JP4788733B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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本発明は、液晶表示パネルを有するテレビジョン受像機のような画像表示装置、特に、着脱式のスタンドを有する画像表示装置に関する。
この種の画像表示装置は、表示装置本体に対してスタンドを着脱することができるために、表示装置本体からスタンドを取り外してコンパクトに梱包することができるという利点を有している。その一方で、この種の画像形成装置では、梱包から取り出した表示装置本体にスタンドを取り付けることが必要であって、そのような取付け作業は、画像形成装置の購入者(ユーザ)や配達した作業員によって行われることが多い。そのため、開梱後に表示装置本体にスタンドを取り付ける作業は、手軽迅速にかつ確実に、しかも安全に行うことのできるようになっていることが要求される。
図12に従来の画像表示装置の表示装置本体にスタンドを取り付けるときの手順を説明的に示してある。また、図13にスタンドが取り付けられた表示装置本体を背面図で説明的に示してある。
図12のように開梱された画像表示装置は、表示装置本体1とスタンド2とに分かれている。そして、表示装置本体1にスタンド2を取り付けるときには、表示装置本体1からその下方に突き出ているガイドリブ3を利用して矢印のようにスタンド2の取付部4を表示装置本体1に位置合わせした後、図13のように表示装置本体にスタンド2をビス止めするという作業を行っていた。図14にはこの作業を行うときに採用される一般的な作業環境を例示している。同図のように、この作業は、表示装置本体1をテーブルTの上に前倒しに置いた状態で、作業員がスタンドを手で持って矢印のように表示装置本体に位置合わせし、その後に、表示装置本体にスタンド2をビス止めすることによって行われる。
一方、液晶テレビジョンやスタンド付き電子機器、ディスプレイ装置などでは、画像表示パネルを備える表示装置本体にスタンドをビス止めするための構造が種々提案されている(たとえば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
実用新案登録第3116087号公報 特開2007−74569号公報 実用新案登録第3097842号公報
しかしながら、図12及び図14を参照して説明した従来例としての画像表示装置では、ガイドリブ3の作用によって表示装置本体1にスタンドの取付部4を位置合わせすることができるものの、位置合わせした後に作業員がスタンド2から手を離すと、スタンド2が脱落して怪我をするといった危険があった。このような危険性は、サイズが大きくて重い画像表示装置において顕著に現れる。そのため、作業の安全性を確保するためには、2人の作業員のうちの1人がスタンド2を脱落しないように手で支え、残りの1人の作業員がビス止め作業などを行うようにするという対策を講じる必要があった。
一方、上掲の特許文献1〜3のうち、特許文献1には、液晶テレビジョンに関して、表示装置本体のリアキャビネットを取り外さずにスタンドを表示装置本体に着脱することを可能にしたものが開示されている。このものでは、表示装置本体側のブラケットに対してスタンド側の支持ブラケットを位置決めして重ね合わせた後、両者をビス止めするようになっていると共に、ビス止めに必要なねじの本数を削減して生産コストを低減させるための対策が講じられている。
しかしながら、この特許文献1に記載されている液晶テレビジョンにあっては、床面などに載置したスタンドの支持ブラケットの上から表示装置本体のブラケットを下方へスライドさせて差し込むことによって両者が位置決めされ、そのように位置決めされた支持ブラケットとブラケットとを横方向からの作業でビス止めする構成が採用されている。このため、サイズが大きくて重い液晶テレビジョンでは、作業者(ユーザ又は作業員)が重い表示装置本体を人力で持ち上げたり下ろしたりしながら、表示装置本体のブラケットをスタンドの支持ブラケットに対して位置決めすることが要求されるだけでなく、そのような作業を1人で行うことには困難が伴うという、上記した従来例の場合と同様の問題があった。すなわち、一般的には最低でも2人の作業者のうちの1人が表示装置本体を持ち上げ、残りの1人が上記した支持ブラケットへのブラケットの差し込み操作を補助したり位置決め作業を補助したりしながら取付け作業を行う必要があるという問題があった。
そこで、特許文献1の液晶テレビジョンにおいて、テーブルなどの上に前倒しにして載置した表示装置本体のブラケットに対して、スタンドの支持ブラケットを横方向でスライドさせて重ね合わせることにより両者を位置決めするという作業手順を採ることも可能である。しかし、そのようにすると、表示装置本体のブラケットにスタンドの支持ブラケットを重ね合わせた状態で作業者がスタンドから手を離すと、スタンドが表示装置本体から脱落するおそれがある。また、ビス止め作業時にもスタンドが表示装置本体から脱落するおそれがある。したがって、作業時の安全性や作業の確実性を確保する上では、どうしても2人の作業員によって取付け作業を行う必要があるという、従来例の場合と同様の問題が現出する。
特許文献2には、スタンド付き電子機器に関して、テレビ本体の嵌合部にスタンドの支持プレートを嵌合させて両者をビス止めする構成が開示され、特許文献3にはディスプレイ装置に関して、ディスプレイ装置にスタンドのヒンジセットをビスすることが開示されている。しかしながら、これらの特許文献によって開示されているものでも、上記した特許文献1のものと同様の問題があることを否めない。
本発明は、以上の状況や問題に鑑みてなされたものであり、表示装置本体と表示装置本体に着脱可能なスタンドとを備える画像表示装置に関し、表示装置本体に対してスタンドを取り付けたり取り外したりする作業を、表示装置本体にスタンドを脱落しないように仮固定した状態で、1人の作業者が、安全に、しかも手軽迅速にかつ確実に行うことができるようになる画像表示装置を提供することを目的としている。
本発明に係る画像表示装置は、画像表示パネルを備える表示装置本体とこの表示装置本体に着脱可能なスタンドとを備えている。併せて、上記表示装置本体から突き出された連結フレームと、上記スタンドに設けられて上記連結フレームに嵌脱可能な有底筒形の受枠と、この受枠を挿入した上記連結フレームに係合して抜け止めすることによりその連結フレームにこの受枠を仮固定する仮固定機構と、上記連結フレームに対する上記受枠の仮固定状態を解除するための仮固定解除機構と、この仮固定機構の作用によって上記連結フレームに仮固定された上記受枠を本固定するためのビス止め機構と、このビス止め機構の作用によって上記受枠を上記連結フレームに本固定する際に上記連結フレームに上記受枠を位置決めする作用を発揮する位置決め機構と、を備えている。
そして、上記仮固定機構には、上記連結フレームに設けられて、その連結フレームに上記受枠を外嵌合することによってこの受枠の底面に対面重なり状に突き当たる板片部と、上記受枠に設けられて、上記連結フレームにその受枠を外嵌合していく過程で上記連結フレームと摺動しながらその連結フレームを背部から支える支え片部と、この支え片部に対峙する位置で上記受枠に設けられ、上記連結フレームにその受枠を外嵌合していく過程で上記支え片部によって支えられた上記連結フレームの上記板片部の端縁と摺動して後退変位され、その板片部が上記受枠の底面に突き当たったときに上記板片部を乗り越えて復帰変位することによりその板片部に係合して上記受枠を抜け止めする弾性片部と、を備えている、という構成が採用されている。
この構成を備える画像表示装置では、開梱された表示装置本体にスタンドを取り付けるときに、表示装置本体側の連結フレームにスタンド側の受枠が仮固定機構の作用で仮固定されて、受枠を有するスタンドが表示装置本体側の連結フレームから脱落しなくなる。そのため、作業者は、連結フレームに仮固定されている受枠を手で支えた状態を保たなくても、その後のビス止め機構による両者の本固定を安全にかつ容易に行うことが可能である。しかも、連結フレームに受枠を本固定するときには、位置決め機構の作用によって受枠が連結フレームに位置決めされるために、その本固定を迅速にかつ確実に行うことが可能になる。したがって、この発明に係る画像表示装置によると、スタンドが軽い場合は勿論、重い場合であっても、1人の作業者だけで、受枠を連結フレームに外嵌合して仮固定することと、仮固定された受枠を連結フレームに本固定すること、とを安全に、しかも手軽迅速にかつ確実に行うことが可能になる。しかも、表示装置本体をテーブルなどの上に倒しておけば、上記の取付け作業をいっそう安全にかつ容易に行うことができるようになる。
また、表示装置本体からのスタンドの取り外しは、ビス止め機構による本固定を解除した後に仮固定解除機構により仮固定を解除した状態で、受枠を連結フレームから離脱させるという作業を行うだけで済む。この場合には、本固定を解除しても、仮固定を解除するまでは受枠が連結フレームに仮固定されているので、スタンドが軽い場合は勿論、重い場合であっても、1人の作業者だけで、受枠を連結フレームから安全に、しかも手軽迅速にかつ確実に取り外すことが可能になる。
さらに、仮固定機構が上記のように構成されていると、スタンド側の受枠を表示装置本体側の連結フレームに外嵌合させて押し込むという作業を一人の作業者が行うだけで、受枠側の弾性片部が連結フレームの板片部に係合して受枠を抜け止めして連結フレームからの脱落が防止される。特に、この発明では、受枠側に設けた支え片部で支えられた連結フレーム側の板片部を、受枠側の弾性片部が弾性変位しながら乗り越えるようになっているので、弾性片部が板片部を確実に乗り越えてその板片部に係合する。このことにより、受枠を連結フレームに外嵌合して押し込む作業を通じて、受枠が連結フレームに確実に仮固定されるようになるという利点がある。
本発明では、上記ビス止め機構が、上記板片部に設けられたねじ孔と、上記受枠の底壁に設けられた取付ねじ挿通孔と、この取付ねじ挿通孔を通して上記ねじ孔にねじ込まれる取付けねじとを備え、上記位置決め機構が、上記板片部と上記受枠の底壁とのうちの一方側に設けられた膨出状の球面を有する凸部と、上記板片部が上記受枠の底面に対面重なり状に突き当たることにより上記凸部に嵌合して上記ねじ孔と上記取付けねじ挿通孔とを位置合わせする凹部と、を備えている、という構成を採用することが可能である。
ビス止め機構がこのように構成されていると、ビス止め機構の取付けねじを受枠の底壁の取付けねじ挿通孔に挿通させて板片部のねじ孔にねじ込んで締め付けるだけで、受枠が連結フレームに本固定される。また、ビス止め機構が上記のように構成されていると、凹部が凸部の球面により案内されて凸部に円滑に嵌合する。そのため、凸部に凹部が嵌合することによるねじ孔と取付けねじ挿通孔との位置合わせもスムーズに無理なく行われるようになる。したがって、上記構成のビス止め機構に上記構成の位置決め機構が組み合わされていると、連結フレームに仮固定されている受枠をその連結フレームに本固定する作業を迅速にかつ確実に行うことができるようになる。なお、この発明の位置決め機構にあっては、凸部を受枠の底壁に具備させたときには、その凸部の相手方である凹部を板片部に具備させる必要があり、凸部を板片部に具備させたときには、その凸部の相手方である凹部を受枠の底壁に具備させる必要がある。また、凹部は凹み形状に形成されていても、貫通孔によって形成されていてもよい。
本発明では、上記板片部が、上記連結フレームの幅方向中央部に位置する幅広片部と、この幅広片部の両側の一対の幅狭片部とに分かれていて、それらの幅広片部及び幅狭片部のそれぞれに上記ねじ孔が具備され、上記位置決め機構が個別に嵌合可能な2つの上記凸部及び上記凹部を有して、それら2つずつの凸部又は凹部が一対の上記幅狭片部に各別に設けられている、という構成を採用することが可能である。
この構成であると、受枠を連結フレームに3箇所で本固定することができるために、受枠を連結フレームに強固にビス止めすることが可能になる。また、連結フレームの幅方向両側の2箇所で受枠が位置決めされるために、連結フレームに対して受枠がねじれて位置決めされたりすることがなくなって高精度での位置決めが行われるようになる。
本発明では、上記仮固定解除機構が、上記弾性片部に設けられて、上記板片部に係合している当該弾性片部を後退変位させて上記板片部との係合状態を解除することに用いられる操作爪と、この操作爪を、上記受枠の底壁から突出させている開口とを有することが望ましい。仮固定解除機構がこのように構成されていると、受枠の底壁の開口から突出している操作爪を手の指で操作するだけで、板片部に係合している弾性片部を後退変位させて仮固定を解除することが可能になるという利便性が生じる。
本発明では、相対峙している上記弾性片部と上記支え片部との対向間隔が、上記受枠の端部の挿抜口から上記連結フレームの嵌合方向に遠ざかるほど狭まっていると共に、上記弾性片部が、上記挿抜口の近傍箇所だけで上記受枠に連設された片持ち構造を有して、その弾性片部の自由端が上記板片部に対する係合部として形成されていることが望ましい。この構成であると、受枠の挿抜口を広くしてその受枠を連結フレームに嵌合させやすくしておいても、受枠を連結フレームに嵌合させて仮固定する作業を確実に行わせることが可能になる。
本発明では、上記受枠が、上記支え片部と上記弾性片部とを有する筒形部と、当該受枠の底壁を形成する板金製の底板部とに分かれていて、上記筒形部に、上記スタンドの着座部が上記支え片部と上記弾性片部と共に樹脂で一体成形されていて、その着座部に上記底板部が固着されていることが望ましい。この構成であると、支え片部や片持ち構造の弾性片部を有する筒形部及び着座部を一般的な割り金型を用いて樹脂で容易に一体成形することが可能である。
以上のように、本発明によると、表示装置本体からスタンドを取り外してコンパクトに梱包することができるという利点を有する画像表示装置において、表示装置本体に対してスタンドを取り付けたり取り外したりする作業を、表示装置本体にスタンドを脱落しないように仮固定した状態で、1人の作業者が、安全に、しかも手軽迅速にかつ確実に行うことができるようになる。そのため、開梱後に表示装置本体にスタンドを取り付ける作業を、画像形成装置の購入者や配達した作業員が、1人だけで手軽迅速にかつ確実に、しかも安全に行うことのできるようになるという効果が奏される。
図1は本発明に係る画像表示装置の分解斜視図であり、図2にはその画像表示装置に用いられるスタンド30を概略平面図で示し、図3にはその画像表示装置に用いられる連結フレーム20を概略斜視図で示してある。
図3に示した連結フレーム20は板金製である。この連結フレーム20は矩形のフレーム主部21の下端にフレーム主部21の片面側に向けて張り出した板片部22を有している。また、フレーム主部21は、その幅方向両側に片面側に向けて直角に曲成されたリブ状の折曲片23,24を有していて、それらの折曲片23,24がフレーム主部21の高さ方向全長に亘って延びてフレーム主部21が容易に折れ曲がらないように補強している。そして、図示例では、上記板片部22が、フレーム主部21の下端でその幅方向中央部に位置する幅広片部25と、上記折曲片23,24の下端で上記幅広片部25に向けて直角に曲成されて幅広片部25を挟む両側に位置している幅狭片部26,27とに分かれている。図1に矢印Aで示したように、この連結フレーム20は、パネル型の表示装置本体100の下端面中央部に具備されている取付け孔部110に差し込まれた状態で、表示装置本体100に適宜手段(たとえばビス止め)を用いて固着される。そして、表示装置本体100に固着された連結フレーム20は、後述する図11(A)のように表示装置本体100の下端面から突き出た状態になっている。
図1又は図2に示されているスタンド30は、着座部31とその着座部31の幅方向中央で上向きに突き出ている略四角筒形の受枠32とを有している。受枠32には底壁が備わっていると共に、その受枠32は、上記した連結フレーム20を外嵌合することのできるサイズを有している。図1のように、この実施形態では、受枠32が略四角矩形の筒形部33と板金製の底板部34とに分かれていて、底板部34が上記着座部31の裏側に複数箇所でビス止めすることによって固着されている。したがって、板金製の底板部34によって受枠32の上記底壁が形成されている。これに対し、筒形部33と着座部31とは樹脂で一体成形されている。図1において、符号35は板金製の底板部34を着座部31に固着しているビス止め位置を示している。
この実施形態において、スタンド30は、表示装置本体100から突き出された上記連結フレーム20を介してその表示装置本体100に取り付けられる。そして、スタンド30を表示装置本体100に対して着脱するのに役立つ機構として、次に説明する仮固定機構及び仮固定解除機構50と、ビス止め機構と、位置決め機構とが設けられている。
仮固定機構は、受枠32を表示装置本体100から突き出ている連結フレーム20に外嵌合した場合に、その受枠32を連結フレーム100に係合させて抜け止めする作用を発揮する。仮固定機構の具体的構成や作用を図2〜図5を参照して次に説明する。併せて、上記受枠32に備わっている挿入口39の形状などを図2〜図7を参照して説明する。
図4は図2のIV−IV線に沿う部分の拡大断面図、図5は図2のV−V線に沿う部分の拡大断面図である。また、図6は図2のVI−VI線に沿う部分の拡大断面図であり、図7は上記弾性片部37の根元の形状を拡大した拡大断面図である。
仮固定機構は、上記した連結フレーム20に設けられて、幅広片部25及びその両側の幅狭片部26,27とによって形成されている板片部22と、受枠32に設けられている支え片部36及び弾性片部37とによって構成されている。そして、図5のように、支え片部36と弾性片部37とは、受枠32の筒形部33の内側で相対峙していて、支え片部36がリブ38によって背方へ変形しないようにバックアップされているのに対し、弾性片部37は、受枠32の上端開口によって形成されている挿抜口39の近傍箇所だけでその受枠32の筒形部33に一体に連設された片持ち構造を有している。したがって、この弾性片部37は、筒形部33に連設されている基部41付近を支点としてその自由端が弾性変位可能である。そして、このような弾性片部37の自由端が、上記した板片部22に対する係合部42として形成されている。また、この実施形態では、支え片部36と弾性片部37との両方の表面にそれぞれ縦リブ43,44を具備させ、それらの縦リブ43,44を下端に近い箇所ほど背高に形成することによって、相対峙している弾性片部37と支え片部36との対向間隔を、上記挿入口39から底壁に近付くほど狭めてある。言い換えると、相対峙している弾性片部37と支え片部36との対向間隔は、挿入口39から受枠32に対する連結フレーム20の嵌合方向に遠ざかるほど狭まっている。そして、弾性片部37と支え片部36との下端同士の対向間隔が、上記した連結フレーム20の板片部22を形成している幅広片部25のフレーム主部21からの出幅よりも短くなっている。
図2、図4〜図6のように、上記弾性片部37は、受枠32の挿入口39の内側にやゝ突き出す形態で形成されていて、縦リブ44は、その弾性片部37の中央部だけに配備されている。また、弾性片部37の自由端によって形成されている係合部42は、縦リブ44の下端相互間に亘って板片状に形成されている。さらに、図7のように、弾性片部37はその幅方向両端の裏側に、当該弾性片部37の全高に亘るリブ46を有して、そのリブ46の頂面が湾曲面47を介して滑らかに受枠32の筒形部33の内面に連続している。この構成を採用しておくと、弾性片部37がその根元部分を支点にして弾性変形しても、弾性片部37の根元部分が白化しにくくなるだけでなく、リブ46によって弾性片部37の曲り剛性が高められて後述する仮固定作用が確実に行われるようになるという利点がある。
次に、仮固定機構の作用を図8〜図10を参照して次に説明する。図8は連結フレーム20に受枠32を外嵌合している途中段階を示した断面図、図9は連結フレーム20に受枠32が仮固定された状態を示した断面図、図10は連結フレーム20に受枠32が仮固定された状態の他の部分を示した断面図である。
作業者がスタンド30を手で持ち上げて、その受枠32を図8のように連結フレーム20に矢印Iのように外嵌合していくと、その途中段階で連結フレーム20が受枠32側の支え片部36の縦リブ43に摺動してバックアップされ、その状態で、連結フレーム20の幅広片部25の先端縁が弾性片部37の縦リブ44に当接して摺動する。そのため、受枠32を図8の矢印Iのようにさらに連結フレーム20に押し込んでいくと、弾性片部37の縦リブ44が幅広片部25により押されて後退方向に弾性変位する。そして、幅広片部25が受枠32の底面を形成している底板部34に対面して重なり状に突き当たると、弾性片部37が幅広片部25を乗り越えて元の自然位置に復帰変位し、図9のように係合部42が幅広片部25に係合する。この状態、すなわち、弾性片部37の係合部42が連結フレーム20の板片部22を形成している幅広片部25に係合している状態が仮固定状態である。
以上説明した仮固定状態では、連結フレーム20に外嵌合されている受枠32側の弾性片部37の係合部42が、連結フレーム20の幅広片部25に係合しているために、受枠32が連結フレーム20から抜け出て脱落するという事態が起こらない。そのため、作業者は、後工程であるビス止め作業を行うのに際して受枠32を手で持って連結フレーム20から抜け出さないようにしておく必要がない。
次に、仮固定解除機構50は、連結フレーム20に仮固定されている受枠32の仮固定状態を解除するための機構のことである。この実施形態においては、図4、図5、図8及び図9に示されているように、仮固定解除機構は、受枠32側の弾性片部37の下端中央部に設けられて下向きに突き出ている舌片状の操作爪51と、受枠32の底壁を形成している底板部34に開設されている開口52とを有して、操作爪51を開口52から下方に突出させてなる。この仮固定解除機構50によって連結フレーム20に仮固定されている受枠32の仮固定状態を解除するときには、作業者が手の指で操作爪51を押して弾性片部37をその弾性に抗して後退変位させる。このようにすると、図9のように連結フレーム20の幅広片部25に係合している弾性片部37の係合部42が、その幅広片部25から離れて仮固定状態が解除される。こうして仮固定を解除した状態では、受枠32を連結フレーム20から抜き出して取り外すことが容易に可能になる。
次に、ビス止め機構60は、上記した仮固定機構の作用によって連結フレーム20に仮固定されている受枠32を本固定するための機構のことである。この実施形態においては、図1又は図3、図9などに示されているように、ビス止め機構60は、連結フレーム20の板片部22を形成している幅広片部25やその両側の幅狭片部26,27のそれぞれに設けられているねじ孔61を有している。また、図1又は図2、図5、図6などに示されているように、受枠32の底壁を形成している底板部34の複数箇所に設けられた取付ねじ挿通孔62も有している。さらに、それらの取付ねじ挿通孔62を通して上記ねじ孔61にねじ込まれる取付けねじ63も有している。
このビス止め機構60によると、連結フレーム20に仮固定されている受枠32の幅広片部25や幅狭片部26,27のねじ孔61…を、受枠32の底板部34の取付ねじ挿通孔62に個別に合わせた後、取付ねじ挿通孔62に挿通させた取付ねじ63をねじ孔61にねじ込んで締め付けることによって、受枠32が連結フレーム20に本固定される。
次に、位置決め機構70(図10参照)は、上記したビス止め機構60の作用によって受枠32を連結フレーム20に本固定する際に、連結フレーム20に受枠32を位置決めする作用を発揮させるための機構のことである。この実施形態においては、図1〜図6又は図10などに示されているように、位置決め機構70が、受枠23の底板部34の左右2箇所に間隔を隔てて設けられている上向きに突き出た凸部71と、連結フレーム20の左右の幅狭片部26,27に設けられて上記2箇所の凸部71に個別に嵌合可能な2箇所の凹部72とによって構成されている。そして、2箇所の凸部71のそれぞれに2箇所の凹部72が嵌合することによって、上記したビス止め機構60のねじ孔61…と取付けねじ挿通孔62…とが位置合わせされるようになっている。
この位置決め機構70によると、連結フレーム20の幅広片部25や幅狭片部26,27が受枠32の底板部34(受枠32の底面)に対面重なり状に突き当たることにより、凸部71に凹部72が左右2箇所で嵌合してビス止め機構60のねじ孔61…と取付けねじ挿通孔62…とが位置合わせされる。そのため、連結フレーム20に受枠32が仮固定されると、この位置決め機構70の作用によってビス止め機構60のねじ孔61…と取付けねじ挿通孔62…とが位置合わせされる。
この実施形態では、特に、凸部71に膨出状の球面を具備させ、その球面によって凹部72を凸部71に対する嵌合位置に案内させるように構成してある。そのため、受枠32を連結フレーム20に仮固定したときに、受枠32が連結フレーム20に対してぐらついている状態になっていても、図10によって判るように、ビス止め機構60の取付けねじ63をねじ込んで締め付けるという本固定のための作業を行う際に、凹部72が凸部71に高い位置精度で嵌合してビス止め機構60のねじ孔61…と取付けねじ挿通孔62…とが位置合わせされるようになる。その結果、本固定のためのねじ止め作業を無理なく確実に行うことが可能になる。
以上説明したところによって明らかなように、この実施形態の画像表示装置では、たとえば開梱直後の表示装置本体100にスタンド30を取り付けるときには、表示装置本体100から突き出ている連結フレーム20にスタンド30の受枠32を外嵌合させて押し込むことだけで、受枠32が連結フレーム20に仮固定される。そして、ビス止め機構60による本固定は、連結フレーム20に仮固定されている受枠32をその連結フレーム20に対して行うようになる。そのため、本固定を行うときにスタンド30を作業者が手で脱落しないように支えておく必要がなくなり、その結果、1人の作業者だけで表示装置本体100にスタンド30を取り付けることを無理なくしかも安全に行うことができるようになる。
また、表示装置本体100に本固定されているスタンド30を、その表示装置本体100から取り外すときには、ビス止め機構60の取付けねじ63を取り外してから仮固定解除機構50を操作して仮固定を解除し、その後、受枠32を連結フレーム20から抜き出して離脱させればよい。この場合、取付けねじ63を取り外した直後の段階では、受枠32が連結フレーム20に脱落しないように仮固定されたままになっているので、取付けねじ63を取り外したときにスタンド30が脱落する危険はない。したがって、取外し作業も1人の作業者だけで無理なくしかも安全に行うことができるようになる。
図11はテーブルTの上に倒して置いた表示装置本体100に、横方向での作業でスタンド30を取り付ける手順を例示している。この手順は、同図(A)のようにテーブルTの上に倒して置いた表示装置本体100の連結フレーム20に、1人の作業者がスタンド30を持ち上げてその受枠32を外嵌合させて仮固定した後、同図(B)のように、取付けねじ63を上記作業者がねじ込んで締め付けるという手順である。このようにすると、上記したように、本固定を行うときにスタンド30を作業者が手で脱落しないように支えておく必要がなくなるため、1人の作業者だけで表示装置本体100にスタンド30を取り付けることを無理なくしかも安全に行うことができるようになる。
以上説明した実施形態では、位置決め機構70において、その凸部71を受枠32の底壁に設け、その相手方である凹部72を連結フレーム20の板片部22を形成している幅狭片部61に設けた事例を説明したけれども、この点は、その凸部を連結フレームの板片部を形成している幅狭片部に設け、その相手方である凹部を受枠の底壁に設けておくことも可能である。
本発明の実施形態に係る画像表示装置の分解斜視図である。 同画像表示装置に用いられるスタンドの概略平面図である。 同画像表示装置に用いられる連結フレームの概略斜視図である。 図2のIV−IV線に沿う部分の拡大断面図である。 図2のV−V線に沿う部分の拡大断面図である。 図2のVI−VI線に沿う部分の拡大断面図である。 弾性片部の根元の形状を拡大した拡大断面図である。 連結フレームに受枠を外嵌合している途中段階を示した断面図である。 連結フレームに受枠が仮固定された状態を示した断面図である。 連結フレームに受枠が仮固定された状態の他の部分を示した断面図である。 (A)はテーブルの上に倒して置いた表示装置本体にスタンドを取り付ける手順の初期段階を例示した説明図、(B)は同手順で仮固定した段階の説明図である。 従来の画像表示装置の表示装置本体にスタンドを取り付けるときの手順の説明図である。 スタンドが取り付けられた従来の表示装置本体の背面図である。 従来行われていたスタンド取付け手順の説明図である。
20 連結フレーム
22 板片部
25 幅広片部
26,27 幅狭片部
30 スタンド
31 着座部
32 受枠
33 筒形部
34 底板部
36 支え片部
37 弾性片部
42 係合部
50 仮固定解除機構
51 操作爪
52 開口
60 ビス止め機構
70 位置決め機構
61 ねじ孔
62 取付ねじ挿通孔
63 取付けねじ
71 凸部
72 凹部
100 表示装置本体

Claims (6)

  1. 画像表示パネルを備える表示装置本体とこの表示装置本体に着脱可能なスタンドとを備える画像表示装置において、
    上記表示装置本体から突き出された連結フレームと、
    上記スタンドに設けられて上記連結フレームに嵌脱可能な有底筒形の受枠と、
    この受枠を挿入した上記連結フレームに係合して抜け止めすることによりその連結フレームにこの受枠を仮固定する仮固定機構と、
    上記連結フレームに対する上記受枠の仮固定状態を解除するための仮固定解除機構と、
    この仮固定機構の作用によって上記連結フレームに仮固定された上記受枠を本固定するためのビス止め機構と、
    このビス止め機構の作用によって上記受枠を上記連結フレームに本固定する際に上記連結フレームに上記受枠を位置決めする作用を発揮する位置決め機構と、を備え
    上記仮固定機構は、
    上記連結フレームに設けられて、その連結フレームに上記受枠を外嵌合することによってこの受枠の底面に対面重なり状に突き当たる板片部と、
    上記受枠に設けられて、上記連結フレームにその受枠を外嵌合していく過程で上記連結フレームと摺動しながらその連結フレームを背部から支える支え片部と、
    この支え片部に対峙する位置で上記受枠に設けられ、上記連結フレームにその受枠を外嵌合していく過程で上記支え片部によって支えられた上記連結フレームの上記板片部の端縁と摺動して後退変位され、その板片部が上記受枠の底面に突き当たったときに上記板片部を乗り越えて復帰変位することによりその板片部に係合して上記受枠を抜け止めする弾性片部と、
    を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記ビス止め機構が、上記板片部に設けられたねじ孔と、上記受枠の底壁に設けられた取付ねじ挿通孔と、この取付ねじ挿通孔を通して上記ねじ孔にねじ込まれる取付けねじとを備え、
    上記位置決め機構が、上記板片部と上記受枠の底壁とのうちの一方側に設けられた膨出状の球面を有する凸部と、上記板片部が上記受枠の底面に対面重なり状に突き当たることにより上記凸部に嵌合して上記ねじ孔と上記取付けねじ挿通孔とを位置合わせする凹部と、を備えている請求項1に記載した画像表示装置。
  3. 上記板片部が、上記連結フレームの幅方向中央部に位置する幅広片部と、この幅広片部の両側の一対の幅狭片部とに分かれていて、それらの幅広片部及び幅狭片部のそれぞれに上記ねじ孔が具備され、上記位置決め機構が個別に嵌合可能な2つずつの上記凸部及び上記凹部を有して、それら2つの凸部又は凹部が一対の上記幅狭片部に各別に設けられている請求項2に記載した画像表示装置。
  4. 上記仮固定解除機構が、上記弾性片部に設けられて、上記板片部に係合している当該弾性片部を後退変位させて上記板片部との係合状態を解除することに用いられる操作爪と、この操作爪を、上記受枠の底壁から突出させている開口とを有する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載した画像表示装置。
  5. 相対峙している上記弾性片部と上記支え片部との対向間隔が、上記受枠の端部の挿抜口から上記連結フレームの嵌合方向に遠ざかるほど狭まっていると共に、上記弾性片部が、上記挿抜口の近傍箇所だけで上記受枠に連設された片持ち構造を有して、その弾性片部の自由端が上記板片部に対する係合部として形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載した画像表示装置。
  6. 上記受枠が、上記支え片部と上記弾性片部とを有する筒形部と、当該受枠の底壁を形成する板金製の底板部とに分かれていて、
    上記筒形部に、上記スタンドの着座部が上記支え片部と上記弾性片部と共に樹脂で一体成形されていて、その着座部に上記底板部が固着されている請求項5に記載した画像形成装置。
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