爪部 67…凹部 68…(上筐体の)ねじ穴突起 7a、7b…ねじ M…ケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面(1)の埋め込みボックス(2)に配
    線されたケーブル(M)に結線される端子台(3)が配
    設された下筐体(4)と、前記端子台に接続され、電子
    部品(P)を搭載した基板(5)が配設された上筐体
    (6)とをねじ(7a、7b)で螺着固定する電子機器
    筐体において、 前記下筐体に爪部(41)を設け、前記爪部に嵌着され
    る爪部(61)を前記上筐体に設け、 前記下筐体および前記上筐体それぞれに、前記ねじが螺
    着されるねじ穴突起(49、68)を設け、前記上筐体
    のねじ穴突起の前記下筐体のねじ穴突起に対向する側
    に、前記下筐体のねじ穴突起が位置決めされる凹部(6
    7)を設けたことを特徴とする電子機器筐体の固定構
    造。
JP1996004818U 1996-05-30 1996-05-30 電子機器筐体の固定構造 Expired - Lifetime JP3031834U (ja)

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