JP2011138554A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型化を維持しつつ、強度向上を図ることができる電子機器を得る。
【解決手段】一つの実施形態に係る電子機器は、キーボードと、開口部が設けられ、前記キーボードが載置された支持壁を含む筐体と、前記筐体に収容され、前記キーボードとは反対側から前記開口部に挿入され、前記支持壁の表面と略同一平面上に位置して前記キーボードに対向した表面を有し、前記キーボードが載置された部分を備えた補強部材とを具備した。
【選択図】 図7

Description

本発明は、補強部材を有した電子機器に関する。
ノートPCのような電子機器は、補強部材を備えることがある。特許文献1は、金属製のベースプレートを備えた電子機器を開示している。ベースプレートは、ダイカスト部品である。表示ユニットに連結されたヒンジは、ベースプレートに固定されている。
特開2003−87378号公報
ところで近年、電子機器の薄型化がさらに要望されている。特許文献1のベースプレートは、ヒンジおよびスピーカを保持するものであり、電子機器の薄型化について考慮されていない。
本発明の目的は、薄型化を維持しつつ、強度向上を図ることができる電子機器を得ることにある。
本発明の一つの形態に係る電子機器は、キーボードと、開口部が設けられ、前記キーボードが載置された支持壁を含む筐体と、前記筐体に収容され、前記キーボードとは反対側から前記開口部に挿入され、前記支持壁の表面と略同一平面上に位置して前記キーボードに対向した表面を有し、前記キーボードが載置された部分を備えた補強部材とを具備した。
本発明によれば、薄型化を維持しつつ、強度向上を図ることができる。
本発明のひとつの実施形態に係る電子機器の斜視図。 図1中に示された電子機器の本体カバーの平面図。 図1中に示された電子機器の本体筐体の内部の平面図。 図3中に示された第1のダイカストフレームを示す平面図。 図4中に示された第1のダイカストフレームを示す斜視図。 図4中に示されたヒンジ固定部を示す斜視図。 図4中に示された第1のダイカストフレームのF7−F7線に沿う断面図。 図4中に示された第1のダイカストフレームのF8−F8線に沿う断面図。 図3中に示された第2のダイカストフレームを示す平面図。 図9中に示された第2のダイカストフレームを示す斜視図。 図9中に示されたヒンジ固定部を示す斜視図。 図9中に示された第2のダイカストフレームのF12−F12線に沿う断面図。 図9中に示された第2のダイカストフレームのF13−F13線に沿う断面図。 図2中に示された本体カバーに第1および第2のダイカストフレームを組み合わせた状態を示す平面図。
以下に本発明の実施の形態を、ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、ノートPC)に適用した図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1乃至図14は、本発明のひとつの実施形態に係る電子機器1を開示している。電子機器1は、例えばノートPCである。なお本発明が適用可能な電子機器は、上記に限定されるものではない。本発明は、例えばPDA(Personal digital Assistant)やゲーム機などを含む種々の電子機器に広く適用可能である。
図1に示すように、電子機器1は、本体ユニット2と、表示ユニット3と、第1および第2のヒンジ4,5とを備えている。本体ユニット2は、「第1のユニット」の一例である。表示ユニット3は、「第2のユニット」の一例である。
本体ユニット2は、メインボードを搭載した電子機器本体である。本体ユニット2は、本体筐体6を有する。本体筐体6は、「第1の筐体」の一例である。本体筐体6は、上壁7、下壁8、および周壁9を有し、扁平な箱状に形成されている。
下壁8は、電子機器1を机上に置いた時に、その机上面に向かい合う。下壁8は、机上面に対して略平行になる。上壁7は、下壁8との間に空間を空けて、下壁8と略平行(すなわち略水平)に広がる。上壁7には、キーボード10が取り付けられている。周壁9は、下壁8に対して起立し、下壁8の周縁部と上壁7の周縁部との間を繋いでいる。
図1に示すように、周壁9は、前壁9a、後壁9b、左側壁9c、および右側壁9dを含む。前壁9aは、本体筐体6の前端部11において左右方向に延びており、電子機器1を使用するユーザーに向かい合う。後壁9bは、本体筐体6の後端部12において、前壁9aと略平行に左右方向に延びている。
左側壁9cおよび右側壁9dは、それぞれ本体筐体6の前後方向(奥行き方向)に延びている。左側壁9cは、前壁9aの左端部と後壁9bの左端部とを繋いでいる。右側壁9dは、前壁9aの右端部と、後壁9bの右端部とを繋いでいる。なお本明細書では、ユーザーから見て近い方を前、遠い方を後と定義する。また、ユーザーから見た状態を基準に左右を定義する。
本体筐体6は、本体ベース13と、本体カバー14とを有する。本体ベース13は、下壁8と、周壁9の一部とを有している。本体カバー14は、上壁7と、周壁9の一部とを有している。本体カバー14が本体ベース13に組み合わされることで、本体筐体6が形成されている。
図1に示すように、表示ユニット3は、表示筐体16と、この表示筐体16に収容された表示装置17とを備えている。表示筐体16は、「第2の筐体」の一例である。表示筐体16は、表示装置17の表示画面17aを外部に露出させる比較的大きな開口部16aを有する。
第1および第2のヒンジ4,5は、表示筐体16に連結されている。上述のように、本体筐体6は、第1の端部である後端部12と、第2の端部である前端部11とを有している。後端部12には、第1および第2のヒンジ4,5により、表示ユニット3が回動可能(開閉可能)に連結されている。表示ユニット3は、本体ユニット2を上方から覆うように倒された閉じ位置と、本体ユニット2に対して起こされる開き位置との間で回動可能である。
図2は、本体カバー14を示す。図2に示すように、本体筐体6の上壁7は、キーボード載置部20を有する。キーボード載置部20は、支持壁21、支持フレーム22、および開口部23を有する。なお図2では、説明の便宜上、支持壁21および支持フレーム22にハッチングを施してある。
支持壁21は、例えばキーボード載置部20の前端部の左隅部に設けられている。支持壁21は、例えば上壁7と一体に形成され、合成樹脂製である。支持壁21は、上壁7に繋がるとともに、上壁7に対して窪んでいる。図7に示すように、支持壁21の上には、キーボード10の一部が載置される。支持壁21は、キーボード10の下方で水平に延びている。支持壁21は、平面状に広がり、キーボード10に対向した表面21a(上面)を有する。
開口部23は、キーボード載置部20において支持壁21を除いた略全領域に設けられている。開口部23は、本体筐体6の内部に開口している。支持フレーム22は、開口部23に設けられている。支持フレーム22は、本体筐体6とは別体に形成された板金部材であり、例えばアルミニウム製である。支持フレーム22は、上壁7の内面に固定され、支持壁21と略同じ高さに位置する。
図8に示すように、支持フレーム22の上には、キーボード10の一部が載置される。支持フレーム22は、キーボード10の下方で水平に延びている。支持フレーム22は、平面状に広がり、キーボード10に対向した表面22a(上面)を有する。支持フレーム22の表面22aは、支持壁21の表面21aと略同一平面上に位置する。
図2に示すように、支持フレーム22は、開口部23の短手方向の全幅、すなわちキーボード載置部20の短手方向の全幅に亘っている。支持フレーム22は、キーボード載置部20の長手方向において、開口部23の略中央部に設けられている。これにより、開口部23は、開口部23の左縁と支持フレーム22との間に形成された第1の開口部25と、開口部23の右縁と支持フレーム22との間に形成された第2の開口部26とを含む。第1および第2の開口部25,26は、キーボード10の下面に対向する。
図2、図7、図12に示すように、キーボード載置部20の後側には、キーボードホルダ載置部28が設けられている。キーボードホルダ載置部28は、キーボード載置部20に対して盛り上がっている。キーボード10は、キーボードホルダ載置部28に取り付けられたキーボードホルダ29によって固定される。
図3に示すように、本体筐体6の左端部には、第1のスピーカ31、および冷却装置32が収容されている。第1のスピーカ31は、本体筐体6の後端部12に設けられている。冷却装置32は、第1のスピーカ31よりも前側に設けられ、キーボード10の下方に位置している。
冷却装置32は、冷却ファン33と、例えば2つのヒートシンク34とを有する。冷却ファン33は、ヒートシンク34に向けて冷却風を吐出する。ヒートシンク34は、それぞれ例えば複数のフィンを有したフィンユニットである。冷却ファン33および2つのヒートシンク34は、水平方向に並んでいる。なおヒートシンク34は、ひとつでもよい。また冷却装置32は、冷却ファン33を有さずに、ヒートシンク34単体によって形成されてもよい。
図3に示すように、本体筐体6の右端部には、第2のスピーカ36、およびODDユニット37が収容されている。第2のスピーカ36は、本体筐体6の後端部12に設けられている。ODDユニット37は、第2のスピーカ36よりも前側に設けられ、キーボード10の下方に位置している。
図3に示すように、本体筐体6には、第1および第2のダイカストフレーム41,42が収容されている。第1および第2のダイカストフレーム41,42は、それぞれ「補強部材」の一例である。第1および第2のダイカストフレーム41,42は、例えばマグネシウム合金のダイカスト成形品であるが、これに限られるものではない。
図5は、第1のダイカストフレーム41の全体を示す。第1のダイカストフレーム41は、本体筐体6の左端部に設けられている。第1のダイカストフレーム41は、例えばねじが挿通される複数の挿通孔43を有し、本体筐体6にねじ止め固定されている。第1のダイカストフレーム41は、ヒンジ固定部44、スピーカ保持部45、起立部46、支持部47、および補強部48を有する。ヒンジ固定部44は、本発明でいう「固定部」の一例である。
図4、図6、図7に示すように、ヒンジ固定部44は、本体筐体6の後端部12に設けられている。第1のヒンジ4は、固定部としてのヒンジ板金51と、このヒンジ板金51に設けられた挿通孔52とを有する。ヒンジ固定部44は、ヒンジ板金51が載置される取付面53と、取付面53に設けられた挿通孔54とを有する。挿通孔54は、例えば本体ベース13に設けられたねじ穴50に連通している。
ヒンジ板金51を取付面53に載置し、挿通孔52および挿通孔54に通されたねじ55が本体ベース13のねじ穴に係合することで、第1のヒンジ4が第1のダイカストフレーム41に固定されている。さらに同時に、第1のヒンジ4および第1のダイカストフレーム41が本体ベース13に固定されている。なお上記に代えて、第1のヒンジ4は、第1のダイカストフレーム41のねじ穴にねじ止め固定されるようにしてもよい。
スピーカ保持部45は、ヒンジ固定部44に隣接して設けられている。スピーカ保持部45は、第1のスピーカ31が載置可能な板状に形成され、本体筐体6の下壁8に沿っている。スピーカ保持部45は、第1のスピーカ31よりも大きく形成され、第1のスピーカ31が取り付けられている。
スピーカ保持部45のキーボード10の長手方向における幅は、ヒンジ固定部44の同方向における幅と略同じである。上記幅を有してスピーカ保持部45は、ヒンジ固定部44と支持部47との間を板状に繋いでいる。
図7に示すように、起立部46は、支持部47とスピーカ保持部45との間に設けられている。起立部46は、スピーカ保持部45の前端部から上方に延びている。支持部47は、起立部46の上端部からスピーカ保持部45とは反対方向に向いて水平に延びている。これにより、支持部47は、スピーカ保持部45よりも高い位置にあり、キーボード10の直下に位置している。なお支持部47は、支持壁21および支持フレーム22に比べて厚く、剛性が大きい。
図7、図8、図14に示すように、支持部47は、第1の開口部25に配置され、支持壁21および支持フレーム22と略同じ高さに位置する。支持部47の上には、キーボード10の一部が載置される。支持部47は、キーボード10の下方で水平に延びている。支持部47は、平面状に広がり、キーボード10に対向した面を有する。すなわち支持部47の表面47a(上面)は、キーボード10に対向し、接している。
支持部47の表面47aは、支持壁21の表面21aおよび支持フレーム22の表面22aと略同一平面上に位置する。すなわち支持部47は、キーボード10が載置される面に露出し、キーボード10を支持する。
より詳しく述べると、キーボード10は、キーボード基板10aと、このキーボード基板10aに実装された複数のキー10bとを有する。キーボード基板10aは、平面状の底面を有する。このキーボード基板10aの平面状の底面は、支持部47の表面47a、支持壁21の表面21a、および支持フレーム22の表面22aに密着するように載置される。
図14に示すように、支持部47の周縁部の少なくとも一部は、第1の開口部25の縁部25a(開口縁)、すなわち支持壁47の後端部に沿う形状を有する。本実施形態に係る支持部47は、例えば第1の開口部25と略同一の形状を有し、第1の開口部25の略全域に嵌め込まれている。
図7、図8、図14に示すように、より詳しく述べると、支持部47は、支持壁21の後端部に沿った形状を有し、支持壁21との間に実質的な隙間を空けていない。支持部47は、支持フレーム22の左端部に沿った形状を有し、支持フレーム22との間に実質的な隙間を空けていない。支持部47の表面47aは、支持壁21の表面21aおよび支持フレーム22の表面22aと平面状に連続している。なお図14では、説明の便宜上、第1および第2のダイカストフレーム41,42、支持壁21、並びに支持フレーム22にハッチングを施してある。
図5に示すように、第1のダイカストフレーム41は、支持部47の先端部(前端部)から支持壁21の下方に突出した壁支持部56を有する。図7に示すように、支持壁21の端部は、壁支持部56の上に載せられている。つまり壁支持部56は、支持壁21の端部を下方から支持している。
図5に示すように、壁支持部56は、ねじ穴57を有する。図2に示すように、支持壁21の端部は、ねじ穴57に連通する挿通孔58を有する。ねじ59を挿通孔58からねじ穴57に係合させることで、支持壁21の端部が壁支持部56に固定される。挿通孔58は、ねじ59のねじ頭を収容する座ぐり穴を有する。これにより、ねじ59のねじ頭は、支持壁21の表面21aから突出しない。ねじ59は、支持壁21に載置されたキーボード10により覆い隠される。
図8に示すように、冷却装置32(すなわち冷却ファン33およびヒートシンク34)は、本体筐体6の下壁8に対向している。支持部47は、キーボード10と冷却装置32との間に板状に延びている。支持部47は、冷却装置32の上方を覆い、冷却装置32を保護している。
図5に示すように、補強部48は、支持部47の左端部に沿って設けられている。補強部48は、例えば支持部47よりも厚く形成され、梁部として機能する。図8に示すように、補強部48は、キーボード10の下方を外れている。補強部48は、キーボード載置部20の左端部と、本体筐体6の左側壁9cとの間に設けられ、上壁7に対向している。
図5に示すように、補強部48の先端部には、挿通孔61を有した固定部62が設けられている。固定部62は、本体ベース13に設けられたボスと、本体カバー14に設けられたねじ穴との間に位置する。固定部62は、本体ベース13側からねじが挿通され、このねじが本体カバー14のねじ穴に係合することで本体筐体6に固定されている。
図4および図6に示すように、本体筐体6には、第1のコネクタ63が設けられている。第1のコネクタ63は、本体筐体6の左側壁9cの開口部に設けられている。第1のコネクタ63は、この第1のコネクタ63に取り付けられた板金部材64によって保持されている。板金部材64は、第1のダイカストフレーム41に固定されている。板金部材64は、「取付部材」の一例である。
図10は、第2のダイカストフレーム42の全体を示す。第2のダイカストフレーム42は、本体筐体6の右端部に設けられている。なお上記第1のダイカストフレーム41および第1のヒンジ4と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。第2のダイカストフレーム42は、例えばねじが挿通される複数の挿通孔43を有し、本体筐体6にねじ止め固定されている。
第2のダイカストフレーム42は、ヒンジ固定部71、スピーカ保持部72、起立部73、支持部74、および補強部75を有する。ヒンジ固定部71は、本発明でいう「固定部」の一例である。
図9、図11、図12に示すように、ヒンジ固定部71は、本体筐体6の後端部12に設けられている。ヒンジ固定部71は、ヒンジ板金51が載置される取付面53と、取付面53に設けられた挿通孔54とを有する。ヒンジ固定部71には、第1のヒンジ4と同様に、第2のヒンジ5が固定されている。
スピーカ保持部72は、ヒンジ固定部71に隣接して設けられている。スピーカ保持部72は、第2のスピーカ36が載置可能な板状に形成され、本体筐体6の下壁8に沿っている。スピーカ保持部72は、第2のスピーカ36よりも大きく形成され、第2のスピーカ36が取り付けられている。
スピーカ保持部72のキーボード10の長手方向における幅は、ヒンジ固定部71の同方向における幅よりも大きい。上記幅を有してスピーカ保持部72は、ヒンジ固定部71と支持部74との間を板状に繋いでいる。
図12に示すように、起立部73は、支持部74とスピーカ保持部72との間に設けられている。起立部73は、スピーカ保持部72の前端部から上方に延びている。支持部74は、起立部73の上端部からスピーカ保持部72とは反対方向に向いて水平に延びている。これにより、支持部74は、スピーカ保持部72よりも高い位置にあり、キーボード10の直下に位置している。
図12、図13、図14に示すように、支持部74は、第2の開口部26に配置され、支持フレーム22と略同じ高さに位置する。支持部74の上には、キーボード10の一部が載置される。支持部74は、キーボード10の下方で水平に延びている。支持部74は、平面状に広がり、キーボード10に対向した面を有する。すなわち、支持部74の表面74a(上面)は、キーボード10に対向し、接している。
支持部74の表面74aは、支持フレーム22の表面22aと略同一平面上に位置する。すなわち支持部74は、キーボード10が載置される面に露出し、キーボード10を支持する。キーボード基板10aの平面状の底面は、支持部74の表面74に密着するように載置される。なお支持部74は、支持フレーム22に比べて厚く、剛性が大きい。支持壁21は、キーボード10の短手方向において第2の開口部26の全幅に亘っている。
図12に示すように、ODDユニット37は、本体筐体6の下壁8に対向している。支持部74は、キーボード10とODDユニット37との間に板状に延びている。支持部74は、ODDユニット37の上方を覆い、ODDユニット37を保護している。
図10に示すように、補強部75は、支持部74の右端部に沿って設けられている。補強部75は、例えば支持部74よりも厚く形成され、梁部として機能する。図13に示すように、補強部75は、キーボード10の下方を外れている。補強部75は、キーボード載置部20の右端部と、本体筐体6の右側壁9dとの間に設けられ、上壁7に対向している。
図10に示すように、補強部75の先端部には、挿通孔61を有した固定部62が設けられている。固定部62は、本体ベース13に設けられたボスと、本体カバー14に設けられたねじ穴との間に位置する。固定部62は、本体ベース13側からねじが挿通され、このねじが本体カバー14のねじ穴に係合することで本体筐体6に固定されている。
図9および図11に示すように、本体筐体6には、第2のコネクタ77が設けられている。第2のコネクタ77は、本体筐体6の右側壁9dの開口部に設けられている。第2のコネクタ77は、第2のダイカストフレーム42に直接に固定されている。
図3に示すように、第1および第2のダイカストフレーム41,42を外れた領域には、第3のコネクタ78が設けられている。第3のコネクタ78は、合成樹脂製の本体筐体6に固定されている。第1および第2のコネクタ63,77は、第3のコネクタ78よりも大きく、プラグ(端子)の着脱時に第3のコネクタ78よりも大きな負荷がかかる。
図10に示すように、第2のダイカストフレーム42には、盗難防止用のロック穴79が設けられている。このロック穴79は、例えばケンジントンロックに用いられる。
このような構成によれば、電子機器1の薄型化を維持しつつ、強度向上を図ることができる。すなわち上記構成では、ヒンジ4,5が固定されるダイカストフレーム41,42がキーボード10の下方まで延ばされ、キーボード10を支持する支持部47,74が設けられている。このため、例えば支持フレーム22のような板金部材でキーボード10の下の全部を覆う場合に比べて、剛性がより大きなダイカストフレーム41,42でキーボード10が支持されるので、電子機器1の強度が向上している。
さらに、支持部47,74は、キーボード10に対向した表面47a,74aを有するとともに、キーボード10が載置される面に露出され、キーボード10に直接に接している。このような構成によれば、例えばキーボード10の下方に支持壁があり、この支持壁のさらに下方に補強部材が配置された電子機器に比べて、電子機器1を薄くすることができる。
本体筐体6がキーボード10に対向した開口部25,26を有し、支持部47,74が開口部25,26に配置され、支持部47,74の表面47a,74aが支持壁21の表面21aと略同一平面上に位置すると、キーボード10を支持する支持面(載置面)が平面状に形成され、キーボード10が安定して支持される。
例えば支持フレーム22のような板金部材でキーボード10の下の全部を覆う場合、キーボード10を押すユーザーの押圧力が強ければ、支持フレーム22が撓み、キーボード10の下方に設けられた冷却装置32やODDユニット37に負荷が作用することがある。これは冷却装置32やODDユニット37の不具合の原因になることがある。
一方で、本実施形態では、冷却装置32およびODDユニット37の上方にダイカストフレーム41,42が設けられており、キーボード10を押すユーザーの押圧力が多少強くても、ダイカストフレーム41,42はほとんど撓まず、冷却装置32やODDユニット37に負荷が作用しにくい。すなわちダイカストフレーム41,42によって冷却装置32およびODDユニット37が保護されている。
スピーカ保持部45,72が板状に形成され、ヒンジ固定部44,71と支持部47,74との間を繋いでいると、ヒンジ固定部44,71と支持部47,74との間が強固になっている。このため、支持部47,74に作用する外力を、ダイカストフレーム41,42の略全体で分散して受けることができる。これにより電子機器1の強度はさらに向上している。
コネクタ77、またはコネクタ63に取り付けられた板金部材64がダイカストフレーム41,42に固定されていると、コネクタ63,77が本体筐体6内で強固に保持されている。特に、比較的小さな第3のコネクタ78をダイカストフレーム41,42が存在しない本体筐体6の前部領域に配置するとともに、第3のコネクタ78に比べて大きな負荷が作用しやすい第1および第2のコネクタ63,77を本体筐体6の後部領域に配置し、ダイカストフレーム41,42に固定することで、電子機器1の強度がさらに向上している。
比較的大きな負荷が作用しやすい盗難防止用のロック穴79をダイカストフレーム42に設けることで、上記負荷をダイカストフレーム42で受けることができる。これは電子機器1の強度の向上に寄与する。
支持部47の周縁部の少なくとも一部が、開口部25の縁部25aに沿う形状をしていると、支持壁21と開口部25の縁部25aの間の隙間を小さくすることができる。これは電子機器1の強度の向上に寄与する。
ダイカストフレーム41が支持壁21の下方に延びた壁支持部56を有すると、支持壁21の端部が壁支持部56によって支持されている。これにより、合成樹脂製で比較的剛性が小さな支持壁21の撓みが抑制され、キーボード10がより安定して支持される。支持壁21の端部が壁支持部56にねじ止めされていると、支持壁21の撓みがより抑制される。
以上、本発明のひとつの実施形態に係る電子機器1について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、支持フレーム22を省略するとともに、支持壁21を大きく形成してもよい。つまり上壁7と一体である支持壁21によって、キーボード載置部20の略中央部を支持してもよい。また、支持壁21および支持フレーム22を省略し、キーボード載置部20の全域または一部の領域にダイカストフレーム41,42の支持部47,74を設けてもよい。
以下、いくつかの電子機器を付記する。
一つの形態に係る電子機器は、本体筐体と、前記本体筐体に取り付けられたキーボードと、表示筐体に連結されたヒンジと、前記本体筐体に収容された補強部材とを具備する。補強部材は、前記ヒンジが固定された固定部と、前記キーボードに対向した面を有し、前記キーボードが載置された支持部とを備えた。
一つの形態に係る電子機器は、キーボードと、第1の筐体と、ヒンジと、補強部材とを具備する。前記第1の筐体は、前記キーボードに対向した開口部と、この開口部の縁部の少なくとも一部を規定するとともに、前記キーボードが載置された支持壁とが設けられている。前記ヒンジは、第2の筐体に連結されている。前記補強部材は、前記第1の筐体に収容され、前記ヒンジが固定された固定部と、前記第1の筐体の厚み方向に延びた第1の部分と、この第1の部分に支持されて前記キーボードとは反対側から前記開口部に挿入され、前記支持壁の表面と略同一平面上に位置して前記キーボードに対向した表面を有し、前記キーボードが載置された第2の部分とを備えている。
一つの形態に係る電子機器は、第1の筐体と、金属製の支持フレームと、ヒンジと、補強部材と、キーボードとを備えている。前記第1の筐体は、メインボードが収容されるとともに、開口部が設けられた第1の壁部と、この第1の壁部に設けられ、前記開口部の縁部の少なくとも一部を規定した支持壁と、前記メインボードに対して前記第1の壁部とは反対側に位置された第2の壁部とを有する。前記支持フレームは、前記第1の壁部に取り付けられ、前記開口部の一部を覆うとともに、前記支持壁の表面と略同一平面上に位置された表面を有する。前記ヒンジは、第2の筐体に連結されている。前記補強部材は、前記第1の筐体に収容され、前記ヒンジが固定された固定部と、前記固定部から前記第2の壁部に沿って延びた部分と、この第2の壁部に沿って延びた部分から前記第1の筐体の厚み方向に延びた第1の部分と、この第1の部分に支持されて前記支持フレームを外れた前記開口部の一部に挿入され、前記支持壁の表面及び前記支持フレームの表面と略同一平面上に位置された表面を有した第2の部分とを備えている。前記キーボードは、前記第1の筐体の支持壁、前記支持フレーム及び前記補強部材の第2の部分に載置され、前記支持壁、前記支持フレーム及び前記第2の部分に接している。
1…電子機器、4,5…ヒンジ、6…本体筐体、10…キーボード、16…表示筐体、21…支持壁、25,26…開口部、31,36…スピーカ、32…冷却装置、37…ODDユニット、41,42…ダイカストフレーム(補強部材)、44,71…ヒンジ固定部、45,72…スピーカ保持部、47,74…支持部、56…壁支持部、63,77…コネクタ、64…板金部材、79…盗難防止用のロック穴。

Claims (10)

  1. キーボードと、
    開口部が設けられ、前記キーボードが載置された支持壁を含む第1の筐体と、
    第2の筐体と連結されたヒンジと、
    前記第1の筐体に収容され、前記ヒンジが固定された固定部と、前記第1の筐体の厚み方向に延びた第1の部分と、この第1の部分に支持されて前記キーボードとは反対側から前記開口部に挿入され、前記支持壁の表面と略同一平面上に位置して前記キーボードに対向した表面を有し、前記キーボードが載置された第2の部分とを備えた補強部材と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1の記載において、
    前記固定部は、前記第1の筐体に固定され、前記第1の部分は、前記第1の筐体の中で板状に延び、前記補強部材は、前記第1の筐体の内面に沿って延びて前記固定部と前記第1の部分との間を板状に繋ぐ第3の部分を有したことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1の記載において、
    前記第1の筐体は、前記開口部及び前記支持壁が設けられた第1壁と、この第1壁と離間された第2壁とを有し、
    前記補強部材の固定部は、前記第2壁に固定され、前記第1の部分は、前記第2壁から前記第1壁に向けて延びたことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3の記載において、
    前記補強部材は、前記固定部と前記第1の部分との間に設けられてスピーカが載置されたスピーカ保持部を有し、このスピーカ保持部は、前記第2壁に沿って板状に延びて前記固定部と前記第1の部分との間を繋ぎ、前記第1の部分は、前記第1の筐体の中を板状に延び、前記第2の部分が前記第1の部分及び前記スピーカ保持部を介して前記固定部に支持されたことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1の記載において、
    前記補強部材は、前記第2の部分の端部から前記第1の筐体内側に延び、前記キーボードとは反対側から前記支持壁の端部を支持した壁支持部を有したことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5の記載において、
    前記支持壁の端部は、前記壁支持部にねじ止めされたことを特徴とする電子機器。
  7. キーボードと、
    開口部が設けられ、前記キーボードに少なくとも一部が覆われた支持壁を含む第1の筐体と、
    第2の筐体と連結されたヒンジと、
    前記第1の筐体に収容され、前記ヒンジが固定された固定部と、前記キーボードとは反対側から前記開口部に挿入されて前記支持壁とは異なる位置で前記キーボードを支持可能な部分とを備えた補強部材と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7の記載において、
    前記第1の筐体に収容された冷却装置を備え、
    前記補強部材の一部は、前記キーボードと前記冷却装置との間に延びた部分を有し、この部分の少なくとも一部は前記開口部に挿入され、前記冷却装置との間に隙間を空けたことを特徴とする電子機器。
  9. キーボードと、
    開口部が設けられ、前記キーボードが載置された支持壁を含む筐体と、
    前記筐体内に少なくとも一部が収容され、外部部品と接続される接続部品と、
    前記筐体に収容され、前記キーボードとは反対側から前記開口部に挿入され、前記支持壁の表面と略同一平面上に位置して前記キーボードに対向した表面を有し、前記キーボードが載置された部分と、前記接続部品が支持された支持部と、を備えた補強部材と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  10. キーボードと、
    開口部が設けられ、前記キーボードが載置された支持壁を含む筐体と、
    前記筐体に収容され、前記キーボードとは反対側から前記開口部に挿入され、前記支持壁の表面と略同一平面上に位置して前記キーボードに対向した表面を有し、前記キーボードが載置された部分を備えた補強部材と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
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