JP2011155145A - 電子機器および電子機器収納体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一対のラック柱に固定される電子機器等に関し、一対のラック柱に電子機器を固定する際の作業性を向上させる。
【解決手段】 左右に間隔を隔てて立設し複数の取付穴が縦に並んだ一対のラック柱の該取付穴を利用して該一対のラック柱に固定される電子機器であって、両側面を有し、上記一対のラック柱どうしの間に入り込んで該両側面それぞれを該一対のラック柱それぞれに対面させる筐体と、上記両側面それぞれに奥行き方向にスライド自在に支持され、上記一対のラック柱それぞれの取付穴に引っ掛けられる一対のフック部材とを有する。
【選択図】 図9

Description

本件は、一対のラック柱に固定される電子機器、およびラックとそのラックに収納された電子機器とを有する電子機器収納体に関する。
従来より電子機器をラックに収納することが行なわれている。ラックは一対のラック柱を有し、ラックに収納された電子機器はそれら一対のラック柱に固定される。ここで1台のラックに複数台の電子機器を収納するときは、それら複数台の電子機器が一対のラック柱の間に縦に配列され、それぞれの電子機器がそれらのラック柱に固定される。
ここで、電子機器をラック柱に固定する方法の1つとして、ラック柱に縦に並んだ複数の取付穴を設けておき、それらの取付穴を使って、電子機器を取り付けることが行なわれている。
ラックへの電子機器の取付方法については、従来より様々な提案がある(特許文献1,2,3参照。)。
実開平5−20384号公報 実開平7−22592号公報 特開2003−110262号公報
ラック柱に電子機器を固定するにあたっては、良好な作業性を保つことが必要である。ただし、良好な作業性を保つために電子機器を載せておく台などを使うとその分部品点数が増え、好ましくない。
本件開示の電子機器および電子機器収納体の課題は、ラック柱に電子機器を固定する際の作業性を向上させることにある。
本件開示の電子機器は、所定の間隔を隔てて立設し複数の取付穴が縦に並んだ一対のラック柱の該取付穴を利用してそれら一対のラック柱に固定される電子機器であって、筐体と一対のフック部材とを有する。
筐体は、両側面を有し、一対のラック柱どうしの間に入り込んでそれらの両側面それぞれを一対のラック柱それぞれに対面させる。
また、一対のフック部材は、上記両側面それぞれに奥行き方向にスライド自在に支持され、一対のラック柱それぞれの取付穴に引っ掛けられる。
また、本件開示の電子機器収納体は、上記の一対のラック柱を有する、電子機器収納用のラックと、本件の電子機器とを有する。
本件の電子機器および電子機器収納体によれば、上記のスライド自在な一対のフック部材を利用して電子機器を一対のラック柱に支持させ、両手を使って電子機器の固定作業を行なうことができる。したがって作業性が大幅に向上する。
第1比較例を示す図である。 第2比較例を示す図である。 本件の第1実施形態の電子機器の、一方の側面を示す斜視図である。 図3に示す電子機器の側面図である。 本件の第1実施形態の、一方の側面を示す斜視図である。 図3〜図5に示す電子機器の側面図である。 フック部材の斜視図である。 ラック柱への取付前の電子機器の一方の側面と、一対のラック柱のうちの一方のラック柱とを示した斜視図である。 ラック柱への取付作業初期の状態の電子機器を示した斜視図である。 ラック柱に電子機器を固定した状態を示す図である。 第2実施形態の斜視図である。 図11と同じ第2実施形態の電子機器の一部を角度を変えて示した部分斜視図である。 第2実施形態における、第2のラッチ部の構造を示す断面模式図である。 第3実施形態のラッチ部の模式断面図である。
以下では先ず、本件の実施形態と比較される比較例について説明し、その後本件の実施形態を説明する。
図1は、第1比較例を示す図である。
ここには、電子機器10Aと、その電子機器10Aが収容されるラックのうちの、電子機器10Aの固定に関与する一対のラック柱21Aが示されている。
一対のラック柱21Aは、電子機器10Aの幅寸法よりも若干広い間隔を隔てて左右に立設している。これらのラック柱には、縦に並んだ複数の取付穴211Aが形成されている。
一方、電子機器10Aは、その電子機器10Aの筐体11Aの左右両側面111Aには、一対の固定金具112Aがネジ止めされている。これらの固定金具112Aは外向きに折り曲げられた鍔部112aAを有し、その鍔部112aAには、ネジ止め用の穴113Aが形成されている。
各ラック柱21Aの、電子機器10Aを固定しようとしている高さ位置にある取付穴211Aの裏側には、ネジ穴が設けられた取付金具212Aが引っ掛けられる。そしてラック柱21Aを固定金具212Aの鍔部212aAと取付金具212Aとで挟むようにして、ネジ30Aを穴113A,取付穴211Aに通し取付金具212Aにネジ止めする。こうすることにより、電子機器10Aが一対のラック柱21Aに固定される。
この場合、電子機器10Aをラック柱21Aに固定しようとしている作業者は、片手を電子機器10Aの下に置いてその電子機器10Aを下から支え、もう一方の手で、すなわち片手で、ネジ止め作業を行なうことになる。このように、この構造の場合、作業性が悪い。また、ここに示す電子機器10Aの直ぐ下に、この電子機器10Aと同様にして別の電子機器が既にラック柱21Aに固定されている場合、直ぐ下の電子機器が邪魔になってこの電子機器10Aの下に手を置くことができない場合もあり、その場合は、固定作業を二人で行なう必要があるなど、作業性が更に悪くなるおそれがある。
図2は、第2比較例を示す図である。
ここでも、図1と同様、電子機器10Bと、その電子機器10Bが収容されるラックのうちの、電子機器10Bの固定に関与する一対のラック柱21Bが示されている。
一対のラック柱21Bは、電子機器10Bの幅寸法よりも若干広い間隔を隔てて左右に立設している。これらのラック柱21Bには、縦に並んだ複数の取付穴211Bが形成されている。
これらのラック柱21Bには、取付穴211Bを利用して、電子機器10Bを固定しようとしている高さ位置に、電子機器10Bを載せる一対の載置台41がネジ42によりネジ止め固定される。
これらの載置台41には、ネジ穴411Bが形成されている。
電子機器10Bの筐体11Bの左右両側面111Bには、鍔部111aBが形成され、その鍔部111aBには、ネジ止め用の切欠き112Bが形成されている。電子機器10Bは、ラック柱21Bに固定された載置台41Bに載せられ、ネジ43Bが切欠き112Bを通ってネジ穴411Bにネジ止めされる。こうすることにより、電子機器10Bが載置台41Bに載った状態で、一対のラック柱21Bに固定される。
この図2に示す第2比較例の場合、電子機器10Bは載置台41Bに載った状態でネジ止めされるため、電子機器10B自体の固定作業の作業性は向上するが、載置台41Bなる部材が増加しコスト上昇を招くおそれがある。また、載置台をラック柱21Bに固定することと電子機器10Bを固定することとの二段階の固定作業が必要となることから、固定作業の作業性が必ずしも向上したとは言えない。
以上の2つの比較例を踏まえ、以下、本件の実施形態を説明する。
図3は、本件の第1実施形態の電子機器の、一方の側面を示す斜視図である。また、図4は、図3に示す電子機器の側面図である。また、図5は、本件の第1実施形態の、一方の側面を示す斜視図、図6は、図3〜図5に示す電子機器の側面図である。図3,図4では、フック部材12が電子機器10の奥側にあり、図5,図6では、フック部材12が電子機器10の手前側にある。
この電子機器10は、図1,図2に示すラック柱21A,21Bと同様な一対のラック柱21(例えば図8参照。但し、図8には一方のラック柱のみ示されている。)に固定される電子機器である。一対のラック柱21は、図1,図2に示すラック柱21A,21Bと同様、左右に間隔を隔てて立設している。これらラック柱21には、複数の取付穴211(図8参照)が縦に並んでいる。電子機器10は、取付穴211を利用してラック柱21に固定される。図3〜図6には、電子機器10の一方の側面しか示されていないが、この電子機器10は、反対側にも、ここに示す側面と同様の構造の側面を有する。ここでは、図3〜図6に示す側面を取り挙げて説明する。
この電子機器10の筐体11は、図3〜図6に示す側面111とその反対側の側面とからなる両側面を有し、一対のラック柱21どうしの間に入り込んで両側面それぞれをそれら一対のラック柱それぞれに対面させる。側面111は、第1面111aと、上レール111bと、下レール111cとを有する。上レール111bは、第1面111aの上縁からその第1面111aに対し立設し(図3の矢印A方向)さらに下方に折れ曲がって第1面111aと平行に垂れ下がった(矢印B方向)鉤形状が奥行き方向(矢印C方向)に延在する形状を有する。また下レール111cは、第1面111aの下縁からその第1面111aに対し立設し(矢印D方向)さらに上方に折れ曲がって第1面111aと平行に立ち上がった(矢印E方向)鉤形状が奥行き方向(矢印F方向)に延在する形状を有する。
この第1面111aと、上レール111bおよび下レール111cとの間には、フック部材12が嵌入している。このフック部材12は、以下に説明する2つのラッチ部111d,111eのいずれにも固定されていない状態にあるときは、この電子機器10の筐体11の側面111に沿ってスライド自在である。ここで、第1面111aには、その第1面111aから横方向に突出した第1のラッチ部111dおよび第2のラッチ部111eが形成されている。フック部材12は、図3,図4に示す状態では、第1のラッチ部111dによりスライド不能に、側面111の奥側に保持されている。この第1のラッチ部111dは指などで押すことにより第1面111dと同一面になるまで弾性的に押し込まれる。第1のラッチ部111dをそのように押し込むことにより、フック部材12がスライド自在となる。フック部材12が筐体11の側面111に沿って電子機器10の前側にスライドしてくるとフック部材12が第2のラッチ部111eを弾性的に押し込む。そのフック部材12が第2のラッチ部111eよりもさらに前方にスライドすると第2のラッチ部111eが再び図3等に示す状態にまで突出し、図5,図6に示すように、フック部材12を側面111の前端位置にスライド不能に保持する。
フック部材12を奥側にスライドさせる場合も同様である。すなわち、図5,図6に示すようにフック部材12が第2のラッチ部111eにスライド不能に保持されている状態において、第2のラッチ部111eを指などで押し込んでフック部材12をスライド自在な状態とし、フック部材12を側面111に沿って奥側にスライドさせる。すると、フック部材12により第1のラッチ部111dが押し込まれる。フック部材12が第1のラッチ部111dよりもさらに奥側にまでスライドすると第1のラッチ部111dが図3等に示す状態にまで再び突出し、フック部材12が図3に示す状態にスライド不能に保持される。電子機器10をラック柱21(図8参照)に固定する際は、フック部材12は、電子機器10が一対のラック柱21の間に押し込まれることによって相対的に電子機器10の前端側に移動する。左右に間隔を隔てて立設し複数の取付穴が縦に並んだ一対のラック柱の該取付穴を利用して該一対のラック柱に固定される電子機器であって、フック部材12が第2のラッチ部111eによりスライド不能に保持される位置(図5,図6に示すフック部材12の位置)は、電子機器10が、一対のラック柱21の間に、それらのラック柱21への固定位置まで押し込まれた際のラック部材21の位置である。
図7は、フック部材12の斜視図である。
この図7に示すフック部材12は、図3〜図6に示す側面に適合するフック部材であり、電子機器10の反対側の側面に適合するフック部材は、この図7に示すフック部材とは対称的な形状を有する。
フック部材12は、この図7に示すように、スライド板121とフック板122とを有する。スライド板121は、側面111の第1面111aと上レール111bおよび下レール111cとの間に奥行き方向にスライド自在に嵌入する部分である。但し、上述した通り、第1のラッチ部111dおよび第2のラッチ部111eによりスライド不能となる。
また、フック板122は、スライド板121から第1面111a(図3参照)に対し立設した方向に折れ曲がって、図3等に示すように、上レール111bと下レール111cとの間から突出している。このフック板122には、ラック柱21の取付穴211(図8参照)に引っ掛けられる鉤部122aが形成されている。
次に、図3〜図6に示す電子機器の、ラック柱への取付方法を説明する。図3〜図6に示す一方の側面のみの説明で十分であり、以下においても一方の側面と、その一方の側面に対応する一方のラック柱のみ図示して説明する。
図8は、ラック柱への取付前の電子機器の一方の側面と、一対のラック柱のうちの一方のラック柱とを示した斜視図である。
ラック柱21には、縦に並んだ複数の取付穴211が形成されている。そのラック柱21の、電子機器10を固定しようとしている高さ位置には、1つの取付穴211aを間に置いた上下2つの取付穴211bに、ネジ穴が形成された取付金具212が引っ掛けられている。この点は、図1に示す第1比較例の場合と同様である。
また、電子機器10を構成するフック部材12は、側面111の奥側に移動され、第1のラッチ部111dによりスライド不能に保持された状態にある。
図9は、ラック柱への取付作業初期の状態の電子機器を示した斜視図である。
電子機器10をラック柱21に固定するにあたっては、先ず、図9に示すように、側面111の奥側に置かれたフック部材12を、ラック柱21の、2つの取付金具212が引っ掛けられた2つの取付穴211bの間にある1つの取付穴211aに引っ掛ける。この状態で電子機器10から手を離しても、電子機器10はラック柱21に引っ掛けられたままの状態にとどまっている。その後、第1のラッチ部111dを押し込みながら電子機器10を矢印G方向に押し込む。すると、第1のラッチ部111dの押込みによりスライド自在となったフック部材12が側面111に沿って電子機器10の前方に移動し、第2のラック部111eを押し込む。フック部材12がさらに前方に移動すると第2のラッチ部111eが再び突出してその第2のラッチ部111eによってスライド不能に固定される。フック部材12が第2のラッチ部111eにより固定された状態においても、電子機器10から手を離しても電子機器10はその状態にとどまる。
図10は、ラック柱に電子機器を固定した状態を示す図である。
こうしておいて、図10に示す2本のネジ114(左右合せると4本のネジ)を鍔部112に設けられた穴113およびラック柱21に設けられた取付穴211bに通し、取付金具212のネジ穴を使って取付金具212にネジ止めする。これにより電子機器10のラック柱21への取付けが完了する。
電子機器10をラック柱21から取り外すときは、先ずは図10に示す状態からネジ114を取り外し、第2のラッチ部111eを押し込みながら電子機器10を手前に引き出す。するとフック部材12は側面111に沿って奥側に移動し、第1のラッチ部111dを押し下げる。フック部材12がさらに奥側に移動すると第1のラッチ部111dが再び突出して、図9に示す、フック部材12が第1のラッチ部111dによりスライド不能に保持された状態となる。その後、電子機器10を少し上に持ち上げて、フック部材12をラック柱21から外す。これにより、電子機器10は、図8に示すようにラック柱21から離れた状態となる。
この第1実施形態の電子機器10によれば、ネジ止め等を両手を使って行なうことができ、作業性が向上する。
図11は、第2実施形態の斜視図である。また図12は、図11と同じ第2実施形態の電子機器の一部を角度を変えて示した部分斜視図である。また図13は、第2実施形態における、第2のラッチ部の構造を示す断面模式図である。
上述の第1実施形態の場合、第2のラッチ部111eを押し込むには、ラック柱21の裏側に手を回して行なう必要があり、電子機器10をラック柱21から取り外すときの作業性についても向上させることが望ましい。
この第2実施形態では、第1実施形態における構成要素に加え、さらに、図13に示すように指掛部111fが設けられている。この指掛部111fに指を掛けて、図13に示す矢印H方向に引くと、第2のラッチ部111eが第1面111aと同一面となる位置まで引き込まれる。これにより、その第2のラッチ部111eによりスライド不能に固定されていたフック部材は固定が解除されスライド自在な状態になる。
この指掛部111fを設けると、ラック柱21の裏側に手を回すことなく、電子機器10の前面側で操作することができ、電子機器10をラック柱から取り外す際の作業性が向上する。
この第2実施形態の他の点は前述の第1実施形態と同様であり、これ以上の説明は省略する。
図14は、第3実施形態のラッチ部の模式断面図である。
この第3実施形態は、第1実施形態と比べラッチ部の形状のみ相違するため、ここでは、ラッチ部のみ図示および説明を行なう。
図14は、矢印I方向を電子機器10の奥側と考えたときの、第1実施形態における第1のラッチ部111d(例えば図3参照)に相当するフック部である。このラッチ部13は、奥行き方向に関し2つの斜面131,132で形成されている。
これに対し、第1実施形態における第1のラッチ部111dは、例えば図3に示すように、一方が斜面、もう一方が垂直に立設した面で形成されている。このため、第1実施形態における第1のラッチ部111dは、フック部材12を前方から奥側に向かっては通過させるが、奥側から前方に向かっては第1のラッチ部111dを指などで押し下げない限りラッチ部材12はスライド不能である。
図14に示すラッチ部13は、奥側にも斜面132が形成されており、このラッチ部13を有する電子機器を少し強く奥に向かって押し込むと第1のラッチ部13が押し込まれフック部材12がこのフック部13を通過することができる。
この第3の実施形態の反対側の側面の第1のラッチ部は、図14に示すラッチ部を左右対称に反転した形状のもの、第2のラッチ部は、同じ側面の第1のラッチ部を奥行き方向について対称に反転した形状のものである。したがってこの第3の実施形態では、電子機器をラック柱の間に押し込むときは少し力を加えることによりフック部材が第1のラッチ部から外れ電子機器をラック柱の間に押し込むことができる。また、電子機器をラック柱から取り外すときも同様に、少し力を入れて電子機器を引くことによりフック部材が第2のラッチ部から外れ電子機器をラック柱の間から引き出すことができる。
この第3の実施形態のラッチ部の構造を採用すると、電子機器のラック柱への取付け、ラック柱からの取外しの作業性がさらに向上する。
10,10A,10B 電子機器
11,11A,11B 筐体
12 フック部材
13 フック部
21,21A,21B ラック柱
30A,42,43B,114 ネジ
30A,411B ネジ穴
41,41B 載置台
111,111A,111B 側面
111a 第1面
111aB,112,112aA,212aA 鍔部
111b 上レール
111c 下レール
111d,111e ラッチ部
111f 指掛部
112A 固定金具
112B 切欠き
113,113A 穴
121 スライド板
122 フック板
131,132 斜面
211,211A,211B,211a,211b 取付穴
212,212A 取付金具

Claims (5)

  1. 所定の間隔を隔てて立設し複数の取付穴が縦に並んだ一対のラック柱の該取付穴を利用して該一対のラック柱に固定される電子機器であって、
    両側面を有し、前記一対のラック柱どうしの間に入り込んで該両側面それぞれを該一対のラック柱それぞれに対面させる筐体と、
    前記両側面それぞれに奥行き方向にスライド自在に支持され、前記一対のラック柱それぞれの前記取付穴に引っ掛けられる一対のフック部材とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記両側面それぞれが、第1面と、該第1面の上縁から該第1面に立設しさらに下方に折れ曲がって該第1面と平行に垂れ下がった鉤形状が奥行き方向に延在する上レールと、該第1面の下縁から該第1面に立設しさらに上方に折れ曲がって該第1面と平行に立ち上がった鉤形状が奥行き方向に延在する下レールとを有し、
    前記一対のフック部材それぞれが、前記第1面と前記上レールおよび前記下レールとの間に奥行き方向にスライド自在に嵌入したスライド板と、該スライド板から前記第1面に対し立設した方向に折れ曲がり、前記一対のラック柱それぞれの前記取付穴に引っ掛けられる鉤部が形成されたフック板とを有することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記両側面それぞれが、前記一対のフック部材それぞれを、該両側面それぞれの奥側の第1の位置に、スライド不能かつ解除自在に保持する第1のラッチ部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記両側面それぞれが、前記一対のフック部材それぞれを、該両側面それぞれの、当該電子機器が前記一対のラック柱への固定位置まで押し込まれた際に該一対のフック部材が位置する第2の位置に、スライド不能かつ解除自在に保持する第2のラッチ部を有することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の電子機器。
  5. 左右に間隔を隔てて立設し複数の取付穴が縦に並んだ一対のラック柱を有する、電子機器収納用のラックと、
    前記ラックに収納された状態で前記一対のラック柱に前記取付穴を利用して固定される電子機器とを有し、
    前記電子機器が、
    両側面を有し前記一対のラック柱どうしの間に入り込んで該両側面それぞれを該一対のラック柱それぞれに対面させる筐体と、
    前記両側面それぞれに奥行き方向にスライド自在に支持され、前記一対のラック柱それぞれの前記取付穴に引っ掛けられる一対のフック部材とを有することを特徴とする電子機器収納体。
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