JPH02290108A - 配電盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は配電盤、特に電子機器，部品等を収容した筺
体を有し、この筺体に防塵フィルター付の通風孔を設け
ている配電盤に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は従来のこの種配電盤における防塵フィルターの
装着状況を示す概略図である。この図において（１）は
電子機器，部品等（図示せず）を収容する筺体で、その
前面部（Ｉ八）が配電盤を構成するようにされている。

又、（２）は筺体の後面に設けられた扉で、図示しない
ヒンジ等によって筺体に開閉自在に取りつけられている
．Ｌ３）は扉に設けられた通風孔（図示せず）に対応さ
せて扉の内側に設けられた防塵フィルター、（４Ａ）　
（４Ｂ）は防塵フィルターを固定する止め金で、防塵フ
ィルター（３）を矢印方向に引き出し可能な形状とされ
、扉（２）に固着されている．　（５Ａ＞（５ロ）は防
塵フィルターを扉の内面に押圧固定するためのねじであ
る。

このような構成において防塵フィルター（３）を取り外
す場合には、先ず筺体（１）の扉（ａを開き、ねじ（５
Ａ）　（５［１）を緩め、防塵フィルター（３）を矢印
方向に取り出す。防塵フィルター（３）を装着する場合
には，これとは逆の作業を順に行なう．なお、上述した
扉（２）の代りに図示しないカバーを、ねじ等によって
筺体に装着し、このカバーに通風孔を形成して防塵フィ
ルターを上述の装置と同様な手段で設けたタイプもある
が、この場合にはカバーを取り外すための作業が更に追
加される． 〔発明が解決しようとする課題〕 従来の配電盤は以上のように構成され、扉を開くか、カ
バーを取り外さなければ防塵フィルターの着脱をするこ
とが出来なかったため、特に大きなカバーを有する筺体
の場合には、カバーの着脱作業に困難を伴ない、防塵フ
ィルターの交換が容易に出来ないという問題点があった
． この発明はこのような問題点を解消するためになされた
もので、扉の開閉やカバーの着脱とは無関係に防塵フィ
ルターの交換が可能な配電盤を提供しようとするもので
ある． 〔課題を解決するための手段〕 この発明に係る配電盤は、筺体の防塵フィルター装着部
を扉の開閉又はカバーの着脱とは無関係に開閉し得るよ
うにしたものである．又、筺体に防塵フィルター挿脱用
の開口部を形成し、この開口部を経て防塵フィルターを
挿脱し得るようにしたものである。

〔作　　用〕

この発明によれば、筺体の防塵フィルター装着部を開閉
することにより容易に防塵フィルターの交換をすること
ができる。又、筺体に設けられた開口部を経て防塵フィ
ルターをスライドさせることにより防塵フィルターの交
換を容易に行なうことができる． 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は実施例の外観及び防塵フィルター装着状態を示す斜
視図、第２図は第１図における■−■線からの断面図で
ある。これらの図において（１）は電子機器．部品等を
収容する筺体、（２）はその扉，｛６｝は扉の一部を長
方形状に切り取って形成された防塵フィルター装着部、
■は防塵フィルター装着部に形成された複数個の通風孔
、（３）は上記通風孔に対応して防塵フィルター装着部
の内側に植立ボルト（８Ａ）及びナッ１−　（８［１）
によって固定された防塵フィルター、（９）は防塵フィ
ルター装着部の下端部に設けられた掛合部で、先端部が
前方下方に向けて折曲され、抜け止め用のストッパーを
形成している。ＱｌｌＩは防塵フィルター装着部の上端
部に設けられた取付部で、回転可能な軸（ＩＯＡ）と、
防塵フィルター装着部の内側において上記軸（ＩＯＡ＞
に固定されたラッチ（ＩＯＢ）とから構成されている．
このような構成において、防塵フィルターを筺体（１）
に装着する場合には、防塵フィルター装着部（６）の掛
合部（９）を扉の下端部（２Ａ）に掛合させると共に、
軸（ＩＯＡ）を回転してラッチ＜ＩＯＢ）を図において
横方向に向けた状態で防塵フィルター装着部｛６）を筺
体（１）に装着し、軸（ＩＯＡ｝を回転してラッチ（Ｉ
ＯＢ）を扉の上縁部（２Ｂ）の内側に係合させることに
より、第２図に実線で示す如く装着される．又、防塵フ
ィルターの交換等で防塵フィルターを取り外す場合には
、先ず軸（ＩＯＡ）を回転してラッチＣＩＯＢ）と扉の
上縁部《２Ｂ》との係合を外し、軸（ＩＯＡ）を第２図
の矢印方向に引くと防塵フィルター装着部＋６１が掛合
部（９）を中心として第２図において時計方向に回転し
同図に一点鎖線で示す状態となるため、この状態で防塵
フィルター（３）を取り替えることができるもので、扉
■を開けることなく作業が完了する。

なお、この実施例では防塵フィルター装着部（６）の筺
体への装着のために上端部にラッチ（ＩＯＢ）を設けて
いるが，ラッチの代りにねじによって固定してもよいし
、マグネットやボールキャッチを使用してもよい．又、
下端部には折曲した掛合部（９）を設けているが、これ
をヒンジに置換してもよい．第３図及び第４図はこの発
明の他の実施例を示すもので、第３図は配電盤の全体構
成と防塵フィルターの装着状態を示す斜視図、第４図は
防塵フィルターを取り出した状態を示す部分斜視図であ
る．これらの図において（ｌ１）はデスク、（１）はデ
スクの上に設置された筺体で、その前面部（ＩＡ）が配
電盤として楕成されるものである．又、後面・部（１ｎ
》は全体がカバーとして形成されたもので、ねじ（ｌ２
）によって前面部（１Δ）と係合されている。■はカバ
ーの側面に設けられた通風孔、（１３）は通風孔の上方
においてカバー（Ｉｎ＞に設けられた開口部、（３）は
この開口部からカバー内に挿入される防塵フィルターで
、全体がカバー内に挿入された時、通風孔（７）に対応
する位置となるように設定されている。

（ｌ４）は防塵フィルターのーＬ端部に設けられた取付
金具、（ｌ５）は取付金具をカバー＜ＩＩＩ）に固定す
るねじである。このような構成において防塵フィルター
（３）を交換する場合には、先ず、ねじ（１５）を外し
て取付金具（ｌ４）を上方に引き出すと、第４図に示す
ように、防塵フィルター（３）がカバー外に取り出され
る．この状態で防塵フィルターを交換して開口部（１３
）から再び挿入し取付金具（Ｉ４）をねし（１５）で固
着することによりカバー（ＩＩ１３を外すことなく交換
作業が完了する． 〔発明の効果〕 以上のようにこの発明によれば筺体の防塵フィルター装
着部を扉の開閉又はカバーの着脱とは無関係に開閉し得
るようにし、又、防塵フィルター挿脱用の開口部を筺体
に形成しているため、筺体の外部から作業ができ、防塵
フィルターの交換が容易となるものである．

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第
１図の■一■線における断面図、第３図及び第４図はこ
の発明の他の実施例を示すもので、第３図は全体構成を
示す斜視図、第４図は防塵フィルターを取り出した状態
を示す部分斜視図、第５図は従来の配電慇の構成を示す
斜視図である。 図において、｛１｝は筺木、（２は扉，（３）は防塵フ
ィルター、（６）は防塵フィルター装着部、（７）は通
風孔、（９｝は掛合部、ａωは取付部、（！３）は開口
部、（！４）は取付金具である． なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す． 代理人　弁理士　　大　岩　増　雄 ズ４１力 才５ｍ 才２／Ｋ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電子機器、部品等を収容すると共に、上記電子機
   器、部品等を冷却するための通風孔を設けた筺体及び上
   記通風孔の内側に装着された防塵フィルターを有するも
   のにおいて、上記筺体の上記防塵フィルター装着部を、
   上記筺体の扉の開閉又はカバーの着脱とは無関係に開閉
   し得るようにしたことを特徴とする配電盤。
2. （２）電子機器、部品等を収容すると共に、上記電子機
   器、部品等を冷却するための通風孔を設けた筺体及び上
   記通風孔の内側に装着された防塵フィルターを有するも
   のにおいて、上記筺体に上記防塵フィルター挿脱用の開
   口部を形成し、この開口部を経て上記防塵フィルターを
   挿脱し得るようにしたことを特徴とする配電盤。