JPH0636602Y2 - 筐体構造 - Google Patents

筐体構造

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Publication number
JPH0636602Y2
JPH0636602Y2 JP1985148168U JP14816885U JPH0636602Y2 JP H0636602 Y2 JPH0636602 Y2 JP H0636602Y2 JP 1985148168 U JP1985148168 U JP 1985148168U JP 14816885 U JP14816885 U JP 14816885U JP H0636602 Y2 JPH0636602 Y2 JP H0636602Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front panel
latch
bottom plate
boss
cover
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985148168U
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English (en)
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JPS6258080U (ja
Inventor
充治 瀬戸口
隆 細井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は筐体構造に係り、特にフロントパネルを確実に
着脱できる筐体構造に関する。
[考案の技術的背景] 最近の事務用電子機器などにおいては、そのフロントパ
ネルは意匠上または前面のスイッチ類の操作の必要上か
ら着脱可能の構造とする場合が多くなっている。このよ
うなフロントパネルの着脱構造は従来は第5図に示すよ
うに構成されていた。すなわち、フロントパネル1の上
下部にそれぞれフック部1a,1bを設け、これらのフック
部1a、1bと係合可能に筐体本体2のカバー3及び基板4
にそれぞれ係止部3a,4aを形成して、フロントパネル1
を筐体本体2に保持させていた。
[背景技術の問題点] 上記のような従来のフロントパネル取付構造によると、
フロントパネル表面へのヒケの問題から、フック部1a,1
bが係止部3a,4aにそれぞれ係合する長さLは十分に長く
とれなかった。このためフロントパネル1が筐体本体2
から外れ易いという問題があった。またフロントパネル
1を筐体本体2から取り外す場合にフロントパネル1の
上下を手で挟み、押し付けて外すため、この力が強すぎ
るとフロントパネル1の周囲にストレスがかかり、クラ
ックが発生するなどの欠点があった。
[考案の目的] 本考案は上述した点に鑑みてなされたものであり、フロ
ントパネルにストレスを加えることなく容易に筐体本体
に対し着脱することができる筐体構造を提供することを
目的とする。
[考案の概要] 本考案は筐体のフロントパネルのほぼ中心の下部にボス
を形成し、このボスと摺動可能な長孔が形成されたラッ
チ部の取付部をこの長孔を介してボスに嵌合し、このラ
ッチ部の取付部の両側に弾性を有する腕部を形成し、こ
れらの腕部をフロントパネルに設けられたリブで保持す
るようにし、さらにラッチ部の下面に突出部を形成し
て、フロントパネルの下部に形成された角孔に嵌合させ
てラッチ部を案内させ、かつラッチ部下端にフック部を
形成した筐体の底板と係合させるように構成して、所期
の目的を達成するようにしたものである。
[考案の実施例] 以下、本考案に係る筐体構造の一実施例を図面を参照し
て説明する。
第1図、第2図、第3図及び第4図に本考案の一実施例
を示す。これらの図において第4図に示す従来例と同一
または同等部分には同一符号を付して示す。フロントパ
ネル1の上部にはフック部1aが設けられており、このフ
ック部1aはカバー3の上面のフロントパネル1側の一辺
に形成されたL字形の係止部3aに係合可能となってい
る。フロントパネル1の下部の内側には円柱状のボス5
がフロントパネル1に対しほぼ直角に突出して一体に形
成されている。ラッチ部6は第4図に示すように長孔7a
が形成された取付部7と、この取付部7の両側に前記ボ
ス5の中心より下に設けられた弾性を有する腕部8と、
下部に設けられた突出部9及びフック部10とが一体に形
成されてなっている。取付部7に形成された長孔7aには
前記ボス5が摺動可能に嵌合しており、ねじ11によりラ
ッチ部6の脱落を防止している。前記取付部7のフロン
トパネル1側の面には長孔7aに平行にガイド溝7bが形成
されており、フロントパネル1に形成されたリブ12aに
より摺動可能に嵌合され、ラッチ部6を案内している。
またフロントパネル1には取付部7の両側面に摺動可能
に当接するリブ12b、12cが形成されており、リブ12aと
同様にラッチ部6を案内している。前記突出部9はフロ
ントパネル1の下面に形成された角孔1cに摺動可能に嵌
合しており、フロントパネル1の下面から外部に突出し
ている。前記フック部10は底板4のフロントパネル1側
の一辺に形成されたL字形の係止部4aに係合可能となっ
ている。前記腕部8はフロントパネル1に一体に形成さ
れた2対のリブ13a,13bにより挟持されていて、ラッチ
部6が弾性的に支持されている。14はフロントパネル1
に設けられた表示窓である。
上述した本実施例の作用を以下に説明する。フロントパ
ネル1をカバー3及び底板4から外す場合には、ラッチ
部6に形成されたフック部0と底板4に形成された係止
部4aとの係止長さLだけ突出部9を押し上げればよい。
このL寸法はある程度任意に決めることができる。ラッ
チ部6は腕部8の弾性力により常に下方に付勢されてい
るので突出部9を押し上げなければフロントパネル1は
底板4から外れることはない。この突出部9を押し上げ
るとき、取付部7は、リブ12a,12b,12cによって案内さ
れているので円滑に摺動させることができる。フロント
パネル1を底板4から取り外した後はフロントパネル1
の上部のフック部1aをカバー3の係止部3aから容易に外
すことができる。フロントカバー1の取り付けの場合も
同様の操作で容易に取り付けることができる。
本実施例によれば、フロントパネル1をラッチ部6に設
けられた突出部9を押し上げることにより容易に筐体へ
着脱することができる。このときラッチ部6がスパンの
長い一対のリブ13a,13bを支点として僅かに移動するだ
けであるので、フロントパネル1にはほとんど外力が加
わらず、フロントパネルに設けてある表示窓14などに何
等のストレスを与えずに着脱することができる。しかも
フロントパネル1の筐体本体2への装着後は確実に本体
2側に保持することができる。
[考案の効果] 上述したように本考案によれば、筐体にフロントパネル
を着脱するために、フロントパネルに上下方向に移動可
能なラッチ部を設けて、このラッチ部と底板とを係止す
るようにしたので、フロントパネルにストレスを加える
ことなく容易にかつ確実にフロントパネルを筐体本体に
着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る筐体構造の一実施例を示す縦断面
図、第2図は第1図のA矢視図、第3図は第2図のB矢
視図、第4図は第1図のラッチ部の詳細を示す斜視図、
第5図は従来の筐体構造を示す縦断面図である。 1……フロントパネル、1a,1b……フック部 1c……角孔、2……筐体本体 3……カバー、4……底板 5……ボス、6……ラッチ部 7……取付部、7a……長孔 8……腕部、9……突出部 10……フック部、13a,13b……リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板と、この底板の上部に設けられたカバ
    ーと、これらの底板及びカバーに対し着脱可能に設けら
    れたフロントパネルとよりなる筐体構造において、前記
    フロントパネルのほぼ中心の下部に形成されたボスと、
    このボスと摺動可能に形成された長孔を有し両側に弾性
    を有する腕部が形成されたラッチ部の取付部と、このラ
    ッチ部の取付部の下面に形成された突出部と、前記フロ
    ントパネルの下部に形成されこの突出部が摺動可能に嵌
    合された角孔と、前記ラッチ部下端に前記底板と係合可
    能に形成されたフック部と、前記フロントパネルに設け
    られ前記ラッチ部に形成された腕部を保持するリブとを
    具備したことを特徴とする筐体構造。
JP1985148168U 1985-09-30 1985-09-30 筐体構造 Expired - Lifetime JPH0636602Y2 (ja)

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JP1985148168U JPH0636602Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30 筐体構造

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JPS6258080U JPS6258080U (ja) 1987-04-10
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JP5589761B2 (ja) * 2010-10-27 2014-09-17 沖電気工業株式会社 現金処理装置

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JPS5830349Y2 (ja) * 1978-12-20 1983-07-04 松下電器産業株式会社 テレビジョン受像機等のキャビネット

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JPS6258080U (ja) 1987-04-10

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