JP6088935B2 - 棚板固定装置 - Google Patents

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この発明は、店舗等で用いられる陳列棚の棚板固定装置に関し、特に、棚板の跳ね上がりを防止する装置に関するものである。
パイプ鋼材やチャンネル鋼材などのサポート部材の前面に設けられた多数のスリットに、ブラケット後端に設けられた下向きの鈎状の係止フックを係止し、このブラケット上にガラス板等の棚板を載置した陳列棚がある。
この陳列棚に棚板の後方に上向きの力が加わると、スリットよりフックが外れて棚板が落下する虞がある。また、係止フックがスリットより外れなくても棚板がブラケットからずれて落下する虞がある。
棚板の跳ね上がりを防止する装置として、本出願人は、先に特許文献1に記載の陳列棚を提案している。この陳列棚は、多数のスリットが設けられたサポート部材と、このスリット内に挿入される係止部を有し前記サポート部材に装着される支持部材と、この支持部材上に載置される棚板と、この棚板上部に位置するスリットに装着される棚板抑え金具と、を備え、前記棚板押さえ金具は、前記スリット内に挿入される鉤部と、基部と、この基部に対して上下移動可能に設けられた押さえ部とからなり、前記鉤部は、先端部からその根元部までテーパー状に形成され、前記先端部が根元部より基部側へ突出し、前記支持部材と押さえ部とにより棚板を挟み込み、棚板を固定するものである。
特許第5068984号公報
上記した特許文献1に記載のものにおいては、棚板を支持部材と棚板押さえ金具との間で挟み込むことができ、棚板を固定することができる。これにより、棚板の後方に跳ね上がり方向に力が加わっても棚板が跳ね上がることを防止することができる。
この特許文献1においても、棚板が跳ね上がりを防止することができる。この発明は、特許文献1の棚板押さえ金具を更に改良し、取り扱いの容易な棚板固定装置を提供することを課題とする。
この発明は、多数のスリットが設けられたサポート部材と、このスリット内に挿入される係止部を有し前記サポート部材に装着される支持部材と、この支持部材上に載置される棚板とに用いられ、前記サポート部材のスリットに装着される棚板固定装置であって、前記棚板固定装置は、前記サポート部材のスリット内に挿入され、スリット端部が嵌まり込む凹部を有する第1係合部と、第1係合部が挿入されるスリットの上部に位置するスリットに挿入される第2係合部と、前記第1係合部及び第2係合部を一方に有する基部と、この基部に対して上下移動可能に設けられた押さえ部と、からなり、前記押さえ部を棚板上部に当接させ、前記スリット端部方向に前記凹部が押圧されることを特徴とする。
また、前記基部の他方に連接して先端収納部が設けられ、この先端収納部に前記押さえ部が上下移動可能に取り付けられているように構成できる。
また、前記第1係合部の幅は、前記スリットの幅より少し狭く形成され、前記第1係合部の高さは、スリットに挿入され、取り付けられたブラケットの上部とスリットの上端との隙間より少し小さく形成されているように構成できる。
前記第1係合部の先端は、上部が面取り形状に形成され、凹部の先端側端面はテーパー面に形成されているように構成できる。
また、前記第2係合部は、上下に離れた一対の爪部を有し、これら両爪部の両端の間隔は、スリットの幅より少し大きく形成されているように構成できる。
さらに、前記両爪部の先端部は、それぞれ外側から中央部に向かってテーパー状に形成するとよい。
また、前記押さえ部は、ねじ部を有する軸部を有し、前記先端収納部は、前記押さえ部の軸部に設けられたねじ部と螺合するナットを収容するナット収容部とねじ部が入り込む孔部が設けられているように構成できる。
また、前記第2係合部は、コ字状に形成され、この第2係合部の幅は、スリットの幅より少し小さく形成されて、この第2係合部をスリットに挿入すると、コ字状の第2係合部の下辺がスリットの下端に当接し、棚板固定装置を下方向に押すと、コ字状の形状により、棚板固定装置が上方に復帰し、第1係合部の凹部をスリットの上端部と係合させるように構成できる。
また、前記押さえ部は、先端収納部に対して、上下移動自在に支持され、バネ部材にて、下方向に押さえ部が付勢されるように構成できる。
この発明は、第1係合部の後部には、スリットの上端と係合する凹部が設けられているので、棚板固定装置を上に移動させたときに、スリットの上端部と係合し、棚板固定装置の離脱を防止することができる。そして、棚板固定装置の押さえ部を棚板に当接させて、棚板固定装置とブラケットの間で棚板を挟み込み、棚板の跳ね上がりを防止することができる。
この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を示す斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を示す側面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を示す正面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を示す背面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を示す上面図である。 図3のA−A線断面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を示す分解斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を示す分解斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付ける状態を示す斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付ける状態を示す斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付ける状態を示す斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付けた状態を示す斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付けた状態を示す側面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付ける状態を示す縦断面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付ける状態を示す縦断面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付けた状態を示す縦断面図である。 この発明の第2の実施形態にかかる棚板固定装置を示す斜視図である。 この発明の第2の実施形態にかかる棚板固定装置を示す側面図である。 この発明の第2の実施形態にかかる棚板固定装置を示す正面図である。 図19のA−A線断面図である。 この発明の第2の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付ける状態を示す縦断面図である。 この発明の第2の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付ける状態を示す縦断面図である。 この発明の第2の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付けた状態を示す縦断面図である。 この発明の第3の実施形態にかかる棚板固定装置を示す斜視図である。 この発明の第3の実施形態にかかる棚板固定装置を示す側面図である。 この発明の第3の実施形態にかかる棚板固定装置を示す正面図である。 図26のA−A線断面図である。 この発明の第3の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付ける状態を示す縦断面図である。 この発明の第3の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付ける状態を示す縦断面図である。 この発明の第3の実施形態にかかる棚板固定装置を陳列棚に取り付けた状態を示す縦断面図である。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
この発明は、店舗などに設置される陳列棚の棚板の跳ね上がりを防止するための棚板固定装置に関するものであり、この発明の棚板固定装置を取り付けた陳列棚につき、図12及び図13を参照して説明する。
例えば、図12の陳列棚の斜視図に示すように、壁面101に適当な間隔を置いてチャンネル鋼材などからなるサポート部材102を、タップねじ103を用いて固定する。なお、壁面101に直接サポート部材102を取り付けるのではなく、支柱を適当な間隔を置いて設置し、支柱にサポート部材102を、タップねじ103を用いて固定する場合もある。そして、サポート部材102間には必要に応じてバックボードが取り付けられる。
サポート部材102は、上下多段のスリット110が設けられていると共に、スリット110内部に挿入されたブラケット1の係止フックが上下に移動できる縦溝108が設けられている。そして、図14の縦断面図に示すように、ブラケット1の後端部には上下2段以上のL字型の係止フック10が形成されている。サポート部材102のスリット110に係止フック10が挿入され、ブラケット1を下げることにより、ブラケット1がサポート部材102に係止される。
サポート部材102のスリット110は、縦長の各長孔に形成され、その幅s(図9参照)は係止フック10の挿抜を容易にするために、ブラケット1の板厚よりも若干大きくしている。
サポート部材102に係止されたブラケット1の上にガラス板等からなる棚板4が載置される。そして、棚板4の上部に位置するサポート部材102のスリット110に、この発明の棚板固定装置2が装着され、棚板固定装置2とブラケット1の間で棚板4を挟み込み、棚板4の跳ね上がりを防止する。
以下、この発明の第1の実施形態の棚板固定装置2につき、図1から図8を参照して説明する。この棚板固定装置2は、スリット110内に挿入され、スリット110端部が嵌まり込む凹部23bを有する第1係合部23と、第1係合部23が挿入されるスリット110の更に上部に位置するスリット110に挿入される第2係合部21と、第1係合部23及び第2係合部21を一方に有する基部20と、この基部20に対して上下移動可能に設けられた押さえ部25とを備える。押さえ部25は、基部20の他方に連接された先端収納部24に上下移動可能に取り付けられている。
基部20、先端収納部24、第1係合部23、第2係合部21は樹脂の一体成形により形成されている。第1係合部23の幅w1は、スリット110の幅より少し狭く形成され、スリット110内に容易に挿抜可能に形成されている。また、第1係合部23の高さhは、スリット110に挿入され、取り付けられたブラケット1の上部とスリット110の上端との隙間より少し小さく形成されている。そして、第1係合部23の先端は、スリット110に挿入を容易にするために上部が面取り形状に形成されている。第1係合部23の後部には、スリット110の上端と係合する凹部23bが設けられている。第1係合部23の凹部23bは棚板固定装置2を上に移動させたときに、スリット110の上端部と係合し、棚板固定装置2の離脱を防止する。
この実施形態の棚板固定装置2は、後述するように、ブラケット1が挿入され、取り付けられたスリット110と同じスリット110に第1係合部23が挿入され取り付けられる。この第1係合部23をブラケット1が挿入されたスリット110の隙間に装着することで、棚板固定装置2のスリット110の装着と同時にブラケット1の抜け止めとしての機能を果たすことになる。
また、第1係合部23の凹部23bの先端側端面はテーパー面23aに形成され、棚板固定装置2をスリット110から取り外す際に、このテーパー面23aに沿って棚板固定装置2を回転させて容易にスリット110から第1係合部23が外れるように構成されている。
第2係合部21は、上下に離れた一対の爪部21a、21bを有し、これら両爪部の21a、21bの両端の間隔w2は、スリット110の幅より少し大きく形成されている。両爪部21a、21bの先端部は、それぞれ外側から中央部に向かってテーパー状に形成され、スリット110への挿入を容易にしている。この第2係合部の両爪部21a、22bの基部には凹部22が形成されている。この凹部22の先端側端面はテーパー面22aに形成され、第2係合部21をスリット110から取り外す際に、スリット110の縦縁側がテーパー面22aに沿って移動して、第2係合部21の各爪部21a、21bがスリット110から外れるように構成されている。
この第2係合部21をスリット110に挿入すると、爪部21a、21bのテーパー状の先端部により、スリット110内に案内され、爪部21a、21bが若干撓みながらスリット110内に入り込み、スリット110に第2係合部21が装着される。
先端収納部24は、図6〜図8に示すように、押さえ部25の軸部26に設けられたねじ部26aと螺合するナット27を収容するナット収容部24aとねじ部26aが入り込む孔部24bが設けられている。軸部26の先端部26bにローレット加工された円筒状の摘み部25aが嵌め込まれる。先端部26bには凹部26cが設けられ、摘み部25aには、凹部26cと係合する凸部25cが設けられている。
先端収納部24の先端部は円弧状に形成され、摘み部25aと一体的な形状に形成している。また、摘み部25aの棚板と当接する箇所には図2に示すように、半円形状の頭部25bが設けられている。
ナット収容部24aにナット27を装着し、このナット27に軸部26のねじ部26aを螺合させ、摘み部25aを回すことにより、押さえ部25が基部20に対して上下に移動可能に取り付けられる。
また、基部20の下方には、棚板を取り付けるときの高さ方向の目安になるように、矩形状の板部28が設けられている。
図6は、図3のA−A線断面図であり、この図6に示すように、ナット収容部24aにナット27が装着され、このナット27に軸部26のねじ部26aを螺合させることにより、摘み部25aを備えた押さえ部25が基部20に対して固定される。そして、摘み部25aをねじ込み方向或いは取り外し方向に回すことにより、ねじ部26aがナット27に対して、ねじ込み方向或いは取り外し方向に回転し、軸部26が上下に移動し、押さえ部25が上下に移動する。
次に、この棚板固定装置2を用いた棚板4の固定につき、図9から図14を参照し説明する。
図9の斜視図及び図14の縦断面図に示すように、壁面101に固定されたサポート部材102のスリット110の内部にブラケット1の係止フック10を挿入し、ブラケット1を下げることにより、スリット110の下端に係止フック10が係合し、ブラケット1がサポート部材102に係止される。
ブラケット1が挿入されたスリット110に第1係合部23を、その上のスリット110に第2係合部21を挿入して棚板固定装置2をサポート部材102に取り付ける。
この取り付けは、棚板固定装置2の第1係合部23の下をブラケット1の上面部分に合わせ、そして、第2係合部21をその上のスリット110に合わせて、第1係合部23及び第2係合部21をそれぞれのスリット110に挿入する。第1係合部の幅w1は、スリット110の幅より少し狭く、高さhは、ブラケット1の上部とスリット110の上端との隙間より少し小さく形成されているので、スリット110内に第1係合部23が容易に挿入される。
第2係合部21の爪部21a、21bの両端の間隔w2は、スリット110の幅より少し大きく形成され、この第2係合部21をスリット110に挿入すると、爪部21a、21bのテーパー状の先端部により、スリット110内に案内され、爪部21a、21bが若干撓みながらスリット110内に入り込むと、爪部21a、21bがスリット110の両縁側に当接して、スリット110に第2係合部21が装着される。
そして、図10及び図14に示すように、棚板固定装置2を上に移動させ、第1係合部23の凹部23bをスリット110の上端部と係合させ、棚板固定装置2の脱落を防止して、サポート部材102に棚板固定装置2が装着される。
続いて、図11及び図15に示すように、ブラケット1の上面に棚板4を載せる。このとき、棚板固定装置2の押さえ部25の摘み部25aは、先端収納部24と接する状態に位置させ、棚板4をブラケット1上に載置する際に邪魔にならないようにする。
図15に示すように、ブラケット1上に棚板4を載置すると、棚板固定装置2の押さえ部25の先端と棚板4との間には、隙間がある。この状態から摘み部25aを回し、図12、図13及び図16に示すように、押さえ部25を棚板4方向に下げる。この押さえ部25の頭部25bを当接させるために、摘み部25aを取り外し方向に回すことにより、ねじ部26aがナット27に対して、取り外し方向に回転し、軸部26が下に移動し、押さえ部25が下に移動して、棚板4の方向へ移動する。このように、摘み部25aを回し、摘み部25aの頭部25bを棚板4に当接させて、棚板固定装置2とブラケット1の間で棚板4を挟み込み、棚板4の跳ね上がりを防止する。
また、押さえ部25を棚板4に押しつけることにより、第1係合部23の凹部23bは、スリット110の上端方向へ力が付勢されることになり、棚板固定装置2のサポート部材102への固定力が増し、棚板固定装置2の離脱をより抑制することができる。
棚板4を取り外す際には、押さえ部25を棚板4から離すために、摘み部25aをねじ込み方向に回すことにより、ねじ部26aがナット27に対して、ねじ込み方向に回転し、軸部26が上に移動し、押さえ部25が上に移動して、棚板4から押さえ部25が離れる。
押さえ部25を棚板4から離間させ、棚板4をブラケット1から取り外す。棚板固定装置2を外すには、棚板固定装置2を下に押し下げ、第1係合部23の凹部23bとスリット110の係合を解除する。そして、棚板固定装置2を回転させて、テーパー面23aに沿って第1係合部23が移動し、スリット110から第1係合部23が外れる。
そして、第2係合部21をスリット110から抜くように引っ張ると、スリット110の縦縁側がテーパー面22aに沿って移動して、第2係合部21の各爪部21a、21bがスリット110から外れる。
次に、この発明の第2の実施形態にかかる棚板固定装置2につき図17〜図23を参照して説明する。
この第2の実施形態にかかる棚板固定装置2は、スリット110内に挿入され、スリット110端部が嵌まり込む凹部23bを有する第1係合部23と、第1係合部23が挿入されるスリット110の更に上部に位置するスリット110に挿入される第2係合部210と、基部20と、この基部20に対して上下移動可能に設けられた押さえ部25とを備える。押さえ部25は、基部20に連接された先端収納部24に上下移動可能に取り付けられている。
基部20、先端収納部24、第1係合部23、第2係合部210は樹脂の一体成形により形成されている。第1係合部23は、第1の実施形態の棚板固定装置2と同様に形成され、その幅は、スリット110の幅より少し狭く形成され、その高さは、スリット110に挿入され、取り付けられたブラケット1の上部とスリット110の上端との隙間より少し小さく形成され、第1係合部23がスリット110内に容易に挿抜可能に形成されている。
同様に、第1係合部23の後部には、スリット110の上端と係合する凹部23bが設けられている。第1係合部23の凹部23bは棚板固定装置2を上に移動させたときに、スリット110の上端部と係合し、棚板固定装置2の離脱を防止する。
この第2の実施形態の棚板固定装置2においても第1の実施形態と同様に、ブラケット1が挿入され、取り付けられたスリット110と同じスリット110に第1係合部23が挿入され取り付けられる。この第1係合部23をブラケット1が挿入されたスリット110の隙間に装着することで、棚板固定装置2のスリット110の装着と同時にブラケット1の抜け止めとしての機能を果たすことになる。
第2係合部210は、コ字状に形成され、この第2係合部210の幅は、スリット110の幅より少し小さく形成されている。
この第2係合部21をスリット110に挿入すると、コ字状の第2係合部210の下辺がスリット110の下端に当接し、棚板固定装置2を下方向に押すと、コ字状の形状により、棚板固定装置2が上方に復帰し、第1係合部23の凹部23bをスリット110の上端部と係合させる。
先端収納部24は、図18〜図20に示すように、押さえ部25の軸部26に設けられたねじ部26aとこのねじ部26aと螺合する雌ねじ部24cが設けられている。軸部26の先端部26bにローレット加工された円筒状の摘み部25aが嵌め込まれる。先端部26bには凹部26cが設けられ、摘み部25aには、凹部26cと係合する凸部25cが設けられている。
先端収納部24の先端部は円弧状に形成され、摘み部25aと一体的な形状に形成している。また、摘み部25aの棚板と当接する箇所には図19に示すように、半円形状の頭部25bが設けられている。
雌ねじ部24cに軸部26のねじ部26aを螺合させ、摘み部25aを回すことにより、押さえ部25が基部20に対して上下に移動可能に取り付けられる。
また、基部20の下方には、棚板を取り付けるときの高さ方向の目安になるように、矩形状の板部28が設けられている。
図20は、図19のA−A線断面図であり、この図19に示すように、先端収納部24に雌ねじ部24cが形成され、この雌ねじ部24cに軸部26のねじ部26aを螺合させることにより、摘み部25aを備えた押さえ部25が基部20に対して固定される。そして、摘み部25aをねじ込み方向或いは取り外し方向に回すことにより、ねじ部26aが雌ねじ部24cに対して、ねじ込み方向或いは取り外し方向に回転し、軸部26が上下に移動し、押さえ部25が上下に移動する。
次に、この第2の実施形態の棚板固定装置2を用いた棚板4の固定につき、図21から図23を参照し説明する。
図21の縦断面図に示すように、壁面101に固定されたサポート部材102のスリット110に内部にブラケット1の係止フック10を挿入し、ブラケット1を下げることにより、スリット110の下端に係止フック10が係合し、ブラケット1がサポート部材102に係止される。
ブラケット1が挿入されたスリット110に第1係合部23をその上のスリット110に第2係合部21を挿入して棚板固定装置2をサポート部材102に取り付ける。
この取り付けは、棚板固定装置2の第1係合部23の下をブラケット1の上面部分に合わせ、そして、第2係合部21をその上のスリット110に合わせて、第1係合部23及び第2係合部21をそれぞれのスリット110に挿入する。第1係合部の幅は、スリット110の幅より少し狭く、高さは、ブラケット1の上部とスリット110の上端との隙間より少し小さく形成されているので、スリット110内に第1係合部23が容易に挿入される。
第2係合部210の幅は、スリット110の幅より少し小さく形成され、この第2係合部210をスリット110に挿入すると、第2係合部210がスリット110内に案内され、スリット110に第2係合部210が装着される。
そして、図21に示すように、棚板固定装置2を上に移動させ、第1係合部23の凹部23bをスリット110の上端部と係合させ、棚板固定装置2の脱落を防止して、サポート部材102に棚板固定装置2が装着される。
続いて、図22に示すように、ブラケット1の上面に棚板4を載せる。このとき、棚板固定装置2の押さえ部25の摘み部25aは、先端収納部24と接する状態に位置させ、棚板4をブラケット1上に載置する際に邪魔にならないようにする。
図22に示すように、ブラケット1上に棚板4を載置すると、棚板固定装置2の押さえ部25の先端と棚板4との間には、隙間がある。この状態から摘み部25aを回し、図23に示すように、押さえ部25を棚板4方向に下げて、押さえ部25の頭部25bを当接させる。このために、摘み部25aを取り外し方向に回すことにより、ねじ部26aが雌ねじ部24cに対して、取り外し方向に回転し、軸部26が下に移動し、押さえ部25が下に移動して、棚板4の方向へ移動する。摘み部25aを回し、摘み部25aの頭部25bを棚板4に当接させて、棚板固定装置2とブラケット1の間で棚板4を挟み込み、棚板4の跳ね上がりを防止する。
また、押さえ部25を棚板4に押しつけることにより、第1係合部23の凹部23bは、スリット110の上端方向へ力が付勢されることになり、棚板固定装置2のサポート部材102への固定力が増し、棚板固定装置2の離脱をより抑制することができる。
棚板4を取り外す際には、押さえ部25を棚板4から離すために、摘み部25aをねじ込み方向に回すことにより、ねじ部26aが雌ねじ部24cに対して、ねじ込み方向に回転し、軸部26が上に移動し、押さえ部25が上に移動して、棚板4から押さえ部25が離れる。
押さえ部25を棚板4から離間させ、棚板4をブラケット1から取り外す。棚板固定装置2を外すには、棚板固定装置2を下に押し下げ、第1係合部23の凹部23bとスリット110の係合を解除する。そして、棚板固定装置2を引っ張り、スリット110から第1係合部23を外す。
そして、第2係合部210をスリット110から抜くように引っ張ると、第2係合部210がスリット110から外れる。
次に、この発明の第3の実施形態の棚板固定装置2につき、図24から図30を参照して説明する。この第3の実施形態の棚板固定装置2においても、棚板の上部に位置するスリット110内に挿入され、スリット110端部が嵌まり込む凹部23bを有する第1係合部23と、第1係合部23が挿入されるスリット110の更に上部に位置するスリット110に挿入される第2係合部21と、基部20と、この基部20に対して上下移動可能に設けられた押さえ部25とを備える。この押さえ部25は、基部20に連接された先端収納部24に上下移動可能に取り付けられている。
基部20、先端収納部24、第1係合部23、第2係合部21は樹脂の一体成形により形成されている。
この第3の実施形態の棚板固定装置2における第1係合部23、第2係合部21は、第1の実施形態の棚板固定装置2のものと同様であるので、説明の重複を避けるために、同一部分には同一符号を付しその説明を割愛する、
第1、第2の実施形態における棚板固定装置2の押さえ部25は、ねじの回転により上下移動させている。これに対して、この第3の実施形態における押さえ部25は、先端収納部24に対して、上下移動自在に押さえ部25を支持し、バネ部材260にて、下方向に押さえ部25が付勢されるように構成している。
先端収納部24は、図25〜図27に示すように、押さえ部25の軸部26を収容する収納凹部240が設けられ、この凹部240内に軸部26が挿入される。軸部26に圧縮コイルバネ等からなるバネ部材260が取り付けられ、このバネ部材260と共に軸部26が凹部240内に上下動可能に取り付けられる。軸部26の先端と凹部240の端部との間に装着されたバネ部材206により、頭部25dが棚板方向へ付勢されている。そして、軸部26の先端部26bにローレット加工された円筒状の摘み部25aが嵌め込まれる。先端部26bには凹部26cが設けられ、摘み部25aには、凹部26cと係合する凸部25cが設けられている。尚、図示はしないが、先端収納部24には、軸部26の抜け止めが設けられている。
先端収納部24の先端部は円弧状に形成され、摘み部25aと一体的な形状に形成している。また、摘み部25aの棚板と当接する箇所には図26に示すように、半円形状の頭部25bが設けられている。
また、基部20の下方には、棚板を取り付けるときの高さ方向の目安になるように、矩形状の板部28が設けられている。
図27は、図26のA−A線断面図であり、この図27に示すように、バネ部材260により、軸部26が下方向に付勢され、バネ部材260の付勢力に抗して摘み部25aと共に軸部26を押し上げると、押さえ部25が上に移動する。
次に、この第3の実施形態の棚板固定装置2を用いた棚板4の固定につき、図28から図30を参照し説明する。
図28の縦断面図に示すように、壁面101に固定されたサポート部材102のスリット110に内部にブラケット1の係止フック10を挿入し、ブラケット1を下げることにより、スリット110の下端に係止フック10が係合し、ブラケット1がサポート部材102に係止される。
ブラケット1が挿入されたスリット110に第1係合部23をその上のスリット110に第2係合部21を挿入して棚板固定装置2をサポート部材102に取り付ける。
この取り付けは、棚板固定装置2の第1係合部23の下をブラケット1の上面部分に合わせ、そして、第2係合部21をその上のスリット110に合わせて、第1係合部23及び第2係合部21をそれぞれのスリット110に挿入する。第1係合部の幅w1は、スリット110の幅より少し狭く、高さhは、ブラケット1の上部とスリット110の上端との隙間より少し小さく形成されているので、スリット110内に第1係合部23が容易に挿入される。
第2係合部21の爪部21a、21bの両端の間隔w2は、スリット110の幅より少し大きく形成され、この第2係合部21をスリット110に挿入すると、爪部21a、21bのテーパー状の先端部により、スリット110内に案内され、爪部21a、21bが若干撓みながらスリット110内に入り込むと、爪部21a、21bがスリット110の両縁側に当接して、スリット110に第2係合部21が装着される。
そして、図28に示すように、棚板固定装置2を上に移動させ、第1係合部23の凹部23bをスリット110の上端部と係合させ、棚板固定装置2の脱落を防止して、サポート部材102に棚板固定装置2が装着される。このとき棚板固定装置2の押さえ部25は、バネ部材260の付勢力により、ブラケット1の方向へ突出している。
続いて、図29に示すように、棚板固定装置2の押さえ部25をバネ部材260の付勢力に抗して、手等により上方向に移動させて、先端収納部24と接する状態にして、棚板4をブラケット1上に載置する際に邪魔にならないようにする。そして、ブラケット1の上面に棚板4を載せる。
図20に示すように、押さえ部25の先端から手等を離し、バネ部材260の付勢力により、押さえ部25を棚板4方向へ移動させる。押さえ部25の先端の頭部25bを棚板4に当接させ、バネ部材260の付勢力にて、棚板固定装置2とブラケット1の間で棚板4を挟み込み、棚板4の跳ね上がりを防止する。
また、押さえ部25を棚板4に押しつけることにより、第1係合部23の凹部23bは、スリット110の上端方向へ力が付勢されることになり、棚板固定装置2のサポート部材102への固定力が増し、棚板固定装置2の離脱をより抑制することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ブラケット
2 棚板固定装置
4 棚板
10 係止フック
20 基部
21 第2係合部
21a 爪部
21b 爪部
22 凹部
22a テーパー面
22b 両爪部
23 第1係合部
23a テーパー面
23b 凹部
24 先端収納部
24a ナット収容部
24b 孔部
24c 雌ねじ部
25 押さえ部
25a 摘み部
25c 凸部
25d 頭部
26 軸部
26a ねじ部
26b 先端部
26c 凹部
27 ナット
28 板部
101 壁面
102 サポート部材
110 スリット
210 第2係合部
240 収納凹部
260 バネ部材

Claims (9)

  1. 多数のスリットが設けられたサポート部材と、このスリット内に挿入される係止部を有し前記サポート部材に装着される支持部材と、この支持部材上に載置される棚板とに用いられ、前記サポート部材のスリットに装着される棚板固定装置であって、
    前記棚板固定装置は、前記サポート部材のスリット内に挿入され、スリット端部が嵌まり込む凹部を有する第1係合部と、第1係合部が挿入されるスリットの上部に位置するスリットに挿入される第2係合部と、前記第1係合部及び第2係合部を一方に有する基部と、この基部に対して上下移動可能に設けられた押さえ部と、からなり、前記押さえ部を棚板上部に当接させ、前記スリット端部方向に前記凹部が押圧されることを特徴とする棚板固定装置。
  2. 前記基部の他方に連接して先端収納部が設けられ、この先端収納部に前記押さえ部が上下移動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の棚板固定装置。
  3. 前記第1係合部の幅は、前記スリットの幅より少し狭く形成され、前記第1係合部の高さは、スリットに挿入され、取り付けられたブラケットの上部とスリットの上端との隙間より少し小さく形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棚板固定装置。
  4. 前記第1係合部の先端は、上部が面取り形状に形成され、凹部の先端側端面はテーパー面に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の棚板固定装置。
  5. 前記第2係合部は、上下に離れた一対の爪部を有し、これら両爪部の両端の間隔は、スリットの幅より少し大きく形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棚板固定装置。
  6. 前記両爪部の先端部は、それぞれ外側から中央部に向かってテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の棚板固定装置。
  7. 前記押さえ部は、ねじ部を有する軸部を有し、前記先端収納部は、前記押さえ部の軸部に設けられたねじ部と螺合するナットを収容するナット収容部とねじ部が入り込む孔部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の棚板固定装置。
  8. 前記第2係合部は、コ字状に形成され、この第2係合部の幅は、スリットの幅より少し小さく形成されて、この第2係合部をスリットに挿入すると、コ字状の第2係合部の下辺がスリットの下端に当接し、棚板固定装置を下方向に押すと、コ字状の形状により、棚板固定装置が上方に復帰し、第1係合部の凹部をスリットの上端部と係合させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棚板固定装置。
  9. 前記押さえ部は、先端収納部に対して、上下移動自在に支持され、バネ部材にて、下方向に押さえ部が付勢されることを特徴とする請求項2に記載の棚板固定装置。
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