JPH0138941Y2 - - Google Patents

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JPH0138941Y2
JPH0138941Y2 JP1982129576U JP12957682U JPH0138941Y2 JP H0138941 Y2 JPH0138941 Y2 JP H0138941Y2 JP 1982129576 U JP1982129576 U JP 1982129576U JP 12957682 U JP12957682 U JP 12957682U JP H0138941 Y2 JPH0138941 Y2 JP H0138941Y2
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JP
Japan
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protective cover
window
main body
upper frame
elastic locking
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JP1982129576U
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JPS5933285U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の分野 この考案は、制御機器のパネル面の窓部に露出
する操作部を覆う保護カバー取付装置であつて、
操作時には簡単に着脱でき、非操作時には操作部
が誤つて操作されるのを確実に防止できる保護カ
バー取付装置に関する。
(2) 従来技術とその問題点 従来、この種の保護カバー取付装置としては、
例えば第1図に示すものが知られている。同図に
おいて、1は平板状の保護カバーであり、この保
護カバー1は上端中央部にフツク2がネジ3で固
定され、また下端に軸受4,4が左右対称に図示
しないネジで固定されている。軸受4,4の軸孔
には支持台5,5に一端が固定された軸6,6の
他端が挿入されるようになつており、保護カバー
1はこの軸6,6の他端に回動自在にかつ着脱自
在に支持される。この支持台5,5は図示しない
制御機器のパネル面の窓部の下端縁部に固定さ
れ、そしてこの窓部の上端縁部には上記フツク2
が係合するようになつている。
このような構成とすることにより、この保護カ
バー1は、非操作時には軸受4,4を支持台5,
5に支持させフツク2を窓部上端縁に係止させる
ことで、窓部に露出する操作部を覆つてこれを操
作不能にし、また操作時には保護カバー1の上端
部を手前に引きフツク2の係合を解除すると、保
護カバー1は軸6,6を支点に回動し操作部を露
出させ操作可能にする。このとき保護カバー1
は、操作の邪魔にならないように、支持台5,5
に支持されて垂下している。
しかしながら、このような従来の保護カバー取
付装置は、フツクや軸受、支持台等多くの組付部
品を必要としているために、組立工数が増加し原
価の低減を困難にしている。
また、この保護カバーは、取付時には2つの軸
孔と2つの軸の位置合わせをして軸孔に軸を挿入
し、次いでフツクを窓部に係合させる。また取り
外し時にはまずフツクの係合を外し、次いで軸孔
から軸を外す。つまりこの保護カバーの着脱には
2工程必要で、特に取付時には位置合わせがあり
面倒で操作性が悪いなどの問題点があつた。
(3) 考案の目的 この考案は上記のような問題点に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、組付部品をな
くすことにより、部品点数と組立工数を低減さ
せ、もつて安価な保護カバー取付装置を提供する
ことである。
(4) 考案の構成と効果 この考案は、上記目的を達成するために、制御
機器の正面パネルに形成された窓部に着脱自在に
装着されるとともに、上部枠体と側部枠体を具備
してなる保護カバー本体と、 上記保護カバー本体を形成する上部枠体および
これと嵌合する上記窓部のいずれか一方に形成さ
れる凸部および凹部と、 上記保護カバー本体を形成する上記側部枠体の
下端部に突出形成されるとともに、上記窓部の下
辺端面に当接し、自由状態では基部から自由端に
向けて下方に傾斜し、かつ先端下面には突部を形
成してなる弾性係止片と、 を備えてなることを特徴とする。
この考案は上記のように保護カバー本体には組
付部品は一切ないので、従来のものに比して部品
点数と組立工数が大幅に低減され、原価の低減が
可能となる。
また、この考案に係る保護カバー取付装置にあ
つては、取り付けは弾性係止片を窓部の下辺端面
に当て、カバー本体をこの下辺端面側に向かい移
動させながら窓部に押込み手を離すと、カバー本
体はそのまま窓部に保持される。そして取外しは
カバー本体を窓部の下辺端面に向かい移動させな
がらカバー本体の一端を引起こすと、カバー本体
は窓部から外れる。つまり、このカバーの着脱は
ワンタツチで行なえ、作業性が向上する。
また、本願装置にあつては、側部枠体に突出形
成されてなる弾性係止片は、自由状態においては
基部から自由端に向けて下方に傾斜し、かつ先端
下面には突部を形成する一方、窓部にこのカバー
本体を装着した状態においては、この弾性係止片
の弾性によりカバー本体が持ち上がるとともに、
カバー本体を形成している上部枠体と窓部とはそ
れぞれに形成されている凹凸により嵌合するよう
に構成されているため、カバー本体の保持力も充
分で脱落するおそれがない等の効果を有する。
(5) 実施例の説明 第2図において、この実施例に用いられる保護
カバー本体21は透明樹脂成形体からなり、四角
形板状のカバー部22と、このカバー部22の三
辺に設けられ裏面側(図示する面)に適宜深さの
箱体を形成する枠体23a,23b,23cとを
備えている。
上部枠体23aには、カバー部22に平行に凹
部24が形成され、またカバー部22の表面側端
部に操作端部25が突設されている。
両側部枠体23b,23cの対向する下端部に
は弾性係止片26,27が突設され、この係止片
26,27の先端下面には突部26a,27aが
設けられている。そして、第3図に詳示するよう
に、この弾性係止片26,27は、自由状態では
実線で示すように基部から自由端に向かい下方に
傾斜しており、突部26a,26bを押し上げる
と、点線で示すように略水平状態に弾性的に変形
し、保護カバー本体21を上方に持ち上げる。な
お、カバー部22の下端部中央には略L字状のス
トッパ28を設けてある。
次に、第4図a,bにこのように構成される保
護カバー本体の装着状態を示す。同図において、
制御機器41の正面パネル42に形成される四角
形の窓部43には、上辺部枠体44の下端面に沿
つて凸部44aが設けられ、またキーボード45
a等を有する操作部45が配設されている。保護
カバー本体21は、窓部43の下辺端面に弾性係
止片26,27が当接し略水平に弾性変形させら
れて保護カバー本体21を上方に持ち上げ、これ
により上記凹部24に凸部44aが嵌合させられ
ることで、操作部45を覆うように窓部43に装
着される。このとき、カバー部22の下端部端面
とストツパ28とが窓部43の下辺端部両面に挾
接し、保護カバー本体21の脱落を防止してい
る。
この状態から保護カバー本体21を取り外すに
は、操作端部25を下方に引き下げると、係止片
26が弾性変形し保護カバー本体21が下方に下
がり、凹部24と凸部44aとの嵌合状態が外れ
るため、保護カバー本体21を手前に引けば良
い。また、取り付けるにはカバー部22の下端部
端面とストツパ28との間に窓部43の下辺端部
を挿入し、弾性係止片26,27を窓部43の下
辺端面に押しつけながら、枠体23a,23b,
23cを操作部45のパネル面に接触させ、保護
カバー21に加えている力を止めてこれを自由に
する。すると弾性係止片26,27の弾性力で保
護カバー本体21は上方に持ち上げられ、凹部2
4と凸部44aとが自動的に嵌合する。つまり凹
部24と凸部44aとの位置決めは枠体23a,
23b,23cを操作部45のパネル面に接触さ
せるだけでなされる。このように、この考案に係
る保護カバー取付装置は、カバー本体を窓部に、
ワンタツチで着脱できるとともに、取付時には位
置決めが不要であり、かつ上部枠体および窓部に
設けた凹部と凸部の嵌合により保護カバーを取り
付けるように構成したため、その保持力も充分で
ある。
なお、上記実施例では、保護カバー本体側に凹
部を、窓部側に凸部を設けたが、この考案はこれ
に限定されるものではなく、逆に保護カバー本体
側に凸部を、窓部側に凹部を設けるようにしても
良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保護カバーを示す概略分解斜視
図、第2図及至第4図はこの考案に係る保護カバ
ー取付装置の一実施例を示すもので、第2図は概
略裏面斜視図、第3図は概略要部拡大図、第4図
a,bは機器の窓部に装着した状態を示す概略一
部破断正面図および概略一部破断側面図である。 21……保護カバー本体、24……凹部、2
6,27……弾性係止片、26a,27a……突
部、42……パネル面、43……窓部、44a…
…凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 制御機器の正面パネルに形成された窓部に着脱
    自在に装着されるとともに、上部枠体と側部枠体
    を具備してなる保護カバー本体と、 上記保護カバー本体を形成する上部枠体および
    これと嵌合する上記窓部のいずれか一方に形成さ
    れる凸部および凹部と、 上記保護カバー本体を形成する上記側部枠体の
    下端部に突出形成されるとともに、上記窓部の下
    辺端面に当接し、自由状態では基部から自由端に
    向けて下方に傾斜し、かつ先端下面には突部を形
    成してなる弾性係止片と、 を備えてなることを特徴とする保護カバー取付装
    置。
JP12957682U 1982-08-27 1982-08-27 保護カバ−取付装置 Granted JPS5933285U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12957682U JPS5933285U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 保護カバ−取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12957682U JPS5933285U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 保護カバ−取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5933285U JPS5933285U (ja) 1984-03-01
JPH0138941Y2 true JPH0138941Y2 (ja) 1989-11-21

Family

ID=30293556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12957682U Granted JPS5933285U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 保護カバ−取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5558037B2 (ja) * 2009-06-26 2014-07-23 三菱電機株式会社 電子機器およびそれを用いたコントロールセンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022730Y2 (ja) * 1979-03-28 1985-07-06 東芝ライテック株式会社 機器カバ−の取付け装置
JPS55164882U (ja) * 1979-05-11 1980-11-27

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JPS5933285U (ja) 1984-03-01

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